
奈良高校ってどんな学校ですか。普通科だけって聞きましたが、令和9年度入試に向けて何を確認すればいいですか。















奈良市朱雀にある県立の全日制高校だよ。設置学科は普通科のみで、令和8年度の募集人員は360名。令和8年度から選抜制度が「一次選抜・二次選抜」に一本化されて、第1希望校と第2希望校の2校に出願できる仕組みになった。まずは所在地・学科構成・選抜区分を公式情報で確認しよう。
奈良県立奈良高等学校は、奈良県奈良市朱雀二丁目11番地にある全日制の県立高校です。学校公式サイトによると、電話番号は0742-71-2477です。設置学科は普通科のみで、学校公式サイトの在籍数ページによると、令和8年4月10日現在の全校生徒数は1,080名(1年363名・2年359名・3年358名、男子593名・女子487名)です。学校名の印象だけで志望校を決めず、学科構成と令和8年度・令和9年度入試の枠組みを現在の公式資料で確かめましょう。
奈良県教育委員会が公表する令和8年度奈良県立高等学校入学者選抜概要・高校別概要(奈良高等学校)によると、奈良高等学校普通科の一次選抜は学力検査5教科・学校独自検査なしで、調査書の学習成績の取扱いパターンは④です。令和9年度(2027年度)入試についても、令和9年度奈良県立高等学校入学者選抜概要・高校別概要(奈良高等学校)で、同じパターン④・学力検査5教科・学校独自検査なしという枠組みが示されています。数字と選抜区分を、学校説明会より前に一次資料で押さえておくことが、志望校研究の出発点になります。
奈良県内には、奈良高校のほかにも「奈良北高校」「奈良南高校」「奈良商工高校」「奈良県立国際高等学校」など「奈良」を含む校名の県立高校が複数あります。検索やSNSで情報を集める際、校名の一部だけで一致していると勘違いして別の学校の情報を参考にしてしまう事故が起こりやすいため、本記事では出典元のURLとPDFファイル名を段落ごとに明記し、どの学校のどの年度の資料かを常に確認できるようにしています。
本記事は、奈良県立奈良高等学校の公式サイト、奈良県教育委員会が公表する募集人員・選抜方法・実施状況の資料、令和8年度・令和9年度奈良県立高等学校入学者選抜関係の各種公式PDFのみを情報源として、2026年8月時点で確認できる内容をまとめたものです。偏差値のみ、民間の高校情報サイトを参考情報として明記した上で引用しています。数値や日程は年度によって更新されるため、出願を検討する段階では、必ず学校説明会や学校公式サイトの最新情報で再確認してください。
本記事の構成は、①学校の基本情報(所在地・生徒数・沿革・教育目標)、②部活動と移転の経緯、③進路実績、④令和8年度入試の配点・日程・倍率(実施済みのデータ)、⑤令和9年度入試で現時点までに確認できる範囲、⑥近隣校との比較、⑦用語集、という順番で進みます。数値の出典は段落ごとに明記していますので、後から特定の情報だけを再確認したい場合は、該当する見出しへ戻って出典元のリンクをたどってください。
目次
- 奈良高校とは|所在地・普通科・生徒数
- 沿革|大正13年の奈良県立奈良中学校から創立100周年まで
- 教育目標|「自主創造」の学びとSSH(スーパーサイエンスハイスクール)
- 部活動|21の部が活動、アーチェリー部の全国優勝
- 令和4年の移転|旧平城高校跡地・朱雀キャンパス
- 進路実績|令和7年度卒業生(2026年3月卒業)の大学合格状況
- 令和8年度入試(1)|一次選抜の検査内容・配点・パターン④
- 令和8年度入試(2)|二次選抜の面接・配点
- 選抜日程|令和8年度の出願〜合格発表の流れ
- 出願状況・倍率|実質競争倍率1.19倍の内訳と前年比較
- 令和9年度入試|次年度の日程で確認できること
- 近隣校との比較|奈良北高校・郡山高校との違い
- 用語集|奈良高校の受験でよく出る言葉
- 鬼管理専門塾の特徴
- よくある質問
- Q. 奈良高校はどこにあり、どんな学科がありますか。
- Q. 奈良高校はいつ設立されましたか。
- Q. 奈良高校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されていますか。
- Q. 奈良高校にはどんな部活動がありますか。
- Q. 奈良高校は移転していますか。
- Q. 奈良高校の令和7年度卒業生の進路実績はどうですか。
- Q. 奈良高校の令和8年度一次選抜の検査内容・配点は。
- Q. 奈良高校の二次選抜はどんな内容ですか。
- Q. 奈良高校の令和8年度一次選抜の倍率はどのくらいでしたか。
- Q. 令和9年度入試の日程はもう発表されていますか。
- Q. 奈良高校の偏差値はどのくらいですか。
- Q. 一次選抜と二次選抜、両方準備すべきですか。
- Q. 奈良高校の部活動見学や体験入部はできますか。
- Q. 奈良高校の学校紹介動画や魅力発信シートはどこで見られますか。
- Q. 奈良高校は今後も同じ場所にありますか。
- Q. 奈良高校と奈良北高校は何が違いますか。
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奈良高校とは|所在地・普通科・生徒数















普通科しかないんですね。学科選びで迷わなくていいのは楽ですね。















その分、学科選びより「どのくらいの学力で合格しているか」「一次選抜と二次選抜のどちらで受けるか」を具体的な数字で確認する方が重要になるよ。次の章から沿革・教育目標・入試情報を順番に見ていこう。
奈良高校の設置学科は普通科のみで、学年による類型・コース分けは公式資料上には見当たりません。学校公式サイトの在籍数ページによると、令和8年4月10日現在の生徒数は1,080名(1年363名・2年359名・3年358名)で、男子593名・女子487名とほぼ均等な構成です。令和8年度の一次選抜(普通科)の募集人員は360名で、令和8年度奈良県立高等学校入学者募集人員(奈良県教育委員会、令和8年2月18日付)に明記されています。この募集人員360名は、奈良県立高校全体の令和8年度全日制課程募集人員(合計6,554名)のうち、単独の学校としては郡山高校・高田高校・畝傍高校などと並ぶ規模で、県内の普通科高校の中でも大きい部類に入ります。学校名の表記は「奈良県立奈良高等学校」が正式名称で、通称は「奈良高校」です。県内には「奈良北高校」「奈良南高校」「奈良商工高校」など「奈良」を含む校名の学校が複数あるため、資料を検索する際は「奈良高等学校」とだけ入力すると別の学校の資料が混在することがあります。志望校研究を進める際は、学校名だけでなく所在地(朱雀二丁目)まで一致しているかを必ず確認してください。
民間の高校情報サイト「みんなの高校情報」(2026年度版、2026年4月入学者向け模試結果に基づく)では、奈良高校の偏差値は70と紹介されています。これはあくまで参考情報であり、奈良県教育委員会や学校が公式に発表している数値ではありません。志望校を判断する際は、模試の志望校判定や学校説明会での相談も併せて確認してください。
学校公式サイトでは、学校紹介動画がWeb上で公開されています。奈良県教育委員会の令和9年度入試向け資料によると、公開期間は7月1日(水)〜1月29日(金)で、申込は不要とされています。学校の雰囲気や施設を知りたい場合は、こうした公式の動画コンテンツを参考にし、又聞きの情報だけで志望校を判断しないことをおすすめします。あわせて、高校別概要には学校ごとの特色を短くまとめた「魅力発信シート」のリンクも掲載されており、学校説明会に行く前の下調べとして活用できます。
📚 用語解説
普通科単科校:1つの高校に普通科しか設置されていない学校のこと。学科選択がない代わりに、学力検査・調査書の取扱いなど選抜区分の違いを正確に把握することが志望校研究の中心になります。
沿革|大正13年の奈良県立奈良中学校から創立100周年まで















100年以上の歴史があるんですね。ずっと同じ場所にあるんですか。















実は令和4年に今の朱雀のキャンパスへ移転している。この章では公式サイトの沿革ページに基づいて、設立から現在までの流れを確認しよう。
奈良高校の学校公式サイトの沿革ページによると、大正13年(1924年)2月13日に文部大臣より奈良県立奈良中学校の設置が認可され、同年4月8日に入学式を挙行し校章「宝相華」が制定されました。4月9日に授業を開始し、5月6日には本館が落成して移転しています。校歌は大正14年(1925年)11月24日に制定されました。
戦後の学制改革では、昭和23年(1948年)4月1日に新制高等学校へ転換し、同年9月1日には全日制課程が設置されました。昭和27年(1952年)4月1日には普通課程に整備され、以降は普通科のみの高校となっています。昭和39年(1964年)8月31日に新校舎本館が完成し、同年10月31日に創立40周年記念式典が行われました。以降、10年ごとの節目で記念式典が続いており、令和6年(2024年)11月1日には創立100周年記念式典が行われています。
近年の大きな変化としては、平成20年(2008年)3月31日に通信制課程が、平成23年(2011年)3月31日に定時制課程がそれぞれ廃止され、全日制普通科のみの学校になったことが挙げられます。そして令和4年(2022年)4月1日、奈良市朱雀二丁目(旧奈良県立平城高等学校の跡地)へ移転しました。移転の経緯は次の章で詳しく確認します。
奈良高校にはかつて定時制課程・通信制課程も設置されていました。学校公式サイトの沿革ページによると、通信制課程は平成20年(2008年)3月31日に、定時制課程は平成23年(2011年)3月31日にそれぞれ廃止され、現在は全日制普通科のみの学校になっています。同窓会組織として「宝相華会」があり、大正13年に制定された校章と同じ「宝相華」の名を冠しています。学校の長い歴史や卒業生とのつながりを知りたい場合は、学校公式サイトの宝相華会のページも参考になります。
📚 用語解説
創立記念日:奈良高校では昭和3年11月1日の落成式挙行にあわせて創立記念日が決定されました。10年単位の周年式典(40周年・50周年・…・100周年)はこの日を基準に行われています。
教育目標|「自主創造」の学びとSSH(スーパーサイエンスハイスクール)















SSHって何の略ですか。理系だけの制度ですか。















スーパーサイエンスハイスクールの略で、文部科学省が指定する理数教育・探究活動の重点校のことだよ。奈良高校は平成16年度に第一期指定を受けて以来、更新を重ねている実績のある学校だ。
令和9年度奈良県立高等学校入学者選抜概要・高校別概要(奈良高等学校)に掲載されている「育成したい生徒像・求める生徒像」によると、普通科では「『自主創造』の学びを通し、高い理想と多様な未来につながるような確かな資質・能力を身に付け、科学技術系グローバルリーダーとして、地域から世界に発展的に貢献していく人材を育成します」を育成方針とし、「積極的な勉学や課外活動を通して豊かな知性の創造を目指し、堅い意志をもって自らの行動を律する主体性をもち、自由と責任を自覚するとともに、多くの人と敬愛と信頼に満ちた人間関係を築くことができる生徒を求めます」を求める生徒像として掲げています。この文言は令和8年度・令和9年度の資料で共通しています。
学校公式サイトの沿革ページによると、奈良高校は平成16年度(2004年度)にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)第一期指定を受けました。以降、指定の更新を重ね、令和5年度(2023年度)4月1日にSSH認定枠の指定へ移行しています。SSH認定枠は、複数期にわたる指定実績を持つ学校に与えられる区分で、文部科学省の関連事業を所管する科学技術振興機構(JST)のSSH指定校一覧でも、奈良高校が認定枠の対象校として確認できます。理数分野の探究活動に力を入れてきた学校であることは、この長期の指定実績からも読み取れます。
一般に、SSH指定校では理数分野を中心とした課題研究や、大学・研究機関と連携した探究活動が教育課程に組み込まれることが多いとされています。ただし、奈良高校の具体的な探究プログラムの内容(テーマ設定・実施学年・成果発表の形式など)を年度単位で確認できる一次資料は、本記事の情報源には含まれていません。指定の時系列(第一期指定・認定枠移行の年度)のみを確認済みの事実として扱い、プログラムの詳細を知りたい場合は学校説明会や学校公式サイトの教育活動ページで最新情報を確認してください。
📚 用語解説
SSH(スーパーサイエンスハイスクール):文部科学省が理数教育に重点を置く高校を指定する制度。奈良高校は平成16年度の第一期指定以降、更新を重ねて令和5年度から認定枠に移行しています。
部活動|21の部が活動、アーチェリー部の全国優勝















部活動と勉強、両立できるか心配です。















21もの部が活動していて選択肢は多いよ。両立の鍵は、部活動のある日とない日で学習時間を数値化して分けて管理すること。入学後にどの部に入るか、体験入部などで確認しておくと安心だね。
学校公式サイトによると、奈良高校では陸上競技、剣道、卓球、水泳競技、ハンドボール、バスケットボール、ソフトテニス、サッカー、野球、弓道、アーチェリー、テニス、ダンス、放送局、囲碁・将棋、写真、美術、ギターマンドリン、コーラス、吹奏楽部、小倉百人一首かるた部の合わせて21の部が紹介されています。運動系・文化系ともに幅広い選択肢があります。
学校公式サイトの沿革ページには、平成11年(1999年)8月5日に「アーチェリー部全国優勝」との記載があり、全国高等学校総合体育大会の男子団体で優勝したことが確認できます。これは沿革表に明記されている数少ない部活動実績で、長年アーチェリー部が強豪として知られてきたことの裏付けになります。その他の部活動の近年の大会実績については、本記事執筆時点の公式サイト上で個別成績の一覧が確認できなかったため、最新の実績は各部の活動報告や学校説明会で確認してください。
学校公式サイトの部活動ページは、運動系・文化系それぞれの部が個別ページを持つ構成になっており、活動写真や紹介文が掲載されている部もあります。志望校研究の段階では、興味のある部活動のページを一つずつ確認し、活動日数や大会実績、体験入部の有無を調べておくと、入学後の生活イメージを具体的に描きやすくなります。部活動と5教科の学習を両立させるためには、入学前から「部活動のある日・ない日」で学習時間の使い方を分けて計画する習慣をつけておくことが役立ちます。
📚 用語解説
運動系・文化系:奈良高校の部活動は運動系・文化系合わせて21部。学科が普通科のみのため、部活動の幅広さが学校生活の個性を作っている側面があります。
令和4年の移転|旧平城高校跡地・朱雀キャンパス















朱雀という地名、他の高校の名前と似ていて紛らわしいです。同じ学校ですか。















重要な注意点だね。「朱雀」は奈良市内の地名(丁目)であって学校名ではない。奈良高校は奈良県立奈良高等学校という別の学校で、地名が同じだからといって混同しないよう気をつけよう。
学校公式サイトの沿革ページによると、奈良高校は令和4年(2022年)4月1日、それまでの奈良市法蓮町836番地(昭和39年に完成した新校舎)から、奈良市朱雀二丁目11番地へ移転しました。この移転先は、奈良県立高校再編に伴い令和3年度末で閉校した奈良県立平城高等学校の跡地です。「朱雀」は移転先の地名(丁目)であり、学校の通称や旧称ではありません。奈良県内には別の学校として奈良県立奈良朱雀高等学校(令和5年度末に全日制課程が閉校)も存在しますが、これは奈良高校とは全く別の学校です。所在地の地名が似ているだけで学校自体に関連はないため、学校研究の際は学校名・住所・学校コードを必ず個別に確認してください。
移転先となった奈良県立平城高等学校は、奈良県教育委員会が公表した県立高校再編計画に基づき再編対象となり、令和3年度末をもって閉校しました。奈良高校はその跡地施設を活用する形で、令和4年4月に現在地へ移転しています。再編の詳しい経緯や当時の議論については、奈良県教育委員会が公表する再編関連資料で確認できます。本記事では、奈良高校の移転年月日と移転先住所という事実関係のみを一次資料相当の情報として扱い、再編そのものの是非については立ち入りません。
移転から数年が経過し、令和6年度には創立100周年記念式典が新キャンパスで行われました。校舎の設備や通学経路については、学校公式サイトの学校紹介ページや学校説明会で最新情報を確認するのが確実です。
📚 用語解説
朱雀(すざく):奈良市内の地名。奈良高校の現キャンパス所在地(朱雀二丁目)を指す地名であり、学校名ではありません。同じ「朱雀」を含む別の高校名と混同しないよう注意が必要です。
進路実績|令和7年度卒業生(2026年3月卒業)の大学合格状況















私立の合格者数が多いですね。国立や公立は少ないんですか。















この数字は「のべ合格者数」で、1人が複数の大学に合格すれば重複してカウントされる。私立は併願校が多くなりやすいから件数も増えやすいんだ。国立160名の中には京都大学26名、大阪大学37名、神戸大学26名など難関大学の合格者も含まれているよ。
学校公式サイトの進路実績ページで公開されている「2026入試 全合格者実数」(令和7年度卒業生、2026年3月卒業)によると、国立大学の合格者数は総計160名(現役101名・過年生59名・うち医学科6名)で、主な内訳は京都大学26名、大阪大学37名、神戸大学26名、東京大学2名、一橋大学1名、九州大学2名、奈良女子大学6名、奈良教育大学7名、大阪教育大学6名などです。公立大学は総計64名(現役47名・過年生17名・うち医学科6名)で、大阪公立大学44名、奈良県立医科大学7名、和歌山県立医科大学2名などが含まれます。国公立大学の医学科は合計12名でした。
私立大学は総計793名(現役516名・過年生277名・うち医学科4名)で、同志社大学161名、関西大学180名、立命館大学135名、関西学院大学35名、近畿大学99名、龍谷大学27名など関西の難関私立大学に加え、早稲田大学5名、慶應義塾大学8名、東京理科大学9名、上智大学4名など首都圏の難関私立大学の合格者も含まれています。これらの数字はいずれも「合格者数」であり、実際の進学者数(入学者数)とは異なる点に注意してください。
現役・過年生の内訳を見ると、国立大学の合格者160名のうち現役は101名(約63%)、私立大学の合格者793名のうち現役は516名(約65%)で、いずれも現役合格が過年生(浪人生)を上回っています。医学科の合格者は国立6名・公立6名・私立4名の合計12名(国公立)・16名(国公立+私立、のべ)で、医学部を志望する生徒にも一定の実績があることが分かります。ただし、これらの数値はあくまで大学合格者数の一部を示したものであり、卒業生全員の進路(就職や専門学校進学を含む全体像)を示す資料は本記事の情報源には含まれていません。
📚 用語解説
のべ合格者数:1人の生徒が複数の大学・学部に合格した場合、それぞれをカウントする集計方法。実際にその大学へ進学した人数(進学者数)とは一致しません。
こうした進路実績は、志望校を選ぶ際の一つの参考材料になりますが、それだけで塾や学習方法を決める根拠にはなりません。国立160名・公立64名・私立793名という数字の背景には、入学時点での学力に加え、3年間の学習の積み重ねがあります。中学生の段階でできることは、目の前の学力検査対策と調査書対策を着実に進めることです。進路実績はゴールのイメージを持つための材料として活用し、日々の学習計画は次章以降で解説する入試の配点・日程を踏まえて具体的に立てていきましょう。
令和8年度入試(1)|一次選抜の検査内容・配点・パターン④















学校独自検査ってなんですか。奈良高校でもあるんですか。















学校が独自に実施する作文や実技などの検査のことだけど、奈良高校普通科の一次選抜では実施されない。5教科の学力検査と調査書だけで判定されるシンプルな仕組みだよ。
奈良県教育委員会が公表する令和8年度の高校別概要によると、奈良高校普通科の一次選抜では、学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科で実施され、学校独自検査はありません。第1希望校として受検する場合、学力検査は5教科(各50点満点、合計250点満点)の合計点を1.6倍した400点満点で評価され、調査書成績は180点満点です。調査書の学習成績の取扱いパターンは④で、特定教科を重視する加重配点は設定されていません。
令和8年度から、それまでの「特色選抜」と「一般選抜」が「一次選抜」に一本化され、第1希望校のほか第2希望校にも出願できる制度になりました。奈良高校を第2希望校として受検する場合は、学力検査が国語・数学・英語の3教科(各50点満点、合計150点満点)の合計点を1.6倍した240点満点で評価され、調査書成績は同じく180点満点・パターン④です。第1希望校と第2希望校とで学力検査の教科数と満点が異なる点に注意してください。
配点表の「調査書において重視する教科(加重配点)」欄が「―」となっているのは、特定の教科の内申点を重点的に加算する仕組みがないことを意味します。5教科(第2希望校の場合は3教科)の内申点が均等に扱われるため、特定の教科だけを強化するのではなく、主要教科をバランスよく仕上げることが調査書対策の基本になります。
📚 用語解説
調査書の学習成績の取扱いパターン:中学校の内申点(調査書)をどのように点数化するかを示す区分。奈良県では①〜④のパターンがあり、奈良高校普通科は④に分類されます。
令和8年度入試(2)|二次選抜の面接・配点















二次選抜では面接があるんですね。何を聞かれるんですか。















公式資料では「中学校で取り組んだ活動や入学後の抱負、将来の希望などについて問う」個人面接で、1人5分程度とされている。特別な対策よりも、自分の言葉で具体的に話せるようにしておくことが大切だよ。
奈良県教育委員会が公表する令和8年度の高校別概要によると、奈良高校普通科の二次選抜は、一次選抜で受検した学力検査(3教科・150点満点)の得点を1.6倍した240点、個人面接30点、調査書180点(パターン④)で評価されます。面接の検査内容は「中学校で取り組んだ活動や入学後の抱負、将来の希望などについて問う」個人面接で、1人あたり5分程度とされています。二次選抜は一次選抜で不合格となった受検生を対象とする、募集人員に満たない場合の追加募集の枠組みです。
奈良高校普通科は近年、後述する実質競争倍率が1倍を上回る水準で推移しており、二次選抜まで進む枠は限られます。まずは一次選抜での合格を目標に、5教科の学力検査対策と調査書対策を並行して進めることが基本方針になります。面接対策としては、特別な話術を練習するよりも、中学校生活で取り組んだこと(部活動・委員会・行事・学習面での工夫など)を自分の言葉で具体的に説明できるように整理しておくことが基本です。入学後の抱負や将来の希望についても、「なぜ奈良高校で学びたいのか」を、教育目標(自主創造の学びやSSHでの探究活動など)と結びつけて話せるように準備しておくと、面接官に伝わりやすくなります。
二次選抜の対象になるのは、一次選抜の合格者数が募集人員に満たなかった学校・学科です。奈良高校普通科は令和8年度の一次選抜で募集人員360名に対して受検者数430名と、募集人員を上回る受検者数があったため、実際に二次選抜が実施されるかどうか、また実施される場合の募集人員は、一次選抜の合否結果を踏まえて奈良県教育委員会から改めて公表されます。二次選抜の実施有無を前提に学習計画を立てるのではなく、一次選抜での合格を最優先目標にすることが基本です。
選抜日程|令和8年度の出願〜合格発表の流れ















出願期間が2回に分かれているのはなぜですか。















第一出願期間で最初の志望校を出願し、第二出願期間で志望校の変更ができる仕組みだよ。細かい手続きは学校や年度で変わるので、必ず公式の実施要項で確認しよう。
奈良県教育委員会が公表する「令和8年度奈良県立高等学校入学者選抜の日程」によると、一次選抜の第一出願期間は2月16日(月)〜2月24日(火)、第二出願期間は2月25日(水)〜3月2日(月)でした。学力検査は3月4日(水)に実施され、一次選抜の合格発表は3月13日(金)でした。一次選抜で募集人員に満たなかった学校・学科を対象に、二次選抜の出願は3月16日(月)〜3月18日(水)、個人面接などの検査は3月24日(火)、合格発表は3月25日(水)というスケジュールで実施されています。
この日程はあくまで令和8年度(2026年3月実施)の実績であり、次の入試である令和9年度(2027年3月実施予定)の日程は別に公表されています。次年度の日程は後述の「令和9年度入試」の章で確認してください。
出願校を変更したい場合は、第一出願期間で一度出願した後、第二出願期間中に志望校を変更する手続きが用意されています。手続きの詳細(必要書類・変更できる範囲など)は年度によって異なる可能性があるため、必ず「令和8年度奈良県立高等学校入学者選抜実施要項」などの一次資料、または中学校の進路指導の先生に確認してください。
なお、病気などやむを得ない理由で一次選抜の学力検査を受けられなかった受検生を対象に、追検査の制度もあります。奈良県教育委員会の日程表によると、令和8年度は追検査の申請最終日が3月17日(火)、学力検査が同日3月17日(火)、合格発表が3月18日(水)とされています。対象となる条件や手続きは実施要項に定められているため、当日体調を崩した場合はまず在籍中学校または受検校に速やかに連絡することが必要です。
出願状況・倍率|実質競争倍率1.19倍の内訳と前年比較















1.19倍って高いんですか、低いんですか。















令和8年度の奈良県立高校全体(県立計)の平均は0.88倍だから、それと比べると奈良高校は人気が高い部類だね。同じ普通科の郡山高校(1.26倍)や高田高校(1.10倍)と並べて確認すると位置づけが分かりやすいよ。
奈良県教育委員会が公表する「令和8年度奈良県公立高等学校入学者一次選抜等実施状況(第1希望校 総括)」(令和8年3月5日発表)によると、奈良高校普通科の一次選抜(第1希望校)は、募集人員360名に対して出願者数432名、受検者数430名、欠席者数2名で、実質競争倍率は1.19倍でした。実質競争倍率は「受検者数÷募集人員」で算出されます。同じ資料によると、奈良県立高校全体(県立計)の実質競争倍率は0.88倍であり、奈良高校はそれを上回る水準です。
前年の令和7年度(制度変更前の「一般選抜」)では、募集人員360名に対して出願者数434名、受検者数434名、実質競争倍率1.21倍でした(奈良県教育委員会「令和7年度奈良県公立高等学校入学者一般選抜等実施状況」令和7年3月11日発表による)。令和7年度から令和8年度にかけて倍率はわずかに下がったものの(1.21倍→1.19倍)、大きな変動はなく、引き続き1倍を上回る競争が続いていることが分かります。倍率は年度によって変動するため、出願を検討する年度の最新の実施状況資料を必ず確認してください。
出願者数を募集人員で割った「出願倍率」でさらに遡ると、奈良県教育委員会の資料からは令和5年度1.11倍→令和6年度1.18倍(いずれも出願最終日時点の競争倍率)→令和7年度1.21倍(出願者数434名/募集人員360名)→令和8年度1.20倍(出願者数432名/募集人員360名)という推移が確認できます。実質競争倍率(受検者数ベース)とは定義が異なるため単純比較はできませんが、直近4年間、奈良高校普通科は継続して1倍を上回る出願が続いていることが分かります。
📚 用語解説
実質競争倍率:受検者数を募集人員で割った数値。奈良県教育委員会の資料では「実質競争倍率=受検者数/募集人員」と定義されています。出願者数ではなく受検者数を使う点に注意が必要です。
令和9年度入試|次年度の日程で確認できること















来年の入試の日程は、もう決まっているんですか。















日程と配点方式はすでに公表されている。ただし募集人員は例年2月頃に公表されるので、令和9年度分はまだ発表されていない。今分かる範囲と、まだ分からない範囲を分けて整理しておこう。
奈良県教育委員会が公表する「令和9年度奈良県立高等学校入学者選抜概要・高校別概要(奈良高等学校)」によると、令和9年度(2027年3月実施予定)の奈良高校普通科の選抜方法・配点は令和8年度と同じ枠組みです。一次選抜は学力検査5教科・学校独自検査なし、第1希望校は学力検査400点+調査書180点(パターン④)、第2希望校は学力検査240点+調査書180点(パターン④)、二次選抜は学力検査240点+個人面接30点+調査書180点(パターン④)です。学校紹介動画の公開期間は7月1日(水)〜1月29日(金)と案内されています。
「令和9年度奈良県立高等学校入学者選抜の日程」によると、一次選抜の第一出願期間は2月8日(月)〜2月16日(火)、第二出願期間は2月17日(水)〜2月19日(金)、学力検査等は2月24日(水)、一次選抜の合格発表は3月8日(月)です。二次選抜は出願受付が3月9日(火)〜3月10日(水)、合格発表は3月12日(金)とされています。一方で、令和9年度の募集人員(令和8年度は360名)は、本記事執筆時点(2026年8月)ではまだ公表されていません。募集人員は例年2月頃に公表される資料のため、詳細が判明次第、学校説明会や公式サイトで確認してください。
令和8年度の募集人員は令和8年2月18日付の資料で公表されました。令和9年度についても、例年の公表時期から推測すると2月頃に公表される可能性がありますが、これはあくまで過去の公表パターンからの推測であり、確定した予定ではありません。募集人員が判明したら、本記事の内容も含めて必ず最新の公式資料で再確認してください。
近隣校との比較|奈良北高校・郡山高校との違い















郡山高校の方が倍率が高いんですね。どちらが受かりやすいとかありますか。















倍率だけで難易度は比較できないよ。学力検査の合格ラインは学校ごとの受検者の学力層で決まるから、模試の志望校判定や過去の合格者の得点分布も合わせて確認する必要がある。詳しくは郡山高校の記事も読んでみて。
奈良県内には普通科の県立高校が複数あります。奈良県教育委員会の令和8年度実施状況資料によると、奈良北高校(普通科)は募集人員280名に対して実質競争倍率1.00倍、郡山高校(普通科)は募集人員360名に対して実質競争倍率1.26倍でした。奈良高校の1.19倍と比較すると、郡山高校の方が数値上の倍率は高く、奈良北高校の方が低いことが分かります。ただし、倍率はあくまで「出願段階での競争の激しさ」を示す指標であり、実際の合格ライン(学力検査の得点や内申点の水準)は別の資料や模試の判定で確認する必要があります。
同じ資料では、高田高校(普通科・募集人員360名)の実質競争倍率は1.10倍、畝傍高校(普通科・募集人員360名)は1.10倍でした。奈良市内・大和郡山市内を中心に、普通科の県立高校はそれぞれ異なる倍率で推移しているため、複数校を横並びで比較したうえで、自分の学力層に合った志望校を検討することをおすすめします。
近隣の香芝高校のように普通科に加えて特色あるコースを設置する学校もあれば、奈良高校のように普通科単科でSSH認定枠の指定を受ける学校もあり、学校ごとに強みが異なります。志望校を絞り込む際は、倍率だけでなく、学科構成・教育目標・進路実績・通学のしやすさを総合的に比較することをおすすめします。
学校選びの視点としては、①募集人員と実質競争倍率(数値で確認できる競争の目安)、②学科構成(奈良高校は普通科単科、香芝高校は普通科に表現探究コースを併設するなど)、③教育目標や指定制度(奈良高校のSSH認定枠など学校ごとの特色)、④進路実績、⑤通学のしやすさ、という5点を整理すると比較しやすくなります。倍率や偏差値といった一つの指標だけで即断せず、これらを総合して中学校の先生とも相談しながら決めることをおすすめします。
用語集|奈良高校の受験でよく出る言葉
奈良高校の入試情報を調べるときによく出てくる言葉を整理します。一次選抜は、令和8年度から従来の特色選抜・一般選抜を一本化した選抜区分で、第1希望校と第2希望校の2校に出願できます。二次選抜は、一次選抜で募集人員に満たなかった学校・学科を対象にした追加募集です。パターン④は、調査書(内申点)の学習成績をどのように点数化するかを示す奈良県独自の区分で、奈良高校普通科はこのパターンに分類されています。実質競争倍率は「受検者数÷募集人員」で算出される数値で、出願者数ではなく受検者数(実際に検査を受けた人数)を基準にしている点に注意してください。
学校独自検査は、学力検査や調査書に加えて学校が独自に実施する検査(実技・作文・プレゼンテーションなど)のことで、奈良高校普通科の一次選抜では実施されません。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)は文部科学省が理数教育に重点を置く高校を指定する制度で、奈良高校は平成16年度の第一期指定以降、令和5年度から認定枠に移行しています。これらの用語を正確に理解しておくと、公式資料や学校説明会での説明がスムーズに理解できます。
調査書は、中学校が作成する内申点や活動記録をまとめた書類で、一般に「内申書」とも呼ばれます。学力検査は、入試当日に実施される教科ごとの筆記試験のことです。奈良県教育委員会の高校別概要には魅力発信シートという学校ごとのPRシートへのリンクも掲載されており、学校の特色を短くまとめた資料として学校説明会前の下調べに使えます。のべ合格者数は、1人の生徒が複数の大学・学部に合格した場合にそれぞれをカウントする集計方法で、実際にその大学へ進学した人数(進学者数)とは一致しない点にも注意してください。
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奈良高校対策の塾では、何を確認すればよいですか。















5教科の学力検査対策、調査書(内申点)対策、部活動との両立、確認テスト、未達の当日修正、奈良高校固有の最新入試情報の更新まで確認しましょう。
奈良高校の普通科(1学年3学級相当・募集人員360名)、SSH認定枠の理数教育、21の部活動、一次選抜・二次選抜という2つの選抜区分を調べる出発点は、検索結果の短い紹介文ではなく、奈良県立奈良高等学校と奈良県教育委員会が管理する公式ページです。この章で根拠にするのは「奈良県立奈良高等学校公式サイトの沿革・在籍数・部活動ページと、奈良県教育委員会の令和9年度日程、令和8年度実績を分けて確認した情報」です。資料名、掲載年度、更新日、数値の単位を一緒に記録すると、古い情報を現在の制度だと思い込む事故を避けられます。画面を見ただけで終えず、確認日とURLを受験ノートへ残してください。2027年度(令和9年度)に向けて未公表の項目(募集人員など)は未公表と書き、前年の情報と混ぜない姿勢が重要です。
奈良高校の普通科、SSH認定枠の学び、21の部活動、一次選抜・二次選抜という2つの選抜区分を志望校研究へ生かす具体的な行動は「学校課題、部活動、5教科の学力検査対策、調査書対策の準備を、教材名・問題数・開始時刻まで数値化した週間計画へ統合する」です。中学生本人は、分かったことを自分の言葉で三行に要約し、その下に「まだ学校へ質問すること」を一行書きます。保護者は、費用、通学、出願、説明会の日程など家庭で決める項目を別欄に置きます。役割を分けると、親子のどちらか一方だけが情報を抱えず、説明会や個別相談で短時間に確かめられます。
奈良県立奈良高等学校の情報を読むときの注意点は「授業回数だけで塾を比較せず、毎日の実行確認、確認テスト、未達原因の分析、翌週修正、最新入試情報の更新まで確認すること」です。制度や日程は年度で変わるため、過年度資料を次年度にもそのまま当てはめることはできません。公式情報が更新されたら、募集人員、出願期間、検査日、合格発表、提出物、面接や学校独自検査の有無を一項目ずつ上書きします。更新前のメモは削除せず「前年参考」と明記して残せば、変更点を見つけやすくなります。
奈良高校の普通科、SSH認定枠の学び、21の部活動、選抜区分は、学校選びだけでなく毎日の学習量にもつながります。国語は本文根拠を示す記述、数学は途中式、英語は語彙と文構造、理科は条件と現象、社会は資料と因果関係を中心に記録します。正解した問題でも説明できなければ復習対象です。奈良県立奈良高等学校のSSH認定枠や進路実績へ滑らかにつなぐため、中学内容の穴を教科名だけでなく単元名まで細分化してください。一週間の計画は、月曜に課題量を決め、火曜から金曜まで演習し、土曜に確認テスト、日曜に原因分析と次週修正を行います。学校研究を学習開始の合図に変えると、情報収集だけが増える状態を防げます。
具体例として、平日は「学校課題(30分)→5教科の演習(60〜90分)→部活動がある日は就寝前に単語・漢字などの暗記を10分」、土曜は「一週間分の確認テスト(50分)→間違えた単元の解き直し」、日曜は「翌週の教材量を決めて開始時刻を書き出す」という骨組みを作ると、毎日の負担を大きく増やさずに継続できます。奈良高校の一次選抜は5教科の学力検査に加えて調査書(内申点)も同じ180点満点で評価されるため、定期テスト対策と入試対策を別物として扱わず、日々の授業内容の定着そのものを入試対策と位置づけることが遠回りに見えて最も効果的です。
📚 用語解説
週次レビュー:予定、実行、正答、やり直し、提出、入試情報確認を一週間単位で見直し、翌週の教材量と開始時刻を修正する仕組みです。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
奈良高校を含む志望校・現在の学力・得意不得意に合わせて計画を個別設計する
実行できたかを毎日確認し、週末の確認テストで定着度を数値で把握する
厳選された講師が学習指示から生活管理まで一貫して担当する
高校入学後を見据えた学習習慣づくりも並行してサポートする
分からない問題はLINEで質問でき、無料説明会・資料請求も随時受付
本記事の内容を踏まえて、出願前に確認しておきたいポイントを整理しておきます。以下は本記事で紹介した一次資料を再確認するためのチェックリストです。
よくある質問
Q. 奈良高校はどこにあり、どんな学科がありますか。
A. 奈良県奈良市朱雀二丁目11番地にある県立の全日制高校です。設置学科は普通科のみで、令和8年度の募集人員は360名です(学校公式サイト・奈良県教育委員会資料による)。令和8年4月10日現在の生徒数は1,080名(1年363名・2年359名・3年358名)で、コースやクラス類型による選抜区分の違いはありません。
Q. 奈良高校はいつ設立されましたか。
A. 大正13年(1924年)2月13日に文部大臣より奈良県立奈良中学校の設置が認可され、同年4月に授業が開始されました。昭和23年(1948年)の学制改革で新制高等学校に転換し、昭和27年(1952年)に普通科のみの高校となりました。令和6年(2024年)に創立100周年を迎えています。
Q. 奈良高校はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されていますか。
A. はい。平成16年度(2004年度)にSSH第一期指定を受け、以降更新を重ね、令和5年度(2023年度)から認定枠の指定を受けています(学校公式サイト沿革・JST資料による)。
Q. 奈良高校にはどんな部活動がありますか。
A. 陸上競技、剣道、卓球、水泳競技、ハンドボール、バスケットボール、ソフトテニス、サッカー、野球、弓道、アーチェリー、テニス、ダンス、放送局、囲碁・将棋、写真、美術、ギターマンドリン、コーラス、吹奏楽部、小倉百人一首かるた部の21部が活動しています。アーチェリー部は平成11年に全国高校総体男子団体で優勝しています。
Q. 奈良高校は移転していますか。
A. はい。令和4年(2022年)4月1日、それまでの奈良市法蓮町から、旧奈良県立平城高等学校の跡地である奈良市朱雀二丁目へ移転しました。「朱雀」は移転先の地名であり、学校名が同じ「奈良朱雀高校」(既に閉校)とは別の学校です。
Q. 奈良高校の令和7年度卒業生の進路実績はどうですか。
A. 学校公式サイト公開資料によると、令和7年度卒業生(2026年3月卒業)の大学合格者数(のべ)は、国立160名(京都大学26名・大阪大学37名・神戸大学26名など)、公立64名(奈良県立医科大学7名など)、私立793名(同志社大学161名・関西大学180名など)でした。
Q. 奈良高校の令和8年度一次選抜の検査内容・配点は。
A. 学力検査は5教科(国語・社会・数学・理科・英語)で学校独自検査はありません。第1希望校は学力検査400点(5教科250点満点を1.6倍)+調査書180点、第2希望校は学力検査240点(3教科150点満点を1.6倍)+調査書180点で、いずれも調査書の学習成績の取扱いパターンは④です。
Q. 奈良高校の二次選抜はどんな内容ですか。
A. 一次選抜の学力検査(3教科)得点240点+個人面接30点+調査書180点(パターン④)で評価されます。面接は中学校での活動や入学後の抱負などを問う個人面接で、1人5分程度です。二次選抜は、一次選抜で募集人員に満たなかった場合に実施される追加募集で、実施の有無は一次選抜の合否結果を踏まえて公表されます。
Q. 奈良高校の令和8年度一次選抜の倍率はどのくらいでしたか。
A. 募集人員360名に対して出願者数432名、受検者数430名、実質競争倍率1.19倍でした(奈良県教育委員会、令和8年3月5日発表)。前年の令和7年度(旧・一般選抜)は1.21倍でした。
Q. 令和9年度入試の日程はもう発表されていますか。
A. 選抜方法・配点と検査日程(学力検査等2/24、一次選抜合格発表3/8、二次選抜合格発表3/12など)は既に公表されています。ただし募集人員は本記事執筆時点(2026年8月)では未公表です。
Q. 奈良高校の偏差値はどのくらいですか。
A. 奈良高校は偏差値を公式には公表していません。民間の高校情報サイト「みんなの高校情報」(2026年度版、2026年4月入学者向け模試結果に基づく)では偏差値70と紹介されていますが、これは参考情報です。偏差値の算出方法や母集団はサイトによって異なるため、1つのサイトの数値だけで合否可能性を判断せず、学校説明会や模試の志望校判定など、複数の情報源で確認してください。
Q. 一次選抜と二次選抜、両方準備すべきですか。
A. まずは一次選抜での合格を目標にするのが基本です。奈良高校の一次選抜は実質競争倍率1倍を上回る水準が続いているため、5教科の学力検査対策と調査書対策を並行して進めつつ、万一に備えて二次選抜の面接対策(自分の言葉で活動や抱負を話せるようにしておくこと)も知識として持っておくと安心です。最終的な判断は、中学校の進路指導の先生や学校説明会での相談も踏まえて決めることをおすすめします。
Q. 奈良高校の部活動見学や体験入部はできますか。
A. 本記事の情報源(学校公式サイト・奈良県教育委員会資料)には、体験入部の実施有無や申込方法についての具体的な記載は確認できませんでした。学校説明会やオープンキャンパスの機会に、部活動見学が可能かどうかを学校へ直接問い合わせることをおすすめします。
Q. 奈良高校の学校紹介動画や魅力発信シートはどこで見られますか。
A. 奈良県教育委員会が公表する高校別概要(奈良高等学校)に、学校Webページ・学校紹介動画の公開期間・魅力発信シートのURLが掲載されています。令和9年度向け資料では、学校紹介動画の公開期間は7月1日(水)〜1月29日(金)、申込不要とされています。
Q. 奈良高校は今後も同じ場所にありますか。
A. 令和4年(2022年)4月の朱雀二丁目への移転以降、所在地の変更は本記事の情報源では確認されていません。最新の所在地情報は学校公式サイトで確認してください。
Q. 奈良高校と奈良北高校は何が違いますか。
A. どちらも奈良市内にある県立の普通科高校ですが、別の学校です。令和8年度の一次選抜では、奈良高校が募集人員360名・実質競争倍率1.19倍、奈良北高校が普通科280名・実質競争倍率1.00倍(ほかに数理情報コース80名)でした(奈良県教育委員会「入学者選抜等実施状況」による)。学科構成(奈良高校は普通科単科、奈良北高校は普通科に加えて数理情報コースを設置)や募集人員、倍率が異なるため、名称が似ている場合でも学校ごとの公式資料を個別に確認することをおすすめします。なお、科学技術振興機構(JST)の資料によると、奈良北高校も奈良高校と同じくSSH指定校です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




