はじめに:【ここは受験するな!】関西学院大学のお勧めしない入試方式・学部を徹底的に解説します!
こんにちは!
関西学院大学専門塾/予備校KWAN-PASSを運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「【ここは受験するな!】関西学院大学のお勧めしない入試方式・学部を徹底的に解説します!」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、関西学院大学を目指す受験生ですか?
関西学院大学を受けるに当たって、意外に知らない関西学院大学の入試方式や入試の癖をお伝えできたらなと思います!関西学院大学の逆転合格を狙いたい受験生は必見ですね。
今回の記事を読むと・・・
■関西学院大学の合格しにくい入試方学部学部がわかります。
■関西学院大学の逆転合格に必要な情報をGETできます。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
合格しにくい入試方式とは?
関西学院大学(文系学部)の入試方式は、
・全学部日程
・学部個別日程
・共通テスト併用/英数日程
・共通テスト利用 1月出願/3月出願
と、この4つがあるのですが、結論から言うと、この中でお薦めしないのは、
・共通テストを使った入試方式
です。理由と解説を稲葉先生、お願いします。
共通利用入試、共通テスト併用入試をお勧めしない理由は、
・ボーダー得点率が高いこと
です。学部にもよりますが、80~90%位必要です。
関西学院大学の共通テスト利用は、難関国立を目指す受験生が、併願先として出願することが多いです。ボーダー得点率が高い上、倍率も高いので、お薦めしません。
そうですね、共通テストを利用するとなると、共通テスト対策も必要になります。関西学院大学を目指している受験生には共通テスト対策に時間を掛けるより、関西学院大学の受験対策をしっかりとして欲しいですね。
全学部日程と学部個別日程はどうですか?
この二つの入試は、大学独自の試験で入試を行いますが、倍率、合格最低点ともにほぼ全学部日程が高いです。
やはりそうですか・・・
大体、どこの大学も全学部入試の方が倍率も合格最低点も高くなりますよね。
そうですね。
なので、お勧めしたいのは学部個別日程です。
✅倍率、合格最低点が全学部日程より低いこと
✅募集人数の多い入試方式であること
✅補欠・追加合格があること
※補欠・追加合格は全学部日程、共通テスト併用/英数日程にもあります。
以上の理由から、私達は関西学院大学の入試方式は学部個別日程をお薦めします!
【必見】合格しにくい学部・学科3選
それではいよいよ「合格しにくい学部」を3選紹介いたします。
1.国際学部
こちらの合格しにくい理由は・・
国際学部は関西学院大学の看板学部で、人気があり、そのために難易度がとても高いからです。
✅偏差値62.5
これは関西学院大学の中でもずば抜けて高い偏差値です!
2022年の入試結果を見てみましょう。※()内得点率
全学部日程 倍率6.3 合格最低点365/550(66.4%)
全学英語1科目 倍率8.8 合格最低点313/400(78.3%)
学部個別日程 倍率4.0 合格最低点332/550(60.4%)
独自英・数 倍率2.5 合格最低点321.8/400(80.5%)
平均して倍率が高いですね!
全学部日程に英語1科目受験がありますが、倍率が8.8倍で得点率が78.3%、かなりハイレベルでリスクが高いです。
他にも、英語・数学の二教科受験があり、倍率は2.5倍ですが、得点率が80.5%と、こちらもレベルが高いです。
✅国際学部を狙うのであれば、やはり学部個別日程です!!
そして、国際学部なので、英語の力が必須です。英語1教科の受験があるくらいです。どの入試方式にも英語はあるので、赤本などで出題傾向をしっかりとつかんで望んでください。
では、続いて2つ目の合格しにくい学部・学科の紹介に移ります。
2.商学部
2つめは商学部です!合格しにくい理由としては
✅偏差値57.5となっており国際学部に次いで高い
✅倍率が高い
ことが挙げられます。
2022年の入試結果を見てみましょう。※()内得点率
全学部日程 倍率2.7 合格最低点310.6/550(56.5%)
学部個別日程 倍率2.5 合格最低点316.4/500(63.3%)
独自英・数 倍率2.3 合格最低点263.3/400(65.8%)
倍率に関しては、2021年が平均2.7倍、2020平均平均3.7倍ありました。国際学部ほどではないですが、ここ数年、倍率が3~4倍ある人気学部となっています。偏差値も高いことから、関西学院大学のなかでも難易度が高いと判断しました。
文系でも数学が得意であれば、英語と数学で受験できます。合格最低点は高いですが、倍率は下がるので、受験してみるのもありです。
3つめの学部・学科の紹介にいきましょう!
3.文学部文化歴史学科・美学芸術学専修/アジア史学専修/西洋史学専修
3つめは文学部文化歴史学科・美学芸術学専修/アジア史学専修/西洋史学専修です!
合格しにくい理由としては
✅募集人員が少ないため倍率が高い
ことです。
1専修あたり50人しかとらないうえ、1日程につき10人ほどしか定員がないので、正直受かりづらいです!
2022年の入試結果を見てみましょう。※()内得点率
・美学芸術学専修
学部日程 倍率3.1 合格最低点322.1/550(58.6%)
学部個別日程 倍率2.3 合格最低点341.3/500(68.3%)
・アジア史学専修
全学部日程 倍率3.4 合格最低点300.3/550(54.6%)
学部個別日程 倍率2.6 合格最低点301.9/500(60.4%)
・西洋史学専修
全学部日程 倍率3.3 合格最低点335.1/550(60.9%)
学部個別日程 倍率2.5 合格最低点352.3/500(70.5%)
文学部文化歴史学科のなかでも、美学芸術学専修/アジア史学専修/西洋史学専修この3つは倍率が高いです。合格最低点も高いですね。最低でも6~7割必要です。自分が受験する科目をしっかり勉強しましょう!
国際学部・商学部・文学部文化歴史学科・美学芸術学専修/アジア史学専修/西洋史学専修を合格しにくい学部・学科に挙げましたが、これらの学部個別日程の試験科目は
・国際学部 3科目(英語250点・国語150点・地歴数学から1科目選択150点 計550点満点)
・商学部 3科目(英語200点・国語150点・地歴数学から1科目選択150点 計500点満点)
・文学部文化歴史学科・美学芸術学専修/アジア史学専修/西洋史学専修 3科目(英語200点・国語150点・地歴数学から1科目選択150点 計500点満点)
と、なっています。
どこも英語の配点が高いので、しっかり得点したいですね!
英語の入試問題の構成は長文読解・会話文・文法語彙で、マークと記述併用式です。長文読解が多く出題されますので、短い時間で文脈の正確な理解をする力が必要です。時間内に終わるよう、過去問演習を繰り返し行ってください。もちろん英単語や文法などの基礎固めも大事です。
記述の問題も出題されます。記述は回答が複数考えられますので、自己採点が難しい場合は先輩や先生に採点を頼むなどして採点・復習まで行いましょう。我々も皆さんの力になりますので、ぜひご相談ください。
まとめ
お勧めできない入試方式は
✅共通テスト利用入試
そして特に注意点がある学部・学科はそれぞれ
✅国際学部
✅商学部
✅文学部文化歴史学科・美学芸術学専修・アジア史学専修・西洋史学専修
でした。
関西学院大学は関関同立の中でも人気のある大学で、その校風から「西の慶應義塾大学」と言われています。ここ数年のコロナ禍で志願者数が減る大学が多い中、関西学院大学は増加しました。人気・倍率共に高いので、志望者は受験対策をしっかり行いましょう!
ぜひ今回紹介した情報を踏まえて、
戦略的な受験対策を行ってください!
では、本日はこれで終わります。