【英検1級】リーディング対策|長文問題で高得点を取るコツを3つの軸で解説します!

始めに:【英検1級】リーディング対策|長文問題で高得点を取るコツを3つの軸で解説します!

菅澤

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オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
【英検1級】リーディング対策|長文問題で高得点を取るコツを3つの軸で解説します!というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

英検1級の試験概要&流れ

英検1級の試験概要&流れ
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英検1級の試験内容には、筆記試験とリスニングからなる1次試験と、スピーキングテストを含む2次試験があります。この級では参加者に対して大学上級レベルの英語能力が求められており、特にリスニングとライティングでは広範な語彙知識とともに、情報を効果的に伝える能力が試されることになります。

オニ坊

この試験の難易度は高く、合格するには英語での高度なコミュニケーションスキルが必須です。たとえば、ライティングセクションでは、与えられたトピックについて論理的に整理された文章を書く必要があります。また、スピーキングテストでは、即座に質問に答えつつ流暢に会話を展開することが求められます。

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これらのセクションでは、単に言語のルールを理解しているだけでなく、相手に自分の意見や考えを明確に伝えることができるかが評価されるため、実践的な練習が欠かせません。英検1級を目指す受験生は、英語の高度な理解だけでなく、それを活用する総合的なスキルを身につけることが重要です。

英検1級の合格点、合格率の目安

英検1級の合格点、合格率の目安

菅澤

英検1級の評価システムは、CSEスコアという特定の点数基準に基づいています。このスコアシステムにより、リーディング、リスニング、ライティングの各部門で850点満点を設け、1次試験での合計2028点以上が合格基準と定められています。また、2次試験のスピーキングでは850点満点中602点以上が必要です。CSEスコアは全試験後の統計処理により決定されるため、具体的な正解数での合格基準は示されていませんが、一般的には各セクションで約70%の正解率が求められると考えられています。

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英検1級の合格率は非常に低く、2015年のデータによると12%とされており、その後は公表されていないものの、10%以下であると推測されています。これは英検の中で最も高いレベルの試験であるため、英語を本格的に学ぶ上での大きな挑戦となります。

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この難易度の高い試験に対して、特に長文読解部分で高得点を取るための効果的な方法が存在します。例えば、長文を速読する技術を身につけることで、限られた試験時間内での得点向上が可能です。速読技術を鍛えるには、定期的な練習が不可欠ですが、これにより読解速度だけでなく、情報の処理速度も向上します。

オニ坊

実際の試験対策としては、長文読解において文章全体の流れを掴むことが重要です。主題となる文章を特定し、それに関連する詳細情報を素早く捉えることができれば、各問題に対する正解率も自然と向上します。また、文中のキーワードやフレーズを見つけ出すことで、問題文の意図を正確に理解しやすくなります。

英検1級の難易度

英検1級の難易度

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英検1級は、日本国内外で高く評価される英語力の証明です。この資格があれば、筆記試験が免除される国家資格や、海外の大学院進学に必要な英語力があると認められます。実際に、英検1級はCEFRでC1レベルに位置づけられており、これは英語圏での生活や学業が十分にこなせるレベルを示しています。したがって、英検1級を持っていることは、国内外でのさまざまなチャンスを広げる大きな助けになります。

オニ坊

しかし、英検1級の取得は簡単な道のりではありません。その高い難易度は、帰国子女や留学経験者でさえ一筋縄ではいかないことを物語っています。多くの受験者が初めて問題を解く際には、想像以上の困難さに直面することでしょう。特に、準1級でギリギリの合格だった人にとって、1級の問題は一層の努力が必要となります。

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それでも、純粋に国内で英語学習を積み重ねた多くの人々が英検1級を取得しています。これは、地道に学習を続け、日々の努力を怠らないことが成功の鍵であることを示しています。具体的には、高度な英語力を要する読解やリスニング、実践的なスピーキング能力を養うためには、長期間にわたる計画的な学習が不可欠です。実際に成功した多くの受験者は、コツコツと努力を重ねることでこの困難を乗り越えてきました。これらを踏まえると、英検1級の取得は容易ではありませんが、十分な準備と適切な学習方法を実践することで、誰もが目標を達成する可能性を持っています。

英検1級の1次試験の内容

英検1級の1次試験の内容

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1次試験では、リーディングとリスニングのセクションに分かれています。リーディング部分では、短文や長文から空欄を埋める語句選択問題が多数出題される一方、ライティングセクションでは特定のトピックに基づいた英作文が要求されます。これらの問題は全て4択の形式で、リーディングセクションは計41問が出題されます。

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リスニング部分では、会話内容の一致を選択する問題や説明文に基づく内容一致問題が主体となっており、実際のアナウンスやインタビューを題材にした問題も含まれています。これにより、リスニング力だけでなく実際の生活や仕事の場面で役立つ英語の理解力が試される構成となっています。

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これらの問題を通して、試験では語彙力だけでなく、文章理解力や情報の処理能力が評価されます。具体的には、文章中の空所補充問題は文脈から適切な語句を選ぶ能力を、内容一致問題は詳細な情報の理解とその適用能力を測ります。ライティングでは、与えられたトピックについて明確で論理的な文章を書く能力が求められ、リスニングでは一度しか放送されない音声情報を正確に捉える集中力と処理速度が試されます。

オニ坊

これらの試験内容から、1次試験は言語知識の幅と深さを幅広く測ることができ、参加者には各セクションで均等に得点することが求められます。したがって、準備するにあたり、全てのセクションでバランス良くスキルを磨くことが成功への鍵と言えるでしょう。

英検1級の時間配分

英検1級の時間配分

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英検1級の1次試験では、100分という限られた時間内に、短文の語彙問題、長文読解、ライティングをこなさなければなりません。この時間を効率的に利用することが合格への鍵です。

オニ坊

短文の語彙問題には、全25問に対して約15分を割り当てることが望ましいです。各問題に約30秒を目安として速やかに解答を進めることで、知っている単語はすぐに答えを、不確かなものはすぐに次に進むことが可能です。このアプローチによって、より難易度の高い長文問題やライティングセクションに多くの時間を確保できます。

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長文問題では、テキストが長く複雑な内容となるため、約60分をかけてじっくりと取り組むことが推奨されます。長文では情報の理解と解析に時間を要するため、時間配分を適切に行うことが極めて重要です。

オニ坊

そして、ライティングセクションでは、約20~25分を使用して質の高い英文を作成します。このセクションは筆記試験全体の重要な部分を占め、文章構成や語彙の正確性が求められます。書き終わった後の時間で、スペルや文法の誤りを確認する余裕を持つことも大切です。

間違った英語長文勉強法

間違った英語長文勉強法

英語をその都度和訳してしまう

菅澤

英文を効率よく読解するためには、文を日本語に訳す習慣から脱却することが重要です。英文を読む際、各単語を逐一日本語に変換してしまうと、全体の文脈を把握するスピードが著しく落ちてしまいます。特に制限時間が設けられた試験では、このような読み方では全ての問題に対応しきれなくなる恐れがあります。

オニ坊

英語の文法や構文の理解を深めることで、文章全体の意味をブロックごとに捉える読み方を身に付けることが可能です。このアプローチでは、各文を理解するための基盤となる文法知識が不可欠となります。例えば、従属節の使い方を理解していると、主節と従属節の関係を通じて文章全体の意味を迅速に理解することができるようになります。

菅澤

試験問題に取り組む時、まず最初の問いの内容を確認し、その問いが何を求めているかを明確にします。その上で、文書の初段落を注意深く読み、答えがそこに含まれているかを探します。多くの場合、最初の問題の答えは文書の初めの部分に位置しています。

オニ坊

これらの技術を磨くことで、長文読解の効率は大きく改善され、試験や実践的な場面での英語使用能力が向上します。最終的には、一つ一つの単語に囚われることなく、英語そのもので考え理解することができるようになることが目標です。

長文や分からない単語をノートに書き写す

菅澤

英語の長文読解や語彙の習得において、ただ単にテキストから単語を書き写すだけの勉強方法はそれなりに時間を要するものの、最も効率的な学習法ではありません。このような勉強法は、一見して時間がかかりすぎる割に得られる学習効果は限定的です。時間の管理と効率的な学習が求められるため、他のアプローチを検討することが望ましいです。

オニ坊

不明な単語に遭遇した際には、まずはその単語を速やかに単語帳で確認し、理解と記憶のために繰り返し練習することが重要です。特に間違えやすい単語には、目印をつけておくことで、自分の弱点をすぐに識別できるようにします。この方法は、直面する語彙の弱点を効率的に克服するための戦略として有効です。

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また、長文を学習する際には、単にテキストを書き写すのではなく、繰り返し読み解くことが推奨されます。この過程で音読を取り入れることにより、理解の深化と同時に読むスピードも向上させることができます。さらに、一つのテキストを何度も読み返すことで、深い理解とともに読解スキルが確実に身につきます。

長文を効率よく読み解く3つのコツ

長文を効率よく読み解く3つのコツ
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英検1級の読解セクションは、特に科学、技術、医学といった高度な専門分野に関連した内容が多く、これらのトピックは一般的な日常英語の理解を超えることがしばしばあります。多くの受験者が、これらのテキストを自分の母語である日本語に翻訳しても、内容の理解が難しいと感じることがあるでしょう。

オニ坊

この試験の特徴的な困難さは、まず第一に使用される語彙の難易度が非常に高いことにあります。これにより、熟知していない単語に頻繁に出会い、それが理解を妨げる原因となります。次に、専門分野に基づいた深い知識が必要とされるため、一般的な英語能力だけでは十分ではない場合が多いです。さらに、これらの問題を解くにあたって設けられた制限時間内での対応も求められるため、時間管理が試験の成否を左右する重要な要素となります。

コツ① とにかく単語量を増やそう

とにかく単語量を増やそう

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英検1級の試験には、約12,000から15,000の単語知識が求められ、これは準1級の要求語彙量のおよそ2倍です。この大きな差は、英検1級がどれだけ高度な英語力を要求するかを示しています。例えば、あるネイティブスピーカーは、1級の試験内容を見た際に、普段使わない、あるいは歴史的な単語が含まれていると驚いたことがあります。このような単語は、日常生活ではまず使われることがなく、専門的な文脈や特定の文学的なテキストでのみ遭遇する可能性があります。

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このため、試験対策としては、ただ単に単語を暗記するだけでは不十分で、単語の形態を理解することが重要になります。接頭語や接尾語の知識は、未知の単語に遭遇した際にその意味を類推する手助けとなります。例えば、「un-」の接頭語が付く単語は否定の意味を持つことが多いため、文脈上で単語の大体の意味を推測することができるようになります。

コツ② 英字新聞で知識をインプットしよう

英字新聞で知識をインプットしよう

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英検1級で求められる読解能力は、幅広い分野にわたる専門的な内容の理解が必要です。このため、英字新聞や専門雑誌の定期的な閲覧が推奨されます。日々のニュースを追いながら、様々なテーマについての洞察を深めることは、英検1級の長文問題に取り組む上で非常に有効です。例えば、「The Japan Times」では、日本の事象を扱っているため、文化的背景を理解しやすく、実際の試験で遭遇する構文や表現にも頻繁に触れることができます。さらに、より高度な内容を扱う「TIME」雑誌への移行は、多様なテーマの理解を深める上で役立ちます。

オニ坊

この種の資料を読むことは、ただ単語を覚える以上の利点をもたらします。実際に使用されているコンテキストの中で新しい語彙を学び、それらがどのように使われるかを理解することで、語彙が自然と身につきます。また、文章を読む速度と理解度も自然と向上します。これはライティングやスピーキングのスキル向上にも直結し、具体的な議論を展開する際に役立つ背景知識や表現が増えることにより、より説得力のある英文を書くことが可能になります。

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英検1級の試験対策として英字新聞や雑誌を読む習慣をつけることは、一見すると大変な努力が必要かもしれませんが、実際には英語力全般を自然と養う最も効果的な方法の一つです。始めは1記事からでも構わないので、日常的に取り入れてみることが重要です。この地道な習慣が、英検1級を始めとする高度な英語の試験に対する強固な基盤を築くでしょう。

コツ③ 時間を測りながら過去問を解こう

時間を測りながら過去問を解こう

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英検1級の長文読解は非常に時間が限られており、試験の中でも最も時間管理が求められるパートです。この試験では、1問あたりの解答時間が約3分と短く設定されています。このため、迅速かつ正確な読解力が必須とされます。

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大学入試の長文問題に比べると、英検1級の長文は量が多く、専門的な内容も含まれているため、一層の速読技術と理解力が求められます。特に、準1級と比較しても、文章の長さは1.5倍に及び、各問題の選択肢も長文化しているため、選択肢を吟味するだけでも一定の時間を要します。

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この試験で成功するためには、実際の試験を想定したタイムトライアルを実施することが効果的です。過去問を用いて実際に時間を計測しながら解くことで、どのセクションにどれくらいの時間を割り当てるべきか、またどのように文章を読み進めるべきかの感覚を養うことができます。時間管理と読解のバランスを取る訓練を積むことで、試験本番でのパフォーマンスが向上します。

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こうしたトレーニングは、読解スキルだけでなく、文章を通じて情報を素早く処理し、重要なポイントを抽出する能力も同時に鍛えられます。したがって、英検1級の長文問題においては、限られた時間内で効率よく情報を処理し、正確な解答を導き出すためには、練習を重ねることが不可欠です。

1級の長文読解勉強法・対策

1級の長文読解勉強法・対策

まずは基礎事項をしっかり勉強しよう

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英語の長文問題でのスムーズな読解には、強固な基礎力が必須です。具体的には、豊富な語彙、堅実な文法知識、そして構文の理解が求められます。これらの基礎がしっかりしていれば、未知の単語に遭遇しても文脈から意味を推測し、文章全体の流れを素早く把握することができます。

オニ坊

例えば、英語の構文力を高めるためには、定期的に構文分析の練習を行うことが有効です。複雑な英文を取り上げ、その文の構造を紐解いてみることで、より効率的に文章の意味を理解できるようになります。また、文法の知識を深めるためには、文法書での学習に加え、実際の文章での適用例を多く見ることが重要です。

菅澤

単語力に関しては、日常的に新しい単語を覚えるだけでなく、その単語がどのように使われるかを実際の文章の中で確認することがポイントです。例えば、新聞記事や小説を読みながら、知らない単語や表現に出会った際には、その単語の意味だけでなく、文脈上の使われ方も学ぶと良いでしょう。

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これらの方法を実践することで、英語の長文を読む際の速度と正確性を同時に向上させることが可能です。文法と構文の理解が深まることで、文章の流れを素早く掴み、効率的な読解が実現します。また、豊富な語彙は文脈から単語の意味を推測する助けとなり、スムーズな読み進めを可能にします。

たくさん読んで長文に慣れよう

菅澤

英語長文読解の効果的なトレーニングには、充分な基礎力を築いた上で、実際の長文を多読することが欠かせません。実戦的な練習を通じて、読解スピードを上げることが重要です。この訓練方法では、初めに模擬試験の形でタイマーを設定し、実際の試験と同じ時間内で問題を解くことから始めます。解答後は、解説を読み、間違った問題や理解が不十分だった箇所を再確認することで、理解を深めます。

オニ坊

具体的な例として、毎週特定の長文を選び、最初はゆっくりと読解し全体の理解を目指します。次に、同じテキストを使用してタイムアタックを行い、どれだけ早く正確に読めるかを試します。このプロセスを繰り返すことで、読解力だけでなく、時間内に問題を解く技術も自然と身に付けることができます。

菅澤

この方法により、試験でのパフォーマンス向上が期待できます。繰り返しによる慣れとともに、問題のパターンや設問のクセを掴むことができ、時間内に効率良く問題を解決する能力が養われます。また、不明な単語や表現に出会った際にも、文脈から意味を推測するスキルが向上します。この一連のトレーニングを積極的に行うことで、英語長文読解のスキル全般が強化され、試験だけでなく実際の英語使用状況でもその能力が発揮されるようになります。

最後に:英検に合格をするには?

英検に合格をするには?
菅澤

ここまで【英検1級】リーディング対策|長文問題で高得点を取るコツを3つの軸で解説します!について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke