【必見】青山学院大学専門塾/予備校が解説する「共通テスト生物基礎」の出題傾向と対策

菅澤孝平

青山学院大学専門塾/予備校AO-PASSの代表菅澤です。

このページでは、青山学院大学合格に必要な「共通テスト生物基礎」の傾向や特徴を解説させていただきます。

この記事では、青山学院大学の入試制度で「共通テスト生物基礎」を利用する方のために、共通テスト生物基礎の解説をしています。

青山学院大学に合格するために必要な共通テスト生物基礎の得点の伸ばし方についての解説を行いますので最後までご覧いただけますと幸いです。

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青山学院大学受験における注意点

菅澤孝平

青山学院大学の入試は大きな変更点がございます。

変更点については、コチラの動画にすべてまとめておりますのでご確認いただけますと幸いです。


青山学院大学専門塾/予備校として、
青山学院大学の全ての情報をまとめております。

青山学院大学受験の「共通テスト生物基礎」の前提情報

試験時間理科基礎2つで60分
大問数3題
解答形式マークシート式
頻出単元特になし
菅澤孝平

共通テストは言わずと知れた大学入試の一次試験にあたるものです。

2021年度現在では全教科マークシート式での解答が求められる試験となっています。

そして、共通テストで出題される問題は、基本的な知識を問うものが大半を占めると言われています。

これは他の教科はそうとも言い切れない部分がありますが、共通テスト生物基礎に関しては当てはまっていますので、しっかりと抜けなく勉強することができれば満点獲得も十分に可能であるということを覚えておいてください。

しかしながら、理科基礎のような比較的出題される範囲が少ない教科は、覚えることも少ないという理由で、勉強を後回しにしてしまう受験生が多いという一面もあるのです。

そのような心構えでいては、満足に勉強時間が取れないまま試験本番を迎え、満点はおろか必要最低限の点数すらも取れずに「あの時もっと勉強しておけばよかった」と後悔してしまうという結果になりかねません。

そうならないために、早めに勉強計画を立てるようにしましょう。

また、生物基礎は他の理科基礎科目と合わせて60分という制限時間の中で解くことになると思うので、もう一つの科目にどれくらい時間がかかるのかをあらかじめ把握しておき、試験本番で時間が足りなくなってしまうということがないように準備しておきましょう。

合計の点数としては50点満点ですが、問いの数自体が17前後となっており一問あたりの配点が少し高くなっています。
ですので、時間配分を考える際には必ず見直しの時間を考慮に入れるようにしてください。
その見直しの数分で試験結果が大きく好転する可能性があります。

青山学院大学受験の「共通テスト生物基礎」の傾向

菅澤孝平

共通テスト生物基礎の問題は先述したとおり、合計3つの大問からなっています。

しかし、その大問もA・Bという形で問題が分けられ、実験結果や表から情報を読み取って解答しなければならない形式になっているものもあるので、注意が必要です。

とはいっても、問題数は合計17前後なのでしっかりと勉強したうえで臨んでいるのであれば時間が足りないということはあまりないと考えて良いでしょう。

それを踏まえたうえで、ここではそれぞれの大問を細かく見ていきたいと思います。

まず、以下がその全体像です。

第1問 A・B

第2問 A・B

第3問 A・B

これらの問題についてここから詳しく見ていきましょう。

■第1問 A・B

例:

共通テスト生物基礎の第一問は、以前のセンター試験で出題されていたような知識問題と、実験の結果からどのような反応が起こったのかを解答する思考問題があります。主に「生物の特徴」や「遺伝子とその働き」などの単元から出題されています。

菅澤孝平

ここでは、先述の通り知識問題と思考問題が出ますが、全く恐れる必要はありません。

知識問題は繰り返し問題演習をすることで頭に入れるしかないですし、思考問題も教科書に載っているレベルの実験が出ることが多いです。
知識問題で満点を取るために必要な勉強方法は、この記事後半の青山学院大学受験の「共通テスト生物基礎」の攻略法という部分の「正確なインプット・大量のアウトプットをできるようにする」という場所で詳しく説明しているので、勉強方法で困っている方は参考にしてみてください。

実験の内容が、自分の知っている形式と多少異なっていることもあるかと思いますが、その実験では「何を調べようとしているのか」そして「何が原因でそのような結果になるのか」という二点をおさえておけば問題を解く上で困ることはほとんどないと言っていいでしょう。

■第2問 A・B

例:

第2問では主に「生物の体内環境の維持」という単元から出題されています。

菅澤孝平

ここでは、表や実験の結果などから判断して解答することが求められる思考問題が、比較的出題されやすい傾向にあると思います。

しかし、ここも第一問と同様で問われる内容は基本的なことが多いので、それほど気にする必要はありません。
実験結果として正しい形のグラフを選択させる問題などが出ることもありますので、少し時間をかけて解くようにすると細かいミスが減ると思います。
また、A・Bなどと別れているのは特に気にする必要がないので、淡々と目の前の問題を解いていくことを心掛けましょう。

■第3問 A・B

例:

第3問は、主に「生物の多様性と生態系」という単元から出題されています。
前提として頭に入れておかなければならない知識が少し多いので、事前によく対策しておく必要があると言えるでしょう。

菅澤孝平

ここでは、さまざまな側面から事象を観察して正しい答えを導き出さなければならない問題が出題されることが多いので、他の大問以上に慎重に問題を解く必要があります。

最後の大問ということもあり、少し集中力が切れがちなところではあると思いますが、最後まで気を抜かずに解くという心構えをもって試験に臨むようにしてください。

とはいえ、最初に解いたタイミングでミスせずに解ききるのはなかなか難しいと思いますので、見直しの時間を必ず設けてそこで完璧に仕上げるというイメージで試験に臨みましょう

青山学院大学受験の「共通テスト生物基礎」の攻略法

❶大量のインプット・正確なアウトプットをできるようにする

菅澤孝平

共通テスト生物基礎攻略法1つ目、「大量のインプット・正確なアウトプットをできるようにする」ということです

菅澤孝平

共通テスト生物基礎の勉強をする上で、必ずと言って良いほど必要になってくるのが、知識のインプットです。

これさえ完璧にできるようになってしまえば、試験本番でも8割以上の点数を取ることくらいはたやすいと言っても過言ではないと思います。

それくらいに共通テスト生物基礎は、持っている知識量によって得点が決まる科目なのです。

では具体的な勉強方法について説明します。

まずは、今自分の手元にある教科書や参考書などで基本知識を覚える作業をしてください。

その際に、覚えなければならないものと出会う回数、つまり目にする頻度を上げることを心掛けましょう。

長時間同じ箇所ばかりを眺めて、勉強した気になっている人がいますが、それでは頭に定着しません。
そうではなく、一つの知識あたりにかける学習時間を短くして、それを複数回繰り返すという勉強をしましょう。

そうすることで記憶に定着しやすくなります。

ただ、それだけで終わってしまうと、実際の試験の場ではまだ使えません。

なぜなら、この段階ではインプットした知識の使い方、つまり問題の解き方がわかっていないからです。

実際の試験では、必ずしも教科書で学んだ内容通りの問われ方で出題されるとは限りません。

時には、今までに見たこともないような変則的な形で出題されることもあります。
何が言いたいのかというと、どれだけインプット学習を頑張ったとしても、実際の試験問題を解けないようでは、本番で結果を出せないで終わってしまう可能性があるということです。

そうならないために、必ずアウトプットの練習もしておくようにしましょう。

問題集を解くことはもちろん、その問題の解答を自分で解説できるようになるまで仕上げることが望ましいです。

具体的には、4択の問題なのであればそれぞれの選択肢がなぜ誤答なのか、あるいはなぜ正しいと判断できるのかを、何も見ずに自分の力だけで説明できるようにしてください。
今例に挙げた4択形式以外の問題であっても、自分で説明した中身が、解答解説に載っている内容と同じ状態になるまで練習を重ねましょう。

このようにして、インプットもアウトプットもこなすことができれば、かなり生物基礎の力はつきますし、本番でも大きなミスはしないと思います。
地道な努力が必要となりますが、志望校に合格するために頑張りましょう。

❷表や実験結果が絡む思考力問題を完璧にできるようにする

菅澤孝平

共通テスト生物基礎攻略法2つ目、「表や実験結果が絡む思考力問題を完璧にできるようにする」ということです

菅澤孝平

➊で紹介した方法で学習を進めていれば、共通テスト生物基礎で満点を取ることはそう難しくはないと思います。

しかしながら、知識のインプット・アウトプットのみに気を取られるあまり、実験や有名なデータの内容を把握せずに試験に臨んでしまっている受験生が少なくないのです。

一問あたりの配点が決して低くない共通テスト生物基礎の問題のなかでも、思考力が求められる問題は配点が高いことが多いため、侮(あなど)るわけにはいきません。

このような問題が出題される数は現行の共通テストになってから確実に増えました。ですが、教科書で「実験結果がなぜそのようになるのか」や「データの根拠となる事象」を把握したうえで問題演習を行えば、十分に対応できます。
理解が少し難しいものもありますが、ここを乗り越えれば満点も夢ではないと信じて取り組みましょう。




この記事を書いた人

Goda Shinnosuke