
金沢大学を調べると「二次が重い」「共通テスト勝負」と正反対のことが書かれています。結局、共通テストと二次はどちらの配点が大きいのですか。合格最低点も知りたいです。















先に結論を出します。2027年度前期日程は、金沢大学のすべての学類・区分で、教科・科目に係る個別テスト等(いわゆる二次)の配点が共通テストを上回ります。個別テスト等が配点合計に占める比率は60.0%〜68.9%、共通テストは31.1%〜40.0%です。そして2026年度前期日程の合格最低点を満点で割ると、得点率は53.2%〜75.8%に分布します。この記事では、学類別の配点表、合格最低点の得点率、そこから決める勉強配分の順に整理します。
金沢大学の配点を調べるとき、いちばん危険なのは「国公立だから共通テストで決まる」という一般論をそのまま当てはめることです。金沢大学は前期日程のみを実施し、その配点は学類ごとに共通テストが400点〜1,050点、個別テスト等が600点〜2,100点、合計が1,000点〜3,050点まで開きます。満点が3倍以上違う以上、「合格最低点◯点」という数字を学類間で並べても意味がありません。本稿では、公式の配点表と合格者成績表だけを使い、比率と得点率という比較できる形に直してから読み解きます。
目次
- 金沢大学の配点は共通テスト3〜4割・二次6〜7割【2027年度前期日程】
- 学類別の配点一覧|共通テストと個別テストの点数配分
- 共通テスト比率が最も低い医学類31.1%・最も高い40.0%の学類
- 金沢大学の合格最低点【2026年度前期日程の合計点と得点率】
- 合格最低点は点数ではなく得点率で比べる|満点が学類で3倍違う
- 学域別に見た配点と合格最低点の傾向
- 二次の科目内配分は同じ学域でも違う|数学・理科・外国語の点数
- 文系一括入試・理系一括入試の配点と得点率70%台の意味
- 配点表に載らない加点|調査書の主体性等評価と医学類の2段階選抜
- 配点比率から共通テストと二次の勉強配分を決める
- 金沢大学は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|金沢大学は二次配点6割超と得点率で対策を決める
- よくある質問
金沢大学の配点は共通テスト3〜4割・二次6〜7割【2027年度前期日程】
| 知りたいこと | 公式資料から言える結論 | 確認する資料 |
|---|---|---|
| 共通テストと二次はどちらが重いか | すべての学類・区分で個別テスト等の方が重い(60.0〜68.9%) | 令和9年度入学者選抜要項の配点表 |
| 共通テストが占める比率 | 31.1%(医学類)〜40.0%(経済学類など) | 同上(配点合計に対する共通テストの配点) |
| 合格最低点は何点か | 学類により602.8点〜2,311.5点。満点が1,000点〜3,050点で異なる | 令和8年度 合格者入試成績結果一覧表(前期日程) |
| 合格最低点の得点率 | 53.2%〜75.8%。中央値は61.6% | 同表の最低点を配点合計で割った計算値 |
まず配点の全体像です。金沢大学の一般選抜は前期日程のみで、合否は大学入学共通テストと「教科・科目に係る個別テスト等」、そして調査書の審査結果を総合して判定されます。2027年度入学者選抜要項の配点表を全区分で確認すると、個別テスト等が配点合計に占める比率は最も低い経済学類・薬学類・一括入試などで60.0%、最も高い医学類で68.9%でした。逆に言えば、共通テストの比率は最大でも40.0%です。「共通テストで8割取れれば合格が見える」という感覚は、金沢大学の配点には当てはまりません。















個別テストが6割以上と言われても実感がわきません。共通テストで大きく貯金を作る作戦は通用しないということですか。















通用しにくい、が正確な答えだよ。たとえば理工学域は共通テスト950点に対して個別1,500点。共通テストで満点近くを取っても総得点の38.8%分しか押さえられず、残りの61.2%は当日の記述答案で決まる。共通テストを軽視していいという話ではなく、「共通テストの貯金だけで逃げ切る設計にはなっていない」ということだよ。
①学類別の配点表で自分の区分を特定する → ②共通テスト比率を確認する → ③2026年度の合格最低点を得点率に直す → ④満点の違いを踏まえて他学類と比べる → ⑤配点比率から共通テストと二次の勉強配分を決める、の順に読むと、断片的な「金沢大学は二次が難しい」という評判が、自分の点数計画に変わります。
学類別の配点一覧|共通テストと個別テストの点数配分
| 学域 | 学類等 | 共通テスト | 個別テスト等 | 配点合計 | 個別の比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 融合学域 | 先導学類(文系傾斜) | 950点 | 1,700点 | 2,650点 | 64.2% |
| 融合学域 | 先導学類(理系傾斜) | 950点 | 1,700点 | 2,650点 | 64.2% |
| 融合学域 | 観光デザイン学類(文系傾斜) | 950点 | 1,700点 | 2,650点 | 64.2% |
| 融合学域 | 観光デザイン学類(理系傾斜) | 950点 | 1,700点 | 2,650点 | 64.2% |
| 融合学域 | スマート創成科学類(文系傾斜) | 950点 | 1,700点 | 2,650点 | 64.2% |
| 融合学域 | スマート創成科学類(理系傾斜) | 950点 | 1,700点 | 2,650点 | 64.2% |
| 人間社会学域 | 人文学類 | 525点 | 800点 | 1,325点 | 60.4% |
| 人間社会学域 | 法学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 人間社会学域 | 経済学類 | 700点 | 1,050点 | 1,750点 | 60.0% |
| 人間社会学域 | 学校教育学類共同教員養成課程 | 400点 | 600点 | 1,000点 | 60.0% |
| 人間社会学域 | 地域創造学類 | 400点 | 600点 | 1,000点 | 60.0% |
| 人間社会学域 | 国際学類 | 1,050点 | 1,800点 | 2,850点 | 63.2% |
| 理工学域 | 数物科学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 理工学域 | 物質化学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 理工学域 | 機械工学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 理工学域 | フロンティア工学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 理工学域 | 電子情報通信学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 理工学域 | 地球社会基盤学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 理工学域 | 生命理工学類 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 医薬保健学域 | 医学類 | 950点 | 2,100点 | 3,050点 | 68.9% |
| 医薬保健学域 | 薬学類 | 800点 | 1,200点 | 2,000点 | 60.0% |
| 医薬保健学域 | 医薬科学類 | 800点 | 1,200点 | 2,000点 | 60.0% |
| 医薬保健学域 | 保健学類 看護学専攻 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 医薬保健学域 | 保健学類 診療放射線技術学専攻 | 750点 | 1,200点 | 1,950点 | 61.5% |
| 医薬保健学域 | 保健学類 医療検査技術学専攻 | 950点 | 1,600点 | 2,550点 | 62.7% |
| 医薬保健学域 | 保健学類 理学療法学専攻 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 医薬保健学域 | 保健学類 作業療法学専攻 | 950点 | 1,500点 | 2,450点 | 61.2% |
| 一括入試 | 文系一括入試 | 400点 | 600点 | 1,000点 | 60.0% |
| 一括入試 | 理系一括入試 | 400点 | 600点 | 1,000点 | 60.0% |
2027年度入学者選抜要項の配点表を、前期日程の全区分について並べたものです。同じ金沢大学でも配点合計は人間社会学域の学校教育学類共同教員養成課程・地域創造学類・一括入試の1,000点から、医学類の3,050点まで3倍以上の開きがあります。共通テストの配点も400点から1,050点まで幅があります。したがって「金沢大学の配点」と一括りにできる数字は存在せず、自分が出願する学類・専攻・傾斜区分の行を特定するところから始める必要があります。
- 医学類: 3050点
📚 用語解説
教科・科目に係る個別テスト等:金沢大学が共通テストとは別に実施する試験の公式名称です。一般に二次試験と呼ばれますが、要項では国語・数学・理科・外国語のほか、総合問題や口述試験まで含めてこう表記します。学類ごとに課される科目と配点が異なるため、「二次=数学と英語」と決めつけないでください。















融合学域だけ「文系傾斜」「理系傾斜」と分かれています。配点も変わるのですか。















配点合計と共通テスト950点・個別1,700点という枠は文系傾斜も理系傾斜も同じだよ。違うのは中身で、文系傾斜は国語・数学・総合問題・英語から選ぶ形、理系傾斜は数学・理科・英語。出願時にどちらかを選ぶ必要があるから、募集人員だけでなく「自分がどちらの傾斜で戦うか」を先に決めておこう。
融合学域は文系傾斜と理系傾斜、地域創造学類は個別テストの国語傾斜と数学傾斜、保健学類は5専攻で配点が別々です。学域名や学類名だけで配点を判断すると、実際の出願区分と違う数字を前提に勉強計画を立ててしまいます。
共通テスト比率が最も低い医学類31.1%・最も高い40.0%の学類
| 共通テスト比率 | 該当する学類等 | 共通テスト/個別テスト等 |
|---|---|---|
| 31.1% | 医学類 | 950点/2,100点 |
| 35.8% | 融合学域の3学類(文系傾斜・理系傾斜とも) | 950点/1,700点 |
| 36.8% | 国際学類 | 1,050点/1,800点 |
| 37.3% | 保健学類 医療検査技術学専攻 | 950点/1,600点 |
| 38.5% | 保健学類 診療放射線技術学専攻 | 750点/1,200点 |
| 38.8% | 法学類・理工学域7学類・保健学類の4専攻 | 950点/1,500点 |
| 39.6% | 人文学類 | 525点/800点 |
| 40.0% | 経済学類・学校教育・地域創造・薬学類・医薬科学類・一括入試 | 各区分の配点 |
共通テストが配点合計に占める比率を低い順に並べると、最小が医学類の31.1%、最大が経済学類・学校教育学類共同教員養成課程・地域創造学類・薬学類・医薬科学類・文系一括入試・理系一括入試の40.0%でした。幅は9ポイント弱で、「共通テストがほとんど効かない学類」も「共通テストで決まる学類」も金沢大学には存在しません。どの区分を選んでも、共通テストは3割から4割、個別テスト等は6割から7割という設計です。
📚 用語解説
配点比率:この記事では「共通テストの配点 ÷ 配点合計」「個別テスト等の配点 ÷ 配点合計」を配点比率と呼びます。金沢大学が比率として公表しているわけではなく、公式の配点表の数値から算出した値です。満点が学類ごとに違う金沢大学では、点数そのものより比率の方が学類間の比較に使えます。















医学類だけ共通テスト比率が31.1%と低いのはなぜですか。医学部は共通テストで9割必要と聞いたことがあります。















医学類は個別テスト等が2,100点あり、そのうち300点が口述試験だからだよ。数学600点・理科600点・外国語600点に口述300点が乗るぶん、配点の分母が3,050点まで膨らんで共通テストの比率が下がる。ただし医学類は志願者が募集人員の3倍程度を超えると共通テストの成績で第1段階選抜を行う。「共通テストの比率が低い=共通テストが楽」ではないから注意しよう。
金沢大学の合格最低点【2026年度前期日程の合計点と得点率】
| 学類等 | 配点合計 | 合格最低点 | 得点率 |
|---|---|---|---|
| 先導学類(文系傾斜) | 2,650点 | 1,640.5点 | 61.9% |
| 先導学類(理系傾斜) | 2,650点 | 1,495.5点 | 56.4% |
| 観光デザイン学類(文系傾斜) | 2,650点 | 1,676.3点 | 63.3% |
| 観光デザイン学類(理系傾斜) | 2,650点 | 1,409.0点 | 53.2% |
| スマート創成科学類(文系傾斜) | 2,650点 | 1,730.5点 | 65.3% |
| スマート創成科学類(理系傾斜) | 2,650点 | 1,522.0点 | 57.4% |
| 人文学類 | 1,325点 | 897.0点 | 67.7% |
| 法学類 | 2,450点 | 1,582.3点 | 64.6% |
| 経済学類 | 1,750点 | 1,100.3点 | 62.9% |
| 学校教育学類共同教員養成課程 | 1,000点 | 602.8点 | 60.3% |
| 地域創造学類 | 1,000点 | 662.5点 | 66.2% |
| 国際学類 | 2,850点 | 1,852.5点 | 65.0% |
| 数物科学類 | 2,450点 | 1,469.0点 | 60.0% |
| 物質化学類 | 2,450点 | 1,490.5点 | 60.8% |
| 機械工学類 | 2,450点 | 1,445.0点 | 59.0% |
| フロンティア工学類 | 2,450点 | 1,451.4点 | 59.2% |
| 電子情報通信学類 | 2,450点 | 1,493.3点 | 61.0% |
| 地球社会基盤学類 | 2,450点 | 1,463.5点 | 59.7% |
| 生命理工学類 | 2,450点 | 1,508.5点 | 61.6% |
| 医学類 | 3,050点 | 2,311.5点 | 75.8% |
| 薬学類 | 2,000点 | 1,315.0点 | 65.8% |
| 医薬科学類 | 2,000点 | 1,298.0点 | 64.9% |
| 保健学類 看護学専攻 | 2,450点 | 1,457.3点 | 59.5% |
| 保健学類 診療放射線技術学専攻 | 1,950点 | 1,173.0点 | 60.2% |
| 保健学類 医療検査技術学専攻 | 2,550点 | 1,472.2点 | 57.7% |
| 保健学類 理学療法学専攻 | 2,450点 | 1,621.3点 | 66.2% |
| 保健学類 作業療法学専攻 | 2,450点 | 1,430.5点 | 58.4% |
| 文系一括入試 | 1,000点 | 705.0点 | 70.5% |
| 理系一括入試 | 1,000点 | 716.0点 | 71.6% |
金沢大学は毎年、前期日程の合格者について最高点・最低点・平均点を配点とセットで公表しています。2026年度前期日程の合格最低点は、最も低い学校教育学類共同教員養成課程の602.8点から、最も高い医学類の2,311.5点まで分布しました。ただしこの点数を横に並べても比較にはなりません。学校教育学類共同教員養成課程は1,000点満点、医学類は3,050点満点だからです。そこで各区分の合格最低点を配点合計で割り、得点率に直したものが右端の列です。
📚 用語解説
合格最低点:合格者のうち最も総得点が低かった人の点数です。金沢大学は共通テスト・個別テスト等・合計のそれぞれについて最高点・最低点・平均点を公表しています。次年度も同じ点数で合格できることを保証する数字ではなく、その年の受験者層と問題の難易度によって動きます。
📚 用語解説
得点率:この記事では「合格最低点 ÷ 配点合計 × 100」を得点率と呼び、小数第1位で示しています。金沢大学が得点率として公表している値ではなく、公式の点数から計算したものです。満点が1,000点から3,050点まで異なる金沢大学では、点数のままでは比較できないためこの形に直しています。















得点率で見ると53.2%から75.8%まで20ポイント以上の差があります。低い区分を狙えば合格しやすいということですか。















そう単純ではないよ。得点率が低い区分は、その年の問題が難しかったか、配点の重い個別テストで差がついた結果として最低点が下がっただけかもしれない。たとえば観光デザイン学類の理系傾斜は53.2%だけど、融合学域の競争倍率は2.3倍で人間社会学域や理工学域の1.7倍より高い。得点率と倍率は別の指標だから、片方だけで「入りやすい」と判断しないこと。
合格最低点は点数ではなく得点率で比べる|満点が学類で3倍違う
検索結果には「金沢大学の合格最低点は1,500点前後」といった書き方が並ぶことがあります。これは学類を特定しない限り成立しません。金沢大学の配点合計は、学校教育学類共同教員養成課程・地域創造学類・文系一括入試・理系一括入試が1,000点、人文学類が1,325点、経済学類が1,750点、保健学類 診療放射線技術学専攻が1,950点、薬学類・医薬科学類が2,000点、法学類と理工学域7学類などが2,450点、保健学類 医療検査技術学専攻が2,550点、融合学域が2,650点、国際学類が2,850点、医学類が3,050点です。最小と最大で3.05倍の差があります。
| 得点率 | 一括入試(1,000点) | 法学類(2,450点) | 医学類(3,050点) |
|---|---|---|---|
| 70% | 700点 | 1,715点 | 2,135点 |
| 65% | 650点 | 1,592.5点 | 1,982.5点 |
| 60% | 600点 | 1,470点 | 1,830点 |
| 55% | 550点 | 1,347.5点 | 1,677.5点 |















同じ「6割」でも、一括入試なら600点、医学類なら1,830点になるのですね。数字の大きさに惑わされていました。















そこが金沢大学の合格最低点でいちばん間違えやすい点だよ。だから過去問を解いたら、素点をそのままメモするのではなく、自分の出願区分の配点合計で割って得点率に直す。そのうえで公式の合格最低点の得点率と比べれば、「あと何ポイント足りないか」が学類をまたいでも同じ物差しで見える。
答案を採点したら「共通テスト換算の得点率」「個別テストの得点率」「合計の得点率」の3つを記録します。金沢大学は個別テスト等の比率が6割以上なので、合計の得点率が伸びない原因が共通テスト側にあるのか個別側にあるのかを、毎回切り分けられる形で残してください。
学域別に見た配点と合格最低点の傾向
| 学域 | 配点合計の範囲 | 個別の比率 | 合格最低点の得点率 | 2026年度の競争倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 融合学域 | 2,650点 | 64.2% | 53.2〜65.3% | 2.3倍 |
| 人間社会学域 | 1,000〜2,850点 | 60.0〜63.2% | 60.3〜67.7% | 1.7倍 |
| 理工学域 | 2,450点 | 61.2% | 59.0〜61.6% | 1.7倍 |
| 医薬保健学域 | 1,950〜3,050点 | 60.0〜68.9% | 57.7〜75.8% | 2.4倍 |
| 一括入試 | 1,000点 | 60.0% | 70.5〜71.6% | 3.9倍 |
学域単位で眺めると、金沢大学の性格がはっきり分かれます。理工学域は7学類すべてが共通テスト950点・個別1,500点で統一され、合格最低点の得点率も59.0%〜61.6%と2.6ポイントの幅に収まりました。学類を変えても要求水準がほとんど動かない学域です。対して医薬保健学域は配点合計が1,950点から3,050点まで開き、得点率も保健学類 医療検査技術学専攻の57.7%から医学類の75.8%まで18ポイント以上ばらつきます。同じ学域に出願するとしても、学類・専攻を決めなければ必要な水準は決まりません。















倍率の列を見ると、人間社会学域と理工学域が1.7倍で低いです。学域ごとの倍率ランキングはどこで確認できますか。















倍率の総論はもう1本の記事にまとめてあるよ。金沢大学の偏差値・レベル・倍率を解説した記事で、入りやすい学部の見方まで整理している。この記事では配点と合格最低点に集中しよう。倍率が同じ1.7倍でも、人間社会学域は得点率60.3〜67.7%、理工学域は59.0〜61.6%と要求される水準が違うからね。
2026年度前期日程は、金沢大学全体で志願者3,985人・受験者3,594人・合格者1,683人、競争倍率2.1倍でした。学域別では融合学域2.3倍、人間社会学域1.7倍、理工学域1.7倍、医薬保健学域2.4倍、一括入試3.9倍です。ここで注意したいのは、倍率が低い学域が得点率も低いとは限らないことです。人間社会学域は倍率1.7倍でありながら、得点率の下限は60.3%と理工学域より高い水準にあります。倍率は「何人で争ったか」、得点率は「何点取れば通ったか」を示す別の指標として扱ってください。
二次の科目内配分は同じ学域でも違う|数学・理科・外国語の点数
| 学類等 | 個別テスト等の内訳 | 個別合計 |
|---|---|---|
| 数物科学類 | 数学600点/理科500点/外国語400点 | 1,500点 |
| 物質化学類・地球社会基盤学類・生命理工学類 | 数学500点/理科500点/外国語500点 | 1,500点 |
| 機械・フロンティア・電子情報通信の3学類 | 数学600点/理科450点/外国語450点 | 1,500点 |
| 法学類 | 国語500点/数学500点/外国語500点 | 1,500点 |
| 医学類 | 数学600点/理科600点/外国語600点/口述300点 | 2,100点 |
| 保健学類 看護学専攻 | 数学400点/理科500点/外国語600点 | 1,500点 |
| 保健学類 医療検査技術学専攻 | 数学400点/理科800点/外国語400点 | 1,600点 |
| 保健学類 理学療法学専攻・作業療法学専攻 | 理科1,000点/外国語500点 | 1,500点 |
個別テスト等の総額が同じ1,500点でも、内訳は学類ごとに違います。数物科学類は数学600点で理科500点・外国語400点、機械工学類・フロンティア工学類・電子情報通信学類の3学類は数学600点・理科450点・外国語450点、物質化学類や地球社会基盤学類、生命理工学類は3科目とも500点ずつです。保健学類に至っては、理学療法学専攻と作業療法学専攻が理科1,000点・外国語500点で数学を課さない一方、医療検査技術学専攻は理科800点・数学400点・外国語400点でした。「理工学域だから数学重視」とまとめられません。















理学療法学専攻は理科が1,000点もあるのですね。数学が苦手でも受けられるということですか。















個別テストで数学を課さないのは事実だけど、共通テストでは数学を含む教科・科目が指定されている。個別で数学がないぶん、理科1,000点の比重が跳ね上がるということでもある。理学療法学専攻の合格最低点は得点率66.2%で、保健学類のなかでは高い方だよ。「苦手科目がない区分」ではなく「理科で勝負が決まる区分」と理解しよう。
📚 用語解説
学域・学類:金沢大学は学問分野の大きなまとまりを「学域」、その中の教育組織を「学類」と呼びます。2027年度入学者選抜要項に掲載されているのは融合学域・人間社会学域・理工学域・医薬保健学域の4学域です。保健学類のように、学類の下にさらに専攻が分かれ、専攻ごとに配点が異なるケースがあります。
文系一括入試・理系一括入試の配点と得点率70%台の意味
| 区分 | 共通テスト | 個別テスト等 | 配点合計 | 合格最低点 | 得点率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 文系一括入試 | 400点 | 600点(外国語200点・総合問題400点) | 1,000点 | 705.0点 | 70.5% |
| 理系一括入試 | 400点 | 600点(理科600点) | 1,000点 | 716.0点 | 71.6% |
金沢大学には、学類を決めずに出願する「一括入試」があります。文系一括入試は共通テスト400点に個別600点、理系一括入試も共通テスト400点に個別600点で、いずれも1,000点満点です。個別の中身は文系一括が外国語200点と総合問題400点、理系一括が理科600点でした。配点合計が小さいので一見取り組みやすく見えますが、2026年度前期日程の合格最低点は文系一括705.0点(得点率70.5%)、理系一括716.0点(得点率71.6%)で、金沢大学の中では医学類に次ぐ高い水準です。















一括入試は満点が1,000点と小さいのに、得点率は70%台なのですね。理由は何ですか。















競争率の高さが影響しているとみるのが自然だよ。2026年度前期日程の一括入試は志願者772人・受験者671人に対して合格者172人、競争倍率3.9倍。学域別で最も高い数字だ。満点が小さいと1問あたりの重みが大きくなるから、失点1つの影響も大きくなる。「学類を決めなくていい」という自由度と引き換えに、要求される得点率は上がっていると理解しておこう。
一括入試でも、個別テストで問われるのは文系なら総合問題と英語、理系なら理科です。出願時点で学類を確定しないだけで、当日の答案に必要な力は学類別入試と同じように特定されています。1,000点満点で70%台という水準から逆算して準備してください。
配点表に載らない加点|調査書の主体性等評価と医学類の2段階選抜
| 項目 | 公式要項の内容 | 受験生が取るべき行動 |
|---|---|---|
| 主体性等評価 | 共通テストと個別テストの合計配点の概ね2%。学力検査の合計点でボーダー層を抽出し、その層にのみ加算して合否を判定 | 調査書の記載内容を高校と早めに確認する |
| 点数化の対象 | 調査書の「総合的な探究の時間の記録」「特別活動の記録」「指導上参考となる諸事項」「備考」欄の肯定的意見 | 活動内容・期間・役職を具体的に残す |
| 調査書がない場合 | 自己申告の「学習及び活動履歴報告書」を同じ評価項目で点数化。留学・資格等は証明書の写しが必要 | 既卒者は証明書の準備を出願前に済ませる |
| 医学類の2段階選抜 | 志願者数が募集人員に対する予告倍率(3倍程度)を超えた場合、共通テストの配点による総得点で第1段階選抜を実施 | 医学類志望は共通テストの総得点を先に固める |
金沢大学の配点表を読むときに見落とされがちなのが、学力検査以外の要素です。2027年度入学者選抜要項には、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価するため、高校から提出された調査書を活用すると明記されています。その配点は全学統一で、共通テストと個別テストの合計配点の概ね2%。ただし全員に加算されるわけではなく、学力検査の合計点でボーダー層を抽出し、その層にのみ加点して合否を判定する仕組みです。















合計配点の2%というと、法学類なら約49点分ですね。これは大きいのでしょうか。















ボーダー層にとっては小さくない差だよ。ただ順序を間違えないでほしい。加点はボーダー層に入ってから効くもので、学力検査の合計点が届かなければ出番がない。まず配点の6割以上を占める個別テストと、3〜4割の共通テストで得点率を積む。調査書の記載は高校と早めに確認しておく、という優先順位だね。
📚 用語解説
主体性等評価:調査書などから、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を点数化する評価です。金沢大学では全学統一で共通テストと個別テストの合計配点の概ね2%を配点とし、ボーダー層の志願者にのみ加算します。活動内容・活動期間・役職名などについて客観的な基準を設けて評価すると要項に記載されています。
📚 用語解説
2段階選抜:志願者数が募集人員に対して一定の倍率を超えた場合に、共通テストの成績などで先に受験者を絞る仕組みです。金沢大学では医学類について、予告倍率3倍程度を超えたときに共通テストの配点による総得点で第1段階選抜を行うと要項に定めています。
配点比率から共通テストと二次の勉強配分を決める
| 志望区分の例 | 共通テスト/個別 | 合格最低点の得点率 | 学習配分の考え方 |
|---|---|---|---|
| 理工学域の7学類 | 950点/1,500点 | 59.0〜61.6% | 個別の数学・理科・外国語の記述に時間の6割を配分する |
| 法学類 | 950点/1,500点 | 64.6% | 個別の国語・数学・外国語が各500点。3科目を均等に仕上げる |
| 医学類 | 950点/2,100点 | 75.8% | 共通テストで第1段階を通し、個別3科目と口述まで準備する |
| 文系一括入試 | 400点/600点 | 70.5% | 総合問題400点の対策を最優先に置く |
| 保健学類 理学療法学専攻 | 950点/1,500点 | 66.2% | 理科1,000点の比重が高く、理科の答案精度が合否を分ける |
配点比率が分かれば、勉強時間の配分は感覚ではなく計算で決められます。理工学域を例にすると、共通テスト950点・個別1,500点なので、総得点への寄与は共通テスト38.8%・個別61.2%です。合格最低点の得点率は59.0%〜61.6%でした。仮に共通テストで75%を取れたとしても、それは総得点の29.1%分にすぎません。残る個別で得点率60%を確保してようやく合計は約65.8%に届きます。この計算を自分の志望区分で一度やっておくと、「共通テストが終わってから二次対策」という順番では間に合わないことが数字で分かります。















共通テストの点が固まってから二次に移る、という進め方ではだめなのですか。















金沢大学の配点では危険だよ。個別テストが6割以上を占めるのに、記述の練習を冬から始めれば、いちばん配点の重い部分を最短期間で仕上げることになる。共通テストを軽視するのではなく、個別の答案づくりを先に走らせて、共通テストは秋以降に精度を上げにいく。この順番の方が、配点の重心と時間の使い方が一致する。
金沢大学は「普通の対策」では受からない
結論から言います。金沢大学を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2027年度前期日程は全学類で個別テスト等が配点の60.0%〜68.9%を占め、共通テストは31.1%〜40.0%にとどまります。2026年度前期の合格最低点を得点率に直すと53.2%〜75.8%で、志望区分によって必要な水準が20ポイント以上違います。必要なのは配点表を眺めることではなく、自分の区分の比率と得点率から逆算した毎日の演習を続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、配点の重い個別対策が後回しになりやすい
独学でも公式の配点表と合格者成績表は入手できます。しかし、個別テスト等が6割以上を占めるという事実を今日の演習量へ変え、過去問を得点率で採点し、共通テストと個別のどちらで不足しているかを毎週切り分け続けるのは簡単ではありません。情報が行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、記述答案の失点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に書いた数学の途中式や理科の論述、英語の和文英訳が金沢大学の個別テストで何点になるかまで毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義だけでは、配点の重い個別テストと自分の失点原因を結ぶ個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、志望区分ごとの配点差に対応しづらい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱います。しかし金沢大学は、理学療法学専攻のように理科1,000点で数学を課さない区分もあれば、医学類のように口述300点を含む区分もあります。合格最低点の得点率も53.2%から75.8%まで開きます。平均的な進度とは別に、自分の配点表に合わせた優先順位が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テストの広い範囲と個別テストの記述を授業のない日にどこまで進めたかまで追えないことがあります。授業中に理解しても、次回までの実行量と定着が確認されなければ、配点の重い個別テストで同じ失点が残り続けます。















教材の種類より、自分の配点表に合わせて毎日の演習が続く仕組みを選ぶことが重要なのですね。















その通りだよ。配点も合格最低点も公式資料を見れば分かる。差がつくのは、その数字を今日の問題数と答案の直しへ変え、翌日も続けられるかどうか。鬼管理専門塾はそこを1日単位で設計して、毎週の確認へつなげている。
だからこそ、金沢大学を本気で狙うなら、配点比率と合格最低点の得点率を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、金沢大学の公式配点表と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、配点比率と合格最低点の得点率へどう接続するかを整理します。















管理されるといっても、金沢大学志望では具体的に何が変わるのでしょうか。















まず志望区分の配点表を確定して、個別テストと共通テストの目標得点率を決める。そのうえで「今日は個別のどの科目をどこまで直すか」を数値で指示し、確認テストと過去問の得点率で定着を測る。大学名だけの一般論ではなく、学類・専攻・傾斜の配点に合わせて毎日の行動が変わるということだよ。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
金沢大学の志望区分の配点を確定し、個別テスト等6割・共通テスト3〜4割という重心を1日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案の直しに使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ金沢大学志望でも、理科1,000点の保健学類と口述300点を含む医学類では優先順位が違います。公式の配点表と現在の答案を結び、生徒ごとに順番を変えた行動プランを作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
配点の重い個別テストを後回しにせず、共通テストと並行して進めます。日々の進捗と毎週の確認テストで、過去問の得点率が目標に届いているかをその週のうちに点検します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
金沢大学の個別テストで問われる記述の精度を答案から判断するには、指導側にも難関大学入試への理解が必要です。専属の講師が、失点の原因を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、金沢大学の学類別配点と共通テストを一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは目的を混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、金沢大学のどの学類・専攻を考えているか、過去問の得点率がどこで止まっているかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、金沢大学のどの学類を軸にするか、配点比率から共通テストと個別のどちらを先に整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
金沢大学の配点と目標得点率の設計を無料説明会で相談できます
まとめ|金沢大学は二次配点6割超と得点率で対策を決める
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 共通テストと二次の比率 | 全学類で個別テスト等が60.0〜68.9%。共通テストは31.1〜40.0% |
| 共通テスト比率が最も低い区分 | 医学類の31.1%(個別2,100点のうち口述300点を含む) |
| 配点合計 | 1,000点(一括入試など)〜3,050点(医学類)で3倍以上の差 |
| 2026年度の合格最低点 | 602.8点〜2,311.5点。点数のままでは学類間比較に使えない |
| 合格最低点の得点率 | 53.2%〜75.8%、中央値61.6% |
| 最初の行動 | 志望区分の配点表を特定し、過去問を得点率で採点する |
- 医学類: 75.8%
- 一括入試: 70.5〜71.6%















配点比率と得点率を出しておけば、共通テストと二次のどちらに時間を割くか自分で決められますね。















それがこの記事の結論だよ。金沢大学は個別テスト等が6割以上を占め、合格最低点の得点率は53.2%から75.8%まで開く。志望区分の配点表を特定して、過去問を得点率で採点する。この2つを先にやれば、「金沢大学は二次が難しい」という漠然とした評判が、あと何ポイント足りないかという具体的な課題に変わる。
金沢大学の配点や合格最低点を調べるときは、第三者サイトの要約だけで判断しないでください。配点は受験年度の入学者選抜要項、合格最低点は同じ年度の合格者入試成績結果一覧表という一次資料で、自分の学類・専攻・傾斜の行を直接確認します。そのうえで得点率に直し、自分の過去問答案と同じ物差しで比べる。この手順が、配点の重心と学習時間の使い方を一致させる最も再現性の高い進め方です。倍率や偏差値の総論は金沢大学の偏差値・レベル・倍率の記事で確認できます。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 共通テストと二次の比率 | 配点は共通テスト3〜4割・二次6〜7割の章 |
| 学類別の配点 | 学類別の配点一覧の章 |
| 合格最低点 | 2026年度前期日程の合計点と得点率の章 |
| 一括入試 | 文系一括・理系一括の配点と得点率の章 |
| 調査書の加点 | 主体性等評価と2段階選抜の章 |
Q. 金沢大学は共通テストと二次のどちらの配点が大きいですか?
A. 二次(教科・科目に係る個別テスト等)です。2027年度前期日程では、すべての学類・区分で個別テスト等が配点合計の60.0%〜68.9%を占め、共通テストは31.1%〜40.0%です。共通テストの比率が最も低いのは医学類の31.1%、最も高いのは経済学類や薬学類、一括入試などの40.0%でした。
Q. 金沢大学の合格最低点は何点ですか?
A. 学類によって異なります。2026年度前期日程では、学校教育学類共同教員養成課程の602.8点(1,000点満点)から医学類の2,311.5点(3,050点満点)まで分布しました。満点が学類ごとに違うため、点数をそのまま比較せず、配点合計で割った得点率で見てください。
Q. 合格最低点の得点率はどのくらい必要ですか?
A. 2026年度前期日程の実績では53.2%〜75.8%で、中央値は61.6%でした。最も低いのは融合学域 観光デザイン学類の理系傾斜で53.2%、最も高いのは医学類で75.8%です。これは前年度の結果であり、翌年度に同じ得点率で合格できることを保証する数字ではありません。
Q. 理工学域はどの学類を選んでも配点は同じですか?
A. 共通テスト950点・個別テスト等1,500点・合計2,450点という枠は7学類で共通です。ただし個別の内訳は違い、数物科学類は数学600点・理科500点・外国語400点、機械工学類とフロンティア工学類、電子情報通信学類の3学類は数学600点・理科450点・外国語450点、物質化学類や地球社会基盤学類、生命理工学類は3科目とも500点です。
Q. 一括入試は学類別入試より入りやすいですか?
A. 得点率で見る限り、入りやすいとは言えません。2026年度前期日程の合格最低点は文系一括入試が705.0点(1,000点満点で70.5%)、理系一括入試が716.0点(71.6%)で、金沢大学の中では医学類に次ぐ高い水準でした。競争倍率も3.9倍で学域別では最も高くなっています。
Q. 調査書は合否にどのくらい影響しますか?
A. 2027年度入学者選抜要項では、主体性等評価の配点を全学統一で共通テストと個別テストの合計配点の概ね2%としています。全員に加算されるのではなく、学力検査の合計点でボーダー層を抽出し、その層の志願者にのみ加算して合否を判定する仕組みです。
Q. 医学類の2段階選抜はどのような条件で実施されますか?
A. 要項では、志願者数が募集人員に対する予告倍率(3倍程度)を超えた場合に、大学入学共通テストの教科・科目の配点による成績の総得点で第1段階選抜を行うと定めています。医学類の個別テスト等は2,100点と大きいものの、共通テストの総得点を先に固める必要があります。
Q. 金沢大学の倍率や偏差値も知りたい場合はどうすればよいですか?
A. 配点と合格最低点は本記事、倍率・偏差値・レベルの総論は金沢大学の偏差値・レベル・倍率を解説した記事で確認してください。倍率は「何人で争ったか」、得点率は「何点取れば通ったか」を示す別の指標なので、混同しないように分けて読むことをおすすめします。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





