
菅澤さん、稲毛高校へ2027年度に高校から入学したいのですが、入試情報を探しても中等教育学校の募集要項ばかり出ます。普通科や国際教養科の高校入試はどこで確認できますか?

最初に結論を確認しましょう。千葉市立稲毛高校の高校募集は令和6年度選抜で終了しています。2027年度の募集要項は小学6年生を対象にした稲毛国際中等教育学校第1学年の選抜で、高校1年の募集ではありません。
稲毛高校専門塾を探している中学生・保護者に、もっとも先に伝えるべきことがあります。千葉市立稲毛高等学校は、令和6年度高等学校入学者選抜を最後に生徒募集を終了しました。2027年度、すなわち令和9年度に稲毛高校へ高校から入学する一般募集はありません。
この記事の対象校は、千葉市美浜区高浜3丁目1番1号の千葉市立稲毛高等学校です。千葉市立稲毛中学校や他地域の「稲毛」を含む学校とは別です。旧ページはhs3989で、旧タイトルは「稲毛高校専門塾」でした。近接する旧IDにも千葉県内高校が並ぶため、対象を千葉市立稲毛高校と同定できます。
一次資料の確認日は2026年7月29日です。学校公式の高等学校入試情報、千葉市教育委員会の稲毛国際中等教育学校移行基本計画、中等教育学校入試情報、令和9年度入学者募集要項を照合しました。口コミや偏差値サイトの見出しだけで募集が続いているとは判断しません。
稲毛高校は1979年に開校し、1990年に国際教養科を設置、2007年に附属中学校を併設しました。その教育資産を一つの6年一貫校へ発展させるため、2022年4月に千葉市立稲毛国際中等教育学校が開校しました。年次進行で移行し、令和9年度には前期・後期の全6学年が中等教育学校となります。
検索結果に「令和9年度入学者募集要項」と表示されるため、高校入試と誤解しやすい状態です。しかし学校公式は、令和9年度選抜の対象を2026年度の小学6年生と明記しています。募集されるのは中等教育学校第1学年で、入学後は前期課程3年と後期課程3年の6年一貫教育を受ける前提です。
現在の中学生が高校進学先を探す場合、稲毛国際中等教育学校の小学6年生向け適性検査を高校受検の代わりにはできません。普通科、国際教育、英語、探究、単位制、通学条件など、自分が稲毛高校に求めていた要素を分解し、高校募集を行う別の学校の公式募集要項と学校案内を探します。
一方、現在の小学6年生で令和9年度の稲毛国際中等教育学校を志望する家庭には、応募資格、一次検査、二次検査、志願理由書、報告書、面接を正確に説明します。また、すでに稲毛国際中等教育学校へ在籍する生徒には、6年間の教育課程とInage Quest、国際教育、後期課程の単位制を大学受験へつなぐ学習管理が必要です。
この記事は千葉市教育委員会や学校に代わって応募資格を判定するものではなく、合格を保証するものでもありません。転居、学区外志願、特別な配慮、転編入学など個別事情は、学校と千葉市教育委員会の最新案内で確認してください。
令和9年度募集要項の対象は、2026年度の小学6年生が受検する稲毛国際中等教育学校第1学年です。中学3年生が高校1年へ入学する募集ではなく、稲毛高校の高校募集は終了しています。
H2-1〜2で募集終了と移行、H2-3〜5で小学6年生対象の令和9年度選抜、H2-6〜8で6年一貫の学び、H2-9で毎日の学習管理へ接続します。読者の学年を最初に分けてください。
目次
千葉市立稲毛高校は高校募集を終了している
学校公式の高等学校入試情報は、「令和7年度高等学校入学者の募集はありません」とし、令和6年度高等学校入学者選抜をもって稲毛高校の生徒募集を終了したと明記しています。さらに2026年度現在、高校等に在籍している人を対象とする転編入学試験も実施しないと案内しています。
「学校公式サイトに高校の教育課程や進路状況が残っている」「2026年度にも稲毛高校の在校生がいる」という事実と、「新しい高校1年生を募集している」という事実は同じではありません。最後の高校募集で入学した学年が卒業するまで高校は存続しますが、後続の高校入学者募集はありません。
千葉県教育委員会の国際科案内も、市立稲毛国際中等教育学校への移行により、令和6年度高等学校入学者選抜をもって市立稲毛高校の生徒募集が終了したと注記しています。学校と県の二つの一次資料で同じ事実を確認できます。
したがって、現在の中学3年生が作る高校受検校一覧に「市立稲毛高校普通科」「市立稲毛高校国際教養科」を募集校として記載してはいけません。過年度の偏差値、倍率、学校別検査、募集定員を見つけても、それは現在の募集を意味しません。
旧年度の入試問題や配点を解くこと自体は、学習素材として役立つ場合があります。しかし「この配点で2027年度の稲毛高校を受ける」と計画すれば、出願先のない対策になります。教材として使う目的と出願情報を分け、進路計画は最新年度の募集校で作り直します。
中学生が稲毛高校を希望していた理由を、学校名から教育要素へ分解します。英語・国際教育、探究、普通科の幅広い学び、大学進学、単位制、千葉市内からの通学、学校行事など、優先順位を3つに絞ります。その条件を現在高校募集を行う学校の公式案内へ照合します。
学校を探し直すときは、前年の学校一覧だけでなく、当年度の千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項、各校公式サイト、学校説明会資料を使います。学校名、課程、学科、募集人員、通学区域、検査内容、日程の7項目を一行にまとめます。
在校中の稲毛高校生や卒業生に対しては、募集終了と教育内容の価値を混同しません。稲毛高校の教育実績や国際教養科の資産は、稲毛国際中等教育学校の国際教育と6年一貫教育へ継承されます。募集終了は、学校の教育が否定されたことを意味しません。
📚 用語解説
募集停止:新たな入学者を募集しないことです。稲毛高校は令和6年度高校入試を最後に高校1年生の募集を終了しました。

稲毛高校に在校生がいるなら、募集も続いていると思ってしまいます。

移行期は学校の存続と新入生募集が一致しません。高校在校生が学んでいても、高校からの新規募集は終了しています。公式の「高等学校入試情報」を基準にします。
稲毛国際中等教育学校への移行を年次進行で確認する
千葉市教育委員会の移行基本計画では、2022年4月に稲毛国際中等教育学校の1年生が入学し、その後、年次進行で中等教育学校へ移行すると定めています。中等教育学校の学年が一つ上がるごとに、従来の高校・附属中学校の学年構成が入れ替わります。
令和4・5年度は中等教育学校、高等学校、附属中学校が併存しました。令和6〜8年度は中等教育学校と高等学校が併存し、附属中学校は閉校しています。令和9年度以降は中等教育学校のみとなり、高等学校・附属中学校としての学年はなくなります。
中等教育学校は、前期課程3年と後期課程3年を一つの学校として運営する6年一貫校です。前期課程は中学校段階、後期課程は高等学校段階に相当しますが、通常の中学校卒業後に高校入試を経て後期課程へ入る仕組みではありません。
学校公式のよくある質問も、6年間の一貫教育を前提に入学者を募集し、後期課程へ進級することを原則とすると説明しています。一家転住などやむを得ない事情を除き、前期課程修了時に他高校へ進むことを通常ルートとして想定していません。
移行基本計画には、中等教育学校の後期課程を全日制普通科・単位制とする設計が示されています。従来の稲毛高校普通科と国際教養科の二学科をそのまま並べるのではなく、普通科単位制の中で国際教育、第二外国語、探究、幅広い選択科目を展開します。
基本計画の当初定員は1学年160人でしたが、令和9年度募集要項では第1学年140人です。計画段階の数値より、志願する年度の正式募集要項を優先します。「パンフレットで160人を見たからR9も160人」と転記してはいけません。
移行は名称変更だけではありません。6年間の教育課程、Inage Quest、前期課程からの英語・数学、後期課程の単位制、国際交流を一つの流れに再設計しています。従来の稲毛高校へ高校から入る進路と、現在の小学6年生が中等教育学校へ入る進路は、入口も在学期間も異なります。
保護者は「同じ場所だから同じ学校」と単純化せず、正式校名、入学学年、課程、募集対象を申込書類に書きます。現在の公式サイトが「千葉市立稲毛高等学校・稲毛国際中等教育学校」と併記するのは移行期のためで、令和9年度入学者の正式校名は稲毛国際中等教育学校です。
| 区分 | 入口 | 学びの単位 |
|---|---|---|
| 従来の稲毛高校 | 中学校卒業後の高校入試 | 高校3年間 |
| 稲毛国際中等教育学校 | 小学6年生対象の第1学年選抜 | 前期3年+後期3年 |
| 令和9年度以降 | 中等教育学校の第1学年募集 | 全6学年が中等教育学校 |
📚 用語解説
中等教育学校:中学校段階の前期課程3年と高校段階の後期課程3年を、一つの学校として一体的に行う6年一貫校です。
📚 用語解説
後期課程:中等教育学校の4〜6年に当たる高校段階です。稲毛国際中等教育学校では全日制普通科・単位制です。

学校名が変わるだけで、稲毛高校の高校入試は残ると思っていました。

入口そのものが変わります。稲毛国際中等教育学校は小学6年生を第1学年で募集し、前期から後期へ6年間を一体で学ぶ学校です。高校1年からの一般募集はありません。
令和9年度の入学者募集は小学6年生対象と確認する
令和9年度入学者募集要項は、原則として令和9年3月に小学校等を卒業見込みで、保護者とともに千葉市内に居住し、入学後も継続して市内に居住する人を応募資格としています。学校長の承認を受ける別の区分もありますが、個別条件を自己判断せず、期日までに教育改革推進課へ確認します。
募集定員は中等教育学校第1学年140人で、男女別定員は設けません。この140人は2027年度の高校募集人数ではありません。前期課程1年、つまり中学校段階の1年生として入学する人数です。
募集要項は、他の公立中等教育学校または公立併設型中学校を併願していないことも応募資格欄で示しています。私立校を含むすべての併願を一律に禁止する説明ではないため、対象となる学校種を原文で確認し、在籍小学校や教育委員会へ相談します。
千葉市外から転居予定の場合、出願までに市内の居住場所を保有し、3月末までに保護者とともに住所を移すことが確実な人などは、学校長承認の手続が必要です。令和8年9月4日までに千葉市教育委員会教育改革推進課へ電話で問い合わせる期限が要項にあります。
一次検査の出願はインターネット登録だけで完了しません。志願者情報を登録し、検査料を納付し、入学願書を印刷して在籍小学校長の証明を受け、指定期間に郵送します。顔写真データの条件、封筒、簡易書留、配達日指定も募集要項で確認します。
出願登録は令和8年10月1日から11月4日、願書の提出期間は11月5日から11月9日必着です。登録締切と郵送必着日を混同せず、写真、検査料、校長証明、印刷、郵便窓口まで逆算します。学校行事や休日を見込み、締切当日に初めて作業しない計画にします。
一次検査を通過した二次検査候補者は、志願理由書、小学校長が作成した報告書等を別途提出します。志願理由書は志願者本人が記入し、保護者が署名します。報告書は小学校が作成・厳封するため、家庭だけでは完成できません。
令和9年度募集要項はすでに正式公表されていますが、緊急時の検査場所・時刻変更、出願サイト、説明会、当日連絡は学校公式サイトで更新されます。PDFを一度保存して終わらず、出願前、検査1週間前、前日に最新情報を確認します。
📚 用語解説
応募資格:その選抜へ出願できる条件です。年齢や学年だけでなく、居住、在籍、併願、学校長承認などを募集要項の原文で確認します。
基本計画の当初定員160人や、旧稲毛高校の普通科・国際教養科定員と混ぜません。令和9年度募集要項にある140名を、その年度の小学6年生対象募集として扱います。

令和9年度募集要項があるなら、中学3年生も応募できると思っていました。

応募資格は令和9年3月に小学校等を卒業見込みの人が基本です。現在の中学生向け高校募集ではありません。学年と入学先の第1学年を必ず確認します。
一次検査と二次検査の令和9年度日程を分けて管理する
一次検査は2026年12月5日です。集合は9時30分、適性検査Iは10時15分から11時、適性検査IIは11時30分から12時15分と募集要項に示されています。会場や緊急変更は学校サイトで確認し、当日は受検票を持参します。
一次検査では適性検査I・IIの結果を資料に、二次検査受検候補者を選抜します。候補者は募集定員の2倍程度です。「2倍程度」は合格倍率を固定する数字ではなく、二次へ進む候補者数の目安です。欠席や当日の変更を含め、結果は公式発表で確認します。
一次検査結果は2026年12月11日午前9時、学校ウェブサイト掲載と合否照会サイトで通知されます。電話や電子メールでの結果問い合わせには応じないと要項にあります。照会方法、ID、パスワードを家族で安全に保管します。
二次検査候補者となったら、志願理由書・報告書等を2027年1月7日から12日までに必着で郵送します。年末年始を挟むため、一次結果後に最初から書き始めるのでは遅れます。正式様式へ記入するのは候補者決定後でも、志願理由の材料と学校生活の記録は早く準備できます。
二次検査は2027年1月24日です。集合10時、適性検査IIIは10時45分から11時30分、昼食・休憩後にグループ面接が始まります。昼食、体温調整、待ち時間、面接まで集中を保つ練習も必要です。
選抜結果は2027年2月1日午前9時です。内定した場合、入学確約書を2月3日正午までに学校へ持参して提出します。結果発表日だけでなく、内定後の提出期限まで家族の予定へ入れます。
日程管理表には「誰が行うか」を書きます。写真撮影、登録、検査料、願書印刷、校長証明、郵送、受検票印刷、二次書類、小学校への依頼、確約書提出を、本人・保護者・小学校で分担します。
検査前日は新しい教材へ広げず、受検票、筆記用具、時計、昼食、交通、当日の公式連絡を確認します。JR稲毛駅からバスを使う場合と稲毛海岸駅から向かう場合の両方を調べ、遅延時の代替経路と連絡先も共有します。
| 段階 | 主な検査・書類 | 家庭での管理 |
|---|---|---|
| 一次出願 | 願書・検査料・校長証明 | 登録と郵送必着を分ける |
| 一次検査 | 適性検査I・II | 読解・数理・表現を横断 |
| 二次書類 | 志願理由書・報告書等 | 小学校との連携 |
| 二次検査 | 適性検査III・グループ面接 | 外国語・作文・対話 |
📚 用語解説
二次検査受検候補者:一次検査結果により、二次検査へ進むことが決まった志願者です。入学内定者とは異なります。

検査日だけ覚えておけばよいと思っていました。

出願登録、願書郵送、小学校長の証明、一次結果、二次書類、確約書まで別工程です。締切と担当者を一枚の表にし、郵送の必着日から逆算します。
適性検査I・II・IIIと面接を四つの力で準備する
適性検査Iは45分で、文章や図・表・データを的確に読み取り、分析し、文章で表現する力を見ます。国語だけの試験と決めつけず、複数資料の共通点、相違点、数値の変化、筆者の主張を根拠とともに説明します。
練習では、表のタイトル、単位、期間、最大・最小、増減を30秒で確認し、文章のどこを数値が支えるか線で結びます。答案は結論だけでなく、「資料Aの○○から」のように根拠を示します。文字数条件があれば、主語・述語・理由の順で削ります。
適性検査IIは45分で、自然科学的・数理的な問題を分析・考察し、解決へ向けて思考・判断し、的確に表現する力を見ます。小学校算数・理科の知識を覚えるだけでなく、条件を整理し、図や式を選び、結果が妥当かを確かめます。
適性検査IIの誤答は、計算ミスだけで分類しません。「条件を読み落とした」「図へ置けなかった」「単位をそろえなかった」「比較対象を間違えた」「理由を文章にできなかった」に分けます。正解後に解法を一分で説明できるか確認します。
適性検査IIIは45分で、放送による検査を含みます。小学校の外国語活動・外国語科の内容を基に思考・判断する力と、文章の構成・展開を考えて筋道の通った日本語を書く力を見ます。英単語だけ、作文だけへ分離せず、聞き取り、情報整理、考え、文章をつなげます。
英語の練習は、聞こえた単語をすべて書くことから始めません。人物、場所、目的、時刻、選択、理由をメモし、設問が求める情報を選びます。日本語作文は主張、理由、具体例、結論の4段落を基本に、問いへ正面から答えているかを確認します。
グループ面接では、将来の進路への目的意識、学ぼうとする意欲、聞く力・話す力等を見ます。長い暗唱を競う場ではありません。質問を最後まで聞き、要点へ答え、他の受検者の発言を妨げず、自分の経験を事実で説明します。
志願理由は、学校の言葉をそのまま写さず、Inage Quest、国際教育、数学・英語、6年一貫、後期課程の単位制などから一つを選びます。自分が小学校で続けたこと、入学後に試したい行動、6年後の方向へつなぎます。
過去問題は、年度と現行要項の検査内容を確認して使います。得点だけでなく、資料読解、数理考察、外国語、日本語表現、面接のどこで時間を使ったかを記録します。翌日は同じ問題を短く解き直し、1週間後に類題で再現します。
📚 用語解説
適性検査:知識の再生だけでなく、文章・図表・データの読解、分析、思考、判断、表現などを複合的に見る検査です。
「設問に答えたか」「資料の根拠があるか」「条件・単位を守ったか」「一文が長すぎないか」を確認します。検査別の特殊技術より、読む・整理する・説明する循環を共通土台にします。

I・II・IIIで内容が違うので、教材も完全に分けるべきですか?

共通するのは、資料を読み、条件を整理し、根拠を付けて表す力です。共通土台を毎日練習し、外国語の聞き取りや数理考察など検査固有の課題を週内へ加えます。
Inage Questで6年間の探究を段階的に深める
千葉市の移行基本計画は、地域や世界の視点に立って課題を探究する6年間の課題発見・解決型学習としてInage Questを創設すると示しています。学校公式の教育課程ページも、Inage Questを総合的な探究(学習)の時間と説明しています。
探究は、インターネット検索で情報を集め、きれいなスライドへ貼る活動ではありません。最初の問いが広すぎれば対象を絞り、資料が一方向なら反対の根拠を探し、調査方法に偏りがあれば質問相手やデータを変えます。問いが変わった履歴を残します。
学校が掲げるのは、千葉市から世界へ視野を広げる探究です。身近な海浜地域、防災、交通、多文化共生、環境、観光、食、教育など、生活の中にある疑問を起点にできます。世界的課題の大きな言葉から始めず、自分が観察できる事実へ下ろします。
小学6年生の準備では、毎週一つ「なぜ」を書き、公式統計、自治体資料、図書、観察、家族以外への聞き取りから二つ以上の根拠を集めます。分かったことと、まだ分からないことを分けます。結論を急がず、次に調べる一歩を決めます。
適性検査Iの図表・データ、IIの数理・自然科学、IIIの外国語・日本語作文は、探究の基本動作と重なります。資料の単位を読む、条件を整理する、原因を一つに決めつけない、相手に伝わる順序で書くという練習を、検査対策と入学後の学びへ共通化できます。
グループ面接では、探究テーマの派手さより、なぜ関心を持ったか、何を確かめたか、考えがどう変わったかを説明します。大人が作った完成原稿を暗記せず、本人の語彙で短く答え、追加質問に応じて具体例を加えます。
入学後は1人1台端末、アクティブラーニング環境、協働学習を使う方針があります。端末操作の速さだけでなく、出典を残す、個人情報を守る、生成物を事実確認する、共同編集で役割と更新履歴を明確にする情報リテラシーが必要です。
6年一貫の探究では、前期で興味を広げ、後期で進路や社会課題へ接続する長い時間があります。毎回別テーマへ飛ぶのではなく、過去の問いを見直し、同じ関心を別教科の視点から再考すると、自分の学びの軸ができます。
中学生・高校生の段階にいる在校生は、探究成果を大学入試のためだけに整えません。問い、方法、失敗、改善、成果、限界を記録すれば、総合型・学校推薦型選抜だけでなく、教科学習の理解、志望学部、研究テーマの選択にもつながります。
📚 用語解説
Inage Quest:稲毛国際中等教育学校が6年間を通して行う総合的な探究(学習)の時間です。地域から世界へ課題を広げ、発見・解決・発信を重ねます。

探究対策は、立派な研究テーマを一つ完成させればよいですか?

完成品より、問いがどう変わったかを見ます。身近な疑問を根拠で確かめ、他者の質問を受けて方法や考えを直す過程を毎週記録しましょう。
前期・後期6年一貫の教育課程を学習計画へ置く
学校公式の中等教育課程は、前期課程で数学を3年間525時間、英語を595時間学び、少人数指導を行うと案内しています。前期課程で可能な限り高校段階の授業を先取りし、早期に基礎と応用へ進む設計です。
授業時間が多いことは、速く先へ進めばよいという意味ではありません。小学校算数の割合・速さ・図形、国語の要旨・根拠、英語の音と基本文、理科の観察、社会の資料読解を入学前に確認します。基礎の穴があると、進度の速さではなく復習不足で苦しくなります。
前期課程の数学は、公式を覚えて答えを出すだけでなく、条件を図にし、理由を説明し、別解を比較する習慣を作ります。英語は単語・文法・音読・聞き取り・短い表現を毎週組み合わせます。授業当日の短い復習と週末の再テストを固定します。
後期課程は全日制普通科・単位制です。多様な科目を設定し、興味・関心に応じた深い学びと、文系・理系の枠を超えた幅広い教養を目指します。選択肢が多いほど、大学の入試科目、希望学部、探究テーマ、第二外国語を早めに照合します。
学校公式FAQは、5・6年で多くの選択科目を用意し、文系・理系を問わず進路希望に基づいた科目選択が可能と説明しています。進路が未定でも、どの教科に疑問を持つか、どの活動を続けたいか、模試・定期考査で何が得意かを記録します。
6年一貫だから高校受験がないことを、「3年生で学習の区切りがない」と誤解しません。前期修了時点で基礎を総点検し、4年の高校段階へつなぐ必要があります。外部の高校入試がない分、定期考査、授業課題、到達確認を自分の節目にします。
大学受験は6年生だけの問題ではありません。1・2年で学習習慣、3年で前期の総点検、4年で必履修と進路探索、5年で科目選択と弱点補強、6年で志望別演習という大枠を作ります。学校の進路指導に合わせて毎学期更新します。
保護者は、先取りの量より、本人が説明できるか、睡眠を確保できるか、課題が未提出になっていないかを見ます。成績の上下だけで教材を増やさず、授業理解、復習、質問、再テストの順を整えます。
すでに稲毛高校の最終学年に在籍する生徒は、中等教育学校の新課程ではなく、自分の入学年度の稲毛高校教育課程を使います。移行期には複数の教育課程が併存するため、学校名だけでなく「入学年度・学年・課程」を確認します。
| 段階 | 学びの中心 | 家庭学習の確認 |
|---|---|---|
| 1〜2年 | 数学・英語を含む基礎、探究入口 | 当日復習と音読 |
| 3年 | 発展学習、前期課程の総点検 | 説明と再現 |
| 4〜5年 | 単位制、進路探索、科目選択 | 受験科目との接続 |
| 6年 | 志望別演習と進路実現 | 週次テストと修正 |
📚 用語解説
単位制:学年ごとに一律の科目だけで進むのではなく、必要な単位を修得して卒業を目指す仕組みです。稲毛国際の後期課程で導入されます。
移行期は稲毛高校と稲毛国際中等教育学校の教育課程が併存します。在校生は学校公式に確認し、自分の入学年度・学年に対応する時間割と履修条件を使います。

高校受験がない6年一貫校なら、3年生で学習を緩めてもよいですか?

外部受験がなくても、後期課程の学習は前期の基礎へ積み上がります。3年を総点検の節目にし、数学・英語・国語の説明と再現を確認します。
国際教育・第二外国語・進路を6年間で接続する
稲毛国際中等教育学校は、国際教育を英語の資格取得だけに限定していません。学校教育目標は、確かな学力、豊かな心、調和のとれた体力を培い、国際社会の一員として自ら発信・行動できるグローバル・リーダーを育成すると掲げます。
前期課程から外国人教員単独によるオールイングリッシュ授業を展開し、後期課程では国際教養科の成果を引き継ぐ英語・国際教育を行う案内です。卒業までにCEFR B2程度、英検準1級程度の実力養成を目指します。これは学校の教育目標であり、全員の資格取得保証ではありません。
CEFRは言語運用力の国際的な尺度です。級やスコアだけを追わず、聞いて要点を取る、文章を根拠付きで読む、相手に合わせて話す、構成を考えて書く行動へ分けます。毎週、音読、聞き取り、要約、短い意見を繰り返します。
後期課程では第二外国語を選択できる設計があります。複数言語を学ぶ目的は、英語との優劣を付けることではなく、異なる文化・表現・考え方へアクセスすることです。選択時には、興味、交流、大学での学び、学習時間を確認します。
学校公式は全員が海外語学研修へ参加すると案内しています。実施年度、渡航先、期間、費用、安全管理、選考や健康条件は最新の説明会資料で確認します。海外へ行くこと自体を目標にせず、事前学習、現地での問い、帰国後の発信までを学びにします。
国際教育は数学・理科・社会・国語から離れません。気候変動、都市交通、医療、貿易、文化、情報など世界的課題を考えるには、数値、科学、歴史、制度、文章表現が必要です。5教科の基礎が、Inage Questと外国語発信の内容を支えます。
進路状況ページには稲毛高校卒業生の大学合格実績がありますが、学校公式は、稲毛高校全生徒のデータと、附属中入学生のみを載せた中等教育学校パンフレットのデータが異なると注意しています。母集団の違う数字を単純比較しません。
令和9年度は中等教育学校の最初の学年が6年生となる移行完成年度です。従来の稲毛高校卒業生実績だけで将来を予測せず、今後公表される中等教育学校の進路情報を年度・母集団・現役既卒・合格件数で確認します。
学校説明会では、英語授業の形態、海外研修、第二外国語、Inage Quest、後期課程の科目選択、進路指導を質問します。費用や参加条件は年度で変わり得ます。パンフレットの印象だけでなく、本人が週単位で続ける学習へ置き換えます。
通学も6年間の計画に入れます。公式アクセスはJR稲毛駅・京成稲毛駅からバス「稲毛高校」下車、JR稲毛海岸駅から徒歩約15分またはバス約5分と案内しています。朝、部活動後、悪天候の三つの時間帯で経路を確認します。
📚 用語解説
CEFR B2:身近・専門的な話題を比較的自然に理解・表現できる段階を示す国際的な言語能力尺度です。学校は卒業までの実力養成目標として掲げます。
稲毛高校全生徒、附属中入学生、中等教育学校の各データを混ぜません。年度、対象人数、現役・既卒、合格件数を分け、本人の科目選択と学習行動へつなげます。

国際教育なら、英語資格だけを早く取ることが最優先ですか?

資格は一つの確認手段です。英語の四技能、第二外国語、5教科、Inage Quest、海外研修の事前・事後学習を接続し、内容のある発信を目指します。
鬼管理専門塾の特徴
稲毛高校について最初に管理すべきなのは、教材ではなく進路の入口です。中学生には高校募集終了を確認し、現在募集のある高校へ志望条件を移します。小学6年生には稲毛国際中等教育学校第1学年の応募資格と令和9年度日程を固定します。
小学6年生の適性検査対策では、I・II・IIIを別教材の山にしません。文章・図表・データを読む、条件を図や式へ整理する、根拠を付けて書く、外国語の要点を聞く、自分の考えを話すという共通動作へ分けます。
一日の課題は「適性検査を2時間」ではなく、「図表問題1題で単位に線を引く」「算数の条件を図にする」「聞き取り1本を人物・目的・理由でメモする」「志願理由を60秒で説明する」のように終了条件を決めます。
誤答は知識不足、資料の読み違い、条件整理、計算、理由説明、時間、見直しに分類します。答えを写して終わらず、翌日に同じ問題、1週間後に類題を解きます。正解番号ではなく、手順を説明できるかを確認します。
志願理由書と面接は、学校の校訓やパンフレットを暗記する課題ではありません。Inage Quest、6年一貫、英語・数学、国際交流、第二外国語、単位制から関心を一つ選び、小学校での経験、入学後の行動、将来の方向へつなぎます。
探究ノートには、問い、予想、根拠資料、観察・調査、分かったこと、反対の見方、次の問いを書きます。大人がテーマや結論を決めず、本人が説明できる言葉を残します。面接練習でも、原稿どおりかより質問に応じて具体化できるかを見ます。
すでに稲毛国際中等教育学校へ在籍する生徒には、学校授業を中心に数学・英語・国語の復習、Inage Quest、定期考査、後期課程の科目選択、大学受験を接続します。外部の高校入試がない期間も、学年ごとの到達確認を作ります。
在籍する稲毛高校生には、中等教育学校の新課程を当てはめず、自分の入学年度の教育課程と大学受験科目で計画します。移行期の同じ校地に異なる課程があるため、教材、時間割、模試、出願書類へ「学校・課程・学年」を記載します。
毎週の面談では、できなかった課題を意志の弱さで片付けません。開始時刻、課題量、問題の難度、授業理解、睡眠、移動、端末利用を確認し、翌週の量と順序を変えます。管理の目的は大量の課題ではなく、必要な学習を再現できる状態にすることです。
鬼管理専門塾は千葉市立稲毛高校、稲毛国際中等教育学校、千葉市教育委員会と提携しておらず、合格を保証しません。応募資格・出願・検査・進級・科目選択は、学校、教育委員会、在籍小学校・中学校の最新案内を優先します。
ここからは、学年、志望する入口、現在の読解・算数・外国語・表現の課題を整理し、公式資料で確認した条件を今日からの一日課題へ変える流れを説明します。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
稲毛高校の高校募集終了と稲毛国際中等教育学校の小学6年生対象募集を一次資料で分け、学年と進路の入口を固定します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
適性検査I・II・IIIを、資料読解、条件整理、数理考察、外国語、日本語表現の一日課題へ小分けします。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
志願理由書・報告書・グループ面接を検査直前へ回さず、小学校生活とInage Questへの関心を事実で記録します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
誤答を知識・読解・整理・計算・説明・時間へ分類し、翌日と一週間後に手順を説明・再現できるまで確認します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
在校生は前期・後期の教育課程、数学・英語、Inage Quest、単位制の科目選択を大学受験まで一つの計画へ接続します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
通学、学校課題、部活動、睡眠を含む一週間から実行可能量を決め、未達原因と公式情報の更新に応じて翌週を修正します。
指導の考え方は鬼管理専門塾の仕組みで確認できます。合格実績は過去の結果の一部で、個人の合格を保証しません。募集対象を正しく確認し、本人の現在地と必要な行動を優先します。
学年と募集区分を確認し、資料読解・数理・外国語・表現を今日の課題へ変える

高校募集終了を知って、これまでの勉強が無駄になったように感じます。

5教科の基礎、資料読解、英語、探究への関心は他校受検や大学受験にも残ります。出願先だけを最新情報で修正し、積み上げた力を次の一日課題へつなげましょう。
よくある質問
Q. 稲毛高校は2027年度に高校1年生を募集しますか?
A. 募集しません。千葉市立稲毛高校は令和6年度高等学校入学者選抜を最後に高校募集を終了しています。
Q. 令和9年度入学者募集要項は誰が対象ですか?
A. 2026年度の小学6年生が受検する千葉市立稲毛国際中等教育学校第1学年の募集です。中学3年生向け高校入試ではありません。
Q. 稲毛国際中等教育学校は高校から入れますか?
A. 一般の高校1年募集はありません。前期課程1年から6年間の一貫教育を受け、後期課程へ進級することが原則です。
Q. 令和9年度の募集定員は何人ですか?
A. 中等教育学校第1学年140人で、男女別定員は設けません。基本計画の当初160人ではなく、最新の令和9年度募集要項を優先します。
Q. 一次検査では何を受けますか?
A. 適性検査IとIIを各45分受けます。Iは文章・図表・データの読解・分析・表現、IIは自然科学的・数理的問題の分析・考察・表現を見ます。
Q. 二次検査では何を受けますか?
A. 適性検査IIIとグループ面接です。IIIは小学校外国語を基にした思考・判断と、筋道立った日本語作文を見る検査です。
Q. 応募には千葉市内居住が必要ですか?
A. 原則として保護者とともに千葉市内に居住し、入学後も継続して市内居住することが条件です。転居予定等は学校長承認の要件と期限を教育改革推進課へ確認します。
Q. Inage Questとは何ですか?
A. 6年間を通じた総合的な探究(学習)の時間です。地域や世界の課題を発見し、調査、協働、発信、改善を重ねます。
Q. 稲毛国際中等教育学校への主な交通手段は何ですか?
A. JR稲毛駅・京成稲毛駅からバス「稲毛高校」下車、またはJR稲毛海岸駅から徒歩約15分・バス約5分です。公式アクセスで確認してください。
Q. 鬼管理専門塾は学校や千葉市教育委員会と提携していますか?
A. 提携しておらず合格も保証しません。応募資格・出願・検査は学校、千葉市教育委員会、在籍小学校の最新案内を優先します。
中学3年生は稲毛高校の高校入試情報で募集終了を確認し、千葉県教育委員会の当年度高校入試要項から現在募集のある学校を探します。旧稲毛高校の過年度倍率や募集人員を、現在の志望校一覧へ残さないでください。
小学6年生は令和9年度募集要項を開き、応募資格、140人、出願登録、願書郵送、一次検査、二次書類、二次検査、結果発表、確約書を家族の予定へ入れます。個別事情は期限前に教育改革推進課へ確認します。
稲毛国際中等教育学校の学びは、数学・英語の早期育成だけではありません。Inage Quest、国際交流、第二外国語、5教科、後期課程の単位制を接続し、地域・世界・未来を切り拓くという学校像へ向かいます。
今日の行動は、学年と募集区分を一行で書く、公式募集要項を保存する、図表問題を一題解く、身近な疑問を一つ探究ノートへ書くことです。学校名の検索で止まらず、正しい入口と毎日の学習へ変えていきましょう。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




