始めに:明治大学商学部の日本史を入試情報・傾向・対策の3つの軸で解説
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
【明治大学商学部の日本史】を入試情報・傾向・対策の3つの軸で解説!
というテーマで記事を書いていきます。
明治大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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明治大学商学部の入試情報
明治大学商学部に受験入学するためには、大学入学共通テスト利用入学試験もしくは学部別入学試験を突破する必要があります。
下記ではそれぞれで使用する科目と配点情報を紹介します。
大学入学共通テスト利用入学試験
大学入学共通テストの利用入学試験では、4科目方式・5科目方式・6科目方式の3種類のうち希望するものを選択できます。
・国語(200点)
・外国語(200点)
・数学(200点)
・地理歴史(4科目方式の場合200点、それ以外は100点)
・公民(4科目方式の場合200点、それ以外は100点)
・理科(4科目方式の場合200点、それ以外は100点)
国語と外国語は必須科目です。
それ以外の科目は選択科目となるため、得意分野に合わせて選択していきましょう。
学部別入学試験
・国語(100点)
・外国語(150点)
・地理歴史・公民・数学から1科目選択(100点)
明治大学商学部の学科ごとの偏差値
明治大学商学部は、商学科のみの単一学科です。
年度により多少の差はありますが、商学科の偏差値は62.5~65.0であり、明治大学内でも平均程度だと分かります。
明治大学商学部の倍率情報
明治大学商学部の倍率は、入学方式によって異なります。
大学入学共通テスト利用入学入試の方が倍率は高めであり、5.0~5.5倍程度です。
一方、学部別入学試験は3.9~4.9倍です。
年度によって幅がありますので、模試等を利用しながら確実な合格力を身につけていくことが大切ですね。
明治大学商学部の日本史の入試情報
基本情報
明治大学商学部の日本史試験では、60分という限られた時間内で4つの大問に答える必要があります。大学入学共通テストと異なり、学部別入学試験ではマークシート形式に加えて記述形式の問題も出題されます。このため、受験生はマークシート形式と記述形式の設問を効率よく解くための戦略を練る必要があります。
各大問において、マークシート形式と記述形式が混在することは、時間の使い方において特に注意を要します。設問形式を読み取るだけでも時間を要する可能性があるため、事前に試験の構成を理解し、どのように時間を配分するかを計画することが重要です。
明治大学商学部の日本史の配点情報
明治大学商学部の日本史の配点は、入学形式により異なります。
大学入学共通テスト利用入学試験では、何科目受験をするかによって異なります。4科目方式の場合は200点満点、5科目方式及び6科目方式の場合は100点満点です。
学部別入学試験では100点で計算されます。
明治大学商学部の日本史の難易度・レベルはどれくらい?
明治大学商学部の日本史試験では、基礎的な知識を問う問題が多い一方で、初見の史料を用いた問題が出題される傾向にあります。これは、受験生が教科書や資料集で学んだ知識をもとに、新たな情報を理解し、分析する能力を試すことを目的としています。そのため、単に暗記した事実を記述するだけではなく、史料から情報を読み取り、それを既存の知識と結びつけて解答を導く連想力が求められます。
このような問題に対応するためには、まずは基本的な歴史知識の定着が必要です。しかし、それだけでなく、さまざまな時代や出来事に関連する史料に触れ、その史料から何を読み取れるのか、どのように歴史的事実や現象と関連づけられるのかを考える訓練が重要となります。
明治大学商学部の日本史の傾向・特徴
資料問題の比重が高い
明治大学の日本史試験は、教科書や資料集で学んだ知識を基に、未見の史料に対応できる力を試すことで知られています。このような試験形式は、受験生に対して、日本史の幅広い知識とともに、史料を分析し、歴史的文脈の中で情報を位置づける能力を求めています。
このため、ただ用語を暗記するだけでは不十分であり、それぞれの用語がどのような歴史的背景や人物、出来事と関連しているのかを理解し、総合的に暗記することが重要です。
近現代からの出題が半分を占める
明治大学商学部の日本史は、大問4つのうち2つが近現代からの出題である年が多いです。
この傾向は、受験生に対して近現代史の深い理解と分析能力を求めていると言えるでしょう。近現代史は、日本が近代国家として形成され、国際社会での地位を確立しようとした過程や、様々な社会的・経済的変動を経験した時期です。
商学部と親和性の高いテーマが多い
明治大学商学部の日本史試験においては、商学部との親和性を考慮したテーマが選定されることが特徴です。具体的には、貨幣の歴史、商業に関する法律や政治の変遷、貿易による世界との商いの変化、日本国内での製品流通や配送網の変化といった、経済活動に密接に関わる話題が多く取り上げられます。
これらのテーマは、商学部で学ぶ内容と直結しており、経済や商業の観点から歴史を捉え直すことで、より深い理解が可能になります。
明治大学商学部の日本史対策・勉強法
空欄補充対策
明治大学商学部の日本史試験の特徴は、商学という学問分野との親和性を反映したテーマがしばしば取り上げられる点にあります。この傾向は、受験生が単に歴史的事実を記憶するだけではなく、それらが現代の経済や商業活動にどのように関連しているのかを理解することを求めています。例えば、貨幣の歴史や商業法、貿易の変遷、製品流通網の発展などは、商学部の学生として知っておくべき重要な知識です。これらのテーマは、日本だけでなく世界経済における日本の位置づけや役割を考える上で基礎となるものです。
商学部における日本史の学習では、時代ごとの出来事を横断的に捉え、テーマ別に整理する学習方法が効果的です。これにより、歴史的事象の背後にある経済的・社会的要因をより深く理解することができ、複雑な歴史的背景や経済の動きを体系的に捉える力を養うことができます。
一方で、試験には細部にわたる知識を問う空所補充や正誤問題が多く出題されます。これに対処するためには、用語や年号、人物、地域を網羅的に暗記するだけでなく、歴史上の事件や出来事をその時代背景や因果関係とともに捉える学習が必要です。このアプローチにより、単に情報を暗記するのではなく、それらの情報を繋ぎ合わせて理解することが可能になります。また、複雑な問題への対応力も高まります。
明治大学商学部の日本史試験対策には、従来の時代別学習に加えてテーマ別のアプローチを取り入れ、試験で問われる可能性のある幅広い知識領域に対する理解を深めることが重要です。また、試験で求められる知識の複合的な暗記や応用力を養うためには、過去問題の分析や模擬試験の活用も効果的です。
テーマ史対策
明治大学商学部の日本史試験では、伝統的な歴史の流れを追うだけでなく、特定のテーマを時代を超えて掘り下げる形式の問題がしばしば出題されます。このようなアプローチは、単に歴史的な事実を学ぶだけでなく、それらがどのように現代の社会や文化に影響を与えているかを理解する上で非常に有効です。例えば、「化粧の歴史」や「貨幣の歴史」、「流通の歴史」といったテーマは、それぞれが経済、文化、技術の発展と密接に関わっており、これらを通じて時代ごとの社会の変化や人々の生活様式の変遷を学ぶことができます。
このようなテーマに基づく出題形式は、学びをより深く、かつ広い視野で捉えることを要求します。受験生は、特定のテーマに関連する歴史的事実や出来事を、時代を跨いで捉え、それらがどのように相互に関連し合っているのかを理解する必要があります。このためには、時代別の学習だけでなく、テーマごとの学習も並行して行うことが重要です。テーマごとに情報を整理し、時代背景や社会的な影響を考慮に入れながら、そのテーマが歴史の中でどのように発展してきたのかを理解することが求められます。
また、このような学習方法は、歴史をただの事実の羅列として捉えるのではなく、それらが現代にどのような影響を与えているかを理解する上での洞察力を養います。さらに、社会や文化、経済の視点から歴史を捉えることにより、より包括的で深い理解が可能となります。したがって、明治大学商学部の日本史試験対策としては、教科書や参考書だけでなく、さまざまな資料や文献を用いて、テーマに基づく総合的な学習を行うことが有効です。
史料問題対策
明治大学商学部の日本史試験での初見史料問題への対策として、様々な大学の史料問題に触れることが勧められます。これは、史料問題が試験において一定の割合を占め、教科書や資料集には掲載されていない種類の史料が出題されることが多いからです。特に、初見の史料に対して、どのようにして情報を読み取り、問題を解決に導くかという「初見力」が求められます。この力を養うためには、日本史の学習だけでなく、広い視野から多角的に物事を捉え、臨機応変に対応する能力が必要とされます。
國學院大學や立正大学など、日本史の難易度が高いとされる大学の過去問に触れることは、このような能力を養う上で非常に有効です。これらの大学では、多様な史料を用いた問題が出題されることが多く、史料の読み取り方や分析の方法を学ぶことができます。また、異なる大学の問題に取り組むことで、出題傾向や問題の解き方についても幅広い理解を深めることができます。
明治大学商学部の日本史対策におすすめの参考書
まずは、日本史用語を記述させる問題に対応できる参考書です。
一問一答方式で暗記する際にも活用できますので、基礎力のひとつとしてコツコツ取り組みましょう。
文栄堂『時代と流れで覚える! 日本史B用語』(鈴木和裕)
この参考書は、各用語を時代背景や歴史の流れとともに学べるように設計されています。具体的には、左ページで時代や場所などの基本情報を提供し、右ページでその用語が含まれる歴史の流れを文章で説明します。この方法により、用語一つ一つの背後にある歴史的意味を深く理解することができます。
また、各章のまとめでは穴埋め形式の空欄補充問題が扱われており、これは暗記だけでなく、実際の問題演習にも役立ちます。このような構造は、受験生が用語を覚えるだけでなく、それをどのようにして受験試験の問題に応用できるかを学ぶのに非常に効果的です。
Z会『入試に出る 日本史B 一問一答 (入試に出る 一問一答)』(Z会出版編集部)
通史からテーマ史、さらに史料や難問に至るまで、3ステージ別の学習が可能な構成は、知識の幅を広げるだけでなく、実際の入試で出会う様々な形式の問題に対応する能力を養うのに役立ちます。特に、明治大学商学部のように史料問題が頻出する試験では、初見の史料に対する分析力や解答のアプローチ方法を事前に身につけておくことが重要です。
また、4段階の頻出表示があることで、どの用語やテーマが特に重要かが一目でわかり、学習計画を立てやすくなります。
次に、テーマ史対策用の参考書を紹介します。
合否を分ける大きな点差がつきやすい単元であるため、時間をかけてテクニックを磨いていきましょう。
Z会『実力をつける日本史100題[改訂第3版]』(Z会出版編集部)
この総合的な日本史問題集は、時代別に75題、テーマ史別に20題、論述に5題を扱っており、時代別、テーマ史別、そして論述問題を網羅しています。
また、解答完了までの目標時間が記載されている点は、時間管理能力の向上にも役立ちます。入試では限られた時間内に問題を解く必要があるため、この問題集を利用して時間配分の練習を行うことで、実際の試験においても冷静に時間を管理し、効率的に問題を解く力を身につけることができます。
河合出版『”考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ』(石川晶康)
この参考書は、日本史の学習において、用語の丸暗記だけでなく、より深い理解と思考力を養うことを目的としています。
この参考書の特徴は、細かい知識を問うだけでなく、学習者の思考力を試すような問題が多いことです。そのため、日本史の基礎知識がある程度固まった後に、この参考書で学習を深めることが推奨されます。
次に、史料問題用の参考書を紹介します。
明治大学商学部の日本史では毎年資料問題が出題されているため、欠かさず対策しておきましょう。
山川出版社『日本史史料問題分析と解説―史料をよむ』(會田康範)
この参考書は、日本史の史料読解力を重点的に鍛えることを目的としています。教科書や資料集には掲載されていない、より専門的な史料を多く扱っており、これらの史料を通じて日本史の深い理解を目指します。解説と問題演習がバランスよく配されているため、学習者は史料を読み解く技術を実践的に身につけることができます。
山川出版社『日本史 図版・史料読みとり問題集: 大学入学共通テスト・国公立2次・私立大対応』(菅野祐孝)
この参考書は、図版や史料を読み解く力を鍛えるために特化した構成をしています。1部のウォーミングアップでは、大学入学共通テストレベルの問題を扱うことで、初心者でも取り組みやすい内容から始めることができます。
2部では、国公立大学の2次試験や難関私立大学を目指す受験生向けにレベルが格段に上がります。ここでは、図版や史料から情報を読み取る際の注目すべきポイントや、より高度な読解技術が解説されています。
問題量が58問と多いため、多様な史料や図版に触れることができ、実戦的な訓練が出来、非常に有効です。
最後に:明治大学に合格をするには?
ここまで【明治大学商学部の日本史】を入試情報・傾向・対策の3つの軸で解説!について見てきましたが…。
明治大学にどうしても行きたくなってきましたね。
でも願っていれば明治大学に合格できるわけではありません。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が明治大学では必要です。
そんな明治大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、明治大学専門塾【鬼管理明治大学塾】という塾を運営中。
もし少しでも「明治大学に合格したい」と考える受験生は共に明治大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を明治大学専門塾【鬼管理明治大学塾】が応援します。
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本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映