始めに:【英検準2級】リスニング対策|勉強法と高得点がとれるテクニックを2つの軸で解説します!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
【英検準2級】リスニング対策|勉強法と高得点がとれるテクニックを2つの軸で解説します!というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検準2級
試験構成
試験の構成には二つの段階があります。初めに、筆記試験とリスニング試験が含まれる一次試験が行われます。この段階では、読解力と文章力を測るリーディングとライティングの試験があり、さらに聴解能力を試すリスニング試験が実施されます。
続いて、合格者は二次試験へ進みます。こちらは面接形式でのスピーキング試験となっており、実際の会話能力を直接評価する場です。ここでは、受験者が即興で質問に答えたり、与えられたトピックについて話したりする能力が問われます。
目安時間配分
試験は筆記部分で75分間、リスニング部分で25分間と設定されており、特に英検準2級のリスニング試験では30問が出題されます。これを効率よく解くためには、1問あたり約80秒という計算になります。
この制限時間内で問題を解くには、予めリスニング能力を高める訓練が必要です。具体的には、日常的に英語の聞き取り練習を行うことで、速いスピードでの情報処理能力を養うことが効果的です。また、実際の試験形式に慣れるために、過去問を利用した模擬試験を行い、時間配分や問題へのアプローチ方法を学ぶことも重要です。
CSEスコア・合格ライン
英検準2級のリスニング試験では、30問で600点が配点されており、全体の一次試験では1,800点満点中1,322点が合格ラインとなっています。これは全体の約65%の得点が合格に必要とされることを意味しています。
この得点基準から明らかなように、単にリスニングでの得点が高いだけでなく、リーディングやライティングの部分でもバランスよく得点を取ることが求められます。例えば、リスニングで完璧なスコアを取ることができたとしても、他のセクションで不足があれば合格は難しくなります。
準2級のレベルと3級との違い
英検準2級の試験は、高校中級レベルに相当し、受験者は約3,800から4,000単語の語彙を理解している必要があります。これは、中学卒業程度の3級の語彙力3,000語から一段階上のレベルです。この級から、受験者は単に基礎的な英語力を超え、より実践的で応用的な能力を身につけることが求められるようになります。
この段階での学習は、日常生活や学校での基本的な会話や文法の理解から一歩進んで、具体的な例としては、より複雑な時制の理解や、条件文、仮定法など、高度な文法構造を使った表現に対応できるようになることが期待されます。さらに、実践的なリーディングやリスニングのスキルも求められ、長文読解や詳細な情報の把握、話の要点を捉える能力が重要になります。
TOEICやTOEFLとのレベル比較
TOEIC、GTEC、TOEFLと、英検準2級レベルの比較表です。参考にしてみてください。
合格点 | 満点 | |
英検CSE | 1,728 | 2,400 |
TOEIC | 383-785 | 990 |
GTEC | 510-879 | 1,400 |
TOEFL | 該当なし | 110 |
試験内容
英検準2級のリスニングセクションは、受験者にとって英語能力の向上に重要な役割を担っています。このレベルでは、日常会話を超えて教育、科学、社会的なテーマにまで及ぶ多様な話題が取り上げられます。これにより、リスニングの難易度は顕著に高まり、英語の実践的な理解が求められるようになります。
たとえば、リスニングテストでは、学校でのアナウンス、職場でのミーティング、科学的な発表など、さまざまなシナリオが用意されています。これらは日常的な状況と職業的、または学術的な状況の両方をカバーしており、英語の理解を幅広いコンテキストで試すことができます。加えて、海外の文化や自然環境に関するトピックも取り上げられることが多く、受験者はただ聞くだけでなく、多角的な視点から情報を分析し、理解する能力が問われます。
・会話の応答文選択(10問):会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う問題で3肢択一式で回答する
・会話の内容一致選択(10問):会話の内容に関する質問に4肢択一式で回答する
・文の内容一致選択(10問):短いパッセージの内容に関する質問に4肢択一式で回答する
試験当日に使えるテクニック
リスニング試験の効果的な対策方法として、音声再生前に問題文と選択肢を事前に確認するアプローチがあります。これにより、会話の主題や状況を予測しやすくなり、具体的には登場人物の性別や話題、環境をあらかじめ把握することが可能です。
たとえば、選択肢が「at the park」、「at the school」のように場所に関する前置詞「at」で始まる場合は、リスニングの質問が「Where…?」である可能性が高いです。この情報を踏まえて試験に臨むことで、場所に関する情報を重点的に聞き取ることができ、効率的に正解に近づけることが期待できます。
勉強法・対策
リスニング能力を高めるには、ただ聞くだけでなく、効果的な練習法を取り入れることが重要です。具体的には、リスニング問題集をただ解くのではなく、間違えた箇所や理解できなかった表現を徹底的に分析することが効果的です。音声を聞きながら、スクリプトと和訳を比較して、何が聞き取れなかったのか、どの表現が理解できなかったのかを明確にします。
さらに、シャドーイングというテクニックを取り入れることで、リスニング力だけでなくスピーキング能力も同時に鍛えることができます。この方法では、聞いた内容を遅れて繰り返し発音することで、英語のリズムや音の連結など、自然な発音に慣れることが可能です。初期段階ではテキストを見ながら行い、慣れてきたら視覚的なサポートなしで発音を試みることが推奨されます。これにより、実際の会話や試験のスピーキングセクションでのパフォーマンス向上にもつながります。
このように、リスニングの学習を多角的にアプローチすることで、実際の会話理解能力や試験でのパフォーマンスが格段に向上します。それに、スピーキング練習としての効果も期待できるため、英語の総合的な能力を効率良く高めることができるのです。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検準2級】リスニング対策|勉強法と高得点がとれるテクニックを2つの軸で解説します!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映