始めに:【早稲田大学】人間科学部を3つの軸で解説!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【早稲田大学】人間科学部を3つの軸で解説!特徴や難易度などを紹介します!」
というテーマで記事を書いていきます。
早稲田大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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早稲田大学人間科学部
「人間科学部」と聞いてピンとこない方も多いでしょう。
この学部は、一般的な理解とは異なり、人間に関わる多角的な学問を扱います。具体的には、人間の創り出した文化や社会から、私たちが「人間」として何を意味するのかを探求する学問領域です。さらに、人間の身体の仕組みについても学びます。
早稲田大学の人間科学部は、「人間環境学科」「健康福祉学科」「人間情報学科」という3つの異なる分野に分かれています。それぞれの学科では、人間に関わる様々な側面を深く探究し、人間の理解を深めることを目的としています。
簡単に各学科の概要を紹介すると、以下のようになります。
人間環境学科
人間環境学科は、その名の通り、人間が生活する環境を幅広く研究する学科です。ただし、ここでいう「環境」とは、自然環境のことだけではなく、社会や文化など人間を取り巻くあらゆる側面を包括しています。
この学科では、心理学や社会学など人間に関する様々な学問が取り扱われます。
一見すると、文学部や社会科学部で学ぶ内容と重なる部分も多いですが、人間環境学科ではこれらを統合的に、人間とその環境との関わりという観点から探求します。
人間という複雑な存在を多角的に理解しようという熱意がある場合、この学科は非常に魅力的です。文学、歴史、文化、心理学、社会学などに興味があるなら、この学科はまさに理想的な選択肢になるでしょう。
健康福祉学科
早稲田大学の健康福祉学科は、福祉と医療の両面から専門知識と実践力を身につけることができるユニークな学科です。
この学科では、社会福祉の基本的な理論と実践技術を学びますが、それだけではありません。健康福祉学科のもう一つの魅力は、医療工学の分野を探求する機会があることです。
この学科は、福祉の分野で活躍する社会福祉士の資格取得を目指す学生にとって理想的な場所ですが、さらに医療技術に関する深い理解を得ることも可能です。
これにより、医療関係の職業に就く道も開けます。早稲田大学には医学部は存在しませんが、この学科を通じて医療分野に携わることを目指すことができます。
一部では、人間科学部が本来医学部に近い役割を果たすために設置されたのではないかという話もあります。これは公式な見解ではありませんが、医療と福祉の分野に関心がある人にとって、健康福祉学科は魅力的な選択肢となるでしょう。
特に、早稲田大学のような名門大学で、これらの分野に深く潜り込むことは、将来のキャリアにおいて大きなアドバンテージとなり得ます。
人間情報学科
早稲田大学の人間情報学科は、コンピュータ科学と人間の相互作用に焦点を当てた革新的な学科です。
この学科では、学生がコンピュータサイエンスの基本から、認知科学、人間工学、教育工学などの分野まで幅広く学びます。このアプローチは、一般的な理系学部の範疇を超え、技術と人間の関わりを深く探求します。
学科のカリキュラムは、コンピュータと人間の関係を掘り下げるための最新の理論と技術に焦点を当てています。学生は、コミュニケーション技術、人間の認知プロセス、人間中心のデザイン、教育における技術の利用など、さまざまな側面から学びます。
このような包括的な学びは、学生が現代社会で求められるスキルと知識を身につけるのに役立ちます。
さらに、人間情報学科の卒業生は就職市場で非常に有利です。彼らは、大学で学んだ知識とスキルを活かして、企業において即戦力として活躍できます。
コンピュータ技術の深い理解と人間中心のアプローチは、多くの業界で高く評価されています。
人間情報学科は、コンピュータと人間の関係性に興味を持ち、この分野でのキャリアを目指す学生にとって理想的な選択肢です。最先端の技術と人間の相互作用について深く学びたい方には、人間情報学科が最適な学習の場となるでしょう。
早稲田大学人間科学部の難易度
早稲田大学人間科学部の入試難易度に関するデータを見てみましょう。ここでは具体的な数値とその意味を解説します。
この学部の偏差値は「62.5~65.0」であり、早稲田大学内では相対的に低めの位置にあります。一般的に、他の早稲田の学部の偏差値は65以上が多いです。
しかし、2023年度の一般入試の倍率は「5.9倍」で、これは学部に対する関心の高さを示しています。倍率の高さは、比較的低めの偏差値を背景に、多くの受験生が早稲田大学入学のチャンスと捉えていることを反映しています。
早稲田大学人間科学部の志願者は、多くの場合、滑り止めとしてこの学部を選択していますが、その一方で、補欠合格者も多いことが知られています。このことから、入試においては、しっかりと準備をして競争に臨む必要があることが分かります。
偏差値が他の学部と比べて低いとはいえ、人間科学部の入試は簡単ではなく、競争率が高いため、適切な対策と準備が重要です。早稲田大学への進学を目指す受験生にとって、この学部は魅力的な選択肢の一つであり、入学を目指すには綿密な戦略が必要となります。
早稲田大学人間科学部を選ぶ時のポイント
早稲田大学人間科学部は、その比較的低い偏差値から、多くの受験生にとって併願校として選ばれることが多いです。
しかし、この選択をする際には、いくつかの重要な点を考慮する必要があります。
入学後に後悔しないためにも、以下に記述するポイントを検討し、慎重に大学を選んでください。これから各ポイントを詳しく解説していきます。
人間科学部の所沢キャンパスは埼玉県所沢市
人間科学部の所沢キャンパスは埼玉県所沢市
所沢キャンパスの立地に関して、早稲田大学の他キャンパスと比べて、いくつかの顕著な違いがあります。この違いは、所沢キャンパスを選ぶ際に重要な考慮事項となります。
まず、所沢キャンパスは埼玉県所沢市に位置しており、早稲田大学のメインキャンパスである早稲田キャンパス、戸山キャンパス、西早稲田キャンパスとは距離があります。これらのメインキャンパスは新宿区内に集中しており、アクセスが容易ですが、所沢キャンパスは西武池袋線の小手指駅からバスで約15分の距離にあり、新宿や池袋からのアクセスには時間と費用がかかります。
この立地により、所沢キャンパスの学生は他のキャンパスに比べて交通の利便性が低く、特にサークル活動や他のキャンパスでのイベントへの参加が難しくなる可能性があります。
所沢キャンパス周辺の環境も、主にコンビニがあるだけで、大学生活を楽しむための多様な施設は限られています。
所沢キャンパスを選択する場合、キャンパスライフや学生活動において一定の制約を受けることを理解し、準備する必要があります。交通の不便さや活動の制限を考慮し、それでも学びたい分野が所沢キャンパスでしか提供されていない場合には、その選択をすることが適切かもしれません。重要なのは、これらの条件をよく理解し、自分の大学生活の目標と照らし合わせて選択することです。
人間科学部は文系学部でも理系的な部分もある
人間科学部は文系学部でも理系的な部分もある
早稲田大学の人間科学部は、その名称から文系学部と思われがちです。この学部は、人間という複雑な存在についての総合的な理解を目指しています。
それには、社会科学の領域だけでなく、生態学や工学といった自然科学のアプローチも不可欠です。このように、学際的なアプローチがこの学部の特色となっており、それが理系的な色彩を強めています。
例えば、この学部で行われる研究の中には、文化人類学のような社会科学的なアプローチだけでなく、生物学的な視点や工学的な手法を取り入れたものもあります。受験科目に数学が選択できることも、この学部が理系的な要素を重視している証拠です。
実際、入学してみると、理系分野の講義や研究が多いことに驚くかもしれません。ですから、こうした学際的な学びに対応できるよう、事前に準備しておくことが重要です。
早稲田大学の人間科学部は、表面上は文系学部のように見えますが、その学びの内容は理系的な要素を多分に含んでいます。これは、人間という多面的なテーマを深く理解するためには、多角的な学問の融合が不可欠であることを示しています。このような特色を理解し、適切に準備することが、この学部での学びを豊かなものにする鍵です。
人間科学部は早稲田大学内で評価が低い
人間科学部は早稲田大学内で評価が低い
早稲田大学の人間科学部とスポーツ科学部は、他の学部と比較して偏差値が低い傾向にあります。このことから、大学内の一部で、これらの学部に対して評価が低いのが事実です。
具体的には、早稲田大学内では人間科学部やスポーツ科学部が他の学部に比べて偏差値が低いとされ、これが一部の人々によって特定の見方を形成する原因となっています。
実際に、これらの学部は、大学内で「所沢大学人間科学部」「所沢大学スポーツ科学部」と揶揄されることがあります。このような呼称は、大学内におけるこれらの学部の位置づけを風刺的に表しています。
しかしながら、このような見方は、早稲田大学の学部間での評価の違いに基づいており、必ずしも全員が同意するわけではありません。実際、多くの学生や教員は、各学部の特色や重要性を認識し、尊重しています。
早稲田大学内で人間科学部やスポーツ科学部が低く評価されているという見方は、あくまで一部の人々に限られたものであり、大学全体の意見を代表するものではありません。
早稲田大学人間科学部の効果的な攻略法
早稲田大学の人間科学部への入学を目指すにあたり、効果的な準備戦略を立てることが重要です。
この学部は、偏差値が特に高いわけではありませんが、多くの受験生が安全策として選ぶため、競争率は高くなっています。そのため、入学を目指す場合は、特定の教科に焦点を当てた綿密な対策が求められます。その方法を紹介していきます。
国語
早稲田大学人間科学部の国語試験を考えるとき、現代文と古典の両方に対する効果的な準備が重要です。
現代文では、特に論説文が多く出題されており、テーマは人間とその環境に関する現代的な問題に焦点を当てています。古典に関しては、古文と漢文の融合形式の問題が一般的です。特に、和歌が頻出するため、これらに対する理解を深めることが不可欠です。
具体的な対策としては、過去問の演習が最も重要です。現代文の問題は比較的短いため、時間を十分に活用して深い理解を目指すことが可能です。
古典の部分では、特に和歌や漢文に関する知識が求められます。これらは通常の学習範囲外であることが多いため、過去問に登場する傾向を把握し、対策することが重要です。また、文学史に関する知識問題も出題されることがあるため、基本的な知識を身につけておく必要があります。
早稲田大学人間科学部の国語試験では、現代文と古典の双方に対して均等な準備を行うことが重要です。これには、過去問の演習を中心に、テーマや形式に合わせた学習を行うことが求められます。こうした効果的な準備が、合格への道を開く鍵となるでしょう。
英語
早稲田大学人間科学部の英語試験への対策においては、効率的な時間配分と適切な練習方法が不可欠です。
試験では、読解問題に多くの時間を割きつつ、空所補充問題と誤文訂正問題にも適切な時間を配分することが求められます。これらの問題は、社会科学系のテーマや時事的な話題に基づいた英文で構成され、高度な理解とスピードが要求されます。
例えば、読解問題では、8分程度を1題あたりの目安とし、全体で約65分を使用します。空所補充や誤文訂正にはそれぞれ7~8分を割り当てると効果的です。
これらの問題では、文脈から正しい回答を導き出す能力が重要であり、単純な消去法では対応しきれない場合があります。したがって、正確な知識と理解が求められます。
具体的な対策としては、短文の要点を迅速に理解する能力を鍛えることが効果的です。
過去問の演習は最も実践的なトレーニング方法であり、加えて「やっておきたい英語長文300」や「速読英単語」などの教材を用いることもおすすめです。日々の練習で短文を速読する練習を行うことで、試験における時間的な制約にも対応できます。
早稲田大学人間科学部の英語試験においては、時間配分の工夫と適切なトレーニングが成功への鍵です。過去問の演習を中心に、効率的な読解能力と正確な知識を身につけることが、合格に向けた最良の戦略と言えるでしょう。
数学
早稲田大学人間科学部の数学試験に対する効果的な対策には、包括的な学習アプローチが必要です。
出題分野の多様性に対応するため、狙い撃ち的な学習よりも、数学の基本から応用に至るまで幅広い知識を身につけることが重要です。特に、確率、ベクトル、図形と方程式などの頻出分野には特に注意を払うべきです。
試験時間は60分で、5題の大問が出題されるため、問題ごとの時間配分にも注意が必要です。
マーク式の解答形式を取り入れることから、マーク式特有の解法の練習も必要となります。これは、共通テストなどの過去問題を通じて効果的にトレーニングすることができます。
対策方法としては、早稲田大学人間科学部の数学は特別変わった問題が出題されることは少ないため、標準的な教材での学習が有効です。
例えば、「基礎問精講」や「青チャート」を使用して、典型問題の解法を習得し、さらに「文系数学のプラチカ」のような応用問題を用いて、応用力を養うことが推奨されます。
早稲田大学人間科学部の数学試験では、広範な基本知識と応用力の強化が重要であり、様々なタイプの問題に対応できるように準備を進めることが求められます。このような準備は、試験での成功に直結するため、幅広い対策を進めることが合格への道を切り開く鍵となります。
社会科目
早稲田大学人間科学部の社会科目においては、日本史と世界史の総合的な理解が必要です。
試験は60分間で、5つの大問によって構成されており、各問題の対策には特定のアプローチが求められます。日本史においては、史料問題が頻出するため、日頃からの教科書や史料集の熟読が重要です。
また、世界史では、地域ごとの綿密な歴史の理解が求められます。これは、特定の地域だけでなく、アフリカや東南アジアのような、しばしば学習がおろそかになりがちな地域にも及びます。
具体的に、日本史の史料問題では、古文の知識が役立つことがあります。史料の読解力を養うためには、古文の学習を並行して行うことが効果的です。
一方、世界史においては、特定の地域だけではなく、幅広い地域の歴史に対する深い理解が求められます。例えば、マーチレベルの問題を解く能力があれば、この科目での合格は十分に可能です。
早稲田大学人間科学部の社会科目試験に対処するためには、日本史と世界史の両方において、広範囲にわたる知識と深い理解を身に付ける必要があります。これには、日常的な学習と、特定の地域や時代に限らない包括的な勉強が必要です。このような準備を通じて、試験において高い成績を達成することが可能になります。
早稲田大学人間科学部は、人間を多角的に分析・研究する学問領域を扱っています。
難易度の面では、早稲田大学内で比較的合格しやすいとされる学部ですが、選択する際にはいくつか注意すべき点があります。特に、英語の能力が合格には重要です。
具体的には、人間科学部は「人間」に関する深い洞察と幅広い視野を持つ学問を追求しています。このため、英語の理解力が学部の学習に直結しており、受験生にとっては英語力を鍛えることが不可欠です。
また、合格後の大学生活では、学部選択に伴ういくつかのデメリットにも適切に対応する必要があります。
しかし、これらのデメリットを適切に乗り越えれば、他の学部と同様に充実した大学生活を送ることが可能です。
実際に、人間科学部の学生は自分たちの学部に誇りを持ち、専門性の高い教育が就職活動にも強みとなっています。
早稲田大学人間科学部は、その独自の学問領域と比較的低い難易度、英語の重要性を理解し、適切に対策を立てることが成功の鍵となります。これらの点を踏まえ、受験勉強に取り組むことで、人間科学部での学びと大学生活を最大限に楽しむことができるでしょう。
最後に:早稲田大学に合格をするには?
ここまで早稲田大学人間科学部についてを見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が早稲田大学では必要です。
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と考える受験生のために現在、早稲田大学専門塾/予備校WASE-PASSという塾を運営中。
もし少しでも「早稲田大学に合格したい」と考える受験生は共に早稲田大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
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本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
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出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
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