【三重大学の穴場学部とは…？】三重大学のプロが穴場学部を徹底解説【25年度入試】

三重大学には、以下の5つの学部があります。

• 人文学部（文系）
• 教育学部（文系）
• 医学部（理系）
• 工学部（理系）
• 生物資源学部（理系）

三重大学は、「人類福祉の増進」「自然の中での人類の共生」「地域社会の発展」に貢献できる人材育成と研究の創成を理念に掲げています。この理念の実現のために、「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」を総合した「生きる力」という4つの力を重視した教育を行っています。専門分野はもちろん、総合大学としての利点を生かし、全学年を通じた幅広い教養教育にも力を入れています。

キャンパスは伊勢湾に近い自然豊かな場所に位置し、2007年には「ISO40001」を取得し、環境先進大学としての取り組みを推進しています。また、公害病「四日市ぜんそく」の発生地である四日市市にちなみ、公害を学問的に探究する「四日市学」という特色ある講義も開講しています。

さらに、三重大学の卒業生には、小説家のはやみねかおるさん、陸上選手の伊藤佳奈恵さん、お笑い芸人カベポスターの永見大吾さんなど、幅広い分野で功績を残した人材がいます。

三重大学には人文学部と教育学部の2つの文系学部があります。パスナビによると、これらの学部の偏差値は47.5から55.0で、最も低いのは以下の3つの学部・学科です。

また、代々木ゼミナールの情報を基にした2022年度の実質倍率を見ると、最も倍率が高いのは教育学部の「学校－数学（初）」「学校－数学（中）」の3.3倍で、最も低いのは教育学部の「学校－美術（初）」「学校－美術（中）」の1.1倍、「学校－特別支援教育」の1.2倍です。

そのため、三重大学の文系学部では、教育学部の「学校－技術・ものづくり」専攻が比較的入りやすいといえます。ただし、入りやすいとはいえ、共通テストと個別試験に合格するためには、しっかりとした対策が必要です。

三重大学には、医学部、工学部、生物資源学部の3つの理系学部が設置されています。パスナビによると、これらの学部の偏差値は47.5から65.0となっており、最も低いのは以下の3つの学部・学科です。

また、代々木ゼミナールの情報を基に各学部・学科の実質倍率を見ると、最も高いのは工学部建築学科の3.5倍です。倍率が低い学部・学科は以下のようになっています。

これらのデータから、医学部看護学科、生物資源学部の資源循環学科および共生環境学科は、偏差値と倍率の両方が比較的低く、三重大学の中で入りやすい学部・学科と言えるでしょう。