
『大岩のいちばんはじめの英文法』を買ったんですけど、何周すればいいのか、これだけで早慶まで届くのかが分かりません。最初は簡単そうだし、読み飛ばしても大丈夫ですか?











読みやすい本だからこそ、ただページを進めるだけでは力になりにくい。大切なのは周回数ではなく、本を閉じて文法を説明し、初めて見る英文でも品詞と文型を判断できる状態にすることだ。この記事で、1講ごとの手順、期間別計画、終わった後の参考書ルートまで順番に整理しよう。
この記事では、東進ブックスの公式情報をもとに『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』の現行構成を確認し、英語が苦手な人が基礎を固める使い方から、早稲田大学・慶應義塾大学を目指す人が次の教材へ進む判断基準まで解説します。「最低10周」のように回数だけを目標にせず、理解・想起・初見文への転用という3つの到達判定で学習を進めるのが本記事の結論です。
目次
大岩のいちばんはじめの英文法のレベルと特徴|誰におすすめか
最初に、書籍そのものの範囲を正確に押さえます。東進Web書店の公式ページによると、著者は大岩秀樹先生、出版社は東進ブックス、判型はA5判、全240頁、定価は税込1,100円、ISBNは9784890855896です(2026年10月12日閲覧)。価格や仕様は変更される可能性があるため、購入時には公式ページで最新表示も確認してください。
| 確認項目 | 公式情報・本記事での判断 |
|---|---|
| 書名 | 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 |
| 著者・出版社 | 大岩秀樹/東進ブックス |
| 仕様 | A5判・240頁・税込1,100円・ISBN 9784890855896 |
| 公式目次 | 「授業〜その前に〜」、第0講〜第25講、「形容詞のカタマリ」 |
| 主な範囲 | 品詞・動詞・5文型から、関係詞・比較・仮定法まで |
| 本記事の位置づけ | 受験英文法の土台を作る講義型の入門書。入試演習の完成本ではない |
📚 用語解説
講義型参考書:問題を大量に解くことよりも、先生の授業を読むような説明で概念を理解することを主目的にした参考書。理解の入口には向く一方、得点力へ変えるには別途、問題演習と初見英文での確認が必要になる。
現行版の公式目次は、第0講「品詞」から第25講「仮定法(2)」までの26講に、冒頭の「授業〜その前に〜」と第21講後の「形容詞のカタマリ」という2つの特別講義を加えた構成です。古い紹介記事では「全21講」と説明される場合がありますが、現在の公式目次には比較と仮定法を含む第22講〜第25講も掲載されています。使い方を調べるときは、手元の版と公式の現行情報を照合しましょう。
おすすめする人|品詞と5文型から立て直したい受験生
特に相性がよいのは、英文法用語を見ても説明できない人、学校の問題集の解説を読んでも理由がつかめない人、長文で主語と動詞を見失う人です。品詞から始まり、動詞、基本5文型、時制、助動詞へ進むため、「高校英文法の途中から分からなくなったが、どこへ戻ればよいか不明」という受験生が基礎の欠けを発見しやすい順番になっています。
📚 用語解説
品詞:名詞・動詞・形容詞・副詞など、文の中で単語が担当する働きの分類。同じ単語でも文中の役割が変わることがあり、語順や修飾関係を読み解く出発点になる。
📚 用語解説
文型:主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)の組み合わせで英文の骨格を捉える枠組み。単語の意味を並べるだけでなく、「誰が・どうする・何を・どの状態に」を判断するために使う。
一方、すでに文法事項を自分の言葉で説明でき、初見の英文でもS・V・O・Cと修飾語を安定して振り分けられる人には、最初から全ページを精読する必要はありません。章末や確認問題で弱点だけを見つけ、該当講義へ戻る辞書的な使い方で十分です。基礎以前に中学英語の語順やbe動詞から不安なら、中学英語を4日間で総復習するロードマップを先に使い、最低限の土台を作ってから本書へ入ると理解が止まりにくくなります。
本書で学ぶ品詞・文型・関係詞・仮定法は難関大学でも必要ですが、本書1冊だけで難関大の長文、語彙、英作文、過去問演習まで完成するわけではありません。「早慶でも使う基礎を作る本」と捉え、基礎完成後は演習・英文解釈・長文・過去問へ進んでください。











最初が簡単なのは、レベルが低いから飛ばしていいという意味ではなく、自分の穴を見つけるためなんですね。











その通り。簡単な例文を「分かった気になる」のではなく、なぜその語順になるかを説明できるかで判定しよう。説明できる章は速く進み、説明できない章だけ丁寧に戻ればいい。
大岩のいちばんはじめの英文法の使い方|1講を5ステップで定着させる
本書は読みやすいため、開いたまま解説を追うだけでも「分かった」という感覚を得られます。しかし、入試で必要なのは本が閉じた状態で知識を取り出し、初めて見る英文に当てはめる力です。そこで1講を、確認、理解、想起、例文分析、初見転用の5ステップで処理します。
STEP1 講義前に見出しと例文を60秒で確認する
最初から解説を読み込まず、講のタイトル、太字語、扱う例文だけを短く見ます。この時点で「時制なら現在完了と過去形の違いを説明できるか」「関係代名詞なら先行詞と節の欠けを見抜けるか」のように、自分が答えたい問いを1つ作ります。問いを持つことで、説明のどこを重点的に読むべきかが明確になります。
STEP2 講義を読み、品詞と文型を例文へ書き込む
解説を読むときは、重要文に線を引くだけで終わらせません。例文の主語と動詞を特定し、必要ならS・V・O・Cを書き、形容詞句・副詞句が何を修飾するかを矢印で示します。文法用語を暗記するのではなく、その用語が例文のどの部分を説明しているかを対応させるのがポイントです。
STEP3 本を閉じ、3つの問いへ声で答える
読み終えたら本を閉じて、①今日の文法は何か、②形と意味はどうなるか、③例文ではなぜその形を選ぶのか、の3問に自分の言葉で答えます。答えが途切れた箇所だけを開き直し、再度閉じて説明します。この「閉じる」動作が、理解したつもりと本当に取り出せる知識を分けます。
📚 用語解説
想起:答えを見ながら確認するのではなく、何も見ずに記憶から知識を取り出すこと。説明する、白紙に書く、小テストに答えるといった方法で、思い出せない箇所を具体的に発見できる。
STEP4 例文を構造ごと音読し、和文から再現する
例文は意味だけでなく、主語・動詞・文法ポイントのまとまりを意識して音読します。次に日本語訳を見て英文を言い直し、最後に英文を見ずに構造を説明します。丸暗記で語順を再生できても、別の英文へ移せなければ不十分です。「助動詞の後だから動詞原形」「目的語が主語へ移るので受動態」のように、形を選んだ理由まで言葉にしてください。
📚 用語解説
例文暗唱:例文を音声として覚えるだけでなく、文の骨格と文法事項を理解したうえで、和文や場面から英文を再現する練習。語順の型を素早く取り出す助けになるが、構造説明と組み合わせて行う。
STEP5 同じ文法を使う初見問題を解いて終了判定する
最後に学校教材や問題集から同じ単元の初見問題を少数解きます。正解したかだけでなく、他の選択肢がなぜ違うかまで説明できれば、その講はひとまず合格です。不正解なら、知識不足、例文の構造理解不足、語彙不足のどれかを記録し、原因に対応する部分だけ戻ります。
「最後まで読んだ」ではなく、要点を本なしで説明できる、代表例文の構造を示せる、同じ文法の初見問題で理由つきの正解ができる、の3条件を満たしたら完了とします。
復習ノートは「講義の要約」ではなく「判断を誤った理由」を残す
講義内容をきれいに写すノートは、作成に時間がかかる割に、次の問題で何を見ればよいかが曖昧になります。ノートには、講番号、初見問題の誤答、誤った判断、正しい判断、次回確認日の5項目だけを残します。たとえば「第8講/受動態の整序/目的語を先頭へ出しただけ/be動詞と過去分詞までを述語として作る/明日もう2題」のように、次の行動が読める一行へ圧縮します。
正解した問題でも、根拠を言えなかった場合は合格にしません。偶然選べた正解と、構造から選べた正解を区別するため、判定は「A=初見で理由まで説明」「B=正解したが説明不足」「C=不正解」の3段階にします。次回はBとCだけを確認すれば、できる章を何度も読み直す時間を減らせます。











今までは線を引いて読み終えたら次へ進んでいました。本を閉じて説明すると、分かったつもりの所が見えそうです。











その発見が一番大事だ。間違えた事実ではなく、知識・構造・語彙のどこで止まったかを記録すれば、次の復習は短く、狙いを絞ってできる。
大岩のいちばんはじめの英文法は何周する?7日・14日・28日の計画
「何周すればよいか」に全員共通の正解はありません。現行版は第0講〜第25講の26講に特別講義を加えた構成なので、まず26講をどの期間で一巡するかを決め、その後は不合格講だけを復習します。10周という回数を先に置くより、毎回のテスト結果に応じて必要な章だけ反復する方が、弱点を放置せず学習時間も浪費しません。
| 計画 | 一巡目の配分 | 向いている人 | 復習の置き方 |
|---|---|---|---|
| 7日プラン | 1日3〜4講で26講 | 直近で基礎を総点検したい人 | 翌朝に前日の不合格講だけ再テスト |
| 14日プラン | 原則1日2講 | 学校や他科目と並行する人 | 3日ごとに弱点講の説明テスト |
| 28日プラン | 原則1日1講+予備日 | 英語が苦手で例文分析に時間が必要な人 | 週末に同単元の初見問題をまとめて確認 |
7日プランは速度を優先するため、すでに一度英文法を学んだ人の総点検向けです。14日プランは1日2講を基本にして、講義を読む日と初見問題で確かめる日を近づけられます。28日プランは英語への苦手意識が強い人向けで、1講ごとの品詞・文型の書き込みや音読に時間をかけます。いずれも、一巡目を終えた後は全章を同じ速度で回さず、不合格講の再テストへ時間を集中させてください。
周回数は「全講合格」ではなく「弱点が減った回数」として記録する
1周目は全体像の把握、2周目は説明できない講の修復、3周目以降は初見問題で失敗した講の再確認、というように目的を変えます。周回表には丸印だけでなく、「用語は説明可・例文転用不可」など失敗の種類を書きます。3回読んだ章でも初見問題が解けなければ未完成であり、1回で説明と転用ができる章なら次の段階へ進んで構いません。
1日の学習は「新しい講義」と「以前の再テスト」を分ける
新しい講義だけを連続して進めると、学習した当日は理解できても、数日後に取り出せるかを確認できません。学習時間の前半に前日までの不合格講を閉じて説明し、後半に新しい講義へ進みます。最後の短い時間でその日の初見問題を解けば、「忘れていた知識の回収」「新しい理解」「転用確認」が1日の中で分かれ、何ができなかったかを特定しやすくなります。
予定日に学習できなかった場合、翌日に新旧すべてを二倍へ増やすのは避けます。未実施の講を予定表へ戻し、志望校過去問の開始日を動かせないなら、すでにA判定の講を復習対象から外して時間を作ります。遅れを量だけで取り返そうとすると想起と初見問題が省略され、ページだけ進んだ未完成の講が増えるためです。
公式アプリは確認テストと音声の補助として使う
東進Web書店は、本書対応アプリで「確認テスト」と「音声学習」ができると案内しています。App Storeの無料アプリ「東進ブックスStore」を入手し、アプリ内のStoreから対象書籍データを購入する方式です(2026年10月12日閲覧)。紙面を読む代わりではなく、閉じて答えるテストと例文音声の確認に役割を限定すると、受け身の閲覧になりにくくなります。
東進Web書店の「お詫びと訂正」には、2025年2月6日更新として初版〜第42版などを対象にした訂正が掲載されています。中古本や家族の本を使う場合は、奥付の版数を確認し、該当箇所を公式の正誤情報と照らし合わせてから学習してください。











「10周したか」より、「説明できない講が何個残っているか」を数えた方が、終わりがはっきりしますね。











そうだね。短期計画でも、読むだけの高速周回にはしないこと。閉じて答える確認を入れ、不合格講だけを翌日・数日後にもう一度取り出すのが基本だ。
大岩のいちばんはじめの英文法が終わったら?早慶までの参考書ルート
本書を終えた後に全員が同じ1冊へ進むのではなく、「どの種類の初見問題で止まるか」によって次の教材を選びます。本書は理解を作る講義型参考書なので、まず英文法の問題演習で知識を選び取る練習を加え、その後、英文解釈、長文読解、志望校過去問へ広げるのが基本です。
段階1 英文法問題集で「選ぶ・直す・並べる」を練習する
講義を説明できても、空所補充、正誤、整序で正しい形を選べないなら、英文法問題集へ進みます。最初から難問集を選ばず、各問題の根拠を本書のどの講義で説明できるか対応づけられるレベルにします。誤答は答えだけを覚えず、「時制の基準時を見落とした」「目的語の有無で自動詞・他動詞を誤った」のように原因を文法語で記録してください。
段階2 英文解釈で1文の構造を正確に取る
単元別問題は解けるのに長い1文で主語と動詞を見失うなら、英文解釈へ進みます。英文解釈は、本書で学んだ品詞・文型・句・節の知識を、単元名が書かれていない英文へ適用する橋渡しです。英文の骨格を取った後、どの文法知識を使ったかを本書の目次へ戻って確認すると、講義知識と読解が別々になりません。
📚 用語解説
英文解釈:一文の主語・動詞・目的語・補語、修飾関係、句や節のまとまりを分析し、語順に沿って意味を正確に組み立てる学習。文法知識を実際の読解で運用する中間段階になる。
段階3 長文で処理速度を上げ、志望校過去問で形式へ合わせる
1文を正確に読めるようになったら、複数段落の論理関係、指示語、設問処理、時間配分を長文問題で練習します。東進Web書店の公式ページも「文法の知識を長文読解へ」つなげる関連書として『大岩のいちばんはじめの英文法【英語長文編】』を案内しています。これは選択肢の一つであり、自分の語彙力と読解速度に合う長文教材を選んで構いません。最後は早稲田・慶應の学部別過去問で、語彙水準、設問形式、制限時間へ合わせます。
| 段階 | 卒業判定 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 本書 | 講義説明・例文分析・初見の基礎問題ができる | 英文法問題演習へ |
| 文法問題集 | ランダム出題で根拠を説明できる | 英文解釈へ |
| 英文解釈 | 長い一文の骨格と修飾を自力で取れる | 長文読解へ |
| 長文読解 | 段落関係を保ち、設定時間内に解ける | 志望校過去問へ |
| 過去問 | 学部別の失点原因を分類できる | 弱点段階へ戻って補強 |
早慶志望でも、次教材へ進む基準は「難しい本を終えたか」ではない
早慶志望だからといって、基礎段階から最難関向け教材へ飛ぶ必要はありません。大岩の各講を説明できるか、標準的な文法問題で根拠を選べるか、一文の骨格を時間をかけずに取れるか、長文の段落関係を保って読めるかという技能を一つずつ判定します。教材の表紙に書かれた難易度ではなく、いま不足している技能を最も短い距離で練習できるかを選択基準にしてください。
過去問へ入った後も、基礎教材は捨てません。関係詞の節構造を誤ったなら第19〜21講、比較表現を取り違えたなら第22・23講というように、失点した英文と公式目次を対応させます。ただし、過去問の一問を見て本書全体へ戻るのではなく、該当講の説明、例文、類題を再確認したら、同じ過去問の文へ戻って修正できたかを確かめます。これにより基礎復習が受験直前まで実戦とつながります。
教材名まで含む全体の順番は、英語の参考書ルート完全版で基礎から難関大まで確認できます。早稲田・慶應を目標に、過去問までの段階をより細かく組みたい人は、早慶英語の参考書ルートも参照してください。長文で文法知識を使えても読む速度が上がらない場合は、英語長文の正しい音読法で、構造理解後の音読手順を見直せます。











大岩を終えたら、いきなり早慶の過去問ではなく、文法問題、英文解釈、長文の順に橋をかけるんですね。











その順番なら、過去問で失点しても戻る場所が分かる。早慶レベルとは難しい本を集めることではなく、基礎知識を初見文・長文・学部別形式へ順に移せる状態のことだ。
大岩のいちばんはじめの英文法をやっても伸びない5つの原因と対処法
「読んでいるときは分かるのに、別の英文になると分からない」という状態は、本書の内容が役に立たないのではなく、理解から転用までのどこかで学習が止まっている合図です。次の軸で自分の現在地を確認し、原因に合う練習へ戻ります。
原因1 簡単だからと品詞・文型を読み飛ばしている
最初の講義が簡単に見える人ほど、用語の定義だけ確認して先へ進みがちです。しかし、後半の不定詞、分詞、関係詞を読むときも、結局は「このまとまりが名詞・形容詞・副詞のどの働きか」「文の骨格に何が足りないか」を判断します。第0講〜第3講を、知っているかではなく、初見文へ印を付けられるかでテストし直してください。
原因2 開いたまま読み返し、本を閉じていない
答えが視界にある再読では、内容に見覚えがあるだけでも理解した感覚が生まれます。1ページごと、または1つの見出しごとに本を閉じ、用語、形、意味、例文を白紙へ書きます。書けなかった点だけを別色で追記すれば、次回は不足箇所から始められます。
原因3 例文を丸暗記し、形を選ぶ理由を説明していない
例文の音だけを覚えると、単語や主語が変わったときに同じ文法だと気づけません。例文ごとに「この動詞の後ろには目的語が必要」「この節には主語が欠けている」など、判断の根拠を一行で添えます。音読と暗唱は、その根拠を確認した後に行うことで別の英文へ転用しやすくなります。
原因4 周回数だけを記録し、誤答原因を残していない
同じ章を何度読んでも、毎回同じ箇所で止まるなら学習方法を変える必要があります。学習表には「2周目」のような回数だけでなく、知識・構造・語彙・注意不足の分類と、次回の行動を書きます。たとえば「関係詞の用語は説明可/節の欠けを見落とす/初見文を3題追加」のように、失敗から具体的な処方へつなげます。
原因5 本書だけで難関大学の得点まで完成させようとしている
本書は文法理解の土台を作る教材です。語彙、英文解釈、長文の論理、設問処理、英作文、過去問の時間配分は別の練習が必要です。本書の初見テストを通過したら、できないから戻り続けるのではなく、次の段階で実際に使い、そこで見つかった文法の穴だけ本書へ戻ります。参考書を直線的に終わらせるのではなく、演習から基礎へ往復する方が知識は実戦と結びつきます。
15分の診断で、読む・思い出す・使うのどこへ戻るかを決める
伸び悩んだ日は、最初から一章を読み直す前に短い診断を行います。まず文法用語を一つ選び、何も見ずに定義と形を説明します。次に本書の代表例文へS・V・O・Cと修飾関係を付け、最後に同じ単元の初見問題を一題解きます。説明で止まれば講義理解、例文分析で止まれば構造把握、初見問題だけ失敗するなら転用練習が不足しています。
診断結果に応じて、講義を読み直す、白紙へ再現する、類題を追加する、という一つの行動だけを選びます。三つすべてを毎回やり直すと、苦手の原因が見えないまま勉強時間だけが増えます。修正後は同じ診断をもう一度行い、止まる位置が右へ移ったことを確認してから通常の計画へ戻してください。











別の英文で分からないのは、もう一度最初から読む合図ではなく、どの段階で止まったかを調べる合図なんですね。











そう。開いて理解できないなら講義へ、閉じて説明できないなら想起へ、初見で使えないなら問題演習へ戻る。原因と対処を一対一にすれば、無目的な周回を減らせる。
大岩の英文法から早慶合格は「普通の対策」では受からない
結論から言うと、『大岩のいちばんはじめの英文法』を普通に読み、一般的な受験対策へ流されるだけで早慶に合格するのは厳しいです。本書の公式目次は品詞から仮定法まで基礎文法を丁寧に扱いますが、早慶の過去問へ至るには、文法問題、英文解釈、長文、語彙、学部別演習を順に接続し、各段階の失敗を前段階へ戻して直す必要があるからです。
本記事で示した26講の学習、閉じて説明する確認、初見問題での転用、そして文法問題集から過去問までの段階は、知っているだけでは進みません。毎日どの講を行い、どの判定で不合格になり、翌日に何をやり直すかを実行し続けて初めてルートが機能します。ここで、一般的な4つの選択肢を「従来塾の3つの限界」に照らして確認します。
従来の対策には、①授業や教材で情報を得ても、それだけでは日々の行動は変わらない、②全員に同じ指導をすると平均的な進度へ寄りやすい、③週1回程度の確認では変化と停滞への対応が遅れる、という3つの限界があります(出典:「鬼管理」とは?特徴・指導方針)。これを、大岩から早慶までの学習へ当てはめます。











参考書ルートは分かりました。でも、自分で難しければ映像授業や普通の予備校へ行けば解決するんじゃないですか?











解説を増やすだけでは、毎日の講数、復習日、初見テストの結果までは自動で管理されない。選択肢ごとに、早慶までの長いルートで何が残るかを見てみよう。
独学・参考書だけでは実行と修正が自分任せになる
独学は自分に合う速度で進められますが、本書を開く日、閉じてテストする日、次教材へ移る日を決めるのも自分です。教材から情報を得ても日々の行動が変わるとは限らず(限界①)、誤答原因の分類を先延ばしにしても外から気づかれません(限界③)。周回数だけが増え、初見文への転用が置き去りになる危険が残ります。
映像授業・アプリだけでは視聴後の行動まで管理されない
映像授業やアプリは理解の助けになりますが、視聴完了と、文法を閉じて説明できることは別です。良い解説を受けても、その後に白紙再現と初見問題を行う行動までは変わらず(限界①)、数日後に忘れている講を人が見つけて計画を直す仕組みも弱くなります(限界③)。
集団授業の大手予備校では自分の基礎穴と授業速度がずれやすい
大手予備校の集団授業は多くの受験生に共通する内容と速度で進みます。しかし、第0講の品詞から戻る人と、関係詞だけ直せばよい人では必要な課題が違います。全員同じ指導では個別の穴に合わせにくく(限界②)、授業で理解しても授業外の復習行動は別に管理する必要があります(限界①)。
一般的な個別指導塾でも授業日以外の学習が空白になりやすい
一般的な個別指導は質問しやすくても、管理の中心が週の授業時間に置かれていると、授業のない日に何講進め、どの問題で復習するかは本人任せになります。次回授業まで誤った方法を続ければ修正が遅れ(限界③)、毎日の行動量を変えるところまで届かないことがあります(限界①)。
つまり、独学、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾のいずれでも、大岩の26講から早慶の学部別過去問までを1日単位へ落とし、結果を毎日確認して翌日の課題を変える部分が残ります。だから、早慶合格までの参考書学習を実行し切る選択肢は、日々の行動そのものを数値で管理する鬼管理専門塾しかない、というのが結論です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、参考書を教えるだけではなく、今日の課題を数値にし、実行結果から計画を修正する仕組みを持ちます。README.md 8-2で確定している公式6特徴だけを、大岩から早慶までの学習へどう接続するかとともに説明します。
今日読む講、閉じて説明する講、解く問題数まで数値で示す
現在の文法穴と志望学部から、教材の順番と期限を個別に設計する
日々の進捗と週ごとの定着を確認し、不合格なら課題を修正する
厳格な採用基準を通過し、アンケート1,524件も公開する専属講師が伴走する
大学・学部特化、総合型・推薦、英語資格、高校受験まで専門コースを展開する
LINEで質問でき、入会前は無料説明会と資料で仕組みを確認できる











教材を選ぶだけでなく、今日の講数、説明テスト、やり直しまで決めて確認してもらえるんですね。











そこが参考書リストとの違いだ。早慶までの道筋を、毎日の実行と週ごとの合否判定へ変え、遅れや理解不足が出た時点で計画を組み直す。
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「英語を勉強する」のような曖昧な指示ではなく、今日行う教材、範囲、量を1日単位で数値化して示します。いつ・どこで・何を・なぜ・どのように行うかまで定義し、実行結果を確認します(出典:鬼管理専門塾公式「鬼管理」とはページ)。
大岩の学習なら、「第4・5講を読む」「各講を閉じて3問へ答える」「時制の初見問題を5題解く」まで具体化できます。ページを開くか迷う時間を減らし、理解と転用を毎日の行動へ変えます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師が、生徒の得意・不得意、現在地、志望校、残り期間に合わせて個別の行動プランを設計し、その実行状況まで管理します。全員が同じ教材を同じ速度で進む一斉計画ではありません(出典:鬼管理専門塾公式「鬼管理」とはページ)。
品詞から戻る必要がある人と、仮定法だけ直して英文解釈へ進める人では、大岩に使う日数が違います。個別行動プランなら、必要な講へ時間を寄せ、早慶の過去問開始日から逆算して次段階へ接続できます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
鬼管理専門塾は毎日の進捗を数値で評価し、遅れがあれば修正指示を出します。さらに毎週の確認テストで定着度を可視化し、合格ラインに届かなければ追加課題と計画修正を行います(出典:鬼管理専門塾公式「鬼管理」とはページ)。
本書を読んだかではなく、文法を説明できるか、初見問題へ移せるかを週ごとに検証できます。忘れた講を早く発見し、全章を最初から読み直す前に、必要な講と問題だけを再配置できます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
鬼管理専門塾は、難関大学合格実績を持ち、独自の基準を通過した人材から専属講師を採用しています。公式の講師紹介では採用率0.6%とされ、講師満足度アンケートは回答1,524件を公開しています(出典:公式「講師紹介」「講師満足度アンケート」ページ)。
大岩の説明を読んでも初見英文で使えないとき、どの文法まで戻るかを自分だけで判断するのは困難です。英語に特化した専属講師が誤答原因を見て、講義の読み直し、文法演習、英文解釈のどこへ戻るかを決めます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
公式のコース一覧では、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています(出典:鬼管理専門塾公式「コース一覧」ページ)。
本記事のように早慶の大学受験を目指す場合は、志望大学・学部の出題へ向けて、大岩の基礎文法をどの問題集、英文解釈、長文、過去問へつなぐかを大学受験コースの計画に落とし込めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
学習中の質問は公式LINEで受け付けています。入会前にはZoomで行う無料説明会があり、保護者の同席も可能です。資料請求でも指導内容を確認できます(出典:鬼管理専門塾公式FAQ・無料説明会案内ページ)。
大岩を何日で終えるべきか、今の学力で品詞から戻るべきか、早慶過去問まで何段階必要かを相談し、自分の計画に合う管理かを契約前に確認できます。まず無料説明会で現在地と期限を共有してください。
大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象と適用条件は公式案内で確認し、無料説明会で説明を受けてください。また、管理の考え方は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、実際の進路成果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
大岩の基礎文法から早慶過去問まで、毎日の参考書計画を無料説明会で相談できます
まとめ|大岩の英文法は周回数より「説明・転用」で仕上げる
『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』は、品詞と5文型から比較・仮定法までを講義形式で学び直せる、大学受験英語の土台作りに向く一冊です。一方、読みやすさを「完成した」と誤認すると、別の英文へ知識を移せません。各講を閉じて説明し、例文の構造を示し、初見問題で根拠つきの正解ができるかまで確認してください。
今日行うことは、手元の本から1講を選び、見出しを確認し、読み終えたら本を閉じて3つの問いへ答えることです。その後、同じ文法の初見問題を少数解き、合否と原因を記録してください。この一連の動作を毎日の計画へ落とせれば、本書は「読んだ参考書」ではなく、早慶英語の土台として繰り返し使える基準書になります。











まず1講を読んで閉じ、説明と初見問題までやってみます。できなかった理由も周回表に書きます。











それでいい。合格した講は先へ進み、不合格講だけ戻る。大岩を土台にして、文法問題、解釈、長文、過去問へつなげれば、基礎から早慶までの道筋が具体的になる。
よくある質問











最後に、買う前や勉強中によく迷うことを、短く確認しておきたいです。











対象レベル、周回、期間、アプリ、次教材、早慶へのつなぎ方をまとめよう。詳しい手順は各見出しへ戻れば確認できる。
Q. 大岩のいちばんはじめの英文法は、どのレベルの人におすすめですか?
A. 品詞や5文型を説明できない人、学校の英文法問題集の解説を読んでも理由がつかめない人、長文で主語と動詞を見失う人に向きます。すでに初見文を安定して分析できる人は、全ページを読むより弱点講だけを参照してください。
Q. 大岩のいちばんはじめの英文法は何周すればよいですか?
A. 固定の回数ではなく、本を閉じて説明できる、例文の構造を示せる、同じ文法の初見問題で根拠を説明できる、という3条件で決めます。一巡後は不合格講だけを再テストしてください。
Q. どのくらいの期間で終わらせるべきですか?
A. 一度学んだ人の点検なら7日、他科目と並行するなら14日、英語が苦手で1講ずつ分析するなら28日が計画例です。速さより、想起と初見問題を省略しないことを優先します。
Q. 例文は丸暗記した方がよいですか?
A. 例文暗唱は有効ですが、音だけの丸暗記にはしません。主語・動詞・目的語・補語を示し、なぜその文法形式を選ぶか説明してから、和文や場面を手掛かりに英文を再現します。
Q. 対応アプリだけで勉強できますか?
A. 公式案内では対応アプリに確認テストと音声学習があります。紙面の講義理解を置き換えるものではなく、本を閉じた確認と例文音声の補助として使うのがおすすめです。対象データの購入方法は公式ページで最新情報を確認してください。
Q. 古い版や中古本を使っても大丈夫ですか?
A. 学習には使えますが、奥付の版数を確認してください。出版社公式の正誤ページには初版〜第42版などを対象にした訂正が掲載されています。該当箇所を直してから取り組むと安心です。
Q. この1冊だけで早稲田大学・慶應義塾大学に合格できますか?
A. この1冊だけでは足りません。本書は早慶でも必要になる基礎文法を作る位置づけです。完了後は英文法問題、英文解釈、長文読解、語彙、学部別過去問へ段階的に進んでください。
Q. 大岩のいちばんはじめの英文法の次は何をすればよいですか?
A. 初見の文法問題で選択肢に迷うなら文法問題集、長い一文の構造が取れないなら英文解釈、一文は読めても長文で遅いなら長文教材へ進みます。失敗原因から次教材を選ぶのが基準です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





