
広島大学の情報科学部を調べると、偏差値52.5と書いてあったり、倍率が1.9倍や2倍と書いてあったり、出願のときにA型とB型を選ぶとも出てきます。結局、何がどう違うのでしょうか?















先に結論を出します。大学受験パスナビ掲載の河合塾データによると、広島大学全体の偏差値は45.0〜65.0、情報科学部は52.5で共通テスト得点率は67%〜80%です。2026年度の実質倍率は前期A型が1.4倍、前期B型が2.0倍、後期日程が2.0倍、学部全体では1.9倍でした。配点は前期がA型・B型とも2,200点満点で、そのうち1,000点が数学。後期は1,700点満点で、共通テスト3教科4科目と面接だけです。この記事は、偏差値・倍率・配点・A型とB型の違いの順に、公式資料とパスナビ掲載データだけで整理していきます。
広島大学情報科学部は、入試の情報が一つの数字にまとまりにくい学部です。前期日程だけでも出願時にA型とB型のどちらかを選ぶ必要があり、後期日程は前期とまったく違う科目構成で実施されます。そのため「情報科学部の倍率」と一言で言っても、どの日程・どの区分の話なのかで意味が変わります。本稿では広島大学が公表した令和8年度の入試結果、令和9年度の入学者選抜に関する要項、そして出典と更新日を明記できる大学受験パスナビ掲載の河合塾データだけを根拠に整理します。出典を確認できない偏差値や、他サイトからの転記は一切使いません。
目次
- 広島大学情報科学部の倍率・配点・A型B型への結論
- 広島大学情報科学部の偏差値は52.5、大学全体は45.0〜65.0
- 情報科学部に入るルートと入学定員180人の内訳
- 2026年度の倍率|前期A型1.4倍・B型2.0倍・後期2.0倍
- A型とB型は何が違う?2,200点満点の配点で比較する
- 後期日程は共通テスト3教科4科目+面接|情報Ⅰが400点
- 合格最低点と得点率|前期は約59%、後期は約81%
- 広島大学の中で情報科学部1.9倍はどの位置か
- 情報科学部のプログラム制|A型・B型は配属に関係しない
- 現役と既卒の比率から見る、準備の順番
- 広島大学情報科学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|情報科学部は日程と区分を分けて数字を読む
- よくある質問
広島大学情報科学部の倍率・配点・A型B型への結論
| 知りたいこと | 公式データから言える結論 | 最初にやること |
|---|---|---|
| 倍率 | 2026年度は前期A型1.4倍・前期B型2.0倍・後期2.0倍、学部計1.9倍 | どの日程・どの区分の倍率を見ているかを毎回確認する |
| 配点 | 前期はA型・B型とも2,200点満点、うち数学が1,000点。後期は1,700点満点 | 数学の比重が最も重い前提で学習時間を割り振る |
| A型とB型 | 共通テストの地歴公民・理科の科目数と、個別試験に数学Ⅲが入るかが違う | 数学Ⅲを完成させられるかを基準に、どちらで出願するか考える |
| 後期日程 | 共通テストは数学・外国語・情報Ⅰの3教科4科目のみ、個別は面接100点 | 情報Ⅰの配点が400点になることを前提に共通テスト対策を組む |
この四つは別々の疑問に見えますが、実際には一本の判断につながっています。まず配点で「どの教科にどれだけ点が振られているか」を確定し、次にA型・B型・後期のどれで戦うかを決め、最後にその区分の倍率で競争の規模を把握する、という順番です。逆に倍率だけを先に見てしまうと、「1.4倍のA型のほうが受かりやすそうだ」といった誤解が生まれます。後で詳しく説明しますが、広島大学は前期日程についてA型とB型を区別せずに総合点で合否を判定すると公式に明記しており、区分ごとの倍率の差は「受かりやすさ」の差とは意味が違います。















倍率が低いほうを選べば受かりやすい、という考え方は間違いなのですか?















前期日程については、その考え方は通用しません。広島大学は令和9年度の要項で「A型・B型の区別なく、大学入学共通テスト及び個別テストの総合点で判定します」と明記しています。定員がA型用とB型用に分かれていない以上、区分ごとの倍率は「その区分を選んだ人の中で何人が合格ラインを超えたか」を後から集計した結果にすぎません。選ぶ基準は倍率ではなく、自分がどちらの配点で総合点を最大化できるかです。
偏差値の位置づけを確認する → 入試ルートの全体像を押さえる → 日程・区分別の倍率を見る → A型とB型の配点差を確認する → 後期日程の特殊な構成を知る → 合格最低点で必要な得点率を測る → 学部間の位置づけと入学後のプログラム制を確認する、という順に読むと、断片的に集めた数字が一つの受験計画にまとまります。
広島大学情報科学部の偏差値は52.5、大学全体は45.0〜65.0
大学受験パスナビ(旺文社)が掲載する河合塾データによると、広島大学全体の偏差値帯は45.0〜65.0です。もっとも高いのは医学部(医)の65.0、もっとも低いのは経済学部・医学部の一部区分などに見られる45.0で、12学部の大半がこの範囲に収まります。その中で情報科学部の偏差値は52.5、共通テスト得点率は67%〜80%です。学部単体の数値としては、広島大学全体のレンジのほぼ中央からやや下寄りに位置します。
| 学部 | 偏差値帯 | 共通テスト得点率帯 |
|---|---|---|
| 総合科学部 | 52.5~57.5 | 67%~77% |
| 文学部 | 57.5 | 72%~79% |
| 教育学部 | 47.5~57.5 | 61%~79% |
| 法学部 | 50.0~55.0 | 65%~73% |
| 経済学部 | 45.0~55.0 | 58%~79% |
| 理学部 | 47.5~62.5 | 65%~80% |
| 医学部 | 45.0~65.0 | 59%~83% |
| 歯学部 | 47.5~57.5 | 59%~80% |
| 薬学部 | 55.0~57.5 | 74%~79% |
| 工学部 | 50.0~52.5 | 65%~79% |
| 生物生産学部 | 50.0 | 68% |
| 情報科学部 | 52.5 | 67%~80% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日 2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0720/difficulty/
情報科学部の内訳をさらに区分別に見ると、前期日程のA型・B型はどちらも偏差値52.5、共通テスト得点率67%で同水準です。後期日程は共通テスト得点率80%という数値のみが掲載されており、河合塾データに偏差値の掲載はありません。他学部の主要な区分と並べると、情報科学部の52.5は医学部(医)の65.0や法学部(昼間)の55.0より低く、法学部(夜間主)の50.0より高い位置にあります。
| 学部 | 学科・方式 | 日程 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|
| 情報科学部 | 情報科学|情報科学A型 | 前期 | 67% | 52.5 |
| 情報科学部 | 情報科学|情報科学B型 | 前期 | 67% | 52.5 |
| 情報科学部 | 情報科学|情報科学 | 後期 | 80% | -(データなし) |
| 医学部 | 医|医 | 前期 | 83% | 65.0 |
| 法学部 | 法(昼間)|法 | 前期 | 73% | 55.0 |
| 法学部 | 法(夜間主)|法 | 前期 | 65% | 50.0 |
| 経済学部 | 経済(昼間)|経済 | 前期 | 71% | 55.0 |
| 工学部 | 工|第二類(半導体・電気システム情報系) | 前期 | 65% | 52.5 |
| 総合科学部 | 総合科学|国際共創文科系 | 前期 | 75% | 57.5 |
📚 用語解説
偏差値(パスナビ掲載・河合塾提供データ):大学受験パスナビ(旺文社)が掲載する、河合塾が第2回全統共通テスト模試の結果から算出する合格可能性の目安。大学自身が公表する数値ではなく、模試を受けた集団の中での相対的な位置を示す。本稿はこのデータの数値をそのまま使い、独自の推計は行わない。
📚 用語解説
共通テスト得点率(帯):河合塾データにおける、合格可能性の目安となる大学入学共通テストの得点率の範囲。情報科学部は67%〜80%で、下限の67%は前期A型・B型、上限の80%は後期日程に対応する。得点率が高いほど、同じ合格可能性ラインに必要な共通テストの得点が高いことを示す。















情報科学部の偏差値52.5は、広島大学の中では高いほうなのか低いほうなのか、いまいち実感がわきません。















12学部の偏差値帯を並べると、情報科学部の52.5は医学部65.0や文学部57.5より低く、法学部(夜間主)50.0や生物生産学部50.0より高い、ちょうど中間より少し下という位置です。ただし偏差値は模試の母集団から算出される相対指標であり、大学が定める合格基準そのものではありません。位置づけをつかんだら、次は同じ情報科学部の中でA型・B型・後期がそれぞれ何点で合否を判定しているかという、配点と倍率の話に進みます。
A型もB型も偏差値52.5・共通テスト得点率67%で同水準です。区分を選ぶ基準は偏差値の高低ではなく、次の章で説明する配点(地歴公民・理科の科目数、数学Ⅲの有無)です。偏差値は志望校選びの一次情報として使い、区分選びは配点で判断してください。
情報科学部に入るルートと入学定員180人の内訳
倍率の話に入る前に、情報科学部の入口が何本あるかを確認します。広島大学が公表した令和8年度の選抜区分別実施状況によると、情報科学部情報科学科の入学定員は180人で、実際の入学者185人の内訳は一般選抜前期日程123人、一般選抜後期日程12人、光り輝き入試総合型選抜Ⅱ型5人、光り輝き入試学校推薦型選抜Ⅰ型(地方創生枠)45人でした。つまり4人に1人は推薦型選抜Ⅰ型で入学しています。ここを知らずに一般選抜の倍率だけを見ると、募集の規模を読み違えます。
| 選抜区分 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般選抜 前期日程 | 115人 | 246人 | 238人 | 129人 | 123人 |
| 一般選抜 後期日程 | 15人 | 104人 | 30人 | 15人 | 12人 |
| 総合型選抜Ⅱ型 | 5人 | 14人 | 8人 | 5人 | 5人 |
| 学校推薦型選抜Ⅰ型(地方創生枠) | 45人 | 87人 | 87人 | 45人 | 45人 |
| 学部合計(上記以外の少数区分を含む) | 定員180人 | 457人 | 367人 | 194人 | 185人 |
注目すべきは学校推薦型選抜Ⅰ型です。これは大学入学共通テストを課さない選抜で、広島大学の中で情報科学部情報科学科だけが実施しています。令和8年度の内訳は一般枠が募集30人に対して志願67人・合格35人、女子枠が募集15人に対して志願20人・合格10人でした。合わせて45人という数字は、後期日程の入学者12人の3倍以上にあたります。学校からの推薦が得られる立場にいるなら、一般選抜と同じ土俵だけで勝負を考える必要はありません。
📚 用語解説
学校推薦型選抜Ⅰ型(地方創生枠):広島大学光り輝き入試のうち、大学入学共通テストを課さない推薦型の選抜。令和8年度は広島大学の中で情報科学部情報科学科のみが実施し、一般枠30人・女子枠15人の計45人を募集した。出願には高等学校長の推薦が必要なため、志望するなら高校側との相談が前提になる。
📚 用語解説
募集人員と入学定員:募集人員は各選抜区分で募集する人数、入学定員は学科として1学年に受け入れる人数。情報科学部情報科学科の入学定員は180人で、一般選抜前期115人・後期15人・推薦型Ⅰ型45人・総合型Ⅱ型5人などに配分されている。合格者数は追加合格を含むため募集人員と一致しないことがある。















推薦型Ⅰ型で45人も入るのなら、一般選抜の枠はかなり少ないということですか?















少ないというより「一般選抜だけが入口ではない」と考えてください。一般選抜の前期115人と後期15人を合わせた130人が、定員180人のうち約7割です。残りの約3割は推薦型と総合型で埋まります。高校3年の秋までに評定や活動実績が整うなら推薦型Ⅰ型も現実的な選択肢ですし、そうでないなら前期日程に集中するのが自然です。まず自分がどのルートで出願できるのかを確定させましょう。
一般選抜の対策を始める前に、学校推薦型選抜Ⅰ型の出願要件を高校の先生に確認してください。共通テストを課さない選抜が使えるかどうかで、高校3年の秋以降の時間配分が大きく変わります。
2026年度の倍率|前期A型1.4倍・B型2.0倍・後期2.0倍
広島大学公式の令和8年度入試結果から、情報科学部の一般選抜を区分ごとに分解します。前期日程はA型が志願55人・受験53人・合格38人、B型が志願191人・受験185人・合格91人でした。後期日程は志願104人・受験30人・合格15人です。受験者数を合格者数で割った実質倍率は、前期A型が1.4倍、前期B型が2.0倍、後期が2.0倍。前期日程全体では1.8倍、後期を含めた学部合計では志願350人・受験268人・合格144人で1.9倍となります。
| 区分 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 前期日程 A型 | 55人 | 53人 | 38人 | 1.4倍 |
| 前期日程 B型 | 191人 | 185人 | 91人 | 2.0倍 |
| 前期日程 計 | 246人 | 238人 | 129人 | 1.8倍 |
| 後期日程 | 104人 | 30人 | 15人 | 2.0倍 |
| 一般選抜 学部計 | 350人 | 268人 | 144人 | 1.9倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。本稿の倍率はすべて広島大学公式の入試結果に基づく実質倍率で、合格者数には公式表の注記どおり追加合格者が含まれる。
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を募集人員で割った倍率。情報科学部の後期日程は募集15人に志願104人なので志願倍率は約6.9倍になるが、実際に受験したのは30人で実質倍率は2.0倍だった。この差が大きいほど、志願倍率だけを見て難易度を判断する危険が大きくなる。















後期日程は志願104人なのに受験30人まで減っています。これはどう読めばいいのでしょうか?















国公立大学の後期日程では珍しくない現象です。前期日程で合格が決まった人や、共通テストの結果を受けて出願を取り下げた人は後期を受験しません。情報科学部の後期は志願者の約7割が受験に来ていない計算になります。だから「志願104人だから約7倍の激戦」と考えるのは誤りで、実際の競争は受験30人・合格15人の2.0倍です。前期日程は志願246人に対して受験238人なので、こちらはほぼ全員が受験に来ています。
この章で押さえるべき行動は一つです。倍率をメモするときは、必ず「年度・日程・受験区分・志願者数・受験者数・合格者数」をセットで記録してください。情報科学部のように前期がA型とB型に分かれ、後期の受験率が大きく下がる学部では、数字を一つだけ切り出すと必ず判断を誤ります。なお2026年度の情報科学部は前期1.8倍・後期2.0倍でしたが、広島大学が公表している競争率推移を見ると令和3年度は前期2.5倍・後期2.2倍、令和7年度は前期2.2倍・後期1.2倍と年度ごとに動いています。単年度の倍率を固定的な難易度として扱わないことも重要です。
A型とB型は何が違う?2,200点満点の配点で比較する
広島大学の令和9年度入学者選抜に関する要項によると、情報科学部の前期日程に出願する人は出願時にA型かB型のどちらか一方を選びます。どちらも配点合計は2,200点で、共通テスト1,000点と個別テスト1,200点という枠組みも同じです。違うのは二か所だけ。共通テストの地歴・公民と理科の科目数と、個別テストの数学に数学Ⅲが入るかどうかです。A型は地歴・公民から2科目で200点、理科は基礎科目1つまたは発展科目2つで100点。B型は地歴・公民から1科目で100点、理科は発展科目2つで200点です。
| 項目 | A型 | B型 |
|---|---|---|
| 共通テスト 国語 | 200点 | 200点 |
| 共通テスト 地歴・公民 | 2科目で200点 | 1科目で100点 |
| 共通テスト 数学 | 200点 | 200点 |
| 共通テスト 理科 | 基礎1つまたは発展2つで100点 | 発展2つで200点 |
| 共通テスト 外国語 | 200点 | 200点 |
| 共通テスト 情報Ⅰ | 100点 | 100点 |
| 個別テスト 数学 | 数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数C/800点 | 数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B・数C/800点 |
| 個別テスト 外国語 | 400点 | 400点 |
| 科目数の表記 | 6又は7教科8又は9科目 | 6教科8科目 |
| 配点合計 | 2,200点 | 2,200点 |
教科ごとに合計すると、A型は数学1,000点・外国語600点・国語200点・地歴公民200点・理科100点・情報100点。B型は数学1,000点・外国語600点・国語200点・地歴公民100点・理科200点・情報100点です。どちらの区分でも数学が2,200点中1,000点を占め、外国語と合わせると1,600点、つまり全体の約7割が数学と英語で決まります。情報科学部という名前から情報Ⅰの比重が大きいと想像しがちですが、前期日程における情報Ⅰは100点にとどまります。
📚 用語解説
A型・B型:広島大学情報科学部の前期日程で出願時に選ぶ受験区分。公式要項は「この区分は,本学受験上の区分であり,高等学校等におけるいわゆる文科系,理科系の区分とは異なります」と明記している。合否は区分に関係なく総合点で判定され、入学後の教育プログラム配属にも関係しない。















A型は数学Ⅲが要らないのですね。それならA型のほうが楽に見えますが、どう選べばいいですか?















楽かどうかではなく、2,200点の総合点をどちらで高くできるかで選んでください。A型は個別数学に数学Ⅲが入らない代わりに、共通テストで地歴・公民を2科目そろえる必要があります。B型は地歴・公民が1科目で済む代わりに、共通テストの理科を発展2科目、個別で数学Ⅲまで仕上げる必要があります。負担が消えるのではなく、負担の置き場所が変わるだけです。2026年度の実績でも、合格最低点はA型1,297点、B型1,292点とわずか5点差でした。
公式要項は「A型又はB型のいずれか一方を出願時に選択してください」としています。地歴・公民を2科目そろえるのか、理科の発展2科目と数学Ⅲを仕上げるのかは、高校3年の学習計画そのものを左右します。出願直前ではなく、遅くとも高校3年の夏までに方針を決めてください。なお本稿は令和9年度の入学者選抜に関する要項に基づいており、一般選抜の学生募集要項は別途公表されます。最終確認は必ず出願年度の公式要項で行ってください。
後期日程は共通テスト3教科4科目+面接|情報Ⅰが400点
情報科学部の後期日程は、前期日程とはまったく別の試験だと考えたほうが正確です。令和9年度の要項によると、後期日程の配点合計は1,700点。その内訳は共通テストが数学800点・外国語400点・情報Ⅰ400点の1,600点で、個別テスト等は面接100点だけです。共通テストで使うのは3教科4科目のみ、国語も理科も地歴・公民も使いません。前期日程で6教科8科目前後を求められるのとは、必要な準備の形が大きく異なります。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 実施日 | 2月25日 | 3月12日 |
| 配点合計 | 2,200点 | 1,700点 |
| 共通テストの配点 | 1,000点 | 1,600点 |
| 共通テストの科目 | 6又は7教科8又は9科目(A型)/6教科8科目(B型) | 3教科4科目 |
| 共通テスト 数学 | 200点 | 800点 |
| 共通テスト 外国語 | 200点 | 400点 |
| 共通テスト 情報Ⅰ | 100点 | 400点 |
| 個別テスト等 | 数学800点・外国語400点 | 面接100点 |
| 共通テストが占める割合 | 約45% | 約94% |
数字で見ると後期日程の性格がはっきりします。総合点1,700点のうち1,600点、およそ94%が共通テストの得点です。個別テストは面接100点のみで、要項には「科学技術への関心や論理的思考力,学習意欲,適性などに関して総合的に評価します(点数化して評価)」と記載されています。そして情報Ⅰの配点は400点。前期日程の100点に対して4倍です。共通テストで情報Ⅰを取り切れるかどうかが、後期日程では前期とは比較にならない重みを持ちます。
📚 用語解説
情報Ⅰ:2025年度入試から大学入学共通テストに加わった教科「情報」の科目。広島大学情報科学部では前期日程の配点が100点、後期日程の配点が400点と、日程によって重みが4倍変わる。後期日程を視野に入れるなら、情報Ⅰを主要教科と同じ扱いで対策する必要がある。















後期は科目が3教科4科目だけなら、前期より準備が軽くて済みそうに思えます。















科目数は少なくても、要求される精度は上がります。共通テストが総合点の約94%を占めるので、共通テストで取りこぼした点を個別試験で挽回する余地がほとんどありません。実際、2026年度の後期日程の合格最低点は総合1,700点満点で1,377点、共通テスト1,600点満点で1,308点でした。共通テストの3教科4科目で8割を超える精度が要る計算です。後期は「科目が少ない代わりに失点が許されない試験」だと理解してください。
後期日程では情報Ⅰが400点、数学が800点、外国語が400点です。情報Ⅰを直前の詰め込みで済ませる計画のままでは、配点の4分の1近くを不安定なまま本番に持ち込むことになります。前期を主軸にする人でも、後期を出願候補に残すなら情報Ⅰの学習を後回しにしない設計が必要です。
合格最低点と得点率|前期は約59%、後期は約81%
広島大学は令和8年度の入試結果で、合格者の最高・平均・最低得点を配点とセットで公表しています。前期日程はA型が総合2,200点満点で最高1,646点・平均1,454.8点・最低1,297点、B型が最高1,649点・平均1,402.2点・最低1,292点でした。後期日程は総合1,700点満点で最高1,499点・平均1,419.3点・最低1,377点です。なおこの得点表の数値には追加合格者が含まれていません。
| 区分 | 配点 | 最高 | 平均 | 最低 | 最低点の得点率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前期A型 総合点 | 2,200点 | 1,646点 | 1,454.8点 | 1,297点 | 約59% |
| 前期A型 共通テスト | 1,000点 | 794点 | 681.1点 | 604点 | 約60% |
| 前期A型 個別テスト | 1,200点 | 968点 | 773.7点 | 648点 | 約54% |
| 前期B型 総合点 | 2,200点 | 1,649点 | 1,402.2点 | 1,292点 | 約59% |
| 前期B型 共通テスト | 1,000点 | 852点 | 704.7点 | 590点 | 約59% |
| 前期B型 個別テスト | 1,200点 | 884点 | 697.4点 | 504点 | 約42% |
| 後期 総合点 | 1,700点 | 1,499点 | 1,419.3点 | 1,377点 | 約81% |
| 後期 共通テスト | 1,600点 | 1,436点 | 1,357.6点 | 1,308点 | 約82% |
| 後期 個別テスト(面接) | 100点 | 95点 | 61.7点 | 35点 | 約35% |
得点率は本稿が「公式の最低点÷公式の配点」で計算した値です。ここから読み取れることは三つあります。第一に、前期日程はA型とB型で合格最低点がほぼ同じでした。1,297点と1,292点の差は5点、2,200点満点に対して0.3%未満です。区別なく総合点で判定するという公式の判定基準が、結果にそのまま現れています。第二に、前期の個別テストは最低点の得点率がA型約54%・B型約42%と低く、記述式の個別数学と英語で満点近くを取らなければ届かない試験ではありません。第三に、後期日程は総合で約81%、共通テストだけで約82%が必要で、前期とは求められる精度がまったく違います。















前期の合格最低点が2,200点中1,297点なら、6割弱でいいということですか?















「6割弱で受かる試験もある」ではなく「6割弱を全教科で安定して積み上げる試験」と捉えてください。前期A型の共通テストの最低点は1,000点中604点、個別テストは1,200点中648点でした。どちらも半分は超えています。つまり共通テストで大きく崩れた人が個別だけで逆転した記録ではなく、両方をそれなりに揃えた人が合格ラインに並んでいるということです。得意科目で稼ぐより、数学1,000点と外国語600点という重い教科で失点を減らすほうが確実です。
広島大学の中で情報科学部1.9倍はどの位置か
情報科学部の実質倍率1.9倍が高いのか低いのかは、同じ年度・同じ一般選抜の他学部と並べないと判断できません。広島大学の令和8年度一般選抜(前期・後期合算)を学部単位で見ると、全学の合計は志願5,712人・受験4,311人・合格2,328人で実質倍率1.9倍でした。情報科学部の1.9倍はちょうど全学平均と同じ水準です。もっとも低いのは文学部の1.3倍、もっとも高いのは歯学部の2.8倍で、情報科学部はその中間に位置します。
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 総合科学部 | 340人 | 249人 | 139人 | 1.8倍 |
| 文学部 | 261人 | 171人 | 128人 | 1.3倍 |
| 教育学部 | 861人 | 651人 | 377人 | 1.7倍 |
| 法学部 | 315人 | 301人 | 172人 | 1.8倍 |
| 経済学部 | 575人 | 358人 | 200人 | 1.8倍 |
| 理学部 | 576人 | 404人 | 250人 | 1.6倍 |
| 医学部 | 579人 | 535人 | 213人 | 2.5倍 |
| 歯学部 | 500人 | 289人 | 103人 | 2.8倍 |
| 薬学部 | 184人 | 145人 | 60人 | 2.4倍 |
| 工学部 | 1,053人 | 830人 | 466人 | 1.8倍 |
| 生物生産学部 | 118人 | 110人 | 76人 | 1.4倍 |
| 情報科学部 | 350人 | 268人 | 144人 | 1.9倍 |
| 全学合計 | 5,712人 | 4,311人 | 2,328人 | 1.9倍 |
- 工学部: 受験830人と最大
ただし学部間の比較は、志望を決めるための材料としては限界があります。学部ごとに指定科目も配点も違い、後期日程を実施していない学部もあるからです。実際、法学部・医学部・生物生産学部は令和8年度に後期日程を実施していません。倍率の低い学部へ乗り換えても、必要な科目が変われば準備はゼロからやり直しになります。12学部を横並びで序列化した見方は広島大学で入りやすい学部は?12学部の倍率ランキングと偏差値の正しい使い方で詳しく整理しているので、学部選びそのもので迷っている段階の人はそちらを先に読んでください。本稿は情報科学部を受けると決めた人が、どの日程・どの区分で戦うかを決めるための記事です。















前半で偏差値52.5という数字が出てきましたが、学部を比べるときも偏差値だけを見ればいいのでしょうか。















パスナビ掲載の河合塾データで大まかな位置をつかむには使えますが、それだけで十分ではありません。偏差値は模試を実施する事業者が受験者集団から算出する相対指標で、大学自身が定める合格基準そのものではないからです。情報科学部を受けると決めているなら、偏差値で位置を確認したあとは配点で測るほうが正確です。共通テスト1,000点と個別1,200点の中で自分が何点取れるかを、公式の合格最低点と同じ物差しで比べてください。12学部の偏差値を横並びで比較する詳しい解説は、先ほど紹介した学部横断の記事で行っています。
学部を比べるのは志望を固める前までです。情報科学部に決めたあとで他学部の倍率を見続けても、2,200点の配点に対する自分の得点は1点も上がりません。決めたら比較をやめて、数学1,000点と外国語600点の積み上げに時間を使ってください。
情報科学部のプログラム制|A型・B型は配属に関係しない
広島大学情報科学部は2018年に新設された、広島大学で最も新しい学部です。学科は情報科学科の1学科のみで、入試の段階では学科やプログラムを選びません。入学後に、広島大学公式サイトが示すとおり「計算機科学プログラム」「データ科学プログラム」「知能科学プログラム」の3つのプログラムに分かれます(令和4年度以降の入学生が対象。令和3年度以前の入学生は情報科学プログラム)。志望校選びの段階で「どのプログラムを受験するか」を決める必要はありません。
| 段階 | 決まること | 受験生がやること |
|---|---|---|
| 出願時 | 前期A型・前期B型・後期のいずれかを選ぶ | 配点と自分の得点構造で区分を選ぶ |
| 合否判定 | 前期はA型・B型の区別なく総合点で判定 | 区分ではなく総合点を上げることに集中する |
| 入学時 | 情報科学科の1学科として入学する | 学科選択の判断は不要 |
| 入学後 | 3つのプログラムのいずれかへ分かれる | 入学後の学びで方向を決める |
ここで受験生が誤解しやすいのが、A型・B型という区分の意味です。令和9年度の要項は備考で「この区分は,本学受験上の区分であり,高等学校等におけるいわゆる文科系,理科系の区分とは異なります。また,入学後の教育プログラムの配属にも関係しません」と明記しています。つまりA型で入学したから計算機科学へ、B型だからデータ科学へ、といった対応は存在しません。A型・B型は共通テストの選択科目と個別数学の範囲を変えるための、入試上の枠にすぎないのです。
📚 用語解説
プログラム制:広島大学が採る教育制度で、学生は学科ではなくプログラム単位で専門を学ぶ。情報科学部では令和4年度以降の入学生を対象に計算機科学プログラム・データ科学プログラム・知能科学プログラムの3つが置かれている。入試のA型・B型の区分は、このプログラム配属とは関係しない。















データ科学をやりたい場合、入試で有利になる選び方はありますか?















入試の時点で有利になる選び方はありません。プログラム配属は入学後に決まり、A型・B型の選択とは無関係だと公式に明記されているからです。やりたい分野が決まっているなら、その気持ちは入学後の学びに取っておいて、受験では2,200点の総合点を最大化することだけを考えてください。逆に言えば、まだ専門分野を絞り切れていなくても情報科学部を志望して構わない、ということでもあります。
A型・B型は「どの科目で2,200点を取りにいくか」という戦術の選択です。将来の専門分野やプログラム配属とは切り離し、共通テストの地歴公民・理科の科目数と、個別数学に数学Ⅲが入るかどうかだけで判断してください。
現役と既卒の比率から見る、準備の順番
広島大学は合格者・受験者を高等学校の卒業年度別に公表しています。情報科学部の前期日程は、合格者129人のうち令和7年度卒(現役)が100人で77.5%、令和6年度卒が28人で21.7%、令和5年度以前が1人で0.8%でした。受験者238人のうち現役は187人で78.6%です。一方で後期日程は、合格者15人のうち現役が9人で60.0%、令和6年度卒が5人で33.3%、令和5年度以前が1人で6.7%。受験者30人のうち現役は23人で76.7%でした。
| 日程 | 対象 | 現役(令和7年度卒) | 令和6年度卒 | 令和5年度以前卒 |
|---|---|---|---|---|
| 前期日程 | 合格者129人 | 100人(77.5%) | 28人(21.7%) | 1人(0.8%) |
| 前期日程 | 受験者238人 | 187人(78.6%) | 44人(18.5%) | 6人(2.5%) |
| 後期日程 | 合格者15人 | 9人(60.0%) | 5人(33.3%) | 1人(6.7%) |
| 後期日程 | 受験者30人 | 23人(76.7%) | 6人(20.0%) | 1人(3.3%) |
注目したいのは後期日程です。受験者の76.7%が現役だったのに対し、合格者では現役が60.0%まで下がり、既卒者の割合が上がっています。前期日程では受験者の現役比率78.6%と合格者の77.5%がほぼ変わらないので、この差は後期日程に特有です。共通テストが総合点の約94%を占め、3教科4科目で8割超の精度が求められる試験では、共通テストを一度経験している既卒者が相対的に力を発揮しやすいと考えられます。現役生が後期を狙うなら、共通テストの精度を早い段階から作り込む必要があります。















現役だと後期は不利ということでしょうか。前期一本に絞ったほうがいいのですか?















不利と決めつける必要はありませんが、後期は共通テストの精度が結果を決める試験だと理解して準備してください。現役生でも共通テストの数学・外国語・情報Ⅰで8割を安定して取れる状態を作れば、後期は十分に戦えます。むしろ問題は、前期対策の延長で後期を「余った枠」として扱ってしまうことです。後期は国語も理科も使わない別の試験なので、出願候補に残すなら共通テストの3教科4科目に絞った仕上げを別途組む必要があります。
広島大学情報科学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。広島大学情報科学部を狙うなら、授業を受けて理解した気になるだけの「普通の対策」では届きません。前期日程は2,200点満点のうち数学が1,000点、外国語が600点を占め、合格最低点はA型1,297点・B型1,292点。共通テストで1,000点中600点前後、個別テストで1,200点中500〜650点前後を両方そろえた人が合格ラインに並んでいます。後期日程に至っては共通テストが総合点の約94%を占め、3教科4科目で8割超が要ります。必要なのは情報を集めることではなく、この配点に合わせて毎日の勉強量を決め、実行し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、A型とB型の判断まで背負い込むことになる
公式要項も過去問も自分で手に入ります。しかし、共通テストの地歴・公民を2科目そろえるA型でいくのか、理科の発展2科目と個別の数学Ⅲを仕上げるB型でいくのかを、自分の得点構造から判断し、決めた後も毎日の演習量を管理し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に出ます。
映像授業・アプリだけでは、配点に合わせた優先順位がつかない
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に数学の途中式のどこで落としたか、英語のどの段落を読み違えたかまで毎回確認する仕組みではありません。情報科学部の前期は数学1,000点・外国語600点で全体の約7割が決まります。万人向けの講義を順番に消化するだけでは、この重い2教科へ時間を寄せる判断が後回しになります。
集団授業の大手予備校では、A型志望とB型志望に同じ密度で対応できない
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱います。数学Ⅲを仕上げなければならないB型志望と、地歴・公民を2科目そろえるA型志望では、高校3年の秋以降にやるべきことが違います。前期の合格最低点が2,200点中1,297点という、全教科で6割弱を積み上げる試験では、自分だけに残った失点を埋めるための個別の計画が要ります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行までは追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テストの6教科8科目前後を毎日どう回したか、情報Ⅰをいつ積み上げたかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。















教材の種類より、配点に合わせて毎日何をやるかを決め続けられるかが大事なのですね。















そのとおりです。広島大学が公表している配点も合格最低点も、誰でも同じものを読めます。差がつくのは、その情報を「今日は数学を何問、英語を何分、情報Ⅰをどこまで」という具体的な行動に変えて、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾はそこを1日単位で設計し、毎週の確認までつなげます。
だからこそ、広島大学情報科学部を本気で狙うなら、公式データを読むところで止めず、2,200点の配点を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、広島大学情報科学部の公式配点と、いまの答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、情報科学部の対策へどう接続するかを整理します。















管理されるといっても、広島大学情報科学部向けには具体的に何が変わるのでしょうか?















数学1,000点・外国語600点という重い教科から先に埋める順番を決め、A型かB型かに応じて地歴公民の2科目か理科の発展2科目と数学Ⅲかを計画に組み込みます。そのうえで「今日は何をどこまで」を数値で示し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ区分と自分の失点に合わせて毎日の行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
広島大学情報科学部の2,200点の配点に合わせ、数学1,000点と外国語600点をどの順でどれだけ積むかを1日単位の実行量へ落とします。何をやるか迷う時間を減らし、演習と復習に時間を回します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ情報科学部志望でも、A型で地歴・公民を2科目そろえる人と、B型で数学Ⅲまで仕上げる人ではやることが違います。公式要項と現在の得点を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストの情報Ⅰを後回しにせず、前期の個別数学・英語と並行して進めます。毎日の進捗と毎週の確認テストで、計画の遅れや同じ失点の繰り返しを早い段階で修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
個別テストの数学800点・外国語400点で何が足りないかを答案から見抜くには、指導者側にも国公立入試への理解が要ります。採用率0.6%を通過した専属講師が、改善点を行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、情報科学部の前期A型・B型と後期の3教科4科目を一つの計画にまとめられます。総合型選抜や英語資格の対策とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、A型とB型のどちらを軸にするか、後期を出願候補に残すかといった段階から相談できます。入会前に管理の方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、広島大学情報科学部のA型・B型のどちらを軸にするか、共通テストと個別テストのどの教科から整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
広島大学情報科学部の区分選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|情報科学部は日程と区分を分けて数字を読む
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 偏差値 | 広島大学全体45.0〜65.0、情報科学部は52.5・共通テスト得点率67%〜80%(パスナビ掲載データ) |
| 2026年度の倍率 | 前期A型1.4倍・前期B型2.0倍・後期2.0倍、学部計1.9倍 |
| 前期の配点 | A型・B型とも2,200点満点。数学1,000点・外国語600点で約7割 |
| A型とB型の違い | 共通テストの地歴公民と理科の科目数、個別数学に数学Ⅲが入るかどうか |
| 合否判定 | 前期はA型・B型の区別なく総合点で判定。合格最低点はA型1,297点・B型1,292点 |
| 後期日程 | 1,700点満点で共通テストが約94%。3教科4科目+面接100点、情報Ⅰは400点 |
| 入学定員180人 | 一般選抜130人のほか、共通テストを課さない推薦型Ⅰ型が45人 |
| プログラム配属 | 入学後に3プログラムへ。A型・B型の選択とは関係しない |
| 最初の行動 | 前期A型・前期B型・後期のどれで戦うかを配点から決める |















倍率だけを探していたときより、何を先にやればいいかがはっきりしました。















それがこの記事の目的です。情報科学部は、前期のA型とB型、そして後期という三つの入口がそれぞれ違う配点を持っています。倍率という一つの数字で全体を語ろうとすると必ずズレます。まず配点を確定し、自分の得点を同じ物差しに乗せ、数学1,000点と外国語600点という重い教科から埋める。この順番を守れば、曖昧な不安は具体的な学習計画になります。
最後に一つだけ注意点です。本稿の倍率と得点は令和8年度の入試結果、科目と配点は令和9年度の入学者選抜に関する要項に基づいています。一般選抜の学生募集要項は別途公表されるため、出願前には必ず広島大学の公式サイトで最新の要項を確認し、選択科目の条件まで自分で照合してください。第三者サイトの推計値や古い年度の倍率を一つだけ見て結論を出さないことが、合格可能性を最も確実に高める進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 偏差値 | パスナビ掲載の河合塾データ(更新日2026-09-09) |
| 倍率 | 2026年度の日程・区分別の実質倍率 |
| 配点とA型B型 | 2,200点満点の配点比較 |
| 後期日程 | 3教科4科目+面接の構成 |
| 合格最低点 | 得点率で見る合格ライン |
| プログラム制 | 入学後の配属とA型B型の関係 |
Q. 広島大学情報科学部の偏差値はいくつですか?
A. 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)によると、情報科学部の偏差値は52.5、共通テスト得点率は67%〜80%です。前期A型・B型はどちらも偏差値52.5・共通テスト得点率67%で、後期日程は共通テスト得点率80%のみが掲載されています。なお広島大学全体の偏差値帯は45.0〜65.0です。
Q. 広島大学情報科学部の2026年度の倍率は何倍でしたか?
A. 一般選抜の実質倍率は、前期日程A型が1.4倍(受験53人・合格38人)、前期日程B型が2.0倍(受験185人・合格91人)、後期日程が2.0倍(受験30人・合格15人)でした。前期日程全体では1.8倍、後期を含めた学部合計では志願350人・受験268人・合格144人で1.9倍です。広島大学全学の一般選抜合計も1.9倍なので、情報科学部は全学平均と同じ水準でした。
Q. 情報科学部のA型とB型は何が違うのですか?
A. 違いは二か所です。共通テストの地歴・公民はA型が2科目で200点、B型が1科目で100点。理科はA型が基礎科目1つまたは発展科目2つで100点、B型が発展科目2つで200点です。さらに個別テストの数学は、A型が数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数C、B型はこれに数Ⅲが加わります。配点合計はどちらも2,200点で同じです。
Q. A型のほうが倍率が低いので、A型で出願したほうが有利ですか?
A. 有利にはなりません。広島大学の令和9年度入学者選抜に関する要項は、前期日程について「A型・B型の区別なく,大学入学共通テスト及び個別テストの総合点で判定します」と明記しています。実際、2026年度の合格最低点はA型1,297点・B型1,292点とほぼ同じでした。選ぶ基準は倍率ではなく、どちらの科目構成で総合点を高くできるかです。
Q. 情報科学部の後期日程はどのような試験ですか?
A. 配点合計1,700点で、共通テストが数学800点・外国語400点・情報Ⅰ400点の計1,600点、個別テスト等は面接100点のみです。共通テストで使うのは3教科4科目だけで、国語・理科・地歴公民は使いません。共通テストが総合点の約94%を占めるため、共通テストの精度がそのまま結果に直結します。
Q. 合格最低点はどのくらいですか?
A. 2026年度の前期日程は、A型が2,200点満点で1,297点、B型が1,292点でした。得点率にすると、いずれも約59%です。後期日程は1,700点満点で1,377点、得点率は約81%。得点率は公式の最低点を公式の配点で割った本稿の算出値です。なお公式の得点表には追加合格者が含まれていません。
Q. 入試のA型・B型は入学後のプログラムと関係しますか?
A. 関係しません。令和9年度の要項は「入学後の教育プログラムの配属にも関係しません」と明記しています。情報科学部は情報科学科の1学科で入学し、入学後に計算機科学プログラム・データ科学プログラム・知能科学プログラムのいずれかへ分かれます(令和4年度以降の入学生)。
Q. 一般選抜以外に情報科学部へ入るルートはありますか?
A. あります。2026年度は入学者185人のうち45人が学校推薦型選抜Ⅰ型(地方創生枠)でした。これは大学入学共通テストを課さない選抜で、広島大学では情報科学部情報科学科だけが実施しています。一般枠30人・女子枠15人の募集で、志願87人・合格45人でした。出願には高等学校長の推薦が必要なので、まず高校に確認してください。
Q. 情報科学部志望なら、プログラミングを先に勉強しておくべきですか?
A. 一般選抜の対策としては、公式に課される科目が優先です。前期日程は2,200点のうち数学が1,000点、外国語が600点を占めます。後期日程でも数学800点・外国語400点・情報Ⅰ400点です。プログラミングへの関心は入学後の学びに活きますが、合否を決める試験科目の得点づくりとは分けて考えてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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