始めに:筑波大学に受かるには?
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代表の菅澤です!
筑波大学専門塾/予備校TSUKU-PASSアシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は
「筑波大学に受かるには?学群・学類別の受験難易度や偏差値、合格に向けての勉強ポイント3選をご紹介」というテーマで記事を書いていきます。
筑波大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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筑波大学が求める学生は?
筑波大学は「開かれた大学、学際融合・国際化への挑戦」をその基盤とし、多文化的かつ多様的な教育を追求している学府として知られています。この信念を背景に、我々の入学要件と選考基準(アドミッション・ポリシー)は次のように設定されています。
筑波大学は、自立して世界的に活躍できる人材を育成するため、本学の教育を受けるのに必要な基礎学力を有し、探究心旺盛で積極性・主体性に富む人材を受け入れます。
引用元:筑波大学 入学者受入れ方針(アドミッションポリシー)
言い換えれば、ただ単に優れた学力を持つ者ではなく、積極的に学びに取り組む人物を対象としています。
また、この入学基準は筑波大学全般に適用されるものであり、特定の学群で独自の選考ポリシーが存在する場合もあるので、詳細はウェブサイトで確認してください。
筑波大学・学部別の偏差値
「マナビジョン」というBenesseの進学・大学受験情報によれば、筑波大学の入試における偏差値は59から71の範囲で、共通テストの得点率は67%から85%です。次に、各学部での偏差値についてのデータが続きます。
学部 | 偏差値 |
人文・文化学群 | 64~68 |
社会・国際学群 | 67~68 |
人間学群 | 66~71 |
情報学群 | 63~64 |
理工学群 | 63~65 |
医学群 | 医学類(70) 看護学類(59) 医療科学類(60) |
体育専門学群 | 63 |
生命環境学群 | 62~65 |
芸術専門学群 | 59~63 |
総合選抜文系 | 66 |
総合選抜理系Ⅰ | 63 |
総合選抜理系Ⅱ | 63 |
総合選抜理系Ⅲ | 62 |
筑波大学の入試概要
筑波大学では、各学群や学類に応じて入試の偏差値がかなり異なるため、自分が志望する学部・専攻で何点取るべきかを事前に理解しておく重要性があります。
以下で、筑波大学の入学試験について、資格要件やテスト科目、合格基準などの主要な情報を提供します。
筑波大学入試
受験資格について
筑波大学が設定している受験資格は次のようになっています。特に、「6つの要件」に関する詳細は入学者選抜要項で明記されているため、該当するか否かをチェックしておくとよいでしょう。
1.高等学校又は中等教育学校を卒業した者、および入学年の3月卒業見込みの者。
2.通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および入学年の3月までに修了見込みの者。
3.学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、本学が設定した6つの要件のいずれかに該当する者、および入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者。
引用元:筑波大学 入学者選抜要項
筑波大学入試
学群・学類ごとの試験科目や配点は?
以下に筑波大学の各学群・学類における試験科目と配点を示します。この部分では、2023年度の個別学力検査の前期日程の試験科目等に焦点を当てて説明いたします。
筑波大学の総合選抜
この入試方法は令和3年度から採用されています。総合選抜・総合学域群に進学する学生は、1年目が終わった時点で、自分の希望や成績に基づき、2年目以降の学類や専門学群が確定します。
総合選抜には、文系、理系Ⅰ、理系Ⅱ、理系Ⅲといったカテゴリーがあります。これらのカテゴリーごとに二次試験の科目は次のように設定されています。
<文系>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語 | 現代文B、古典B | 500 |
地歴、公民、数学(1教科選択)*事前選択 | 世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | 500 |
倫理 | ||
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 500 |
<理系Ⅰ>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理は必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 500 |
<理系Ⅱ>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 500 |
<理系Ⅲ>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 600 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 400 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 500 |
筑波大学の人文・文化学群
日本語・日本文化学類に関しては、人文・文化学群内で前期・後期日程による募集は行われていません。この学類を志望する際には、総合選抜の試験を受けることが必須です。
<人間学類(前期)><比較文化学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語 | 現代文B、古典B | 600*比較文化学類は400点 |
地歴、公民(1教科選択) | 世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | 600*比較文化学類は400点 |
倫理 | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 600*比較文化学類は400点 |
筑波大学の社会・国際学群
学類ごとに試験科目が違うため、社会・国際学群においては、以下で各学類の試験科目を確認することが重要です。
<社会学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語、地歴、数学(事前に1教科選択) | 現代文B・古典B | 400 |
世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | ||
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B | ||
外国語 | 英語 | 400 |
<国際総合学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
地歴、数学(事前に1教科選択) | 世界史B、日本史B、地理Bから1つ選択 | 400 |
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学Bから1つ選択 | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 400 |
筑波大学の人間学群(前期)
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語、地歴、公民、数学、理科(事前に1教科選択) | 現代文B、古典B | 250 |
世界史B、日本史B、地理B から1つ選択 | ||
倫理 | ||
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B*障害科学類は、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学Bから1つ選択 | ||
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | ||
外国語 | 英語(教育学類のみ、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択) | 250 |
筑波大学の生命環境学群
学類別で試験科目に違いがあるので、生命環境学群については、以下で詳細を確認すると良いでしょう。
<生物学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 300 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 300 |
外国語 | 英語 | 300 |
<生物学類(後期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 300 |
理科、地歴 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学、地理Bから2つ選択 | 1科目150計300 |
外国語 | 英語 | 300 |
<地球学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 400 |
理科、地歴 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学、地理Bから2つ選択 | 1科目200計400 |
外国語 | 英語 | 300 |
筑波大学の理工学群
理工学群においても、各学類で試験科目が異なるケースがあります。以下でそれぞれの詳細をチェックすることが重要です。
<数学類、物理学類、工学システム学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理は必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 500 |
<化学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 化学基礎・化学は必須、物理基礎・物理、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 500 |
<応用理工学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
理科 | 物理基礎・物理は必須、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語から1つ選択*事前選択 | 500 |
<社会工学類(前期)>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語から1つ選択*事前選択 | 500 |
筑波大学の情報学群
情報学群では各学類で試験科目が違う場合があります。その詳細は以下で見てください。特に、知識情報・図書館学類については、前期日程は設けられておらず、後期日程だけが存在します。
<情報科学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 700 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 | 500 |
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語、中国語から1つ選択*事前選択 | 400 |
<情報メディア創成学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 400 |
外国語 | 、中国語から1つ選択*事前選択 | 400 |
筑波大学の医学群
医学群においては、どの学類でも個別の面接が実施されるので、その詳細は以下でチェックすることが重要です。
<医学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 300 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ選択 | 300 |
外国語 | 英語 | 300 |
その他 | 適性試験(1)筆記試験により、適応力や学習意欲、人間性などを評価する。適性試験(2)個別面接により、医学を志向する動機、修学の継続力、適性、感性、社会的適応力など総合的な人間性について評価する。 | 適性試験(1):300適性試験(2):200 |
<看護学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
国語、理科から1教科選択*事前選択 | 現代文B | 200 |
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1つ選択 | ||
外国語 | 英語、ドイツ語、フランス語から1つ選択*事前選択 | 300 |
その他 | 個別面接(看護学を志向する動機、適性、感性、社会的適応力等について総合的に判断する。) | 300 |
<医療科学類>
教科など | 出題範囲 | 配点 |
数学 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B | 200 |
理科 | 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ選択 | 200 |
外国語 | 英語 | 200 |
その他 | 個別面接(医療を志向する動機、適性、感性、社会的適応力などについて総合的に判断する。) | 200 |
筑波大学の体育専門学群
教科など | 出題範囲 | 配点 |
実技*事前選択 | 実技①:18種目から1つ選択。当該種目に関する基礎および応用技能について評価実技②:18種目から1つ選択。おもに入学後の実技履修上の観点から、基礎技能を中心に評価する。 | 実技①:400実技②:200 |
保健体育理論に関する論述試験 | に関する基礎的学力および文章表現能力をみる。 | 100 |
筑波大学の芸術専門学群
教科など | 出題範囲 | 配点 |
実技*事前選択 | 次の科目の中から、午前1科目、午後1科目を選択する。午前:論述、鉛筆デッサン午後:論述(鑑賞またはデザイン構想)、デッサン(木炭または鉛筆)、平面構成、立体造形(手を含むモチーフの造形)、書 | 700 |
筑波大学入試
出願者数や倍率は?
筑波大学での出願者数と志願倍率については、以下のようになっています。
(2022年度の個別学力検査の前期日程におけるデータ)
学群 | 学類 | 出願者数 | 倍率 |
総合選抜 | 文系 | 424 | 3.3 |
理系Ⅰ | 440 | 2.9 | |
理系Ⅱ | 129 | 3.1 | |
理系Ⅲ | 283 | 3.1 | |
人文・文化学群 | 人文学類 | 153 | 3.4 |
比較文化学類 | 105 | 3.0 | |
日本語・日本文化学類 | – | – | |
社会・国際学群 | 社会学類 | 193 | 4.8 |
国際総合学類 | 140 | 3.9 | |
人間学群 | 教育学類 | 66 | 3.0 |
心理学類 | 122 | 4.7 | |
障害科学類 | 81 | 4.8 | |
生命環境学群 | 生物学類 | 47 | 2.8 |
生物資源学類 | 101 | 1.9 | |
地球学類 | 54 | 2.6 | |
理工学群 | 数学類 | 35 | 1.6 |
物理学類 | 82 | 4.1 | |
化学類 | 42 | 3.0 | |
応用理工学類 | 133 | 2.7 | |
工学システム学類 | 170 | 3.1 | |
社会工学類 | 238 | 4.0 | |
情報学群 | 情報科学類 | 126 | 2.9 |
情報メディア創成学類 | 71 | 3.4 | |
知識情報・図書館学類 | – | – | |
医学群 | 133 | 3.0 | |
医学類地域枠(全国) | 6 | 2.0 | |
医学類地域枠(茨城) | 30 | 2.0 | |
看護学類 | 91 | 2.3 | |
医療科学類 | 36 | 2.4 | |
体育専門学群 | − | 472 | 3.4 |
芸術専門学群 | − | 138 | 2.8 |
出典:筑波大学 令和4年度入試実施結果
筑波大学合格に向けた勉強方法
ポイント4選
筑波大学を目指す受験生が最も気にする点は、「どのように勉強して合格を勝ち取るか」であると考えられます。この部分で、筑波大学への成功のための効果的なアプローチや要点を解説します。
①筑波大学に入るには?
筑波大学の入学試験は、その一部の学群が旧帝大と同じく高い難易度を有していることを反映して、極めてレベルが高いものです。特に、「短文で説明せよ」といった形式の問題や自由形式の英語作文が出題されるなど、各科目で文章力が求められます。これは単に知識を暗記するのではなく、その知識を実際に活用できるかどうかを試すものです。よって、ただ学ぶだけでなく、知識の応用力や活用力もしっかりと身につける必要があると言えるでしょう。
さらに、志望する学群・学類に応じて特定の科目が重視される場合が多いので、その科目に対する対策は特に優先して行うべきです。例えば、もし数学が苦手であれば、入学試験が行われる前の早い段階から、その対策を始めるべきです。
総じて、筑波大学の入学試験では、各科目において知識の応用と活用が重視され、特に志望学群・学類で要求される科目には特別な注意が必要です。早い段階から計画的に対策を練ることで、より確実な合格へとつながるでしょう。
②筑波大学受験期はどう過ごす?
筑波大学への合格は、試験の1年前からの時間の使い方に大きく依存します。短期的な計画だけでなく、長期にわたる計画もしっかりと考慮することが推奨されます。
それぞれの季節で重視すべき事項を以下にご覧いただき、計画を練る際の参考にしてください。
・春(4〜6月):春は基礎力を強化する時期です。応用のスキルが求められる前に、基本にしっかりと目を向けて学ぶ必要があります。
・夏(7〜9月):夏休みは勉強に没頭できる貴重な時間です。春に気づいた弱点や不明点をこの時期に克服して、秋以降をスムーズに過ごせるようにしましょう。
・秋(10〜12月):共通テストの準備を怠らないようにしましょう。誤りを極力減らし、全問解答できるよう練習が必要です。
・冬(1月〜):個々の試験に特化した準備を行う時期です。筑波大学の問題傾向を把握するために、過去の問題や高度な演習問題を解いておくと良いでしょう。この期間は時間管理の訓練にも役立ちます。
③筑波大学合格のための勉強法
以下に示されているのは、各教科で注目すべき学習の要点です。
・英語:英作文1題と長文問題2題が合計で3題となっています。3題目の英作文は長文と連動しているため、多くの長文読解の訓練が必要です。自由英作文については、学校や予備校の教員に何度も添削を依頼することが良いでしょう。
・国語:先生のチェックを受けて記述力を向上させることが推奨されます、特に「簡潔な」表現が要求される場合も多いので、語彙力をも充実させるべきです。古文においては和歌、漢文では白文が問われることが多い傾向です。
・数学:文系数学の困難度はそれほど高くありませんので、大学入試共通テストの対策で十分です。一方で、理系数学では計算が多い問題や証明が求められる問題が毎年登場します。数Ⅲの内容が多く出るため、特定の箇所に集中して学習するのも効果的です。
・社会:日本史、世界史、地理それぞれに論述式の問題が出ることが一般的です。世界史では特に中世以降がよく出ますし、地理では地形図に関する問題が多く出題されます。一方で、日本史の場合は問題の範囲が広いため、全範囲にわたる学習が求められます。
・理科:物理、化学、生物、地学の各科目では、基本的な理解がテストされる傾向にあります。これらの科目では、計算、記述、論述など多様な形式の問題が出るため、知識をうまく活用する能力が重要です。特に論述式の問題で差をつけることが可能なので、過去の問題集を使って事前に慣れておくとよいでしょう。
予備校で勉強するなら…
④筑波大学受験
予備校で勉強するなら…
単に予備校で講義を受けているだけでは、しばしば実用的なスキルが伸び悩む場合があります。特に、大人数のクラスに参加している場合、自分がしっかり理解できていると錯覚する可能性が高いです。
筑波大学に入学するためには、自分が何に不足しているのかを明確にし、予備校の授業以外でも独自に知識を固定化し、実用的な能力を高めていくことが必要です。
最後に:筑波大学に合格をするには?
ここまで筑波大学の学群・学類別の受験難易度や偏差値、合格に向けての勉強ポイントについて見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が筑波大学では必要です。
そんな筑波大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、筑波大学専門塾/予備校TSUKU-PASSという塾を運営中。
もし少しでも「筑波大学に合格したい」と考える受験生は共に筑波大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を筑波大学専門塾/予備校TSUKU-PASSが応援します。
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本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映