【英検準2級】配点・問題・試験時間を解説します|英検の点数配分が公開されていない理由も紹介します!

始めに:【英検準2級】配点・問題・試験時間を解説します

菅澤

英検合格に特化した
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代表の菅澤です!

オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「【英検準2級】配点・問題・試験時間を解説します|英検の点数配分が公開されていない理由も紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

【英検準2級】配点・問題・試験時間

菅澤

英検準2級の試験形式について詳しく説明していきます。

【英検準2級】筆記

【英検準2級】筆記

語彙問題文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択20問
会話問題文脈に合った正しい会話フレーズを4つの選択肢から選択5問
長文語句問題長文問題内にある空所の語句を埋める5問
長文内容問題長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択7問
ライティング質問に対する答えを英作文する1問
菅澤

英検準2級の筆記試験は75分間で合計38問を解く形式です。この試験は、英検3級を既に経験した人にとっても、新たな挑戦となるでしょう。

なぜなら、試験の問題数が7問増加し、試験時間も25分延長されているからです。

オニ坊

具体的には、この試験で求められるのは、読解力と語彙力の同時利用能力です。たとえば、長文読解問題では複数の段落を理解し、正しい答えを選ぶ必要があります。さらに、語彙問題では、与えられた文脈で適切な単語を選び、文を完成させる力が試されます。

菅澤

これらの試験要素は、時間内に効率良く問題を解く能力を鍛えるため、英検3級に比べて忍耐力と時間管理のスキルがより一層必要とされます。

試験を受ける受験者は、これまでの経験を活かしつつも、さらにステップアップした対策が求められるのです。

英検準2級の筆記試験は、時間と問題量の増加に対応するための戦略的な準備が不可欠です。この準備を怠ると、試験中に時間切れになるリスクが高まります。従って、効果的な対策を立て、試験の流れに慣れることが成功への鍵となるでしょう。

英検準2級筆記試験における理想的な時間配分

菅澤

英検準2級の筆記試験において、各受験者の理想的な時間配分を確立することが、試験成功への重要な要素です。試験の各セクションに最適な時間を割り当てることで、全体のパフォーマンスを最大化できます。

語彙問題15分
会話問題5分
長文語句問題10分
長文内容問題20分
ライティング20分
見直し5分
オニ坊

例えば、語彙力が強い受験者は語彙問題にかける時間を短縮し、長文読解やライティングにより多くの時間を割り当てることが可能です。こ

れは、語彙問題が事実上「知っているか、知らないか」の問題であるため、長い時間をかける必要がないためです。

菅澤

一方で、長文読解のセクションでは、文章の内容を正確に理解し、適切な答えを選ぶためには比較的長い時間が必要です。例として、ある受験者が実際に過去問を解く際に、長文読解の問題に20分以上かけたことで、正答率が向上したという事例があります。このように、自分の強みと弱みを知ることが、時間配分を決める上で非常に役立ちます。

理想的な時間配分は一人一人異なるため、試験前に何度も模擬試験を行い、自分に最適な配分を見つけ出すことが推奨されます。こうした準備を通じて、試験当日にはスムーズに問題を解くことができ、全体として高いパフォーマンスを発揮することが可能になります。

【英検準2級】リスニング

【英検準2級】リスニング

会話応答文会話の最後の部分を4つの選択肢から探す10問
会話内容確認聞いた会話情報と一致するものを選択10問
文の内容確認聞いた文の情報と一致するものを選択10問
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英検準2級のリスニングセクションは、25分間で合計30問を解答する構成です。このセクションには、会話応答文、会話内容確認、文の内容確認という3種類の問題が含まれています。

それぞれの問題形式は、会話の最後に適切な返答を選ぶ、聞いた会話の内容を正しく理解しているかを確認する、そして聞いた文の内容に一致する選択肢を選ぶ、というものです。

オニ坊

これらの問題は英検3級のリスニングと形式は同じですが、内容の複雑さや語彙の難易度が高まっています。例えば、英検3級では基本的な日常会話が中心ですが、準2級ではより専門的なトピックや複雑な文構造が取り入れられています。

実際に、過去に3級を受験した受験者が準2級のリスニングに臨む際には、問題の難易度の違いに戸惑うことなく、よりスムーズに答えられることが多いです。

菅澤

したがって、準2級リスニングの成功の鍵は、既存のリスニング技能を活かしつつ、より高度な聴解能力を身につけることです。

具体的なトレーニングとしては、多様な英語のアクセントや速度に慣れるために、英語のニュースポッドキャストや映画を利用することが効果的です。これにより、実際の試験で遭遇するであろうさまざまな言語状況に柔軟に対応できるようになります。

英検準2級のリスニング試験では、より一層の準備と対策が必要です。充分な練習を積むことで、試験の難易度を乗り越え、高得点を目指すことができるでしょう。

英検の点数配分が公開されていない理由は、テストの採点方式

菅澤

具体的には、英検では各試験回ごとに全受験者の解答を分析し、そのデータを基にしてItem Response Theory(IRT)という統計的手法を使用して各問題の配点を決定します。

この理論によって、試験の各問題の難易度や受験者の能力を精密に測定し、公平な評価を行うことが可能になります。

オニ坊

IRTは、単に正解数を数えるのではなく、どの問題が正解されたかに基づき受験者の能力を推測する方法です。例えば、多くの受験者が間違える問題を正解した受験者は、その能力が高いと評価される可能性が高くなります。

これにより、各問題に対する正解の価値が異なるため、一律に1問あたりの点数を定めることができません。

菅澤

この採点方法の影響で、受験生自身が試験後に自己採点を行っても、公式のスコアとは大きく異なる可能性があるため、試験結果の自己評価は困難です。結果的に、正確な得点計算と評価の透明性を保つために、詳細な配点情報は内部に限定され、外部には公開されないのです。

受験者に公平な評価を提供するために設計されていますが、それには高度な統計的分析が必要であり、それが配点情報の非公開の理由となっています。

【英検準2級】二次試験

【英検準2級】二次試験

菅澤

英検準2級においてスピーキング能力の評価は極めて重要です。過去の5級や4級と異なり、準2級ではスピーキングテストが二次試験として設定されており、この試験の結果が級認定に直接影響します。

一次試験を筆記とリスニングでクリアしても、スピーキングの二次試験で不合格となれば、級の認定は得られません。

オニ坊

具体的な試験内容としては、二次試験では音読、画像に基づく質問応答、さらに日常的なトピックに関する自身の意見を問う問題など、合計6問が出題されます。

これらの問題は受験者に対し、即興で英語を話す能力と状況に応じた反応速度を求めるため設計されています。

菅澤

試験は概ね6分間で進行し、受験者の対応能力や反応の速さによって時間の長短が若干変動することがあります。

この短い時間でのパフォーマンスが、合否を左右するため、平常心を保ちながら臨機応変に対応する能力が求められます。

英検準2級のスピーキングテストは受験者の英語の即応力を測る重要な場であり、一次試験を通過した後も油断することなく、しっかりとした対策が必要です。したがって、二次試験に向けて音読の練習や様々なトピックに対する意見の準備を行うことが、合格への鍵となります。

最後に:英検に合格をするには?

英検に合格をするには?
菅澤

ここまで英検準2級の合格率・合格点について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理英語塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

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