青山学院大学専門塾【鬼管理青山学院大学塾】の代表菅澤です。
このページでは、青山学院大学合格に必要な「共通テスト地学基礎」の傾向や特徴を解説させていただきます。
この記事では、青山学院大学の入試制度で「共通テスト地学基礎」を利用する方のために、共通テスト地学基礎の解説をしています。
青山学院大学に合格するために必要な共通テスト地学基礎の得点の伸ばし方についての解説を行いますので最後までご覧いただけますと幸いです。
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青山学院大学受験における注意点
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青山学院大学受験の「共通テスト地学基礎」の前提情報
試験時間 | 理科基礎2つで60分 |
大問数 | 3題 |
解答形式 | マークシート式 |
頻出単元 | 特になし |
共通テストは言わずと知れた大学入試の一次試験にあたるものです。
2021年度現在では全教科マークシート式での解答が求められる試験となっています。
共通テストは基本的な知識を問う問題がほとんどであると言われていると思います。
これは共通テスト地学基礎には当てはまっていますので、しっかりと抜けなく勉強することができれば満点獲得も十分に可能であるということをおさえておきましょう。
ただ、理科基礎は覚えることが少ないからという理由で後回しにしてしまう受験生が多いというのも教科の特徴として挙げられます。
そのような心構えでは結局満足に勉強時間が取れないまま試験本番を迎え、満点はおろか必要最低限の点数すらも取れずに後悔するという結果になりかねません。
そうならないために、早めに勉強計画を立てるようにしましょう。
また、地学基礎は基本的にもう一つの理科基礎科目と一緒に受ける形で解答すると思うので、もう一つの教科との時間配分も考えて日頃から問題を解くように心がけましょう。
合計の点数としては50点満点ですが、一問あたりの配点が3~4点とかなり大きくなっているので小さなミスが命取りになります。
時間配分を考える際には必ず見直しの時間を考慮に入れるようにしてください。
その見直しで結果が大きく好転する可能性があります。
青山学院大学受験の「共通テスト地学基礎」の傾向
共通テスト地学基礎の問題は先述したとおり、合計3つの大問からなっています。
しかし、その大問の中でもA・Bという形で問題が分けられている形式のものもあるので注意が必要です。
とはいっても、問題数は合計15なのでしっかりと勉強したうえで臨んでいるのであれば時間が足りないということはまずないと考えて良いでしょう。
それを踏まえたうえで、ここではそれぞれの大問を細かく見ていきたいと思います。
まず、以下がその全体像です。
第1問 A・B・C
第2問 A・B
第3問 A・B
これらの問題についてここから詳しく見ていきましょう。
■第1問 A・B・C
例:
共通テスト地学基礎の第1問は、見ての通り一番ボリュームが大きい大問となっています。
全体で15ある問いのうち7問は第1問で出てくるので、半分近くがここで出題されていることになります。
ここでは、地学基礎の分野のうち主に活動している地球についての出題がされています。
地層や火山、地震などかなり幅広い分野になっているのでその分出題される問題数が多いのも頷けますね。
しかし、恐れる必要はありません。
問題を見ていただければわかると思いますが、しっかり勉強していれば即答できる問題もありますし、難易度もほとんど教科書レベルですので、苦戦する可能性は低いと言って良いと思います。
大事なのは、徹底して知識をインプットすることと、そのインプットした知識が完璧に使いこなせるかどうかを確かめるアウトプットの練習です。
これだけできれば、共通テスト地学基礎は得点源になるはずですので、安心して勉強に取り組んでください。
A・B・Cという区分はありますが、それほど意識して勉強する必要はないと思います。
実戦形式で学習する場合には、この第1問を終わらせてしまえば折り返し地点だろうと思いながら解くように心がけてください。
■第2問 A・B
例:
第2問では主に日本の自然環境や気象について問われます。
この大問では問いの数が4つしかないですが、見ての通り図や複数の選択肢を同時に選んで答える形式の問題が多いため、油断しないように気をつけましょう。
時間が足りなくなることはあまりないと思うので、ここは特に見直しを慎重に行い、ケアレスミスによる失点をゼロにできるように努めることが望ましいです。
それほど難しくはないですが、計算問題も出題されるので、試験本番では何度か計算したうえで、確信を持って解答できるようにしましょう。
ここの大問もA・Bと分かれていますが、特に意識する必要はないと思います。
一問一問集中して解くように意識しましょう。
■第3問 A・B
例:
第3問は、主に宇宙の分野から出題されます。
出題される問題数は第2問と変わらず4問ですが、宇宙分野で見ると覚えることは結構多いので、単元の勉強には結構な時間を必要とすることを前提にして勉強計画を組むのが良いと思います。
この大問は、即答できる問題もありますが、図やグラフから情報を読み取って解く形式の問題もあるので、今までの大問と同じように注意を払いながら慎重に解いていきましょう。
ここでもA・Bという形でわかれていますが、それほど違っている点はないと思っていただいて大丈夫です。
強いて言うなら、Aの方は純粋に知識を問われているのに対して、Bの方では与えられた史料から情報を読み取って解答する形式になっているという違いがありますが、結局どちらも解かなければならないということに変わりはないので、あまり気にしないでください。
青山学院大学受験の「共通テスト地学基礎」の攻略法
❶正確なインプット・大量のアウトプットをできるようにする
共通テスト地学基礎攻略法1つ目、「正確なインプット・大量のアウトプットをできるようにする」ということです。
共通テスト地学基礎の勉強をする上で必ず必要になってくるのが、知識のインプットです。
逆にこれがもし完璧にできるようになってしまえば、本番で8割以上の点数を取ることはたやすいと言っても過言ではないと思います。
それくらいに共通テスト地学基礎は、持っている知識量によって得点が決まる科目なのです。
では具体的にはどのように勉強していけば良いのかというと、まずは教科書や参考書などで基本知識を覚える作業をしてください。
その際に、なるべく覚えなければならないものと出会う回数を増やすことを心掛けると良いと思います。
つまり長時間同じものを学び続けるのではなく、一回当たりの学習時間を短くして、それを複数回繰り返すということです。
そうすることで記憶に定着しやすくなります。
ただ、それで終わってしまうと実際の試験の場で使うのはなかなか難しいと思います。
なぜなら、この段階ではインプットした知識の使い方がわかっていないからです。
実際の試験では、必ずしも教科書で学んだ内容通りの問われ方で出題されるとか限りません。
時には変則的な形で出題されることもあります。
要するに、いかなる問題が出題されても解けるようにしておかなければ、どれだけインプット学習を頑張ったとしても本番で結果を出せないで終わってしまう可能性があるのです
そうならないためにアウトプットの練習も必ずしておくようにしましょう。
問題集を解くことはもちろん、その問題の解答を自分で解説できるようになるまで仕上げることが望ましいです。
4択の問題なのであれば、それぞれの選択肢がどうして間違い、あるいは正しいのかを何も見ずに自分の力だけで説明できるようにしてください。
それ以外の形式の問題であっても、自分で説明した中身が解答解説に載っている内容と同じ状態になるまで練習を重ねましょう。
このようにして、インプットもアウトプットもこなすことができれば、かなり地学基礎の力はつきますし、本番でも大きなミスはしないと思います。
❷数少ない計算問題を完璧にできるようにする
共通テスト地学基礎攻略法2つ目、「数少ない計算問題を完璧にできるようにする」ということです。
➊で紹介した方法で学習を進めていれば、満点を取ることはそう難しくはないと思うのですが、知識のインプットに気を取られるあまり、計算問題を蔑(ないがし)ろにしてしまっている受験生が少なくないです。
一問あたり3~4点分の配点になっている共通テスト地学基礎の問題では、一問のミスが命取りになるという話はこの記事の冒頭でもしたと思いますが、それは出題される問題数の少ない計算問題でも同じです。
計算問題は出題される数は少ないですが、センター試験の時代から毎年必ず問われていますので、教科書で公式の成り立ちや仕組みを勉強したうえで問題演習を行い、本番でも絶対に解けるようにしておきましょう。