法政大学専門塾/予備校HO-PASSの代表菅澤です。
このページでは、法政大学経済学部の英語の入試問題の傾向や特徴を解説しております。
法政大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。
法政大学経済学部に合格したい方は「英語」という科目の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。
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法政大学経済学部とは
法政大学経済学部についての情報は別途コチラに記載しております。
法政大学経済学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。
法政大学経済学部「英語」の前提情報
試験時間 | 90分 |
大問数 | 4題 |
解答形式 | マークシート式 |
頻出単元 | 論説文 |
同じ法政大学といえども各学部ごとに出題形式や傾向は大きく異なります。
この記事で扱う法政大学経済学部の英語は、上記の通り試験時間は90分・大問数は4題で、全問マークシート式の問題です。
つまり法政大学経済学部の英語は記述解答を求められることが一切ありません。
そのため、主に国公立を中心とした大学入試英語で問われることの多い英文和訳問題や英作文問題などの対策は、それほど行う必要がないと言えます。
しかし、記述がないからと言って問題の難易度が低いというわけではありませんし、出題の傾向なども知っておかなければ解くのが困難になる可能性もあります。
90分間あると聞くと比較的時間に余裕があるように感じられるかもしれませんが、しっかりと時間配分をしたうえで臨まなければ、最後まで解き終えることができずに時間切れとなってしまうことも十分に考えられるため、気を抜かないようにしてください。
そして、同じ法政大学経済学部といっても、経済学科は他の二つの学科とは問題が異なっています。
詳しくは後述しますので、自分の受ける学科の傾向を掴むようにしてください。
単体の文法問題や、インタビュー形式の長文問題も出題されますので、どのような問われ方をしても解答できるように、様々な形式の問題を解いておくことをお勧めします。
法政大学経済学部「英語」の傾向
それでは、法政大学経済学部「英語」の特徴・傾向を見ておきましょう。
法政大学経済学部の英語の問題では、先ほども触れたとおり記述問題が出題されません。
しかし、どのような問われ方をしても、難なく解答できるように気を抜かずに日々学習しておきましょう。
それでは具体的にどのような問題が出題されているのかを以下で見ていきましょう。
法政大学経済学部の問題は、大きく分けて3つ(経済学科は4つ)の問題が存在します。
■短文の空欄補充問題
■本文との内容合致問題
■類似意味選択問題
■長文中の語句挿入問題(経済学科のみ)
それではそれぞれ一つずつ、具体的な問題の内容とその対策の仕方を見ていきましょう。
■短文の空欄補充問題
例:
「短文の空欄補充」の問題は文法の問題集などでよくある出題のされ方で、短文の空欄の中に選択肢から適切なものを選んで解答する形式の問題のことです。
この問題は、正しい文法の理解を問うものですが、受験生であれば文法問題で点数を落としてしまうというのは避けたいところです。
この問題は、誰もが一度は解いたことのある文法問題の王道の形式であると言えるでしょう。
この記事で紹介している法政大学経済学部の場合は大問Ⅰで出題されているので、早めに解き終えて次の大問から始まる長文問題に時間を使いたいところです。
難易度も標準的なので、法政大学を志望するレベルの受験生であればまず間違えることはないと考えてよいでしょう。
そのため、少しの間違いが他の受験生に差をつけられる要因にもなりかねません。
日頃の文法学習で基盤を固めるだけでなく、試験本番でも決して侮らずに慎重に解くことで、満点を狙うようにしましょう。
■本文との内容合致問題
例:
「本文との内容合致」の問題は、上の画像のように複数個設けられた選択肢の中から本文の内容と矛盾がないものを選択し解答する問題です。
この問題は、たいてい長文問題の最後の問いとなっており、下線等も引かれていないので、長い本文の中から解答根拠を探し出さなければならず、時間を取られてしまいがちです。
試験の場でも、この問題に時間がかかってしまい最後まで解き終えることができなかったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
その対策としては、本文を読み始める前に問題の選択肢を先に見ておくことが挙げられます。
とは言っても選択肢の全文を暗記しておくことは不可能なので「数値」や「固有名詞」、「セリフ」など、特徴的な部分にのみ焦点を当てて、それらを頭に入れながら本文を読んでいくようにしてください。
そして、それらに関連することが本文中に出てきた段階で、選択肢の文と見比べて合致しているか否かを見極めるようにしましょう。
そうすることで、何度も本文と問題を行き来する必要がなくなり、効率よく解答を導き出せるようになるはずです。
今までこの類の問題をうまく解けなかった人はぜひこのやり方を試してみてください。
■類似意味選択問題
例:
「類似意味選択」の問題は下線が引かれた箇所と類似している意味の選択肢を選び、解答する問題のことです。
上側の画像のように単語に下線が引かれ、本文中でのその単語の意味を聞かれる場合もあれば、文の一部に下線が引かれ、その意味を問われる場合もあります。
この問題では、本文中のどこかに下線が引かれるのですが、引かれる箇所は多岐にわたります。
単語やフレーズ、文章など様々です。
しかし、それらの間には「必ず本文中にある」という共通点が存在します。
つまり、どんな問い方をされても本文の内容さえ理解してしまっていれば正答を導くのはそれほど難しいことではありません。
必ず本文中に解答の手掛かりとなる部分があるので、見落とさないようにしましょう。
具体的には、下線部の前後から探していくと見つかりやすいと思います。
■長文中の語句挿入問題(経済学科のみ)
例:
「長文中の語句挿入」の問題は、上の画像のように長文の中の一部が4択になっており適切なものを選択して解答する形式の問題です。
一見すると、見慣れない形であるため不気味ですが、長文中の空欄に選択肢から解答を選ぶ問題と大きな違いはないので、落ち着いて解きましょう。
なお、この形式は法政大学経済学部の中でも、経済学科のみのものです。
この問題で求められていることは、文法の知識をはじめ、語彙力や読解力など、英語を読んでいくうえでなくてはならないものの定着です。
問題数としては30問弱ほどありますが、それほど難易度が高いわけでもなく、長文もそれほど長いわけではないので、大問Ⅰの短文の空所補充問題と同様にあまり時間をかけずに終わらせてしまいたいところです。
短文のものとは違い、解答箇所があくまでも長文の中に設けられているため前後の文脈も存在しているという意識を持ちながら、慎重かつ丁寧に解いていきましょう。
法政大学経済学部「英語」の攻略法
続いて、法政大学経済学部の英語攻略法を記します。
ここに該当してない場合、合格は厳しいです。
しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。
該当していなかった方も是非この機会に以下の勉強方法を実践し、合格に近づくことができるように頑張ってみてください。きっと効果があるはずです。
❶英語の認識速度は0.1秒 英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ
法政大学経済学部英語攻略法1つ目、「英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ」ということです。
単語帳での学習を進める際に、多くの人が良くやってしまいがちなのが、英語とその横に書いてある日本語訳を結びつけて暗記する方法です。
もちろん最初の段階では英単語がどのような意味を持っているのかがわからないので、母国語での意味と結び付けて覚えることも必要なのですが、それだけで終わってしまっていては、いつまでも英語を読む速度は上がりませんし、試験時間内に解き終えることも難しくなってしまうかもしれません。
そうならないために、最終的には日本語を介さずに英語を見た瞬間にその意味が思い浮かぶようにしていただきたいのです。
例えば、appleという英単語を見たときに、頭の中でわざわざ日本語で「リンゴ」と変換せずとも、リンゴという果物のイメージが思い浮かびませんか?
helloと言われた時も、すぐにそれが挨拶であるとわかるはずです。
このような定着を単語帳に載っている単語に対してもできるようにしてください。
何度も繰り返し単語帳で学習することに加え、その英単語の意味を表すようなイラストを単語帳に描くなどすると覚えやすいと思います。
イラストはネットで英単語を画像検索すればいくつか出てくると思いますので、このような工夫をして英語を英語のまま理解できるようにしてください。
❷英文法は解説できるように 基礎的な英文法問題が出題されます。
法政大学経済学部英語攻略法2つ目、「英文法を解説する」ということです。
この記事で扱っている法政大学経済学部の英語の問題では大問Ⅰに英文法に関する問題が出題されており、経済学科に関しては大問Ⅱでも同じような問題が問われているので、比較的文法問題が多い学部であると言えます。
このように問題で直接問われることがなくとも、英文法は名前の通り、英文を構成している法則ですから、英語の試験である以上英文法の理解がなければ高得点を狙うことはできません。
もしこの法政大学経済学部以外の大学も受験するとしても、必ず英文法は完璧に仕上げておきましょう。
ではどの程度まで学習を進めることができれば、英文法の学習を完了したとみなして良いのでしょうか。
その答えは冒頭にもある通り「英文法を解説できる」段階まで達することです。
自分が解いた問題に対して、なぜ自分はこの解答を導いたのか、どうしてその他の解答では正答になり得ないのか、というところまで自分の言葉で解説できるようにしていただきたいのです。
それができるようになれば、十分に英文法を理解できていると考えてよいと思います。
なぜなら、どのような分野でも解説することは、それらについての知識や理解が十分になければできません。
つまり解説できることが、十分に文法を理解しているということの証だと言えるのです。
その段階まで学習を進めることができれば、英文法の問題はおろか、英語に取り組む中でもう文法事項でつまづくことはありません。
是非、英文法を解説できるようになるまでやりこんでみてください。
❸精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解
法政大学経済学部英語攻略法3つ目、「精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解」です。
最近では英語の長文読解の力を伸ばすうえで精読や音読が重要であるという話はそれほど珍しいものではなくなってきました。
しかし、そのように言われている本当の理由まで理解している人はそれほど多くないのではないでしょうか。
ではなぜ精読と音読をしなければならないのかについて説明していきます。
まず精読は英文の意味を正確に理解することを目的としています。
そのために、英文を丁寧に文法事項や構文にまで気を配りながら読んでいく方法を精読というのです。
問題演習の段階で、その問題の英文すべてを完全に理解できる人はかなり稀です。
普通は必ずどこかに意味が曖昧な表現や、よくわからなかった部分を残したまま解答を終えてしまっています。
精読をせずにそれらを放置しておけば、そこからは何も得られず、せっかく長文問題を解いても、英語の実力は伸びていきません。
そうならないように、解き終えた長文問題を精読し、長文の中で使われている表現や構文を完全に理解する必要があります。
そうすることで、自分がわからなかった箇所もわかるようになり、英語の成績も伸びていくはずです。
次に音読に関してですが、これは文字通り英文を音読することを言います。その際に、読む英文は必ず精読し終えたものを使うようにしてください。
精読し終え、完全に長文の内容や意味を理解している状態のものを音読することで、音読のスピードで長文が理解できるようになります。
10回前後を目安に繰り返し読むようにしてください。
さらに音読の際には日本語が介在しないので、英単語学習の方法を紹介している所でも少し触れた、英語を英語のまま理解するということの練習もできます。
精読と音読をしっかりやることで、どのような英文でも読み解くことのできる英語力を身につけましょう。
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