始めに:【理系学部】大学の主要学部を7つの軸で解説!
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代表の菅澤です!
鬼管理専門塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は
【理系学部】大学の主要学部を15つの軸で解説!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
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3つの系統から見る大学の学部
大学の学部には、
「人文科学系統」
「社会科学系統」
「自然科学系統」
の、3つの系統があります。
人文科学には「文学、語学、哲学、心理学、歴史学、考古学、文化人類学」などが含まれます。これらの学問を深く掘り下げたいという情熱を持つ学生たちは、純粋な学問への探求心を動機としてこれらの分野に進むことが多いです。学生生活を通じて、彼らは専門知識の習得や理論の探究に没頭しますが、このような熱心な勉強姿勢は、しばしば就職活動の準備が遅れがちになる原因ともなり得ます。
このような就職活動の遅れを防ぐためには、人文科学系の学生も他学部の学生との交流を積極的に行うことが推奨されます。特に、異なる学問領域の学生が集まるインカレサークルなどの活動に参加することで、社会科学系の学生たちと情報交換を行い、就職活動に関する貴重な知見やアドバイスを得ることができます。
自然科学は、「理学、工学、農学、医学、薬学、歯学、看護学」などを含む幅広い分野で構成されています。これらの学問は、自然界の現象や物質、生命体など自然に存在する様々な対象を研究対象とし、その背後にある法則性や原理を解明しようと試みるものです。
理系の主な学部は、自然科学系統に属している
理学部、工学部、農学部、医学部、薬学部、歯学部、看護学部などです。
理学部の特徴
理学部は、数学、物理、化学、生物、地学という高校教育で触れる基礎科学の領域をさらに深く掘り下げ、専門的な研究を展開している学部です。ここでは、自然界の様々な現象をより深く理解し、まだ人類が解明していない自然の謎を明らかにするための理論の構築を目指します。理学部の学問は、実用性を追求するよりも、自然界の根本原理や法則を明らかにすることにその価値があります。
理学部での学びは、初期の2年間は基礎的な理論や概念を学ぶ座学が中心ですが、3年生になるとより実践的な実験や研究が増えてきます。この段階で、学生は専門的な実験技術や研究方法を学びながら、自らが関心を持つ課題について実際に研究を進めていくことになります。実験や研究を通じて、理論が実際の現象をどのように説明しているかを深く理解し、新たな科学的知見を発見する過程は、理学部での学びの醍醐味の一つです。
理学部に向いている人
・理系科目が好き
・万物の仕組みが知りたい
・発想力や想像力が豊か
・研究職につきたい
工学部の特徴
工学部は、「ものづくり」に焦点を当てた実践的な学問を追求する場所です。建築、電気、素材、生命工学など、幅広い分野にわたる専攻が設けられており、理論よりも実用性を重視した教育が行われています。学生は、実験やプロジェクトを通じて、具体的な製品や技術の開発に携わります。その過程は非常に労力を要し、休日や夜間を問わず研究に没頭することも少なくありません。これらの活動は無給であり、高い情熱とやる気が求められます。
工学部の学生の中には、学部課程の4年間では十分な研究を行うことが難しいと感じ、より深い専門知識を身につけるために大学院への進学を選ぶ者も多いです。実際に、工学部では大学院進学率が高いのが特徴で、先端的な研究に取り組み、学問的な成果を追求する機会が与えられます。
工学部に向いている人
・モノづくりがしたい
・実験や研究に専念したい
・実用的な技術力を身につけたい
農学部の特徴
農学部は、生物学の知見を基に、農業や生命科学の幅広い分野を学ぶ学部です。この学部の特徴は、生物学を基礎としつつ、農学、園芸学、畜産学、農芸化学、農業工学、農業経済学、国際地域開発学、資源生物科学、応用生命科学など、多岐にわたる専門分野を網羅している点にあります。これらの分野では、食料生産の効率化、環境保全、生物資源の持続可能な利用など、現代社会が直面する課題への解決策を探求します。
農学部では、環境破壊の防止や生物多様性の保全など、現在地球が直面している問題に対する具体的な解決策を模索すると共に、農業の持続可能性を高めるための研究にも取り組んでいます。このため、農学部の学びは、「現在の保全」と「未来の発展」を両輪として進められています。
工学部に向いている人
・動植物が好き
・農業や飼育に興味がある
・体を動かすことが好き
・環境問題に興味がある
医学部の特徴
医学部の学生は、6年間の教育プログラムを通じて、基礎医学、臨床医学、社会医学の広範囲にわたる医学知識と技術を身につけます。この厳しいカリキュラムを経て、医師国家試験の合格を目指し、最終的には医師としてのキャリアをスタートさせることができます。
5年目と6年目はほぼ臨床実習に費やされ、学生たちは実際の患者さんと接しながら、医師として必要なスキルを実践的に学びます。6年目の終わりには卒業試験が行われ、これに合格すると医師国家試験の受験資格を得られます。
医学部での教育は、医師として必要な幅広い知識と技術、高いコミュニケーション能力を身につけるためのものであり、医師として成功するための土台を築くことを目的としています。医学部を卒業し、医師国家試験に合格すれば、確実に医師としてのキャリアをスタートさせることができますが、その過程は非常に要求レベルが高く、多大な努力と献身が求められるものです。
医学部に向いている人
・医者になりたい
・人体の解剖に抵抗がない
薬学部の特徴
薬学部では、化学物質が人体に及ぼす影響、すなわち薬理学の領域を深く掘り下げます。学生は将来、薬剤師をはじめとする様々な医療・研究関連の職業に就くことを目指し、そのための専門知識と技術を習得します。
教育内容は、基礎薬学と応用薬学の二つの柱に分けられます。基礎薬学では、有機化学、薬理学、分析化学など、薬学の基盤となる科学的知識を学びます。これらの知識は、薬剤の設計や作用機序を理解するために不可欠です。応用薬学では、製薬学、医療薬学、衛生薬学など、薬剤の開発から臨床応用、さらには公衆衛生に至るまでの応用分野を学びます。これにより、学生は薬剤が実際の医療現場でどのように利用されるか、その社会的意義や安全性などについての理解を深めます。
薬学部の6年制教育プログラムは、薬剤師として必要な基礎知識と専門スキルを身につけるために設計されています。このプログラムを通じて、学生は薬学の幅広い分野にわたる知識を習得し、実際の医療現場で薬剤師として活躍するための準備を整えます。
4年次の終わりには、医学科の学生と同様に「共用試験」が実施され、この試験に合格することが、次の段階へ進むための重要なステップとなります。5年次には、再び長期にわたる臨床実習が行われ、学生は実際の医療現場での経験を深め、薬剤師としての実践的なスキルを磨きます。
薬学部を卒業すると、国家資格である薬剤師の資格を取得することが可能で、これにより医薬品の専門家としてのキャリアを確立することができます。
また、職場を離れた後も復帰しやすいというメリットがあり、特に育児などで一時的に職場を離れる女性にとって、安定した職業として非常に人気があります。
薬学部に向いている人
・化学が好き
・几帳面な性格
・薬の安全性などを研究したい
歯学部の特徴
歯学部の教育プログラムは、専門的な歯科医療知識と技術を身につけ、歯科医師国家試験に合格した後、歯科医師としてのキャリアをスタートさせるために設計されています。6年間のカリキュラムを通じて、学生は口腔内の治療や矯正など、特化した医療技術を習得します。
5年次には、医学部や薬学部と同じく「共用試験」が実施され、これに合格しなければ本格的な臨床実習に進むことができません。6年次では、診断、歯石除去、抜歯、入れ歯の製作など、より実践的な臨床技術を学び、歯科医療の全般にわたる知識と技術を習得します。
ただし、少子高齢化と歯科医師数の増加により、近年では歯科医師の就職が難しくなっていると言われています。これは、供給過多による競争の激化や、患者数の減少が原因と考えられます。そのため、歯科医師を目指す学生は、専門性を高め、差別化を図るなど、将来のキャリアに向けた戦略的な準備が求められます。
歯学部に向いている人
・歯科医師になりたい
・インプラント治療を学びたい
・細かで繊細な作業が得意
看護学部の特徴
看護学部の4年制教育は、看護師としての専門性と人間理解の深化を目指すカリキュラムに基づいています。この学部では、医療系学部特有の科目だけでなく、哲学、倫理学、心理学、教育学といった人文科学や、生物学、化学などの自然科学も幅広く学びます。これにより、看護の現場で求められる総合的な知識と技術、そして人間への深い理解を培います。
専門科目では、看護の基礎となる解剖生理学、栄養学、病理学、微生物学、免疫学、薬学などを学びます。また、環境や健康に関する科目も履修し、看護師として必要な幅広い知識を身につけます。学年が進むにつれて実習が増え、実際の医療現場での経験を積むことで、理論と実践のスキルを統合します。
卒業後は、看護師国家試験の受験資格を得られ、多くの卒業生が看護師として医療現場で活躍します。また、食品製造業や医薬品会社への就職もあり、看護学の知識を活かした様々なキャリアパスが存在します。看護師は高い専門性を持ちながらも復職しやすい職業であるため、特に女性にとって魅力的な選択肢とされています。
看護学部に向いている人
・看護師になりたい
・世話をすることが好きだ
・体力に自信がある
最後に:志望校に合格するには
ここまで【理系学部】大学の主要学部を7つの軸で解説!について見てきましたが…。
大学生活を最大限楽しむためのポイントは何かというと、それは自分自身の興味や将来の目標に合わせて志望大学を選ぶことです。
でも願っていれば志望大学に合格できるわけではありません。
それ相応の対策が志望大学では必要です。
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