始めに:【換算表つき】TOEFLをTOEIC・英検・IELTS等の英語試験と比較!違いを徹底解説!
英検合格に特化した
鬼管理英語塾を運営しております
代表の菅澤です!
鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は【換算表つき】TOEFLをTOEIC・英検・IELTS等の英語試験と比較!違いを徹底解説!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
TOEFLのレベル比較
TOEFLの種類別のスコア換算表
TOEFL試験には様々な種類があり、それぞれ異なる特性があります。現在、日本で実施されている主要なTOEFL試験は、インターネットベースのTOEFL iBTと、より伝統的な形式であるTOEFL ITPです。以前に提供されていた紙ベースのTOEFL PBTやコンピューターベースのTOEFL CBTは、新しい形式への移行により、もはや日本では利用できません。
以下は、現在日本で受験可能なTOEFLの種類別のスコア換算表です。
TOEFL iBT | TOEFL ITP | TOEFL Junior | TOEFL Primary (Step 2) |
---|---|---|---|
111~120 | 640~677 | – | – |
100~110 | 600~639 | – | – |
90~99 | 577~599 | 845~900 | – |
79~89 | 550~576 | 845~900 | – |
71~78 | 527~549 | 845~900 | – |
61~70 | 500~526 | 785~840 | 228~230 |
51~60 | 467~499 | 785~840 | 228~230 |
41~50 | 437~466 | 785~840 | 228~230 |
31~40 | 397~433 | 730~784 | 214~227 |
0~30 | 310~396 | 600~729 | 200~213 |
TOEFL iBTを受験し、例えばスコアが100~110の範囲であれば、これはTOEFL ITPで600点を取得した場合と同等の英語能力を示しています。この換算は、受験者がどの程度の英語力を持っているかを把握するのに役立ちます。
また、若年層を対象にしたTOEFL JuniorやTOEFL Primaryも存在します。これらは小学生や中高生向けに設計されており、問題は比較的簡単です。しかし、より高度な英語能力を証明したい場合は、TOEFL iBTまたはTOEFL ITPの受験を考慮すべきです。
これらの情報は、TOEFLを受験する際の判断材料として重要です。英語力のレベルを正確に評価し、適切な試験を選択することが求められます。
TOEFL試験には特定のバージョンで最低点数が0でない場合があることを知っておくことが重要です。
例えば、TOEFL ITPの最低スコアは310点、TOEFL Primaryの場合は200点となっています。
これは、これらのテストのスコアレンジが設定されているためで、特に英語を学び始めたばかりの受験者にとっては、スコアの意味を誤解しやすいポイントです。
TOEFLとその他の英語試験のレベル比較
TOEFL iBT | TOEFL ITP | TOEIC | IELTS | 英検 |
---|---|---|---|---|
111~120 | 640~677 | ー | 8.5~9.0 | ー |
100~110 | 600~639 | 880~990 | 7.5~8.5 | ー |
90~99 | 577~599 | 800~879 | 6.5~7.5 | 1級 |
79~89 | 550~576 | 730~799 | 6.5 | 準1級 |
71~78 | 527~549 | 665~729 | 6.0 | 準1級 |
61~70 | 500~526 | 590~664 | 6.0 | 準1級 |
51~60 | 467~499 | 490~589 | 5.5 | 2級 |
41~50 | 437~466 | 410~489 | 5.0 | 2級 |
31~40 | 397~433 | 299~409 | 4.0~5.0 | 3級 |
0~30 | 310~396 | 0~298 | 1.0~4.0 | 3級 |
TOEFLのスコアを元に他の英語評価試験へのチャレンジを考えている方々にとって、各試験間のスコア換算表が非常に役立ちます。これは、特に日本で広く認知されている英検やTOEICといった試験に対する理解を深めるのに有効です。
TOEFLの最高得点を獲得することは、他の試験の満点を取ることに比べて格段に難しいとされています。この情報は、試験ごとの難易度を比較する上で重要な指標となります。例えば、TOEICや英検1級の満点は、それぞれの試験の形式や評価基準が異なるため、直接的な比較は困難ですが、TOEFLで高得点を取ることの難しさが、他の試験と比較して理解されるようになります。
このようなスコア比較は、文部科学省のウェブサイトなどに公開されており、英語の学習者や受験者にとって有用な情報源です。これらの資料を利用することで、受験者は自身の英語力を適切に評価し、どの英語試験が自身の能力を最も正確に反映するかを選択する手助けを受けることができます。
TOEFLやIELTSのような点数制の英語試験は、受験することで自身の現在の英語力の水準を具体的なスコアで示すことができます。これに対して、英検のような級位を用いる試験は、合格しない限りその級が証明する英語力を認定されないため、スコアが英語力を直接反映しないという点で異なります。
たとえば、TOEFLでは点数が高ければ高いほど、受験者の英語能力が高いことを直接示しますが、英検では合格するかどうかが重要です。例えば、準2級を受験しても、合格しなければそのレベルの英語力があるとは認められません。これは、英検においては試験に合格することが、その級の英語力を持っていることの証明となるからです。
必要なスコアや級位を満たせばほかの試験も突破できる?
スコアの比較表は、異なる英語試験間での能力レベルを理解するのに役立つツールですが、これらの表が示すスコアは必ずしも各個人に当てはまるわけではありません。多くの場合、文部科学省や各種英語学習サイトで提供されるこれらの比較表は、一般的なガイドラインとして機能しますが、個々の英語試験の体感的な難易度や試験ごとの問題の性質が異なるため、実際の結果は大きく異なる可能性があります。
例えば、ある受験者がTOEICで非常に高いスコアを獲得している場合、そのスコアは主にリスニングとリーディングの能力を反映しています。しかし、この受験者がTOEFL iBTやIELTSのように、ライティングやスピーキングも含まれる試験に挑戦した場合、それらのセクションの成績はTOEICのスコアからは予測できないため、全体として同じレベルのスコアを期待することはできません。
実際に多くの受験者が異なる試験で様々なスコアを獲得しており、特定の試験で得意とする部分と苦手とする部分が明らかになっています。これは、各試験のフォーマットや出題傾向が異なるためであり、受験者の個々の能力や試験準備の方法によっても影響されます。
そのため、スコアの比較表を使用する際には、それをあくまで参考程度に留め、自身の英語能力を正確に評価し、必要な対策を講じることが重要です。この理解は、英語の試験準備を進めるうえで、適切な試験選択や学習計画を立てる助けとなるでしょう。
スコア以外での英語試験比較
各英語試験の目的の違い
英語試験を選択する際には、各試験が持つ独自の目的を理解することが重要です。異なる英語試験はそれぞれ特定の使用目的や目標に合わせて設計されており、受験者はこれを踏まえた上で最適な選択を行う必要があります。
TOEFL iBT | 主に大学・大学院レベルのアカデミックな場面で必要とされる、英語運用能力を測定 |
---|---|
IELTS | 英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および米国を含む 英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を測定 |
TOEIC | 英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定 |
英検 (実用英語技能検定) | 日常生活からアカデミック、ビジネスまで、多岐にわたる分野の英語力を測定 |
GTEC | 現実に起こりうる状況や場面において、実際に英語でコミュニケーションをとることができる力の習熟度を、客観的な尺度で測定 |
ケンブリッジ英語検定 | 「実生活のさまざまな場面で、コミュニケーションのために英語をどのように使うことができるか」を適正に評価 |
TEAP | 大学教育で遭遇する語彙・場面・分野を想定したアカデミックな英語力を測定 |
TEAP CBT | グローバル×IT社会を牽引する思考力・判断力・表現力を測定 |
英語の評価試験は、その核となる目的が英語能力の証明である点では共通していますが、試験によってその使われ方や普及域に違いがあります。各試験は特定のニーズや地域に応じた設計がなされており、それぞれの試験が果たす役割は異なります。
たとえば、IELTSやTOEFLは国際的な教育や職業の場で広く認知されており、特に大学の入学資格や国際的な職場でのコミュニケーション能力の証明に利用されます。これに対し、英検やGTECのような試験は主に日本国内での教育や職業の場において英語力を評価するために使用されています。
このような背景から、受験者は自分の目的に合った試験を選択することが重要です。例えば、国際的なキャリアを目指す場合はIELTSやTOEFLが適している一方で、国内の大学進学や就職を考えている場合は英検がより関連性が高いかもしれません。
このため、英語試験を選択する際には、試験の国際的な認知度やその試験がどのような目的で設計されているかを理解し、それに基づいて最適な選択をすることが求められます。この理解は、目標達成に向けた効果的な準備と自己の英語力を正確に評価する上での基盤となるでしょう。
どの英語試験を受けるべきか迷ったら…
英語試験を選ぶ際は、その試験がどのような目的で使用されるかを考慮することが重要です。各試験は特定の要件を満たすために設計されており、受験者はこの点を理解して最も適切な選択をする必要があります。
例えば、留学を希望する場合、多くの国際的な大学ではTOEFLやIELTSのスコアが入学条件として求められています。これらの試験は国際的に認知されており、学生の英語コミュニケーション能力を広範囲に測るよう設計されています。
他方で、国内の大学や企業に必要な英語力を証明するためには、TOEICや英検がより関連性が高い場合があります。これらは日本国内での就職や進学において、特に重視されることが多いです。
このように、目的に応じて試験を選ぶことで、受験者は自身のキャリアや学習目標に直結する結果を得ることができます。たとえば、海外の大学に留学することを目指している学生がTOEFLやIELTSを選択すると、そのスコアは直接的に留学の扉を開く手助けとなります。
最終的に、英語試験はその使用目的に応じて選ぶべきであり、選択した試験が目標とする進路や職業で求められる英語能力の証明に適しているかどうかを検討することが肝心です。これにより、学習の効率が向上し、所望の目標達成に向けた明確な道筋が立てられるでしょう。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【換算表つき】TOEFLをTOEIC・英検・IELTS等の英語試験と比較!違いを徹底解説!
について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映