
菅澤さん、国際基督教大学は「国際系の大学だから英語だけを伸ばせばよい」と思っていたのですが、ATLASという聞き慣れない試験もあります。人文・社会科学、数理・自然科学、面接利用のどれを選ぶかも分からず、普通の私大対策と同じ計画で大丈夫なのか不安です……。

その不安はもっともだよ。ICUの一般選抜は、全区分で総合教養【ATLAS】を使い、英語も単純な和訳・文法暗記ではなく「英語で考え、理解し、分析する力」を見る独自設計だ。この記事では、2027年度の公式概要、2026年度の選抜結果、31メジャーの学び、科目別対策、年間計画までを一本につなげよう。
国際基督教大学(International Christian University、以下ICU)は、教養学部アーツ・サイエンス学科の1学部1学科に31のメジャーを置く大学です。入学時に専門分野を固定せず、幅広く学んだうえで2年次の終わりにメジャーを選ぶ仕組みは、一般的な学部別入試とは考え方が大きく異なります。入試対策でも、知識を覚えるだけでなく、資料・講義・設問を結びつけて判断する力を育てなければなりません。
本記事は2026年7月21日時点のICU公式情報に基づきます。2027年度一般選抜の概要は公開済みですが、大学自身が「入学試験要項は10月下旬公開予定、詳細を必ず確認」と案内しています。したがって、未公表の細部を予想で補わず、確定している概要と前年度の2026年度結果を明確に分けて解説します。出願前には必ずICU公式の一般選抜ページと公開後の入学試験要項を再確認してください。
目次
国際基督教大学(ICU)は1学部1学科・31メジャーの大学
| 確認項目 | ICU公式情報 | 受験準備への意味 |
|---|---|---|
| 学部・学科 | 教養学部アーツ・サイエンス学科 | 入試時に学部別の専門を固定しない |
| メジャー | 31メジャー | 入学後に分野を横断して比較できる |
| 選択時期 | 2年次の終わり | 高校時点の興味を将来の専攻に固定しなくてよい |
| 履修の型 | メジャー/ダブルメジャー/メジャー・マイナー | 深さと分野横断の組み合わせを選べる |
| 教育の軸 | 日英バイリンガル、少人数・対話型、3学期制 | 英語と論理的対話の準備が重要 |
ICUの公式「数字で見るICU」は、1953年創立、学生数2,978人、53の国・地域、1学部1学科、31メジャーと案内しています(2026年7月21日閲覧)。学生数や国・地域数は更新され得る現在値なので、入学年度の最新値は公式ページで確認してください。大切なのは、入試で「法学部」「理学部」のように所属を決めるのではなく、全員が同じアーツ・サイエンス学科に入り、学びながら専門を決める点です。
31メジャーには、文学、哲学・宗教学、経済学、経営学、国際関係学、心理学、教育学、数学、物理学、化学、生物学、情報科学など、人文・社会・自然科学にまたがる分野があります。公式メジャーページでは、一つを深く学ぶ「メジャー」、二つを組み合わせる「ダブルメジャー」、主専攻と副専攻を組み合わせる「メジャー・マイナー」の3つの学修方法を示しています。名称だけでなく、各メジャーの必修・選択科目や卒業研究の方向をオープンキャンパスやシラバスで比較すると、志望理由が具体化します。

入学時に専門を決めなくてよいなら、「国際関係にも情報科学にも興味がある」という状態でも受験できるのですね。でも、志望理由が曖昧なままでもよいという意味ではありませんよね?

その通り。専門を未決定にできることと、学ぶ目的がないことは別だよ。「複数分野を比較し、どんな問いを深めたいか」を言葉にしよう。一般選抜のATLASにも、総合型選抜の書類・面接にも、その主体性がつながる。
📚 用語解説
リベラルアーツ:特定の専門だけを早期に狭く学ぶのではなく、人文・社会・自然科学を横断しながら、問いを立て、根拠を比較し、自分の考えを更新する学びです。ICUは幅広く学んだ後にメジャーを選ぶ制度と、少人数・対話型教育、日英バイリンガル教育を組み合わせています。
2027年度一般選抜は4区分|科目・日程・併願ルール
ここで示すのは2026年7月21日時点のICU公式「2027年度 一般選抜 概要」です。出願書類の形式、当日の注意事項、外部試験スコアの送付方法などは、公開後の入学試験要項を必ず確認してください。
| 区分 | 募集人員 | 第一次/筆記 | 第二次 |
|---|---|---|---|
| 人文・社会科学選択 | 110名 | 人文・社会科学/ATLAS/英語 | なし |
| 数理・自然科学選択 | 40名 | 数理・自然科学/ATLAS/英語 | なし |
| 日英バイリンガル面接利用 | 20名 | ATLAS/英語 | オンライン個人面接(日本語・英語) |
| 英語外部試験利用 | 10名 | ATLAS/英語外部試験公式スコア | オンライン個人面接(日本語) |
全4区分に共通するのは総合教養【ATLAS】です。人文・社会科学選択と数理・自然科学選択は、ATLAS80点、英語80点、選択領域80点の合計240点構成です。日英バイリンガル面接利用は第一次でATLASと英語を受け、通過者が日本語・英語のオンライン個人面接へ進みます。英語外部試験利用はATLASと指定された公式スコアで第一次選考を行い、第二次は日本語のオンライン個人面接です。
2027年度はWeb出願が2027年1月6日10時から1月19日23時59分まで、出願書類は1月20日当日消印有効(海外発送は必着)、筆記または第一次選考が2月6日です。人文・社会科学選択と数理・自然科学選択の合格発表は2月12日、入学手続締切は2月22日。面接利用2区分は第一次結果が2月12日、第二次選考が2月20日、最終合格発表が2月26日、入学手続締切が3月8日です。
併願は最大3区分まで可能ですが、「日英バイリンガル面接利用」と「英語外部試験利用」の組み合わせだけはできません。検定料は1区分30,000円、2区分40,000円、3区分50,000円で、別途Web出願システム手数料がかかります。区分を増やせば自動的に有利になるわけではありません。同じ2月6日に複数区分の科目を受ける可能性があるため、時間配分と科目負担を確認し、主軸を崩さない併願設計が必要です。

最大3区分なら全部に近い形で出した方が安心に見えます。でも、人文・社会科学と数理・自然科学の両方を準備すると、選択科目の学習量が増えてATLASや英語が薄くなりそうです。

まさにそこが判断点だね。共通部分のATLAS・英語を固めたうえで、選択領域を二つ準備できる根拠があるかを模試と過去問で確かめよう。検定料の割引より、合格点を作れる科目構成を優先するべきだ。
📚 用語解説
入試区分:同じ大学の一般選抜の中でも、使う科目や選考方法が異なる受験単位です。ICUの2027年度一般選抜は4区分。学科は全員同じアーツ・サイエンス学科ですが、受験時には自分の強みと準備状況に合う区分を選びます。
2026年度一般選抜結果|人数と選考基準を正しく読む
| 区分 | 志願者数 | 合格者数 | 単純比(志願者÷合格者) |
|---|---|---|---|
| 人文・社会科学選択 | 907人(転編入40人を含む) | 267人(同9人) | 約3.40 |
| 数理・自然科学選択 | 239人(同6人) | 85人(同2人) | 約2.81 |
| 日英バイリンガル面接利用 | 146人(同11人) | 15人(同0人) | 約9.73 |
| 英語外部試験利用 | 95人(同10人) | 5人(同1人) | 19.00 |
上表はICU公式の入学者選抜結果に掲載された2026年度の人数です。括弧内は転編入学の内数で、表の「単純比」はこの記事が志願者数を合格者数で割った参考値です。大学が公表した「実質倍率」ではありません。辞退・併願・第一次選考通過者数などを反映しないため、難易度を一つの数値だけで断定しないでください。面接利用2区分は募集人員が小さく、年ごとの人数変動の影響も受けやすい区分です。
2026年度の選考基準は、人文・社会科学選択が143.0点、数理・自然科学選択が136.4点、日英バイリンガル面接利用の第一次が90.3点でした。これら3つは公式表に「中央値補正後」と明記されています。一方、英語外部試験利用の第一次はATLAS80点中62点で、公式表では「ATLAS素点」とされています。処理の異なる数値を同じ物差しに載せたり、143点を2027年度の合格最低点と決めつけたりしてはいけません。
2025年度から2026年度を見ると、人文・社会科学選択は志願者885人から907人、数理・自然科学系は198人から239人、日英バイリンガル面接利用は132人から146人、英語外部試験利用は93人から95人へ変化しました。ただし、前年比較は「人気が上がったから次も必ず難化する」という予言には使えません。募集人員、出題、受験者層、併願行動のすべてが変わり得るからです。自分の得点を公式過去問で測り、弱点を科目別に特定する方が、倍率予測より再現性の高い行動です。

英語外部試験利用の単純比19倍を見ると、英語資格があっても怖くなります。出願要件を満たせば英語が得意な人向けの安全な区分、というわけではないのですね。

そうだね。2026年度の合格者は5人で、第一次のATLAS基準は80点中62点だった。資格は入口であって、ATLASと日本語面接まで含めて選ばれる。資格スコアだけで区分を決めず、過去問のATLAS得点も見よう。
📚 用語解説
中央値補正:受験者の得点分布などを基に試験得点を調整する処理です。ICUの2026年度結果表では、一部区分の選考基準が中央値補正後の数値として掲載されています。素点の自己採点と単純比較できないため、過去年度の数値は学習の参考にとどめ、当該年度の公式説明を優先します。
人数は競争の規模を知る材料、選考基準は過去問得点を評価する参考です。どちらも未来の合格を保証しません。志願者数だけで区分を避けず、出題との相性、必要科目、面接準備、外部資格の有効期間まで一緒に確認しましょう。
ICU独自のATLAS・英語・選択領域をどう対策するか
ICU公式によると、総合教養【ATLAS】は約70分・80点の多肢選択式で、「数量的領域」「言語的領域」「分析的領域」におけるリベラルアーツ教育への適性を測ります。最大の特徴は、資料冊子を読み、講義を聴き、問題冊子の設問へ答える流れです。暗記した知識の再生だけではなく、初見資料の要点、講義の論理、選択肢の条件を短時間で結びつける必要があります。大学は2026年度の資料冊子・問題冊子・音声・解答を公開しているため、必ず音声を含む本番形式で演習してください。
| 科目 | 公式の形式 | 対策の焦点 |
|---|---|---|
| ATLAS | 約70分・80点/資料+講義+設問 | 要約、論理関係、数量判断、音声メモ |
| 英語 | 約70分・80点/リスニング約25分+リーディング約45分 | 英語のまま理解し、全体と文の関係を追う |
| 人文・社会科学 | 約70分・80点/多肢選択 | 複数分野の基礎と資料読解を接続 |
| 数理・自然科学 | 約70分・80点/4分野から2分野 | 選択2分野の標準問題を時間内に処理 |
英語は約70分で、リスニング約25分の後にリーディング約45分が続きます。ICUは、一般的な英文和訳や和文英訳とは異なり、英語でものを考え、理解し、分析する能力、全体の意味と各文の論理関係を理解する力を評価すると説明しています。単語帳と文法問題だけで勉強を完結させず、音声の主張・根拠・例を追う練習、段落ごとの役割を短くまとめる練習、複数段落を比較する練習が欠かせません。
- ATLAS: 統合判断
人文・社会科学は文学、哲学、芸術、宗教、政治、経済、歴史、社会などから出題されます。学校の特定科目だけに閉じず、用語を「定義→具体例→対立概念→資料での使われ方」の順に整理してください。数理・自然科学は数学、物理、化学、生物の4分野から2分野を選択します。2027年度概要に掲載された範囲は、数学I・II・A・B(数列)・C(ベクトル)、物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物です。詳細要項公開後に変更の有無を確認し、2分野の完成度を揃えます。

ATLASは参考書の問題だけを解くより、資料を読む、講義音声を聴く、選択肢を判断する一連の動作を練習する必要があるのですね。復習は何から始めればよいですか?

誤答を「知識不足」「資料の見落とし」「講義の要点ミス」「選択肢の条件ミス」「時間切れ」に分けよう。原因ごとに次の練習が変わる。正解番号を覚えるのではなく、判断過程を再現できるまで説明するのが大切だ。
📚 用語解説
ATLAS:Aptitude Test for Liberal Artsの略。ICU一般選抜の全区分に関わる総合教養試験で、資料を読み、講義を聴き、設問に答える約70分・80点の試験です。数量・言語・分析の各領域を通じ、論理的思考や知識を柔軟に問題解決へ応用する力などを評価します。
総合型選抜・学校推薦型選抜を選ぶ前に確認すること
2027年度の総合型選抜〈4月入学専願〉は、英語外部試験利用60名、理数探究利用5名、IBDP利用10名の3区分です。Web出願は2026年9月1日から9月8日、出願書類提出期限は9月9日、第一次選考結果通知は10月9日、第二次選考は10月17日、最終結果通知は11月2日、入学手続締切は11月11日と公式ページに示されています。一般選抜より早く準備が始まり、書類・活動・面接を短期間で整える方式ではありません。
英語外部試験利用は全体の評定平均値4.1以上、理数探究利用は全体4.0以上かつ数学または理科4.2以上など、区分ごとに成績要件があります。IBDP利用には日本語Aの履修など固有条件があります。また、4月入学専願の総合型選抜は、合格した場合に入学することを確約して出願する制度で、複数区分への同時出願はできません。活動実績の大きさだけでなく、自分の探究内容とICUのリベラルアーツ教育を根拠で結びつけられるかが重要です。
学校推薦型選抜は指定校を対象とし、大学の公式ページは詳細を毎年6月頃に指定高校の学校長宛てへ案内するとしています。自分の高校が対象か、校内選考の条件と締切は何かを、担任または進路指導担当へ早めに確認してください。大学サイトにない校内基準を推測したり、前年の条件をそのまま当年へ当てはめたりするのは危険です。また、総合型選抜と学校推薦型選抜の併願可否も公式案内・学校の指示に従います。

総合型ならATLASを避けられるから楽、という選び方はできないのですね。評定や資格に加えて、専願の意味と書類・面接で学びの筋道を説明できるかまで考える必要があります。

その理解で合っている。一般選抜と総合型選抜は「難しい・簡単」ではなく、評価材料が違う。条件を満たし、過去の探究を具体的に語れ、ICUで深めたい問いがあるなら総合型を検討しよう。条件不足は推測で埋めない。
📚 用語解説
専願:合格した場合にその大学へ入学することを前提として出願する条件です。ICUの総合型選抜〈4月入学専願〉は、名称どおり専願です。ほかの受験予定と矛盾しないかを保護者・学校と確認し、誓約内容を公式要項で読みます。
一般選抜と総合型選抜の適性を一緒に整理したい方はこちら
国際基督教大学合格までの年間学習計画
ICU対策では、ATLASだけを早期から繰り返しても、基礎知識や英語力が不足していれば伸びが止まります。反対に、教科書と単語帳だけを長く続け、秋まで公式過去問に触れないと、講義を聴きながら資料を扱う独自形式に慣れる時間が足りません。年間計画は「基礎知識」「英語の読解・聴解」「資料処理」「本番再現」の4層を、時期に応じて比重を変えながら積み上げます。
| 時期 | 中心課題 | 週次の確認指標 |
|---|---|---|
| 4〜6月 | 英語と選択領域の基礎診断/ATLAS初見受験 | 語彙正答率、教科単元達成率、初見得点 |
| 7〜8月 | 英語長文・リスニング量/資料要約/選択領域完成 | 週の演習量、要約精度、弱点単元数 |
| 9〜10月 | 公式過去問を時間計測/総合型は書類・面接 | 科目別得点、時間切れ数、誤答原因 |
| 11〜12月 | 区分確定/年度別セット演習/弱点補強 | 合計点の安定、最低得点、復習完了率 |
| 1〜2月 | 出願・本番順序の再現/生活調整 | 連続演習の再現率、睡眠、提出物確認 |
4〜6月は公式過去問を一度だけ本番に近い形で解き、現在地を測ります。点が低くても、最初からATLASだけに偏らず、英語の語彙・構文・聴解と、人文社会または数理自然の基礎単元へ課題を戻します。7〜8月は学習量を増やし、短い資料要約と音声メモを日常課題に加えます。総合型選抜を出す人は、9月の出願から逆算して夏までに資格・評定・書類の根拠資料を揃えます。
9月以降は過去問を年度別に解き、得点だけでなく各誤答の原因と解答時間を記録します。11〜12月には区分を確定し、人文・社会科学または数理・自然科学、ATLAS、英語を同日に解く負荷も再現します。1月は新しい教材を増やすより、出願手続、弱点の限定補強、起床・食事・移動まで含む当日ルーティンを固めます。面接区分は筆記後の準備では遅いため、秋から日本語または日英両言語の回答練習を継続します。

年間計画は作れても、学校行事や模試で崩れた時に、遅れを取り戻そうとして全部を詰め込みがちです。ICU対策では何を優先して修正すればよいですか?

まず出願区分の必須科目を守り、次に直近の得点を下げた原因を一つ直す。予定量を全部翌週へ足すのではなく、期限と効果で課題を並べ替えよう。毎週、計画と実績の差を数値で見れば修正が小さくなる。
📚 用語解説
過去問分析:正答率だけでなく、出題領域、必要知識、資料・講義の要点、誤答理由、解答時間を記録し、次の学習課題へ変換する作業です。ICUでは公式がATLASの資料・音声・解答まで公開しているため、音声を省略しない分析が重要です。
①予定課題数、②完了課題数、③確認テスト正答率、④科目別の時間切れ数、⑤復習未完了数を記録します。「頑張った」という感覚を否定するためではなく、翌週に変えられる行動を見つけるための数字です。
国際基督教大学は「普通の私大対策」だけでは受からない
結論から言うと、ICUを第一志望にするなら、一般的な私立大学の英語・社会または英語・数学だけを進める「普通の対策」では足りません。英語の重要性は高いものの、全区分に関わるATLASでは資料を読み、講義を聴き、数量・言語・分析の観点から判断します。面接区分では、日本語または日本語・英語で、自分の考えを根拠とともに説明する必要もあります。知識、初見処理、時間管理、口頭説明を同じ計画で育てる必要があります。
また、1学部1学科だから入試情報が単純とも限りません。2027年度一般選抜は4区分あり、併願できない組み合わせ、外部英語資格の基準・受験時期、第二次面接の言語が異なります。総合型選抜は評定・資格・専願条件、学校推薦型選抜は指定校と校内選考の確認が必要です。情報の読み違いは、努力量では取り戻せない出願ミスにつながるため、学習管理と同じくらい公式情報の更新確認が重要です。
独学でも、公式情報を定期確認し、年間計画を週単位へ分解し、毎日の課題量を決め、過去問の誤答原因を分類し、遅れを翌週に修正できれば合格は目指せます。ただし、どれか一つが曖昧になると「英語は勉強したがATLASの時間が足りない」「資格はあるが面接で志望理由を説明できない」「過去問を解いたが復習が終わらない」という状態になりやすいのも事実です。必要なのは授業を受けた時間ではなく、合格に必要な行動を毎日完了する仕組みです。

参考書や映像授業を増やすだけでは、ICUの独自形式に必要な行動が完了したかまでは分かりません。自分の計画を毎日実行し、毎週直す仕組みが必要なのですね。

そう。教材の数より、今日の課題が数値で決まり、実行を確認でき、確認テストの結果で翌週を変えられるかが重要だ。次の章で、鬼管理専門塾がその管理をどう行うか、6つの特徴に絞って説明しよう。
ICU対策の現在地と、合格までの不足量を無料で整理する
鬼管理専門塾の特徴|国際基督教大学(ICU)対策を支える6つの学習管理
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
ICU対策では、英単語や長文だけでなく、ATLASの資料読解・講義音声・設問処理を教材名、問題数、制限時間、再確認日まで一日単位で指定します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
一般選抜四区分の選択、英語資格の保有状況、ATLASと選択領域の得点、学校行事や出願期限を照合し、ICU志望者ごとの週計画を設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗を記録し、週末は英語と選択領域の確認テストに加えて公式音声を使うATLAS演習を行い、誤答原因から翌週の順序と量を修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
専属講師がICUの英語、選択領域、ATLASの資料と講義を統合して確認し、知識不足・初見処理・時間配分のどこを先に直すか具体的に示します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
ICU一般選抜は大学受験対策、総合型選抜や学校推薦型は書類・面接対策、外部試験利用は英語資格対策を組み合わせ、志望区分に合うコースを選びます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
ATLASの資料や音声、英語問題で止まった箇所はLINEで質問でき、無料説明会と資料請求ではICUの志望区分別計画や料金・支援条件を入会前に確認できます。
特徴の中心は、予定表を作って終わらせず、1日の行動まで数値にすることです。ICU対策なら、英単語・長文・リスニング・選択領域・ATLASを「何を何分」ではなく、「どの教材を何ページ、何問、正答率何%まで」という完了条件へ落とします。ATLASは資料・講義・設問の複合形式なので、音声を使った本番演習日と、誤答原因ごとの補強日を分け、ただ解く回数だけが増えないようにします。
個別行動プランは、同じICU志望でも一律ではありません。人文・社会科学選択で歴史は得意だが英語が弱い人、数理・自然科学選択で数学と化学を使う人、英語外部試験利用の基準を満たしATLASと面接へ集中する人では、優先順位が違います。学校行事、模試、総合型選抜の書類締切も含め、週ごとの可処分時間へ課題を割り当てます。
毎日の進捗管理では、未達を叱るためではなく、遅れを小さいうちに発見します。毎週の確認テストで語彙・教科知識・読解の定着を確かめ、合格ラインに届かなければ追加課題と翌週計画を修正します。採用率0.6%は鬼管理専門塾の公式講師紹介ページに掲載されている数値です。講師の肩書だけでなく、担当科目の説明力と、行動計画を継続的に直せるかを無料説明会で確認してください。
専門コースは大学別・学部別、総合型選抜・推薦、英語資格まで用意されています。ICUの英語外部試験利用を検討する場合は、大学受験対策とTOEFL・IELTS等の資格対策の期限を一枚の計画に統合します。授業のない日もLINEで質問でき、オンラインの無料説明会や資料請求で、現在の成績、志望区分、開始時期に応じた計画を相談できます。詳しくは鬼管理の仕組みと合格実績、無料説明会の案内をご確認ください。

自分に必要なのは「もっと勉強する」という気合いではなく、志望区分を決め、ATLAS・英語・選択領域の不足を測り、今日の課題へ落とすことだと分かりました。

その通り。無料説明会では、入会を決める前に、現在の得点、使える時間、志望方式を率直に伝えてほしい。ICUの公式情報と過去問を基準に、合格までに必要な行動量を一緒に整理しよう。
ICU専門の個別行動プランを無料説明会で相談する
よくある質問

最後に、ICUの1学部1学科、2027年度一般選抜、ATLAS、英語、総合型選抜について、迷いやすい点を短く確認したいです。

FAQでは、公式概要と2026年度結果を分け、4区分の併願、ATLASの形式、英語のリスニング、外部試験利用、専願条件を整理するよ。出願時は2026年10月下旬公開予定の詳細要項へ必ず更新しよう。
| 質問テーマ | 先に読む章 |
|---|---|
| 学部・31メジャー | 「1学部1学科・31メジャー」の章 |
| 一般選抜の科目・日程 | 「2027年度一般選抜は4区分」の章 |
| 人数・選考基準 | 「2026年度一般選抜結果」の章 |
| ATLAS・英語対策 | 「ATLAS・英語・選択領域」の章 |
| 総合型・推薦 | 「総合型・学校推薦型」の章 |
| 塾・学習管理 | 「6つの学習管理」の章 |
Q. 国際基督教大学は何学部ありますか?
A. 学部は教養学部の1学部で、学科はアーツ・サイエンス学科の1学科です。入学後に幅広く学び、2年次の終わりに31メジャーから専門を選びます。メジャー、ダブルメジャー、メジャー・マイナーの3パターンがあります。
Q. 2027年度一般選抜の科目は確定していますか?
A. 2026年7月21日時点で4区分の募集人員・科目・主要日程の概要は公式発表済みです。ただしICUは、詳細な入学試験要項を2026年10月下旬に公開予定と案内しています。出願前に必ず最新要項で書類・手続・試験詳細を再確認してください。
Q. ATLASとはどのような試験ですか?
A. 資料冊子を読み、講義を聴き、問題冊子の設問へ答える約70分・80点の総合教養試験です。数量的・言語的・分析的領域を通じ、論理的思考や初見情報を問題解決へ応用する力などを評価します。2027年度一般選抜の全区分に関わります。
Q. ICUの英語はリーディングだけですか?
A. いいえ。一般選抜の英語は約70分・80点で、リスニング約25分の後にリーディング約45分が続きます。日英バイリンガル面接利用は第二次で日本語・英語のオンライン個人面接もあります。
Q. 一般選抜は何区分まで併願できますか?
A. 最大3区分まで併願できます。ただし日英バイリンガル面接利用と英語外部試験利用は互いに併願できません。1区分30,000円、2区分40,000円、3区分50,000円で、別途Webシステム手数料が必要です。
Q. 2026年度の合格倍率はどのくらいですか?
A. ICU公式の人数は、人文・社会科学907人志願・267人合格、数理・自然科学239人・85人、日英面接146人・15人、外部英語95人・5人です。単純な志願者÷合格者は約3.40、2.81、9.73、19.00ですが、これはこの記事の参考計算で、大学公表の実質倍率ではありません。
Q. 英語外部試験利用は英語資格だけで合格できますか?
A. できません。指定スコアは出願・第一次選考の材料ですが、ATLASを受験し、第一次通過後は日本語のオンライン個人面接があります。スコア基準と有効な受験期間は年度要項で必ず確認してください。
Q. 総合型選抜は併願できますか?
A. 2027年度の総合型選抜〈4月入学専願〉は、合格時に入学することを確約する専願方式で、英語外部試験、理数探究、IBDPの複数区分へ同時に出願できません。条件は必ず公式要項で確認してください。
Q. ICUは独学で合格できますか?
A. 公式情報の確認、日次・週次計画、英語と選択領域の基礎、ATLASの資料・音声を含む演習、誤答分析を自分で継続できれば可能性はあります。計画の修正や進捗管理が止まる場合は、ICU固有の入試に対応できる指導環境を検討してください。
Q. ICU専門塾を選ぶ時に何を確認すべきですか?
A. ATLASを通常の現代文問題として扱わず、資料・講義音声・設問の統合演習ができること、英語の聴解と読解を両方管理できること、志望区分と面接言語に合わせて個別計画を作れること、週次で計画を修正できることを確認してください。
📚 用語解説
ELA(リベラルアーツ英語プログラム):ICU入学後の英語教育プログラムです。一般選抜の各区分では必修語学科目として英語(ELA)が示されています。入試英語は合格のためだけでなく、入学後に英語で学ぶ土台を測る試験として位置づけられています。
最後に、入試制度は毎年更新されます。本記事の数値と日程は2026年7月21日に確認した公式情報です。2027年度一般選抜の詳細要項が10月下旬に公開されたら、自分の志望区分について、出願資格、必要書類、英語スコアの種類・受験日・送付方法、試験時間、会場、第二次面接、入学手続を一項目ずつ照合してください。不明点は推測せず、学校またはICUアドミッションズ・センターへ確認することが最も安全です。
ICU合格へ向けた志望区分・学習計画を無料で相談する

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




