始めに:【英検準1級】二次試験合格率についてを3つの軸で解説します
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【英検準1級】二次試験合格率についてを3つの軸で解説します|二次試験の攻略法2選なども紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
【英検準1級】二次試験の合格点と合格率
【英検準1級】二次試験の合格点は512点で、これは750点満点中の約68%
英検準1級の二次試験である面接試験における合格スコアは512点で、これは750点満点中の約68%に相当します。この数字は、面接試験の評価基準を示していますが、実際のスピーキング能力の評価は単純な数値以上のものを要求します。
面接試験では、受験者の即興の回答能力、発音の正確性、流暢さ、文法的な正確さ、そしてコミュニケーション能力が総合的に評価されます。
例えば、受験者が与えられたトピックに対して自然に反応し、論理的に整理された回答をする能力は高く評価されます。
さらに、特定の問題に対してどのように応じるか、その場の状況に適応する能力も重要な評価ポイントです。受験者が示す自信の度合いや、言葉を選ぶ際の慎重さなど、非言語性の要素もスコアに影響を与えることがあります。
スピーキングテストのスコアは、受験者がどれだけ準備してきたか、また、その場でどれだけ効果的に自分の英語能力を発揮できるかに依存します。したがって、合格点を単純な数字として捉えるのではなく、それを通過点と見なし、より広範なスキルの向上に努めることが重要です。
【英検準1級】二次試験の合格率は約80%
英検準1級の二次試験、すなわち面接試験の合格率は約80%と報告されています。これは、英検2級の面接試験と比較しても一貫して高い数値です。この高い合格率にはいくつかの理由が考えられます。
まず、準1級を受験する者は、英語に対する情熱や能力が特に高い傾向にあります。この級は、英語の高度なコミュニケーションスキルが求められるため、自然と英語を積極的に学び、使用する機会が多い人々が挑戦します。
たとえば、国際会議でのプレゼンテーションや留学経験など、実際に英語を活用しているケースが多いです。
さらに、これらの受験者は通常、準備段階でより多くの時間を英語のスピーキング練習に費やしています。これには、模擬面接やスピーチの練習が含まれることが多く、これが高い合格率を支えています。
しかし、二次試験で不合格となる約20%の受験者もいます。このグループは、しばしば試験のプレッシャーや緊張によって、本来の能力を発揮できない場合があります。このため、二次試験の準備には、実技練習に加えて、精神的な準備も重要です。
英検準1級の面接試験に向けて準備する際は、実際の言語能力を向上させるだけでなく、試験当日の緊張を管理し、最適なパフォーマンスができるよう心がけることが必要です。このような総合的な準備が、受験者にとって最終的に成功へとつながるでしょう。
【英検準1級】面接で不合格となる受験者の特徴3選
英検準1級の面接試験で不合格となる受験者の典型的な特徴について解説します。
一次試験の合格後、緊張感が緩みがちな受験者
一次試験の合格後、緊張感が緩みがちな受験者
一次試験の合格後、緊張感が緩みがちな受験者が二次試験で苦戦することが多いです。一次試験を通過すると、多くの受験者は一定の安心感を感じ、その結果として準備がおろそかになる傾向にあります。
この現象は、一次試験の成功が自信につながり、無意識のうちに「これで大丈夫だろう」と過信してしまうケースが多いためです。
特に英検準1級のような高度な試験では、筆記のスキルだけでなくスピーキングの能力も求められますが、これらは必ずしも直結するわけではありません。
たとえば、筆記試験で高得点を取った受験者が、その成功を二次試験の準備に活かせずに本番でつまずくケースがあります。彼らはしばしば、スピーキングの練習を怠り、実際の会話では思うように表現を伝えられないことに直面します。
一次試験の成果に満足してしまい、スピーキング能力のブラッシュアップに十分な時間を割かなかった結果、二次試験の面接で苦労することになるのです。
そのため、一次試験後も油断せず、二次試験に向けた準備を怠らないことが重要です。
例えば、毎日のスピーキング練習を続け、実際に英語を話すシミュレーションを行い、フィードバックを得ることで、本番の面接で臨機応変に対応できるようにする必要があります。
英検準1級の合格証を手に入れるためには、筆記試験の成功に満足せず、スピーキング試験にも同等の努力を注ぐことが必須です。これにより、すべての試験セクションで均衡したパフォーマンスを達成し、総合的な英語力を証明することができるでしょう。
面接試験を単なる英会話テストと誤解している受験者
面接試験を単なる英会話テストと誤解している受験者
英検準1級の面接試験を単なる英会話テストと誤解している受験者が少なくありません。
実際には、この試験はただ流暢に話せるかを見るものではなく、特定の言語レベルでの適切なコミュニケーション能力を評価することを目的としています。
面接試験では、受験者が英検準1級に見合った語彙やフレーズを使って、具体的な質問に対して適切に答える能力が求められます。
これには、単に日常的な会話を行うだけではなく、与えられたトピックに対して論理的かつ具体的に意見を述べ、質問に対して明確に答えることが必要です。
たとえば、環境問題についての質問が出た場合、具体的な例を挙げながらその問題に対する個人の意見や解決策を英語で表現することが求められます。この際に、専門的な語彙や表現を使いこなす能力が試されるのです。
英検準1級の面接試験には特有の要求があるため、受験者は試験の形式や評価の傾向を理解し、事前に適切な準備を行うことが成功の鍵となります。実際の試験では、練習を通じて培った語彙力と表現力を駆使して、与えられた問題に対して効果的に答えることが求められるのです。このアプローチが、合格に向けての最適な戦略と言えるでしょう。
自信を持ってはっきりと発言することができない
自信を持ってはっきりと発言することができない
英検準1級のスピーキングテストでは、自信を持ってはっきりと発言することが求められます。しかし、自然に内向的で話すのが苦手な人も多いのは事実です。こうした性格の方でも成功できる戦略があります。
その核心は、事前の準備と知識の充実にあります。つまり、面接のための準備を徹底的に行い、想定される質問に対する答えを前もって準備しておくことです。
これにより、実際の試験時に質問が飛び出したとき、すでに答えを知っているため、自信を持って話すことが可能になります。
たとえば、環境問題やグローバル化の影響など、一般的に出題されるテーマについて詳しく調べ、自分の意見やそれを支える事実をいくつか準備しておくと良いでしょう。
実際にこの方法で準備をした受験者は、質問に対して速やかに、そして的確に答えることができるようになります。
事前に内容を深く理解し、準備することで、自然に話すのが苦手な人でもスピーキングテストで良い成績を収めることが可能です。スピーキングテストにおいて自信がなくても、しっかりと対策を行うことで、その不安を乗り越え、成功につなげることができるのです。
【英検準1級】二次試験の攻略法2選
英検準1級の面接試験に向けた効果的な準備戦略をご提案します。
多彩な表現や情報を備えておくことが重要
多彩な表現や情報を備えておくことが重要
英検の二次試験、特にスピーキング部分の準備においては、多彩な表現や情報を「引き出し」として備えておくことが重要です。
これは、英語を第二言語として話す際に、迅速かつ適切に反応する能力を高めるために不可欠です。
日本語を母国語とする私たちは、日本語でのコミュニケーションでは瞬時に反応が可能ですが、英語では事前に用意した知識や表現が大いに役立ちます。
たとえば、環境問題や経済のトピックが出題された場合、これに関する事前の準備があれば、具体的なデータや事例を引き合いに出して、より説得力のある回答をすることが可能になります。
私自身、英国の大学を卒業し英検1級も保有していますが、完全なバイリンガルではないため、スピーディな思考を英語で行うのは挑戦です。このため、さまざまなテーマについての「引き出し」を増やすことを心掛けています。
例えば、日常的な小話やニュースで触れた最新の出来事、学んだ専門用語などを事前に整理しておくことで、実際の試験でスムーズに言葉を引き出すことができます。
スピーキングテストの成功は、単に言葉を話す速さだけでなく、適切な内容を的確に伝える能力にも左右されるため、多くの「引き出し」を持つことがそのキーとなるのです。
面接に向けて効果的な対策本を使うこと
面接に向けて効果的な対策本を使うこと
英検準1級の面接試験に向けて効果的な対策本を使うことが成功のカギです。この種の本では、試験の特徴や要求されるスキルの理解を深めることができ、適切な答え方や話し方を学ぶことが可能です。
特に、英検準1級の面接では日常会話とは異なる高度な英語が求められるため、模範解答や解答の流れを示した参考書は非常に有用です。
具体的には、解答例を通じてどのような内容が求められているのか、どのように情報を組み立てて回答すれば良いのかを学べます。
たとえば、環境問題に関する質問に対して、具体的なデータや国際的な取り組みを引用しながら自分の意見を組み立てる練習をすることができます。
このような練習を繰り返すことで、本番の試験でも流暢で内容の濃い答えを提供することが可能になります。
面接対策用の参考書は、英検準1級を目指す受験者にとって不可欠なツールと言えるでしょう。この方法で、本試験での成功を大いに高めることが期待されます。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで英検準1級二次試験について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
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