はじめに
こんにちは!
「鬼管理専門塾」という大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「【ここは受験するな!】駒澤大学のお勧めしない入試方式・学部を徹底的に解説します!」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、駒澤大学を目指す受験生ですか?
十分に駒澤大学に合格できる実力があるのにもかかわらず
受験戦略に失敗し不合格になっている受験生を毎年何人も見ています。
今回の記事を読むと・・・
■駒澤大学の入試方式の違いがわかります。
■駒澤大学の学部ごとの難易度の違いがわかります。
■駒澤大学の合格しやすい学部がわかります。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
駒澤大学を受験するのにおすすめしない入試方式
駒澤大学で受験するのにおすすめしない学部は全学部日程方式です。
どうして全学部方式はおすすめできないのでしょうか?
おすすめできない理由として
✅競争が激しく、倍率が高い
✅受験生のレベルが高い
という二つの理由が挙げられます。
倍率が高い要因として
・他の試験方式とくらべて募集枠が少ないこと
・学部間の併願がしやすいこと
の2点が挙げられます。
全学部方式は一回の試験で複数の学部の試験を一気に受けられるのが魅力の試験です。
どうしても駒澤大学の合格を早期に勝ち取りたい学生が、多数の学部を併願します。
そのため元から少ない募集枠に多くの受験数が殺到するんです。
また受験日が比較的早期であることは受験生のレベルが高くなっていることに大きく影響しています。
早慶やMARCHを目指す学生は、日東駒専の一角である駒澤大学を滑り止め先と開いて考えています。
そのため滑り止め先の合格を本命の受験の前に、合格を勝ち取り安心して本命の受験に臨みたいと思っている受験生がこの全学部方式を受験するんですね。
早慶やMARCH等を目指すレベルの高い受験生が多いのも頷けます。
また、駒澤大学には「駒澤大学全学部統一日程選抜奨学金」という奨学金があります。
この奨学金は全学部方式で上位200名に入り、入学した学生に贈られる給付型の奨学金です。(年間30万円を支給)
この魅力的な奨学金を得たい受験生は多いと思うので、この制度も全学部入試のレベルが上がる要因になっているのではないでしょうか。
また、T方式の3月入試もおすすめできない入試方式です。
なぜかというと、この入試は後期試験と呼ばる比較的遅い時期にある入試であるからです。
惜しくもMARCHや早慶などの本命の入試に滑ってしまった受験生が、現役で大学に行くためにこの入試に殺到します。
後期試験ではどこの大学でもこのような事態になる傾向がありますが、中堅私立大学の筆頭である駒澤大学はこの傾向が顕著に出るんです。
【必見】合格しにくい学部・学科2選
グローバル・メディア・スタディーズ学部
まず、駒澤大学で入学しにくい学部としてグローバル・メディア・スタディーズ学部を紹介します。
どうしてグローバル・メディア・スタディーズ学部は入学しにくい学部なのでしょうか?
✅国際系の学部は人気が急上昇している。
✅特殊な英語の問題が出題される。
以上の二つのポイントが理由として挙げられます。
「国際系の学部は人気が急上昇している」について解説します。
まず社会のグローバル化が進むにつれて、国際系の勉強をしたいと望む学生の数がものすごく多くなってきています。
その影響で駒澤大学に限らず、どの私立大学でも国際系の学部の人気が急上昇しています。
例えば、法政大学国際文化学部の偏差値は65、明治大学国際日本学部の偏差値は62.5と、MARCHの国際系の学部は偏差値が60を超える難関学部となっており、その滑り止め先である駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部もそれに付随して受験生のレベルが上がっているんです。
なかでもグローバル・メディア・スタディーズ学部には、超危険な入試方式があるんですよね。
はい、グローバル・メディア・スタディーズ学部の一般入試の中で最も危険な方式はS方式入試です。
この入試方式は特定の科目の配点が他の科目の配点の2倍となっているのが特徴の入試です。そしてグローバル・メディア・スタディーズ学部のS方式入試では、当然英語の配点が2倍になっています。
このS方式とグローバル・メディア・スタディーズ学部の受験生の能力が組み合わされると超ハイレベルな争いになってしまうんです。
国際系の学部を受験する受験生は英語が得意
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英語に傾斜配点があるS方式は英語が得意な受験生に有利
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英語がすごく得意な受験生が集まる
このようなロジックで英語強者の受験生が集まりレベルが高まってしまうんですね。
その証拠にS方式の偏差値がグローバル・メディア・スタディーズ学部のなかで最も高く、偏差値は55もあります。
次に「✅特殊な英語の問題が出題される」について解説します。
他学部の試験では知識があれば解答できる問題が多く出題される駒澤大学でも、国際系であるグローバル・メディア・スタディーズ学部の試験は一筋縄では行きません。
グローバル・メディア・スタディーズ学部では、語彙や文法問題ではなく長文問題が多く出題されます。
文脈を考慮しなければならない問題が出題されるため、高い語彙力が元んめられるのです。
また英問英答の資料読み取り問題も出題されます。
このように他学部と異なり特殊な問題が出題されることから対策をしなければ不合格になってしまうんですね。
上記二つの理由でグローバル・メディア・スタディーズ学部が合格しにくい学部と判断しました。
文学部
次に合格しにくい学部として文学部を紹介します。
どうして文学部は合格しにくい学部なのでしょうか?
✅一番偏差値の高い学部が文学部だからです。
特に国語国文学科、心理学科の偏差値が群を抜いて高いです。
共に全学部試験では偏差値が60を超え、駒澤大学で最も高くなっています。
また倍率も非常に高いです。
心理学科の全学部試験の倍率は2021年度は9.1倍、2020年度にはなんと12.1倍という非常に高い数字を記録しているんです。
国文学科もS方式で2021年度に5.7倍、2020年度に6.8倍を記録し倍率がとめも高くなっていることがわかります。
数字から見ると一番受かりにくい学部は文学部だと判断できますね。
その中でも、国文学科と心理学科は要注意です。
まとめ
注意するべき入試方式は
✅全学部日程方式
特に注意点がある学部・学科はそれぞれ
✅グローバル・メディア・スタディーズ学部
✅文学部(心理学科・国文学科)
でした!
今回の情報を踏まえて受験戦略を立てて、受験に臨みましょう!
今回の記事は以上です。