始めに:早稲田大学の難易度からみた穴場学部3選
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「早稲田大学の難易度からみた穴場学部3選。倍率・偏差値からも穴場学部を解説します!」というテーマで記事を書いていきます。
早稲田大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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早稲田大学の穴場学部はどこ?
早稲田大学への入学を考える場合、今日は「倍率」「偏差値」「入試科目のレベル」といった3つの観点から穴場とされる学部を探求してみたいと思います。
早稲田大学が公にしている統計によれば、毎年何十万人もの学生がこの名門大学に申し込んでいます。
(ただし、2021年の受験では新型コロナウイルスの影響で申し込み数が10万人以下になったという特例もありました)
この大学には、日本全国、さらには世界各国から学生が集まるため、非常に競争の激しい環境が形成されています。
早稲田大学は特に私立文系大学の中で最も難しいと一般的に認識されていますが、その中でも相対的に入りやすい学部が存在するのでしょうか?
以下で解説していきます。
穴場学部の探求❶
実質の倍率
早稲田大学は数多くの志願者がいるため、ほとんどの学部や学科で高い倍率が設定されています。
ただし、その中には相対的に倍率が低い学部や学科も確かに存在するので、それらをターゲットにすることが、厳しい競争を勝ち抜く一つの方法です。
さて、倍率について話す前に、二種類の倍率があることを明確にしましょう。
一つは「志願倍率」、これは申し込み段階での志願者数と募集定員数を用いて計算されます。
もう一つは「実質倍率」、これは合格が発表された後に、実際の受験者数と合格者数で算出されます。
特に、受験者数は国公立大学の後期試験に受かって不参加になる人や、私立大学で合格しても入学しないケースが多いため、実質倍率がその大学の入試の厳しさをより正確に反映しています。
早稲田大学には高い倍率の学部も多いですが、それでも比較的低い倍率の学部や学科も存在します。
そして、そのような学部や学科を狙うことは、多くの競合者と戦う早稲田大学の入試で有利な戦略となるでしょう。
特に「実質倍率」をチェックすることで、より正確な入試の難易度が把握できます。
この点を考慮に入れることで、自分にとって最も適した学部や学科を見つけ出し、成功へと導く手がかりを得ることができるのです。
学部学科別 実質倍率一覧
学部 | 学科 | 2021年実質倍率 | 2022年実質倍率 |
政治経済学部 | 政治学科 | 2.8 | 3.1 |
経済学科 | 5.2 | 3.8 | |
国際政治経済学科 | 2.8 | 3.2 | |
法学部 | 4.9 | 4.8 | |
文化構想学部 | 8.2 | 8.9 | |
文学部 | 7.5 | 8.1 | |
教育学部 | 教育学科教育学専攻教育学専修 | 10.3 | 6.6 |
教育学科教育学専攻生涯教育学専修 | 8.6 | 11.5 | |
教育学科教育学専攻教育心理学専修 | 7.9 | 8.0 | |
教育学科初等教育学専攻 | 9.6 | 10.2 | |
国語国文学科 | 6.5 | 6.7 | |
英語英文学科 | 5.0 | 5.1 | |
社会科地理歴史専修 | 7.9 | 6.8 | |
社会科公共市民学専修 | 5.8 | 6.3 | |
理学科生物学専修 | 4.4 | 4.1 | |
理学科地球科学専修 | 5.5 | 5.3 | |
数学科 | 4.0 | 4.6 | |
複合文化学科 | 5.8 | 6.7 | |
商学部 | 地歴・公民型数学型 | 11.7 5.3 | 11.06.2 |
基幹理工学部 | 学系Ⅰ | 2.4 | 3.1 |
学系Ⅱ | 4.2 | 3.7 | |
学系Ⅲ | 4.9 | 4.8 | |
創造理工学部 | 建築学科 | 4.5 | 4.1 |
総合機械工学科 | 3.1 | 3.4 | |
経営システム工学科 | 4.2 | 3.9 | |
社会環境工学科 | 3.5 | 3.1 | |
環境資源工学科 | 3.8 | 3.6 | |
先進理工学部 | 物理学科 | 4.0 | 4.2 |
応用物理学科 | 3.0 | 3.4 | |
化学・生命科学科 | 3.2 | 3.8 | |
応用化学科 | 4.1 | 3.2 | |
生命医療学科 | 4.0 | 5.9 | |
電気・情報生命工学科 | 3.9 | 3.3 | |
社会科学部 | 8.3 | 9.4 | |
人間科学部 | 人間環境科学科 | 6.4 | 6.9 |
健康福祉科学科 | 7.1 | 6.6 | |
人間情報科学科 | 5.2 | 6.8 | |
スポーツ科学部 | 2.7 | 2.7 | |
国際教養学部 | 3.4 | 3.3 |
※早稲田大学HPから引用
早稲田大学で入学試験の倍率が比較的低いとされる学部や学科は、文系だと政治経済学部の政治学科や国際政治経済学科、スポーツ科学部、教育学部の英語英文学科、国際教養学部です。
また、理系においては先進理工学部の応用物理学科、応用化学科、電気・情報生命工学科が、他の学部や学科に比べて倍率が低いことが多いです。
この傾向は何を意味するのでしょうか。
それは、相対的に偏差値が低いとされるこれらの学部や学科は、競争が少ないため入学のチャンスが高いとも解釈できます。
具体的な例として、政治経済学部の政治学科や国際政治経済学科では、多くの人々が商学部や法学部を目指すため、倍率がやや低めです。
先進理工学部の応用物理学科や応用化学科、電気・情報生命工学科も、多くの受験生が一般的な理工学部や情報科学部に集中するため、競争が少なくなることが多いのです。
文系でも理系でも、比較的低い倍率の学部や学科を狙う戦略は、入学試験で有利に働く可能性があります。
これが特に重要なのは、早稲田大学のような名門校で、多くの学部や学科が高倍率である場合です。
よって、具体的な学部や学科の倍率を把握し、自分の目標とする学部や学科が低倍率であれば、その方が入学しやすいという可能性が高まるわけです。
穴場学部の探求❷
学部学科の偏差値
低い倍率だけでは、その学科や学部が「簡単に入れる」と結論づけることはできません。
なぜなら、受験生全体の水準が高い場合、厳しい競争が繰り広げられる可能性があるからです。次に考慮するべきは「偏差値」です。
この点について、河合塾のデータが参考になります。
例えば、先進理工学部の某学科が倍率が低いとしても、その学科の受験生が全体的に高い偏差値を持っている場合、実際の競争は非常に厳しいものになります。
逆に、商学部の某学科が高い倍率を誇っていても、偏差値が低めであれば、意外と合格しやすい可能性が高いです。
倍率だけでなく偏差値も考慮することで、より正確な「受かりやすさ」の指標が得られると言えます。
特に名門大学のように、多くの学科や学部がある場合、これらの情報は非常に価値のあるものです。したがって、倍率と偏差値の両方を見て、総合的に判断することが重要です。
学部学科別 偏差値率一覧
学部 | 学科 | 偏差値 |
政治経済学部 | 政治学科 | 70.0 |
経済学科 | 70.0 | |
国際政治経済学科 | 67.5 | |
法学部 | 67.5 | |
文化構想学部 | 一般 | 67.5 |
共通テスト併用型 | 70.0 | |
文学部 | 67.5 | |
教育学部 | 教育学科教育学専攻教育学専修 | 67.5 |
教育学科教育学専攻生涯教育学専修 | 67.5 | |
教育学科教育学専攻教育心理学専修 | 65.0 | |
教育学科教育学専攻初等教育学A方式 | 62.5 | |
国語国文学科 | 65.0 | |
英語英文学科 | 65.0 | |
社会科地理歴史専修 | 65.0 | |
社会科公共市民学専修 | 65.0 | |
理学科生物学専修 | 62.5 | |
理学科地球科学専修 | 62.5 | |
数学科 | 62.5 | |
複合文化学科A方式 | 65.0 | |
複合文化学科B方式 | 65.0 | |
商学部 | 地歴・公民型数学型 | 70.067.5 |
基幹理工学部 | 学系Ⅰ | 65.0 |
学系Ⅱ | 65.0 | |
学系Ⅲ | 65.0 | |
創造理工学部 | 建築学科 | 65.0 |
総合機械工学科 | 62.5 | |
経営システム工学科 | 65.0 | |
社会環境工学科 | 62.5 | |
環境資源工学科 | 65.0 | |
先進理工学部 | 物理学科 | 65.0 |
応用物理学科 | 62.5 | |
化学・生命科学科 | 65.0 | |
応用化学科 | 65.0 | |
生命医療学科 | 67.5 | |
電気・情報生命工学科 | 65.0 | |
社会科学部 | 67.5 | |
人間科学部 | 人間環境科学科 | 65.0 |
健康福祉科学科 | 65.0 | |
人間情報科学科 | 65.0 | |
スポーツ科学部 | NA | |
国際教養学部 | 70.0 |
※各学部では、「共通テストを活用する形態」と「一般入試(共通テスト非採用)」が並存しています。
表のデータによると、偏差値が62.5で最も低いのは、文系では教育学部の初等教育専攻、理系では創造理工学部の総合機械工学科および教育学部の理学部生物学専修です。
この情報をもとにして考えれば、高偏差値や高倍率だけが受験難易度を決定するわけではありません。
例を挙げると、教育学部の初等教育専攻の偏差値が62.5で最も低いといっても、この学部に特化した高度な教養やスキルが求められる場合もあるでしょう。
一方で、創造理工学部の総合機械工学科では、偏差値が低くても、必要な専門知識や技術が高度である可能性があります。
しかし、総合的に見ると、これらの学部や学科は他のよりも厳しくない競争環境である可能性が高いです。
特に、多くの受験生が目指す人気学部と比較すると、これらの「穴場」学部・学科であれば合格可能性が高まると言えるでしょう。
偏差値と倍率を組み合わせて考慮することで、どの学部や学科が自分にとって「受かりやすい」のか、より明確な指針が得られると結論づけられます。
偏差値×倍率をみてみると
学部 | 学科 | 偏差値 | 2022年倍率 | 2021年倍率 |
教育学部 | 英語英文学科 | 65.0 | 5.0 | 5.1 |
理学科生物学 | 62.5 | 4.4 | 6.9 | |
創造理工学部 | 総合機械工学科 | 62.5 | 3.1 | 3.3 |
整理してみると、文系では教育学部の英語英文学科が偏差値と倍率を考慮すると注目に値するといえます。
この学科は特に英語スキルに焦点を当てているので、英語に自信のある受験生には有利です。
一方、理系の場合、創造理工学部の総合機械工学科が目立つ選択肢となります。
ただし、MARCHの理系学部とは違い、早稲田大学の理系学部では通常、複数の科目で試験を受ける必要があります。
具体的には、物理や化学など、2つの理系科目に対策が必要です。
この点は特にMARCHを第一選択としていたが早稲田大学に変更を考えている受験生にとって重要です。
なぜなら、MARCHでは通常1つの理系科目だけで受験できるため、早稲田大学への変更は準備する科目が増えることを意味します。
偏差値と倍率を総合的に考慮することで、文系では教育学部英語英文学科、理系では創造理工学部総合機械工学科が注目されるべき学科であるといえます。
ただし、理系の場合は試験科目が増える可能性があるため、その点を考慮する必要があります。
特に、MARCHから早稲田大学への志望変更を考えている受験生は、この点を特に注意すべきです。
穴場学部の探求❸
入試問題の難易度
穴場を見つける際に重要な要素として、問題の難易度が低い学部を探すのも一つの手段です。
早稲田大学は一般に独特の試験スタイルと言われており、各学部、各科目でそれが顕著です。
例えば、厳しい時間制限がある科目や、高度な問題が出る科目があります。
これは学部によっても大きく異なるため、学部特有の対策が求められます。
この観点から、早稲田大学で比較的狙いやすいとされる学部を三つピックアップしてみたところ、教育学部、人間科学部、そしてスポーツ科学部が挙がります。
これらの学部は、早稲田大学全体として見ても偏差値が低めであり、また問題難易度も比較的にマイルドです。
これらの学部は早稲田大学内で比較すると狙いやすいと言えるでしょう。
ただし、それぞれの学部には独自の試験傾向と対策が必要ですので、その点をしっかりと把握しておくことが大切です。
早稲田大学 教育学部
問題難易度が比較的低い学部❶
早稲田大学 教育学部
早稲田大学 教育学部の英語
教育学部の英語試験は、早稲田大学の英語試験の特性を顕著に示していると言われています。
この部門の英語問題は、多くの早稲田の学部で求められる英語スキルに対して非常に代表的な問題を提供しているのです。
従って、他の学部にも応募を考えている受験生にとっては、教育学部の英語試験対策をすることで、他の学部の対策も兼ねられるというメリットがあります。
具体的には、この教育学部の英語試験は文系・理系を問わず同じ問題が出されます。
しかし、これが意味することは、文系の人々にとっては理系に関連するテキストが出た場合、読解が少々難しく感じられる可能性があるということです(その逆もまた真です)。
問題形式としては、長文が4題と会話文が1題という形で、かなりの量があります。
英語だけでなく、効率的に時間を使うスキル、すなわちタイムマネジメントが必要です。そのため、過去問を使った対策が不可欠です。
教育学部の英語試験は、その特性を理解し、適切な対策を行うことで、他の学部の試験にも備えることができると言えるでしょう。
特に、多くの学部に応募を考えている受験生にとっては、この点が大きな利点となります。
早稲田大学 教育学部の国語
教育学部の国語試験に関しては、その英語試験と比べて比較的易しい問題が出る傾向にあります。
だが、その反面、高得点が求められるという事実には目を向ける必要があります。
なぜなら、この教育学部の国語試験は、現代文が2題、さらに古文と漢文が各1題ずつ出題される形式を取っており、一部には記述形式の問題も含まれています。
このような構成からもわかるように、単に問題が易しいからといって油断するわけにはいかないのです。
例えば、現代文の問題に対処するためには、普段から評論文をよく読んで意見の形成に慣れることが重要です。
また、古文・漢文においても、文法問題をしっかりと解けるように基礎を固めておくことが求められます。
教育学部の国語試験は、問題自体は比較的易しいものが出るものの、そのために高得点が求められるという特性があります。
しっかりとした対策と準備が必要であると言えるでしょう。
早稲田大学 教育学部の社会科目
早稲田大学における社会科目(日本史、世界史、政治経済)の問題難易度は、一般的に中程度と評されます。
各科目にはそれぞれ独特の傾向がありますが、基本問題をしっかりと解けることで、70%以上の正答率を見込むことができるでしょう。
それゆえに、過去問題の分析をしっかり行い、そのパターンを理解することが重要です。
この中で具体例として挙げられるのが、日本史の資料問題です。
この種の問題は頻繁に出題される一方で、その大半は一見すると初対面の資料が多いです。
このような初見の問題に対する対策としては、過去問題に出てくる質問の傾向をしっかりと把握することです。
それによって、どのような視点で資料を読み解くべきかが明らかになり、確実に得点を上げることができます。
早稲田大学の社会科目は標準的なレベルの難易度ですが、しっかりとした過去問の分析とそれに基づく対策が必要です。
特に日本史では資料問題が多く出題されるため、過去問題からその傾向をしっかりと捉え、対策を練ることが成功への鍵となるでしょう。
早稲田大学 人間科学部
問題難易度が比較的低い学部❷
早稲田大学 人間科学部
次に焦点を当てるのは人間科学部です。
この学部の科目は、全体として早稲田大学内で見た場合、中程度の難易度に位置しています。
ただし、多くの受験生がこの学部を選ぶため、競争は激しいです。
特に英語は高難易度で、一方で国語は比較的易しいため、その差が生まれにくいです。
このような状況では、選択科目で優位を築くことが重要です。
具体例としては、選択科目である数学や社会科学で高得点をマークすることが考えられます。
英語と国語の得点が近い場合、選択科目で優れたパフォーマンスを示すことで、他の受験生との差をつけることが可能です。
しかし、一つでも科目で失敗すると、その後の進路が厳しくなる可能性が高いです。
例えば、数学での失敗は、特にこの学部では大きな痛手となります。
人間科学部の科目は早稲田大学全体と比較しても中程度の難易度であるが、受験生が多く、競争が激しい。特に英語が難しく、国語は平易であるため、選択科目で差をつける戦略が求められます。
科目に一つでも手こずると、合格への道は厳しくなるため、十分な対策と準備が必要です。
早稲田大学 人間科学部の英語
人間科学部の英語の試験は三つの主要なセクションで構築されています。
最初のセクションでは、約300語の長文を高速で解読する必要があります。
このセクションには8つの問題があり、時間制限が厳しいので、早くかつ正確に文章を読み取る能力が必要です。
もちろん、一部の長文は難解ですが、その設問自体は特に高度なものではないため、スピーディーな読解力が求められます。
続いてのセクションは、空欄に適した前置詞を挿入するタイプの問題です。
このパートは一般的には難易度が高いとされていますが、基本的なフレーズを使用して解答することができる問題も存在するため、そのような問題でしっかり得点を確保することが重要です。
最後のセクションは、文法の誤りを修正する形式の問題です。
この部分では、文法に関する問題を迅速に解く練習をしておき、試験当日に効率よく取り組むことができるように心がける必要があります。
人間科学部の英語試験は、各セクションが独自の要求を持っており、それぞれに効果的な対策が必要です。
最初のセクションでは高速な読解力、次のセクションでは基本的なフレーズによる得点確保、そして最後のセクションでは文法に関する問題を確実に解く能力が求められます。
これらの対策をしっかりと行うことで、試験に成功する可能性が高まります。
早稲田大学 人間科学部の国語
人間科学部における国語の試験は、他の学部と比較すると、やや簡単な問題が出る傾向にありますが、その反面、高いスコアが期待されます。
さらに、試験時間が60分と短いので、時間管理には特に気をつける必要があります。
加えて、年度によっては平均点が50%を割るケースもあるため、試験の難易度が一定でないという点も覚えておくべきです。
このような状況から、国語で他の受験者に大きな差をつけるのは容易ではありません。そのため、細かなミスが致命的な結果を招く可能性も高いです。
人間科学部の国語試験では、問題が比較的簡単な分、高得点が求められる。
しかし、制限時間の短さや年度による難易度の変動があり、さらにその科目で他の受験者と大きく差をつけるのが難しいため、集中力を保ち、他の教科でもしっかりとスコアを上げる必要があります。
特に、ミスの少ない確実な解答が重要となるでしょう。
早稲田大学 人間科学部の社会科目
人間科学部の社会科目の試験問題は、他の学部と比較すると平均的な難易度に設定されています。
ただし、それは容易な問題ばかりが出題されるわけではありません。
問題の大半は、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)のような大学に通用するレベルで答えられます。
しかし、その程度の力量だと他の受験生との差別化は難しいです。
それを考慮すると、単にMARCHレベルの知識とテクニックで対応するのではなく、さらなるスキルと対策が求められます。
人間科学部で成功するには、標準的な問題が主体であるとはいえ、それ以上の知識と対策が不可欠です。
そのような準備を怠ると、他の優れた受験生に後れを取ってしまう可能性が高いのです。
早稲田大学 スポーツ科学部
問題難易度が比較的低い学部❸
早稲田大学 スポーツ科学部
スポーツ科学部に目を向けると、2021年度の入試からは共通テストと小論文の二つが試験項目として設定されています。
この新しい形式の導入によって、2021年度の受験倍率は以前よりも2.7倍と、比較的低い水準に落ち着いています。
特に注目すべきは、この学部を受験する場合、共通テストで2教科以上で75%以上の成績を持っているならば、試みる価値があるでしょう。
しかし、ここで特別な注意点が一つ。
それは、他の学部とは違い、小論文対策も必要になるという点です。
例として、他の学部で主にマークシート方式の試験に焦点を当てている人は、小論文の書き方に慣れていない可能性が高い。
したがって、事前にしっかりと小論文の対策をしておく必要があります。
スポーツ科学部の受験には独自の特性と対策が求められるわけです。
共通テストでの高得点が重要な一方で、小論文の対策も避けては通れない。
この2つの要素をしっかり押さえておけば、成功する確率が高くなるでしょう。
早稲田大学 スポーツ科学部の小論文
スポーツやフィットネスに関連するトピックが多く出るのが、スポーツ科学部の特徴です。
したがって、受験対策としてスポーツ分野の最新情報に常に注意を払い、新聞や雑誌での報道を定期的にチェックすることが有効です。
一般的な教科書だけではなく、スポーツに特化した情報ソースを読むことで、スポーツ関連の出題に対するアンテナを高く保てます。
例えば、オリンピックが近い年にはその関連情報が出題される可能性が高く、それに備えるためには事前に多角的な情報を集めておくことが求められます。
加えて、小論文の練習も欠かせません。
これはこの学部に限ったことではありませんが、繰り返し自分自身で小論文を書き、その都度修正を加えることでスキルが向上します。
スポーツ科学部では、スポーツに特化した情報収集と小論文の練習が不可欠な対策となるわけです。
これらに励むことで、試験での成功がより確実なものとなります。
最後に:早稲田大学に合格をするには?
ここまで早稲田大学の難易度からみた穴場学部を見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が早稲田大学では必要です。
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もし少しでも「早稲田大学に合格したい」と考える受験生は共に早稲田大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
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