始めに:関西私立大学のランキング!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
関西私立大学のランキング!受験者数・実質倍率・入学辞退率から説明します!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
【関西】私立大学の近年の傾向
関西大学と近畿大学は、関西地方の学生たちの間で非常に人気があり、多くの受験生がこれらの大学を志望しています。これは、関西圏の高校生の間で一般的な傾向と言えます。
関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)や産近甲龍(産業能率大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)を目指す学生たちは、しばしば関西大学と近畿大学を安全校や併願校として考慮します。
例えば、「関関同立を目指しているが、念のために近畿大学も受験する」という考えや、「産近甲龍を狙っているが、可能性を広げるために関西大学にも挑戦する」という戦略を取る学生が多いです。
さらに、近畿大学はマーケティングに長けており、関西地方外からの受験生をも魅了しています。これにより、近畿大学は関西地方の大学の中でも特に人気が高まっています。
学部の選択においては、経営学部や社会学部が引き続き人気を集めています。また、国際関係、心理学、建築学、情報科学といった分野も近年のトレンドとなっており、時代のニーズを反映していると言えます。
これらの学部を目指す学生は、大学全体ではなく特定の学部に焦点を当てた受験戦略を採用していることが多いです。
関西大学と近畿大学が多くの受験生に選ばれる理由が明らかになります。これらの大学は、多様な学部があり、様々な受験生のニーズに応えることができるため、関西地方の学生たちにとって魅力的な選択肢となっているのです。
受験者数
1 | 近畿大学 | 144,473 |
2 | 立命館大学 | 85,657 |
3 | 関西大学 | 77,521 |
4 | 龍谷大学 | 49,339 |
5 | 同志社大学 | 44,139 |
6 | 関西学院大学 | 37,901 |
7 | 京都産業大学 | 33,857 |
8 | 甲南大学 | 14,339 |
近畿大学は、日本国内の大学の中で驚異的な人気を誇っています。この大学の魅力は、多くの学生にとって明らかで、その人気は他の大学と比較しても群を抜いています。
近畿大学がなぜこれほどまでに人気なのかというと、その一つの指標として、9年連続で全国の大学ランキングで1位を獲得している事実が挙げられます。
これは単なる偶然ではなく、近畿大学が提供する教育の質、多様な学部の選択肢、そして学生に対する総合的なサポートが高く評価されていることの証拠です。
具体的には、例えば立命館大学や関西大学といった他の有名な大学と比較しても、近畿大学は明確な差を示しています。立命館大学が2位の位置にいるにも関わらず、近畿大学との間には大きな差があります。
さらに、3位の関西大学と比較すると、その差はほぼ倍となっており、近畿大学の人気がいかに高いかが理解できます。
近畿大学の人気は単に数字上のものではなく、実際に多くの学生に選ばれている実績があるため、その人気は非常に高いと言えます。募集人員の規模や学部の多様性、入試日程の柔軟性など、多くの要因が組み合わさって、近畿大学は学生たちにとって非常に魅力的な選択肢となっているのです。
実質倍率
1 | 関西大学 | 3.84 |
2 | 近畿大学 | 3.66 |
3 | 京都産業大学 | 2.77 |
4 | 同志社大学 | 2.74 |
5 | 立命館大学 | 2.63 |
6 | 龍谷大学 | 2.52 |
7 | 甲南大学 | 2.51 |
8 | 関西学院大学 | 2.39 |
大学の実質倍率に関するランキングに注目する受験生が多いのは、そのランキングが受験戦略を考える上で重要な指標だからです。このランキングは、受験者数と密接に関連しており、大学選択の傾向を反映しています。
実際に、ランキング上位の大学では、「とりあえず受験してみよう」という考えを持つ受験生が多く見られます。これは、これらの大学の名声や将来のキャリアにおける利点が、多くの受験生を惹きつけるためです。
しかし、ランキングが下位になるにつれて、その大学に本気で入学を考えている受験生の割合が増えていきます。これは、特定のプログラムや学部、地域的な利点など、その大学独自の魅力を重視する受験生が多いことを意味しています。
たとえば、高ランクの大学に応募する受験生は、広く認識されているその大学の評判や、卒業後の多様なキャリアオプションに魅力を感じている可能性が高いです。
一方で、ランキングが低い大学を選ぶ受験生は、その大学の特定の学部やプログラムに強い興味を持っているか、その地域での学習や生活に魅力を感じていることが一般的です。
大学の実質倍率に関するランキングは、受験生の大学選択に大きな影響を与えています。高ランクの大学は多くの受験生に選ばれる傾向がありますが、それは必ずしも学生の真の関心や目標を反映しているわけではありません。一方、ランキングが低い大学では、その大学に対する受験生の本気度が高く、特定の目標や関心を持って選んでいる傾向があります。
入学辞退率(低い順)
1 | 同志社大学 | 76.46% |
2 | 甲南大学 | 77.03% |
3 | 関西学院大学 | 78.48% |
4 | 関西大学 | 81.55% |
5 | 京都産業大学 | 83.78% |
6 | 立命館大学 | 85.30% |
7 | 龍谷大学 | 85.46% |
8 | 近畿大学 | 87.15% |
大学のランキングが高いほど、学生による辞退率が低いという現象が観察されます。これは、学生たちが高いランキングの大学に対して大きな魅力を感じていることの現れです。
例えば、同志社大学のようなトップランクの大学でも、約3/4の学生が辞退するというデータがあります。
これは一見すると多くの学生がこの機会を逃しているように思えますが、私立大学の受験生はしばしば複数の大学や学部を受験するため、この数字は必ずしも問題ではありません。
さらに、兵庫県にある関西学院大学や甲南大学のような大学では、受験者数や実質倍率が低いにもかかわらず、辞退率も低いことが分かります。
これは、これらの大学を受験する学生が、その大学に本気で入学する意思が強いことを示唆しています。つまり、これらの大学では、少数ながらもその大学を熱望している受験生が多いと言えます。
大学のランキングと学生の辞退率にはある程度の相関関係があることが分かります。高ランクの大学は広範な魅力を持っており、多くの受験生が入学を希望しています。しかし、私立大学の場合、複数受験が一般的であるため、辞退率が高くなることも自然な現象です。
一方で、特定の地域や特色を持つ大学では、その大学を強く望む受験生が集まり、結果として辞退率が低くなることがあります。これらの傾向は、受験生の選択と大学の魅力についての重要な洞察を提供しています。
【関西】人気の私立大学4選
関西地方には、全国的なランキングでは目立たないものの、地域内で高い人気を誇る大学がいくつか存在します。
これらの大学は、全国的なブランド力ではトップランクの大学に劣るかもしれませんが、独自の特色や強みを持っており、多くの学生にとって魅力的な選択肢となっています。
例えば、関関同立や産近甲龍といったよく知られた私立大学群だけが関西の大学の全てではありません。関西地方には、これらの有名な大学群には含まれないが、地域社会に密接に関連し、学生に高い質の教育を提供する多くの大学が存在します。
これらの大学は、特定の専門分野で優れた教育プログラムを提供したり、地域社会との連携によるユニークな学習機会を提供することで、学生の興味やニーズに応えています。
関西地方の地元で人気のある大学は、全国的なランキングではなく、その地域特有の強みや個性によって学生から選ばれています。
これらの大学は、学生にとって自分自身の興味やキャリアの目標に適した教育機会を提供するため、受験生にとっての検討に値する重要な選択肢となっています。
大阪工業大学
大阪工業大学は、就職実績において特筆すべき強みを持っています。特に、建築学部は非常に人気があり、関西地域において近畿大学の建築学部と並ぶ評価を受けています。
この大学が就職に強い理由は、実践的な教育と産業界との強い連携にあります。
例えば、建築学部では、実際の建築現場で求められるスキルを重視した教育が行われており、学生たちは卒業後すぐに実務に対応できる能力を身に付けることができます。これは、学生たちが卒業後、建築業界においてすぐに活躍できることを意味しており、企業からの評価も高いです。
さらに、大阪工業大学は、ロボティクス&デザイン工学部など一部の学部が梅田にキャンパスを構えており、これが学生たちにとって非常に便利な立地となっています。梅田は大阪の中心部に位置し、交通のアクセスが良好で、学生生活だけでなく、実践的な教育と産業界との連携も容易になります。
大阪工業大学は、実践的な教育方針と産業界との緊密な連携により、特に建築分野での高い評価を得ています。学生たちは、ここで得た知識とスキルを活用して、卒業後すぐに業界で活躍することができるのです。そのため、大阪工業大学は、特に就職を重視する学生にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
関西外国語大学
関西外国語大学は、留学プログラムの多様性と特化した職業教育において優れています。特に、キャビンアテンダント(CA)を目指す学生にとっては、理想的な教育機関です。
この大学の強みは、留学プログラムの充実にあります。元々は、キャビンアテンダントの採用率が非常に高いことで知られていました。これは、学生が国際的な感覚を身に付け、実践的なスキルを獲得できるためです。
また、関西外国語大学では、一般入試の前期日程<S方式>で英語のみの受験が可能です。これは、英語に特化した教育方針を反映しており、ある意味で「一芸に秀でる」姿勢と言えます。まるで、某アニメの「霹靂一閃」のように、一つの技能を極めることで生きていくような覚悟を学生に求めるアプローチです。
自分の得意な英語を生かし、関西外国語大学での学びを通じて、国際的なキャリアを築くことが可能です。したがって、関西外国語大学は、特定の分野での専門性と国際的な視野を持つ学生にとって理想的な教育環境を提供しています。
大和大学
大和大学は、その積極的なブランディングと教育環境の充実によって、関西地方の教育界において目覚ましい存在感を示しています。特に、大阪の主要駅周辺に掲げられた「早・慶・大和」の看板は、この大学の強い自信と野心を表しています。
この看板は、大和大学が自己の位置を「早慶」と並べるほどのレベルにまで引き上げようとする意志の現れです。これは、単なる宣伝以上の意味を持ち、大学の教育品質や将来の目標に対する強い自信を示しています。これほどの自信を持って表現するには、実際に高い教育水準や充実した施設、質の高い学生生活を提供している必要があります。
実際に、大和大学は設備の面でかなり充実しており、学生たちが最先端の学習環境の中で学べるようになっています。
これは、学生が社会に出てからも活躍できるような実践的なスキルや知識を身に付けるための重要な基盤です。
近い将来、大和大学のOB・OGが社会で目覚ましい活躍を見せるニュースが耳に入ることも、十分に想像できます。このような成果は、大学が提供する教育の質の高さと、学生への投資が実を結んでいる証拠です。
大和大学は、自己のブランドを高め、学生たちに優れた教育環境を提供することで、将来的には国内の主要な大学群に名を連ねることが期待されます。
大阪経済大学
大阪経済大学は、地道でありながらも実績を積み重ねている大学です。その教育方針は、現代の受験システムに新たな視点を提供しています。
この大学が注目される理由の一つは、そのユニークな入試制度にあります。
例えば、[一般選抜・前期 A方式(2教科)]では、英語が含まれていない受験科目を提供しています。これは、英語が主流とされる現代の受験環境の中で、非常に異例なケースです。通常、大学受験では英語の重要性が強調される中、このような選択肢を提供することは、大学受験の常識に挑戦するとも言える行動です。
特に、英語が苦手な受験生にとって、大阪経済大学のこの入試方式は大きなチャンスを提供します。これにより、英語に自信がない学生でも自分の得意分野を生かして大学進学のチャンスを得ることができます。
大阪経済大学は、独自の入試方式によって多様な学生のニーズに応え、大学受験の新たな可能性を提示しています。英語が苦手な学生にとっては、この大学が提供するユニークな入試制度が、自分の能力を最大限に発揮する機会を与えることでしょう。したがって、大阪経済大学は、伝統的な受験システムに新しい風を吹き込み、さまざまな学生に適した教育機会を提供する大学として、高く評価されています。
最後に:志望大学に合格をするには?
ここまで関西の私立大学のランキングについて見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映