
駒澤大学を調べると「日東駒専で一番下」「だから一番受かりやすい」と書かれています。偏差値の数字もサイトごとにばらばらで、結局どのくらいのレベルなのか分かりません。公式の数字で本当のところを教えてください。














先に結論です。2026年度の各大学公式入試結果を、東洋大学が受験者数を公表していないため志願者ベースにそろえて計算すると、合格率は日本大学25.7%・駒澤大学25.4%・専修大学21.8%・東洋大学21.1%。駒澤は「一番受かりやすい」ではなく、日本大学とほぼ同水準の上位2校です。そして駒澤の中身を開くと、法学部は実質倍率2.8倍・合格率35.4%、経済学部は4.9倍・20.5%。同じ大学の中で合格率が約15ポイント違います。「駒澤のレベル」を1つの数字で語ること自体に無理があります。
偏差値は模試事業者が受験者集団から算出する相対指標で、駒澤大学が公式に発表している数値ではありません。だから偏差値サイトを何件見比べても、値がそろわないのは当然です。一方で、志願者・受験者・合格者の実数は大学が毎年公式に公表しています。この記事では駒澤大学の2026年度一般選抜(志願35,565人・受験34,507人・合格9,022人)を土台に、日東駒専4大学の比較、7学部の倍率差、公式偏差値がない中でレベルを測る手順、そして合格者側へ入るための行動までを順に整理します。
目次
- 駒澤大学は日東駒専で一番下なのか|2026年度公式データの結論
- 駒澤大学の2026年度一般選抜|志願35,565人・受験34,507人・合格9,022人
- 駒澤大学の学部別倍率|法学部2.8倍と経済学部4.9倍で1.7倍の開き
- 学部単位で検証すると|駒澤の法学部は日東駒専4校で最も通りやすい
- 駒澤大学の偏差値は?公式値がない中でレベルを測る手順
- 同じ「合格率25%前後」でも中身が違う|4大学の学部間ばらつき比較
- 駒澤大学の入試方式と、この記事の数値の範囲
- 倍率差2.8〜4.9倍を出願計画にどう反映するか
- 合格者9,022人の側に入る学習の順番【年間計画】
- 駒澤大学は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|「日東駒専で一番下」ではなく学部単位で判断する
- よくある質問
駒澤大学は日東駒専で一番下なのか|2026年度公式データの結論
| 大学 | 志願者 | 合格者 | 合格率(対志願者) | 倍率(志願者÷合格者) |
|---|---|---|---|---|
| 駒澤大学 | 35,565 | 9,022 | 25.4% | 3.9倍 |
| 日本大学 | 111,902 | 28,808 | 25.7% | 3.9倍 |
| 東洋大学 | 119,233 | 25,186 | 21.1% | 4.7倍 |
| 専修大学 | 54,228 | 11,814 | 21.8% | 4.6倍 |
4大学とも2026年度の一般選抜系(大学入学共通テスト利用を含む)の公式入試結果です。東洋大学だけ受験者数が公表されていないため、4大学を同じ物差しで並べるには志願者を分母にそろえるしかありません。その条件で見ると、合格率が高い=相対的に通りやすい順は日本大学25.7%、駒澤大学25.4%、専修大学21.8%、東洋大学21.1%。駒澤と日本大学の差は0.3ポイントしかなく、統計的にはほぼ同水準です。少なくとも「駒澤だけが飛び抜けて受かりやすい」も「駒澤が一番下で入りやすい」も、公式データからは言えません。














駒澤と日本大学がほぼ同じというのは意外です。日本大学の方が規模も知名度も大きいのに、どうして合格率が近いのですか?














大学単位の合格率は、その大学がどんな学部を抱えているかに強く引きずられるからです。日本大学は工学部や国際関係学部のように合格者を多く出す学部を持つ一方、医学部のように極端に絞る学部も持っています。東洋大学は志願者が11万人を超える一方で合格者を絞る学部が多い。つまり大学単位の1つの数字は、学部構成の平均でしかありません。志望する学部を決めているなら、見るべきはこの数字ではなく学部単位の実数です。
📚 用語解説
日東駒専:日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学の4校をまとめて指す受験業界の通称。大学が定めた区分ではないため、4校の入試難易度や学部構成が同じという意味はない。比較するときは、同じ年度・同じ選抜区分・同じ分母の公式データでそろえる必要がある。
① 4大学の位置を確認する → ② 駒澤の実数と欠席率を押さえる → ③ 7学部の倍率差を見る → ④ 同じ学部で4大学を比べる → ⑤ 公式偏差値がない中でレベルを測る → ⑥ 入試方式と出願戦略へ落とす、という順に読むと、「一番下かどうか」という曖昧な話題が、自分の出願先を決める判断材料に変わります。
駒澤大学の2026年度一般選抜|志願35,565人・受験34,507人・合格9,022人
| 項目 | 2026年度の実数 | 意味 |
|---|---|---|
| 志願者 | 35,565人 | 出願を済ませた人数。倍率の話題で最もよく使われる分母 |
| 受験者 | 34,507人 | 実際に試験会場で受けた人数。競争相手の実数はこちら |
| 合格者 | 9,022人 | 正規合格として発表された人数 |
| 欠席者 | 1,058人(3.0%) | 出願したが受験しなかった人数 |
| 実質倍率 | 3.8倍 | 受験者÷合格者。公式入試結果に記載された値 |
| 合格率(対受験者) | 26.1% | 受験した人のうち合格した割合 |
| 合格率(対志願者) | 25.4% | 4大学比較でそろえた分母。上の章で使った値 |
駒澤大学の2026年度一般選抜は、志願35,565人に対して受験34,507人、合格9,022人でした。実質倍率は3.8倍、受験者を分母にした合格率は26.1%です。ここで重要なのは、志願者と受験者の差が1,058人、欠席率にして3.0%しかないことです。同じ2026年度で日本大学は欠席率8.8%(志願111,902人に対し受験102,050人)、専修大学は4.9%でした。駒澤は出願した人がほぼそのまま受験しに来ています。つまり「記念受験が多いから倍率が水増しされている」という説明は、駒澤には当てはまりません。表示されている倍率は、実際に会場に来た受験生との競争の厳しさをほぼそのまま表しています。
📚 用語解説
実質倍率:受験者数を合格者数で割った倍率。出願だけして受験しなかった人を除くため、志願者数で割る「志願倍率」より実態に近い。駒澤大学の公式入試結果にはこの実質倍率が学部・方式ごとに記載されている。
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を合格者数で割った倍率。受験者数を公表しない大学とも比較できる利点があるが、欠席者を含む分だけ実質倍率より高く出る。本稿では4大学比較のときだけ志願者ベースにそろえ、その旨を表と本文に明記している。














志願者ベースと受験者ベースで数字が変わるなら、ネットで見た倍率が正しいのかどうかも判断できません。どうやって見分ければいいですか?














分母が何かを必ず確認してください。駒澤の場合、志願者ベースなら3.9倍・25.4%、受験者ベースなら3.8倍・26.1%です。差は小さいですが、日本大学のように欠席率が8.8%ある大学だと志願倍率と実質倍率の差は無視できません。出典が書かれていない倍率は、どちらで計算したのか分からないので比較に使えません。
なお公式PDFの学部行を合計すると志願者は35,562人となり、公式の大学総計35,565人と3人ずれます。共通テスト利用選抜前期の小計との差で、本稿では公式総計の35,565人を採用しています。数人単位の差で結論は変わりませんが、こうしたずれを確認せずに他サイトの数字を転記すると、年度や区分がまじった倍率が独り歩きします。倍率を扱うときは必ず出典PDFまで戻ってください。
駒澤大学の学部別倍率|法学部2.8倍と経済学部4.9倍で1.7倍の開き
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 | 合格率(対受験者) |
|---|---|---|---|---|---|
| 仏教学部 | 1,220 | 1,176 | 335 | 3.5倍 | 28.5% |
| 文学部 | 11,398 | 11,110 | 3,017 | 3.7倍 | 27.2% |
| 経済学部 | 8,632 | 8,370 | 1,712 | 4.9倍 | 20.5% |
| 法学部 | 5,746 | 5,532 | 1,956 | 2.8倍 | 35.4% |
| 経営学部 | 6,046 | 5,874 | 1,274 | 4.6倍 | 21.7% |
| 医療健康科学部 | 668 | 650 | 188 | 3.5倍 | 28.9% |
| グローバル・メディア・スタディーズ学部 | 1,852 | 1,795 | 540 | 3.3倍 | 30.1% |
同じ駒澤大学でも、学部によって競争の厳しさはまったく違います。最も倍率が低いのは法学部の2.8倍で、受験者5,532人に対し合格者1,956人。受験者の35.4%が合格しています。逆に最も高いのは経済学部の4.9倍で、受験者8,370人に対し合格者1,712人、合格率20.5%。倍率で1.7倍、合格率で約15ポイントの差です。「駒澤は受かりやすい」という言い方が当てはまるのは法学部・グローバル・メディア・スタディーズ学部・医療健康科学部の側で、経済学部と経営学部を志望する受験生には当てはまりません。
📚 用語解説
学部計:学科ごとの数字ではなく、その学部全体を合算した公式の集計行。学科別の倍率は募集人数が小さく年ごとの振れ幅が大きいため、大学間・学部間の比較では学部計を使うのが基本。本稿の数値はすべて学部計であり、方式別・学科別の倍率とは一致しない。














法学部が2.8倍で一番低いのは意外です。法学部は人気学部というイメージがありました。














志願者数を見てください。法学部は5,746人で、文学部11,398人や経済学部8,632人より少ない。にもかかわらず合格者は1,956人と、文学部3,017人に次いで多く出しています。志願者が少なめで合格者が多い、この組み合わせが2.8倍という低さを作っています。イメージではなく、志願者と合格者の実数の組み合わせで倍率は決まります。
ここで注意したいのは、倍率が低い=学力が低くても受かる、ではないことです。倍率は「何人に1人が受かるか」を示すだけで、合格に必要な得点そのものを表しません。それでも同じ大学の中で2.8倍と4.9倍という差があるなら、出願先を決めるときに無視できない情報です。学部を1つに決めきれていない段階なら、まずこの表を見て「どの学部なら合格者側に入る余地が大きいか」を確認してください。
学部単位で検証すると|駒澤の法学部は日東駒専4校で最も通りやすい
| 系統 | 大学・学部 | 志願者 | 合格者 | 合格率(対志願者) | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 法学部 | 駒澤大学 法学部 | 5,746 | 1,956 | 34.0% | 2.9倍 |
| 法学部 | 日本大学 法学部 | 14,499 | 3,231 | 22.3% | 4.5倍 |
| 法学部 | 東洋大学 法学部 | 11,393 | 2,288 | 20.1% | 5.0倍 |
| 法学部 | 専修大学 法学部 | 9,235 | 2,007 | 21.7% | 4.6倍 |
| 経済学部 | 駒澤大学 経済学部 | 8,632 | 1,712 | 19.8% | 5.0倍 |
| 経済学部 | 日本大学 経済学部 | 15,412 | 3,668 | 23.8% | 4.2倍 |
| 経済学部 | 東洋大学 経済学部 | 14,570 | 2,740 | 18.8% | 5.3倍 |
| 経済学部 | 専修大学 経済学部 | 10,925 | 2,576 | 23.6% | 4.2倍 |
| 経営・商学部 | 駒澤大学 経営学部 | 6,046 | 1,274 | 21.1% | 4.7倍 |
| 経営・商学部 | 日本大学 商学部 | 9,362 | 2,110 | 22.5% | 4.4倍 |
| 経営・商学部 | 東洋大学 経営学部 | 16,709 | 2,747 | 16.4% | 6.1倍 |
| 経営・商学部 | 専修大学 経営学部 | 6,396 | 1,407 | 22.0% | 4.5倍 |
| 文学部系 | 駒澤大学 文学部 | 11,398 | 3,017 | 26.5% | 3.8倍 |
| 文学部系 | 日本大学 文理学部 | 18,255 | 5,383 | 29.5% | 3.4倍 |
| 文学部系 | 東洋大学 文学部 | 16,985 | 3,430 | 20.2% | 5.0倍 |
| 文学部系 | 専修大学 文学部 | 9,138 | 2,072 | 22.7% | 4.4倍 |
大学単位ではほぼ横並びだった4校も、学部単位で並べると差がはっきりします。法学部系では駒澤大学が34.0%で、日本大学22.3%、専修大学21.7%、東洋大学20.1%を10ポイント以上引き離しています。日東駒専の中で「一番受かりやすい」と言える枠が実在するとすれば、それは駒澤大学という大学単位ではなく、駒澤大学法学部という学部です。一方で経済学部は駒澤19.8%に対し日本大学23.8%・専修大学23.6%で、駒澤の方が通りにくい。経営・商学部系でも駒澤21.1%は日本大学商学部22.5%・専修大学22.0%を下回ります。「駒澤は受かりやすい」という一般論は、学部を変えた瞬間に反転します。
- 駒澤 法: 34.0%














同じ「日東駒専の法学部」なのに、合格率がこんなに違うとは思いませんでした。駒澤法学部は狙い目ということですか?














公式データが示すのは「合格者側に入る余地が4校で最も大きい」ということまでです。試験問題も配点も4大学で違うので、合格に必要な学力が最も低いという意味ではありません。ただ、法学部を志望していて日東駒専のどこから固めるか迷っているなら、駒澤法学部を出願計画の軸に置く合理性は数字の上で説明できます。逆に経済学部志望なら、駒澤を「滑り止め」と考えるのは危険です。
大学名で「受かりやすい・受かりにくい」を語ると必ず判断を誤ります。まず学びたい系統を決め、その系統で4大学を並べてください。この記事の表はそのまま出願先の比較に使えます。
駒澤大学の偏差値は?公式値がない中でレベルを測る手順
駒澤大学は公式サイトで偏差値を公表していません。世の中に出回っている「駒澤大学の偏差値」は、模試事業者が自社の受験者集団の中で算出した相対指標であり、事業者ごとに母集団も算出時期も違います。値がサイトごとにずれるのはそのためで、どれか1つが正しいわけではありません。したがって「駒澤大学の偏差値はいくつか」という問いには、公式には答えが存在しません。
📚 用語解説
偏差値:ある母集団の中での自分の相対的な位置を示す指標。平均を50とし、ばらつきを基準に換算する。母集団が変われば同じ学力でも数値は変わるため、模試名・実施時期・受験者層をセットで確認しないと比較できない。大学が公表する公式値ではない。
では駒澤大学のレベルをどう測るか。公式に確認できる材料は入試結果の実数です。受験者を分母にした合格率で7学部を並べると、経済学部20.5%から法学部35.4%まで分布します。この幅こそが「駒澤のレベル」の実体です。偏差値を1つの数字で覚えるより、志望学部の合格率と倍率を覚えておく方が、出願先の判断にも学習計画にも使えます。














模試の偏差値は見なくていいということですか?志望校判定は気にしています。














見なくていいのではなく、使い方を変えるという話です。偏差値と判定は「今の自分がどのくらいの位置にいるか」を測る道具として使い、「駒澤のレベルはいくつか」を決める道具としては使わない。判定がC・Dでも、志望学部の過去問で合格者側の得点に届く答案が書けているかは別問題です。判定より、科目ごとにどこで何点落としているかを見てください。
偏差値表では同じ帯に並ぶ学部でも、実質倍率は2.8倍から4.9倍まで開きます。偏差値が同じなら難易度も同じ、という前提で併願先を組むと、実際の競争率を見誤ります。必ず公式の入試結果と合わせて判断してください。
もう1つ、偏差値の数字を追いかけるより効果が大きいのは、志望学部の過去問を早い時期に1年分解くことです。合格率35.4%の法学部と20.5%の経済学部では、合格者側に入るために必要な精度が違います。その差は模試の判定ではなく、過去問の得点と失点内容にしか現れません。偏差値を調べる時間を、過去問1年分に振り替えてください。
同じ「合格率25%前後」でも中身が違う|4大学の学部間ばらつき比較
| 大学 | 学部数 | 最も低い学部の合格率 | 最も高い学部の合格率 | 学部間の開き |
|---|---|---|---|---|
| 駒澤大学 | 7学部 | 19.8%(経済学部) | 34.0%(法学部) | 14.2ポイント |
| 日本大学 | 16学部 | 6.8%(医学部) | 78.2%(松戸歯学部) | 71.4ポイント |
| 東洋大学 | 14学部 | 15.4%(健康スポーツ科学部) | 31.6%(情報連携学部) | 16.3ポイント |
| 専修大学 | 8学部 | 17.1%(商学部) | 38.2%(ネットワーク情報学部) | 21.1ポイント |
いずれも志願者ベースの合格率です。日本大学の開きが71.4ポイントと極端に大きいのは、医学部・歯学部という別枠の学部を抱えているためで、この幅をもって「日本大学は当たり外れが大きい」と読むのは正確ではありません。文系学部だけを見れば日本大学も20%台に収まります。注目すべきは、駒澤大学の14.2ポイントという開きが4校の中で最も小さいことです。駒澤は学部数が7と少なく、医歯薬のような特殊枠を持たないため、どの学部を選んでも合格率が20%から34%の帯に収まります。














学部間の開きが小さいと、受験生にとっては何が良いのですか?














併願を組みやすいという実利があります。駒澤は7学部すべてが合格率20%台から30%台の帯に入るので、第1志望の学部を軸に学部内で併願を広げても、難易度が急に跳ね上がることがありません。東洋大学のように学部数が多い大学では、同じ大学の中でも合格率が15.4%から31.6%まで分かれるため、学部を追加するときに必ず個別に確認する必要があります。
ただし、開きが小さいことは「どこでも同じ」を意味しません。駒澤の中でも経済学部20.5%と法学部35.4%(対受験者)では、必要な準備の密度が変わります。学部間の帯が狭い大学だからこそ、帯の中のどこを狙うかを最初に決めておくと、出願直前に迷わずに済みます。
駒澤大学の入試方式と、この記事の数値の範囲
駒澤大学の2026年度入試結果には、一般選抜T方式(2月実施と3月実施)、S方式、全学部統一日程、大学入学共通テスト利用選抜(前期・中期・後期)が掲載されています。この記事で使っている志願35,565人・受験34,507人・合格9,022人、および学部別の倍率は、これら全方式を学部単位で合算した数字です。方式ごとの倍率とは一致しないため、「T方式は何倍か」「共通テスト利用は何倍か」を知りたい場合は、方式別の集計を見る必要があります。
方式別の違い、S方式と全学部統一日程の性格、英語資格の扱い、併願の組み方については、駒澤大学の全学部統一・T方式の違いを解説【2027年度】で個別にまとめています。本稿は「日東駒専の中での位置」と「学部ごとの合格しやすさ」に絞っているため、方式選びまで踏み込みたい場合はそちらを合わせて読んでください。
📚 用語解説
大学入学共通テスト利用選抜:大学独自の試験を課さず、大学入学共通テストの得点で合否を判定する選抜区分。駒澤大学では前期・中期・後期の3区分が実施されている。本稿の学部別の数値は、この共通テスト利用選抜と大学独自試験の方式をすべて合算した学部計である。
出願機会を増やせば合格の機会は増えますが、方式ごとに科目構成や配点が変わるため、準備が分散すれば1回あたりの精度は落ちます。方式を足すかどうかは、その方式の科目が今の学習と重なるかどうかで判断してください。














この記事の倍率が全方式の合算だと知らずに、T方式だけの倍率と比べていました。














よくある取り違えです。合算値は「学部としてどれくらい絞られたか」を見るための数字で、出願する方式を選ぶための数字ではありません。学部を決める段階では本稿の学部計、方式を決める段階では方式別集計、と使い分けてください。分母と集計単位を確認する習慣がつけば、ネット上の断片的な倍率情報に振り回されなくなります。
倍率は年度ごとに動きます。2026年度の実数と過去年度の倍率を混ぜて平均すると、どの年度の競争も表さない数字になります。出願判断には最新年度の公式入試結果をそのまま使ってください。
倍率差2.8〜4.9倍を出願計画にどう反映するか
| 志望の状況 | 公式データから言えること | 出願計画への反映 |
|---|---|---|
| 法学部が第1志望 | 実質倍率2.8倍・合格率35.4%で、日東駒専の法学部系では最も通りやすい | 駒澤法学部を軸に置き、日大・専修の法学部を同格併願として重ねる |
| 経済・経営が第1志望 | 駒澤は4.9倍・4.6倍で、日大経済23.8%・専修経済23.6%より通りにくい | 駒澤を安全校と見なさず、同系統の他大学も同格として準備する |
| 文学部が第1志望 | 駒澤26.5%は日大文理29.5%に次ぐ2番手で、東洋20.2%・専修22.7%より高い | 駒澤文学部を現実的な軸に置き、東洋文学部は挑戦枠として扱う |
| 学部を決めきれていない | 駒澤は7学部が合格率20%台から30%台に収まり、学部間の開きが4校で最小 | まず学びたい系統を決め、そのうえで学部計の表で駒澤内の順序を確認する |
| 駒澤を併願先にしたい | 欠席率3.0%で、出願者がほぼそのまま受験に来る | 「志願者が多いだけで実際は空いている」という前提を置かない |
出願計画で最も多い失敗は、大学名の序列だけで安全校・挑戦校を割り振ることです。駒澤大学を一律に「日東駒専の中では安全」と置くと、経済学部や経営学部を志望する受験生は実態より甘く見積もることになります。逆に法学部志望なら、駒澤を挑戦校に置くのは公式データと合いません。学部単位で並べ直すだけで、同じ持ち偏差値でも出願先の構成は変わります。
- 法学部: 35.4%














倍率を見て出願先を決めたあと、勉強のやり方は何を変えればいいですか?














合格率が低い学部ほど、失点を減らす精度が求められます。経済学部のように合格率が20.5%の学部では、解ける問題を確実に得点する処理の安定が効きます。合格率35.4%の法学部でも、必要な学力が下がるわけではありません。どちらにしても、過去問で「どの設問形式でいつも落としているか」を特定し、そこを直す日々の行動に変えることが最短です。倍率を知って終わりにしないでください。
合格者9,022人の側に入る学習の順番【年間計画】
2026年度、駒澤大学は受験34,507人に対して9,022人が合格しました。合格率26.1%という数字は、4人に1人強が通るという意味です。この「1人」の側に入るために必要なのは、特別な裏技ではなく、志望学部の出題形式に合わせて基礎から順に積み上げる時間の確保です。ここでは学年を問わず使える組み立て方を4段階で示します。
最初に学部を確定させる理由は、学部が決まらないと過去問演習が始められないからです。駒澤の学部別倍率は2.8倍から4.9倍まで開きがあり、志望学部が変われば必要な準備量も変わります。「まだ決めていない」と言いながら夏を越すと、秋以降に過去問へ入る時間が足りなくなります。遅くとも夏前には第1志望の学部を1つに決めてください。














過去問はいつから始めればいいですか。基礎が終わってからと言われて、まだ手をつけていません。














基礎が終わってから、では遅すぎます。1年分だけでいいので、早い時期に一度解いてください。目的は点数を取ることではなく、志望学部が何を求めているかを知ることです。駒澤の学部別合格率を見て「法学部なら」「経済学部なら」と考えるより、実際の問題を1年分解いた方が、必要な準備が具体的に見えます。
年間計画で差がつくのは、計画を立てたかどうかではなく、立てた計画を毎日の行動まで分解できたかどうかです。「英語を強化する」では行動になりません。「今日は長文2題を解いて、間違えた設問の根拠箇所を本文に線で引く」まで落として初めて、翌日も同じ基準で続けられます。合格者側に入る受験生は、この分解を1年間続けています。
駒澤大学は「普通の対策」では受からない
結論から言えば、これまでと同じ勉強の続け方では駒澤大学の合格者側には入れません。倍率を調べて安心したり不安になったりする段階で止まっている受験生と、調べた数字を今日の行動に変えている受験生では、1年後の到達点がまったく違います。
2026年度の駒澤大学は、受験34,507人に対して合格9,022人、合格率26.1%でした。学部別では経済学部が4.9倍・合格率20.5%、経営学部が4.6倍・21.7%です。5人に1人しか通らない選抜で、「なんとなく参考書を進める」進め方が通用しないのは当然です。逆に法学部は2.8倍・35.4%と通りやすい側ですが、それは競争が緩いという意味ではなく、合格者側に入る余地が相対的に大きいというだけです。どちらにしても、毎日の学習量と精度を管理できるかどうかが分かれ目になります。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、調べた倍率が行動に変わらない
独学の最大の弱点は、情報を集めた時点で満足してしまうことです。駒澤の学部別倍率を調べ、法学部が2.8倍だと知っても、今日解く問題数と復習の基準が変わらなければ結果は同じです。誰も進捗を見ていない状態では、遅れが積み上がっていることにも気づけません。限界①と③がそのまま当てはまります。
映像授業・アプリだけでは、答案の中身まで確認されない
映像授業は理解の入口としては有効ですが、視聴後にあなたが書いた答案の中身までは確認されません。駒澤の入試で問われるのは、講義を理解したかではなく、時間内に答案として仕上げられるかです。視聴を進めるほど「やった気」になり、失点の原因は同じ場所に残ります。限界①と②の組み合わせです。
集団授業の大手予備校でも、平均的な計画から抜けられない
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱います。合格率35.4%の法学部を狙う受験生と、20.5%の経済学部を狙う受験生に、同じ密度の指導を届けることは構造的にできません。結果として、全員向けの平均的な計画に合わせることになります。限界②と③が重なる形です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行までは追えない
個別指導でも授業が週1回なら、残り6日の学習は本人任せです。駒澤の一般選抜は複数方式にまたがり、学部ごとに準備すべき量も違います。週1回の確認では、その6日間に何をどこまでやったかを把握できず、修正が1週間遅れます。限界②と③が残ったままです。














倍率や合格率を調べても、次に何をするかが決まらないままでした。














そこが最大の分かれ目です。駒澤の学部別データは公式に出ています。差がつくのは、その数字を「今日は長文を何題、どの基準で復習するか」まで落とし、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾はそこを一日単位で設計し、毎週の確認までつなげます。
だからこそ、駒澤大学を本気で狙うなら、公式データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、駒澤大学の公式入試結果と志望学部の過去問を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の6つの特徴を、駒澤大学対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、駒澤大学向けには具体的に何が変わるのでしょうか。














志望学部を先に確定させ、その学部の過去問から逆算して今日の課題を決めます。法学部と経済学部では合格率が15ポイント違い、必要な精度も変わります。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ学部と現在の失点に合わせて毎日の行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
駒澤大学の志望学部が決まったら、その学部の過去問から逆算して英語・国語・選択科目の1日あたりの問題数を数値で指示します。何をするか迷う時間を削り、答案を直す時間に回します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ駒澤志望でも、合格率35.4%の法学部を狙う人と20.5%の経済学部を狙う人では優先順位が違います。公式の学部別データと現在の答案を突き合わせ、生徒ごとに行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
駒澤の一般選抜は複数方式にまたがるため、準備が分散すると学習が薄くなります。毎日の進捗確認と毎週の確認テストで、遅れと同じ誤答の繰り返しをその週のうちに戻します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
駒澤大学の入試で問われる読解と処理の速さを答案から診断するには、指導側にも難関大学受験への理解が必要です。専属講師が失点の原因を特定し、具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、駒澤大学の志望学部に合わせた計画を組めます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の公式入試結果と要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、駒澤大学のどの学部を軸にするか、日東駒専の他大学とどう併願するかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、駒澤大学のどの学部を軸にするか、日東駒専の中でどう併願を組むかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
駒澤大学の学部選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|「日東駒専で一番下」ではなく学部単位で判断する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 日東駒専での位置 | 志願者ベースの合格率は日大25.7%・駒澤25.4%・専修21.8%・東洋21.1% |
| 「一番受かりやすい」か | 大学単位では日大とほぼ同水準の2番手。単独1位ではない |
| 駒澤の2026年度実数 | 志願35,565人・受験34,507人・合格9,022人・実質倍率3.8倍 |
| 学部別の開き | 法学部2.8倍・35.4%から経済学部4.9倍・20.5%まで約15ポイント差 |
| 4校の同系統比較 | 法学部系は駒澤34.0%が最上位。経済・経営系は日大・専修が上 |
| 偏差値 | 駒澤大学の公式値は存在しない。学部別の倍率と合格率で代替する |
| 最初の行動 | 学びたい系統を決め、学部計の実数で出願先を並べ直す |














「日東駒専で一番下かどうか」を調べていましたが、本当に知るべきだったのは志望学部の実数だったのですね。














それがこの記事の結論です。大学単位の序列は、学部構成の平均でしかありません。駒澤大学は2026年度に受験34,507人・合格9,022人という選抜でしたが、その中で法学部と経済学部の合格率は約15ポイント違います。まず学部を決め、公式の実数で出願先を並べ、過去問で必要な精度を測る。この順番で進めれば、序列の話題は具体的な計画に変わります。
駒澤大学を検討するときは、出典が書かれていない偏差値表や、年度・区分の分からない倍率を1つだけ見て結論を出さないでください。入試結果は駒澤大学公式の該当年度PDFで、他大学と比べるときは同じ年度・同じ選抜区分・同じ分母でそろえます。そのうえで、志望学部の過去問を解いて必要な精度を測り、毎日の学習量まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 日東駒専での位置 | 2026年度公式データの結論 |
| 駒澤の倍率・合格率 | 志願35,565人・受験34,507人の章 |
| 学部ごとの差 | 学部別倍率2.8〜4.9倍の章 |
| 偏差値 | 公式値がないときのレベルの測り方 |
| 入試方式 | 方式と数値の範囲の章 |
Q. 駒澤大学は日東駒専で一番受かりやすいのですか?
A. 2026年度の各大学公式入試結果を志願者ベースでそろえると、合格率は日本大学25.7%、駒澤大学25.4%、専修大学21.8%、東洋大学21.1%です。駒澤は日本大学とほぼ同水準の2番手で、単独で最も受かりやすいとは言えません。ただし東洋大学・専修大学よりは明確に高い水準です。
Q. 駒澤大学の2026年度の倍率はどれくらいですか?
A. 一般選抜(T方式・S方式・全学部統一日程・共通テスト利用の合算)で、志願35,565人、受験34,507人、合格9,022人、実質倍率3.8倍でした。受験者を分母にした合格率は26.1%です。学部別では法学部2.8倍から経済学部4.9倍まで開きがあります。
Q. 駒澤大学で一番受かりやすい学部はどこですか?
A. 2026年度の実質倍率で見ると法学部の2.8倍が最も低く、受験者に対する合格率は35.4%でした。次いでグローバル・メディア・スタディーズ学部3.3倍、仏教学部と医療健康科学部が3.5倍です。最も高いのは経済学部の4.9倍で、合格率は20.5%です。
Q. 駒澤大学の偏差値はいくつですか?
A. 駒澤大学が公表する公式偏差値はありません。偏差値は模試事業者が自社の受験者集団から算出する相対指標で、事業者や実施時期によって値が変わります。レベルを知りたい場合は、公式に公表されている学部別の実質倍率と合格率を使ってください。
Q. 日東駒専の法学部ならどこが狙い目ですか?
A. 2026年度の志願者ベース合格率では、駒澤大学法学部が34.0%で最も高く、日本大学22.3%、専修大学21.7%、東洋大学20.1%と続きます。ただし試験問題も配点も大学ごとに違うため、合格に必要な学力が最も低いという意味ではありません。過去問で相性を確認したうえで判断してください。
Q. 駒澤大学の経済学部は受かりやすいですか?
A. 2026年度の経済学部は実質倍率4.9倍、受験者に対する合格率20.5%で、駒澤の7学部の中で最も厳しい数字でした。志願者ベースでも19.8%で、日本大学経済学部23.8%・専修大学経済学部23.6%を下回ります。駒澤を経済系の安全校と考えるのは危険です。
Q. この記事の倍率は入試方式ごとの数字ですか?
A. いいえ。一般選抜T方式(2月・3月)、S方式、全学部統一日程、大学入学共通テスト利用選抜(前期・中期・後期)を学部単位で合算した数字です。方式ごとの倍率とは一致しません。方式の違いは別記事で解説しています。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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