始めに:関東地区の就職力を持つ大学はどこだ!?
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「関東の就職力を持つ大学はどこだ!?早慶上理、GMARCH、日東駒専の就職率を徹底分析!」というテーマで記事を書いていきます。
関東の受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
志望校に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
大学の実就職率トップ30ランキング
2023年度の卒業生が1000人を超える大学の中から、上位30校をピックアップして紹介します。
ランキングで挙げられたトップ30の大学のうち、15校は関東地方に位置していることが分かりました。
順位 | 大学名 | 実就職率 | |
6 | 国際医療福祉大学 | 私 | 96.1% |
7 | 芝浦工業大学 | 私 | 96.0% |
9 | 東京家政大学 | 私 | 95.0% |
11 | 実践女子大学 | 私 | 94.7% |
12 | 昭和女子大学 | 私 | 94.6% |
14 | 千葉工業大学 | 私 | 94.5% |
18 | 横浜市立大学 | 公 | 94.1% |
22 | 東京都市大学 | 私 | 93.7% |
23 | 群馬大学 | 国 | 93.5% |
24 | 神奈川工科大学 | 私 | 93.4% |
25 | 東京電機大学 | 私 | 93.4% |
27 | 東京工科大学 | 私 | 93.2% |
28 | 東京理科大学 | 私 | 93.2% |
29 | 順天堂大学 | 私 | 93.1% |
30 | 工学院大学 | 私 | 92.8% |
大学の有名企業 実就職率トップ30ランキング
著名な400社への就職成功率も公開されております。
この中で、著名企業就職率のトップ30大学のうち、14校は関東地域に所在する大学であることが明らかになりました。
順位 | 大学名 | 2023年 | |
2 | 一橋大学 | 国 | 50.8% |
3 | 東京工業大学 | 国 | 48.4% |
4 | 慶応義塾大学 | 私 | 44.2% |
6 | 東京理科大学 | 私 | 38.7% |
7 | 電気通信大学 | 国 | 37.7% |
11 | 早稲田大学 | 私 | 34.0% |
12 | 芝浦工業大学 | 私 | 32.8% |
13 | 横浜国立大学 | 国 | 31.6% |
15 | 上智大学 | 私 | 30.5% |
22 | 明治大学 | 私 | 26.9% |
24 | 立教大学 | 私 | 24.9% |
27 | 青山学院大学 | 私 | 23.8% |
28 | 東京農工大学 | 国 | 22.5% |
30 | 国際基督教大学 | 私 | 22.4% |
当然ながら、早慶上理、GMARCH、四工大などの著名な難関大学がリストアップされています。
関東地区の大学の近年の就職率の動向
著名企業への実就職率ランキングでは、2023年だけでなく2022年と2021年のデータも掲示されています。
ランキングの順位はそのままに、年別の就職率の変化をこのように比較してみると、以下の傾向が見られます。
順位 | 大学名 | |
2 | 一橋大学 | ±0 |
3 | 東京工業大学 | +6.6 |
4 | 慶応義塾大学 | +4.9 |
6 | 東京理科大学 | +1.6 |
7 | 電気通信大学 | +2.6 |
11 | 早稲田大学 | +2.5 |
12 | 芝浦工業大学 | +7.5 |
13 | 横浜国立大学 | +3.0 |
15 | 上智大学 | +2.7 |
22 | 明治大学 | +4.2 |
24 | 立教大学 | +5.8 |
27 | 青山学院大学 | +3.5 |
28 | 東京農工大学 | -1.0 |
30 | 国際基督教大学 | -3.1 |
このように見ると、理系専門の大学がランキングの上位に位置しており、総合大学においても理系の学部がその順位に影響を与えている可能性があります。
早慶上理、GMARCH・日東駒専・四工大の著名企業就職率での差が存在するのでしょうか?
早慶上理、GMARCH・日東駒専・四工大の著名企業就職率での差が存在するのでしょうか? 2022年度の情報をもとにお伝えします。
大学名 | 有名企業就職率(%) |
慶応義塾大学 | 39.3 |
東京理科大学 | 37.1 |
早稲田大学 | 31.5 |
上智大学 | 27.8 |
芝浦工業大学 | 25.3 |
明治大学 | 22.7 |
青山学院大学 | 20.3 |
中央大学 | 19.7 |
立教大学 | 19.1 |
工学院大学 | 17.2 |
法政大学 | 16.6 |
東京電機大学 | 16 |
学習院大学 | 14.5 |
千葉工業大学 | 9.7 |
日本大学 | 6.3 |
東洋大学 | 6.1 |
専修大学 | 4.2 |
駒澤大学 | 4.1 |
早慶上理とGMARCHの間には約10〜20%、GMARCHと日東駒専の間には約12〜15%の就職率の差が存在します。
このデータは、有名企業への就職に関して、日東駒専レベルの大学を最低基準として考慮すべきであることを示唆しています。なぜなら、就職市場においては、学歴が一定の影響を及ぼすからです。
四工大の例を挙げると、その就職実績はGMARCHと同等、またはそれ以上です。これは特に理系分野において顕著で、四工大卒業生が技術系の職種で高い評価を受けていることが明らかです。
例えば、四工大の卒業生がエンジニアリングやIT関連の分野で活躍し、大手企業への就職に成功しているケースが多く見られます。
理系のキャリアを目指す学生にとって、総合大学の理系学部よりも、四工大のような専門性の高い教育を提供する大学の方が有利であることが分かります。四工大は、特化した教育と産業界との強い連携により、卒業生に対して安定した就職の道を開いています。
有名大学からの実就職率が予想外に低い理由
有名大学からの実就職率が予想外に低い理由は、そこに在籍する優秀な学生たちが多様なキャリアパスを選択しているためです。
高い学術的能力を持つ学生が集まる大学では、従来型の就職以外の道を選ぶ傾向があります。
例えば、これらの大学の卒業生の中には、起業を志す者、大学院への進学を目指す者、または専門的な資格試験の準備をしている者が多くいます。
これらの活動は一般的には未就職とカウントされるため、実際の就職率が低く見えることがあります。
有名大学の低い実就職率は、その学生たちが単に就職活動をしていないわけではなく、異なるキャリアパスを選択していることの結果です。これは、学生が自身の能力と興味に基づいて多様な進路を選ぶことを示し、単純な就職率の数字だけではその実情を正確に反映していないことを意味します。
関東の就職力を持つ大学はどこ?
理系単科大学
理系単科大学において、東京理科大学、芝浦工業大学、電気通信大学などが実就職率ランキングの上位30位以内に位置しています。これは、これらの大学が就職市場で非常に強い地位を占めていることを示しています。
これらの大学は、偏差値が高く、学術的に優れた学生が多いため、入学には十分な受験対策が必要です。
例えば、東京理科大学や芝浦工業大学の学生は、専門的な知識と技術を持ち、それが就職市場で高く評価されています。このような大学では、厳しい入試を通過した優秀な学生たちが、最新の技術や研究に携わりながら、高度な専門教育を受けています。
理系単科大学の卒業生は就職市場で優れた実績を示し、多くの企業から高い評価を受けています。これは、これらの大学の教育水準の高さと、学生自身の努力が結果として現れていることを意味します。そのため、これらの大学を目指す受験生は、充実した受験対策を行うことが重要です。
女子大
昭和女子大学、実践女子大学、東京家政大学などの女子大学は、就職率が高く、入試難易度が比較的低めであるため、推奨される選択肢です。
これらの大学は、保育士や幼稚園・小学校教員免許、栄養士などの資格を取得しやすい学部を持ち、これが高い就職率の一因となっています。
具体的には、これらの女子大学では、保育や教育、栄養学などの分野で専門的な教育を受けることができ、これらの分野では資格が就職に直結します。
さらに、キャリア教育が一般の四年制大学より充実しており、学生に対する個別のキャリア指導が行われているのが特徴です。また、女子大学では、学生数が少ないため、より個別化された面談が可能で、これも就職支援の質を高める一因です。
また、一部の女子大学では、男性の考え方を理解するための授業や、他大学の男子学生とのグループディスカッションを実施しており、コミュニケーション能力の向上にも注力しています。
これは、職場での多様な人間関係を構築する能力を高めることにつながります。
女子大学は特に文系分野での就職に強みを持っており、専門的な教育と資格取得、充実したキャリア支援により、就職市場での競争力を高めています。これは、女子大学が高い就職率を維持する理由の一つであり、特に文系の学生にとっては、女子大学が魅力的な選択肢となるでしょう。
実就職率では、東京国際大学、成蹊大学、杏林大学は、入試難易度を考慮した場合、おすすめの選択肢となります。
これらの大学は、ランキングでは上位には位置しないものの、入試の難易度とバランスを取った場合に、良い選択肢となる可能性があります。
具体的には、これらの大学では、入試難易度に比べて優れた教育プログラムやキャリアサポートが提供されています。
たとえば、東京国際大学では国際関係やビジネスに関する強いプログラムを提供しており、成蹊大学や杏林大学も、特定の分野での専門教育に力を入れています。
しかし、もし有名企業への就職を目指すのであれば、一橋大学や早慶、上智、GMARCHのような高いランキングを誇る大学が望ましいです。
これらの大学は、学業の質が高く、企業からの評価も非常に高いため、卒業生の就職率が高く、有名企業への就職に強いという特徴があります。
ランキングが30位以下の大学も、入試難易度と教育の質を総合的に考えると有力な選択肢になることがありますが、有名企業への就職を目指す場合は、一橋大学や早慶、上智、GMARCHのような高ランキング大学の方が有利です。これらの大学は、学生に高い就職成功率と幅広いキャリア選択肢を提供しています。
最後に:志望大学に合格をするには?
ここまで関東の就職力を持つ大学について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映