
青チャートを学校でもらったんですが、分厚くて終わる気がしません。どのレベルまで使えて、いつまでに、どこまで解けばいいんでしょうか?全部やらないと意味がないですか?











全部を同じ濃さで解く必要はないよ。大切なのは、今の理解度と志望校の出題に合わせて「やる例題」「後回しにする問題」「過去問へ移る期限」を先に決めること。この記事では、公式情報で青チャートの範囲と構成を確認し、向いている人、終える時期、挫折しにくい5段階の使い方、Focus Gold・基礎問題精講との選び分けまで整理するよ。
青チャートは、数研出版の『チャート式 基礎からの数学』シリーズの通称です。数研出版公式は、日常学習の教科書レベルから大学入試対策まで必須問題を配列し、基本事項、例題の「指針」、練習、節末のEXERCISES、総合演習などを通じて学べる参考書だと説明しています。つまり、単なる問題集ではなく、分からない解法へ戻るための「調べる本」と、定着を確かめる「解く本」を兼ねた教材です。以下では、2026年10月29日に確認した出版社公式情報を土台に、受験生が実行できる計画へ落とし込みます。
目次
青チャートのレベルは教科書理解から入試対策まで【結論】
結論から言うと、青チャートは「教科書の定義・公式を確認しながら典型解法を身につけ、大学入試へつなげる」ための網羅型参考書です。数研出版公式の説明も、日常学習(教科書レベル)から大学入試対策までを対象にしています。ただし、収録範囲が広いことと、1冊を持っているだけであらゆる入試問題が解けることは別です。青チャートの役割は、典型問題を見たときに解法の入口を自力で選び、途中式を再現できる状態を作ることにあります。











「青チャートを終えたら難関大学まで大丈夫」と一言で決めるのではなく、解法を再現できるかで見るんですね。どのくらい解ければ次へ進んでいいですか?











初見で完答できるかだけではなく、解説を読んだ翌日や数日後に、指針を見ずに方針と途中式を再現できるかを確認しよう。志望校の過去問で標準的な設問に対応できるなら次へ進み、方針が立たない単元は青チャートへ戻る。この往復が「仕上がった」の現実的な判定になる。
📚 用語解説
網羅型参考書:高校数学の複数単元について、基本事項から代表的な解法パターンまで広く収録した参考書。最初から全ページを順番に消化するだけでなく、授業の補助や弱点を調べる辞書としても使います。
例題の答えを覚えたかではなく、問題文から使う定理・式変形・場合分けを選び、白紙から解答を組み立てられるかを基準にしてください。過去問で不足が見つかったら、該当例題へ戻ります。
新課程版・青チャートの基本情報とシリーズの選び方
新課程版は数学I+A、数学II+B、数学III+Cなど、履修範囲に応じて分冊されています。数研出版の公式商品ページでは、学校採用版と同内容の店頭販売版が案内されており、価格や収録範囲は版によって異なります。2026年10月29日時点で公式ページに記載された店頭販売版の税込定価は、I+Aが2,255円、II+Bが2,431円、III+Cが2,541円です。改訂版も順次案内されているため、購入時は「新課程」「改訂」の表示、ISBN、学校で使っている教科書の範囲を必ず照合してください。











同じ青チャートでも、学校でもらった本と書店の本、改訂前後で少し違う可能性があるんですね。ネットにある「問題数」はそのまま信じない方がよさそうです。











その通り。出版社公式の商品ページはページ数や動画数を示しているけれど、例題と練習をどう数えるか、どの分冊を合計するかで「総問題数」は変わる。学習計画はネット上の総数ではなく、手元の目次と例題番号を数えて作ろう。版が違う友達の番号をそのまま写すのも避けたい。
| 分冊 | 学校採用版のページ数(本冊/解答) | 店頭販売版の税込定価 | 主な確認点 |
|---|---|---|---|
| 数学I+A | 672頁/448頁 | 2,255円 | 数学I・Aの全内容 |
| 数学II+B | 664頁/440頁 | 2,431円 | 数学II・Bの全内容 |
| 数学III+C | 736頁/632頁 | 2,541円 | 数学III・Cの全内容 |
上表のページ数と価格は数研出版公式の商品ページの記載です。学校採用版は店頭販売されないため、購入経路で定価が異なる点にも注意してください。また、理系でも志望校の出題範囲によって必要な数学Cの分野が変わります。「理系だからIII+Cを全部」と先に決めず、大学の最新募集要項で入試科目を確認してから分冊を選ぶのが安全です。
📚 用語解説
新課程版:現行の学習指導要領に対応して編集された版。旧課程版とは単元の配置や収録範囲が異なるため、中古購入や解説動画の検索では、書名・版・ISBNが手元の本と一致するかを確認します。
青チャートの構成|基本事項・例題・練習・総合演習の役割
青チャートを挫折せずに使うには、すべての欄を同じ役割だと思わないことが重要です。公式説明では、項目冒頭の「基本事項」で公式の証明などを確認し、例題ページの「指針」で解法のポイントや方針の立て方を学びます。例題には関連する例題番号や基本事項ページが示され、分からないときに戻れる設計です。さらに、練習、節末のEXERCISES、思考力や共通テスト対策にもつながる総合演習第1部などが続きます。











例題だけ読む、練習だけ解く、という使い方ではなく、基本事項から総合演習まで役割が違うんですね。最初からEXERCISESまで全部進めるべきですか?











最初の周回は、基本事項の確認、例題の方針理解、対応する練習での再現を優先しよう。EXERCISESや総合演習は、例題レベルが安定してから必要な単元を選ぶ。先へ急ぐより、翌日に同じ例題を白紙から解ける状態を作る方が、入試で使える力につながる。
| 構成要素 | 何を確認するか | 最初の周回での扱い | つまずいたとき |
|---|---|---|---|
| 基本事項 | 定義・定理・公式の意味 | 不明な箇所を読む | 教科書と例を照合 |
| 例題・指針 | 方針を立てる根拠 | 最優先で理解 | 指針を自分の言葉で要約 |
| 練習 | 解法を自力で再現できるか | 例題直後に解く | 例題へ戻って再挑戦 |
| EXERCISES | 同単元での応用 | 後回し可 | 弱点単元だけ選択 |
| 総合演習 | 複数知識の組み合わせ | 基礎定着後 | 必要な例題を逆引き |
数研出版公式は、全例題の解説動画が付属し、書籍と連動したQRコンテンツも配信すると案内しています。動画は、解説を読んでも式変形の理由が追えないときに有効です。ただし、視聴しただけで「できた」と判定せず、動画を閉じてから同じ方針を紙に再現してください。別売のSUKEN NOTEBOOKは例題と練習の全問を収録する書き込み式ノートですが、自分のノートでも「日付・判定・次回日」を固定すれば同じように進捗を管理できます。
📚 用語解説
指針:例題を解くとき、どの定理や式変形を選び、どの順番で考えるかを示す部分。答えそのものよりも、問題文から解法を選ぶ判断を学ぶために使います。
青チャートがおすすめな人・合わない人の判断基準
青チャートが向いているのは、教科書の例題はある程度理解でき、大学入試に向けて典型解法を広く整理したい人です。学校の授業と並行し、習った単元の例題だけを進める人にも合います。一方、公式の意味がほとんど分からず、例題の解説を読んでも最初の式が理解できない場合は、青チャートを根性で回すより、教科書・授業動画・より基礎に絞った教材で前提を補う方が速いことがあります。











「青チャートは難しいから自分には無理」と、模試の偏差値だけで決める必要はないんですか?











偏差値は受けた模試や集団で変わるから、開始可否を1つの数値だけで決めない方がいい。二次関数や三角比など既習単元から例題を3題選び、解説の最初の一手を理解できるか、翌日に再現できるかで判断しよう。読めるが解けないなら練習不足、読んでも分からないなら前提不足だ。
5項目のうち前半2つが難しいなら、まず教科書の基本事項と例題へ戻ります。後半3つが難しいなら、教材のレベルより計画の問題です。青チャートは情報量が多いため、「毎日何ページ」のような曖昧な目標では止まりやすくなります。「例題3題を解き、×だけ翌日へ回す」のように、行動と判定を数値化してください。
志望校名だけで教材を決めると、現在地と期限を無視しがちです。残り期間が短い人や数学の受験範囲が限定される人は、より薄い教材で核を固めて過去問へ移る方が合理的な場合があります。
📚 用語解説
前提知識:新しい問題を理解するために、すでに使える必要がある定義・公式・計算技能。青チャートの解説が読めないときは、努力不足と決めつけず、どの前提知識が抜けているかを教科書で確認します。
青チャートはいつまでに終える?過去問から逆算する期限
青チャートを終える期限に、全員共通の正解日はありません。決め方は「志望校の過去問演習を始めたい日」から逆算することです。過去問で出題形式・時間配分・合格点との距離を確認する期間を残すため、青チャートを受験直前まで最初から順番に進め続けるのは避けます。高3の夏までを一つの区切りにする計画は作りやすいものの、学校進度、選択科目、数学III・Cの要否で必要量は大きく変わります。











高3の夏までに終わらなかったら、もう青チャートは捨てるべきですか?まだ苦手単元が残っています。











捨てる必要はないよ。ただし9月以降も全範囲を均等に回すのではなく、過去問を解いて必要な単元へ戻る辞書型に切り替える。過去問と青チャートを並行し、「出た・解けない・戻る・再挑戦」の循環を作れば、残り時間を志望校に必要な問題へ集中できる。
| 時期の例 | 青チャートで行うこと | 同時に確認するもの | 移行判断 |
|---|---|---|---|
| 高1〜高2 | 授業単元の基本・重要例題 | 定期テストと既習範囲 | 既習単元を翌週再現 |
| 高3春〜夏 | 入試範囲の穴を埋める | 模試の失点単元 | 主要例題の△×が減る |
| 高3夏以降 | 未定着単元へ絞る | 志望校の過去問 | 過去問中心へ切替 |
| 直前期 | 誤答の原因になった例題 | 時間配分・答案 | 新規範囲を広げない |
具体的には、最初に1週間だけ試運転し、自力で処理できた例題数を測ります。その実測値に、未学習単元の理解時間と復習日を加えて期限を作ります。初日に立てた楽観的なページ数を守ることより、週末に「予定と実績の差」を修正する方が重要です。共通テスト数学の時間配分や分野別対策は、既存記事の共通テスト数学で6割を取る勉強法もあわせて確認してください。
📚 用語解説
過去問への移行日:参考書学習を完全終了する日ではなく、学習の中心を志望校の過去問へ切り替える日。以後も誤答単元は青チャートへ戻り、例題と過去問を往復します。
青チャートのおすすめの使い方5段階|挫折しない回し方
青チャートは、1周目から正答率100%を狙うより、「理解→直後の再現→時間を空けた再現→過去問への転用」の段階に分けると進めやすくなります。以下の5段階では、○を「短時間で方針から完答できた」、△を「解けたが遅い・ヒントが必要」、×を「方針が立たない」と定義します。判定の意味を毎回変えないことが、復習対象を正しく絞るコツです。











1周目に解けない問題が多いと、×ばかりで落ち込みそうです。解説を先に読んでもいいんでしょうか?











未習や苦手単元なら、最初から長時間粘らず、考える時間を決めて指針を読んでいい。大事なのは読んだ直後に本を閉じ、方針を自分の言葉で説明してから解き直すこと。×は失敗の印ではなく、次回の学習対象を選ぶ印だ。
ノートには模範解答を丸写しせず、「なぜこの方針を選ぶか」「次に間違えないための合図」を残します。たとえば、最大・最小なら定義域確認、確率なら事象の重なり確認、数列なら一般項と和のどちらを求めるか確認、というように、自分の誤答原因へ直結する短文が有効です。式をきれいに写す時間より、再挑戦の回数を増やしてください。
「90分勉強した」で終えず、「例題4題のうち○2・△1・×1、明日は△×を再挑戦」のように成果と次回行動を記録します。時間と到達結果の両方を残すと、計画の遅れを早く修正できます。
📚 用語解説
分散学習:同じ内容を一度に詰め込まず、時間を空けて複数回取り出す学習法。青チャートでは、当日、翌日、数日後、過去問で必要になった時点へ復習を分けることで、解法の再現性を確かめます。
青チャートで挫折する原因とやってはいけない使い方
挫折の主因は本の厚さそのものではなく、範囲・期限・合格基準を決めずに始めることです。典型的なのは、1ページ目から全問を同じ濃さで解く、解答を写して進捗に数える、1問に長時間固執する、1周終了まで復習しない、過去問を後回しにする、の5つです。どれも「進んだページ数」は増えても、入試で解法を取り出す練習が不足します。











解答を読めば分かるのに、翌日になると解けません。何周しても同じ問題で止まってしまいます。











その場合は「読む」と「思い出す」を分けよう。解説を閉じた直後に、最初の一手だけ口頭で説明し、途中式を白紙から書く。翌日は答え全体ではなく、問題文のどの語句が方針の合図だったかを先に思い出す。同じ誤りが続くなら、さらに手前の基本事項へ戻るサインだ。
| やってはいけない進め方 | なぜ止まるか | 修正方法 |
|---|---|---|
| 最初から全問を完璧にする | 期限までに入試演習へ移れない | 優先例題と後回しを分ける |
| 模範解答を丸写しする | 方針を自分で選ぶ練習にならない | 閉じて一手目から再現 |
| 1問に無制限で粘る | 復習回数が減る | 既習度に応じ時間上限を置く |
| 1周後まで復習しない | 序盤の解法を忘れる | 翌日と週末に△×を戻す |
| 過去問を最後まで見ない | 必要範囲の優先順位がつかない | 開始前から形式を確認 |
特に注意したいのは、解答を覚えた状態を「理解」と誤認することです。数字や条件を少し変えた類題で方針が立たなければ、覚えたのは答案の形であって解法ではありません。指針を一文で言い換え、対応する練習問題で使い、数日後に再現するまでを1セットにしてください。
停滞の原因が計算、公式理解、方針選択、時間不足のどれかで、必要な対処は変わります。原因を特定せずに別教材へ乗り換えると、同じ弱点を新しい本で繰り返します。
青チャート・Focus Gold・基礎問題精講を公式情報で比較
参考書は「難しい順」だけでなく、網羅性、1テーマの長さ、解説の設計、残り期間で選びます。青チャートは、基本事項・指針・例題・練習を通じて日常学習から大学入試対策まで広くつなぐ構成です。啓林館のFocus Gold 6th Editionは、教科書レベルから大学入試対策までの「マスター編」に加え、難関大学や医学部を想定した「チャレンジ編」「実戦編」を掲げ、全問題に4段階の難易度、全例題動画などを用意しています。











結局、青チャートとFocus Gold、基礎問題精講のどれが一番いいんですか?できれば失敗したくありません。











一番は目的で変わる。学校進度と一緒に幅広く調べる本が欲しいなら青チャート、発展領域まで1シリーズで深く扱いたいならFocus Gold、時間を絞って入試基礎の核を回したいなら基礎問題精講が候補になる。どれを選んでも、1冊を再現できるまで使い、過去問で不足を確かめる原則は同じだ。
| 教材 | 出版社公式が示す設計 | 向きやすい使い方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 青チャート | 教科書レベルの日常学習〜大学入試対策。基本事項・指針・例題・練習 | 学校進度と並行し、典型解法を広く整理 | 範囲を絞らないと時間が膨らむ |
| Focus Gold 6th | マスター編+チャレンジ編・実戦編。4段階難易度・全例題動画 | 広い範囲を深く参照し、発展へ進む | 必要部分の選別が不可欠 |
| 数学II・B+ベクトル 基礎問題精講 | 入試の基本183テーマ。原則1〜2ページの見開き構成 | 短い単位で核を反復し、入試へ橋渡し | 網羅辞書より厳選演習に近い |
旺文社公式によると、『数学II・B+ベクトル 基礎問題精講 六訂版』は、入試に出題される基本的な183テーマを「基礎問→精講→解答→ポイント→演習問題」で扱い、原則1〜2ページの見開きで学べる構成です。これは、青チャートのように幅広い参照先を持つ設計とは異なり、優先テーマを短い単位で回したい人に適します。一方で、未収録の論点へ出会ったときは、教科書や別の網羅型参考書へ戻る運用が必要です。
Focus Goldの具体的な進め方は、既存記事の数学I+A Focus Goldの使い方で詳しく整理しています。また、MARCHを目標に科目全体の教材順を考える場合は、MARCH合格の参考書ルートも参考にし、数学だけに学習時間が偏らないよう全科目で調整してください。
📚 用語解説
厳選型問題集:頻出・重要テーマを選び、少ない単位で反復しやすくした問題集。網羅型より早く回しやすい一方、未収録の解法へ出会ったときに別の参照先が必要になることがあります。
青チャートの強み・弱みと続けるか乗り換えるかの基準
青チャートの独自の強みは、基本事項から入試対策までを同じシリーズ内で往復できること、例題の「指針」で解法へ至る方針を確認できること、関連例題番号から復習先をたどれることです。公式ページは全例題の解説動画、QRコンテンツ、解答編への問題文掲載、例題と練習を収録した別売ノートも案内しています。紙面だけで詰まったときの入口が複数ある点は、長期間使う教材として大きな利点です。











解説が分かりやすいという人と、簡潔すぎて分からないという人がいます。自分に合わないと感じたらすぐ乗り換えてもいいですか?











まず1単元で「基本事項→例題→動画→練習→翌日再現」を試し、どこで止まるかを見よう。基本事項から理解できないなら手前の教材、理解できるが量だけ多いなら範囲の絞り込みで対応できる。教材の相性と、計画の作り方の問題を分けて判断することが大切だ。
| 状態 | 考えられる原因 | 続ける/乗り換える判断 |
|---|---|---|
| 指針を読めば翌日解ける | 演習回数が不足 | 青チャートを継続し△×を反復 |
| 基本事項から意味が不明 | 教科書レベルの前提不足 | 手前の教材・授業へ一時的に戻る |
| 解けるが期限に間に合わない | 対象範囲が広すぎる | 優先例題へ絞り継続 |
| 標準例題は安定し過去問も対応 | 次段階へ進める | 過去問中心へ移行 |
| 過去問の発展問題だけ不足 | 追加演習が必要 | 志望校向け問題集を追加 |
「青チャートだけで合格できるか」という問いには、大学名ではなく過去問で答えるのが確実です。典型問題で方針が立ち、過去問の合格目標点へ近づいているなら、むやみに教材を増やす必要はありません。反対に、青チャートの例題は解けても志望校特有の記述量・融合問題・時間制限に対応できないなら、過去問分析と追加演習が必要です。教材名に安心するのではなく、答案から次の行動を決めてください。
同じ単元の例題3題を使い、解説理解・当日再現・翌日再現のどこで止まるかを記録します。前提不足なら基礎へ、量の問題なら範囲を絞り、到達済みなら過去問へ進みます。
青チャート完遂は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。青チャートを買い、授業を受け、空いた日に何となく例題を解くという「普通の対策」だけで、志望校合格に必要な数学力まで仕上げるのは厳しいです。教材の質が不足しているからではありません。情報量の多い青チャートでは、毎日どの例題を解くか、誤答をいつ再挑戦するか、いつ過去問へ移るかを管理しないと、理解した問題と未定着問題が混ざったまま期限を迎えるからです。
この記事で確認したように、新課程版はI+Aだけでも学校採用版の本冊672ページ、全例題動画799本が案内される規模です。数研出版は基本事項、例題、練習、EXERCISES、総合演習まで複数段階を設けています。だから必要なのは、全ページを一律に進めることではなく、志望校の出題から優先例題を選び、○△×を毎日更新し、週単位で計画を修正する仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が公式ページで示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らし、青チャート学習で考えられる選択肢を1つずつ検証します。
選択肢① 独学・参考書のみでは日々の修正が止まりやすい
独学・参考書のみでは、青チャートから解法情報を得ても、今日の行動へ変える人が自分しかいません。予定より遅れた日、×が続く単元、学校行事で崩れた週に、範囲と復習日を自力で組み直す必要があります。これは①の「情報を得ても行動は変わらない」という限界に当たりやすく、教材を持っていることが実行の保証にはなりません。
選択肢② 映像授業・アプリでは視聴と再現が分離しやすい
映像授業やアプリは式変形を理解する助けになりますが、視聴完了を学習完了と誤認すると、白紙から方針を選ぶ練習が不足します。青チャート自体にも全例題動画が案内されているため、動画を増やすだけでは①の限界を解消できません。視聴後に何題再現し、いつ再テストするかまで行動へ落とす管理が必要です。
選択肢③ 集団授業の大手予備校では必要範囲を個別化しにくい
集団授業の大手予備校は、同じカリキュラムを同じ速度で進めます。しかし、青チャートで戻るべき単元は、生徒ごとの誤答と志望校の出題によって異なります。全員同じ順番では、すでに解ける例題へ時間を使い、必要な弱点が後回しになることがあり、②の「全員同じ指導」の限界が表れます。
選択肢④ 一般的な個別指導塾では週の残りの日が空白になる
一般的な個別指導で週1回だけ計画を確認しても、翌日に×を解き直す、3日後に再テストする、といった短い周期の修正には間に合いません。青チャートは毎日の反復で○△×が変化する教材です。授業日以外の行動が本人任せなら、③の「週1指導では変化が遅い」という限界が残ります。
独学・映像授業・集団授業・一般的な個別指導を順に検討すると、青チャートの大量の選択肢を「今日の具体的な行動」へ変え、毎日の結果で計画を修正する仕組みが残りません。だから、青チャートを志望校合格へつなげるには、1日単位の個別行動を管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、授業を増やすのではなく、志望校から逆算した行動を毎日実行させる仕組みを提供しています。青チャート学習でいえば、必要な例題の選別、日ごとの問題数、復習日の設定、確認テスト、遅れの修正を一つの管理サイクルにします。ここでは、公式ページで確認できる確定6特徴だけを紹介します。
教材名だけでなく、今日解く例題数や復習範囲まで数値で示す
現在地・志望校・期限に合わせて個別の行動プランを設計する
日々の進捗と週ごとのテストで定着を確認し、計画を修正する
厳格な採用と研修を通過し、講師満足度アンケート1,524件を公開する専属講師が学習を支える
大学・学部、総合型選抜/推薦、英語資格、高校受験に対応する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で事前に確認できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾は、「数学を勉強する」のような抽象的な予定ではなく、教材・範囲・問題数を1日単位で数値化して指示します。いつ、どこで、何を、なぜ、どのように行うかまで具体化し、行動へ移しやすい形にします。
青チャートでは「二次関数を進める」ではなく、「基本例題3題を解き、△×を翌日に再挑戦する」と決められます。分厚い教材を小さな日次行動へ分解することで、ページ数への圧迫感を減らし、必要範囲を期限内に進めます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師が、生徒の現在の学力、志望校、入試科目、残り期間に合わせて個別の行動プランを設計します。全員に同じ参考書順・同じ問題数を当てはめるのではなく、実行状況まで見ながら計画を調整します。
青チャートを使う場合も、I+Aから全ページを一律に進めるのではなく、過去問で頻出の単元、模試で落とした例題、学校で未習の範囲を分けられます。必要な部分へ学習時間を集中し、過剰学習と未対策の両方を防ぎます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
鬼管理専門塾は、毎日の進捗を確認し、毎週の確認テストで理解が定着したかを測ります。合格ラインへ届かなければ追加課題を出し、その週のうちに学習計画を分析・修正します。
青チャートの○△×は自己申告だけでは甘くなりがちですが、確認テストを通せば「読めば分かる」と「自力で解ける」を分けられます。翌日・週末の反復が実行されたかも追うため、1周しただけで未定着の問題を放置しません。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
鬼管理専門塾の専属講師は、公式サイトによると採用率0.6%の選考を通過しています。採用後も研修段階で不採用になる場合がある基準を設け、講師満足度アンケート1,524件を公開して、指導を継続的に検証しています。
青チャートで解説が理解できないとき、原因が前提知識なのか、式変形なのか、演習不足なのかを切り分けるには、数学学習を見られる講師の判断が必要です。専属講師が誤答原因を確認し、戻る例題と次の課題を具体化します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
公式のコース一覧では、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜/推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。目標ごとに必要な行動計画を組む体制です。
青チャートの必要範囲も、国公立の記述数学、私立大学の方式、総合型選抜と一般選抜の併願などで変わります。数学だけを単独で管理せず、英語や理科、出願準備を含む全体計画の中で、青チャートへ割く時間を決められます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomでの無料説明会を利用できます。無料説明会は保護者の同席が可能で、資料請求も用意されているため、指導方法や自分の計画について事前に確認できます。
青チャートが自分に合うか、いつ過去問へ移るか、他科目との時間配分をどうするかを、手元の教材と志望校を示して相談できます。大学受験コースには1カ月返金保証制度があるため、詳細条件は無料説明会で確認してください。
指導の考え方と「従来塾の3つの限界」は「鬼管理」とは?で確認できます。実際の進学先や取り組みを確認したい方は、鬼管理専門塾の合格実績もあわせてご覧ください。
青チャートを期限内に仕上げる個別計画を無料説明会で相談できます
まとめ|青チャートは範囲・期限・復習日を決めて使う
| この記事の要点 | 結論 |
|---|---|
| レベル | 教科書理解から大学入試対策までをつなぐ網羅型参考書 |
| 始める基準 | 既習単元の指針を理解し、翌日に再現できるかで判断 |
| 終える期限 | 過去問への移行日から逆算し、全ページ完了に固執しない |
| 使い方 | 例題→指針→練習→△×反復→過去問の順で往復 |
| 挫折防止 | 優先例題・後回し・復習日を先に数値化 |
| 教材比較 | 青チャートは網羅、Focus Goldは発展まで広い、基礎問題精講は厳選 |
青チャートは、数研出版公式が日常学習から大学入試対策までを掲げる、情報量の多い参考書です。その強みを生かすには、全ページを機械的に進めるのではなく、志望校の過去問と現在の誤答から必要例題を選び、○△×で復習対象を絞る必要があります。「いつまで」は全員同じ日付ではなく、過去問へ移る日から逆算してください。
始めるか迷う人は、既習単元の例題3題で、指針の理解と翌日の再現を試しましょう。理解できるが量が多いなら範囲を絞り、基本事項から分からないなら教科書へ戻り、標準例題が安定したら過去問へ進みます。青チャートを「終えること」ではなく、志望校の問題を自力で解くことをゴールに置けば、必要なページと不要な遠回りが見えてきます。
自分専用の青チャート学習計画を無料説明会で作りませんか?
よくある質問
Q. 青チャートはどのくらいのレベルですか?
A. 数研出版公式は、日常学習(教科書レベル)から大学入試対策まで必須問題を配列した参考書と説明しています。特定大学の合否を教材名だけで決めず、例題を自力で再現できるか、志望校の過去問でどこまで対応できるかを基準にしてください。
Q. 青チャートは偏差値40台から使えますか?
A. 偏差値だけでは判断できません。既習単元の基本事項と例題を読み、最初の式の意味を理解できるかを試してください。指針を読んでも理解できない場合は、教科書やより基礎に絞った教材へ一時的に戻る方が効率的です。
Q. 青チャートはいつまでに終わらせるべきですか?
A. 志望校の過去問演習へ移る日から逆算します。高3の夏を区切りにする計画は立てやすいものの、学校進度や数学III・Cの要否で必要量は変わります。移行後も、過去問で解けなかった単元だけ青チャートへ戻ってください。
Q. 例題だけで、EXERCISESや総合演習は飛ばしてもいいですか?
A. 最初の周回は、基本事項、例題の指針、対応する練習で再現性を作ることを優先できます。EXERCISESや総合演習は、志望校の出題と例題の定着度を見て追加してください。全員が全問を解く必要はありません。
Q. 青チャートは何周すれば完成ですか?
A. 一律の周回数より、△と×が自力で再現できるようになったかが重要です。すでに解ける○を毎回解き直すのではなく、翌日、数日後、過去問で再登場した時点に△×を反復してください。
Q. 白チャート・黄チャートとの違いは何ですか?
A. 数研出版は各色を別の学習レベル・目的に合わせて案内しています。色名だけで決めず、公式レベル表、手元の版の目次、例題サンプルを確認してください。基本事項から読んでも青チャートが難しい場合は、より基礎寄りの教材を検討します。
Q. 青チャートと基礎問題精講はどちらがおすすめですか?
A. 広い範囲を調べながら学校進度と並行したいなら青チャート、短い単位で入試基礎の核を反復したいなら基礎問題精講が候補です。旺文社公式では数学II・B+ベクトル版を基本183テーマ、原則1〜2ページの構成と案内しています。
Q. 青チャートだけで大学入試に対応できますか?
A. 典型解法の土台作りには使えますが、志望校固有の出題形式、時間配分、記述量への対応には過去問演習が必要です。青チャートを終点にせず、過去問で不足を見つけたら該当例題へ戻る辞書として使ってください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





