「東大や京大は二次試験の配点が大きいから、共通テストは最低限でよい」「難しい記述問題を解けるなら、マーク式で足切りされることはない」——こう考えていませんか。結論から言うと、二次力が高くても、共通テストの科目要件、大学独自の換算、志願倍率を知らずに準備すると、第2次学力試験・個別学力検査へ進めない可能性があります。足切りは二次試験の後で挽回できない、入試の入口にある選抜だからです。
この記事では、2027年度の東京大学・京都大学の公式選抜要項を基に、第1段階選抜が発動する条件、科類・学部別の倍率、過年度最低点の正しい読み方、足切りされやすい人の共通点、共通テストだけで使う科目を含めた年間対策を整理します。2027年度共通テストの本試験は2027年1月16日・17日です。制度を知るだけで終わらず、今日から何を変えるかまで具体化します。

先生、東大も京大も結局は二次試験勝負ですよね。共通テストは足切り点さえ超えればいいから、12月から対策すれば十分じゃないですか?











その「足切り点さえ」という考えが危険なんだ。足切り点は事前に固定された一点ではなく、出願者数や得点分布で動く。まず仕組みと大学ごとの条件を分けて確認しよう。
目次
共通テストの足切りとは?第1段階選抜の仕組み
📚 用語解説
第1段階選抜(足切り):志願者が大学の定める人数・倍率を上回った場合などに、大学入学共通テストの成績等を用いて、個別学力検査へ進める受験生を絞る選抜。第1段階選抜に不合格だと二次試験は受験できない。
「足切り」は通称で、大学の公式要項では主に「第1段階選抜」または「2段階選抜」と書かれます。基本の流れは、共通テスト受験、大学への出願、第1段階選抜、個別学力検査、最終合格です。大学によって発動条件は異なり、志願者が予告倍率を超えたときだけ行う方式もあれば、一定点以上の受験生から募集人員の約何倍までを選ぶ方式もあります。
重要なのは「予告倍率」と「合格最低点」を混同しないことです。予告倍率は、第1段階選抜を行うかどうか、または何人程度を通過させるかを決める人数側の条件です。一方、実際の最低点は、その年の志願者の得点を順位順に並べた結果として事後に決まります。難易度や志願動向が変われば、同じ倍率でも最低点は変わります。











足切り点が先に決まっていて、その点を超えた全員が二次へ進むわけではないんですね。倍率と順位で最後の通過点が動く、と。











その理解で正しい。だから前年最低点ぴったりを目標にするのは危険だ。指定科目を全部受けること、大学の換算で余裕を作ること、二次対策を止めないことの三つが必要になる。
| 確認する言葉 | 意味 | 受験生が取る行動 |
|---|---|---|
| 予告倍率 | 第1段階選抜の実施・通過人数に関わる条件 | 志望科類・学部の最新要項で確認 |
| 利用教科・科目 | 選抜に使う共通テスト科目 | 未受験科目や第1解答科目の違反を防ぐ |
| 換算配点 | 素点を大学独自の比率へ直した点 | 自己採点を大学方式で再計算 |
| 前年最低点 | 前年の志願分布から事後に出た結果 | 安全目標ではなく変動資料として使う |
科目、配点、英語リーディング・リスニングの換算、予告倍率は大学ごとに違います。出願年の選抜要項と、後日公表される学生募集要項を必ず照合してください。
東京大学の2027年度足切り|科類別の予告倍率と配点
東京大学の2027年度選抜要項では、志願者が各科類の募集人員に対して、文科一類・二類・三類は約2.5倍、理科一類は約2.3倍、理科二類は約3.0倍、理科三類は約2.8倍に達した場合、共通テストの成績で第1段階選抜を行うとしています。科類ごとに条件が違うため、「東大は一律3倍」という覚え方はできません。
第1段階選抜は共通テストの各教科・科目の合計1000点満点で行われます。最終判定では、その1000点を110点へ換算し、第2次学力試験440点と合わせた550点満点で算出します。つまり、共通テストは入口では1000点分を使って順位を決め、入口を通過した後は110点へ圧縮されるという二つの顔を持ちます。最終配点で約20%だからと軽視すると、圧縮される前の第1段階で止まる危険があります。
📚 用語解説
圧縮換算:共通テストの素点を大学独自の配点へ縮小・変換すること。東京大学は最終判定で1000点満点を110点に換算するが、第1段階選抜では1000点満点の合計を使う。











東大は共通テストが110点、二次が440点だから共通テストは軽いと思っていました。でも足切りのときは1000点のまま順位を見るんですね。











そう。最終配点の比率だけで学習時間を決めると入口を見落とす。理一は約2.3倍、理二は約3.0倍のように科類差もあるから、出願先の条件で自己採点する必要がある。
| 科類 | 2027年度の予告倍率 | 第1段階選抜 | 最終判定の共通テスト |
|---|---|---|---|
| 文科一類 | 約2.5倍 | 1000点満点の合計 | 110点へ換算 |
| 文科二類 | 約2.5倍 | 1000点満点の合計 | 110点へ換算 |
| 文科三類 | 約2.5倍 | 1000点満点の合計 | 110点へ換算 |
| 理科一類 | 約2.3倍 | 1000点満点の合計 | 110点へ換算 |
| 理科二類 | 約3.0倍 | 1000点満点の合計 | 110点へ換算 |
| 理科三類 | 約2.8倍 | 1000点満点の合計 | 110点へ換算 |
科類選択そのものに迷っている場合は、理系なら東大理科一類・二類・三類の違い、文系なら東大文科一類・二類・三類の違いも確認し、倍率だけでなく入学後の進学先まで含めて選んでください。倍率の低さだけで科類を変えると、二次科目や進学選択との不一致が起こります。
京都大学の2027年度足切り|学部・区分ごとの条件
京都大学の2027年度選抜要項では、総合人間学部の文系・理系、文学部、教育学部の文系・理系、法学部、経済学部の文系・理系は約3.5倍、理学部は約3.0倍が予告倍率です。医学部人間健康科学科と薬学部は募集人員の約3.5倍、工学部は学部全体で約3.0倍、農学部は学部全体で約3.5倍を上回った場合に、共通テストの得点で第1段階選抜を行うことがあります。
医学部医学科は条件がさらに明確です。英語をリーディング150点、リスニング50点になるよう換算したうえで、共通テスト6教科8科目の合計が1000点満点中700点以上の受験生から、募集人員の約3倍までを総得点順に第1段階選抜合格者とします。「700点を取れば全員通過」ではなく、700点は選抜対象へ残る最低条件であり、志願者の順位によってはそれを超えていても通過できない点に注意してください。
📚 用語解説
予告倍率:募集人員に対して志願者が何倍になったときに第1段階選抜を行うか、または何倍程度まで通過させるかを示す目安。大学・学部・選抜区分ごとに異なる。











京大は大学全体で同じ条件ではなく、文系学部の約3.5倍、理学部と工学部の約3.0倍、医学科の700点条件などが分かれているんですね。











その通り。しかも同じ共通テスト素点でも、学部ごとの利用科目と英語換算を通すと評価が変わる。出願前は必ず自分の学部のページで再計算しよう。
| 京都大学の区分 | 2027年度の第1段階選抜条件 |
|---|---|
| 総合人間(文・理)/文/教育(文・理)/法/経済(文・理) | 各募集区分で約3.5倍を上回る場合 |
| 理学部 | 約3.0倍を上回る場合 |
| 医学部医学科 | 1000点中700点以上から募集人員の約3倍まで |
| 医学部人間健康科学科 | 学科募集人員の約3.5倍を上回る場合 |
| 薬学部 | 学部募集人員の約3.5倍を上回る場合 |
| 工学部 | 学部全体で募集人員の約3.0倍を上回る場合 |
| 農学部 | 学部全体で募集人員の約3.5倍を上回る場合 |
京大の学部構成、一般選抜の全体像、二次試験との組み合わせは、京都大学に合格するための10学部別ガイドでも整理しています。足切り条件だけで志望学部を決めず、個別学力検査の科目・配点と学びたい分野まで一体で判断してください。
過年度の足切り最低点はどう読む?安全圏との違い
東京大学が公表した2026年度の第1段階選抜合格者最低点は、1000点満点で文科一類720点、文科二類744点、文科三類781点、理科一類775点、理科二類767点、理科三類716点でした。前年の2025年度は順に717点、725点、774点、808点、814点、770点です。理科一類は33点、理科二類は47点、理科三類は54点動いており、前年値を固定ボーダーとして扱えないことが数字からも分かります。
この差は「今年は簡単だった」「志願者が弱かった」の一言だけでは説明できません。共通テスト全体の難易度、科類ごとの志願者数、上位層の出願移動、予告倍率、同点者の扱いなどが重なった結果です。過年度最低点は、制度が実際にどの程度動いたかを見る資料であり、自分の合格を保証する点ではありません。











理二の最低点が前年814点から767点へ47点も動いています。去年の数字に数点足しただけでは、安全目標にならないですね。











そうだね。安全圏は一点で置かず、複数年度の変動、模試の得点幅、科目別の下振れを見て決める。最低点ではなく「悪い回でも割らない点」を設計するんだ。
| 東大科類 | 2026年度最低点 | 2025年度最低点 | 前年差 |
|---|---|---|---|
| 文科一類 | 720 | 717 | +3 |
| 文科二類 | 744 | 725 | +19 |
| 文科三類 | 781 | 774 | +7 |
| 理科一類 | 775 | 808 | -33 |
| 理科二類 | 767 | 814 | -47 |
| 理科三類 | 716 | 770 | -54 |
上表は東京大学が公表した過年度結果です。2027年度の最低点は出願締切後の志願者数と当年得点分布で決まるため、事前には確定しません。最新の公式出願状況と選抜要項を確認してください。
目標設定では、直近の共通テスト模試3回と本試験形式演習3回の計6回を並べ、平均点だけでなく最低点を見ます。一度だけ高得点を取るより、時間制限下で最低点を引き上げる方が足切り対策になります。科目別には、得意科目の上振れを前提にせず、苦手科目が崩れても総点が残る配分を作ってください。
共通テストで足切りされる人の5つの特徴
足切りされる人には、単に学力が低いという説明では足りない共通点があります。東大・京大の記述模試で良い判定を取っていても、共通テスト特有の時間制約、情報処理、科目数への準備が不足すれば総点は崩れます。ここでは競合記事が扱う「制度を知らない」「対策がおろそか」という論点を、実行段階まで五つに分解します。
特徴① 志望科類・学部の利用科目と換算を説明できない
「だいたい7教科」「英語は200点」としか把握していない状態です。第1解答科目の指定、英語のリーディングとリスニングの換算、情報Ⅰの扱いを知らないと、自己採点が大学換算とずれます。未受験科目があれば、得点以前に出願資格を満たさないこともあります。
特徴② 二次試験が難しいから共通テストは簡単だと思う
難しい数学や英語長文を解けることと、複数資料を短時間で読み、全科目を時間内に処理することは別の技能です。二次力の高さだけで共通テスト得点を推測し、形式演習を後回しにすると、時間切れとマークミスが残ります。
特徴③ 模試判定だけを見て大問別の失点を残す
A判定でも、毎回違う科目が崩れて総点が安定しないなら足切りリスクは残ります。反対に判定が低くても、失点原因が特定の知識単元に集中していれば改善できます。総合判定ではなく、大問、原因、所要時間、再テスト結果を記録する必要があります。
特徴④ 二次で使わない科目を直前まで放置する
文系の理科基礎、理系の地理歴史・公民、情報Ⅰなどは、二次試験で使わないため優先順位が落ちやすい科目です。しかし第1段階選抜では総点の一部です。未習範囲を12月へ残すと、二次科目の維持時間まで削ってしまいます。
特徴⑤ 得意科目の上振れを安全点として計算する
最高点だけを足して「本番もこのくらい」と考えると、難化や体調不良に耐えられません。安全点は各科目の直近最低点を足し、そこから何点を底上げできるかで作ります。一科目の上振れに依存せず、複数の失点経路を塞ぐことが重要です。











僕は模試の総合判定だけ見ていました。毎回、国語かリスニングのどちらかが崩れるのに、平均点では隠れていた気がします。











足切り対策で見るべきは平均より再現性だ。崩れた科目を「知識・読み違い・時間切れ・マーク」の原因に分け、同じ原因が続かないよう翌週に再テストしよう。
対策① 現在地を客観視し、大学換算で弱点を特定する
最初の対策は、共通テスト模試を数多く受けること自体ではなく、同じ条件で比較できるデータを作ることです。本試験または公式の試作・過去問題を使い、本番と同じ時間、休憩、マーク方法で解きます。採点後は素点だけでなく、東京大学・京都大学の志望区分の換算へ直します。
📚 用語解説
再現性:一度の最高点ではなく、問題セットや体調が変わっても一定水準を繰り返し取れる状態。足切り対策では平均点とともに直近最低点を見て評価する。
失点は「知識不足」「資料・設問の読み違い」「時間切れ」「計算・マークミス」の四つへ分類します。知識不足なら該当単元へ戻り、読み違いなら根拠箇所へ線を引く手順を固定し、時間切れなら大問ごとの撤退時刻を決めます。ミスを「ケアレス」で一括すると、次回も同じ条件で再発します。











模試を受ける回数より、同じ条件で比較して、大学換算と失点原因まで残すことが先なんですね。どんな表を作ればいいですか?











日付、教材、各科目の素点、大学換算、所要時間、失点原因、再テスト日、再テスト結果の8列で十分だ。数字が行動へつながる形にしよう。
| 記録項目 | 書く内容 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 素点・大学換算 | 科目別素点と志望区分の換算点 | 総点への影響が大きい科目を優先 |
| 所要時間 | 大問ごとの開始・終了時刻 | 撤退時刻と見直し時間を設定 |
| 失点原因 | 知識・読み違い・時間・ミス | 原因に合う復習へ分岐 |
| 再テスト | 日付と同形式の正答率 | 改善しなければ課題量を再設計 |
模試の種類、受ける時期、復習の仕方を整理したい場合は、大学受験の模試の選び方と復習法も参照してください。同じ模試を増やすのではなく、共通テスト形式と東大・京大の記述形式を目的別に使い分けることが大切です。
対策② 二次試験でも使う科目は早期に共通テスト水準を安定させる
英語、数学、国語、理科など二次試験でも使う科目は、共通テスト対策と二次対策を別物にしすぎないことが重要です。共通テスト水準の基礎知識と標準問題を時間内に処理できなければ、東大・京大の記述問題へ進んでも、答案を作る前の計算や読解で止まります。夏までに基礎の穴を減らし、秋は記述演習を軸にしながら定期的に共テ形式で速度を確認します。
ただし「共通テストで安定したら二次科目は完成」という意味ではありません。東大は最終判定で二次440点、共通テスト換算110点です。共通テストだけへ学習を寄せると、入口は通っても最終合格から遠ざかります。週の時間割では、記述演習、共テ形式、基礎補修を別枠にし、どれか一つが他を飲み込まないよう管理します。











共通テスト対策を早く始めると、二次の記述演習が遅れるのが心配です。両方を毎週やるべきですか?











毎週の比率は時期で変えていい。ただしゼロの週を作らないことだ。秋は記述を主軸にしつつ、2週に1回は共テ形式で速度を測り、崩れた科目だけ翌週に補修する。
| 時期 | 二次でも使う科目の主課題 | 共通テスト確認 |
|---|---|---|
| 4〜7月 | 教科書理解・典型問題・記述の土台 | 月1回で形式と時間を確認 |
| 8〜10月 | 東大・京大の記述演習を増やす | 2週に1回、弱点科目中心 |
| 11〜12月前半 | 記述力を維持しつつ総点を安定 | 週1回のセット演習 |
| 12月後半〜本番 | 短時間で答案感覚を維持 | 本番日程に合わせて総合演習 |
数学の計算ミス、英語の根拠確認、国語の選択肢比較は記述答案にも関係します。共テ演習で見つけた弱点を、記述問題の途中式・根拠説明まで戻して直すと学習が分断されません。
対策③ 共通テストだけで使う科目を計画的に仕上げる
文系の理科基礎、理系の地理歴史・公民、受験生によっては情報Ⅰは、二次試験で使わないため後回しになりがちです。しかし共通テスト総点では、これらの失点も英語や数学の失点と同じように合計へ響きます。直前期に未習範囲を残すと、二次で使う得意科目の維持時間を削るため、秋までに全範囲を一周しておく必要があります。
暗記科目でも、用語を読むだけでは資料問題や正誤判定で点になりません。地理歴史・公民は資料のどこを見るか、理科基礎は計算と実験考察をどう処理するか、情報Ⅰはプログラムやデータ活用をどの手順で解くかを問題演習で確認します。週2〜3回、短い固定枠を作り、忘れる前に触れる方が、12月にまとめて詰め込むより二次科目を守れます。
📚 用語解説
共通テスト専用科目:この記事では、志望大学の個別学力検査では使わず、共通テストでのみ利用する科目を指す。文理・学部・選択科目により該当科目は変わる。











二次で使わない科目に長時間をかけるのも不安です。毎日やるべきなのか、週末にまとめるべきなのか迷います。











忘却が速い用語やリスニングは短時間を高頻度、総合問題は週末にまとめるといい。平日20〜30分を2〜3回、週末に本番形式という二層で組もう。
| 課題の種類 | 平日の短時間枠 | 週末の確認 |
|---|---|---|
| 地理歴史・公民 | 用語と資料1テーマ | 大問1〜2題を時間計測 |
| 理科基礎 | 公式・典型計算・実験整理 | 2科目を通して解く |
| 情報Ⅰ | 用語・表計算・短いアルゴリズム | 資料・プログラムを含む大問 |
| 英語リスニング | 先読みと音声15〜20分 | 本番形式で通し演習 |
共通テスト全体の科目、配点、2027年度日程を先に整理したい場合は、大学入学共通テストの科目・配点・日程ガイドを確認してください。一般論を読んだ後は、必ず東大・京大の志望区分の指定科目へ戻り、自分用の週課題へ変換します。
対策④ 2027年度本番までの年間計画と直前チェック
2027年度共通テストの本試験は2027年1月16日(土)・17日(日)、追試験は1月23日(土)・24日(日)です。直前2週間だけで仕上げる計画ではなく、春夏に未習をなくし、秋に二次演習と共テ速度を併走し、12月に本番順の総合演習へ移る逆算が必要です。日付が決まっているからこそ、週数へ割り戻して行動を置けます。
12月の総合演習では、一日分だけ切り出さず、本番と同じ二日間の科目順で解く回を作ります。一日目の疲労が二日目の数学・理科へどう影響するか、休憩中に何を確認するか、昼食後に集中が落ちるかまで記録します。足切り対策は知識量だけでなく、二日間の運用を安定させる準備でもあります。











直前は予想問題を何冊も解けば安心だと思っていました。でも新しい問題を増やすより、最低点が下がる原因を消す方が先ですね。











その通り。直前期は教材数ではなく、同じ手順で総点を再現できるかを測る。新しい一冊を増やす前に、解き直し未完了と時間配分の未決定をゼロにしよう。
鬼管理専門塾では、模試や演習結果を大問別に分解し、次の週の教材・範囲・問題数へ反映する学習管理を行います。独学で進める場合も、日曜夜に翌週7日分を数値化し、未達は翌週へ放置せず翌日の計画で調整してください。「何時間勉強したか」ではなく「どの失点原因が減ったか」で進捗を判断します。
東大・京大の足切り対策は「普通の対策」では受からない
結論から断言します。独学で参考書を進める、映像授業を見る、大手予備校の集団授業を受ける、週1回の個別指導へ通うという「普通の対策」だけでは、東大・京大の足切りを避けながら最終合格に必要な二次力まで伸ばすのは厳しいです。教材や授業が悪いのではなく、科目数の多い共通テストと難度の高い二次試験を、毎日の行動へ同時に落とす仕組みが不足するからです。
理由は本稿で確認した固有データにあります。2027年度の東大は科類ごとに約2.3〜3.0倍で条件が分かれ、京大は主に約3.0〜3.5倍、医学科は1000点中700点以上から約3倍までという別条件です。東大の2025年度と2026年度では、理科二類の第1段階選抜最低点が814点から767点へ47点動きました。固定ボーダーを暗記するだけでは、年度変動にも自分の科目別失点にも対応できません。
そこで、鬼管理専門塾が公式に示す「従来塾の3つの限界」で選択肢を一つずつ検証します。3つの限界とは、①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い、というものです。東大・京大対策では、入試情報の理解より、その日の課題と翌週の修正まで実行する速度が合否を分けます。
選択肢① 独学・参考書のみでは①②の限界が残る
独学と参考書は自由度が高い一方、選抜要項や過年度最低点を読んでも、今日どの科目を何問解き、いつ再テストするかまでは決まりません。情報を得ても行動が変わらない①の限界が残り、二次科目ばかりへ学習時間が寄る危険があります。
市販の東大・京大ルートを全員同じ順番で進めるだけなら、②の全員同じ指導にも近づきます。理系社会が未習の生徒と、英語リスニングが不安定な生徒では、足切りを避ける翌日の課題は違うため、生徒ごとの換算点と失点原因で個別化が必要です。
選択肢② 映像授業・アプリでは①の限界が残る
映像授業やアプリは理解を補う道具ですが、動画を見たことと、共通テストの制限時間内に正答できることは別です。視聴履歴が増えても、大問別の時間、大学換算点、再テスト結果を管理しなければ、①の「情報を得ても行動は変わらない」が残ります。
東大数学の講義を見た日にも、共通テストだけで使う社会や情報Ⅰの課題は必要です。アプリが提示する共通メニューだけでは、科類・学部別の予告倍率と本人の失点分布を結び付けられず、必要な演習量の調整は本人任せになります。
選択肢③ 集団授業の大手予備校では②の限界が残る
大手予備校の集団授業は体系的ですが、同じ時間割、教材、進度で進むため、②の「全員同じ指導は偏差値50に収束する」という限界が残ります。共通テスト最低点が毎回違う科目で崩れる受験生には、クラス全体の講義より個別の時間配分修正が必要です。
文科一類の約2.5倍を意識する生徒と、京大医学科の700点条件と約3倍を意識する生徒では、利用科目と安全設計が異なります。授業外の課題を志望区分と本人のデータで作り直さなければ、集団授業だけで足切りリスクを消すことはできません。
選択肢④ 一般的な個別指導塾では③の限界が残る
一般的な個別指導塾は授業内容を個別化できますが、週1回の確認では③の「週1指導では変化が遅い」という限界が残ります。月曜に起きたリスニングの時間切れや、火曜の情報Ⅰの未達を翌週まで放置すると、本番までの修正機会が減ります。
足切り対策は多科目の小さな崩れを毎日見つけ、二次演習を止めずに修正する仕事です。授業時間だけ個別でも、残り6日間の教材・範囲・問題数と週次テストが本人任せなら、共通テストと二次試験を両立する速度が足りません。
独学・参考書のみ、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検証すると、いずれも①〜③の限界が残ります。だから、大学換算点と失点原因から1日単位の個別課題を作り、毎日確認し、毎週テストで修正する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、足切りの情報を教えて終わるのではなく、志望科類・学部の配点、現在の共通テスト換算点、二次模試の結果から、今日やる教材・範囲・問題数へ落とし込みます。ここでは公式ページで確認された6つの特徴だけを、東大・京大の共通テスト対策へ接続して説明します。
教材名・範囲・問題数・時間・確認方法まで数値で示す
志望科類・学部と現在点から個別の行動プランを設計する
毎日の進捗を確認し、毎週の確認テストで計画を修正する
厳格な選考と講師満足度アンケート1,524件を公開する
大学・学部特化、総合型・推薦、英語資格、高校受験に対応する
LINEで質問でき、Zoom無料説明会と資料請求で確認できる
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「共通テストを勉強する」という曖昧な予定ではなく、教材名、ページ、問題数、時間、確認方法まで1日単位で数値化して学習指示を出します。二次科目、共通テスト専用科目、学校課題を一日の中へ配置し、完了条件を明確にします。
東大・京大の足切り対策なら、英語リスニング20分、情報Ⅰの大問1題、理系社会の資料問題2題、二次数学の記述2題のように具体化します。予告倍率や前年最低点を読んだだけで終わらせず、大学換算の最低点を上げる行動へ変換します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師は、生徒ごとの模試得点、失点原因、志望科類・学部の利用科目、共通テストと二次試験の配点から個別行動プランを設計します。全員へ同じ教材と順番を当てはめず、現在地と本番までの週数に合わせて優先順位を決めます。
理科一類で共通テスト社会が崩れる生徒、文科三類で国語の時間が足りない生徒、京大工学部で情報Ⅰが未完成の生徒では、翌日の課題が違います。本人の大学換算点で一番失点を減らしやすい課題から配置し、二次の得意科目を止めません。
❸ 毎日・毎週の管理と確認テスト
鬼管理専門塾は毎日の進捗を管理し、毎週の確認テストで、教材を見たかではなく自力で解けるかを確認します。未達や理解不足があれば追加課題を設定し、その週のうちに原因を分析して翌週の計画を修正します。
足切り対策では、一回の最高点より悪い回の総点を引き上げることが重要です。日次で未達を見つけ、週次の確認テストで同じ失点が減ったかを検証し、本番形式6回の最低換算点が安定するまで課題量と時間配分を変えます。
❹ 採用率0.6%の専属講師
鬼管理専門塾の専属講師は、公式サイトで採用率0.6%と公表される選考を通過しています。指導品質を確認する講師満足度アンケートは1,524件が公開され、採用後も講師の指導を確認する体制があります。
東大・京大対策では、年度別の要項を読み、共通テストと二次試験の優先順位を毎週調整する必要があります。同じ専属講師が継続してデータを見ることで、共テへ寄せすぎる週と二次だけになる週を防ぎ、本番まで一貫した計画を保ちます。
❺ 大学受験から英語資格までの専門コース
専門コースは、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜・推薦入試、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAP等の英語資格、高校受験まで展開されています。目標と選抜方式に合わせた専門コースを選べます。
東大・京大の一般選抜を軸にする受験生には、科類・学部の利用科目、共通テスト換算、二次記述を同じ大学受験計画へ統合します。併願校や推薦・総合型を検討する場合も、別々の対策で一週間が分断されないよう受験機会を整理します。
❻ LINE質問・無料説明会・資料請求
学習中の質問はLINEで受け付けています。入会前にはZoomで行う無料説明会を利用でき、保護者の同席も可能です。資料請求で指導内容を確認し、疑問点や現在の模試結果を整理してから相談できます。
東大・京大のどの区分で自己採点すべきか、前年最低点からどの程度の余裕を置くか、二次対策を止めずに共テ専用科目をどう配置するか迷う場合は、無料説明会で現在地を共有し、本番までの個別行動プランを確認できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象条件と手続の詳細は無料説明会で確認してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で、公開している結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
東大・京大の足切りを避け、二次力も伸ばす個別計画を無料説明会で相談できます
まとめ|足切り突破を最終合格につなげる
東大・京大の共通テスト足切りは、二次試験の前に受験機会を絞る第1段階選抜です。2027年度の東大は科類別に約2.3〜3.0倍、京大は学部・区分別に主に約3.0〜3.5倍で条件が分かれ、京大医学科には1000点中700点以上から約3倍までという条件があります。
足切り突破はゴールではありません。入口で失敗しない安定点を作りながら、最終合格を決める二次試験の記述力も伸ばす必要があります。公式要項、大学換算、失点原因、毎日の課題を一つの計画へつなぎ、毎週の結果で修正してください。制度を知った今日が、実行を変える最初の日です。
よくある質問
| 質問の種類 | 確認ポイント |
|---|---|
| 制度 | 第1段階選抜と予告倍率 |
| 大学別 | 東大・京大の2027年度条件 |
| 得点 | 過年度最低点と安全設計 |
| 学習 | 開始時期・専用科目・模試 |
Q. 共通テストの足切りとは何ですか?
A. 大学入学共通テストの成績等を使い、個別学力検査へ進める受験生を絞る第1段階選抜の通称です。不合格になると二次試験を受けられません。
Q. 東大の2027年度の足切り倍率は何倍ですか?
A. 文科一類・二類・三類は各約2.5倍、理科一類は約2.3倍、理科二類は約3.0倍、理科三類は約2.8倍に達した場合、共通テスト成績で第1段階選抜を行います。
Q. 京大医学部医学科は700点あれば足切りを通過できますか?
A. 700点は自動通過点ではありません。2027年度要項では、所定の英語換算を含む1000点満点で700点以上の受験生から、募集人員の約3倍までを総得点順に選びます。
Q. 前年の第1段階選抜最低点を取れば安全ですか?
A. 安全とは言えません。最低点は当年の問題難易度、志願者数、得点分布で動きます。複数年度の変動と、自分の直近6回の最低換算点を合わせて余裕を設計してください。
Q. 東大は共通テストを何点に換算しますか?
A. 2027年度要項では、第1段階選抜は1000点満点の合計で行い、最終判定では1000点を110点へ換算し、第2次学力試験440点と合わせて550点満点で算出します。
Q. 共通テスト対策はいつから始めるべきですか?
A. 春夏に基礎と未習範囲を減らし、秋は二次記述を主軸に共テ形式を定期確認し、11〜12月に比重を上げるのが基本です。直前2週間だけに集中させないでください。
Q. 二次試験で使わない科目はどう勉強しますか?
A. 平日に20〜30分の短い固定枠を週2〜3回置き、週末に本番形式で確認します。秋までに未習をなくし、12月は新しい知識より時間内の再現性を高めます。
Q. 模試の判定と共通テスト得点のどちらを見ればよいですか?
A. 判定だけでなく、志望大学の換算点、大問別失点、直近最低点を見ます。A判定でも総点が不安定なら足切りリスクは残るため、原因別の再テストが必要です。
Q. 2027年度共通テストの日程はいつですか?
A. 大学入試センターの実施要項では、本試験は2027年1月16日・17日、追試験は1月23日・24日です。変更の有無は受験前に大学入試センター公式情報で再確認してください。
Q. 東大・京大の足切り対策で最も大切なことは何ですか?
A. 公式要項を読み、自分の得点を大学方式へ換算し、最高点ではなく最低点が下がる原因を毎週修正することです。同時に二次記述の学習を止めない計画が必要です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





