始めに:大学入学共通テストのみで入学可能な国公立大学一覧
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【2023年前期】共通テストのみで入学できる国公立大学7選」というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
大学入学共通テストの特徴
私立と何が違う?国公立大学受験の特徴
国公立大学の入試においては、共通テストと2次試験の結果が受験生の進路を大きく左右するというのが一つの結論です。これは国公立大学が受験生に多岐にわたる科目の知識を求めるためであり、その具体的な表れとして、5教科7科目や5教科9科目といった多数の科目で試験が行われることが挙げられます。また、これらのテストは多くの場合、共通テストと2次試験の得点が1:1の比率で配分されており、共通テストのスコアが非常に重要になっています。
対照的に私立大学では、主に3教科での受験が一般的です。この科目数の違いは、受験生が選択する大学のタイプに大きな影響を与えており、国公立大学への挑戦者が比較的均等な倍率を保つ一方で、特に関東の私立大学には極めて高い倍率が見られます。これは、受験生が科目数が少なく、準備がしやすいと感じる私立大学に集中する傾向があるためです。
このような状況を踏まえると、国公立大学と私立大学では、受験生が遭遇する入試の性質が大きく異なることが明らかになります。それぞれの大学タイプが求める試験内容を理解し、自身の得意分野や勉強スタイルに応じた適切な大学選びが受験生には推奨されます。最終的には、共通テストの結果が重要である国公立大学と、科目数が少ない私立大学の選択肢を比較考慮しながら、それぞれの大学入試に最適な準備をすることが成功への鍵と言えるでしょう。
共通テストを重視している国公立大学
国公立大学のセレクションにおける共通テストの重要性は計り知れません。一際目立つのは、共通テストのスコアのみで合否を決定する大学群です。これらの大学では、受験生は2次試験のストレスから解放され、試験日に会場に足を運ぶ必要すらありません。
この種の大学は全体の中では少数ですが、存在を知ること自体が受験戦略において大きな利点となり得ます。一般に、これらの情報はあまり公にはされておらず、より多くの受験生がこれを知れば知るほど、彼らにとって有益な情報源となるでしょう。そのためにも、これまでのデータを基に、共通テストの比率が低い大学をフィーチャーした昨年の記事が好評を博しました。次回の2022年度版も、多くの受験生にとって重宝される情報となることでしょう。
このように、共通テストの得点を最大限に活かすことができる大学選びは、受験生にとって非常に有利な戦略となります。2次試験が免除されることで、精神的、時間的、経済的な余裕をもたらす可能性があるからです。したがって、これらの大学が提供する機会を理解し、利用することは、受験生にとって最適な進路選択の一助となるのではないでしょうか。
共通テストのみで入学できる国公立大学一覧
ボーダー得点率69~77%
この大学は、山梨に位置する公立の教育機関で、特に有名私立大学を目指す学生たちにとって、滑り止め校の役割を果たしています。この大学が選ばれる理由の一つは、入試の簡素さにあります。わずか3教科で構成される試験は、共通テストの成績のみで合格が決まるため、受験生にとって負担が少ないと言えます。
例えば、理系学部を志望する学生が数学や科学に特化して対策を行い、それらの科目で高い得点を狙うことが可能です。このように、限られた科目に集中することで、より効率的な受験勉強が実現できるのです。さらに、2次試験がないため、長い期間にわたる準備の必要がなく、共通テスト後も精神的なリフレッシュが期待できます。
これらの要素から、都留文科大学は受験のしやすさにおいて特筆すべき存在であると言えるでしょう。安心して挑める試験形態は、多くの受験生にとって魅力的な選択肢であり、第一志望校としてではなく、保険として申し込むにも最適な環境を提供しています。
ボーダー得点率62~67%
長野県にキャンパスを構える長野大学は、すべての学科において共通テストスコアの活用が認められています。入試の手順については、後述する通り、明確なガイドラインが設けられています。
大学入学共通テスト計4科目計600点に業績点4点満点を加え、合計604点満点で判定。
●社会福祉学部
・「国語」(200点)必須・「外国語」(200点)必須
・「地理歴史」、「公民」、「数学」、「理科」の受験した科目の中から上位2科目(100点×2=200点)
なお、同一教科の2科目でも有効。「理科」の「基礎」を付した科目については2科目で1科目選択。
●環境ツーリズム学部・企業情報学部
受験した科目を100点満点換算し、上位4科目(100点×4=400点)を活用。
4科目の中の上位の2科目をそれぞれ2倍して200点満点とし、残り2科目をそれぞれ100点満点とする。
なお、同一教科の2科目でも有効とする。
「理科」の「基礎」を付した科目については2科目で1科目選択。
※国語と外国語は200点を100点に換算。
業績書は、受験生の高校3年間における「特徴ある活動(地域内での諸活動、資格取得のための活動、コンクールやスポーツでの優秀な成績を修めた活動)」を示す書類であり、総合型選抜と一般選抜前期日程の合格者判定で活用する。
ボーダー得点率66%
埼玉大学においては、入試科目が特定の学部および学科に限られていることが特徴です。特定の分野の学生に対する配点の特殊性に注意が必要です。
この大学の理系学部においては、合計1500点満点のうち数理科学と自然科学に関する科目で高い配点が設定されています。具体的には、数学(I、II、A、B)が高得点を占める上、化学と他1科目を含む理科で1000点が配分されています。基本的な科学知識の試験は認められず、より専門的な知識が要求される点が特徴です。
したがって、数学や理科に秀でた能力を持つ受験生にとって、この大学は特に有利な選択となる可能性があります。各自の得意分野に即した戦略的な準備をすることで、その他の受験生に比べて高いスコアを獲得しやすい環境が整っています。試験の配点構造は受験生の学習計画に直接影響を与え、特に理系分野において強い学生にとっては、大きなメリットをもたらすことが期待されます。
ボーダー得点率58~62%
埼玉県立大学においては、入試の際に5から6科目を選択し、総計で500点満点の得点を目指す方式が取られています。
この大学独特の選考方法として「オープン課題」という形式が採用されていますが、その具体的な配点については明確に示されていません。公表された入試要項によると、オープン課題は指定されたテーマに対して、解答用紙を使って記述形式で回答する試験です。
実際にこの方式で試験を受けた受験生からは、大学のアドミッションポリシーに関する質問が出題されたり、自己紹介文を200字以内で書く課題が出されたとの声が聞かれます。このタイプの試験は得点差が出にくい傾向があり、結果として共通テストのスコアが受験生の合否を大きく左右することになるでしょう。そして、試験が会場で行われないため、受験生の負担は比較的少ないと考えられます。このように、共通テストで高得点を獲得することが、受験生にとって非常に重要な戦略となるわけです。
ボーダー得点率58~60%
島根県立大学では、共通テストの成績で初期の選抜を行い、400点満点中の得点で一次判定を下します。合格の可否をほぼ共通テストのスコアで決定するこの方式は、学生にとって大きなメリットがあります。
ただし、このプロセスには書類審査が含まれており、ここで追加の20点が加点される機会があります。具体的には、書類審査では学生の「主体性」と「協調性」が重視され、これには調査書や活動報告書が用いられます。こうした書類を通じて、学生がどれだけ自らの学びに積極的で、多様な人々と共に学ぶ姿勢を持っているかが評価されるわけです。
結果的に、共通テストで高得点を獲得し、かつ個別評価のための書類を適切に準備することが、この公立大学における合格への鍵となります。
ボーダー得点率58~59%
釧路公立大学においては、入学試験における国語と英語に加え、地理歴史、公民、または数学のいずれかを選択することで3教科3科目のみの受験が可能です。この地域固有の倍率の低さも魅力の一つとして挙げられます。
その結果、経済学部を始めとした人気学部へのアクセスが比較的容易になるわけですが、これは私立大学等で目にする激しい競争とは一線を画しています。具体的には、地元に根差した学生や、新たな環境での一人暮らしに対して心理的なハードルを感じない受験生にとって、こちらの大学は非常に良い選択肢となり得るでしょう。
したがって、この大学は特定の教科に強みを持つ学生や、地域性を重視する学生にとって魅力的な選択となります。これらの点からも、受験生にはその機会を積極的に検討する価値があると結論づけることができます。
ボーダー得点率51~53%
北見工業大学では、受験生は5教科7~8科目からなる共通テストで1000点満点の中から自己の得点を競います。そのスコアに基づき、合格者の大部分がA選考によって先に合格を勝ち取り、残りはB選考で調査書や志望理由書を通じて評価されるというプロセスが取られています。
これにより、受験生には共通テストでの高得点が不可欠であるという事実が示されます。例を挙げれば、A選考での合格を目指す受験生は、特に共通テストでの成績が重要視されるため、この部分の対策に集中することが推奨されます。
したがって、この大学の受験を計画する場合、共通テストでの成績向上に努力を傾けることが、合格への確実な道を切り開くという結論に至ります。
最後に:志望大学に合格をするには?
ここまで共通テストのみで行ける国公立大学について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映