
「獣医学部のある大学」で調べると大学名の一覧はすぐ出てきますが、結局何校あるのか、どこが偏差値が高いのかがバラバラで分かりません。














先に結論です。獣医学部・獣医学科を置く大学は全国に17校。内訳は国立10校・公立1校・私立6校です。獣医学科の偏差値は57.5(岡山理科大学など)〜70.0(東京農工大学・後期)で、多くの大学が62.5前後に集まります。東京大学だけは独立の偏差値データがありません(農学部経由の進学振分けのため)。この記事では、17校を国立/公立/私立別に偏差値・共通テスト得点率付きで一覧化し、共同獣医学部という仕組み、実質倍率がわかる大学、東京大学の特殊な位置づけまで、出典を明記して整理します。
獣医学部は人間の医学部と同じく全国で数が少なく、地理や併願だけでなく「共同獣医学部」という複数大学が連携する珍しい制度も絡むため、大学名だけを並べた情報では選択の判断材料になりません。本稿は大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データという一次情報だけを使い、推測や他サイトの転記は一切行いません。表の数値と本文の数値は必ず一致させています。
目次
獣医学部のある大学は全国17校【国立10・公立1・私立6】
| 区分 | 大学数 | 大学名 |
|---|---|---|
| 国立 | 10校 | 北海道大学・帯広畜産大学・岩手大学・東京大学・東京農工大学・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・宮崎大学・鹿児島大学 |
| 公立 | 1校 | 大阪公立大学 |
| 私立 | 6校 | 酪農学園大学・麻布大学・北里大学・日本大学・日本獣医生命科学大学・岡山理科大学 |
獣医師を養成する大学は、医学部(82校)や歯学部(29校)と比べて著しく少なく、全国で17校しかありません。この少なさが、獣医学部志望者にとって「地理的に通える大学が限られる」「併願できる大学が少ない」という制約に直結します。まず全体像として、この17校がどの区分(国立・公立・私立)にいくつずつ属するかを正確に把握することが、志望校選びの出発点です。














17校しかないのに、国立が10校もあるのは少し意外です。医学部よりも国立の割合が高いのでしょうか?














その通りです。獣医学教育には大規模な臨床施設や専属教員が必要で、単独の私立大学が新設するのは難しく、私立の新設は岡山理科大学(2018年開設)が近年唯一の例です。一方で国立は複数大学が連携する「共同獣医学部」という仕組みで教育体制を維持しています。この仕組みはこの記事の後半で詳しく説明します。
17校の内訳を確認する → 国立10校の偏差値を見る → 公立(大阪公立大学)を確認する → 私立6校の偏差値を見る → 全17校を偏差値帯で比較する → 東京大学が特殊な理由と共同獣医学部の仕組みを理解する → 倍率がわかる大学を確認する、という順に読むと、17校という少ない選択肢の中で自分に合う大学を絞り込めます。
国立10校の獣医学部・偏差値と共通テスト得点率
| 大学 | 設置学部・学科 | 偏差値(前期/後期) | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 北海道大学 | 獣医学部(共同獣医学) | 前期65.0・後期67.5 | 前期86%・後期88% |
| 帯広畜産大学 | 畜産学部(共同獣医学) | 前期62.5 | 前期79% |
| 岩手大学 | 獣医学部(共同獣医) | 前期62.5 | 前期79% |
| 東京大学 | (独立データなし・農学部経由) | ― | ― |
| 東京農工大学 | 農学部(共同獣医) | 前期62.5・後期70.0 | 前期81%・後期85% |
| 岐阜大学 | 応用生物科学部(共同獣医) | 前期62.5 | 前期78% |
| 鳥取大学 | 農学部(共同獣医) | 前期60.0 | 前期78% |
| 山口大学 | 共同獣医学部 | 前期62.5 | 前期81%・後期85% |
| 宮崎大学 | 農学部(獣医) | 前期62.5・後期67.5 | 前期77%・後期78% |
| 鹿児島大学 | 共同獣医学部 | 共同獣医a60.0・b62.5(いずれも前期) | a78%・b76% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/
国立10校のうち、東京大学を除く9校の偏差値は60.0(鳥取大学)〜70.0(東京農工大学・後期)の範囲に収まり、多くの大学が62.5前後に集中します。これは偏差値のばらつきが小さいというより、共同獣医学部・共同獣医学科という連携教育の仕組みにより、教育内容や難易度が近い水準で揃えられていることの表れです。共通テスト得点率も76%〜88%の範囲に集中しており、国立獣医学部を目指すなら共通テストで8割前後を安定して取る学力が必要になります。














前期は62.5前後にたくさん並んでいますが、後期になると偏差値が跳ね上がる大学があるのはなぜですか?














後期日程は募集人員が前期よりずっと少なく、前期で不合格だった受験者も再挑戦するため、倍率が上がりやすいことが背景にあります。北海道大学は前期65.0・後期67.5、東京農工大学は前期62.5・後期70.0、宮崎大学は前期62.5・後期67.5と、いずれも後期の方が2.5〜7.5ポイント高くなっています。後期を「定員の少ない狭き門」として見る必要があります。
📚 用語解説
前期日程・後期日程:国公立大学の一般選抜で分かれる出願区分。獣医学部は後期日程の募集人員が前期よりかなり少ない大学が多く、そのぶん偏差値が上振れしやすい。本記事の後期の数値は、前期に不合格だった受験者を含む競争の結果である点に注意する。
本稿の数値は2026-09-09時点の大学受験パスナビ(河合塾データ)による。出願前には必ず同サイトの最新更新分と、志望大学の入学者選抜要項を自分で照合してください。
公立で獣医学部があるのは大阪公立大学の1校だけ
| 大学 | 設置学部 | 偏差値(前期) | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 大阪公立大学 | 獣医学部(獣医学類) | 62.5 | 81% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/
公立大学で獣医学部を持つのは大阪公立大学(旧・大阪府立大学)の1校だけです。関西地方で国公立の獣医学部を目指す場合、実質的にこの1校が唯一の選択肢になります。偏差値62.5・共通テスト得点率81%は、国立の主要な共同獣医学部・学科(前期62.5前後)とほぼ同水準で、「公立だから狙いやすい」という緩さはありません。














関西で獣医学部を目指すなら、大阪公立大学に絞って対策すればよいのでしょうか?














国公立志望なら大阪公立大学が関西唯一の選択肢になりますが、併願先まで関西に限定すると選択肢が減りすぎます。私立の麻布大学・北里大学・日本獣医生命科学大学は関東ですが、併願校として検討する受験生が多い大学です。地理的な近さだけで併願先を絞らないことが重要です。
大阪公立大学しかない以上、共通テストで81%相当を安定して取る対策と並行して、私立6校のうちどこを併願するかを早めに決めておくと、出願直前に慌てずに済みます。
私立6校の獣医学部・偏差値と共通テスト得点率
| 大学 | 設置学部・学科 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 酪農学園大学 | 獣医学群(獣医学科) | 一般57.5・共テ利用(併用型)60.0 | 共テ利用74%〜82% |
| 麻布大学 | 獣医学部(獣医学科) | 一般I期B/D日程62.5 | 共テ利用81% |
| 北里大学 | 獣医学部(獣医学科) | 一般60.0 | 共テ利用3教科79%・5教科76% |
| 日本大学 | 生物資源科学部(獣医学科) | A個別・N全学とも62.5 | 記載なし |
| 日本獣医生命科学大学 | 獣医学部(獣医学科) | 併用方式・I期O方式62.5 | 併用82%・4教科共テ81%・3教科共テ83% |
| 岡山理科大学 | 獣医学部(獣医学科・愛媛キャンパス) | 前期A/B/C共通57.5 | 5教科共テ78%・3教科共テ81% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/
私立6校は北海道(酪農学園大学)・青森(北里大学)・神奈川(麻布大学)・東京(日本大学・日本獣医生命科学大学)・岡山/愛媛(岡山理科大学)と、全国に分散しています。獣医学科(獣医師国家試験の受験資格が得られる学科)の偏差値は57.5(岡山理科大学)〜62.5(麻布大学・日本大学・日本獣医生命科学大学)で、国立の前期帯とほぼ重なります。ただし私立各校には獣医学科のほかに獣医保健看護学科・動物資源科学科など偏差値が大きく下がる学科が併設されており、学部全体の偏差値幅だけを見ると誤解しやすい点に注意が必要です。
- 麻布大学: 獣医学科62.5
- 日本獣医生命: 獣医学科62.5
- 岡山理科大学: 獣医学科57.5














私立は学費が高いイメージがありますが、偏差値でも国立と差がないなら、私立を選ぶ意味はあるのでしょうか?














私立には、国立の共同獣医学部にはない「独自入試方式の多さ」というメリットがあります。例えば酪農学園大学や北里大学は共通テスト利用方式が複数あり、教科数や配点の異なる方式から自分の得意科目を活かせるものを選べます。偏差値の水準だけでなく、方式ごとの科目構成まで比較して選ぶ必要があります。
📚 用語解説
獣医保健看護学科:獣医師ではなく動物看護師(愛玩動物看護師)を養成する学科。麻布大学・北里大学・日本大学・日本獣医生命科学大学・岡山理科大学など私立の獣医系学部に併設されることが多く、獣医学科より偏差値が低い(本記事のデータでは42.5〜50.0)。獣医師を目指す場合は学科名を必ず確認する。
獣医学部を偏差値で比較すると?全17校の位置づけ
17校全体を偏差値帯で並べると、上位・中位・下位がはっきり分かれるランキングではなく、大半の大学が60.0〜62.5に集中する「団子状態」であることが分かります。これは獣医学部が共同獣医学部・共同獣医学科という連携教育で難易度が均される国立と、獣医学科と他学科が併設される私立が混在するためです。単純な偏差値の高低だけで大学を序列化するのではなく、自分がどの帯に位置するかをまず把握することが重要です。
| 偏差値帯 | 該当校数 | 該当大学 |
|---|---|---|
| 65.0〜70.0 | 3校 | 北海道大学(後期)・東京農工大学(後期)・宮崎大学(後期) |
| 60.0〜62.5 | 12校 | 帯広畜産大学・岩手大学・東京農工大学(前期)・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・宮崎大学(前期)・鹿児島大学・大阪公立大学・酪農学園大学・北里大学・麻布大学・日本大学・日本獣医生命科学大学(前期日程などの代表値。1大学が複数帯に重複計上される場合を含む) |
| 57.5 | 1校 | 岡山理科大学 |
| 独立データなし | 1校 | 東京大学 |














偏差値62.5前後にこれだけ大学が集中していると、結局どこで差がつくのでしょうか?














偏差値が近い大学同士では、共通テストの配点比率・後期日程の有無・学費・立地で判断することになります。特に共通テストの得点率は76%〜88%とばらつきがあるので、模試の偏差値よりも共通テストでの得点力を、志望校ごとの得点率と照らして確認する方が実践的です。
偏差値だけを見て「62.5だからどこも同じ」と考えるのは早計です。共通テスト得点率は大阪公立大学81%、麻布大学(共テ利用)81%、日本獣医生命科学大学82〜83%など、偏差値が同じでも得点率に差がある大学があります。これは配点比率や選抜方式の違いによるもので、自分の得意科目の配点が高い大学を選ぶことが、偏差値の数字以上に合否を左右します。
東京大学に「獣医学部」がない理由
東京大学には独立した「獣医学部」という学部が存在しません。東京大学で獣医学を学ぶ学生は、入学時に理科二類として合格し、2年次から3年次への進学振分けで農学部獣医学課程へ進みます。このため大学受験パスナビの学部別偏差値データにも、東京大学の「獣医」という独立項目は存在しません。これは公式に非公表なのではなく、制度上そもそも学部単位・学科単位で偏差値を算出する対象になっていないためです。














理科二類に合格しても、必ず獣医学課程に進めるわけではないのですか?














その通りです。理科二類から獣医学課程へ進むには、2年次までの成績で決まる進学振分けで一定の水準を満たす必要があります。つまり東京大学の獣医学を目指す場合、入試の得点だけでなく、入学後の教養課程の成績まで見据えた計画が必要になります。これは他の16校にはない東京大学特有の制度です。
出願は理科二類として行い、入試の合格ラインは理科二類全体の水準で決まる。獣医学課程へ進めるかどうかは入学後の成績次第という、他大学とは異なる二段階の関門がある。
共同獣医学部・共同獣医学科とは?用語解説
国立10校のうち、北海道大学・帯広畜産大学・岩手大学・東京農工大学・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・鹿児島大学の8校は、学部・学科名に「共同獣医学」という名称を使っています。これは、1つの大学だけでは確保しにくい獣医学教育に必要な教員数や症例数を、複数の国立大学が連携してカリキュラムを共同編成することで補う仕組みです。全国的に2012年度から本格的に導入され、現在も8校がこの共同教育課程を採用しています。
📚 用語解説
共同獣医学部・共同獣医学科:複数の国立大学が連携してカリキュラムを共同編成する獣医学の教育課程。単独の大学よりも広い症例数・多様な専門教員による指導を受けられる一方、キャンパスを移動する科目がある場合もある。本記事の北海道大学・帯広畜産大学・岩手大学・東京農工大学・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・鹿児島大学の8校がこの仕組みを採用している。
- 現在 国立8校が共同教育課程を採用: 北大・帯広畜産・岩手・東京農工大・岐阜・鳥取・山口・鹿児島














「共同」と名前についていない北海道大学の獣医学部でも、実は共同教育課程だったのですね。














そうです。学部・学科の看板の名称に「共同」が入っていなくても、内部の学科・専攻名に「共同獣医学」と明記されている大学があります。本記事の表でも、大学名の見た目ではなく設置学部・学科の欄を必ず確認してください。宮崎大学・大阪公立大学のように、共同教育課程を取らずに単独で獣医学科を運営している国立・公立大学もあります。
獣医学部の実質倍率がわかる大学は?
獣医学部の倍率は、各大学が公式に発表する入試結果PDFでしか正確に確認できません。17校のうち、2026年度一般選抜の実質倍率を大学公式資料で検証できたのは北海道大学・岩手大学・山口大学・鹿児島大学・北里大学・大阪公立大学の6校です。それ以外の大学は公式PDFに学部単位の実質倍率が明記されていない、または獣医学科単体の数値を検算できないため、本記事では倍率を記載しません。
| 大学 | 2026年度実質倍率 | 算出範囲 | 偏差値(参考) |
|---|---|---|---|
| 北海道大学 | 4.8倍 | 獣医学部全体 | 65.0〜67.5 |
| 岩手大学 | 4.9倍 | 獣医学部全体 | 62.5 |
| 山口大学 | 4.2倍 | 共同獣医学部全体 | 62.5 |
| 鹿児島大学 | 7.1倍 | 共同獣医学部全体(畜産科学科を含む合算値) | 60.0〜62.5 |
| 北里大学 | 2.9倍 | 獣医学部全体(獣医学科含む3学科の合算値) | 60.0(獣医学科) |
| 大阪公立大学 | 3.4倍 | 獣医学部全体 | 62.5 |
出典: 北海道大学「令和8年度入試結果」公式PDF、岩手大学公式入試結果、山口大学・鹿児島大学各公式入試結果、北里大学公式合格状況、大阪公立大学公式入試状況(いずれも2026年度一般選抜、学部単位の合算値)。
- 北海道大学: 倍率4.8倍














鹿児島大学の倍率が7.1倍と飛び抜けて高いのはなぜですか?














鹿児島大学の共同獣医学部は、獣医師を目指す共同獣医学科(a方式・b方式)に加えて畜産科学科も含む学部単位の合算値だからです。北里大学の2.9倍も同様に、獣医学科だけでなく動物資源科学科・グリーン環境創成科学科を含む学部全体の倍率です。獣医学科単体の倍率は公式資料からは検算できないため、この記事では学部単位の数値であることを明記した上で掲載しています。
鹿児島大学・北里大学の倍率は学部全体(獣医学科以外の学科を含む)の合算値です。偏差値(獣医学科単体)と単純に並べて「倍率も獣医学科だけの数値」と誤読しないよう注意してください。
獣医学部合格までの1年間の流れ
17校という少ない選択肢の中で合格を目指すには、共通テストの得点率76%〜88%という水準を安定して超える計画と、前期・後期あるいは私立の複数方式のどれを受けるかという出願戦略を、早い段階から一体で考える必要があります。ここでは国立・私立を問わず共通する準備の流れを時系列で整理します。














共通テストの得点率が大学によって10%以上も違うのに、どう目標を立てればよいですか?














最初から1校に絞らず、得点率76%〜88%という幅の中で今の自分がどこにいるかを模試で定期的に確認し、幅の中で出願先を柔軟に動かせる状態を作ることが大切です。得点率の低い大学から高い大学まで、共通テスト後の自己採点で選べる候補を複数用意しておくと、当日の結果に左右されにくくなります。
📚 用語解説
共通テスト得点率:大学入学共通テストで、合格者が実際に取っている得点の割合を模試データから推定した指標。本記事の獣医学部17校では76%〜88%(国立)、60%〜83%(私立の共テ利用方式)に分布する。偏差値と並べて、共通テストでの実際の得点力を測る基準として使う。
獣医学部合格は「普通の対策」では難しい
結論から言います。全国に17校しかない獣医学部を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。国立獣医学部の共通テスト得点率は76%〜88%、鹿児島大学の実質倍率は7.1倍。共同獣医学部という特殊な仕組みや、私立の獣医学科と獣医保健看護学科の偏差値差(最大20ポイント以上)まで踏まえて出願戦略を立てる必要があり、必要なのは情報を集めることではなく、17校という狭い選択肢の中で毎日の学習を正しく積み上げ続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、17校の情報を追い切れない
独学でも各大学のパスナビ情報や公式要項は入手できます。しかし、共同獣医学部という複雑な仕組みや、大学ごとに異なる共通テスト配点比率まで整理し、日々の学習優先順位に落とし込み続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、共通テストの得点率が伸びにくい
映像授業は理解の助けになりますが、獣医学部で求められる76%〜88%という高い共通テスト得点率は、視聴後の演習量と答案の精度を毎回確認する仕組みがなければ届きません。万人向けの講義だけでは、志望大学の得点率と自分の現状の差を埋める個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、国立の共通テスト重視の受験生と、私立の併用方式を検討する受験生へ同じ密度で対応することは困難です。鹿児島大学7.1倍という競争の中で、自分の答案だけに残る弱点を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、17校の出願戦略までは追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テストの得点率が大学ごとに異なることを踏まえた出願戦略や、前期・後期・私立複数方式の使い分けまで毎日追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。














教材や授業の種類より、共通テストの得点率を毎日の行動へ変える仕組みが重要なのですね。














その通りです。獣医学部17校の偏差値・得点率は本記事で分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、答案の精度改善へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、獣医学部を本気で狙うなら、17校の情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、17校それぞれの共通テスト得点率と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴を獣医学部対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、獣医学部志望では何が変わるのでしょうか?














国公立志望なら共通テスト得点率76%〜88%のどこを目指すか、私立志望なら共テ利用方式か一般方式かを分け、今の答案から優先順位を決めます。そして「今日は何をどこまで直すか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ大学と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
17校それぞれで異なる共通テスト配点比率と得点率目標を整理し、共通テスト対策を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、演習と復習に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ獣医学部志望でも、国立の共同獣医学部を狙う人と私立の共テ利用方式を狙う人では対策が違います。パスナビの偏差値・得点率と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストの得点率76%〜88%という高い水準を後回しにせず、個別試験の対策と並行して進めます。日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
獣医学部で求められる高い得点率を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、国立の共同獣医学部・公立の大阪公立大学・私立6校のいずれにも対応した計画を一つにまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、17校のどこを考えているか、共通テストと個別試験のどちらに不安があるかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、獣医学部17校のうちどこを軸にするか、共通テストと個別試験のどちらから整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
獣医学部17校の出願戦略と学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|獣医学部17校は偏差値の団子状態を前提に戦略を立てる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 大学数 | 全国17校(国立10・公立1・私立6) |
| 偏差値 | 獣医学科は57.5(岡山理科大学)〜70.0(東京農工大学・後期)。多くが62.5前後に集中 |
| 共通テスト得点率 | 国立76%〜88%、私立の共テ利用方式60%〜83% |
| 東京大学 | 独立の獣医学部・偏差値データはなし。理科二類から農学部への進学振分け |
| 共同獣医学部 | 国立8校が採用。複数大学が連携して教員・症例数を補完する仕組み |
| 倍率 | 北海道大学・岩手大学・山口大学・鹿児島大学・北里大学・大阪公立大学の6校で確認可能 |
| 最初の行動 | 国公立/私立を決め、偏差値ではなく共通テスト得点率を目標ラインにする |














17校の偏差値がここまで団子状態だと、結局どうやって志望校を絞ればいいのでしょうか?














偏差値の1〜2ポイントの差にこだわるより、共通テストの得点率・後期日程の有無・共同獣医学部かどうか・立地の4点で絞り込むほうが現実的です。17校という少ない選択肢だからこそ、早い段階で複数校を候補に残し、共通テスト後の自己採点で最終決定できる状態を作ることが合格可能性を高めます。
獣医学部を目指すときは、大学名の一覧や古い偏差値情報を一つだけ見て結論を出さないでください。偏差値は大学受験パスナビの最新更新分、倍率は各大学公式の入試結果PDFで確認し、自分の共通テストの得点力と照合します。そのうえで、共同獣医学部かどうか、後期日程があるかまで含めて出願戦略を立てることが、17校という狭き門を突破する最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 大学の数・内訳 | 17校の内訳 |
| 偏差値・得点率 | 国立/公立/私立の各章 |
| 東京大学 | 東京大学に獣医学部がない理由 |
| 共同獣医学部 | 共同獣医学部・共同獣医学科とは |
| 倍率 | 実質倍率がわかる大学 |
Q. 獣医学部のある大学は全国に何校ありますか?
A. 全国17校です。内訳は国立10校(北海道大学・帯広畜産大学・岩手大学・東京大学・東京農工大学・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・宮崎大学・鹿児島大学)、公立1校(大阪公立大学)、私立6校(酪農学園大学・麻布大学・北里大学・日本大学・日本獣医生命科学大学・岡山理科大学)です。
Q. 獣医学部の偏差値はどのくらいですか?
A. 大学受験パスナビ掲載の河合塾データ(2026-09-09更新)によると、獣医学科の偏差値は57.5(岡山理科大学など)〜70.0(東京農工大学・後期)で、多くの大学が60.0〜62.5に集中しています。同じ大学でも獣医保健看護学科など併設学科は偏差値が下がるため、学科名を必ず確認してください。
Q. なぜ東京大学には「獣医学部」がないのですか?
A. 東京大学の獣医学課程は独立した学部ではなく、理科二類として入学した学生が2〜3年次の進学振分けで農学部獣医学課程へ進む仕組みです。このため学部・学科単位の独立した偏差値データが存在しません。
Q. 共同獣医学部・共同獣医学科とは何ですか?
A. 複数の国立大学が連携してカリキュラムを共同編成する獣医学の教育課程です。北海道大学・帯広畜産大学・岩手大学・東京農工大学・岐阜大学・鳥取大学・山口大学・鹿児島大学の8校が2012年度以降この仕組みを採用しており、単独の大学より広い症例数や多様な専門教員による指導を受けられます。
Q. 獣医学部の倍率が高い大学はどこですか?
A. 2026年度一般選抜の実質倍率を公式資料で検証できたのは6校で、鹿児島大学7.1倍・岩手大学4.9倍・北海道大学4.8倍・山口大学4.2倍・大阪公立大学3.4倍・北里大学2.9倍でした。鹿児島大学・北里大学は獣医学科以外を含む学部全体の合算値である点に注意してください。
Q. 私立の獣医学部は国立より入りやすいですか?
A. 偏差値だけを見ると私立6校の獣医学科(57.5〜62.5)は国立の前期帯(60.0〜62.5)と近く、「私立だから易しい」とは言えません。ただし私立は共通テスト利用方式など選択肢が多く、自分の得意科目を活かせる方式を選べる点が国立との違いです。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





