始めに:英検とTOEICを4つの軸で徹底比較|どちらを受けるべきか迷っている方必見!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は英検とTOEICを4つの軸で徹底比較|どちらを受けるべきか迷っている方必見!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検かTOEIC、どっちを受けるべき?
英検とTOEICは、それぞれが独自の特色を持つ英語能力評価試験です。学生間で支持を集める英検と、社会人に好まれるTOEICについて、それぞれの試験内容と受験者層の違いを詳しく解説します。
英検とは?
運営団体
公益財団法人の日本英語検定協会が運営しています。
試験内容
英検の試験は、英語の4技能を総合的に評価するために設計されており、それぞれの技能に関連した現実的かつ多様なテーマで問題が編成されます。
具体的には、日々の生活や社会的なシチュエーションに基づく題材が取り上げられ、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの技能が平等かつ効果的にテストされます。
受験方法
英検の申し込み方法には、個人と団体という二つの選択肢が存在します。個人申し込みの場合、インターネットを始め、コンビニエンスストアや指定された書店を利用することが可能です。この多様な申し込み方法により、受験者は自分の都合に合わせて最もアクセスしやすい方法を選べるため、申し込みプロセスが容易になります。
一方、団体での申し込みは、学校や企業などがまとめて手続きを行うことができるため、インターネット、郵送、FAXのいずれかで申し込みます。
費用
級によって異なります。個人受験の場合、5級 4,500円~1級 12,600円と幅があります。
団体受験の場合は割引が受けられます。
TOEICとは?
このテストは、日常生活や国際的なビジネス環境で実際に使われる英語の能力を評価することを目的としています。世界共通の基準に基づいて設計されており、参加者が実際の会話や文書作成など、具体的な場面でのコミュニケーションスキルをどの程度持っているかを測定します。このテストを通じて、受験者は自身の英語がグローバルな環境でどれだけ通用するかを知ることができます。
運営団体
一般財団法人の国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が運営しています。
試験内容
最も一般的なListening & Reading Test(以下 TOEIC L&R)を例にすると、主にリスニングとリーディングの二つのセクションで構成されており、それぞれの部分が日常生活やビジネスシーンでの実用的な状況を想定した内容で出題されます。
受験方法
TOEICの登録には、個人申し込みと団体申し込みの二種類が存在します。個人で申し込む場合、公式のTOEICウェブサイトを通じてオンラインでの手続きが必要です。これには、初めにウェブサイトでのユーザー登録が求められ、その後、試験日を選んで申し込みを完了させます。
費用
TOEICのListening&Reading Testを受ける際、通常の受験料は¥6,490ですが、割引制度が設けられており、最初の受験から1年以内にある特定の期間内で再受験する場合、割引料金¥5,846で受験が可能です。この割引は、最初の受験日から1年後の3ヶ月間に限定され、続けて同条件下で受験すれば、再度割引が適用されます。
英検とTOEICを徹底比較!
今度は、英検とTOEICの違いについて詳細に見ていくことで、どちらの試験が個々の目的に最適かを明らかにしていきます。
これら二つの試験は、英語能力を証明するものとして広く認知されていますが、それぞれに特有の焦点と利用シーンがあります。
試験の形式
英検には、以下の7つの級が設けられています。
1級(大学上級程度)
準1級(大学中級程度)
2級(高校卒業程度)
準2級(高校中級程度)
3級(中学卒業程度)
4級(中学中級程度)
5級(中学初級程度)
試験の全体構造を解説します。まず、一次試験でリスニング、リーディング、そしてライティングの能力を測ります。この段階をクリアした受験者のみが、後に行われるスピーキングテストに進むことが許されます。
試験の細部はレベルに応じて設定されています。例えば、英検の初級段階である4級と5級では、スピーキング試験は任意で、録音によるものとなっています。これにより、受験者は自分のスピーキング能力を試す選択ができるのです。
そして、試験の結果は明確に合格か不合格で通知され、合格者には英検の公式な資格証が授与されます。このような流れは、受験者が試験にどのように取り組むべきか、そして何を期待するべきかを明確にします。
TOEIC試験は、基本的にリスニングとリーディング能力を評価する試験形式で、受験者の間で特に人気があります。この試験は、主に職業場面での英語使用能力を測るために設計されています。
具体的には、試験はリスニング部分(約45分で100問)とリーディング部分(約75分で100問)の二部構成で、全体で約2時間のテスト時間となります。この構造は、日常のビジネスシーンで遭遇する様々な状況をシミュレートするためのものです。
TOEICのスコアは、合格または不合格のラベルを付けず、0点から990点の範囲で評価されます。このスコアにより、受験者は自分の英語の聞く力と読む力を把握することができ、それがキャリアの発展にどう影響するかを評価する基準となります。このシステムは、具体的な得点によって個々の英語使用能力を正確に反映するため、多くの企業や教育機関で採用されています。
回答の形式
TOEIC試験は、基本的にリスニングとリーディング能力を評価する試験形式で、受験者の間で特に人気があ英検の中級から上級レベルにあたる1級から3級では、試験形式にいくつかの特徴があります。具体的に、ライティング部門においては、解答者が解答用紙に直接回答を記入する方式を取り入れています。これにより、受験者の記述能力が直接評価されます。一方で、リーディングやリスニングなどのその他の試験部分は、4級や5級と同様にマークシートを使用します。これは採点の一貫性と効率を高めるためです。
さらに、1級から3級の受験者は、筆記試験に加えて二次試験としての面接試験も受ける必要があります。この面接試験は試験官と直接対話する形式で行われ、受験者のスピーキング能力が直接試されます。この方式によって、受験者のコミュニケーション能力が全面的に評価されるため、実際の言語使用状況に即した能力を測ることが可能になります。
TOEICの試験形式には、それぞれ独自の回答方法があります。Listening & Reading Testにおいては、受験者はマークシートを使用し、ペンや鉛筆で回答を記入する必要があります。これは、多くの受験者が一度に試験を受ける際に迅速かつ効率的に採点を行うためのものです。
一方で、Speaking & Writing Testや単独のSpeaking Testでは、受験者は試験会場に設置されたコンピュータを利用して解答します。この方式は、受験者が書いたテキストを直接デジタル形式で入力することで、即座に処理・評価が可能になり、発話された英語の発音や流暢さもリアルタイムで記録されます。
語彙
英検試験では、各級に応じた広範なトピックから出題されるため、受験者は日常生活から専門的な内容に至るまで多様な英語の使用能力を証明する必要があります。特に、低級から高級にかけての級は、出題される語彙の範囲と難易度が大きく異なります。
具体的には、例えば5級の試験では、学校生活や家庭内での会話に関連する基本的な単語が多く含まれるのに対し、2級ではビジネス環境やグローバルなイベント、科学技術などより複雑なテーマが扱われることが一般的です。このレベルでは、英語を使用する際の高度な表現力や専門的な知識が求められ、それに応じた広い範囲の語彙が必要とされます。
TOEICのテストは、単に言語の知識を問うものではなく、実際のビジネスシーンや日常生活で使用される英語コミュニケーション能力の測定を目的としています。この試験は特に、実用的な英語使用の場面に焦点を当て、参加者が実際の生活や職場で英語をどれだけ効果的に使えるかを評価するよう設計されています。
試験内容には、ビジネスミーティング、日常会話、電話応対、メール作成といったシナリオが含まれており、それぞれのシチュエーションで使われる自然な表現やフレーズが多用されます。たとえば、実際のビジネス交渉や会議の場でよく使われる専門用語や、日常的な挨拶、お店でのやり取りなどが試験問題として出されることがあります。
受験者の数・層
2019年における実用英語検定試験(英検)の受験者総数は約392万人に上りました。このデータを詳しく分析すると、受験者の大多数を中学生および高校生が占めています。次いで、小学生以下のカテゴリー、そして大学生(短期大学生や専修学校生を含む)が続くことがわかります。
これは、英語教育が学生時代に集中していることを示しており、特に学校教育のカリキュラム内で英語能力の向上が重視されていることが伺えます。
2019年のTOEICの総受験者数は約241万人に達し、そのうちListening & Reading Testを受験した人が大部分を占めていました。このテストは、社会人と学生の間で広く受け入れられており、その人気の理由は実用英語の能力を測る点にあります。
具体的には、2019年の公開テストのデータを分析すると、Listening & Reading Testを受けた人の総数は約83万人でした。この中で、社会人が約35万人、学生が約36万人とほぼ等しい割合で受験していることが分かります。また、IPテストでは企業や団体からの受験者が約51万人、学校からの受験者が約64万人と、学生の方が若干多い結果になっています。
対策の難易度
英検は、特に上級レベルでは、医療や法律といった特定の専門分野に関連する語彙や文脈が頻繁に取り上げられます。これは受験者に広範囲の知識と高度な言語スキルを求めるためで、単純な英語の勉強だけでは準備が不十分であることが多いです。したがって、それぞれの級に応じた専門的な対策が求められるのです。
これに対して、TOEICは特にオフィスでよく使われるような日常的なビジネス英語に焦点を当てています。このため、リアルな職場でのコミュニケーション能力を測定することが主な目的です。こうした内容は、日常的に英語を使用する職場環境にいる人には特に馴染みやすく、練習も実用的なシナリオを想定して行えるため、TOEICの対策が比較的取り組みやすいと感じるかもしれません。
たとえば、リスニングでは、TOEICは問題数が多く設定されているため、日常生活やビジネスシーンで頻繁に遭遇する状況からの質問が多く含まれます。これにより、リスニングスキルの底上げを目指すことが可能です。
このような特徴を考慮すると、自身の目的や必要とされる英語力のレベルに応じて、英検とTOEICのどちらかを選ぶことが重要で、その選択は受験者の学習スタイルや将来のキャリアプランによって大きく異なるでしょう。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで英検とTOEICを4つの軸で徹底比較|どちらを受けるべきか迷っている方必見!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映