始めに:【明治大学商学部】世界史対策
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
【明治大学商学部】世界史入試対策|記述・正誤判定・論述の3つの軸で解説!
というテーマで記事を書いていきます。
明治大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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明治大学商学部の世界史の特徴
明治大学商学部の「世界史」の過去問題を分析することで、その特徴と受験生が取るべき対策を理解することができます。まず、選択科目としての世界史は比較的人気があり、近年の入試では受験生の約3割が世界史を選択しています。これは日本史に次ぐ選択率であり、商学部だけでなく他の学部においても同様の傾向が見られます。
では、明治大学商学部の「世界史」がどのような特徴を有しているのか、四年分の過去問から読み取っていきましょう。
2022 | 2021 | 2020 | 2019 | |
大問数 | 5 | 5 | 5 | 5 |
記述問題の有無 | 有 | 有 | 有 | 有 |
試験時間 | 60分 | 60分 | 60分 | 60分 |
難易度 | 標準~やや難 | やや易~標準 | 標準 | やや易~標準 |
年度の特徴 | 大問1、2で比較的難しい語句が何個か出題。どの大問でも 1つ2つ難問と言えるものが出題された印象。 | 傾向として珍しく、大問1で、契丹や靺鞨などのアジアの遊牧、騎馬民族史からの出題があった。 大問4,5が平易だった。 | 記述問題の内容が大問1、2ともに標準的で満点を狙いたいもの。 テーマ史では頻出の四大発明に基づくもの。 | 大問2が比較的平易な記述内容だった。大問3のテーマ史では、地理学史を元にしたものが出題された。 |
明治大学商学部世界史の分析
以上が、直近4年間の出題の概要となっています。問題構成などが変更されることはなく、難易度としても少し2022年度の問題内容が難しかった印象ですが、やや易~標準の教科書レベルの語句からの出題が大半であるため、高得点を狙うことは十分に可能です。 上記内容と実際の問題から簡単に商学部の世界史の特徴を大問ごとに挙げていくと、、、
(大問1)語句の記述式で解答するもので、近現代の中国とその周辺国家の歴史が中心として出題される。
(大問2)語句の記述式の解答スタイルで、19~20世紀の欧米史、もしくはそれに関連した地域、例えばインドやアフリカ地域などが交互に出題される傾向がある。
(大問3)テーマ史からの出題となっている。例えば、四大発明などに関連した世界の地域に関して、バランスよく問われるものだ。中心は西欧史からの出題だが、幅広な地域から問われていることが大半。
(大問4)ヨーロッパ史が基本テーマとなり正誤問題の形で問われる。誤っている選択肢を解答させる設問が多く、正誤判定を正確に行っていく必要がある。
(大問5)3行以内での歴史事項論述問題が出題される。しかし問われるテーマは、近年4か年のものを見ると、「対抗宗教改革」「国土回復運動(レコンキスタ)」「三十年戦争」「百年戦争」などの超重要事項が問われるものであるから、ここでの失点は絶対に避けたい。
商学部の世界史試験における対策を考える際には、まず基本となるのが盤石な基礎力の構築です。難問や奇問が少なく、基本的な知識を問う問題が中心であるため、教科書レベルの知識をしっかりと身につけ、理解を深めておくことが重要です。具体的な出題範囲としては、近現代史が中心であり、中国史や欧米史をはじめとする各国の歴史が頻出するため、これらの地域の歴史についての理解を深めておく必要があります。
大問1から3においては、近現代史を中心に幅広い地域から出題されるため、特定の地域に偏らず、世界史全体の流れを把握しておくことが望ましいです。また、出題されるテーマが多岐にわたるため、関連事項についても注意深く学習しておくことが大切です。
大問4の正誤問題に対しては、正確な知識に基づいた判断力が求められます。間違いやすいポイントや、よくある誤解を把握し、正しい情報を確実に覚えておくことが重要です。誤っている情報に惑わされずに解答するためには、自信を持って知識を答えられるようにしておく必要があります。
大問5における短論述問題では、限られた文字数の中で重要な事項を効果的に表現する技術が求められます。事前に論点を絞り込み、要点を簡潔に表現する練習を重ねることがポイントです。特に出題されるテーマが「対抗宗教改革」「国土回復運動(レコンキスタ)」「三十年戦争」「百年戦争」といった重要事項に絞られる傾向にあるため、これらのテーマに関する知識を深め、要点を明確に述べられるように準備しておくことが望ましいです。
日頃から広範な地域にわたる知識の習得、要点を絞った論述力の鍛錬、正誤問題への対応力強化に重点を置いて学習を進めることが、商学部の世界史試験で高得点を獲得するための鍵となります。
明治大学商学部の世界史の対策
語句記述式問題(大問1、2)について
このタイプの設問への対策には、確かに語句を正確に書ける能力が不可欠です。世界史は事実や概念を覚えることが重要な暗記科目であり、特に中国史など難解な文字を含む分野では、正確な用語を書く練習も重要になります。用語の意味を理解するだけでなく、手を使って実際に書く練習をすることで、記憶が定着しやすくなります。
勉強法として、まずは「山川の世界史B」などの教科書で基本的な内容をしっかりと把握することが基礎となります。教科書では、重要な事項が体系的にまとめられており、基本知識の習得に役立ちます。その上で、『ツインズマスター』のような問題集を利用して、重要事項を記述式で確認し、実際の試験に近い形で知識を定着させることが推奨されます。
おすすめ参考書『ツインズマスター』
『ツインズマスター』問題集が、特に「山川の日本史B」の教科書に対応した形で設計されており、そのユニークな形式は学習者にとって非常に有効なツールとなり得ることがわかります。この問題集の特徴として、左ページのリード文穴埋め形式と右ページの一問一答形式が挙げられ、これにより用語の理解と記憶の定着が促進されます。基本用語や重要用語を中心に取り上げているため、全体的な理解と基礎固めに最適ですが、MARCHレベルの大学入試に挑むためには、より高度な内容の補完が必要になるでしょう。
書き込み式の問題集を直接使うのではなく、印刷して繰り返し使う方法は、長期的な学習で大いに役立つでしょう。特に、左ページを切り取って基本内容の確認テキストとして使うアイデアは、効率的な復習法を提供します。これは、学習内容を頭に入れるために繰り返し使える資料を作るという点で、学習者にとって非常に有効な戦略です。
MARCHレベルの大学入試で記述式の問題が増加している現状を踏まえると、リード文と基本用語を組み合わせた学習は、記述力を高める上で非常に役立ちます。この方法で学習することで、基本的な用語の理解を深めるとともに、それらを使った文脈での記述練習にもつながるため、実際の試験で求められる記述力の向上に寄与するでしょう。『ツインズマスター』のような問題集を活用することで、基本的な知識の確認から応用力の養成まで、効果的に対策を進めることができます。
正誤判定問題(大問3、4)について
商学部の世界史正誤判定問題に対する効果的な対策法についての解説は、試験対策において非常に重要なポイントを押さえています。ここで強調されているのは、試験での時間配分と効率的な学習戦略の必要性です。特に、以下の点が重要です。
- 明らかな間違いを含む選択肢の迅速な排除: 明らかに誤っている選択肢をすばやく見分け、排除する能力は、正誤判定問題におけるスコアを大幅に改善することができます。このスキルは、時間を節約し、より難易度の高い問題に時間を割くことが出来ます。
- スピードと正確性のバランス: 正誤判定問題では、20問全てに対して迅速かつ正確に答える必要があります。そのため、素早く判断する能力と、時間が許す限り見直しを行うことのバランスが重要になります。
- 文化史のカバレッジ: 商学部の世界史試験では、中国文化、イスラム文化、近代西洋文化に関する知識が特に重要です。これらの分野における深い理解は、文化史に関する問題に対処する上で不可欠です。
- 周辺事項の理解: 用語だけでなく、その用語が関連する歴史的文脈や周辺事項を一緒に学習することが推奨されています。これにより、問題文中のヒントを活用して正しい選択肢を選ぶ、あるいは誤った選択肢を排除する能力が向上します。
- 一問一答形式の問題集の利用: 『山川の一問一答』や『東進の一問一答』などの問題集を活用することで、単元ごとに知識を確実に身につけることができます。このような問題集を使うことで、用語だけでなく、それに関連する詳細な情報も同時に学習できるため、試験における選択肢の絞り込みがより容易になります。
以上の対策法は、商学部の世界史正誤判定問題に限らず、他の科目や試験形式にも応用可能な一般的な試験対策の原則を示しています。効率的な学習戦略と時間管理の技術を磨くことは、あらゆる試験で高いパフォーマンスを達成する鍵となります。
短論述問題(設問5)について
短論述問題の解答戦略は、限られた文字数内でいかに効率的に要点を伝えられるかにかかっています。以下にその要点をまとめます。
- 重要事項の絞り込みとコンパクトなまとめ: 問題に対して最も重要な点、特に事項の起承転結や重要人物を中心に内容を組み立てる必要があります。この過程では、余計な情報を排除し、文字数制限内で最大限の情報を伝えることが重要です。
- 初期のアイデア出し: 問われている事項について直感的に思いつくキーワードを素早く箇条書きで記録します。このブレインストーミングの段階で、多くのアイデアを出すことが後の選択肢の幅を広げます。
- 情報の選別と整理: 最初に書き出したアイデアから重要な内容を選び出し、それを時系列や重要度に応じて整理します。この段階で、答案の構造を考え、流れを作ります。
- 答案の作成: 選び出した情報を基に、解答用紙に適切に答案を構成します。重要事項が不足している場合は、関連情報を加えて文字数を確保し、少なくとも要求される行数は満たすようにします。
- 事前準備と対策: 世界史の重要事項を80文字程度でまとめておき、これらを反復して覚えることで、短論述問題に迅速に対応できるようにします。また、「一問一答」形式の資料を活用し、特にリード文を含めて学習することで、解答のヒントを得ることができます。
このアプローチは、短論述問題において要点を的確に伝える能力を高め、限られた文字数の中で最大限の情報を提供するためのものです。事前にしっかりと準備し、これらの戦略を実践することで、試験の短論述部分でのスコアを最大化することが可能になります。
最後に:明治大学に合格をするには?
ここまで【明治大学商学部】世界史入試対策|記述・正誤判定・論述の3つの軸で解説!について見てきましたが…。
明治大学にどうしても行きたくなってきましたね。
でも願っていれば明治大学に合格できるわけではありません。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が明治大学では必要です。
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本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映