はじめに
こんにちは!
「鬼管理専門塾」という大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「【ここは受験するな!】東洋大学のお勧めしない入試方式・学部を徹底的に解説します!」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、東洋大学を目指す受験生ですか?
東洋大学を受けるに当たって、意外に知らない東洋大学の入試方式や入試の癖をお伝えできたらなと思います!東洋大学の逆転合格を狙いたい受験生は必見ですね。
今回の記事を読むと・・・
■東洋大学の合格しにくい学部・入試方式がわかります。
■東洋大学のことを全て理解することができます。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
東洋大学を受験するのにおすすめしない入試方式
東洋大学の入試方式は、
・共通テスト利用入試
・一般入試
前期入試 4教科型/3教科型/3教科ベスト2型
中期入試 3教科型/3教科ベスト2型
後期入試 3教科型/2教科型
・実技入試 ライフデザイン学科/人間環境デザイン学科
と、ありますが、結論から言うと、この中でお薦めしない入試方式は、
✅共通テスト利用試験
です。
理由と解説を稲葉先生、お願いします。
はい。
まず、共通テスト利用試験をお勧めしない理由は、
✅ボーダー得点率が高いこと
です。学部によって変わりますが、2022年の入試では文系学部で60~84%、理系学部で58~74%です。
皆さん、ご存じの通り、東洋大学は、ここ数年、人気に伴い偏差値も上昇傾向にあり、難化しています。
確かに!東洋大学はとても人気ありますよね。
そして、東洋大学の共通テスト試験試験は、国公立大及び早慶上智やGMARCHなどの難関私立大を目指す受験生が、合格を確保するため併願先に出願します。レベルの高い受験生が多いためボーダー得点率が高くなり、お薦めいたしません。84%となると、もはやGMARCHレベルです。
では、お薦めは一般入試ですね。
はい、
✅一般入試はこの入試になること
✅繰上合格があること
※繰上合格は共通テスト利用入試にもあり。
が、理由です。
東洋大学の一般入試は、学部別の入試が前期4教科型/3教科型/3教科ベスト2型 ・中期3教科型/3教科ベスト2型・後期3教科型/2教科型と、細かく設定されており、1つの学科でも受験する機会が多くあります。
※3教科ベスト2型・・3教科のうち高得点2教科で合否を決める
試験日が異なる場合、全ての入試と併願することができ、同一日程でも複数の学部学科を併願することができる細分化入試です。
なので、自分が受験する学部学科の日程や試験科目、自分の得意科目から、自分にとって有利になる受験方法を選んで受験すれば、合格の可能性はより広がります。
逆に言えば、入試方式の多様性により1つ1つの試験では合格者定数が少ないということで、それゆえ、東洋大学の入試は難しいとか、倍率が高いと言われています。過去問研究や各試験の倍率などを調べ、どう受験するか戦略を練る必要がありますね。
後期入試は3月5日に行われますが、基本、お薦めはしません。合格をつかみ取りたい受験生が集まりますが、募集人員が少なく、倍率が高くなる入試です。10倍を超える学部学科もあるので、2月の試験で合格を勝ち取ってしまいたいです。
次は「合格しにくい学部・学科」を紹介いたします。
【必見】合格しにくい学部・学科2選
1、国際系の学部・学科
まず、1つめの合格しにくい学部として国際系の学部・学科3選を紹介します。
✅国際学部
✅国際観光学部
✅文学部・国際文化コミュニケーション学科
この3つです。
どうしてこの国際系の学部・学科3選は入学しにくい学部なのでしょうか?
この国際系の3学部・学科が合格しにくい理由は
✅国際系の学部は人気が上昇していること
✅東洋大学の中で偏差値・倍率が高いこと
✅白山キャンパスにあること
が挙げられます。
確かに!
国際系学部は在学中に留学できることなどから、高校生に人気があります。コロナ禍で留学できない年もありましたが、今年は留学できている大学が多いです。東洋大学は、多種ある留学プログラムの実施は確定しておらず、最終的に大学で定めた海外への学生派遣基準により決定するとのことですが、対照となる学生には詳細を連絡したり、HPなどで知らせるとのことです。
社会の国際化に伴って、グローバルに活躍できる人材を育成する国際系の学部に憧れる人が増えているということですね。
偏差値ですが、
✅国際学部 偏差値58.2
✅国際観光学部 偏差値55.9
✅文学部・国際文化コミュニケーション学科 偏差値56.4
3学部・学科とも高いですね!GMARCHレベルです!!
立教大学の異文化コミュニケーション学部や関西学院大学の国際学部など、国際系の学部は人気があり、そのため偏差値も高く、レベルの高い争いになります。その併願先に東洋大学のこの3学部・学科が考えられますが、滑り止めとはいえない難易度です・・
白山キャンパスは都心(文京区)にあり、文系学部が集まっている東洋大学のメインキャンパスです。
文系の一部と理系の学部は赤羽(東京)、川越(埼玉)、板倉(群馬←2024年4月埼玉の朝霞に移転予定)にあり、やはりメインキャンパスの白山キャンパスが人気あります。
分かりました。2つめの紹介をお願いします。
2、経営学部
2つめの合格しにくい学部は経営学部です。
どうしてか理由の説明をお願いします。
結論から言うと経営学部が合格しにくい理由は
✅倍率が高いこと
✅白山キャンパスにあること
です。
経営学部も人気ある学部なのですね。
そうです、2022年の入試の倍率が前期入試で平均して5倍弱、中期入試は10倍前後が多く、なんと38倍になった試験の型もあります!!
偏差値も55.2と高く、やはりGMARCHに近いレベルと言っていいでしょう。
メインキャンパスの白山キャンパスにあるのも人気の理由の1つですね。
合格しにくい学部・学科を2選紹介しましたが、東洋大学の一般入試の問題の傾向や問題量は学部ごとの変動はなく共通です。
まず、基礎を固め、過去問演習でしっかり出題傾向を把握しましょう!様々な試験の型があるので、自分に有利な型を選び、合格のチャンスを増やしてください。
ここで、東洋大学を目指す受験生に耳より情報です!!
共通テスト利用入試前期日程と一般入試前期日程は、英語外部試験利用ができます。英語外部試験のスコアに応じて英語の得点を、共通テスト利用入試前期日程で160点・180点・200点、一般入試前期日程で80点・90点・100点に換算します!
例えば英検準1級であれば、他の大学、GMARCHでも受験に使うことができます。受験勉強を進めなながらも、ぜひ英検の取得にもチャレンジしてみてください。何度か受験して、より高い級やスコアを取得し、大学受験を有利にするのも戦略の1つです。
最後に、東洋大学が最近、難化していることは分かってもらえたと思います。
もし、日東駒専狙いで確実に合格枠を取りたい受験生は駒澤大学・専修大学を優先して受験するものありかもしれません。日東駒専は2月初め~中旬に受験日が来るので、入試日程をうまく組むことが大事です。
まとめ
注意するべき入試方式は
✅共通テスト利用入試
特に注意点がある学部・学科はそれぞれ
✅国際系の学部・学科3選
✅経営学部
でした!
ぜひ今回紹介した情報を踏まえて、
戦略的な受験対策を行ってください!
では、本日はこれで終わります。