始めに:大学受験はいくつの大学に応募できるのか?
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「大学受験はいくつの大学に応募できるのか?選定する要点も紹介します」というテーマで記事を書いていきます。
大学受験はいくつ受けられるかは受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
【大学受験】いくつの大学に応募できるのか?
国公立大学
国公立の大学を狙う受験生の間では、複数の国公立大学を目指すことは一般的です。
だが、一度の受験シーズンでいくつの国公立大学を受験できるのか、その疑問は多くの受験生が持つものです。
国公立の大学受験において、前期、中期、後期の3つの時期で受験が行われるため、理論上はそれぞれの時期で異なる大学を受験することが可能です。
これを踏まえると、最大で3つの国公立大学を受験することができるという結論になります。
私立大学
私立大学の受験に関しては、試験日程が重ならなければ、原則的にはいくつでも受験することができます。
これを踏まえて、受験戦略を考えるとき、安全圏内、現実的な選択、そして少し手を伸ばす選択、この3つの視点から大学を選ぶと、合計で約5校の大学を併願することがベストとされます。
データによれば、併願校を5校設定した場合とそれ未満の場合では、合格率に顕著な差が見られると言われています。
確かに、費用の面や試験日程の管理は大変になるかもしれませんが、5校程度の併願を考慮することで、より安全に進学先を確保できるでしょう。
【大学受験】併願校の平均
受験生が併願校としてどれくらいの大学を選択するかは一般的な疑問です。
上記では、5校を目安として選ぶと良いとのアドバイスがありましたが、これは単に合格の可能性を上げるための数であり、受験生全体の平均とは異なります。
実際、2018年のアンケート調査で「受験した大学は何校?」という質問を行った結果、最も多かった回答は「1校」というものでした。
この結果から、特定の大学に熱望する受験生や、AO入試や推薦入試などの特別な入試方法を用いて合格を目指す受験生が多いことが伺えます。続いて、2~3校という回答が多く、第一志望に加え、いくつかの安全校やリーチ校を受験するのが普通のようです。
しかしながら、5校以上を受験したという受験生も存在しており、特に6校以上を受験したという受験生は1.1%と少ない結果となりました。
考慮するべき点としては、受験料や日程などの要因があるため、大多数の受験生は併願校の数を限定的に考える傾向があるのかもしれません。
【大学受験】併願校選定の2つの要点
大学で何が勉強したいか
近年、一つの大学が提供する多岐にわたる入試方法によって、受験生が同じ大学の様々な学部や学科に挑戦するケースが増えています。
一つの大学の中での出題の特色や傾向が似ていることから、それを利用して受験戦略として合格率を上げる考えも無理はないでしょう。
しかしながら、単に合格のためだけに広く浅く受験を広げてしまうと、その後の大学生活で自分が本当に学びたかった分野やテーマに出会えず、失望することも考えられます。
大学は専門分野を深く探求する場所であり、単なる社会的ステータスを手に入れるためや遊び心で選ぶべき場所ではないのです。
大学選びは自分の将来を左右する大きな決断です。真剣に自分の興味や将来の夢を考え、それに見合った最適な選択をするべきです。
偏差値
受験生にとって、偏差値は避けて通れない指標となっています。偏差値に基づき、模擬試験の結果でDの評価を受けた大学は、自分の力を超えた目標として挑戦する価値がある大学とされます。
一方、C評価の大学は、自分の実力で合格可能性が高いとされ、A評価の大学は、確実に合格を見込める大学と位置付けられています。
確かに、常に挑戦的な大学だけを受験するのは、全滅の危険も考えられます。
一方で、自分の実力を下回る大学ばかりを受けると、努力の結果が十分に活かせない恐れもあります。
受験戦略として、自分が本気で目指す大学や、少し力を出して挑戦してみたい大学と、合格の確率が高い安全な大学をバランス良く組み合わせるのが理想的です。例えば、挑戦したい大学、実力相応の大学2つ、そして安全策としての大学を選ぶといった具体的な方法が考えられるでしょう。
【大学受験】併願校選定の5つの注意点
入試日程が同じにならないようにする
最も重要なことです。 私立大学の受験では、試験日の重複がなければ、多数の大学に申し込むことが許されています。
しかし、当たり前のことですが、各試験を受験するのはあなた1人だけです。従って、2つの場所で同時に試験を受けることはできません。
したがって、第一志望の大学と、その他の大学で試験日が重複しないように、計画的に日程を調整することが求められます。
ここで注意点として、日程の重複を回避するあまり、試験日程を過度に詰め込んでしまうのはおすすめしません。
実際の入試では、どれだけ経験があっても、緊張感やプレッシャーが付きまとうものです。その緊張は、意識していなくても、体と心に大きなストレスとなることがあります。試験日程を過密にすることで、予期しないミスやトラブルのリスクが高まるかもしれません。
ですので、受験生としての身体と心の健康を考慮して、試験スケジュールの調整を進めることが賢明です。
第一志望校は最後
第一志望の大学が最終的な目標であることは間違いありません。
併願の大学の試験を先に受験することで、実戦の雰囲気を掴むことが可能です。
また、これらの大学からの合格通知を受け取ることで、「少なくとも大学には進学できる」という安堵感を得られるでしょう。この感じは、第一志望の大学の入試を前にして、動力や自信に変わる可能性が高いです。
一方で、第一志望の大学の試験が終わってしまった後の併願の試験には、その結果に関わらず、集中力が散漫になるリスクが考えられます。
例えば、ある生徒が第一志望の試験の前に併願の大学の試験を受け、そこでの合格を確実にした場合、その経験は彼の自信を高め、第一志望の試験にも好影響をもたらす可能性があります。
そのため、最も重要視している大学の試験前に、併願の大学の試験を受けるのは賢明な選択と言えるでしょう。
受験スケジュールは過度に詰めない
受験は、精神的、体力的に非常に負担が大きいので、試験日程を過度に詰め込むことは避けるべきです。
理由としては、連続して試験を受けることで、体力や集中力が低下し、その結果として最適なパフォーマンスを発揮できなくなる可能性が高まります。
たとえば、ある受験生が4日連続で異なる大学の入試を受験する場面を想像してみてください。最初の日はベストを尽くすことができても、2日目、3日目と進むにつれ、疲れが蓄積し、4日目には本来の力を発揮するのが難しくなってしまうかもしれません。
このように、連続しての試験受験は体力の消耗だけでなく、精神的な面でのストレスも増大させます。
従って、受験の日程は2日間、最大でも3日間にまとめ、その後には十分な休息を取ることが望ましいと言えます。
休息は受験生にとっても重要な仕事の一部なので、適切なスケジューリングと休息を心がけることが大切です。
入学手続き締切日
大学の入学手続きは、合格通知を受け取った後にも重要なステップが必要です。
合格を果たしたからといって、それで終わりではありません。実際に大学に入学するためには、定められた期日までに入学金を支払ったり、必要な書類を提出したりする手続きが求められます。
例を挙げると、A大学とB大学の2つから合格の通知を受け取ったとします。しかし、A大学の入学金の締切日が4月1日、B大学の締切日が4月3日と、日程が近い場合、どちらの大学を選ぶかの決断を迅速に下さなければ、両方の大学からのオファーを失う危険性も考えられます。
そのため、入学手続きの締切や必要な手続きについて、しっかりと情報を得て、計画的に行動することが必須です。
親に頼るのではなく、自分自身で情報を整理し、例えばカレンダーやチェックリストを作成して、手続きを進めることを強く推奨します。
適切な手続きを怠ることなく、無事に入学するためのステップを踏むことが何より重要です。
闇雲に受験しない
あなたが多くの大学に挑戦することを推奨していると誤解されるかもしれませんが、私が言いたいのは、適切な計画と選定のもとで受験することの重要性です。
単に多くの大学に申し込むことは、合格の可能性を高めるわけではありません。実際に、受験料は高額で、無計画に多くの大学に出願すると、経済的な負担だけでなく、精神的なストレスも増えます。
たとえば、友人Aは10校を受験する計画を立てましたが、実際にはどの学校にも真剣に取り組めず、結果的に全ての学校で不合格となってしまったとします。
一方で、友人Bは自分の目的や能力を考慮して、3校を選定し、それぞれの学校に対する対策をきちんと行い、2校から合格の通知を受け取ったという事例が考えられます。
このように、焦点を絞り、計画的に受験を進めることが、結果的には成功への道を開く鍵となります。
よって、受験する大学の選定は、経済的な側面や自分の目標、リソースをしっかりと考慮し、適切な判断を下すことが求められます。
最後に:志望大学に合格をするには?
ここまで大学受験はいくつの大学に応募できるのかについて見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映