【英検4級】合格率・合格点について解説します|小学生の合格率なども紹介します!

始めに:【英検4級】合格率・合格点について解説します

菅澤

英検合格に特化した
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オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「【英検4級】合格率・合格点について解説します|小学生の合格率なども紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

【英検4級】合格率

英検4級の合格率は65~70%ほど

菅澤

英検4級の一次試験における合格率は、過去に公表されていたデータによれば、大体65%から70%の範囲で推移しています。

日本英語検定協会は2016年を最後に具体的な合格率の公開を停止していますが、2015年の最後の公式発表では合格率が69.9%であったことが記録されています。

オニ坊

この情報から、英検4級の合格率が一定の範囲内で安定していることが示唆されます。過去のデータを基にすると、受験者10人中およそ7人が合格している計算になり、これは英検4級が比較的合格しやすいレベルであるとも解釈できます。

ただし、これらの推測には限界があり、正確な現在の合格率は公表されていないため、変動があったかどうかは明確にはわかりません。

菅澤

さらに、同じ時期に発表された英検5級の合格率と比較すると、4級は約10%低くなっています。これは、5級と比較して4級が若干難易度が高いことを示しており、受験者が初めて合格基準に達しない可能性が出てくるレベルであると考えられます。

英検4級の準備をする際に参考になり、適切な学習計画を立てるための基準となります。合格率のデータは古いものの、試験の難易度や目指すべきスコアの目安を提供してくれるため、受験者はこれらを利用して効率的な勉強方法を考えることができるでしょう。

【英検4級】小学生の合格率は85%

菅澤

英検では、特定の受験者層ごとの詳細な合格率の公表を2014年以降行っておりませんが、最後に公開された2013年のデータによると、小学生の合格率は62%であったことが記録されています。これに対し、同年の5級における小学生の合格率は85%であったとされています。

オニ坊

これらの数字から、特に小学生カテゴリーでは以前に比べて合格率が低下している様子がうかがえます。この低下は、試験の難易度の変化や教育の質、学習環境の変化など、多くの要因によって引き起こされる可能性があります。

菅澤

例えば、英検5級は比較的基本的な英語能力を測る試験であるため、多くの小学生が高い合格率を示すことができました。

しかし、全体の小学生合格率が62%という数字は、試験が全体的に要求する能力レベルがそれぞれの受験生にとって挑戦的であることを示しており、それが合格率の低下に繋がっていると考えられます。

オニ坊

このような背景を考慮すると、小学生の受験生やその保護者は、試験準備において適切な教材選びや学習計画の立て方に注意を払う必要があると言えます。

合格率の変動を理解し、それに基づいて学習の強化を図ることが、合格への確実な道を築く手助けとなるでしょう。

英検4級の受験者は年間約40万人

菅澤

年間約40万人が英検4級に挑戦しています。この数は英検の中でも一つの大きなマイルストーンとなっており、多くの受験生がこのレベルで英語能力の評価を受けることを選択しています。

オニ坊

合格率を70%と仮定した場合、この受験者数から約28万人が英検4級をクリアしていると計算できます。この推定は、英検が広範囲にわたる学生や社会人に受け入れられていることを示しており、また、多くの人がこのレベルで一定の英語力を持っていることを意味します。

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例として、多くの中学校や高校では英検4級の取得を推奨しており、教育カリキュラムの一環として英検の準備を行う学校も少なくありません。

これにより、受験者は英語の基礎を固める良い機会を持つことができ、英語学習のモチベーション向上にも寄与しています。

英検4級の受験者数とその合格者数は、日本における英語教育の普及度を示す重要な指標となっています。受験生が年々増え続ける中で、英検4級が英語学習の初歩的な段階としてどれだけ役立っているかが見て取れます。このレベルを通じて、基本的な英語能力の証明として多くの人が利用していることが明確になります。

【英検4級】合格点

【英検】CSEスコア

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2016年の改訂以降、英検ではCSEスコアと呼ばれる新しい評価システムを導入して、受験者の合否を判定しています。

CSEスコアは、各級ごとに定められた固定の合格基準スコアを基にしており、このスコアシステムによって、異なる試験回または異なる級での受験結果を公平に比較することが可能になりました。

オニ坊

このシステムの導入背景には、以前の評価方法では各試験回や異なる級間での得点の比較が難しかったという問題がありました。

CSEスコアでは、各技能ごとに均等にスコアが配分されており、同じ正答数でも受験した回や技能の違いによってスコアが異なる場合があるため、より詳細な能力評価が行えるようになっています。

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例えば、ある受験者が準2級の試験で筆記、リスニング、各部分で500点ずつ配分されたスコアを獲得した場合、その合計スコアが合格基準を満たしているかどうかにより合否が決定されます。

さらに、このスコアリングシステムでは、受験者の解答が集まった後に各問題の配点が決定されるため、受験後に自己採点を行うことは不可能です。

CSEスコアシステムは、受験者が自分自身で合否を予測することが困難であり、正式な結果発表を待つ必要があります。このシステムにより、各受験者の英語能力を公平かつ精確に評価することが可能となり、英検の信頼性と透明性が向上しています。

【英検4級】満点は1000点

菅澤

英検4級の試験において、満点は総計1000点です。これは、一般的な学校の試験が100点満点であるのとは異なり、英検では各級で満点が設定されています。

オニ坊

具体的に、英検4級では筆記とリスニングの二つのセクションがあり、それぞれのセクションで500点が満点とされています。この点数設定は、受験者が各技能を均等に評価されるようにするためであり、それぞれのセクションが全体の成績に大きく寄与することを意味しています。

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たとえば、筆記セクションでは文法や語彙、読解力が試され、リスニングセクションでは聞き取り能力が重点的に評価されます。受験者がどちらのセクションもバランスよく得点することが、高得点を目指す上で非常に重要です。

英検4級の点数制度を理解することは、受験者が試験にどのようにアプローチすべきかを計画する上で役立ちます。両セクションに均等な重きを置くことが、全体の満点1000点を目指す上での鍵となります。この点数設定は、英検の公平性を保ちつつ、各受験者の総合的な英語能力を適切に測るためのものです。

【英検】合格基準

【英検】合格基準

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英検の合格基準設定方法は、以前の形式から大きく変更されました。従来の方式では、満点の一定割合(一般的には7割、2級以下では6割)を合格ラインとしていましたが、これが廃止され、新しい評価システムが導入されました。

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現在の合格基準は、リーディング、リスニング、そしてライティング(4級以下ではリーディングとリスニングのみ)の各技能ごとに得られたスコアの合計によって判定されます。このシステムは、各技能の得点が均等に評価されるように設計されており、受験者の総合的な英語能力が正確に反映されるようになっています。

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例として、受験者がリーディングで高得点を取り、リスニングとライティングでやや低い得点を取った場合でも、各セクションの得点の合計が合格点に達していれば合格となります。このような評価方法は、受験者が全体としてどれだけ英語を理解し、使用できるかを測るのに適しています。

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この新しいシステムの導入により、テストの合格ラインは各回で固定されており、試験の内容や難易度にかかわらず一貫性が保たれています。

このため、受験者は試験の準備をする際に、どの技能に重点を置くべきかを明確に理解しやすくなり、全体的な学習計画を立てやすくなっています。

受験者に対してより公平な評価を提供し、各人の実際の英語使用能力をより正確に評価することを可能にしています。全技能にわたるバランスの取れた準備が、成功の鍵となるため、各セクションで一定のパフォーマンスを達成することが重要です。

英検4級の合格スコアは1000点満点中622点

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英検4級の合格スコアは1000点満点中622点が設定されています。これは、満点の約62%に相当し、理論上は65%の得点を目安にすると合格可能となります。

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ただし、実際の合格基準は単に問題に正解する数に基づいているわけではありません。英検ではItem Response Theory(IRT)と呼ばれる統計的手法を用いて各受験者のテストスコアを算出しています。

この理論により、テストの形式や問題の難易度を考慮して各問題の得点が調整され、受験者の真の能力を反映したスコアが導出されます。

菅澤

例えば、あるテストで特定の問題が多くの受験者にとって難しいと判断された場合、その問題の得点価値は高く設定され、それに正解することができれば他の簡単な問題よりも多くのスコアを得ることが可能です。逆に、比較的簡単な問題に正解しても、その得点の影響は限定的です。

オニ坊

このようなスコアリングシステムは、全ての受験者が公平な評価を受けるように設計されており、各受験者の得点がそのまま合格に直結するわけではないため、単純な正答数で合格を判断することはできません。

そのため、受験者は過去問を解く際に約70%の正答率を目指すことで、合格圏内に達しているかどうかの感覚を掴むことが推奨されます。

受験生が英検の準備をする上で非常に重要であり、特定のスコアや正答数を目標にするのではなく、全体としての英語能力を均等に伸ばすことが合格への鍵となります。

英検4級のスピーキングテストは採点対象外

菅澤

英検4級における新しいオプションとして、スピーキングテストが導入されました。このテストは、受験者が自発的に選択でき、公式の合格基準には影響を与えないため、合格認定の要件からは除外されています。

オニ坊

このスピーキングテストは、オンラインプラットフォームを通じて実施され、受験者は自宅や学校など、インターネット環境があればどこからでも参加可能です。試験はコンピュータやタブレットを利用して録音され、この柔軟性は受験者にとって大きな利点となっています。

菅澤

例えば、忙しい学生や遠隔地に住む受験者も、自分の都合に合わせていつでもスピーキングテストを受けることができます。このテストは一年間有効で、一度の申し込みにつき一回の受験が許されています。

オニ坊

このシステムの導入により、英語のスピーキング能力を気軽に測定し、フィードバックを受けることが可能になりました。

これは、英語学習者が自分の発音や会話能力を向上させるための貴重な機会を提供しており、受験者が自分の能力を自己評価する手段として利用することができます。

英検4級のスピーキングテストは、正式な評価の一部ではないものの、英語のコミュニケーションスキルを練習し、自己改善のための有効なツールとして機能しています。受験者はこのテストを通じて、リアルタイムでの言語使用の実践と即時のフィードバックを得ることができ、これが英語力向上に寄与しているのです。

最後に:英検に合格をするには?

英検に合格をするには?
菅澤

ここまで英検準4級の合格率・合格点について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理英語塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人