
菅澤さん、香川高専(香川高等専門学校)を受けようと思っているんですけど、調べたら「高松キャンパス」と「詫間キャンパス」があって、学科も7つもあってどう選べばいいのか分からないんです。推薦と学力検査で配点も違うみたいで、正直混乱しています……

その混乱は香川高専志望の受験生に共通するものだね。香川高専は2009年に高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校が統合してできた学校で、今も高松キャンパス(4学科)と詫間キャンパス(3学科)の2キャンパス制が続いている。この記事では、①香川高専とはどんな学校か(2キャンパス7学科の構成・偏差値) → ②入試制度と配点(推薦選抜165点満点・学力検査770点満点の内訳) → ③倍率の3年推移(7学科×推薦/学力を公式データで) → ④卒業後の進路(就職と大学編入・専攻科進学の内訳) → ⑤年間の対策戦略ロードマップ の順で、香川高専公式サイトの学生募集要項・出願状況・進路状況だけを一次情報として整理する。読み終わる頃には「香川高専の入試で何を確認すべきか」が具体化できるはずだよ。
この記事は、香川高専をはじめとする難関校の受験指導・進学支援を専門に行う鬼管理専門塾が、香川高等専門学校公式サイトの学生募集要項・入学者選抜出願状況・卒業修了者の進路状況ページおよびみんなの高校情報等の実績データ(出典は各セクションに明記)をもとに、香川高専合格までの戦略、および入学後を見据えた進路設計を解説するものです。当塾は香川高等専門学校とは一切関係のない受験指導サービスであり、同校の名称は指導対象校として記載しているものです。それでは早速、本題に入ります。
目次
香川高専(香川高等専門学校)とは【高松4学科・詫間3学科の2キャンパス制・偏差値62/61】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 香川高等専門学校(通称: 香川高専) |
| 形態 | 国立・男女共学・5年制の高等専門学校(中学校卒業者が対象)。設置者は独立行政法人国立高等専門学校機構 |
| 沿革 | 1962年創設の高松工業高等専門学校と、1949年起源の詫間電波工業高等専門学校を、2009年に統合して設置 |
| 高松キャンパス | 香川県高松市勅使町355番地(JR鬼無駅)。創造基礎工学系=機械工学科・電気情報工学科・機械電子工学科・建設環境工学科(各定員40名・計160名) |
| 詫間キャンパス | 香川県三豊市詫間町香田551番地(JR詫間駅)。電子情報通信工学系=通信ネットワーク工学科・電子システム工学科・情報工学科(各定員40名・計120名) |
| 偏差値 | 高松キャンパス62(香川県内7位/108件・県内国立1位/7件)、詫間キャンパス61(香川県内12位/108件・県内国立5位/7件) |
香川高専(香川高等専門学校)は、2009年10月1日に高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校を高度化・再編して設置された、独立行政法人国立高等専門学校機構が運営する国立の高等専門学校です(出典: 香川高専公式サイト「沿革」ページ、2026年7月19日閲覧)。高松工業高等専門学校は1962年に機械工学科2学級・電気工学科1学級で創設され、詫間電波工業高等専門学校のルーツは1943年の官立無線電信講習所大阪支所にさかのぼります。2校が統合した現在も、キャンパスは高松・詫間の2つに分かれたままで、学科の集合体も「創造基礎工学系」(高松4学科)と「電子情報通信工学系」(詫間3学科)という名称で区分されています(出典: 同ページ)。つまり香川高専は1つの学校でありながら、実質的には通学圏も学科系統も異なる2つのキャンパスを持つという、他の単一キャンパス高専とは違う構造を理解しておく必要があります。
学科構成は、高松キャンパスが機械工学科・電気情報工学科・機械電子工学科・建設環境工学科の4学科(各定員40名・計160名)、詫間キャンパスが通信ネットワーク工学科・電子システム工学科・情報工学科の3学科(各定員40名・計120名)で、合計7学科・入学定員280名です(出典: 香川高専公式「令和8年度学生募集要項・入学案内」PDF、2026年7月19日閲覧)。偏差値はみんなの高校情報の集計で、高松キャンパスが62(香川県内108件中7位・県内国立7件中1位・全国8,642件中979位)、詫間キャンパスが61(香川県内108件中12位・県内国立7件中5位・全国8,642件中1146位)とされており、同じ香川高専でもキャンパスによって偏差値・順位がわずかに異なります(出典: みんなの高校情報、2026年7月19日閲覧)。
- 香川高専(高松7位・詫間12位): 2キャンパスで偏差値62/61・県内国立7件中では高松1位・詫間5位

同じ香川高専なのに、高松キャンパスと詫間キャンパスで偏差値が違うんですね。しかも学科の集合体にも「創造基礎工学系」「電子情報通信工学系」っていう名前が付いているのは知りませんでした。

そこが香川高専の最初のポイントだね。2009年の統合前は別々の学校だったから、今も学科の系統・通学キャンパス・偏差値がキャンパスごとに独立している。だから「香川高専に受かりたい」だけでなく、「高松と詫間、どちらのキャンパス・どの学科を第一志望にするか」を早い段階で固めておく必要があるんだよ。通学時間も学科によって大きく変わるからね。
📚 用語解説
高等専門学校(高専):中学校卒業者を対象に、5年間の一貫教育で技術者を養成する高等教育機関のこと。国立高専は独立行政法人国立高等専門学校機構が設置しており、卒業すると準学士と称することができ、就職のほか大学3年次への編入学や高専の専攻科進学という進路も選べます。普通科高校と違い、入学直後から実験・実習を含む専門教育が始まるのが特徴です。
📚 用語解説
2キャンパス制(創造基礎工学系/電子情報通信工学系):香川高専が2009年の統合時から維持している、学科の集合体を表す名称のこと。高松キャンパスの機械工学科・電気情報工学科・機械電子工学科・建設環境工学科をまとめて「創造基礎工学系」、詫間キャンパスの通信ネットワーク工学科・電子システム工学科・情報工学科をまとめて「電子情報通信工学系」と呼びます(出典: 香川高専公式サイト「沿革」ページ、2026年7月19日閲覧)。専攻科もキャンパスごとに「創造工学専攻」(高松)・「電子情報通信工学専攻」(詫間)に分かれています。
この段階でのアクションは明確です。まず高松キャンパス(偏差値62・4学科)と詫間キャンパス(偏差値61・3学科)のどちらが自宅から通学しやすいか、そしてどの学科系統(機械・電気系か、通信・情報系か)に興味があるかを早めに整理すること。7学科は出願の段階で決める必要があるため、次章で解説する推薦選抜・学力検査のどちらを軸に戦うかの検討とあわせて、志望学科・志望キャンパス選びも並行して進めましょう。
香川高専の入試制度【推薦選抜は165点満点・学力検査は770点満点】
| 選抜区分 | 志望学科の選び方 | 選抜方法と配点 | 令和8年度の検査日程 |
|---|---|---|---|
| 推薦による選抜 | 第1志望のみ選択可(両キャンパス7学科から) | 調査書「学習の記録」(中1〜3の9教科評定合計・135点満点)+面接(推薦書・調査書を資料に総合評価・30点満点)=165点満点 | 本試験: 検査日(面接)令和8年1月11日・合格発表1月15日 |
| 学力検査による選抜 | 第4志望まで選択可(両キャンパス7学科から) | マークシート方式の学力検査(国語・社会・数学・理科・英語の5教科×各100点=500点満点)+調査書(中2・3の9教科合計点を3倍・270点満点)=770点満点で総合評価(同点時は調査書点が高い方を優先) | 本試験: 検査日令和8年2月8日・合格発表2月13日 |
上の表は、香川高専公式サイトの「令和8年度学生募集要項・入学案内」PDFをもとに、選抜区分ごとの志望学科の選び方・配点・日程を整理したものです(出典: 香川高専公式サイト、2026年7月19日閲覧。配点・日程は令和8年度資料に基づくため、出願時は必ず最新の募集要項を確認してください)。木更津高専などの「評定の積」で内申点を計算する方式とは異なり、香川高専の配点は単純な加算方式である点が特徴です。推薦選抜は、在籍中学校長の推薦を前提に、中学1〜3年の9教科評定の単純合計(135点満点)と、推薦書・調査書を資料にした面接(30点満点)を合計した165点満点で評価されます。出願資格として、中学2・3年の9教科5段階評定合計が72以上、または5教科(国語・社会・数学・理科・英語)の評定合計が40以上であることが必要です(出典: 同PDF)。志望学科は第1志望のみを選ぶ一発勝負の仕組みである点にも注意が必要です。
一方の学力検査による選抜は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科をマークシート方式で実施し各教科100点、合計500点満点で採点します。これに中学2・3年の9教科評定合計を3倍した調査書点(270点満点)を加え、総計770点満点で合否を判定します。合格ライン上で同点者が出た場合は、調査書点の高い者から優先して選抜される仕組みです(出典: 同PDF)。学力検査による選抜では志望学科を第4志望まで選べるため、推薦選抜(第1志望のみ)よりも学科選びの柔軟性が高い点も、2つの選抜方式の大きな違いです。

木更津高専は評定を「掛け算」すると聞きましたが、香川高専はシンプルに足し算なんですね。でも学力検査は5教科500点、調査書は最大270点だと、当日の試験でどれくらい挽回できるものなんでしょうか?

いい質問だね。770点満点のうち調査書は最大270点(約35%)、学力検査は500点(約65%)を占める。つまり調査書点で多少出遅れても、学力検査で挽回できる余地は木更津高専の偏差値換算方式より見えやすい。ただし調査書は中2・3の2年分×9教科が対象だから、中2の時点から評定を意識しておくことが前提になる点は変わらないよ。
📚 用語解説
推薦選抜の配点(調査書135点+面接30点=165点満点):香川高専の推薦による選抜で使われる配点方式のこと。中学1〜3年の9教科の5段階評定をそのまま合計した「学習の記録」(135点満点)と、推薦書・調査書を資料にした面接(30点満点)を合計して165点満点で評価します(出典: 香川高専公式「令和8年度学生募集要項・入学案内」PDF、2026年7月19日閲覧)。出願には中学2・3年の9教科評定合計72以上、または5教科評定合計40以上という要件があります。
📚 用語解説
学力検査による選抜の配点(学力検査500点+調査書270点=770点満点):香川高専の学力検査による選抜で使われる配点方式のこと。国語・社会・数学・理科・英語の5教科をマークシート方式で実施し各100点・合計500点満点、これに中学2・3年の9教科評定合計を3倍した調査書点(270点満点)を加えた770点満点で評価します。合格ライン上の同点者は調査書点が高い方が優先されます(出典: 同PDF)。
この段階でのアクションは2つあります。1つ目は、中学2・3年の評定を教科ごとに書き出し、9教科合計・5教科合計の両方を試算して、推薦選抜の出願資格(9教科72以上または5教科40以上)を満たせるかを確認することです。2つ目は、学力検査による選抜が770点満点のうち65%を学力検査(500点)が占める配点である以上、5教科まんべんなく得点する力を、中学2年のうちから計画的に積み上げていくことです。
香川高専の倍率推移【7学科×推薦/学力の3年データ(令和6〜8年度)】
| 学科 | 推薦 R6(志願/倍率) | 推薦 R7(志願/倍率) | 推薦 R8(志願/倍率) |
|---|---|---|---|
| 機械工学科 | 11名 / 0.55倍 | 27名 / 1.35倍 | 22名 / 1.10倍 |
| 電気情報工学科 | 37名 / 1.85倍 | 32名 / 1.60倍 | 19名 / 0.95倍 |
| 機械電子工学科 | 19名 / 0.95倍 | 23名 / 1.15倍 | 23名 / 1.15倍 |
| 建設環境工学科 | 25名 / 1.25倍 | 24名 / 1.20倍 | 25名 / 1.25倍 |
| 通信ネットワーク工学科 | 17名 / 0.85倍 | 22名 / 1.10倍 | 19名 / 0.95倍 |
| 電子システム工学科 | 13名 / 0.65倍 | 21名 / 1.05倍 | 14名 / 0.70倍 |
| 情報工学科 | 38名 / 1.90倍 | 30名 / 1.50倍 | 32名 / 1.60倍 |
| 7学科合計 | 160名 / 1.14倍 | 179名 / 1.28倍 | 154名 / 1.10倍 |
上の表は、香川高専公式サイトの令和6・7・8年度「入学者選抜出願状況・結果」PDFに掲載されている推薦選抜の学科別志願者数・志願倍率をそのまま整理したものです(出典: 香川高専公式サイト、2026年7月19日閲覧。推薦の募集人員は各学科定員の50%以内=20名を基準に倍率が算出されています)。7学科合計の倍率は令和6年度1.14倍→令和7年度1.28倍→令和8年度1.10倍と推移しており、年度によって変動があります。学科別では、情報工学科が3年連続で7学科中トップまたはそれに近い倍率(1.50〜1.90倍)を維持している一方、電子システム工学科は3年とも7学科中最も低い水準(0.65〜1.05倍)にとどまっています。
| 学科 | 学力 R6(志願/倍率) | 学力 R7(志願/倍率) | 学力 R8(志願/倍率) |
|---|---|---|---|
| 機械工学科 | 28名 / 0.97倍 | 50名 / 2.50倍 | 24名 / 1.20倍 |
| 電気情報工学科 | 38名 / 1.90倍 | 37名 / 1.85倍 | 19名 / 0.90倍 |
| 機械電子工学科 | 35名 / 1.67倍 | 27名 / 1.35倍 | 24名 / 1.20倍 |
| 建設環境工学科 | 22名 / 1.10倍 | 20名 / 1.00倍 | 21名 / 1.05倍 |
| 通信ネットワーク工学科 | 17名 / 0.74倍 | 30名 / 1.50倍 | 15名 / 0.71倍 |
| 電子システム工学科 | 18名 / 0.67倍 | 28名 / 1.40倍 | 26名 / 1.00倍 |
| 情報工学科 | 46名 / 2.30倍 | 21名 / 1.05倍 | 46名 / 2.30倍 |
| 7学科合計 | 204名 / 1.28倍 | 213名 / 1.52倍 | 175名 / 1.18倍 |
学力検査による選抜(第1志望集計)は、7学科合計で令和6年度1.28倍→令和7年度1.52倍→令和8年度1.18倍と推移しています(出典: 同PDF)。注目すべきは情報工学科の変動幅で、令和6年度2.30倍→令和7年度1.05倍→令和8年度2.30倍と、1年で1倍以上動いています。逆に機械工学科は令和6年度0.97倍→令和7年度2.50倍(7学科中最高)→令和8年度1.20倍と、こちらも大きく変動しました。「情報工学科は毎年倍率が高い」「機械工学科は倍率が低い」といった単年データだけの思い込みは危険で、志望学科の倍率は必ず直近3年分を確認する必要があることが、このデータから読み取れます。

情報工学科の学力検査倍率が2.30倍→1.05倍→2.30倍って、ジェットコースターみたいですね……。来年度どうなるか、正直予想がつかない気がします。

そのとおりで、来年度の倍率を正確に予想するのは誰にもできない。だからこそ「去年の倍率が低かったから狙い目」のような単年思考ではなく、直近3年の推移を見て「変動が大きい学科かどうか」を把握したうえで、倍率に左右されない絶対的な学力(5教科の得点力と評定)を積み上げることが最優先になるんだよ。倍率はあくまで「出願段階の目安」であって、合格を保証するものではないからね。
📚 用語解説
出願倍率:出願者数を募集人員で割った数値のこと。実際に受験した人数や合格者数をもとにする「実質倍率」とは異なります。香川高専の公式資料は出願者数ベースの倍率を公表しており、本記事もこの公式出願倍率のみを使用しています(出典: 香川高専公式サイト、2026年7月19日閲覧)。
この段階でのアクションは、倍率のトレンドを「油断」にも「過度な不安」にもしないことです。具体的には、①志望学科の直近3年の倍率をすべて確認し、変動が大きい学科(情報工学科・機械工学科など)か、比較的安定している学科(建設環境工学科など)かを把握する、②倍率にかかわらず、推薦選抜の出願資格(9教科72以上または5教科40以上)と学力検査の得点力の両方を底上げしておく、の2つです。倍率データは「安心材料」ではなく「対策の優先順位を決める判断材料」として使いましょう。
香川高専卒業後の進路【2026年3月卒業版・就職160名超/大学編入・専攻科進学の内訳】
| 項目 | 高松キャンパス | 詫間キャンパス |
|---|---|---|
| 本科卒業者数(2026年3月) | 133名 | 117名 |
| 本科卒業者の就職 | 73名(県内28名・県外45名) | 73名(県内24名・県外49名) |
| 本科卒業者の進学 | 大学編入23名・専攻科進学31名(計54名) | 大学編入25名・専攻科進学14名(計39名) |
| 本科卒業者のその他 | 3名 | 5名 |
| 求人企業数 | (公式ページに記載なし) | 567社(卒業生117名に対して) |
| 専攻科修了者数(2026年3月) | 27名 | 13名 |
| 専攻科修了者の進路 | 就職14名(県内8・県外6)・大学院進学13名 | 就職12名(県内4・県外8)・大学院進学1名 |
上の表は、香川高専公式サイトの「卒業・修了者の進路状況」ページ(2026年3月卒業・修了者版)に掲載されている高松キャンパス・詫間キャンパスそれぞれのデータを整理したものです(出典: 香川高専公式サイト、2026年7月19日閲覧)。両キャンパスとも本科卒業者は就職と進学(大学編入+専攻科進学)がおよそ半々に分かれる構造で、高松キャンパスは進学(54名)がやや就職(73名)を下回る程度、詫間キャンパスは就職(73名)が進学(39名)を上回る構造です。とくに目を引くのが詫間キャンパスの求人企業数567社で、本科卒業生117名に対して非常に多くの企業から求人が寄せられていることが分かります(出典: 同ページ)。
進学の中身も高専ならではです。本科卒業者は大学の3年次への編入学と、校内の専攻科(2年制。高松キャンパスは創造工学専攻・詫間キャンパスは電子情報通信工学専攻)への進学という2つのルートを持ち、専攻科修了者はさらに大学院への進学という選択肢を持ちます。機械工学科の公式ページでは令和8年度現5年生の大学編入最新合格実績として豊橋技術科学大学2名・長岡技術科学大学1名・岡山大学1名・香川大学1名が、過去年度も長岡技術科学大学・豊橋技術科学大学・徳島大学・愛媛大学等の国立大学への編入が継続して確認できます(出典: 香川高専公式「機械工学科 本科卒業後の進路」ページ、2026年7月19日閲覧)。「高専を出たら就職しかない」というイメージとは異なり、就職・大学編入・専攻科進学・(専攻科修了後の)大学院進学という複数の選択肢を、入試の段階から見据えておくことが重要です。
- 本科卒業者 250名: 2026年3月卒業(高松133名・詫間117名)。両キャンパスの進路実績の土台

詫間キャンパスは求人企業数が567社もあるんですね。でも高松キャンパスは進学の方が多いみたいで、キャンパスによって卒業後の傾向が違うんですね。

そのとおりだよ。詫間キャンパスは通信・電子・情報系の3学科で、企業からの求人ニーズが特に厚い分野だからそういう傾向が出ていると考えられる。高松キャンパスは機械・電気・建設系で、大学編入や専攻科でさらに専門性を深めてから進路を決める学生が比較的多い。どちらが良い悪いではなく、志望学科によって卒業後の傾向が変わることを知ったうえで、5年間(専攻科進学ならプラス2年)の設計図を持って受験に臨むべきなんだよ。
📚 用語解説
大学3年次編入(編入学):高専の本科(5年間)を卒業した人などが、大学の3年次に入学する制度のこと。一般の大学入試(共通テスト・個別試験)とは別枠で、多くの国公私立大学の工学部等が高専卒業生を受け入れています。香川高専の機械工学科では、豊橋技術科学大学・長岡技術科学大学・岡山大学・香川大学・徳島大学・愛媛大学等への編入実績が公式ページで確認できます(出典: 香川高専公式「機械工学科 本科卒業後の進路」ページ、2026年7月19日閲覧)。
この段階でのアクションは、志望動機の解像度を上げることです。「ものづくりや情報技術に興味があるから香川高専」で止めず、①卒業後は就職と進学のどちらに関心があるか、②高松(機械・電気・建設系)と詫間(通信・電子・情報系)のどちらの分野に進みたいか、まで考えて志望理由を言語化しておきましょう。これは推薦選抜の面接(科目に関する口頭試問を含む)で自分の言葉で話すための準備にも直結します。
香川高専に合格する年間戦略ロードマップ【推薦と学力検査、両ルートの準備を並行する】
上のフローが香川高専対策の年間の型です。香川高専の入試で意識すべきなのは、推薦選抜(調査書135点+面接30点=165点満点、志望学科は第1志望のみ)と学力検査による選抜(学力検査500点+調査書270点=770点満点、志望学科は第4志望まで)という、評価の重み付けも志望学科の選び方も異なる2つのルートを、年間を通じて並行して育てる必要がある点です。調査書は中学2・3年の評定が対象になるため、中3になってから慌てても間に合いません。
- 春(中3の4〜6月) 基礎固め+志望キャンパス/学科の検討: 定期テスト・提出物で評定を積み上げ、高松/詫間のどちらを志望するか方向性を固める
- 夏(7〜8月) 5教科の応用演習+評定の底上げ: 学力検査500点満点分の得点力を伸ばしつつ、調査書に直結する評定も意識する
- 秋(9〜11月) 過去問+推薦出願の最終判断: 香川高専の過去問で形式に慣れ、推薦の出願資格を確認して面接練習へ
- 直前期(12〜2月) 本番形式の演習: 推薦1月中旬・学力2月上旬。公立入試よりやや早い仕上がりが必要

推薦と学力検査で配点も志望学科の選び方も違うから、両方の準備を並行するのは大変そうですね。しかも高松と詫間で学科の系統も違うから、志望校選びも一筋縄ではいかない気がします。

そうなんだ。だからこそ「なんとなく香川高専」ではなく、早い段階で①志望キャンパス・学科②推薦か学力検査かのルート③評定と学力検査、どちらの対策に時間を割くべきか、を整理しておくことが重要になる。この3つを自分だけで整理し続けるのは、多くの受験生にとって独学の最大の壁になるんだよ。
📚 用語解説
最寄り地等受験制度:国立高等専門学校機構が導入している、出願する高専に関係なく全国51の国立高専とその他の設置会場のどこでも学力検査を受験できる制度のこと。香川高専の場合、主たる検査会場は高松・詫間・岡山(岡山大学津島キャンパス)の3会場で、これ以外の会場を希望する場合は事前相談(令和8年度は1月15日まで)が必要です(出典: 香川高専公式「令和8年度学生募集要項・入学案内」PDF、2026年7月19日閲覧)。
この年間ロードマップを、推薦選抜と学力検査による選抜の両ルート・高松/詫間2キャンパス7学科という選択肢の広さに振り回されずに回し切れるかどうかが、多くの受験生にとっての課題になります。鬼管理香川高等専門学校塾(鬼管理専門塾)では、この4つの時期ごとにやるべきことを週次で進捗管理し、推薦・学力どちらのルートでも、また7学科のどこを志望していても戦えるようサポートしています。
香川高専は「普通の高校受験対策」では受からない
結論から先に言います。香川高専の合格を狙うなら、普通科高校向けの「普通の高校受験対策」のままでは正直厳しいと言わざるを得ません。
理由は、ここまで見てきたデータに表れています。香川高専は偏差値62(高松)・61(詫間)という難関でありながら、7学科・2キャンパスという構造から志望校選びの単位が普通科高校と大きく異なります。推薦選抜は調査書135点+面接30点の165点満点で志望学科は第1志望のみ、学力検査は学力検査500点+調査書270点の770点満点で志望学科は第4志望まで選べるという、配点も志望学科の選び方もルートごとに違う仕組みです。さらに倍率は情報工学科の学力検査が2.30倍→1.05倍→2.30倍と動くように学科・年度によって大きく変動し、単年データや「なんとなくの評判」で志望学科を決めるのは危険です。つまり「5教科均等・単一の志望校・単年の情報だけで判断」という一般的な高校受験の戦い方とは、配点の仕組みも志望校選びの単位も情報の使い方もズレているのです。このズレを埋められるかどうかが、そのまま合否に直結します。

2キャンパス7学科の中から志望校を選ぶのも、倍率の変動を読むのも、配点の仕組みを理解するのも全部自分ではハードルが高そうです。どんな対策方法を選べばいいんでしょうか?独学、映像授業、大手の塾……選択肢が多くて迷います。

いい質問だね。実はここで「独学」「映像授業・アプリ」「集団授業の大手塾・予備校」「一般的な個別指導塾」を順番に検討していくと、どれも同じ壁にぶつかることが分かる。1つずつ見ていこう。
① 授業で情報を得ても、行動が変わらなければ成績は上がらない ② 全員同じ指導は「偏差値50の指導」にとどまる ③ 週1回の指導では、授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典: 鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは2キャンパス7学科の情報整理と評定対策を両立できない
まず独学・参考書のみのケースです。「推薦は165点満点・学力検査は770点満点」という配点の存在を知ること自体はできても、そこから「志望キャンパス・学科をどう絞るか」「中2の評定を今学期どう積み上げるか」「情報工学科のように倍率が変動しやすい学科をどう判断するか」という日々の行動計画に落とし込み、7学科の中から志望学科まで並行して管理し続けるのは別問題です(限界①:情報を得ても行動が変わらなければ成績は上がらない)。独学には進捗を管理する第三者がいないため、評定対策と学力検査対策のどちらかが後回しになりがちです(限界③: 勉強が本人任せになる)。
映像授業・アプリだけでは高専仕様の配分に最適化できない
次に映像授業やアプリです。分かりやすく教えることには優れていますが、視聴して終わりで演習・定着確認までを自分で管理できなければ、行動は変わりません(限界①)。さらに多くの映像授業・アプリは公立高校入試向けの標準カリキュラムで設計されており、香川高専固有の770点満点(学力検査500点+調査書270点)の配点構造や、7学科の倍率の違いへの最適化は行われません。対策が「偏差値50相当」の平均的な内容にとどまりやすいのです(限界②: 全員同じ指導は偏差値50に収束する)。
集団授業の大手塾・予備校は公立入試向けカリキュラムが中心
集団授業中心の大手塾・予備校はどうでしょうか。カリキュラムは在籍する生徒全体の平均、すなわち地域の公立高校入試に合わせて組まれるため、香川高専の2キャンパス7学科という志望校選びの単位や、学科ごとの倍率差を踏まえた出願戦略には対応しないのが一般的です(限界②)。授業も週数コマが中心で、中2から始まる評定戦略や推薦選抜の面接対策といった「授業以外にやるべきこと」の管理までは持たないケースがほとんどです(限界③)。
一般的な個別指導塾でも週1〜2コマでは変化が遅い
最後に一般的な個別指導塾です。「個別」とはいえ、教材やカリキュラムが定型化されている塾では、香川高専の配点構造(推薦165点満点・学力検査770点満点)に合わせた対策や、7学科の倍率差を踏まえた出願戦略への対応は限定的で、結局は公立入試向けの一律指導に近い内容にとどまることがあります(限界②)。さらに授業自体が週1〜2コマ中心であることが多く、授業がない日の演習量や、定期テストごとの評定管理までは追い切れません(限界③)。推薦(1月中旬)・学力検査(2月上旬)と早いスケジュールで仕上げる必要がある香川高専志望では、この遅れが致命的になります。
- 独学・参考書のみ: 2キャンパス7学科の情報整理と評定対策の両立を、進捗管理者不在のまま続ける必要がある
- 映像授業・アプリ: 公立入試向けの標準カリキュラムで、香川高専固有の配点構造に最適化されない
- 集団授業の大手塾・予備校: 公立高校入試向けの進度が中心で、7学科の倍率差や志望校選びに対応しない
- 一般的な個別指導塾: 週1〜2コマ中心で、毎日の演習量と評定管理までは追い切れない
- 鬼管理専門塾: 倍率・配点データに基づき1日単位で行動まで管理する
つまり、独学・映像授業/アプリ・集団授業の大手塾・一般的な個別指導塾のいずれを選んでも、「①行動が変わらない」「②平均的な指導にとどまる」「③週1回では変化が遅い」という3つの限界のどれかに必ずぶつかります。2キャンパス7学科という志望校選びの複雑さと、推薦165点満点・学力検査770点満点という配点構造に対応しながら、日々の行動まで管理できるのは、この3つの限界を埋める仕組みを持つ鬼管理専門塾しかない、というのが実態です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、上で挙げた3つの限界をそれぞれ埋める仕組みで運営されています。ここでは、日々の学習管理から講師体制・コース展開・入会前の相談窓口まで、公式サイトで公開されている特徴を漏れなく整理します。
- 学習管理 ❶❷❸: 数値化した日次指示・個別行動プラン・毎日毎週の徹底管理

6つの特徴を、香川高専の2キャンパス7学科選びと、推薦165点・学力770点の対策へどう結びつけるんですか?

まず評定と5教科の現在地から推薦・学力の軸を決め、志望学科の3年倍率と早い試験日程を日別計画へ反映する。入学後の大学編入や専攻科進学まで見据えて計画を切り替えるよ。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
香川高専対策では、推薦165点と学力770点の配点、志望する高松・詫間キャンパスと7学科の過去倍率を踏まえ、教材名・問題数・時間・期限まで日別の数値へ落とし込みます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
現在の9教科評定、5教科得点、通学圏、興味のある技術分野、第1志望から第4志望までの学科候補を診断し、推薦・学力の個別行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
香川高専の模試と国立高専共通問題の演習結果を毎日の記録で追い、毎週の確認テストと再演習により、1月の推薦と2月の学力検査へ向けた定着度を検証します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師が推薦165点・学力770点の配点と7学科の倍率差を踏まえて指導し、その質は満足度アンケート回答1,524件で継続的に検証されています。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
香川高専受験では高校受験特化、入学後に大学3年次編入、専攻科進学、英語資格を準備する段階では大学・学部特化や英語資格の各コースを使い分けます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
LINEで評定表、模試答案、志望学科の候補を共有でき、Zoom無料説明会と資料請求で担当、料金、確認テスト、対象コース、返金保証の適用条件を入会前に確認できます。
補足|1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。「数学をやる」ではなく「数学の関数分野を15題、理科の計算問題を10題解く」のように、時間・場所・教材・目的まで5W1Hで定義したうえで、進捗をリアルタイムに確認します(出典: 鬼管理専門塾公式サイト「鬼管理」とはページ、2026年7月19日閲覧)。「今日やるべきこと」が数値で明確になるほど、受験生が何をすべきかで迷う時間はゼロに近づき、行動量そのものが積み上がっていきます。
この記事で示した香川高専の770点満点(学力検査500点+調査書270点)の配点も、「今日どの教科をどこまで伸ばすか」まで数値に落とし込んで初めて、実効性のある対策として機能します。
補足|生徒ごとの個別行動プラン
鬼管理専門塾の指導は、全員に同じ課題を与える一斉指導ではなく、生徒ごとの得意・不得意や志望校の配点に合わせて個別に行動プランを設計する方式です(出典: 同ページ)。同じ授業を同じペースで受ける指導では偏差値50付近に収束しやすいのに対し、個別設計は「他人と違う努力」を可能にします。
香川高専のように、2キャンパス7学科の中から志望校を選ぶ必要があり、推薦選抜と学力検査で配点も志望学科の選び方も異なる学校では、生徒ごとの状況に合わせた個別プランがあるかどうかが、対策効率を大きく左右します。
補足|毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
鬼管理専門塾は、1日単位の進捗確認に加えて、1週間単位でも確認テストを実施し、「できる・できない」を結果で評価します。テストで合格ラインを下回れば即座に追加課題を出し、計画のズレをその週のうちに軌道修正します(出典: 同ページ)。
推薦選抜1月中旬・学力検査2月上旬と公立入試よりやや早く仕上げる必要がある香川高専受験でも、この毎週の検証サイクルを繰り返すことで、模試や過去問演習の結果を翌週の対策にすぐ反映できます。
補足|採用率0.6%の専属講師陣
鬼管理専門塾の講師は、自身が難関大学に合格した実績を持ち、かつ鬼管理専門塾独自の難関基準審査に合格した者だけが採用されています。採用率は0.6%で、採用後の研修時点で不採用になることもある厳しい基準です(出典: 鬼管理専門塾公式サイト「講師紹介」ページ、2026年7月19日閲覧)。専属の科目以外の質問・対策には答えない専門特化の体制も取っており(出典: 同サイトFAQページ)、指導の質は入会生への満足度アンケート(回答数1,524件、出典: 同サイト「講師満足度アンケート」ページ)でも継続的に検証されています。
香川高専のように、2キャンパス7学科・2つの選抜方式と対策の変数が多い入試では、講師が受験の構造を正確に理解しているかどうかが、日々の行動プランの精度に直結します。
補足|大学受験〜英語資格まで専門コース展開
コースは大学受験対策(最難関私立・最難関国立・難関国立・難関私立の大学特化、医学部・歯学部・薬学部・看護学部の学部特化)、総合型選抜・推薦入試特化対策、英語資格対策(英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAP)、高校受験対策まで展開されています(出典: 鬼管理専門塾公式サイト「コース一覧」ページ、2026年7月19日閲覧)。
香川高専志望であれば、高校受験対策コースの中で評定戦略・学力検査対策・志望キャンパス/学科の選定といった香川高専受験固有のポイントに合わせたサポートを受けられます。また入学後に大学編入や専攻科進学を目指す段階でも、大学受験・英語資格の専門コースで継続的に活用できます。
補足|LINE質問対応+無料説明会・資料請求
質問対応はLINEで受け付けており、スマホ1台で完結します。入会前には、Zoomのビデオ通話で行う無料説明会(保護者の同席も可能)や資料請求で、指導内容を確認できます(出典: 同サイトFAQページ)。大学受験コースには1カ月返金保証制度もあり、実際に指導を受けたうえで合わないと感じた場合は返金を申し出ることができます(出典: 鬼管理専門塾公式サイト「1カ月返金保証制度」ページ、2026年7月19日閲覧。1カ月返金保証は大学受験コースが対象です)。
まずは無料説明会で、香川高専の志望キャンパス・学科・志望ルート(推薦選抜・学力検査による選抜)に合わせてどのような行動プランになるかを相談してみてください。
鬼管理専門塾の指導方針そのものは「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で、実際の合格実績は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
香川高専合格への戦略設計を無料説明会で相談できます
まとめ|香川高専合格への最短ルート
| この記事の要点 | 数字・結論 |
|---|---|
| 偏差値 | 高松キャンパス62(香川県内7位/108件・県内国立1位/7件)、詫間キャンパス61(県内12位/108件・県内国立5位/7件) |
| 学科構成 | 高松4学科(機械・電気情報・機械電子・建設環境)+詫間3学科(通信ネットワーク・電子システム・情報)の計7学科・入学定員280名 |
| 推薦選抜の配点 | 調査書「学習の記録」135点満点(9教科合計)+面接30点満点=165点満点。志望学科は第1志望のみ |
| 学力検査の配点 | 学力検査500点満点(5教科)+調査書270点満点(9教科合計×3)=770点満点。志望学科は第4志望まで |
| 倍率(令和8年度・7学科合計) | 推薦1.10倍・学力1.18倍(3年推移では情報工学科など学科によって大きく変動) |
| 卒業後 | 本科卒業者は就職と大学編入・専攻科進学がおよそ半々。詫間キャンパスは求人企業数567社 |
- 中2の評定に自信がある: 推薦選抜の出願資格(9教科72以上/5教科40以上)を試算し、面接対策を並行する
- 評定より学力検査に自信がある: 学力検査(5教科500点満点)の得点力を最優先で伸ばし、調査書も並行して積み上げる
- 高松キャンパスに興味がある: 機械・電気情報・機械電子・建設環境の4学科の倍率推移を確認し、通学時間も含めて検討する
- 詫間キャンパスに興味がある: 通信ネットワーク・電子システム・情報の3学科の倍率推移と求人実績567社を踏まえて検討する

結局、今すぐ決めるべきなのは推薦か学力か、それとも高松・詫間と7学科のどれを選ぶか、どちらが先ですか?

評定から推薦資格を先に判定しつつ、通学圏と興味でキャンパス・学科候補も同時に絞ろう。そのうえで直近3年の倍率を確認し、学力検査500点の対策を毎週進めれば両ルートを残せるよ。
香川高専は「香川県唯一の国立高専」という漠然としたイメージで挑む学校ではなく、2キャンパス7学科の構成・単純加算方式の配点(推薦165点満点・学力検査770点満点)・学科ごとに大きく変動する倍率まで、データで攻略ルートを設計できる学校です。まず自分の評定と得意教科から推薦・学力検査のどちらを軸にするかを見極め、志望キャンパス・学科の直近3年の倍率を確認し、770点満点のうち学力検査が65%を占める配点構造に合わせて5教科の得点力を積み上げ続ける。この記事で示した手順を一つずつ実行すれば、遠回りせずに合格レベルへ近づけます。一人で組み立てるのが難しいと感じたら、高専受験に対応した専門の指導を活用してください。
最後に、行動チェックリストを置いておきます。今日からできることばかりなので、上から順に一つずつ実行してみてください。全部にチェックが付いた時、あなたの香川高専受験は「なんとなく不安」から「やることが明確な計画」に変わっているはずです。
よくある質問
| よくある質問(ジャンル) | この記事での回答箇所 |
|---|---|
| 偏差値・学科構成 | Q1・Q3(詳細は「香川高専とは」の章を参照) |
| 入試方式・配点・出願資格 | Q4・Q5(詳細は「入試制度」の章を参照) |
| 倍率 | Q2(詳細は「倍率推移」の章を参照) |
| 卒業後の進路・キャンパス選び | Q6・Q7(詳細は「卒業後の進路」の章を参照) |
| 勉強法・塾選び | Q8(詳細は「年間戦略ロードマップ」「鬼管理専門塾の特徴」の章を参照) |
- 勉強法・塾選び: 年間戦略ロードマップ・鬼管理専門塾の特徴の章へ

偏差値や倍率だけでなく、推薦資格、7学科の選び方、卒業後の就職・編入まで一度に確認できますか?

できるよ。下の8問で偏差値62/61、令和8年度倍率、推薦165点・学力770点、2キャンパス7学科、求人567社と大学編入まで要点を確認しよう。
Q. 香川高専の偏差値はどのくらいですか?
A. みんなの高校情報の集計で、高松キャンパスが62(香川県内108件中7位・県内国立7件中1位・全国8,642件中979位)、詫間キャンパスが61(香川県内108件中12位・県内国立7件中5位・全国8,642件中1146位)とされています(出典: みんなの高校情報、2026年7月19日閲覧)。
Q. 香川高専の倍率はどのくらいですか?
A. 香川高専公式資料によると、令和8年度は推薦選抜が7学科合計で1.10倍、学力検査による選抜(第1志望集計)が1.18倍でした。学科別では情報工学科が推薦1.60倍・学力2.30倍と高い水準ですが、年度によって大きく変動するため、志望学科の直近3年分を必ず確認してください(出典: 香川高専公式サイト、2026年7月19日閲覧)。
Q. 香川高専にはどんな学科がありますか?
A. 高松キャンパスに機械工学科・電気情報工学科・機械電子工学科・建設環境工学科の4学科(創造基礎工学系)、詫間キャンパスに通信ネットワーク工学科・電子システム工学科・情報工学科の3学科(電子情報通信工学系)の合計7学科があり、各学科の入学定員は40名です(出典: 香川高専公式「令和8年度学生募集要項・入学案内」PDF、2026年7月19日閲覧)。
Q. 香川高専の入試にはどんな方式がありますか?
A. 推薦による選抜(調査書「学習の記録」135点満点+面接30点満点=165点満点。志望学科は第1志望のみ選択可)と、学力検査による選抜(5教科の学力検査500点満点+調査書270点満点=770点満点。志望学科は第4志望まで選択可)があります(出典: 香川高専公式「令和8年度学生募集要項・入学案内」PDF、2026年7月19日閲覧)。
Q. 香川高専の推薦選抜の出願資格は何ですか?
A. 中学2・3年における9教科の5段階評定の合計が72以上であること、または5教科(国語・社会・数学・理科・英語)の5段階評定の合計が40以上であることが必要です。加えて、本校入学の意志が特に強固であることなどの要件もあります(出典: 香川高専公式「令和8年度学生募集要項・入学案内」PDF、2026年7月19日閲覧)。
Q. 香川高専を卒業した後の進路はどうなりますか?
A. 2026年3月卒業版のデータでは、本科卒業者(高松133名・詫間117名)は就職と大学編入・専攻科進学がおよそ半々に分かれています。詫間キャンパスは求人企業数567社という実績があり、専攻科修了者はさらに大学院へ進学する例もあります(出典: 香川高専公式「卒業・修了者の進路状況」ページ、2026年7月19日閲覧)。
Q. 高松キャンパスと詫間キャンパス、どちらを選べばいいですか?
A. 一律の正解はありません。機械・電気・建設系に興味があれば高松キャンパス(4学科・偏差値62)、通信・電子・情報系に興味があれば詫間キャンパス(3学科・偏差値61)が候補になります。通学時間や、学力検査による選抜であれば第4志望まで選べる仕組みも踏まえ、興味・通学圏・倍率の3点から検討することをおすすめします。
Q. 香川高専は独学でも合格できますか?
A. カリキュラム設計・時間確保・自己分析・メンタル管理の4つを自力ででき、推薦(165点満点)と学力検査(770点満点)のどちらのルートでも通用する評定と学力を両立できるなら不可能ではありません。ただし推薦1月中旬・学力2月上旬という早い日程と、7学科の志望校選びを独力で管理する負荷は高めです。1つでも不安があれば、専門的な指導を検討する価値があります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




