【英検準1級】合格率・合格点について解説します|高校生の合格率なども紹介します!

始めに:【英検準1級】合格率・合格点について解説します

菅澤

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オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「【英検準1級】合格率・合格点について解説します|高校生の合格率なども紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

菅澤

合格基準は固定されているものの、個々の問題の配点が明確でないため、自己採点は行えません。

多くの受験者が実際に合格基準や合格率を把握せずに試験に臨むことが多いです。合格基準を知らない状態での試験対策は、効果的な学習計画の立て方に影響を及ぼし、質的な差が生じることがあります。

合格基準を正しく理解しておくことで、無駄な投資を避け、より適切なタイミングで試験に臨むことが可能です。

【英検準1級】合格率

【英検準1級】合格率は大体15%前後

菅澤

英検準1級の合格率は、過去のデータによれば約15%とされています。この情報は、日本英語検定協会が2016年まで公式に発表していたものですが、その後は公式の発表がなされていません。

オニ坊

英検2級の合格率が25%であったことから、準1級はそれよりも約10%低いことがわかります。このことから、英検準1級が2級よりも明らかに難易度が高いということが示されています。

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最新の公式データが2015年のものであるにもかかわらず、これ以降大きな変動が見られないと考えられるのは、試験の質が大幅に変わることは少ないからです。

通常、試験の基本的な構造や評価基準には一定の安定性が求められるため、年を追うごとに大きな変動があるとは考えにくいのです。

過去の合格率のデータは、英検準1級の試験準備をする上で重要な参考になります。これにより、受験者は試験の難易度を理解し、適切な対策を立てることが可能となります。試験の性質を把握し、準備を整えることで、合格に向けた具体的な目標設定と計画が行えるのです。

【英検準1級】二次試験の合格率は約80%

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英検準1級の二次試験において、合格率は約80%と報告されており、これは過去数年間で見ても上昇傾向にあるとされています。

ただし、このデータは二次試験の合格率に関する最後の公式発表が2012年で終了して以来、更新されていない点を留意する必要があります。

オニ坊

この高い合格率が持続している理由については明確な説明はされていませんが、準1級を受験する層が2級とは異なり、英語に対して高い熱意と能力を持つ受験者が多いことが一因と考えられます。

特に、2級が一般の高校生に広く受験されるのに対し、準1級受験者は英語を深く学びたいと考える学生や、既にある程度のスピーキングスキルを身につけている人が多いと推測されます。

菅澤

例えば、ある調査によれば、準1級受験者の中には海外経験がある学生や、定期的に英語ディベート大会に参加している学生が含まれていることが多く、これらの経験がスピーキング能力の向上に寄与しているとされています。

英検準1級の二次試験合格率が高い理由は、受験者自身の英語に対する熱意と事前の準備が関係していると考えられます。受験者が英語を深く理解し、実践的なスキルを身につけていることが、高い合格率を支えていると言えるでしょう。

英検準1級の合格率は高校生の中でも約15%

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英検準1級の合格率は高校生の中でも約15%とされており、これは英語に堪能な学生たちが主に受験するための試験です。日本英語検定協会からは、最新の公式データが2016年に提供されています。

具体的に、2016年の第1回検定で高校生の一次試験の合格率は18%、二次試験は約90%という高い数字を記録しています。これに対し、2015年では一次試験の合格率が15%であり、二次試験の合格率が約89%でした。これらのデータは、高校生による英検準1級の挑戦が決して容易ではないが、一定の成功率があることを示しています。

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また、文部科学省が行った英語教育実施状況調査によると、高校3年生のうち実用英語技能検定準2級以上を取得している生徒の割合は、平成28年時点で36.4%に達しています。

これは、平成24年度の31.0%から5.4ポイントの増加を見せており、高校生の英語能力が向上していることが伺えます。

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このように、高校生の英検準1級受験は、英語が得意な学生や帰国子女、交換留学経験者など、特定の背景を持つ学生に限られがちですが、合格率は一般の受験者とほぼ同じ水準で推移しています。

英検準1級への挑戦が、これらの学生にとって重要なステップであることは明らかであり、高等学校での英語教育の成果も反映されていると言えるでしょう。

英検準1級の受験者数は、年間約7万人

菅澤

英検準1級の受験者数は、年によって異なりますが、通常は年間約7万人がこの試験に挑戦します。

この数は、英検2級の受験者数が年間約30万人であることと比較すると、相当数が2級で足踏みしているか、または英検の受験を止めてしまうことを示唆しています。

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この状況は、英検準1級の難易度が高く、多くの受験者がその壁を乗り越えるのが難しいことを物語っています。

例えば、英検2級と比較して、準1級はより高度な英語能力を求められるため、多くの受験者が準1級のレベルに達する前に挑戦を諦めてしまうのです。

菅澤

受験者数が7万人であり、合格率が15%である場合、年間で約1万人が英検準1級を取得すると予測されます。これは、このレベルの難易度が高く、一定の英語スキルを有していないと合格が難しいことを示しています。

【英検準1級】合格点

  • 一次試験:1792点(満点2250)
  • 二次試験:512点(満点750)

【英検】CSEスコア

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英検が2016年に導入したCSEスコア制度は、各受験者の成績をより公平かつ一貫性のある方法で評価するために設計されました。この新しいスコアリングシステムでは、各技能ごとに均等なスコア配分が行われ、合格基準も固定されています。

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このシステムの導入によって、異なる試験回や異なる級を受けた受験者間での成績比較が容易になりました。

具体的には、英検準1級での合格スコアは各セクションごとに750点が配分され、全体で3000点の中から合格点が定められています。この点数制度は、試験の公平性を保ちつつ、各受験者の真の英語能力を反映するよう設計されています。

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また、CSEスコアの特徴として、同じ正答数であっても、試験ごとにスコアが異なることがあります。これは、各試験の難易度や受験者のパフォーマンスに応じて、問題ごとの配点が調整されるためです。

その結果、自己採点や合否の自己判断が事実上不可能となり、正確な成績評価のためには公式のスコアリリースを待つ必要があります。

CSEスコアシステムは、受験者が自分自身で合否を予測することが困難であり、正式な結果発表を待つ必要があります。このシステムにより、各受験者の英語能力を公平かつ精確に評価することが可能となり、英検の信頼性と透明性が向上しています。

【英検準1級】一次試験の満点は2250点、二次試験の満点は750点

菅澤

英検準1級の合格に必要な点数は、一次試験で1792点、二次試験で512点、合計で2304点のうち2302点が必要とされています。

一次試験の満点は2250点、二次試験の満点は750点であり、それぞれの試験で約80%および約70%の得点率が必要ですが、これは単純な問題数の正解率で判断できるものではありません。

オニ坊

合格点を達成するためのスコアは、各試験終了後に全受験者の解答を基に統計的分析が行われ、Item Response Theory(IRT)と呼ばれる方法を使用して計算されます。

この理論は、各受験者の能力を正確に評価するために設計されており、問題の困難度や受験者のパフォーマンスに基づいてスコアが算出されます。

菅澤

例えば、特定の試験回において、一部の問題が予想以上に難しかった場合、それらの問題の配点が高く設定され、正解することがより価値のあるものとなります。

逆に、比較的簡単な問題は低い配点が設定されることがあります。このような配点の変動は、テストの公平性を保ち、各受験者の真の英語能力を正確に反映するために不可欠です。

英検準1級の合格を目指す受験者は、単に多くの問題に正解することだけを目標にせず、各セクションで高いパフォーマンスを目指すべきです。実際に自己採点を行うことは受験後の得点予想をする上で参考になるかもしれませんが、最終的な合格判定は統計的分析によってのみ行われるため、それに依存することはできません。このシステム理解が、受験者にとって適切な準備と期待を設定するのに役立つでしょう。

最後に:英検に合格をするには?

英検に合格をするには?
菅澤

ここまで英検準2級の合格率・合格点について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

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