
香川大学法学部を調べると、後期日程が「8.2倍」と出てきて心臓が止まりそうになりました。前期は3.6倍らしいのですが、後期はそんなに厳しいのですか。合格最低点も知りたいです。














先に結論を言います。その8.2倍は志願者数を募集人員で割った「志願倍率」で、実際の競争率ではありません。2026年度の後期日程は志願287人に対して受験したのは93人、合格は39人。受験者を合格者で割った実質倍率は2.4倍で、前期の2.6倍よりむしろ低いです。ただし合格最低点は前期778.8点に対して後期824.8点と46点高い。倍率と最低点が逆を向く、これが香川大学法学部の一番おもしろいところです。この記事はその構造を、公式データだけで最後まで説明します。
香川大学法学部の情報を検索すると、「倍率」という言葉で複数の違う数字が並びます。志願倍率、受験倍率、競争率、実質倍率。どれも公式資料に載っている正しい数字ですが、計算のもとになる人数が違うため、同じ「倍率」として並べると判断を誤ります。とくに後期日程は、この違いがそのまま「怖さ」の錯覚を生みます。ここでは2026年度の香川大学入試実施結果、合格者得点状況一覧、学生募集要項という三つの公式資料だけを使い、法学部の前期と後期を分けて数字を並べ直します。大学全体でどの学部が狙い目かという話は別記事で扱っているので、本稿は法学部一本に絞ります。
目次
- 香川大学法学部の倍率と合格最低点【2026年度の実数で結論】
- 前期日程の実質倍率は2.6倍|志願271人から合格85人まで
- 後期日程の「志願倍率8.2倍」は実質2.4倍|受験率32%のからくり
- 前期と後期はどちらが通りやすいのか|倍率と最低点が逆を向く
- 香川大学法学部の配点は共通テスト900点+個別300点
- 合格最低点の得点率は前期64.9%・後期68.7%
- 共通テストと個別試験のどちらで差がつくか|合格者の得点内訳
- 香川大学の他学部と比べた法学部の位置|倍率2.5倍の意味
- 前期は数学か英語の1教科選択|法学部固有の準備の順番
- 香川大学法学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|香川大学法学部は日程ごとに数字を分けて読む
- よくある質問
香川大学法学部の倍率と合格最低点【2026年度の実数で結論】
| 知りたいこと | 2026年度の公式データ | 読み違えやすい点 |
|---|---|---|
| 前期日程の競争率 | 受験223人・合格85人で実質2.6倍 | 志願倍率3.6倍とは別の数字 |
| 後期日程の競争率 | 受験93人・合格39人で実質2.4倍 | 志願倍率8.2倍を競争率と思い込みやすい |
| 前期の合格最低点 | 778.8点/1200点(得点率64.9%) | 共通テストだけの点数ではない |
| 後期の合格最低点 | 824.8点/1200点(得点率68.7%) | 倍率は低いのに最低点は前期より46点高い |
| 配点 | 共通テスト900点+個別テスト300点=1200点 | 共通テストが総合点の75%を占める |
この表がこの記事の全体像です。香川大学法学部の一般選抜は、前期日程と後期日程で「競争の激しさ」と「必要な得点」が逆の向きに動きます。後期日程は、志願倍率だけを見れば前期の倍以上に厳しく見えます。ところが実際に試験会場へ来た人数で割り直すと、競争率は前期を下回ります。その代わり、合格するために必要な得点は前期より明確に高い。つまり後期は「人数の競争は緩いが、点数のハードルは高い」日程です。この非対称性を知らないまま志願倍率だけで後期を諦めたり、逆に「実質倍率が低いなら楽だ」と考えて準備を軽くしたりすると、どちらも判断を誤ります。














志願倍率と実質倍率は、そんなに違う数字になるものなのですか。どちらか片方だけ見ておけば十分な気もします。














香川大学法学部の後期日程では、志願倍率8.2倍に対して実質倍率2.4倍。3倍以上の開きがあります。片方だけ見て判断すると、この差がそのまま判断の誤差になります。志願倍率は「どれだけ人気があるか」、実質倍率は「実際にどれだけ選抜されたか」を表す数字です。出願を決めるときに必要なのは後者です。
前期の実数 → 後期の志願倍率のからくり → 前期と後期の比較 → 配点 → 合格最低点の得点率 → 共通テストと個別の内訳 → 他学部との位置関係 → 科目選択と準備の順、という流れで読むと、香川大学法学部の数字が一つの受験判断につながります。
前期日程の実質倍率は2.6倍|志願271人から合格85人まで
香川大学が公表した2026年度入試実施結果によると、法学部法学科(昼間コース)の前期日程は、募集人員75人に対して志願者271人、受験者223人、合格者85人でした。受験者を合格者で割った実質倍率は2.6倍です。ここで注目してほしいのは、志願者271人と受験者223人の差が48人しかないことです。出願した人のおよそ82%が実際に受験しています。前期日程は国公立大学の本命として出願する人が多いため、出願した時点の人数がほぼそのまま試験会場の人数になります。つまり前期については、志願者数から受ける印象と実際の競争の規模が、それほどずれません。
| 項目 | 2026年度 前期日程 | 意味 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 75人 | 大学が前期で採ると公表した人数 |
| 志願者数 | 271人 | 出願した人数 |
| 志願倍率 | 3.6倍 | 志願者数÷募集人員 |
| 受験者数 | 223人 | 実際に受験した人数(志願者の約82%) |
| 受験倍率 | 3.0倍 | 受験者数÷募集人員 |
| 合格者数 | 85人 | 募集人員75人より10人多い |
| 実質倍率 | 2.6倍 | 受験者数÷合格者数 |
| 入学手続者数 | 79人 | 実際に入学手続をした人数 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に試験を受けた人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が違う。本稿では香川大学公式の受験者数と合格者数から「受験者数÷合格者数」で算出し、前期2.6倍・後期2.4倍・学部合計2.5倍としている。
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を募集人員で割った倍率。香川大学の入試実施結果では「志願倍率(B/A)」として公表されている。人気の大きさを示す指標であり、実際に何人と何席を争ったかは表さない。














募集人員75人なのに、合格者は85人なのですね。10人多く出しているのはなぜですか。














国公立大学では、合格者の一部が他大学へ進学して辞退することを見込み、募集人員より多めに合格を出すのが一般的です。実際、前期の入学手続者は79人でした。合格85人に対して手続79人なので、6人分が他大学へ流れた計算になります。この「募集人員より合格者が多い」という事実は、受験生にとっては追い風です。募集人員75人という数字だけで席の数を数えると、実際より厳しく見積もることになります。
この章でやるべきことは、前期日程の数字を「募集人員75人」ではなく「受験223人・合格85人」で覚え直すことです。募集人員は大学が事前に公表する予定人数であり、実際の合格者数とは一致しません。香川大学法学部の前期は、2026年度に募集人員より10人多く合格を出しています。検索で出てくる「香川大学法学部 倍率 3.6倍」という数字は志願倍率であって、あなたが実際に置かれる競争の大きさは2.6倍です。この差を最初に整理しておくと、後期日程の数字を見たときに慌てずに済みます。
後期日程の「志願倍率8.2倍」は実質2.4倍|受験率32%のからくり
香川大学法学部の後期日程は、募集人員35人に対して志願者287人。志願倍率は8.2倍で、公式の入試実施結果にもその数字が載っています。ところが受験者数は93人しかいません。志願者のうち実際に試験を受けたのは32%、約3人に1人だけです。合格者は39人なので、実質倍率は93÷39で2.4倍。つまり「8.2倍」と「2.4倍」は、同じ後期日程を別の分母で測った数字です。後期日程で志願者の3分の2が消えるのは、前期日程で合格が決まった人が後期を受験しないからです。国公立大学の後期は前期の結果が出た後に実施されるため、出願時点の人数と受験時点の人数が大きくずれるのが構造上の特徴です。
| 指標 | 後期日程の数字 | 計算式 | 前期との違い |
|---|---|---|---|
| 志願倍率 | 8.2倍 | 志願287人÷募集35人 | 前期は3.6倍 |
| 受験倍率 | 2.7倍 | 受験93人÷募集35人 | 前期は3.0倍 |
| 実質倍率 | 2.4倍 | 受験93人÷合格39人 | 前期は2.6倍 |
| 受験率 | 約32% | 受験93人÷志願287人 | 前期は約82% |
📚 用語解説
受験倍率:受験者数を募集人員で割った倍率。香川大学の入試実施結果では「受験倍率(C/A)」として公表されている。法学部の後期日程は志願倍率8.2倍に対して受験倍率2.7倍で、出願者のうち実際に受験した人だけを見た場合の見え方が大きく変わる。














後期は3人に2人が受験しないのですか。それなら後期を出願しておくだけで得な気がします。














出願しておく価値はあります。ただ「人数の競争が緩い=合格しやすい」ではありません。後期を受験しに来るのは、前期でどこにも受からなかった層、つまり本気で最後の一枠を取りに来る受験生です。だから合格最低点は前期より46点高くなります。受験しない人が抜けた結果、残った93人の平均的な実力は前期より上がっている。倍率が下がっても、点数のハードルは上がる。これが後期の正体です。
後期日程を検討するなら、志願倍率8.2倍という数字は無視してかまいません。代わりに覚えるべきは「受験93人・合格39人・実質2.4倍」と「合格最低点824.8点(得点率68.7%)」の二つです。前者は競争の規模、後者は必要な学力の水準を表します。香川大学法学部の後期は、規模で怯むのではなく、点数で準備するべき日程です。
前期と後期はどちらが通りやすいのか|倍率と最低点が逆を向く
前期と後期を同じ表に並べると、香川大学法学部の構造がはっきりします。実質倍率は前期2.6倍・後期2.4倍で、わずかに後期のほうが低い。ところが合格最低点は前期778.8点・後期824.8点で、後期のほうが46点高い。得点率にすると64.9%と68.7%で、3.8ポイントの差です。合格者の平均点も前期819.2点・後期883.8点で、後期が64.6点高い。つまり後期日程は「席を争う相手の数は少ないが、その相手が強い」日程です。倍率が低いことを理由に後期を安全策として選ぶと、必要な得点水準を見誤ります。
| 比較項目 | 前期日程 | 後期日程 | 差 |
|---|---|---|---|
| 募集人員 | 75人 | 35人 | 前期が40人多い |
| 志願者数 | 271人 | 287人 | 後期が16人多い |
| 受験者数 | 223人 | 93人 | 前期が130人多い |
| 合格者数 | 85人 | 39人 | 前期が46人多い |
| 実質倍率 | 2.6倍 | 2.4倍 | 後期が0.2ポイント低い |
| 合格最低点 | 778.8点 | 824.8点 | 後期が46.0点高い |
| 合格者平均点 | 819.2点 | 883.8点 | 後期が64.6点高い |
| 個別テスト | 数学または英語 | 小論文 | 試験の形が違う |














合格者の平均点が64.6点も違うのですね。後期はやはり別の試験だと思ったほうがいいですか。














別の試験と考えるべきです。個別テストの形式も違います。前期は数学または英語から1教科を選んで解答し、後期は小論文です。同じ法学部でも、前期と後期では要求される能力が変わります。両方に出願する場合は、共通テストの得点を最大化したうえで、前期用の教科対策と後期用の小論文対策を並行させる必要があります。「前期がだめなら後期」と順番に考えると、後期の準備が間に合いません。
共通テストで70%前後を取れる見込みがあるか、前期の個別テストを数学と英語のどちらで受けるか、小論文で自分の主張を根拠つきで書き切れるか。この三つを自分の答案で確認してから、前期一本にするか後期も準備するかを決めてください。
香川大学法学部の配点は共通テスト900点+個別300点
2026年度学生募集要項によると、香川大学法学部法学科(昼間コース)の一般選抜は、前期日程も後期日程も大学入学共通テスト900点と個別テスト300点の合計1200点で判定します。共通テストが総合点の75%を占める配点です。共通テストの内訳は、国語200点、地理歴史100点、公民100点、数学が2科目で100点+100点、理科100点、外国語200点。外国語で英語を選んだ場合はリーディング160点・リスニング40点です。地理歴史から2科目を選ぶパターンでは地理歴史200点・公民なしという配分になります。そして重要なのが情報Ⅰの扱いで、香川大学法学部では情報Ⅰの得点を配点合計に含めません。ただし総合点が同点だった場合の順位決定に情報Ⅰの成績を使うと明記されています。
| 区分 | 教科・科目 | 配点 |
|---|---|---|
| 共通テスト | 国語 | 200点 |
| 共通テスト | 地理歴史 | 100点(2科目選択時は200点) |
| 共通テスト | 公民 | 100点 |
| 共通テスト | 数学(2科目) | 100点+100点 |
| 共通テスト | 理科 | 100点 |
| 共通テスト | 外国語 | 200点(英語はリーディング160・リスニング40) |
| 共通テスト | 情報Ⅰ | 配点合計に含めない(同点時の順位決定に使用) |
| 共通テスト | 小計 | 900点 |
| 個別テスト(前期) | 数学または外国語から1教科 | 300点 |
| 個別テスト(後期) | 小論文 | 300点 |
| 総合点 | 共通テスト+個別テスト | 1200点 |
📚 用語解説
傾斜配点:教科ごとに配点の重みを変える方式。香川大学法学部の共通テストでは国語と外国語が各200点、他教科が各100点となっており、国語と外国語の比重が2倍になっている。同じ1点を落とすにも、国語と外国語のほうが総合点に与える影響が大きい。














共通テストが75%も占めるということは、個別テストで逆転するのは難しいのでしょうか。














逆転が不可能なわけではありませんが、確率は低いと考えてください。個別テストは300点満点で、前期の合格者でも最高261点・最低153点。つまり合格者の中でも108点の幅があります。一方、共通テストは900点満点で合格者の最低574.6点・最高733.4点と158.8点の幅がある。動く点数の絶対量が違います。共通テストで取り切ることが最優先で、個別テストは共通テストの結果を守る、あるいは少し押し上げる位置づけです。
本稿の配点・科目は2026年度学生募集要項(37〜38ページ)に基づいています。2027年度入試を受験する場合は、香川大学が公表する最新の学生募集要項で教科・科目名と配点、情報Ⅰの扱いを必ず自分で照合してください。
合格最低点の得点率は前期64.9%・後期68.7%
香川大学は「一般選抜合格者得点状況一覧」で、学部ごとの合格者の総合点の最高・最低・平均を公表しています。2026年度の法学部は、前期日程が最高928.4点・最低778.8点・平均819.2点、後期日程が最高995.4点・最低824.8点・平均883.8点でした。満点はいずれも1200点なので、得点率にすると前期の合格最低点は64.9%、平均は68.3%。後期の合格最低点は68.7%、平均は73.7%になります。この「65%前後」「69%前後」という数字が、香川大学法学部で実際に合格した人の下限です。満点を目指す試験ではなく、7割前後を確実に積み上げる試験だとわかります。
| 区分 | 合格最低点 | 得点率 | 合格者平均点 | 得点率 | 合格最高点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 前期日程 | 778.8点 | 64.9% | 819.2点 | 68.3% | 928.4点 |
| 後期日程 | 824.8点 | 68.7% | 883.8点 | 73.7% | 995.4点 |
📚 用語解説
合格最低点:合格者の中で最も総合点が低かった人の得点。香川大学は学部・日程ごとに公表している。合格を保証するラインではなく「ここを下回ると2026年度は合格者がいなかった」という事実を示す数字なので、目標点はこれより上に置くのが安全である。














64.9%なら意外と届きそうに見えます。この点数を目標にしてもいいのでしょうか。














目標にするのは危険です。合格最低点は「その年に合格した人の下限」であって、来年も同じとは限りません。前期と後期で46点動いていることからも、年度や日程で揺れる数字だとわかります。実務的には、前期なら合格者平均の819.2点、得点率68.3%を目標に置いてください。最低点ぎりぎりを狙う計画は、本番で1問崩れただけで成立しなくなります。
前期は1200点満点で819.2点(得点率68.3%)、後期は883.8点(同73.7%)を目安にする。いずれも2026年度の合格者平均点であり、合格最低点より前期で40.4点、後期で59.0点高い。この差が、本番のブレを吸収するための余裕になります。
共通テストと個別試験のどちらで差がつくか|合格者の得点内訳
香川大学の得点状況一覧は、総合点だけでなく共通テストと個別テストを分けて公表しています。法学部前期の合格者は、共通テスト900点満点で最低574.6点・平均619.4点・最高733.4点。個別テスト300点満点で最低153点・平均199.8点・最高261点でした。得点率に直すと、共通テストは最低63.8%・平均68.8%、個別テストは最低51.0%・平均66.6%です。後期の合格者は、共通テストが最低593.8点(66.0%)・平均670.2点(74.5%)、個別テストが最低159点(53.0%)・平均213.6点(71.2%)。前期・後期とも、共通テストの得点率のほうが個別テストより高い水準にあります。
| 日程 | 共通テスト(900点) | 得点率 | 個別テスト(300点) | 得点率 |
|---|---|---|---|---|
| 前期・合格最低 | 574.6点 | 63.8% | 153点 | 51.0% |
| 前期・合格平均 | 619.4点 | 68.8% | 199.8点 | 66.6% |
| 後期・合格最低 | 593.8点 | 66.0% | 159点 | 53.0% |
| 後期・合格平均 | 670.2点 | 74.5% | 213.6点 | 71.2% |
📚 用語解説
得点率:得点を満点で割った割合。配点が異なる試験どうしを比べるときに使う。香川大学法学部では総合1200点・共通テスト900点・個別テスト300点と満点が違うため、点数のままでは比較できない。本稿の得点率はすべて公式の得点と配点から算出している。














個別テストの最低点が153点、得点率51%というのは低く感じます。個別はあまり取れなくても受かるということですか。














その解釈は半分正解で半分危険です。個別で51%しか取れなくても合格した人はいます。ただしその人は共通テストで相当取っているはずです。公表されているのは項目ごとの最低点なので、同じ一人の点数とは限りません。安全なのは「共通テストで7割、個別で7割」を両方そろえに行く設計です。合格者平均は前期が共通テスト68.8%・個別66.6%、後期が74.5%・71.2%。どちらも極端に偏っていません。
この章のアクションは、模試や過去問の結果を必ず得点率に直して記録することです。共通テスト形式の演習では900点換算で何%、個別対策では300点換算で何%。そのうえで香川大学法学部の合格者平均、前期なら共通テスト68.8%・個別66.6%と突き合わせます。点数のまま眺めていると、配点の違う試験どうしを比較できず、どちらを優先して伸ばすべきかの判断がつきません。
香川大学の他学部と比べた法学部の位置|倍率2.5倍の意味
前期と後期を合算した2026年度の学部単位で見ると、香川大学法学部の実質倍率は2.5倍です。大学全体の一般選抜は志願3,107人・受験1,991人・合格936人で実質2.1倍。学部別では教育学部1.8倍、経済学部1.9倍、創造工学部2.0倍、農学部1.8倍、医学部2.8倍。法学部の2.5倍は、医学部に次いで2番目に高い水準です。香川大学の中で法学部は「入りやすい学部」ではありません。募集人員が110人と大学全体の中では小さめである一方、志願者558人が集まるため、結果として競争率が押し上げられています。
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 教育学部 | 421人 | 212人 | 121人 | 1.8倍 |
| 法学部 | 558人 | 316人 | 124人 | 2.5倍 |
| 経済学部 | 608人 | 337人 | 178人 | 1.9倍 |
| 医学部 | 490人 | 381人 | 137人 | 2.8倍 |
| 創造工学部 | 760人 | 537人 | 262人 | 2.0倍 |
| 農学部 | 270人 | 208人 | 114人 | 1.8倍 |
| 全学部合計 | 3,107人 | 1,991人 | 936人 | 2.1倍 |
- 農学部: 1.8倍














法学部が2番目に高いのですね。学部を変えたほうが受かりやすいということでしょうか。














倍率だけで学部を選ぶのはおすすめしません。学部が変われば入試科目も配点も変わり、入学後に学ぶ内容も別物になります。倍率の差0.5ポイントのために、4年間学ぶ分野を変えるのは割に合いません。香川大学全体でどの学部が狙い目かという比較は香川大学の穴場学部を全6学部の倍率で比較した記事で詳しく扱っているので、学部選びから考えたい人はそちらを読んでください。この記事は法学部を受けると決めた人向けに、日程と点数の話を続けます。
法学部の2.5倍という数字は、大学全体の2.1倍と比べて高いのか低いのかを知るためだけに使ってください。志望学部を倍率で乗り換える材料にはしないこと。倍率は年度で動きますが、学びたい分野は動きません。
前期は数学か英語の1教科選択|法学部固有の準備の順番
2026年度学生募集要項によると、香川大学法学部の前期日程の個別テストは、数学『数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数C』または外国語『英語』から1教科1科目を選択します。数学の出題範囲は数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数Cの5科目を合わせた範囲で、数Aは図形の性質と場合の数と確率、数Bは数列、数Cはベクトルが範囲です。外国語の英語は、英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲと論理・表現Ⅰ〜Ⅲの6科目を合わせた範囲。後期日程は小論文で、広く社会・政治・法律・人文等の分野から選んだ素材に即して論述する形式だと明記されています。法学部だから社会科と国語だけ、という試験ではないことがここでわかります。
| 日程 | 個別テストの選択肢 | 出題範囲(要項の記載) |
|---|---|---|
| 前期日程 | 数学(300点) | 数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数Cの5科目を合わせた範囲 |
| 前期日程 | 外国語=英語(300点) | 英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲと論理・表現Ⅰ〜Ⅲ |
| 後期日程 | 小論文(300点) | 社会・政治・法律・人文等の素材に即して論述 |
📚 用語解説
個別学力検査:大学が独自に実施する試験。香川大学法学部では前期日程が数学または英語から1教科、後期日程が小論文で、いずれも300点。共通テスト900点と合わせて1200点で判定される。














数学と英語のどちらを選ぶかは、得意なほうでいいのでしょうか。














得意という感覚ではなく、300点満点で何%取れるかで決めてください。合格者の個別テスト平均は前期で199.8点、得点率66.6%です。数学と英語の両方で過去問を解き、300点換算で67%を安定して超えられるのはどちらか。それが選ぶ基準です。共通テストでも数学は2科目・外国語200点で使うので、どちらを選んでも共通テストの学習は無駄になりません。早めに決めて、個別対策の時間を一方に集中させたほうが得点は伸びます。
香川大学法学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。香川大学法学部を狙うなら、授業を受けて理解した気になるだけの「普通の対策」では届きません。
理由は本文で見たとおりです。前期は受験223人に対して合格85人の実質2.6倍、後期は受験93人に対して合格39人の実質2.4倍。そして合格最低点は前期778.8点(得点率64.9%)、後期824.8点(同68.7%)。総合1200点のうち900点が共通テストなので、6教科8科目または7教科8科目を長期間にわたって均等に仕上げ続ける必要があります。国語200点・外国語200点の傾斜配点、情報Ⅰが配点外という細部まで踏まえて毎日の勉強量を配分できるかどうかが分かれ目です。必要なのは情報を集めることではなく、集めた情報を今日の行動へ変え、それを本番まで続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、8科目の優先順位が崩れやすい
募集要項も入試結果も公式サイトから誰でも取得できます。しかし共通テスト900点分の8科目のうち、今日どれを優先し、個別の数学または英語にどれだけ時間を割くかを毎日決め直し、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れ、結果として得点率が7割の手前で止まります。
映像授業・アプリだけでは、得点率の管理が残らない
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に共通テスト形式で900点換算何%だったか、個別形式で300点換算何%だったかを毎回記録し、香川大学法学部の合格者平均68.8%・66.6%と突き合わせる仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、自分の失点原因と配点の重みを結ぶ作業が本人任せのまま残ります。
集団授業の大手予備校では、日程別の設計まで届かない
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、前期の数学選択で伸び悩む受験生と、後期の小論文で論拠を組めない受験生へ同じ密度で対応することは困難です。前期2.6倍・後期2.4倍という選抜を通るには、自分の答案だけに残る弱点を埋める個別の計画が必要で、平均的な進度とは別の管理が要ります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週1回なら、共通テスト8科目を毎日どう回したか、個別の演習を何題解いたかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、同じ場所で失点が続きます。合格最低点まで残り数十点という局面ほど、この差が効いてきます。














教材や授業の種類より、共通テストの得点率を毎日管理できる仕組みが必要ということですね。














そのとおりです。香川大学法学部の配点も倍率も合格最低点も、公式資料を見れば全員がわかります。差がつくのは、その数字を今日の問題数と復習量へ変え、明日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを1日単位で設計し、毎週の確認テストへつなげます。
だからこそ、香川大学法学部を本気で狙うなら、公式データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。鬼管理専門塾は、そのために作られた塾です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、香川大学法学部の公式配点と現在の得点率を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴が、法学部対策にどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、香川大学法学部向けには具体的に何が変わるのですか。














共通テスト900点の8科目を得点率で分解し、どの科目を何点上げれば合格者平均819.2点に届くかを先に決めます。そのうえで「今日は何をどこまで」を数値で指示し、確認テストで定着を測ります。大学名だけの一般論ではなく、前期の個別を数学にするか英語にするかまで、あなたの答案を見て決めます。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
香川大学法学部の共通テスト900点と個別300点を科目別の得点率へ分解し、合格者平均に届くまでの不足点を1日ごとの学習量へ変換します。何をするか迷う時間を削り、演習と復習に使える時間を最大化します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ法学部志望でも、前期の数学で失点する人と後期の小論文で論拠を組めない人ではやるべきことが違います。公式配点と現在の答案を突き合わせ、生徒ごとに優先順位を変えた行動プランを作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テスト8科目は放置するとすぐ抜けます。毎日の進捗と毎週の確認テストで国語200点・外国語200点の傾斜配点まで意識した復習量を維持し、同じ論点での失点が繰り返されていないかを点検します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
香川大学法学部の個別テストは数学・英語・小論文と幅が広く、答案を正しく評価するには指導者側の力量が要ります。採用試験を通過した専属講師が、失点の原因を次の演習内容まで具体化します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、香川大学法学部の前期の教科選択、後期の小論文、共通テスト8科目を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、前期と後期のどちらを軸にするか、個別テストを数学と英語のどちらで受けるかといった具体的な相談ができます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、香川大学法学部の前期・後期のどちらを軸にするか、共通テストのどの科目から得点率を上げるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
香川大学法学部の得点計画づくりを無料説明会で相談できます
まとめ|香川大学法学部は日程ごとに数字を分けて読む
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 前期日程 | 志願271人・受験223人・合格85人で実質2.6倍 |
| 後期日程 | 志願287人・受験93人・合格39人で実質2.4倍 |
| 後期の志願倍率8.2倍 | 受験率32%が生む見かけの数字。実際の競争率は2.4倍 |
| 合格最低点 | 前期778.8点(64.9%)・後期824.8点(68.7%) |
| 配点 | 共通テスト900点+個別300点=1200点。共通テストが75% |
| 個別テスト | 前期は数学または英語から1教科、後期は小論文 |
| 最初の行動 | 模試の結果を得点率へ直し、合格者平均と突き合わせる |














後期の8.2倍に怯えて出願をやめなくてよかったです。倍率も最低点も、日程ごとに分けて見ればいいのですね。














それがこの記事の結論です。香川大学法学部は、前期と後期で競争率と必要得点が逆を向きます。志願倍率でおびえるのではなく、実質倍率で規模を測り、得点率で必要な学力を測る。そのうえで共通テスト900点分をどう積み上げるかを毎日の行動に変えれば、「香川大学法学部は難しい」という漠然とした不安は、具体的な不足点数に変わります。
最後に注意点を一つ。本稿の数値はすべて2026年度の実績と2026年度学生募集要項に基づきます。倍率も合格最低点も年度で動きますし、配点や科目が改定される可能性もあります。2027年度入試を受験するなら、出願前に香川大学公式の最新の学生募集要項と入試実施結果を自分で開いて照合してください。第三者サイトの古い数字を一つだけ見て結論を出さないことが、結果的にいちばん再現性の高い進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 倍率 | 前期日程の実数/後期日程のからくり |
| 合格最低点 | 合格最低点の得点率 |
| 配点 | 共通テスト900点+個別300点 |
| 日程選び | 前期と後期はどちらが通りやすいのか |
| 科目 | 前期は数学か英語の1教科選択 |
Q. 香川大学法学部の倍率はどれくらいですか?
A. 2026年度一般選抜の実質倍率は、前期日程が受験223人・合格85人で2.6倍、後期日程が受験93人・合格39人で2.4倍でした。前期と後期を合算した学部単位では志願558人・受験316人・合格124人で2.5倍です。香川大学全体の一般選抜は2.1倍なので、法学部は大学平均より高めです。
Q. 後期日程の8.2倍という数字は何ですか?
A. 志願者287人を募集人員35人で割った志願倍率です。実際に受験したのは93人で、合格者は39人。受験者を合格者で割った実質倍率は2.4倍です。後期は前期で合格が決まった人が受験しないため、志願者の約68%が試験を受けません。出願を判断するときは志願倍率ではなく実質倍率を見てください。
Q. 香川大学法学部の合格最低点は何点ですか?
A. 2026年度は前期日程が778.8点、後期日程が824.8点でした。満点はいずれも1200点なので、得点率は前期64.9%・後期68.7%です。合格者平均点は前期819.2点(68.3%)、後期883.8点(73.7%)でした。合格最低点はその年の下限なので、目標は合格者平均に置くのが安全です。
Q. 倍率が低い後期のほうが受かりやすいのですか?
A. 人数の競争は後期のほうが緩いですが、必要な得点は後期のほうが高くなります。実質倍率は前期2.6倍・後期2.4倍、合格最低点は前期778.8点・後期824.8点で後期が46点高い。前期で合格が決まらなかった層が集まるため、残った受験者の得点水準が上がるからです。
Q. 香川大学法学部の配点を教えてください。
A. 共通テスト900点と個別テスト300点の合計1200点です。共通テストは国語200点、地理歴史100点、公民100点、数学100点+100点、理科100点、外国語200点。情報Ⅰは配点合計に含めませんが、総合点が同点の場合の順位決定に使われます。個別テストは前期が数学または英語から1教科、後期が小論文で、いずれも300点です。
Q. 前期の個別テストは数学と英語のどちらを選ぶべきですか?
A. 300点満点で何%取れるかで決めてください。2026年度前期の合格者の個別テスト平均は199.8点、得点率66.6%でした。数学と英語の両方で過去問を解き、300点換算で67%前後を安定して超えられるほうを選ぶのが基準です。共通テストでも数学は2科目、外国語は200点で使うため、どちらを選んでも共通テストの学習は無駄になりません。
Q. 香川大学の中で法学部は狙い目の学部ですか?
A. 2026年度の実質倍率で見ると、法学部2.5倍は医学部2.8倍に次いで2番目に高く、大学全体の2.1倍を上回ります。狙い目とは言えません。学部ごとの比較は香川大学の穴場学部を全6学部の倍率で比較した記事で詳しく扱っています。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
香川大学の関連記事
- 受験ガイド香川大学 受験ガイド(記事22本の目次)
- 次に読む香川大学の穴場は教育・経済・農学部の前期|全6学部の倍率と難易度を公式データで比較【2027年度入試】
- 倍率・合格最低点香川大学農学部の入試科目・倍率は?公式データで読み解く「難易度」【2026年度実施】
- 倍率・合格最低点香川大学医学部に受かるには?香川大学のプロが最短合格方法解説【2027年度入試】
- 倍率・合格最低点香川大学に受かるためには?勉強法や入試対策を徹底解説【2027年最新版】
- 倍率・合格最低点香川大学教育学部の倍率は前期1.6倍・後期2.6倍|コース別の募集人員と実技・面接250点の配点【2027年度入試】
- 倍率・合格最低点香川大学創造工学部の倍率は2.0倍|他学部比較と難易度を解説【2026年度】
- 倍率・合格最低点香川大学経済学部に受かるには?香川大学のプロが最短合格方法解説【2027年度入試】





