
模試の結果に「ボーダー」という言葉が出てきますが、正直よく分かっていません。ボーダーを下回ったら、二次試験を受けられなくなるということですか?














先に結論です。ボーダーとは、予備校が模試の自己採点データから算出する「合格可能性50%の共通テスト得点率」の目安のことです。大学が定める合否の絶対基準ではありません。ですから国公立大学の一般選抜では、ボーダーを下回っても、それだけで二次試験に進めなくなるわけではありません。二次試験に進めるかどうかを実際に左右するのは、大学ごとに定める「第一段階選抜(足切り)」という別の制度です。一方、私立大学の「共通テスト利用方式」は共通テストの得点だけで合否が決まる方式が多く、ボーダーを大きく下回ると、その方式では合格が難しくなります。
「ボーダー」「センターボーダー」「共テボーダー」「共テ利用ボーダー」は、似た言葉ですが指している範囲が少しずつ違います。この記事では、ボーダーの定義、算出のしくみ、国公立と私立での意味の違い、そして2026年(令和8年度)共通テストの実際の平均点までを、河合塾提供データと大学入試センターの公式発表という一次情報で順に整理します。
目次
共通テストのボーダーとは?結論と全体像
| 知りたいこと | 結論 | 確認すべき一次情報 |
|---|---|---|
| ボーダーとは何か | 予備校が算出する「合格可能性50%」の共通テスト得点率の目安 | どの模試・どの回のデータかを確認する |
| 下回ると二次に進めないか(国公立) | 原則進める。進めるかを決めるのは大学の「第一段階選抜」の基準 | 志望大学の学生募集要項で第一段階選抜の有無を確認する |
| 下回るとどうなるか(私立の共テ利用) | 方式によっては共通テストの得点のみで合否が決まり、合格が難しくなる | 「共テ利用」か「併用方式」かを募集要項で確認する |
| センターボーダーとの違い | 仕組みは同じ。呼び方が制度移行前後で変わっただけ | 過去のセンター試験時代の数値と単純比較しない |
ボーダーという一つの言葉には、実は「誰が」「どの試験のデータから」「何を判定するために」算出した数値かという三つの要素が隠れています。この三つを区別しないまま「ボーダーを超えた/下回った」とだけ見ると、国公立と私立で全く違う制度を同じ基準で語ってしまいます。まずはボーダーが「予備校が示す目安」であり「大学が定める絶対基準」ではないという前提を押さえ、そのうえで自分の志望校がどの制度に当てはまるかを確認する順番が安全です。














ボーダーが「目安」だとすると、模試の判定でE判定でも出願していいのでしょうか?














判定を無視してよいという意味ではありません。ボーダーは合格可能性50%という統計的な目安なので、大きく下回るほど厳しい戦いになるのは事実です。ただし「下回ったら即・二次試験に進めない」と思い込むと、国公立と私立の制度の違いを見落とします。まずは自分の志望校がどちらの制度かを確認してから、ボーダーとの距離を対策に落とし込みましょう。
ボーダーの定義を知る → 算出のしくみを知る → センターボーダーとの関係を知る → 私立の共テ利用との違いを知る → 国公立の第一段階選抜との違いを知る → 2026年の実際の平均点を知る、という順に読むと、断片的に聞いた「ボーダー」を一つの理解にまとめられます。
「ボーダーライン」の定義と算出のしくみ
ボーダーラインは、河合塾など予備校が実施する共通テスト対応模試(全統共通テスト模試など)の自己採点データを集計し、過去の入試結果とつき合わせて「合格可能性50%」に相当する得点率を学部・学科・方式ごとに割り出した数値です。大学受験パスナビ(旺文社)に掲載されている河合塾提供データでは、この値が「kyote_range(共通テスト得点率)」として学部ごとに公開されています。例えば北海道大学法学部は77%〜82%、東京大学法学部(文科一類)は86%です。同じ「ボーダー」でも大学・学部が変われば数値は大きく変わります。
| 大学・学部 | ボーダー(共通テスト得点率) | 偏差値帯 |
|---|---|---|
| 東京大学 法学部(文科一類・前期) | 86% | 67.5 |
| 北海道大学 法学部(前期) | 77%〜82% | 60.0〜62.5 |
| 早稲田大学 法学部(共テ利用) | 90% | 67.5 |
| 明治大学 法学部(前期3科目・共テ利用) | 85% | 60.0〜62.5 |
| 日本大学 法学部(C方式3教科・共テ利用) | 71% | 45.0〜55.0 |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09) https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0220/difficulty/ https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0010/difficulty/ https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/3190/difficulty/ https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/3120/difficulty/ https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/2930/difficulty/
📚 用語解説
ボーダーライン:模試の自己採点データと過去の入試結果から、予備校が算出する「合格可能性50%」に相当する得点率の目安。大学が公表する合否基準ではなく、模試実施団体・実施回によって値が異なる。
📚 用語解説
合格可能性50%ライン:同じ得点率で出願した受験者のうち、過去の実績上おおむね半数が合格したとみなされる水準。A判定(80%ライン)・C判定(50%ライン=ボーダー)・E判定(20%ライン)のように、判定基準の一つとして使われる。














早稲田大学のボーダーが東京大学より高いのは意外です。なぜですか?














判定の対象が違うからです。東京大学は共通テストと二次試験の合計点で合否を決めるため、ボーダーは総合点の中の共通テスト部分を示します。一方、早稲田大学の「共テ利用」は共通テストの得点だけで合否が決まる方式なので、ボーダーがそのまま合否ラインに直結し、高い得点率が必要になります。同じ「ボーダー」でも、判定の仕組みが違えば数値の意味も変わります。
「センターボーダー」と共通テストのボーダーは同じ?
「センターボーダーとは」という検索が今も一定数あるのは、2020年度まで実施されていた大学入試センター試験の時代から、この「合格可能性50%ライン」を予備校が「センターボーダー」と呼んでいた名残です。2021年度から大学入学共通テストに制度が移行した後も、算出のしくみ(自己採点データと過去の入試結果から合格可能性50%の得点率を割り出す)自体は変わっておらず、呼び方が「共通テストボーダー」「共テボーダー」に置き換わっただけです。
📚 用語解説
大学入試センター試験:2020年度まで実施されていた全国共通の一次試験。マーク式中心で、英語はリーディングのみ、数学や国語の出題範囲・配点も現在の共通テストとは異なる。
📚 用語解説
大学入学共通テスト:2021年度から実施されている全国共通の一次試験。英語にリスニングが加わり配点比率が変わり、2025年度からは「情報I」が新設科目として加わった。センター試験時代の得点率とは、科目構成と配点が違うため単純比較できない。














昔の「センターボーダー80%」のような感覚で、今の共通テストのボーダーを比べてもいいですか?














おすすめしません。科目構成や配点が違うため、同じ80%でも意味する難しさが変わります。「センターボーダー」という言葉自体は今も通じますが、参照する数値は必ず現在の共通テストに対応した最新のデータを使ってください。
「センターボーダー」「共テボーダー」「共通テストボーダー」は、いずれも予備校が算出する合格可能性50%の得点率を指す同じ仕組みの呼び名。数値だけを年度をまたいで比較しないこと。
「共テ利用ボーダー」とは?私立大学での意味
私立大学の入試方式には、共通テストの得点だけで合否を決める「共通テスト利用方式(共テ利用)」と、共通テストの得点と大学独自の個別試験の得点を合算する「併用方式」があります。「共テ利用ボーダー」という検索は、この共テ利用方式でのボーダーを指しています。早稲田大学法学部の「共テ利用」は90%ですが、政治経済学部の「併用方式(共テ利用)」は87%〜88%と、同じ大学でも方式によって数値が異なります。
| 方式 | 判定に使う得点 | 早稲田大学の例(政治経済学部) |
|---|---|---|
| 共テ利用 | 共通テストの得点のみ | 共テ利用: 89% |
| 併用方式(共テ利用) | 共通テスト+個別試験(または総合問題)の合計点 | 併用方式(共テ利用): 86%〜88% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09) https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/3190/difficulty/
📚 用語解説
共通テスト利用方式(共テ利用):大学独自の個別試験を課さず、共通テストの得点だけで合否を判定する私立大学の入試方式。ボーダーを下回ると、その方式では合格が難しくなる。
📚 用語解説
併用方式:共通テストの得点と、大学独自の個別試験(または総合問題)の得点を合算して判定する私立大学の入試方式。共通テストが多少ボーダーを下回っても、個別試験の得点で挽回できる余地がある。
- 共テ利用: 共通テストのみで確定
- 一般選抜(個別試験中心): 共通テストの比重は低い














同じ早稲田大学でも、方式によってボーダーを下回った時の危険度が違うということですか?














その通りです。「共テ利用」は共通テストの得点だけで合否が決まるため、ボーダーを下回るとその方式での合格はかなり厳しくなります。一方、「併用方式」は個別試験の得点も合算されるので、共通テストが多少ボーダーに届かなくても、個別試験の出来次第で挽回できる余地があります。出願する方式が「共テ利用」か「併用方式」かを、必ず募集要項で確認してください。
明治大学法学部の「共テ利用」は、3科目型が85%であるのに対し、5科目型は80%です(同大学公式データより)。利用科目数が増えるほど、必要となる得点率(ボーダー)は下がる傾向があります。科目数の違う方式のボーダーを単純に比較しないでください。
国公立大学でボーダーを下回ると二次試験に進めない?
国公立大学の一般選抜で「二次試験に進めるかどうか」を実際に左右するのは、予備校のボーダーではなく、大学が募集要項で定める「第一段階選抜」という制度です。第一段階選抜は、共通テストの得点だけをもとに、あらかじめ定めた基準(募集人員に対する倍率など)を超える出願があった場合に、二次試験(個別学力検査)を受けられる人数を一次的に絞り込む仕組みです。基準に達していれば、たとえ予備校のボーダーを下回っていても、二次試験には進めます。
📚 用語解説
第一段階選抜(足切り):国公立大学が募集要項で定める制度。共通テストの得点だけで、二次試験(個別学力検査)を受けられる人数をあらかじめ絞り込む仕組み。実施の有無・基準は大学・学部・年度によって異なり、毎年の募集要項で確認する必要がある。予備校のボーダーラインとは別の、大学側が定める制度。
- 予備校のボーダーとの関係: ボーダーを下回っていても第一段階選抜の基準を超えれば二次に進める














つまり、模試のボーダーを下回ったからといって、二次試験を受けられなくなるとは限らないのですね。














その通りです。ボーダーを下回ったことと、二次試験に進めなくなることは、直接イコールではありません。二次試験に進めるかどうかを決めるのは、大学が定める第一段階選抜の基準です。第一段階選抜を実施しない大学・学部であれば、共通テストの得点だけで出願自体を締め出されることはありません。まずは志望校が第一段階選抜を実施するかどうかを、募集要項で確認してください。
① 志望校の学生募集要項で第一段階選抜の実施有無を確認する → ② 実施する場合は基準(倍率など)を確認する → ③ 自己採点結果と基準を照合する → ④ 基準を超えていれば、ボーダーとの距離に関わらず二次試験の準備を進める。
「きょうて模試」のボーダーは本番後どう変わる?2026年の平均点
大学受験パスナビに掲載されている河合塾提供データのボーダーは、本番前に実施される「第2回全統共通テスト模試」の結果をもとにした数値です。本番の共通テストが終わると、河合塾など予備校は受験生の自己採点データを集計(データネット・リサーチなど)し、実際の平均点や難易度を反映してボーダーを更新します。つまりボーダーは固定値ではなく、模試の時点と本番後で見直される数値です。
大学入試センターは2026年(令和8年度)大学入学共通テスト(本試験)の平均点等一覧(中間集計、令和8年1月21日発表)を公表しています。主要科目の平均点は次のとおりです。
| 科目 | 満点 | 平均点(中間集計) |
|---|---|---|
| 国語 | 200点 | 116.08点 |
| 英語(リーディング) | 100点 | 64.80点 |
| 英語(リスニング) | 100点 | 56.42点 |
| 数学I・数学A | 100点 | 50.58点 |
| 数学II・数学B・数学C | 100点 | 58.88点 |
| 情報I | 100点 | 59.76点 |
出典: 独立行政法人大学入試センター プレス発表「令和8年度大学入学共通テスト(本試験)平均点等一覧(中間集計)」(令和8年1月21日付)https://www.dnc.ac.jp/news/albums/abm.php?d=508&f=abm00006057.pdf&n=%E4%BB%A4%E5%92%8C%EF%BC%98%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%A5%E5%AD%A6%E5%85%B1%E9%80%9A%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%88%E6%9C%AC%E8%A9%A6%E9%A8%93%EF%BC%89%E5%B9%B3%E5%9D%87%E7%82%B9%E7%AD%89%E4%B8%80%E8%A6%A7%EF%BC%88%E4%B8%AD%E9%96%93%E9%9B%86%E8%A8%88%EF%BC%89.pdf(中間集計であり、確定値は大学入試センターが別途公表する)
📚 用語解説
自己採点集計(データネット・リサーチ):本番の共通テスト終了後、予備校が受験生から自己採点結果を集めて実施する集計。実際の平均点や得点分布を反映するため、模試時点のボーダーより精度の高い判定材料になる。














模試の時点のボーダーと、本番の平均点が違ったら、ボーダーの意味も変わるということですか?














そうです。平均点が模試時点の想定より下がれば、同じ大学でもボーダーの得点率が下がって判定される年もあります。「きょうて模試」のボーダーはあくまで出願時点の目安であり、本番後は自己採点集計にもとづく最新のボーダーやリサーチ判定を確認してください。
大学群で見るボーダー(共通テスト得点率)の分布
ボーダーは大学・学部だけでなく、大学群によっても大きな幅があります。旧帝大クラスの東京大学・北海道大学、私立最難関クラスの早稲田大学、いわゆるMARCHクラスの明治大学、日東駒専クラスの日本大学を並べると、法学部だけでもボーダーは70%台から90%まで広がっています。「ボーダー」という言葉だけで大学の難易度を語ろうとすると、この分布の大きさを見落としてしまいます。














北海道大学と明治大学が近い数値に見えます。国立と私立を同じボーダーの数字だけで比べてもいいのでしょうか?














数値の近さだけで難易度を同一視するのは避けてください。北海道大学のボーダーは共通テストと二次試験の合計点の中の共通テスト部分、明治大学のボーダーは共テ利用方式の合否ラインそのものです。判定の仕組みが違う数値を並べるときは、必ず「何を判定するボーダーか」を確認してから比較してください。
ボーダーとの距離別に、今何をすべきか
ボーダーとの距離は、そのまま対策の優先順位に直結します。ボーダーを上回っている場合でも、それは「合格可能性50%以上」という意味であって「合格確定」ではありません。逆にボーダーを下回っていても、国公立なら第一段階選抜の基準、私立の併用方式なら個別試験の出来次第で状況は変わります。距離の大きさによって、確認すべき情報と行動が変わります。
| ボーダーとの距離 | この記事で確認すべきこと | 次の行動 |
|---|---|---|
| 上回っている | 第一段階選抜(国公立)や個別試験(私立併用)の基準も同時に確認 | 油断せず二次・個別試験の対策を継続する |
| 近い(数%以内) | 同じ方式・同じ年度のボーダーで比較できているか再確認 | 自己採点集計後の最新リサーチ判定を確認する |
| 下回っている | 共テ利用か併用方式か、第一段階選抜の対象かを確認 | 併用方式や二次試験で挽回できる余地を具体的に洗い出す |














ボーダーを上回っていれば、もう安心してよいのでしょうか?














安心はまだ早いです。ボーダーは「合格可能性50%」の目安であり、上回っていても合格を保証する数値ではありません。第一段階選抜や個別試験・併用方式の得点次第で結果は変わります。ボーダーを一度の判定として消費するのではなく、出願まで繰り返し確認する材料として使ってください。
模試のたびにボーダーとの距離を記録し、自己採点集計後の最新リサーチ判定と合わせて追うことで、出願直前の判断材料を増やせます。
ボーダーについてのよくある勘違い
ボーダーは便利な目安ですが、扱いを誤ると判断を誤らせる数値にもなります。ここまでの内容を、よくある勘違いという形で整理します。
ボーダーは合格可能性50%の目安であり、大学が定める合否の絶対基準ではありません。国公立の一般選抜では、下回っていても第一段階選抜の基準を超えていれば二次試験に進めます。
ボーダーは各予備校が自社の模試データと過去の入試結果から算出する数値です。河合塾・駿台・東進などで数値が異なることがあり、どの予備校のどの模試回のデータかを必ず確認してください。
📚 用語解説
判定(A〜E判定):模試の結果を、合格可能性に応じてA(80%以上)からE(20%未満)などの記号で示したもの。ボーダー(C判定・50%ライン)は、その中の一つの基準にすぎない。














ボーダー(C判定)しか見ていませんでしたが、A判定やE判定という基準もあるのですね。














そうです。ボーダーは判定基準の中の一つにすぎません。A判定(80%ライン)ならより安全、E判定(20%ライン)ならより厳しいという目安であり、どれも大学が定める絶対基準ではない点は共通しています。複数の判定を組み合わせて、自分の位置を立体的に把握してください。
ボーダーの意味を知るだけでは合格できない
結論から言います。ボーダーの定義や、国公立と私立での意味の違いを正しく理解しても、それ自体は合格には直結しません。この記事で見たとおり、東京大学法学部86%、早稲田大学法学部(共テ利用)90%、明治大学法学部(共テ利用)85%、日本大学法学部(共テ利用)71%と、必要な得点率は大学ごとに大きく違います。必要なのは、自分の志望校のボーダーと今の得点率の差を、毎日の学習量へ具体的に落とし込み、実行し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、ボーダーとの差を測る基準が曖昧になりやすい
独学でも模試を受けてボーダーとの差を知ることはできます。しかし、どの科目の失点を埋めればその差が縮まるのかを自分だけで特定し、遅れを修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、ボーダーとの差を科目別に埋められない
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後にどの科目の答案がボーダーに届いていないかまで毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義だけでは、自分の得点率とボーダーの差を埋める個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、ボーダー到達までの計画が平均的になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、ボーダーまで10点必要な受験生と30点必要な受験生へ同じ密度で対応することは困難です。大学ごとに異なるボーダーとの差を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、模試のたびに変わるボーダーとの差を毎日どう埋めたかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。
- 映像授業・アプリ: 個別確認が薄い
- 鬼管理専門塾: 毎日伴走














ボーダーの数字を知ることより、その差を埋める仕組みを選ぶことが重要なのですね。














その通りです。ボーダーは公開データから誰でも調べられます。差がつくのは、その数字を今日の問題数、復習、答案の修正へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、志望校のボーダーを本気で超えるなら、数字を知ることに留めず、毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、志望校のボーダーと現在の得点率の差を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴をボーダー対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、ボーダー対策では何が変わるのでしょうか?














志望校・志望方式(共テ利用か併用か一般か)ごとに必要なボーダーを確認し、今の得点率との差から優先順位を決めます。そして「今日は何をどこまで直すか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。ボーダーという数字だけの一般論ではなく、志望校と現状の差に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
志望校のボーダーと現在の得点率の差を整理し、共通テスト対策を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じボーダーを目指していても、英語が課題の人と数学が課題の人では行動が違います。模試データと現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
ボーダーとの差を埋める学習を後回しにせず、日々の進捗と毎週の確認で計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
志望校のボーダーを超えるために必要な読解・論理・計算力を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、共テ利用・併用・一般選抜それぞれのボーダー対策を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、志望校のボーダーとの差、どの方式(共テ利用・併用・一般)で出願するかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、志望校のボーダーと現在の得点率の差、どの入試方式を軸にするかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
志望校のボーダーとの差を無料説明会で相談できます
まとめ|ボーダーは目安、進路を決めるのは大学ごとの制度
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| ボーダーとは | 予備校が算出する合格可能性50%の共通テスト得点率の目安 |
| 国公立で下回ると二次に進めないか | 原則進める。決めるのは大学の第一段階選抜の基準 |
| 私立の共テ利用ボーダー | 共通テストのみで合否が決まる方式。下回ると合格が難しくなる |
| センターボーダーとの関係 | 仕組みは同じで呼び方が変わっただけ。数値は年度をまたいで比較しない |
| 2026年の平均点 | 国語116.08点/200点など、大学入試センター公式の中間集計値を確認できる |
| 最初の行動 | 志望校のボーダーの種類(前期・共テ利用・併用)を募集要項で確認する |














ボーダーの数字だけを追いかけるより、自分の志望校がどの制度に当てはまるかを先に確認した方が良さそうですね。














それがこの記事の結論です。ボーダーは合格可能性50%の目安であり、進路を最終的に決めるのは大学ごとの第一段階選抜や入試方式という制度です。数値と制度を切り分けて理解し、差を埋める行動へ変えれば、曖昧な「ボーダー」は具体的な対策計画になります。
ボーダーを調べるときは、どの予備校のどの模試回のデータかを必ず確認し、志望校の募集要項で入試方式(前期・共テ利用・併用)と第一段階選抜の有無を照合してください。そのうえで、自己採点集計後の最新リサーチ判定まで追い続けることが、出願判断を誤らない最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| ボーダーの定義 | 定義と算出のしくみ |
| センターボーダー | センターボーダーとの違い |
| 共テ利用ボーダー | 私立大学での意味 |
| 二次試験に進めるか | 国公立の第一段階選抜 |
| 2026年の平均点 | 本番後のボーダー更新 |
Q. 共通テストの「ボーダー」とはどういう意味ですか?
A. 予備校が模試の自己採点データと過去の入試結果から算出する「合格可能性50%」に相当する共通テストの得点率の目安です。大学が公表する合否の絶対基準ではありません。
Q. ボーダーを下回ると二次試験に進めなくなりますか?
A. 国公立大学の一般選抜では、原則として進めます。二次試験(個別学力検査)に進めるかを実際に決めるのは、大学が募集要項で定める「第一段階選抜(足切り)」という別の制度です。ボーダーを下回っていても、第一段階選抜の基準を超えていれば二次試験に進めます。
Q. 「共テ利用ボーダー」とは何ですか?
A. 私立大学の「共通テスト利用方式」でのボーダーです。この方式は共通テストの得点だけで合否が決まるため、ボーダーを大きく下回ると、その方式では合格が難しくなります。早稲田大学法学部の共テ利用は90%など、大学・学部ごとに数値が異なります。
Q. 「センターボーダーとは」何を指しますか?
A. 2020年度まで実施されていた大学入試センター試験の時代に、同じ仕組みの合格可能性50%ラインを指して使われていた呼び方です。共通テストへの移行後も算出のしくみは同じですが、科目構成や配点が変わったため、当時の数値と現在の数値は単純比較できません。
Q. 2026年(令和8年度)の共通テストの平均点はどのくらいでしたか?
A. 大学入試センターの公式発表(中間集計、令和8年1月21日付)によると、国語は116.08点(200点満点)、英語リーディングは64.80点、英語リスニングは56.42点、数学I・数学Aは50.58点、数学II・数学B・数学Cは58.88点、情報Iは59.76点でした(いずれも100点満点または200点満点、確定値は別途公表)。
Q. 「きょうて模試」のボーダーは本番と同じ数値ですか?
A. 本番前に受ける模試(全統共通テスト模試など)のボーダーは、その時点の想定にもとづく数値です。本番の共通テストが終わると、自己採点集計(データネット・リサーチなど)にもとづいて最新のボーダーが示されるため、出願前は模試時点の数値だけで判断せず、本番後の最新情報も確認してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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