始めに:早稲田大学の倍率
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【早稲田大学の倍率が高すぎる?】早稲田大学13学部の志願者と合格者を発表」というテーマで記事を書いていきます。
早稲田大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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早稲田大学の倍率の高さは?
早稲田大学の倍率は、過去20年間でかなり高い水準を保っています。例えば、政治経済学部では2001年の一般入試で800人の募集人員があったのに対し、2022年には300人に減少しています。この変化は、推薦入試の比率を増やした結果です。2022年の場合、推薦入試の合格者は450人で、共通テスト利用入試の50人を加えて全体の募集人員が800人となります。
また、入試改革の影響で、質を重視する傾向が強まっており、過去と比べて倍率は低下しています。このため、少人数で精緻な教育を提供する方針が増えています。現在でもいくつかの学部は高い倍率を維持していますが、驚くべきことに、予想外の学部で倍率が低下している例も見られます。
早稲田大学の13学部の倍率
以下では、早稲田大学内の13の学部について、志願者数や倍率、それぞれの学部の特徴について詳しくご紹介します。
早稲田大学 政治経済学部
2022年度
一般選抜 志願者数2,901人 合格者数699人 補欠合格199人 倍率3.4倍
共通テスト利用入試 志願者数4,872人 合格者数1,337人 倍率3.6倍
政治経済学部は年ごとに募集人員を削減しており、質重視の方針を持つ学部の1つです。政治経済学部は入試改革を進めており、ここ10年間で倍率はかなり低くなっています。しかし、偏差値は依然として高い水準を保っており、記念受験組が減少し、真剣に志望する学生のみが受験しています。
政治経済学部では推薦入試の割合が半数以上を占めており、これによって倍率の低さが反映されています。入試改革が新たであるため、今後の変動も考えられます。
早稲田大学 法学部
2022年度
一般選抜 志願者数4,709人 合格者数754人 倍率4.8倍
共通テスト利用入試 志願者数1,942人 合格者数550人 倍率3.5倍
法学部は政治経済学部よりも一般選抜の比率がやや高いため、その影響で倍率も比較的高めと言えます。過去10年間において、募集人員は350人と変わらず、倍率は5倍前後で安定しています。また、合格の最低点ラインもほぼ同じ水準です。このような安定感のある状況から、法学部は多くの学生にとって憧れの学部という印象を持っています。
早稲田大学 教育学部
2022年度
一般選抜 志願者数14,508人 合格者数1,885人 補欠合格248人 倍率6.3倍
共通テスト利用入試がない教育学部では、7つの学科と12の専修があり、それぞれに試験が行われます。文系と理系の間には偏差値の差があり、専修によっては倍率が10倍以上にもなる場合もあります。教育学部内でも、競争の激しさは専修によってまったく異なるのです。
近年、募集人員が減少し、推薦入試への枠が増えていますが、2022年度では合格者数が通常よりも増加したため、倍率が低下しており、志願者数も増加しています。
早稲田大学 商学部
2022年度
一般選抜 志願者数11,777人 合格者数1,140人 倍率9.3倍
過去15年間で商学部は、志願者数がこれまでで最も少ない状況にあります。ただし、合格者の数を適切に制限した結果、倍率は約9倍になっています。ここ数年は10倍を超える高い倍率が続いてきましたが、それ以前は7倍や8倍といった水準で推移しており、現在の倍率が9倍でもなお競争は激しいと言えます。
商学部内においては、倍率には入試の形式によって大きな差があります。具体的には、数学型の倍率は約6倍と比較的低い水準です。一方で、英語4技能テスト利用型では倍率が約9.7倍、地歴・公民型では約11.0倍と高い水準となっています。これにより、商学部内でも入試の形式が倍率に影響を及ぼしていることがわかります。
早稲田大学 社会学部
2022年度
一般選抜 志願者数9,166人 合格者数823人 補欠合格38人 倍率9.4倍
共通テスト利用入試 志願者数1,132人 合格者数305人 倍率3.7倍
社会科学部は、年々偏差値を上げて人気が高まっているとされていますが、倍率には変動があります。時折、2桁の倍率に達する時期と、9倍台にとどまる時期が交互に訪れます。現在は9倍台にとどまる傾向にあり、将来的には再び倍率が高まる可能性も考えられます。特に社会科学部の偏差値が上昇していることを踏まえると、今後の動向が注目されます。
一方、共通テスト利用入試においては、例年と比較して倍率が急減する現象が見られました。通常は5倍程度の倍率があるところ、一時は3倍台まで低下しました。この状況が2022年度に限定されるものなのか、それとも今後も続く傾向なのかは、来年の入試結果を見て判断する必要があります。
早稲田大学 国際教養学部
2022年度
一般選抜 志願者数1,521人 合格者数342人 補欠合格80人 倍率3.3倍
国際教養学部は、推薦入試の比率が非常に高く、一般選抜の割合は全体の約3割程度と少なめです。ただし、ここ2年間で一般選抜の枠が増加したため、倍率は3倍台前半と相対的に低い水準となっています。また、合格の最低点も以前は6割前半でしたが、現在は7割後半と大幅に引き上げられており、この急激な難易度の変化も倍率の低下要因として考えられるでしょう。
早稲田大学 文化構想学部
2022年度
一般選抜 志願者数11,942人 合格者数1,410人 倍率8.5倍
最近数年間で、文化構想学部の倍率が急激に上昇しており、今年も約8倍程度の水準ですが、それでも比較的安定した状態です。特に英語4技能テスト利用型の倍率は年々増加し、志願者も増えている傾向です。今後の動向によっては、一般選抜よりも英語4技能テスト利用型への人員割当が増える可能性もあり、倍率の変動が予測されます。
早稲田大学 文学部
2022年度
一般選抜 志願者数11,846人 合格者数1,243人 補欠合格189人 倍率7.6倍
文学部は過去の一定期間に比べて、一般選抜の募集枠が100人減少していますが、志願者数は大きく減少せず、むしろ2021年度以降は増加傾向にあり、早稲田文学部の強さが依然として感じられます。また、文学部でも英語4技能テスト利用型が導入され、この形式に対する志願者数は文化構想学部と同様に増加傾向を示しています。
早稲田大学 基幹理工学部
2022年度
一般選抜 志願者数4,544人 合格者数980人 補欠合格112人 倍率3.8倍
基幹理工学部は、過去10年間ほどにわたって志願者数が安定しており、約4,000人台を維持しています。一時的には5,000人台に到達したこともありました。倍率も4倍前後と比較的安定しています。この学部は学系ごとに入試を行っており、そのスタイルが続いています。学系Ⅲが特に人気があり、一方で学系Ⅰはやや人気が低めですが、全体的に見るとバランスが取れている状態です。
早稲田大学 創造理工学部
2022年度
一般選抜 志願者数3,112人 合格者数744人 補欠合格35人 倍率3.6倍
創造理工学部は基幹理工学部とは異なり、志願者数にわずかな変動があり、最近では減少傾向が見られます。この学部では5つの学科で入試が行われており、特に募集人員が多い総合機械工学科の倍率の低さが、全体の倍率に影響を与えた可能性が考えられます。
早稲田大学 先進理工学部
2022年度
一般選抜 志願者数4,067人 合格者数968人 倍率3.8倍
先進理工学部の倍率は安定傾向で、通常は4倍をわずかに下回ることが多く、2022年度も平均的な水準です。この学部は6つの学科に分かれており、特に高い倍率の学科がなく、どの学科も同じくらいの入りやすさを持っています。
早稲田大学 人間科学部
2022年度
一般選抜 志願者数5,689人 合格者数760人 倍率6.8倍
一般選抜(数学選抜) 志願者数485人 合格者数164人 倍率2.8倍
共通テスト利用入試 志願者数737人 合格者数260人 倍率2.8倍
人間科学部ではわずかに数学選抜や共通テスト利用入試の選択肢もありますが、主要な入試形式は一般選抜です。過去数年間では倍率は減少傾向にありますが、以前はだいたい6倍台で推移しており、人気が落ち着いたと見られる傾向があります。
早稲田大学 スポーツ科学部
2022年度
一般選抜 志願者数988人 合格者数223人 補欠合格91人 倍率2.7倍
共通テスト利用入試 志願者数806人 合格者数228人 倍率3.5倍
スポーツ科学部では、一般選抜の入試方法としては共通テストと小論文を組み合わせています。この入試方法は2回目の試行となり、前年と同じく2.7倍の倍率が維持されています。また、共通テスト利用入試は、共通テストのみで評価されるタイプと、共通テストに競技歴を加えたものに分かれています。このうち、共通テストのみを利用する方が4倍と倍率が比較的高くなっています。
早稲田大学の学部間の併願状況は?
早稲田大学の公式ウェブサイトを通じて、学部間併願状況を確認することができます。2022年度の学部間併願状況を見てみると、最も多かったのは文化構想学部と文学部の併願で、合計5,245人が該当しました。ただし、一般的には教育学部への併願が幅広く、商学部、社会科学部、文化構想学部、文学部でも4,000人台の併願が見受けられます。
特に商学部は入試形式が細かく分かれており、全てのタイプを合わせると5,302人となり、文化構想学部と文学部の併願者数を上回ります。政治経済学部では人気が高く、法学部との併願が796人、社会科学部との併願が743人となっています。しかし、商学部の数学タイプの併願者が685人というのが特筆すべき点です。要するに、数学を利用する文系学生は、主に政治経済学部と商学部の併願を選ぶ傾向があると言えるでしょう。
一方、理系学部を見てみると、理工系の3つの学部で、教育学部には300人台の併願者がいることが確認できます。
結論:早稲田大学の倍率は変動がある
早稲田大学の入学倍率は、推薦入試の影響を受けやすく、将来的な入試の改革によっては倍率に大きな変動が起こる可能性があります。したがって、倍率の低下は必ずしも学部の人気低下を意味せず、むしろ限られた数の優秀な学生が選ばれることで、質の高い学習環境が築かれている可能性があります。
大学の収容人数の制約が厳しくなる中で、多数の学生を受け入れる方法が制限され、多くの大学が質を重視し始めています。その中で、早稲田大学は進んだ立場からその方針を推し進めています。慶應義塾大学とは異なる独自のアプローチを入試に取り入れ、どのように新たな展開を図るかが注目されるポイントです。
最後に:早稲田大学に合格をするには?
ここまで早稲田大学の倍率や学部間の併願状況を見てきましたが…。
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