
小松市立高校を志望校に考えています。市立の高校だと聞いたのですが、石川県立の高校と入試の仕組みが違うのか心配です。

小松市立高校は小松市が設置する市立高校ですが、入試は石川県教育委員会の入学者選抜制度に一本化されています。普通科と芸術コースで倍率も検査科目も大きく違うので、直近の確定実績を学科別に整理しましょう。
小松市立高等学校は、石川県小松市八幡ト1番地にある全日制の公立高校です。学校公式サイトによると、電話番号は0761(47)2910、設置学科は普通科と芸術コース(音楽専攻・美術専攻)の2区分です。本記事は旧ページ「小松市立高校専門塾」を再構築したもので、学校と鬼管理専門塾に提携、推薦、監修の関係があることを示すものではありません。
公立高校入試は、全県共通の日程・手続きを石川県教育委員会の入学者募集要綱が定め、学校ごとの募集定員・検査科目の違いを学校別の別表が定めるという二層構造になっています。小松市立高校は小松市教育委員会が設置する市立高校ですが、募集要綱・合格状況・面接及び適性検査実施要項一覧表のいずれにも「石川県公立高等学校」の一員として掲載されており、出願日程・学力検査の教科構成は石川県立高校と共通です。
石川県教育委員会の入学者選抜案内ページは、2026年7月28日時点で、令和9年度(2027年度)入学者選抜について「入学者選抜方針」のみを公表しており、募集定員や検査科目を含む詳細な募集要綱は掲載されていません。したがって、本記事では令和9年度の定員・倍率・検査科目を推測で書かず、直近の確定実績である令和8年度(2026年4月入学)のデータを「直近の確定実績」と明記して使用します。
令和8年度石川県公立高等学校(全日制)の合格状況(3月18日発表)によると、小松市立高校の普通科は募集定員120名・内定者数30名・一般入学受検者数85名・一般入学受検倍率0.94倍・合格者数(内定者含む)115名です。芸術コースは募集定員40名・内定者数12名・一般入学受検者数15名・一般入学受検倍率0.54倍・合格者数27名で、普通科と芸術コースで倍率の水準が大きく異なります。
偏差値は河合塾Kei-Netなど数値を突合できる一次情報源を確認できなかったため、みんなの高校情報が示す普通科50・芸術コース47という値を、出典明記の上で参考情報として扱います。一方、大学進学実績は学校公式PDF「3か年合格状況」で年度別の合格者数を確認できたため、本記事では出典と対象年度を明記して具体的な数字を紹介します。
この記事は、直近の確定実績、全県40校の中での倍率の位置づけ、推薦入学の実施状況、学科ごとに異なる検査科目、出願から合格発表までの日程、書類提出の流れ、追検査の配点、校是・教育目標と芸術コースの特色・進学実績、鬼管理専門塾の特徴、FAQの順に説明します。未公表の情報は「未公表」と明記し、学校・県教委の一次資料が更新された日を確認する習慣を作ることを目的にします。
目次
小松市立高校の直近の確定実績を学科別に数字で押さえる
令和8年度石川県公立高等学校(全日制)の合格状況の個票によれば、小松市立高校普通科の募集定員は120名、内定者数は30名、一般入学枠(定員から内定者を引いた数)は90名です。一般入学受検者数は85名、受検倍率は0.94倍、一般入学合格者数は85名、合格者数(内定者を含む)は115名です。
同じ資料の芸術コース(普通科(芸術)と表記)は、募集定員40名、内定者数12名、一般入学枠28名、一般入学受検者数15名、一般入学受検倍率0.54倍、一般入学合格者数15名、合格者数(内定者を含む)27名です。普通科・芸術コースを合わせた小計は、募集定員160名、内定者数42名、一般入学枠118名、受検者数100名、受検倍率0.85倍、合格者数142名になります。
この数字を読むときに混同しやすいのが「志願者数」「受検者数」「合格者数」の違いです。志願者数は出願を締め切った時点の人数、受検者数は実際に学力検査(または実技検査)を受けた人数、合格者数は最終的に合格した人数です。人数は段階を経るごとに変動し得るため、どの段階の数字かを必ず確認してから比較します。
小松市立高校は普通科と芸術コース(音楽専攻・美術専攻)の2区分のみで、総合学科や理数科のような他学科は設置されていません。同じ校内でも普通科と芸術コースは募集定員・検査科目・倍率のいずれも異なるため、「小松市立高校」を一つの数字で語らず、必ず学科(コース)を明示して数字を扱うことが最初のつまずきを防ぎます。
普通科の合格者数115名のうち30名、芸術コースの合格者数27名のうち12名は、後述する推薦入学による内定者です。一般入学の学力検査(または実技検査)だけで決まる合格者数は、普通科85名・芸術コース15名という、内定者を除いた数字になります。倍率0.94倍・0.54倍は、いずれもこの一般入学枠に対する一般入学受検者数から算出された値です。
数字を使うときは、必ず「令和8年度(2026年4月入学)の確定実績」という年度と時点をセットで書き残します。令和9年度(2027年度)の入試で同じ定員・同じ倍率になる保証はなく、募集定員自体が県教委・小松市教委の判断で年度ごとに見直される可能性があります。次章以降で令和8年度の数字を使う際も、この前提を崩さないでください。

普通科と芸術コースでは、定員も受検者数もかなり違うんですね。

そのとおりです。この数字は令和8年度の確定実績であり、令和9年度の予測ではない点を必ずセットで覚えておきましょう。
📚 用語解説
内定者数:推薦入学・連携型入学・併設型入学など、一般入学より前の選考で合格が決まった人数です。小松市立高校は普通科30名・芸術コース12名の内定者がいます。
受検倍率0.85倍を全県40校の中の位置づけで読む
令和8年度の合格状況の全県集計欄によると、入学者選抜を実施した公立高校(全日制)は40校65学科9コース、全県の募集定員合計は7,280名、一般入学受検者数合計は6,050名、一般入学受検倍率は0.92倍、合格者数合計は6,016名です。小松市立高校の学科計0.85倍は、この全県平均0.92倍をやや下回る水準にあります。
内訳を見ると、普通科の0.94倍は全県平均0.92倍とほぼ同水準である一方、芸術コースの0.54倍は全県平均を大きく下回ります。学科計0.85倍という一つの数字だけを見ると「定員をやや下回る学校」という印象になりますが、実際には「普通科は平均並み、芸術コースは定員割れに近い」という二極化した内訳であることが、学科別の数字を見て初めて分かります。
同じ資料の学校別個票を確認すると、令和8年度の一般入学受検倍率は、志賀高校(普通科・ビジネス福祉含む)0.26倍のように定員割れに近い学校から、金沢桜丘高校1.45倍、金沢錦丘高校1.47倍のように定員を大きく上回る学校まで幅があります。小松市立高校の芸術コース0.54倍は、この全県の分布の中では低い水準に位置し、普通科0.94倍は中間よりやや上に位置します。
倍率を比較するときに注意したいのは、倍率が高いほど「良い学校」、低いほど「入りやすい学校」と単純に序列化しないことです。倍率は募集定員・志願動向・近隣校との組み合わせで年度ごとに変動する相対的な指標であり、教育内容の優劣を直接示すものではありません。特に芸術コースのような専門性の高いコースは、母数となる志願者数自体が少なく、年度による変動が大きくなりやすい点も考慮します。
前年度(令和7年度)の全県集計は、募集定員7,360名、一般入学受検者数6,377名、受検倍率0.96倍、合格者数6,328名でした。令和8年度は募集定員が80名減り、受検倍率も0.96倍から0.92倍へやや下がっています。これは全県の集計値であり、小松市立高校固有の前年度倍率ではないため、学校固有の年度比較には使いません。
令和9年度(2027年度)の募集定員・倍率は、本記事執筆時点で未公表です。令和8年度の0.94倍(普通科)・0.54倍(芸術コース)をそのまま令和9年度の予測値として使わず、募集要綱が公表された段階で最新の募集定員と志願状況を石川県教育委員会の発表資料で確認してください。

同じ小松市立高校でも、普通科と芸術コースで全県の中の位置づけがこんなに違うんですね。

はい。学科計の数字だけでは見えない差です。令和9年度の数字が出たら、この位置づけも必ず更新して確認しましょう。
📚 用語解説
受検倍率:一般入学受検者数を一般入学枠(募集定員から内定者数を引いた数)で割った値です。石川県教育委員会の発表資料では小数第2位まで示されます。
内定者数42名が示す推薦入学の実施状況を理解する
石川県教育委員会の募集要綱によると、石川県公立高校の入試には「一般入学」のほかに、別要項で定められる「推薦入学」「連携型入学」「併設型入学」「外国人生徒等に係る特別入学」があります。これらの選考は一般入学より前の1月末から2月上旬にかけて行われ、合格が内定した人数が「内定者数」として合格状況に集計されます。
令和8年度の合格状況の個票を確認すると、小松市立高校の内定者数は普通科30名・芸術コース12名、計42名です。推薦入学等による合格内定者がゼロだった学校(野々市明倫高校など)とは異なり、小松市立高校は普通科・芸術コースの両方で推薦入学を実施している学校であることが、この数字から分かります。
推薦入学実施要項の別表1によると、小松市立高校の推薦入学の募集人数(推薦枠)は、普通科(コースを除く)が募集定員120名に対して30名、普通科(芸術コース)が募集定員40名に対して12名です。推薦入学実施要項では、普通科(コースを除く)の推薦枠は「募集定員の25%以内」、普通科のコース・職業に関する学科等の推薦枠は「募集定員の30%以内」と定められており、小松市立高校の30名・12名はそれぞれこの上限どおりの人数です。
検査科目にも学科による違いがあります。別表1の脚注記号を確認すると、小松市立高校の普通科には「◎」(作文を課す学科・コース)、芸術コースには「☆」(適性検査を課す学科・コース)が付いています。推薦入学の検査科目は「面接を実施。一部の学校においては面接のほかに適性検査及び作文のうち、いずれか一方又は両方を実施」と定められているため、小松市立高校の推薦入学は、普通科が面接+作文、芸術コースが面接+適性検査という組み合わせで実施されます。
推薦入学の選考に漏れた者は、選考漏れの取扱いに基づき、入学検定手数料(納入票)の送付を受けたうえで、一般入学の願書受付期間内に、同一校の一般入学へ改めて出願できます。推薦入学は学力検査を行わず、調査書・面接(および学科により作文または適性検査)の結果を総合して合格内定者を決定する制度であるため、一般入学とは評価される資料が異なります。
小松市立高校を志望する場合、推薦入学の対象になるかどうかで対策の優先順位が変わります。推薦入学を志願できるのは、志望動機や適性、調査書の記録などの条件を満たし、かつ中学校長の推薦を得た者に限られるため、誰でも自由に選べる制度ではありません。中学校の進路指導の先生と、推薦入学を目指すか一般入学に照準を絞るかを早めに相談することが重要です。

小松市立高校には推薦入学の枠があって、普通科は作文、芸術コースは適性検査が課されるんですね。

はい、令和8年度の確定実績ではそうでした。令和9年度も同じとは限らないので、募集要綱と推薦入学実施要項が公表されたら必ず確認しましょう。
📚 用語解説
推薦入学:学力検査を伴わず、調査書・面接等(学科により作文または適性検査を追加)で1月末から2月上旬にかけて先行して選考する制度です。小松市立高校は普通科・芸術コースの両方で実施しています。
検査科目は学科で異なる—普通科は学力検査のみ、芸術コースは実技を確認する
令和8年度石川県公立高等学校(全日制)第1学年募集定員等の別表は、学校・学科ごとに「面接」「適性検査」の実施有無を○印で示しています。この別表で小松市立高校の行を確認すると、普通科(コースを除く)の欄には面接・適性検査のいずれの○印もなく、芸術コースの欄にのみ適性検査の○印が付いています。つまり、一般入学において普通科は5教科の学力検査のみで選考され、芸術コースには学力検査に加えて適性検査(実技)が課されます。
面接及び適性検査に係る実施要項一覧表によると、小松市立高校芸術コースの適性検査の検査内容は、音楽専攻が「各専攻別個人演奏(任意の楽曲または練習曲、専攻楽器により基準打ちのいずれか)」を3〜4分程度、美術専攻が「静物のモチーフを鉛筆でデッサン」を80分で実施します。評価の観点は、音楽専攻が技術力・表現力・意欲等、美術専攻が基礎力・観察力・表現力等とされています。
学力検査の教科は、募集要綱の日程表によると1日目(3月10日)に国語・理科・英語、2日目(3月11日)に社会・数学を実施します。芸術コースの志願者は、この5教科の学力検査に加えて実技の適性検査(音楽実技演奏または美術デッサン)も受ける必要があり、普通科の志願者より検査の負担が一つ多い点を理解しておく必要があります。
検査科目が学科によって異なることは、対策の焦点が学科ごとに変わることを意味します。普通科の志願者は国語・理科・英語・社会・数学の5教科で得点を積み上げることに学習時間を配分できますが、芸術コースの志願者は5教科の学力検査と並行して、専攻楽器の演奏または鉛筆デッサンの実技力も磨いておく必要があります。
芸術コースの適性検査は、音楽専攻と美術専攻で検査内容も検査時間もまったく異なります(演奏3〜4分程度に対し、デッサンは80分)。芸術コースを志望する場合は、まず音楽専攻・美術専攻のどちらを志すかを早い段階で決め、それぞれの専攻に応じた実技準備の期間を確保することが、5教科の学習計画とあわせて重要になります。
令和9年度の検査科目が令和8年度と同じ構成になるかどうかは、最新の募集要綱の別表で必ず確認してください。学校によっては年度により検査内容が見直されることもあるため、「小松市立高校は普通科=学力検査のみ、芸術コース=学力検査+適性検査」という令和8年度の実績を、令和9年度も自動的に当てはまるものとして扱わないようにします。

芸術コースは学力検査に加えて実技もあるから、準備することが普通科より一つ多いんですね。

そのとおりです。音楽専攻と美術専攻でも検査内容がまったく違うので、志望専攻を早めに決めて実技の準備期間を確保しましょう。
📚 用語解説
適性検査(実技):芸術コースの一般入学で課される実技検査です。音楽専攻は個人演奏、美術専攻はデッサンで、学力検査(5教科)に加えて実施されます。
出願から合格発表までの全県共通日程を時系列で押さえる
石川県教育委員会の募集要綱によると、一般入学に関する日程は全県の全日制高校で共通です。小松市立高校も市立ではありますが、この共通日程の対象校に含まれます。令和8年度の日程は、入学願書等の配付が1月5日以降、中学校長から県教委への成績一覧表提出が1月13日から19日、入学願書受付が2月18日から24日午後3時までです。
入学願書受付が締め切られた2月24日午後3時30分には志願者数が公表されます。その後、2月27日から3月3日午後3時までが志願変更期間(入学願書の取下げおよび変更出願)にあたり、3月3日午後3時30分に確定志願者数が公表されます。志望校を最終決定する前の数日間で、周辺校の志願状況を見ながら変更できる仕組みです。
学力検査等は3月10日と3月11日の2日間で実施されます。3月10日は国語・理科・英語、3月11日は社会・数学(一部の学校では面接や適性検査のうちいずれか一方または両方を実施)です。小松市立高校の場合、普通科はこの「一部の学校」に含まれず2日間とも5教科の学力検査のみですが、芸術コースは2日目に適性検査(実技)が組み込まれます。合格者の発表は3月18日正午です。
中学校側の手続きとしては、3月3日から5日にかけて中学校長から高校長へ成績一覧表・調査書・自己申告書(希望者)が提出されます。受検生本人が直接行う手続きと、中学校を経由して行われる手続きが並行して進むため、どの書類を誰がいつまでに準備するのかを、中学校の進路指導の先生と早めに確認しておくと安心です。
入学検定手数料は全日制2,200円です。石川県立高校の場合は所定額の石川県証紙を使用料納入票に貼り、消印せずに提出する方式が定められています。小松市立高校を志望する場合の具体的な納付方法は、学校または小松市教育委員会の最新の案内で確認してください。県外からの出願で書類の郵送を希望する場合は、返信用封筒(角形2号・320円切手貼付)を同封して石川県教育委員会事務局学校指導課に申し込む手続きが必要です。
この日程はすべて令和8年度(2026年4月入学)向けのものです。令和9年度(2027年度)入学者選抜の詳細な日程は、本記事執筆時点で未公表の募集要綱に定められます。令和8年度の日付をそのまま令和9年度の予定として手帳に書き込まず、募集要綱が公表された時点で最新の日付を確認してください。

志願変更期間があるので、出願した後でも周辺校の状況を見て変更できる仕組みなんですね。

はい。ただし変更できる期間は限られているので、いつまでに何を決めるか、中学校の先生とスケジュールを共有しておきましょう。
📚 用語解説
志願変更:入学願書の受付締切後、2月27日から3月3日の期間に限り、出願した志望校を取り下げて別の学校に変更できる制度です。確定志願者数は3月3日に公表されます。
中学校を経由する書類提出の流れを取り違えない
募集要綱の「入学願書等の配付について」「出願手続について」によると、入学志願者は入学願書に入学検定手数料2,200円を添えて中学校長に提出し、中学校長がそれを取りまとめて高等学校長に提出します。受検生本人が高校へ直接書類を送るのではなく、必ず中学校を経由する点が公立高校入試の特徴です。この点は小松市立高校でも県立高校でも変わりません。
出願後の書類の流れも同様です。3月3日から5日にかけて、中学校長から志望する高等学校長へ成績一覧表・調査書・自己申告書(希望者が提出)が送られます。学力検査当日までにこれらの書類が高校側に揃っている必要があるため、中学校内部の提出期限は県教委が示す期日よりも早く設定されるのが通例です。
志願変更を行う場合も、生徒本人が県教委や高校に直接連絡するのではなく、中学校長を通じて入学願書の取下げ・変更出願の手続きを行います。推薦入学の選考に漏れた場合の一般入学への出願報告も、中学校長が「入学願書送り状」に記載して志願先高等学校長へ提出する仕組みになっており、志願変更・推薦漏れのいずれも中学校を介した手続きが前提です。
受検に際して特別な配慮を希望する場合は、その中学校長が募集要綱の「特別な配慮を必要とする生徒の申請手続等」に基づいて手続きを行います。本人や保護者が直接申請する制度ではなく、中学校長からの申請が前提になっているため、配慮が必要な事情がある場合は、出願準備の早い段階で中学校に相談しておくことが重要です。
一度提出した入学検定手数料および入学志願に関する書類は、志願変更手続によって高校長が返却する場合を除き、理由の如何にかかわらず返還されません。出願先を決める際は、志願変更期間があることを踏まえつつも、最初の出願時点である程度の検討を済ませておくことが望まれます。
中学校・高校・県教委という3つの主体が段階的に書類を取り扱う仕組みであるため、「自分(保護者)が直接やるべきこと」と「中学校に任せる手続き」を混同しないことが大切です。分からない点は、県教委や高校に直接問い合わせる前に、まず在籍中学校の進路指導担当へ確認するのが基本の順序です。

出願も志願変更も、自分で直接ではなく中学校長を通して行う仕組みなんですね。

はい。中学校内部の提出期限は県教委の期日より早いことが多いので、早めに進路指導の先生へ確認しておきましょう。
📚 用語解説
調査書:中学校での学習・活動の記録をまとめ、中学校長が高校長へ提出する書類です。一般入学・推薦入学いずれの選考資料にもなります。
やむを得ない事由で受検できない場合の追検査を知っておく
募集要綱は、病気等やむを得ない事由により3月10日・11日の学力検査等を受検できなかった志願者のために、追検査の制度を定めています。令和8年度の追検査は3月19日に各志願先高等学校で実施されます。通常の学力検査を受けられなかった場合に自動的に不合格となるわけではなく、この追検査によって選考の機会が確保されています。
追検査の科目構成は、通常の学力検査(5教科)とは異なります。検査Ⅰは国語・外国語(英語)で構成され、「聞くことの検査」は行われません。検査Ⅱは理科・社会・数学で構成されます。時間割は検査Ⅰが9時から9時40分、検査Ⅱが10時から11時と定められています。
配点は、検査Ⅰが国語40点・英語40点の合計80点満点、検査Ⅱが理科40点・社会40点・数学40点の合計120点満点です。通常の学力検査とは科目構成も満点も異なるため、追検査の対象になった場合は、この配点に沿って準備範囲を組み直す必要があります。
募集要綱は、追検査においては面接および適性検査を実施しないことも明記しています。小松市立高校の芸術コースはもともと一般入学で適性検査(実技)を課す学科ですが、追検査の対象になった場合は実技の適性検査は実施されず、検査Ⅰ・検査Ⅱの学力検査のみで選考が行われます。
選抜結果の通知については、高等学校長が選抜結果通知書を作成し、3月19日に中学校長に送付します。合格者には合格通知書が中学校長を通じて交付され、受検番号の掲示による合格発表は行われません。通常の学力検査と発表方法が異なることも押さえておきます。
追検査はあくまで「やむを得ない事由」がある場合の救済措置であり、体調管理を怠った結果の遅刻・欠席を正当化するものではありません。受検当日に向けては、通常の学力検査(芸術コースは実技も)を予定どおり受けられるよう、前日までの体調管理・持ち物確認・会場までの経路確認を徹底することが基本になります。
- 検査Ⅱ: 理科40点+社会40点+数学40点=120点満点・3科目

追検査になると芸術コースでも実技はなくて、検査Ⅰと検査Ⅱの学力検査だけになるんですね。

はい。ただし追検査は「やむを得ない事由」がある場合の制度です。まずは通常の学力検査を万全の体調で受けられるよう準備しましょう。
📚 用語解説
追検査:病気等やむを得ない事由で通常の学力検査等を受検できなかった志願者向けの検査です。科目構成・配点・実施日が通常の学力検査と異なり、面接・適性検査は実施されません。
校是・教育目標と芸術コースの特色・進学実績を確認する
小松市立高校公式サイトの学校長挨拶は、校是を「生命の尊重」、教育目標を「心身ともにたくましい人間を育成する」「地域社会に貢献できる人間を育成する」、校訓を「自主自律の精神・思いやりのこころ」と示しています。同ページによると、「失敗を恐れず挑戦する」を合言葉に、国際交流と英語教育に力を入れた教育活動を展開しているとのことです。
学校公式サイトの沿革によると、小松市立高校は昭和35年(1960年)4月1日に設立され、浅野律太郎氏が初代校長に就任、同年4月15日に入学式、6月3日に開校式が行われました。昭和38年(1963年)1月1日には「小松市立女子高等学校」に校名変更されましたが、平成7年(1995年)12月21日に共学化に伴い「小松市立高等学校」に校名が変更され、平成8年(1996年)4月1日から共学として新たなスタートを切っています。
沿革にはコース新設の経緯も記録されています。平成2年(1990年)4月1日に体育コース、平成3年(1991年)4月1日に芸術コース(美術・音楽)、平成8年(1996年)4月1日に総合コースが新設され、令和2年(2020年)4月には高大連携クラスが新設されました。ただし、現在の学校紹介ページおよび入試要綱の別表で確認できる学科構成は普通科と芸術コース(音楽専攻・美術専攻)の2区分のみであるため、体育コース・総合コースは沿革上の記録として紹介し、現況の学科としては扱いません。
芸術コースの公式紹介ページによると、芸術コースは「普通教科を中心としながら、音楽・美術を専門的に学ぶことができます」と説明されています。芸術系の進路だけでなく、教育学部や保育・福祉、各種専門学校など幅広い文系進路にも対応しており、卒業生は中学高校教諭、保育士、美容師など多様な職業分野で活躍しているとのことです。
学校公式PDF「3か年合格状況(令和6年度〜令和8年度)」によると、令和8年度の進学・就職実績は、国公立大学18名(うち過年度生3名。金沢美術工芸大学2名・公立小松大学7名を含む)、私立大学131名(うち過年度生7名)、短期大学10名、専門学校・各種学校29名(うち過年度生2名)です。前年度の令和7年度には東京藝術大学1名(過年度生)・金沢美術工芸大学1名(過年度生)の合格実績もあり、芸術コースを含む学校として芸術系大学への進学実績も確認できます。
これらの学校情報は入試の得点には直接反映されない情報ですが、入学後3年間をどのような環境で過ごすかを左右する要素であるため、倍率や検査科目といった入試の数字と合わせて、学校説明会や公式サイトの情報で本人の希望と照らし合わせておくことが大切です。進学実績の数値は年度によって変動するため、最新の「3か年合格状況」PDFで直近の実績を確認する習慣をつけてください。

芸術コースがあるだけあって、金沢美術工芸大学や東京藝術大学への合格実績もあるんですね。

はい。ただし人数は年度によって変動するので、最新の「3か年合格状況」PDFで直近の実績を必ず確認しましょう。
📚 用語解説
過年度生:高校卒業後、浪人などを経て翌年以降に大学等へ合格した生徒を指します。学校公式の合格状況資料では、合計人数の右に( )内の数字で示されます。
鬼管理専門塾の特徴
小松市立高校の入試準備では、普通科と芸術コースで異なる検査科目への対応、推薦入学を目指すか一般入学に照準を絞るかの判断、全県共通の出願日程、そして日々の学習と(芸術コースは)実技練習を同時に進める必要があります。情報を集めるだけでは、締切と毎日の学習・練習行動がつながりません。確定実績・未公表事項・全県共通ルールを分け、答案や実技の到達度から一日の課題へ変える仕組みが必要です。
以下は鬼管理専門塾が案内する六つの特徴で、小松市立高校への合格を保証するものではなく、学校や石川県教育委員会・小松市教育委員会の制度でもありません。公式の募集要綱と中学校の案内を正本にし、本人の答案、5教科の学習状況、(芸術コース志望の場合は)実技の練習状況、健康、通学、家庭方針へ合う支援かを確認します。料金、担当、コース、連絡方法は最新案内で確かめてください。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
小松市立高校対策では、普通科なら国語の読解・数学の途中式・理科社会の資料問題・英語の語彙文法を、芸術コースなら5教科に加えて実技の練習量も一日単位の数値課題へ分け、未着手を防ぎます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
普通科は一般入学の学力検査のみ、芸術コースは学力検査+適性検査(実技)という小松市立高校の入試特性を踏まえ、生徒ごとの個別行動プランへ具体化します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日・毎週の実行確認と確認テストで、5教科の再現、誤答原因、志願変更や書類提出の期限管理までを点検し、未達原因だけを次週へ戻します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
小松市立高校の教育目標や芸術コースの専攻分野への理解を深めつつ、専属講師陣の採用率0.6%と講師満足度アンケート1,524件も確認して、本人との相性を判断します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
小松市立高校の高校受験を軸に、大学受験、総合型選抜、推薦入試、英語資格、高校受験の各コースを将来像と照合し、入学後へ続く基礎を整えます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
推薦入学の対象になるか、一般入学の検査科目はどうなるかといった制度の疑問をLINEで質問し、無料説明会と資料請求で内容を確認してから利用を判断できます。
鬼管理の仕組みは鬼管理専門塾について、これまでの事例は合格実績で確認できます。過去の実績は小松市立高校への合格を保証しません。無料説明会では、5教科の答案、(芸術コース志望の場合は)実技の練習状況、中学校での提出物、平日の生活、志望理由、出願・志願変更の予定を共有し、最初の七日間と再テスト条件を具体化してください。
小松市立高校へ向けた学習・実技準備と出願準備を整理する

六つの特徴を小松市立高校対策へつなぐと、普通科でも芸術コースでも準備の抜け漏れを防げそうです。

管理量の多さではなく、未達原因を見つけて次週を変える仕組みを見てください。今日の行動が明確になる支援か確かめましょう。
📚 用語解説
確認テスト:学習内容を答えを見ず、時間を空けて再現できるか測るテストです。正答だけでなく根拠・時間・表記を確認し、未定着を次週へ戻します。
よくある質問
Q. 小松市立高校の令和8年度の募集定員は何名ですか?
A. 普通科120名・芸術コース(音楽専攻・美術専攻)40名の計160名です。令和8年度石川県公立高等学校(全日制)第1学年募集定員等の別表に基づく確定実績です。
Q. 令和8年度の受検倍率はどれくらいでしたか?
A. 学科計0.85倍でした。内訳は普通科0.94倍(受検者85名/一般入学枠90名)、芸術コース0.54倍(受検者15名/一般入学枠28名)です。全県平均は0.92倍です。
Q. 小松市立高校に推薦入学の枠はありますか?
A. あります。令和8年度の合格状況では内定者数が普通科30名・芸術コース12名、計42名です。推薦枠は普通科が募集定員の25%以内、芸術コースが30%以内と定められています。
Q. 検査科目は何ですか?面接はありますか?
A. 一般入学では、普通科は国語・理科・英語・社会・数学の5教科の学力検査のみです。芸術コースは5教科の学力検査に加えて適性検査(音楽専攻は個人演奏、美術専攻はデッサン)を実施します。いずれも面接はありません。
Q. 芸術コースの実技検査はどんな内容ですか?
A. 音楽専攻は任意の楽曲または練習曲の個人演奏(3〜4分程度)、美術専攻は静物のモチーフを鉛筆でデッサン(80分)です。評価の観点は技術力・表現力・意欲等(音楽)、基礎力・観察力・表現力等(美術)です。
Q. 学力検査はいつ実施されますか?
A. 令和8年度は3月10日(国語・理科・英語)と3月11日(社会・数学)の2日間です。芸術コースは2日目に適性検査(実技)も実施されます。合格発表は3月18日正午です。
Q. 出願はいつからいつまでですか?
A. 令和8年度の入学願書受付は2月18日から24日午後3時までです。2月27日から3月3日は志願変更期間です。
Q. 追検査とはどんな制度ですか?
A. 病気等やむを得ない事由で通常の学力検査を受けられなかった場合の救済措置です。検査Ⅰ(国語・英語80点満点)と検査Ⅱ(理科・社会・数学120点満点)を3月19日に実施し、面接・適性検査(実技)は行いません。
Q. 小松市立高校には何学科ありますか?
A. 普通科と芸術コース(音楽専攻・美術専攻)の2区分です。沿革上は体育コース・総合コースの記録もありますが、現在の学科構成は公式サイトと入試要綱の別表でこの2区分のみ確認できます。
Q. 偏差値は公表されていますか?
A. 河合塾Kei-Netなど数値を突合できる一次情報源を確認できなかったため、みんなの高校情報の値(普通科50・芸術コース47)を出典明記の上で参考情報として紹介しています。
Q. 大学進学実績は分かりますか?
A. 学校公式PDF「3か年合格状況」によると、令和8年度は国公立大学18名(金沢美術工芸大学2名・公立小松大学7名含む)、私立大学131名、短期大学10名、専門学校等29名です。年度により変動するため最新のPDFを確認してください。
Q. 令和9年度(2027年度)の入試情報は公表されていますか?
A. 2026年7月28日時点で、石川県教育委員会は入学者選抜方針のみを公表しており、募集定員や検査科目を含む募集要綱は未公表です。公表され次第、最新情報を確認してください。
Q. 塾へ通えば小松市立高校への合格は保証されますか?
A. 保証されません。学校・県教委の公式資料を基準に、答案、5教科の学習状況、(芸術コース志望の場合は)実技の練習状況、健康、通学、家庭方針へ合う支援かを確認してください。
小松市立高校への準備で最初に押さえるべきは、令和8年度の確定実績と令和9年度の未公表事項を混同しないこと、そして普通科と芸術コースで数字・検査科目が大きく異なることです。普通科は募集定員120名・受検倍率0.94倍・学力検査のみ、芸術コースは募集定員40名・受検倍率0.54倍・学力検査+適性検査(実技)という違いを、いずれも令和8年度の公式発表資料に基づく確定実績として押さえてください。
次に、推薦入学の実施状況を理解します。小松市立高校は普通科(推薦枠30名・面接+作文)・芸術コース(推薦枠12名・面接+適性検査)の両方で推薦入学を実施しています。推薦入学を目指すか一般入学に照準を絞るかで、対策の優先順位が変わります。
出願から合格発表までの日程は全県共通で、中学校長を経由した書類提出が基本です。志願変更期間や追検査といった救済措置も用意されていますが、いずれも「やむを得ない事由」がある場合の制度であり、通常の学力検査(芸術コースは実技も)を予定どおり受けられる準備を最優先にします。
校是「生命の尊重」、教育目標「心身ともにたくましい人間を育成する」「地域社会に貢献できる人間を育成する」、校訓「自主自律の精神・思いやりのこころ」、そして芸術コースの専攻分野や進学実績といった学校の特色は、得点には直結しませんが、入学後3年間の学び方を左右します。倍率や検査科目の数字と合わせて、学校説明会や公式サイトで本人の希望と照らし合わせてください。
最初の一週間は、志望する学科(普通科または芸術コースの音楽・美術専攻)を明確にしたうえで、5教科を時間内で解き誤答を原因別に分類すること、(芸術コース志望なら)実技の到達度を確認することから始めます。同時に、出願手続きの担当(本人・保護者・中学校)を整理し、県教委の発表資料が更新されたら確定志願者数・検査科目・日程を確認する習慣をつけてください。
公式情報の確認には、URL、資料名、対象年度、公表・更新日、確認日を残す習慣が有効です。令和9年度の募集要綱が公表されたら、募集定員、検査科目、推薦枠、日程、追検査の扱いを一項目ずつ令和8年度の内容と比較し、変更点だけを更新してください。
小松市立高校の直近実績と学科別の学習計画を今日から整理する

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




