始めに:芝浦工業大学の4学部の特色を徹底解説!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「芝浦工業大学の4学部の特色を徹底解説!学科についても紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。
芝浦工業大学受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
芝浦工業大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
芝浦工業大学とは
東京都を中心に、芝浦工業大学を志望する学生は少なくありません。この学校は、工学教育の分野における著名な機関であり、名声では東京理科大学に次ぐ評価を受けています。
受験生に人気なのはわかります。
ただ、芝浦工業大学を選ぶ際は、大学の名声だけでなく、追求したい学問の分野を明確にすることが重要です。
この大学には多様な学科が設置されており、それぞれが専門的な教育を提供しています。
各学科の特徴を紹介します。その情報をもとにどの学科に進むかを考えていただきたいです。
そして、最終的には、「ここだ」という学科を見つけて決定してほしいと願っています。
芝浦工業大学への進学を考える際には、大学の評判に流されることなく、自身の興味とキャリアの目標に沿った学科を選ぶことが大切です。それが、自分自身にとっても、将来にとっても、最も賢明な選択になるでしょう。
芝浦工業大学工学部
芝浦工業大学は、長い歴史を持つ工学部を有しています。
工学部は9つの学科を擁しています。
機械工学科
機械工学科は、主に移動手段としての自動車や飛行機、さらにはロボティクス分野において重要な役割を担っています。
最近では、医療や福祉支援のための機器開発にも力を入れているのが特徴です。
機械機能工学科
機械機能工学科は、一世代前には機械工学第二学科と呼ばれていた分野で、一見すると自動車や航空機、ロボット工学などと共通する領域に位置しています。
この学科はエネルギー利用と材料科学に特化しており、細かい分子レベルでの工学的応用、すなわちナノテクノロジーやマイクロマシニングといった精密工学の領域に力を入れています。
かつては学習内容の難しさから特別な扱いを受けていましたが、現代では機械工学の進んだ応用分野として認識されており、特に機械制御に関する研究が盛んです。
ロボティクスにおいても応用可能ですが、ここではより制御技術にフォーカスしている点が他の学科との微妙な違いです。
学科選びにあたっては、研究室の情報を深く掘り下げ、自身の興味・関心に合致するかを見極めることが重要です。
材料工学科
工業製品の基礎となる素材の開発に特化したのが材料工学科です。
この学科では、自動車や航空機、ロボットをはじめとする製品の生産に必要不可欠な金属やセラミック、さらには有機材料や複合材料などの研究に注力しています。
言い換えれば、製品自体を生み出すのではなく、それらを構成する材料の性質を探求し、新たな素材を創り出すことに重きを置いているのです。
もし自動車を作るのではなく、自動車に使われる革新的な材料を開発したいと考える人がいるならば、材料工学科がその興味や専門性を深める場所になり得るでしょう。
この分野は、製品設計の初期段階から中心的な役割を担い、工業製品の品質や性能を左右する根幹をなす知識を提供します。
応用化学科
実社会での化学の利用に焦点を当てたのが応用化学科です。
高校の化学の延長線上でありながら、より実践的な応用が学べるこの学科では、新しい素材や薬品、さらには食品加工から化粧品開発に至るまで、化学が生み出す製品の幅広い範囲に渡る応用を研究します。
工学の一環でありながら、電気や機械、そしてロボット工学とは異なる独自の領域を構成しています。
化学に魅力を感じ、その力を社会のさまざまな場で役立てたい学生にとって、応用化学科は理想的な学びの場と言えるでしょう。
化学の原理を実際の産業や製品に応用することで、私たちの生活を豊かにする様々な革新がここから生まれています。
電気工学科
電気工学科は、エネルギーの生成から分配、そして応用に至るまでの電力システムに特化しており、その基盤を学ぶ場所として存在しています。
ここでは、特に電力を中心としたエネルギーの変換や管理の技術を深く理解することができます。
例えば、再生可能エネルギーの統合、スマートグリッドの開発、さらには電気自動車のエネルギーシステムなど、現代社会のエネルギー問題に直結する分野での専門知識が身につきます。
ロボットの学習においても、この学科では電気的な側面に重点を置き、ロボットの動力源や制御システムの電気的側面に注目して研究を進めます。
電気を駆使した先端材料やデバイスの設計に興味があるならば、電気工学科はその探求心を満たす理想の場所です。
電気に関する深い理解は、様々な技術分野でのイノベーションを可能にし、その知識は今後ますます価値を増していくことでしょう。
電子工学科
電子工学科は、半導体や光学などの先端技術に特化した学問領域であり、ここではエレクトロニクスの微細な世界に焦点を当てた研究が行われています。
この学科の核心は、電力を直接生成するのではなく、電気信号を利用して情報を処理する技術や、小型化されたデバイスの開発にあります。
例えば、スマートフォンやコンピュータのCPUのようなマイクロチップの設計、またはファイバーオプティクスを用いた通信技術のような領域が含まれます。
これらは日常生活で使われる製品に組み込まれ、高度なテクノロジーとして応用されています。
ロボティクスにおいても、電子工学科ではロボットの感覚器や処理装置としての電子回路やセンサー技術に注目して研究を深めることができます。
電気工学と比較して、電子工学はより精密な技術や製品開発に寄与しており、現代の情報社会を支える根幹技術として不可欠です。
このように電子工学科は、エレクトロニクスの詳細な側面を探求し、実世界の応用につながる革新を目指す学問領域なのです。
情報通信工学科
情報通信工学科は、現代社会の通信インフラを支える技術の研究に特化しています。
この分野は、我々の日々の生活に深く関わるスマートフォンやインターネットなどの通信ツールを理解し、進化させることに重点を置いています。
具体的には、モバイルネットワークや無線通信技術の開発に焦点を当て、これらの通信手段がいかにして世界中で情報を瞬時にやり取りするかの謎を解き明かしています。
学生はコンピューターのハードウェア設計からプログラミング、さらにはエレクトロニクスまで幅広く学び、これらの知識を通信技術の応用に活かしています。
特に興味深いのは、多くの学生が既にスマートフォンの使い手としての深い理解を持ち合わせており、その興味をさらに技術的な深みに進化させることができる点です。
また、情報通信工学科はコンピュータサイエンスの要素も包含しており、ソフトウェア開発における新たな視点も提供しています。
これに対して情報工学科が存在することも忘れてはならず、この学科ではよりソフトウェアとデータ処理にフォーカスしたカリキュラムが展開されています。
したがって、通信技術に加えてコンピュータシステムへの関心がある人には、情報通信工学科が非常に適しているといえるのです。
情報工学科
情報工学科は、コンピューターサイエンスの基礎と応用に深く潜り込む学問領域です。
この科は、主にハードウェアの構造とソフトウェアの開発に集中しており、データベース管理システムのようなネットワーク関連のコースも含んでいます。
ここでの教育は、情報技術の根幹を成す知識と技術を広範にわたり提供しています。
例えば、コンピューターアーキテクチャやオペレーティングシステムの設計、プログラミング言語の習得、データ構造とアルゴリズムの理解など、コンピューターサイエンスの重要な側面を掘り下げます。これらは、卒業後のキャリア選択に大きく影響を与えるものです。
実際には、情報工学科と情報通信工学科の卒業生が社会に出た際の職務内容には重なりがありますが、情報工学科はコンピューターサイエンスの基本原理に、情報通信工学科は通信ネットワークとその応用に、それぞれ焦点を当てている点が異なります。
そのため、コンピューターとその基礎技術に強い関心があるならば情報工学科を、通信技術に魅力を感じるならば情報通信工学科を選択すると良いでしょう。
それぞれの学科は、学生の興味やキャリアの志向によって異なるパスを提供していますが、目指す方向によって適切な選択が可能です。
土木工学科
この学科は独特の専門分野を誇り、日常生活のインフラストラクチャーを支える要となる領域を網羅しています。
ここでは、上下水道、交通網、都市緑化、鉄道システム、災害対策など、社会の基盤となる多岐にわたるプロジェクトに焦点を当てています。
ショベルカーといった重機を使いこなす土の技術も学びます。
以上、9学科ですが、もう一個だけ、先進国際課程があります。
この特別なコースは、英語のみを使用するという点で他と一線を画しています。
初年度から研究室での活動が可能であり、既に紹介した9つの学科に関する広範な学問領域にを学べるという利点があります。
このコースは、実質的に英語集中学習の場として設けられており、英語による学術的訓練を深めたい学生に適しています。
このプログラムに興味のある学生は、是非挑戦してみるべきでしょう。これが、芝浦工業大学の工学部が提供する国際的な教育のアプローチです。
芝浦工業大学システム理工学部
芝浦工業大学には、それぞれのキャンパスを構える四つの学部があります。
これらの学部は幾分か内容が重複しているものの、地理的に分散して配置されています。
例えば、工学部の新入生と二年生は埼玉県大宮キャンパスで学び、上級生は東京の豊洲キャンパスで教育を受けます。
システム理工学部の学生は、四年間一貫して埼玉県大宮キャンパスでの学びが可能です。
これに加え、システム理工学部も国際プログラムを設けており、英語での留学経験や専門科目の受講を義務付けています。
理系の学生であっても、卒業論文を英語で執筆する徹底ぶりです。
この国際プログラムは、入学後に選ばれた学生たちが集うエリートコースとなっており、その参加者は学生の中でも特に意欲的な上位10%に限られています。
この英語集中の特別プログラムへの参加を望む学生は、そのチャレンジを歓迎されています。
芝浦工業大学システム理工学部は、5学科あります。それぞれ紹介していきます。
電子情報システム学科
電子情報システム学科は、多くの工学部で提供されている電子工学や情報技術関連のカリキュラムと大きな差異はありません。
この学科の教育内容は、ソフトウェア開発、コンピュータネットワーキング、電子ハードウェア設計に重点を置いていますが、これらは工学部内の他の類似した学科が取り組む分野と基本的には重なっています。
ただし、この学科が東京のキャンパスに所在していない点は留意する価値があり、地理的な好みが東京以外であれば、電気情報学科は適した選択肢となり得るでしょう。
教育の質に関しては、電子情報システム学科が提供するプログラムは、他の工学系学科と同等の技術と知識を学生に提供することに焦点を当てています。
実際、この学科の学生たちは、プログラミングの基礎から複雑なシステムの設計に至るまで、広範囲のスキルを身に付けることができます。
機械制御システム学科
機械制御システム学科では、機械工学と電気・電子工学が融合し、ロボットの分野での知識が獲得できるコースが提供されています。
現代の技術界隈では、機械系と電気系の境界がますます曖昧になっており、多くの先端技術が両分野の組み合わせから生まれています。
例えば、自動車や航空機、鉄道などの分野では、ロボット技術が統合されたシステムが日常的に使われています。機械制御システム学科は、そうした学問領域の境界を越えて、機械工学と電気工学の要素を統合することを目指して設けられたものです。
興味がある学生には、この学科がロボット工学、自動運転車両、再生可能エネルギーの分野など、伝統的な枠組みを超えた学際的な教育を提供するという利点があります。これにより、学生は一つの学科に囚われることなく、幅広い視野を持って学ぶことが可能です。
環境システム学科
環境システム学科について語るとき、その本質について深く考える必要があります。多くの人々が、この学問が生物学的な環境問題に重点を置いていると誤解しています。
しかし、実際には、この分野は建築に根ざしています。
環境システム学科は建築、土木工学、そして環境問題の研究を融合させたもので、その核心は建築にあります。
この学科がより明確に建築分野として認識されるべきだと強く感じています。これは、将来この分野を志す学生たちにとって重要な点であり、この認識のズレが修正されることを望んでいます。
生命科学科
多くの大学が生命科学科を設けている中で、芝浦工業大学のこの学科は独自の特色を持っています。
一般的に、生命科学はバイオテクノロジーに焦点を当てていることが多いですが、芝浦工業大学では生命科学コースと生命医工学コースという二つの異なるアプローチがあります。
生命科学コースはバイオテクノロジーに集中していますが、生命医工学コースでは機械、電気、電子工学に加えて医療機器の研究が行われています。
これは、例えば早稲田大学や明治大学に見られる電気生命学科と似た領域ですが、機械や電気工学とバイオテクノロジーを組み合わせる点で独自性があります。
加えて、生命科学コースにおいても、アンチエイジングという特異な研究領域に力を入れており、人間や他の生物の老化問題に対処する研究が行われています。
これらの特色は、他の大学と比較しても特筆すべき点です。
数理科学科
芝浦工業大学の数理科学科について考える際、この学科が数学に深く根差していることを理解することが重要です。
芝浦工業大学には理学部が設置されておらず、一般的な意味での純粋な物理学や数学を徹底的に学ぶことはできないかもしれません。
しかし、数理科学科では数学を非常に厳格に教育しており、これは学科の大きな特徴の一つです。
さらに、この学科では数学と並行してコンピューターサイエンスも学ぶことができます。
これにより、学生は数学の理論的側面と実践的な応用を同時に理解することが可能になります。
そのため、数理科学科は数学に重点を置きつつも、その応用範囲を広げている点で他の大学とは異なる特色を持っています。
芝浦工業大学デザイン工学部
芝浦工業大学のデザイン工学部は、その教育体系と専門分野の独自性において注目に値します。学部の前半2年間は埼玉県大宮で過ごし、後半2年間は東京都田町三田で学びます。デザイン工学部は、デザイン工学科に特化しており、その中で2つの主要な分野に分かれています。
一つ目は生産プロダクトデザイン系で、これは根本的に機械工学に基づいています。
この分野では、自動車や飛行機などの製品を設計する際、単に実用性に留まらず、外観の魅力も重視されます。これにより、学生は技術と芸術の融合に重点を置いた独自のスキルセットを身につけることができます。
もう一つはロボティクス情報デザイン系で、ここではロボット技術の学習に加えて、コンピューターやスマートフォンなどのデザインに関するアーティスティックな要素が取り入れられています。
このアプローチにより、学生は単に機能的な製品を作るだけでなく、美学的な魅力を持つ製品を創造する能力を養うことができます。
デザイン工学部は、工学の厳密な学問的側面と芸術、デザインの要素が組み合わされている点でユニークです。
学生は、技術的な知識と創造的なデザインのバランスを学ぶことができ、これにより魅力的かつ実用的な製品を設計する能力を身につけます。
芝浦工業大学建築学部
芝浦工業大学の建築学部は、その教育環境とカリキュラムの特徴で注目されます。
建築学部は、全4年間を東京の豊洲キャンパスで過ごします。
これは、他の多くの学部が一部の期間を埼玉キャンパスで過ごすのと対照的です。
建築学部は、建築学科に特化しており、空間設計、建築、都市計画などの分野を学ぶことができます。
他の大学の建築学部と比較しても、その教育内容に顕著な違いはないかもしれませんが、この学部の特筆すべき点は、その規模と多様性です。
29の研究室と30人近い専門の教授陣が在籍しており、学生は幅広い建築の分野から選択し、深く学ぶことが可能です。
このように、建築学部は、多様な専門分野へのアクセスと、充実した学習環境を提供しています。
建築に関心がある学生にとっては、建築学部は多岐にわたる研究の機会を提供する価値ある場所です。
幅広い専門知識と研究環境が揃っているため、興味やキャリア目標に合った研究室を見つけることが大切です。
最後に:芝浦工業大学に合格をするには?
ここまで芝浦工業大学について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映