始めに:【英検】合格への道|英検が抱える3つの問題点を徹底解説!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
【英検】合格への道|英検が抱える3つの問題点を徹底解説!というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検合格は英語学習のゴールではない
英検は全国的に広く認知されており、各レベルの試験を段階的に受験することで、徐々に英語能力を向上させることができる試験です。例えば、12歳でインターナショナルスクールに通っていた経験がある児童が英検1級に合格する事例や、英語の初心者から始めて小学6年生で英検2級に合格するケースもあります。
しかしながら、英検の合格だけを英語学習の目標としては不十分です。実際、多くの学習者が英検には合格できるものの、実際に英語を使ったコミュニケーションスキル(書く、話す)に自信を持てないという問題がしばしば報告されます。私自身も英検を利用して英語を学んだ経験がありますが、社会人になってから実際に英文を書くことには苦労しています。
このため、英検を通じて得られる知識やスキルを実生活で役立てるには、試験の準備だけでなく、実際の英語使用状況を想定した練習も同時に行うことが重要です。具体的には、日常生活で英語を使ったコミュニケーションや、実践的な書き言葉の練習を積極的に行うことが推奨されます。これにより、英検合格という目標を超えて、真の言語能力の向上を目指すことができるでしょう。
実は、英検には3つの問題点があります。その3つの英検の問題についてご紹介します。
問題点
英語の試験に落ち続けると、自信喪失につながりがちです。このような経験は、特に若い学生にとって、英語に対する苦手意識や否定的な感情の原因になることがあります。例えば、何度も試験に落ちることで、「自分は英語が得意ではない」と感じたり、「英語のセンスがない」と自己評価が低くなるかもしれません。その結果、英語学習自体を嫌いになってしまうこともあります。
具体的には、英語を学ぶことに対して前向きだった子供が、何度も不合格に直面することで学習への意欲を失い、英語の授業や活動を避けるようになるケースが見られます。たとえば、積極的に英語のゲームや読書を楽しんでいた子供が、テストでの失敗を繰り返すことで「もう英語はいい」と拒否反応を示すようになることです。
この問題を解決するためには、試験の失敗をどう捉えるかが重要です。失敗を学習過程の一部として受け入れ、子供たちにそれを理解させることで、失敗を乗り越える力を育てることができます。例えば、不合格になっても次にどう改善するかを一緒に考えることで、失敗から学ぶ姿勢を育て、英語学習に対する長期的なモチベーションを保つことが可能です。このアプローチは、特に教育の初期段階で非常に重要であり、英語学習に対するポジティブな態度を育てるのに役立ちます。
合格には一定の得点が必要であり、多くの英語試験ではスキルごとに均等に点数を取ることが求められます。全体的には、各セクションで約60%から70%の得点を目指すと、合格に達することが可能です。
CSEスコア | 1次試験 合格基準 | 1次試験 満点 | 1次試験 正答率 | 2次試験 合格基準 | 2次試験 満点 | 2次試験 正答率 |
1級 | 2,028 | 2,550 | 79.5% | 602 | 850 | 70.8% |
準1級 | 1,792 | 2,250 | 79.6% | 512 | 750 | 68.3% |
2級 | 1,520 | 1,950 | 77.9% | 460 | 650 | 70.8% |
準2級 | 1,322 | 1,800 | 73.4% | 406 | 600 | 67.7% |
3級 | 1,103 | 1,650 | 66.8% | 353 | 550 | 64.2% |
英検などの言語試験において、6割の正答率で合格することは可能ですが、これが必ずしも全体的な英語能力の高さを意味するわけではありません。実際には、合格者の中には満点に近い得点を取る人もいれば、ギリギリで合格する人もいます。そのため、一概に同じ合格としても、受験者の英語力の実態は大きく異なることがあります。
例えば、ある受験者がテストの60%の問題に正解して合格した場合、残りの40%の問題には間違えています。これは、その受験者がまだカバーしきれていない英語の分野があるとも解釈できます。合格を勝ち取ったことに安心し、すぐにさらに高いレベルのテストに挑むことは、未熟な部分が露呈し、続けて苦戦する可能性が高いです。
実際に、初級から上級へとステップアップしていく過程で、英語の深い理解やさまざまなスキルの習得が求められます。もし基本的な文法や語彙に不安がある状態で上級のテストに進んだ場合、より複雑な文の構造や高度な表現を要求される際につまずきやすくなります。その結果、何度も試験に落ちてしまうという「英検の落とし穴」に陥る恐れがあります。
英検3級の試験では、読解問題でメールの内容を理解し、特定の情報を抽出するタイプの問題がよく出ます。例えば、遠足の計画に関するメールで集合時間や持参する物を確認する問題があります。これらの問題は、テキスト内の特定のフレーズやキーワードを見つけ出すだけで解答が可能なので、実際の読解力がそれほど問われていない場合があります。
このような問題形式は、テストのクリアを主目的とした学習に繋がりがちですが、これだけでは英語力の本質的な向上は期待できません。実際には、英検合格後も「書けない」「話せない」という問題を抱える学習者が後を絶たないのが現状です。試験で求められるのは、単純な情報の抽出能力であり、深い読解力や論理的な思考力を養うものではないため、英検以外の実践的な場面で通用する英語力の育成にはつながりにくいのです。
このように、試験合格のために表面的な学習に終始すると、英語学習の本来の目的である実践的なコミュニケーション能力の向上には結びつかない可能性が高くなります。また、不十分な基礎による学習は、英語に対する苦手意識や嫌悪感を引き起こす原因にもなり得ます。従って、試験対策をする際も、長期的な視点で真の英語力を身につけるための方法を取り入れることが重要です。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検】合格への道|英検が抱える3つの問題点を徹底解説!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映