
菅澤さん、「名古屋工科高校」を調べていたら「名南工業高校」という校名も出てくるんですが、別の学校ですか?

同じ学校だよ。2021年4月に愛知県立名南工業高等学校から愛知県立名古屋工科高等学校へ改称されている。名古屋市南区阿原町にある県立の工業系専門高校で、2026年度はIT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科を1つのグループとしてまとめて選抜する「くくり募集」だ。愛知県教育委員会の公式資料に沿って、募集人員と倍率を混同せずに整理していくよ。
愛知県立名古屋工科高等学校は、名古屋市南区阿原町にある県立の工業系専門高校です。 2021年4月に愛知県立名南工業高等学校から現在の校名へ改称されました。改称の前、 2019年には学科そのものも改編されており、現在はIT工学科・機械科・電気科・ エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科体制です。閉校や募集停止の事実は なく、現在も生徒を受け入れています。
愛知県教育委員会が公表する「令和8年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程) における志願変更後の志願者数(最終)について」によると、2026年度の一般選抜は 募集人員217名に対し志願者総数309名、最終倍率1.42倍でした。前年度(令和7年度)の 最終倍率1.55倍からは低下しています。名古屋工科高校は5学科をまとめて1グループとして 選抜する「くくり募集」のため、学科ごとの倍率は公表されず、学校全体の数字で判断 する必要がある点が、この学校の入試を理解するうえで最初のポイントです。
この記事は、高校受験生を支援する鬼管理専門塾が、愛知県教育委員会と愛知県立名古屋 工科高等学校の公式資料を確認して作成した受験ガイドです。当塾は名古屋工科高校とは 関係のない受験指導サービスであり、学校名は指導対象校として記載しています。学校 が公表していない合格最低点や進学・就職の具体的な比率は断定しません。実際の出願 時は、受検年度の愛知県教育委員会、学校、在籍中学校からの案内を照合してください。
名古屋工科高校は、1962年に愛知県立名南工業高等学校として開校した学校です。2026年 で開校から64年、改称からは5年目を迎えます。校名の変化の裏にある学科構成と入試の 仕組みを、順番に確認していきましょう。
目次
愛知県立名古屋工科高等学校とは|名南工業から工科へ、2021年改称
| 項目 | 学校公式情報・公表資料の要点 |
|---|---|
| 正式名称 | 愛知県立名古屋工科高等学校(2021年4月、名南工業高等学校から改称) |
| 所在地 | 〒457-0063 名古屋市南区阿原町一番 |
| 電話 | 052-822-0242(全日制) |
| アクセス | 名鉄名古屋本線本星崎駅下車、または名古屋市営バス「名古屋工科高校」停留所 |
| 開校 | 1962年、愛知県立名南工業高等学校として開校。2026年で64年 |
| 学科・2026年度定員計 | IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科、1グループのくくり募集で計240名 |
- 1962年 名南工業高校として開校: 機械科・電気科・工業化学科・化学工学科の4学科でスタート
- 2019年 学科を改編: IT工学科を新設するなど、現行5学科体制の土台を整備
- 2026年 開校64年・改称5年目: 5学科・1グループのくくり募集で生徒を受け入れ続けている
愛知県立名古屋工科高等学校は、愛知県名古屋市南区阿原町一番にある県立の工業系専門 高校です。学校公式サイトによる所在地は〒457-0063名古屋市南区阿原町一番、電話 052-822-0242(全日制)です。最寄りは名鉄名古屋本線本星崎駅、または名古屋市営バス 「名古屋工科高校」停留所で、愛知県道36号諸輪名古屋線沿いに位置しています。
Wikipediaの沿革記載によると、名古屋工科高校は1962年(昭和37年)に「愛知県立名南 工業高等学校」として開校しました。当初の学科は機械科・電気科・工業化学科・化学 工学科の4学科です。1972年には定時制課程が愛知県立星南工業高等学校として分離され、 1994年にその星南工業高等学校を統合して定時制課程が再設置されています。
2021年4月、学校は「愛知県立名古屋工科高等学校」へ改称されました。改称に先立つ 2019年には学科そのものも改編されており、現在はIT工学科・機械科・電気科・ エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科体制です。募集停止や閉校の事実は なく、現在も工業教育を続けている学校です。2026年は開校から64年目、改称からは 5年目にあたります。
旧校名「名南工業高校」で検索して情報を集めている場合、掲載されている学科名や 入試情報が改称前・改編前のまま更新されていないケースがあります。出願を検討する際 は、必ず現校名「名古屋工科高等学校」と最新年度の公式資料で情報を確認してください。

名南工業高校から名古屋工科高校に変わったのは最近なんですね。

そうだね。2021年4月の改称だから、2026年時点でまだ5年しか経っていない。改称の前年、2019年には学科そのものも改編されているから、古い情報のまま「名南工業高校」の学科名で調べていると、現在の募集内容と大きくずれることがあるよ。必ず現校名で最新の資料を確認しよう。
📚 用語解説
愛知県立名古屋工科高等学校:名古屋市南区阿原町にある県立の工業系専門高校の現在の正式名称です。2021年4月に愛知県立名南工業高等学校から改称されました。IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科体制で工業教育を行っています。
5学科・1グループのくくり募集|1年は工業科、2年で5学科に分属
| 学科 | 2026年度定員 | 学びの中心 |
|---|---|---|
| IT工学科 | 40名 | 情報技術・プログラミング・通信 |
| 機械科 | 80名 | 機械の設計・製作・制御 |
| 電気科 | 40名 | 電気工学の基礎と応用 |
| エネルギーシステム科 | 40名 | エネルギー機器・設備システムの仕組み |
| エネルギー化学科 | 40名 | 化学工学・エネルギーに関わる化学分野 |
- 2年次:5学科に分属: IT工学科40名・機械科80名・電気科40名・エネルギーシステム科40名・エネルギー化学科40名のいずれかへ進路目標に応じて分かれる
名古屋工科高校は、IT工学科(定員40名)・機械科(定員80名)・電気科(定員40名)・ エネルギーシステム科(定員40名)・エネルギー化学科(定員40名)の5学科で構成されて います。愛知県教育委員会「推薦選抜等の志願者数に ついて」によると、入学者選抜の段階ではこの5学科をまとめて1つのグループ・ 定員計240名として「くくり募集」する仕組みです。学科ごとに個別の枠で募集するの ではなく、名古屋工科高校全体が1グループという点が特徴です。
出願段階での学科名の並び方から、1年次は「工業科」として5学科共通の基礎科目を 履修し、1年間かけて自分の進路目標を見つけたうえで、2年進級時にIT工学科・機械科・ 電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科のいずれかへ分属する流れであること がうかがえます。学科別の詳しい履修科目は、学校公式サイトや学校説明会での確認を おすすめします。
「くくり募集」とは、複数の学科をまとめて1つの募集単位として選抜する仕組みです。 つまり、出願段階では学科別の定員や倍率は示されず、名古屋工科高校全体としての 募集人員・志願者数・倍率が公表されます。どの学科に進みたいかが決まっていなくても 出願できる一方、入学後の1年間で自分に合う学科を見極める姿勢が求められます。
2年進級時にどの学科を選ぶか迷う場合は、情報・通信系(IT工学科)、機械の設計・ 製作系(機械科)、電気工学系(電気科)、エネルギー設備系(エネルギーシステム科)、 化学工学系(エネルギー化学科)のどの分野に関心が持てたかを基準に考えると判断 しやすくなります。学科ごとの資格取得や実習内容についてより詳しい案内は、学校 公式サイトや学校説明会で確認することをおすすめします。

出願するときに、もう学科を決めておかないといけないんですか。

それが名古屋工科高校の特徴で、出願段階ではIT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科を分けずに1グループとしてまとめて募集される。1年次は工業科として共通の科目を学びながら、2年進級時に自分の進路目標に合わせて学科を選ぶ仕組みだよ。
📚 用語解説
くくり募集:複数の学科をまとめて1つの単位として選抜する仕組みです。名古屋工科高校ではIT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科すべてが「名古屋工科高校」という1グループでくくり募集されます。
2026年度の募集人員と倍率|推薦選抜等と一般選抜を混同せずに読む
| 選抜区分 | 定員枠・募集人員 | 志願者数 | 倍率等 |
|---|---|---|---|
| 推薦選抜等 | 定員枠30%程度~45%程度(240名の内数) | 23名 | 合格者数は非公表。特色選抜は実施していない |
| 一般選抜 | 募集人員217名 | 第1志望104名・第2志望205名(総数309名) | 最終倍率1.42倍(前年度1.55倍) |
名古屋工科高校の2026年度入試は、推薦選抜等と一般選抜の2つに分かれます。刈谷工科 高校など特色選抜を実施する学校もありますが、愛知県 教育委員会「推薦選抜等の志願者数について」のpdfplumberによるテキスト抽出結果 では、名古屋工科高校の行に特色選抜の記載はなく、特色選抜は実施していません。 推薦選抜等の定員枠は240名の内数として「30%程度~45%程度」(学科群全体の定員に 対する上限の目安)、志願者数は23名でした。実際の合格者数は非公表で、「定員枠」は 必ずその人数まで合格させるという意味ではなく、あくまで上限の目安である点に注意 してください。
愛知県教育委員会「志願変更後の志願者数(最終)につ いて」によると、一般選抜の募集人員は217名でした。志願者数は第1志望104名・ 第2志望205名の総数309名で、最終倍率1.42倍。前年度(令和7年度)の最終倍率1.55倍 と比べると、2026年度は倍率が低下しています。締切時倍率も1.42倍で、締切後の倍率 変動はほとんどありませんでした。
一般選抜の募集人員217名は、240名の定員から推薦選抜等の合格者数などを差し引いて 算出される人数です。推薦選抜等(志願23名)・一般選抜(募集217名・志願309名)と いう2段階の数字を混同せず、自分がどの選抜で出願するのかに応じて、必要な倍率・ 定員の数字を確認することが重要です。
前年度から倍率が低下している一般選抜の1.42倍という数字は、愛知県内の工業科全体の 平均的な倍率と比べても標準的な水準です。ただし単年度の数字だけで安心したり、 逆に必要以上に不安になったりせず、自分が受ける学力検査でどれだけ得点を積み上げ られるかに意識を向けることが大切です。

名古屋工科高校って、推薦だけじゃなく特色選抜も受けられますか。

愛知県教育委員会の公式資料を確認したけれど、名古屋工科高校の行には特色選抜の記載がなかった。つまり2026年度は推薦選抜等(志願23名)と一般選抜(募集217名・志願309名)の2区分だけだと考えていいよ。
📚 用語解説
推薦選抜等定員枠30%程度~45%程度:推薦選抜等で合格者数の上限として示される目安の割合です。学科群全体の定員に対する割合で示されますが、必ずその人数まで合格させるという意味ではなく、実際の合格者数は選考結果次第です。
一般選抜の仕組み|面接なし・校内順位決定方式Ⅰ(評定+学力検査の単純合算)
| 項目 | 2026年度実施内容(公式資料より) |
|---|---|
| 学力検査日 | 2026年2月25日(水)(愛知県教育委員会公式資料) |
| 面接 | 実施しない(愛知県教育委員会「面接実施の有無及び校内順位の決定方式」) |
| 校内順位決定方式 | 方式Ⅰ=(評定得点)+(学力検査合計得点)の単純合算 |
| 学科群としての表記 | 「工業」学科群として、なし・方式Ⅰと一覧に記載 |
| 合格発表 | 2026年3月10日(火)(愛知県教育委員会公式資料) |
- 方式Ⅰでそのまま合算する: 名古屋工科高校は評定得点と学力検査合計得点を単純に足す方式Ⅰを採用
愛知県の公立高校入試は、愛知県教育委員会が運営する仕組みで、一般選抜の校内順位 決定において、調査書情報の評定得点と学力検査合計得点をどう扱うかを、学校ごとに 方式Ⅰから方式Ⅴの中から選択しています。愛知県教育 委員会「一般選抜における各高等学校の面接実施の有無及び校内順位の決定方式について」 のpdfplumberによるテキスト抽出結果では、名古屋工科高校(同資料では「工業」 学科群として表記)の2026年度一般選抜は面接を実施せず、校内順位決定方式は方式Ⅰと 明記されています。
方式Ⅰは、評定得点と学力検査合計得点をそのまま単純に合算する方式です。評定得点は 調査書「学習の記録」の評定合計を2倍した数値で、最高90点(5点×9教科×2)。学力 検査合計得点は国語・数学・社会・理科・外国語(英語)の5教科の得点合計で、最高 110点(22点×5教科)です。方式Ⅳ(評定得点をさらに重く扱う学校)などと比べると、 方式Ⅰは評定得点と学力検査合計得点がほぼ同じ重みで働く方式だといえます。
愛知県教育委員会「入学者選抜実施日程について」による と、2026年度の一般選抜の学力検査は2026年2月25日(水)に実施されます。これは面接を 実施する学校向けの日程とは別で、面接を実施しない名古屋工科高校の受検生は学力検査 日のみを把握しておけば足ります。合格発表は2026年3月10日(火)です。
面接がなく、評定得点と学力検査合計得点をほぼ同じ重みで扱う方式Ⅰである以上、 一般選抜での合格を目指すなら、当日の得点力と中学3年間の内申点の両方を、どちらか に偏らせず積み上げていく必要があります。次の章では、方式Ⅰを踏まえた学力検査 対策を具体的に見ていきます。

面接がないなら、当日の学力検査だけ頑張れば大丈夫ですか。

それも違うよ。方式Ⅰは評定得点と学力検査合計得点をそのまま足す方式だから、内申点も学力検査とほぼ同じだけの重みを持っている。当日の得点力と、中学3年間の通知表、どちらも手を抜けない仕組みだと考えよう。
📚 用語解説
校内順位決定方式Ⅰ:調査書情報の評定得点と学力検査合計得点を、そのまま単純に合算する方式です。名古屋工科高校の一般選抜はこの方式Ⅰを採用しており、評定得点(最高90点)と学力検査合計得点(最高110点)がほぼ同じ重みで扱われます。
一般選抜の学力検査対策|方式Ⅰを踏まえた内申と得点力の両立
| 項目 | 方式Ⅰでの扱い(愛知県教育委員会公式資料) |
|---|---|
| 評定得点 | 調査書「学習の記録」の評定合計を2倍。最高90点(5点×9教科×2) |
| 学力検査合計得点 | 国語・数学・社会・理科・外国語(英語)の合計。最高110点(22点×5教科) |
| 方式Ⅰの合算 | 評定得点と学力検査合計得点をそのまま合算(倍率補正なし) |
| 合算値の最大 | 90点+110点=200点。評定得点と学力検査合計得点はほぼ同じ比率で寄与する |
- 合算値: 最大200点。方式Ⅰは評定と学力検査をほぼ同じ重みで扱う
名古屋工科高校の一般選抜で採用されている方式Ⅰは、調査書情報の評定得点と学力検査 合計得点を、倍率をかけずにそのまま合算する方式です。評定得点は「学習の記録」の 評定合計を2倍した数値で最高90点、学力検査合計得点は国語・数学・社会・理科・外国語 (英語)の5教科の得点合計で最高110点です。合算した最大値は200点で、評定得点 (90点)と学力検査合計得点(110点)はほぼ拮抗しており、どちらかに極端に偏った 対策では合算値を伸ばしにくい配分だといえます。
一般選抜の最終倍率は1.42倍、募集人員217名に対し志願者総数309名という競争です。 くくり募集のため学科別の倍率は公表されませんが、方式Ⅰである以上、志望する学科が IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科のどれであっても、 評定得点と学力検査合計得点の両方を積み上げるという基本方針は変わりません。
5教科(国語・数学・社会・理科・外国語)は、それぞれ最高22点という共通の配点です。 特定の教科だけを伸ばそうとするのではなく、5教科全体で取りこぼしを減らす発想が 得点を最大化する近道になります。国語は文章と資料の根拠を結びつける読解、数学は 計算の正確さと図形・関数・確率、外国語は語彙・文法・長文・リスニングを組み合わせ た総合力、理科・社会は資料や統計と知識を結びつける力が問われます。
評定得点は日々の授業態度や提出物、定期考査の積み重ねで決まります。方式Ⅰでは 学力検査合計得点とほぼ同じ重みで効いてくるため、当日の学力検査だけを意識するので はなく、中学3年間の通知表そのものが最大90点分の得点源であることを忘れてはいけ ません。過去問演習では、点数だけを記録するのではなく、失点を知識不足・読み違い・ 手順不足・計算ミス・時間不足・見直し漏れのどれに当たるかに分類し、改善のサイクル を回していきましょう。

評定得点と学力検査、どちらを優先して対策すればいいですか。

方式Ⅰでは評定得点(最高90点)と学力検査合計得点(最高110点)がほぼ同じ重みだから、どちらかに偏らせるのは得策じゃない。まず提出物と定期考査を確実に積み上げ、そのうえで学力検査の演習量も並行して積み上げていこう。
📚 用語解説
学力検査合計得点:国語・数学・社会・理科・外国語(英語)の5教科の得点を合計した数値です。名古屋工科高校の方式Ⅰでは、最高110点をそのまま評定得点と合算します。
推薦選抜等の対策|志願23名の枠でどう自分を示すか
| 項目 | 推薦選抜等(2026年度) |
|---|---|
| 定員枠 | 30%程度~45%程度(240名の内数) |
| 志願者数 | 23名 |
| 選考内容 | 面接 |
| 面接日 | 2026年2月5日(木)(場合により2月6日にも実施) |
| 合格発表 | 2026年2月9日(月) |
| 特色選抜 | 実施していない(愛知県教育委員会公式資料に記載なし) |
名古屋工科高校の推薦選抜等は、定員枠30%程度~45%程度(240名の内数)に対し志願者数 23名でした(愛知県教育委員会「推薦選抜等の志願者数 について」)。特色選抜は実施していないため、推薦を検討する場合は推薦選抜等 1つに絞って準備すればよい点が、推薦選抜等・特色選抜の両方を実施する学校との違い です。面接は2026年2月5日(木)(場合により2月6日にも実施)、合格発表は2026年 2月9日(月)の予定です。
推薦選抜は、中学校長の推薦を前提とする選抜です。まず担任の先生や進路担当の先生 に、推薦選抜を希望する意思を早めに伝え、推薦基準を満たせそうかを相談することが 最初の一歩になります。出願要件や必要書類は募集要項で必ず確認してください。
面接対策では、工業系高校を志望する理由を、単に「ものづくりに興味がある」で終わ らせず、具体的な経験や将来像と結びつけて説明できるようにしておくことが大切です。 中学校での技術・家庭科の授業、部活動、資格やコンテストへの挑戦、地域活動などを 振り返り、そこから学んだことをIT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・ エネルギー化学科のいずれかの学びとどうつなげたいのかを、自分の言葉で話せるよう 練習しましょう。名古屋工科高校はくくり募集のため、面接の時点で学科を明言できな くても、関心のある分野を具体的に話せることが重要です。
推薦選抜等の志願者数23名は、定員枠の上限目安を大きく下回っています。ただし、 これは選抜が通りやすいことを意味するものではなく、面接の内容が問われる選抜で あることに変わりはありません。不合格になった場合でも一般選抜に進めるよう、面接 対策と並行して評定と5教科の学習を止めないことが重要です。とくに一般選抜は方式Ⅰ (評定得点と学力検査合計得点をほぼ同じ重みで扱う)なので、推薦選抜等の準備期間中 も日々の内申点を落とさない意識が欠かせません。

推薦選抜に落ちたら、一般選抜には間に合いますか。

間に合うよ。推薦選抜等の面接は2月5日、一般選抜の学力検査は2月25日。ちょうど3週間ほど期間がある。結果を待つ間も5教科の学習と内申点の維持を止めずに続けていれば、一般選抜にそのまま進めるよ。
📚 用語解説
推薦選抜等:中学校長の推薦を前提として、面接などで選考する選抜方式です。名古屋工科高校の2026年度は定員枠30%程度~45%程度(240名の内数)に対し志願者23名で、面接は2月5日に実施されました。特色選抜は実施していません。
学科の変遷|名南工業時代の4学科から現在の5学科へ
| 時期 | 学科構成(確認できる情報) |
|---|---|
| 1962年開校時 | 機械科・電気科・工業化学科・化学工学科の4学科(Wikipedia) |
| 2019年学科改編 | 学科構成を改編(Wikipedia。改編の詳細な内訳は本記事執筆時点で確認できず断定しない) |
| 2021年改称後・現在 | IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科(学校公式サイト・愛知県教育委員会公式資料) |
- 工業教育の土台: 1962年の開校以来、名古屋市南区で工業系の専門教育を続けている
名古屋工科高校は、1962年の開校時から現在まで、学科構成を時代に合わせて更新して きた学校です。Wikipediaの沿革記載によると、開校当初の学科は機械科・電気科・工業 化学科・化学工学科の4学科でした。工業化学科・化学工学科という学科名からは、 当時の産業構造を反映した化学系分野が重視されていたことがうかがえます。
2019年には学科が改編されています。改編の詳細な内訳(新設・統合された学科の対応 関係など)まではWikipedia・学校公式サイトの本記事執筆時点の公表内容から断定でき ませんが、この改編を経て、2021年の改称後は現在のIT工学科・機械科・電気科・ エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科体制になっています。旧来の工業 化学科・化学工学科という名称は使われておらず、エネルギーシステム科・エネルギー 化学科という現代的なエネルギー分野の名称に置き換わっている点が特徴です。
学科名の変遷は、単なる呼び方の変更ではなく、社会が求める技術分野の変化を反映した ものだと考えられます。情報技術を扱うIT工学科の新設や、エネルギー関連分野を冠した 学科名への変更は、工業教育の重点が時代とともに移り変わっていることを示しています。 出願を検討する際は、旧学科名で書かれた古い情報に惑わされず、現在の5学科の学習 内容を学校公式サイトや学校説明会で直接確認することが大切です。
みんなの高校情報の掲載情報では偏差値が41とされていますが、学科別の偏差値は非公表 で、学校非公表の参考情報として扱う必要があります。次の章では、こうした非公表 情報とどう向き合うかを含めて、学科選びの考え方を整理します。

名南工業時代は化学系の学科があったんですね。今は無いんですか。

学科名としては「工業化学科」「化学工学科」という名称は現在使われていない。2019年の学科改編を経て、今は「エネルギー化学科」という名称になっている。化学分野の学びが完全になくなったわけではなく、エネルギー関連の視点を加えて名称が更新されたと考えられるよ。
📚 用語解説
学科改編(2019年):名古屋工科高校で2019年に実施された学科構成の見直しです。改編の詳細な内訳は本記事執筆時点で公表資料から確認できていませんが、この改編を経て2021年の改称後は現在の5学科体制になっています。
非公表の数字とどう向き合うか|偏差値・進路実績を鵜呑みにしない
| 情報の種類 | 本記事での扱い方 |
|---|---|
| 一般選抜の倍率 | 愛知県教育委員会公式資料の数値をそのまま採用(最終倍率1.42倍、前年度1.55倍) |
| 推薦選抜等の志願者数 | 愛知県教育委員会公式資料の数値をそのまま採用(23名) |
| 偏差値 | みんなの高校情報の掲載値(41)を「学校非公表の参考情報」と明記したうえで紹介 |
| 進学・就職の具体的な比率 | 学校公式の公表資料が確認できないため、本記事では数値を示さない |
| 部活動・2019年学科改編の詳細な内訳 | 公表資料に記載がないため、本記事では断定しない |
- 公式資料の倍率・志願者数: 愛知県教育委員会公式資料。出願計画の土台にできる
名古屋工科高校を調べていると、旧校名「名南工業高校」時代の情報や、出典の分からない 偏差値・倍率の数字に出会うことがあります。愛知県公立高校入試の情報は年度ごとに 変わるうえ、民間サイトやAI検索の要約には、実際の公式資料と食い違う数字が混ざる ことも珍しくありません。本記事の作成過程でも、愛知県教育委員会の公式PDFはテキスト としてそのまま抽出できない形式だったため、pdfplumberでページ本文を直接抽出し、 「名古屋工科」の行を1行ずつ確認したうえで数値を採用しています。
本記事で断定的に扱っているのは、愛知県教育委員会が公表する推薦選抜等・一般選抜の 募集人員・志願者数・倍率、面接の有無、校内順位決定方式です。これらは一次資料に 数値が明記されているため、そのまま採用しています。一方、偏差値は学校非公表の ため「みんなの高校情報」掲載値を参考情報として紹介するにとどめ、進学・就職の 具体的な比率や2019年学科改編の詳細な内訳、部活動の情報は、公表資料や一次情報で 確認できなかったため、本記事では数値や内容を示していません。
志望校を選ぶときは、どの情報が一次資料に基づくもので、どの情報が参考情報にすぎ ないのかを区別する習慣をつけることが大切です。とくに倍率や合格ラインについては、 学校説明会や愛知県教育委員会の最新資料で、受検年度の数字を必ず確認してください。 過去の年度の数字をそのまま当てはめて安心したり、逆に必要以上に不安になったりする ことは避けましょう。

調べていて数字が食い違うことがあるって、ちょっと不安になります。

それは自然な反応だよ。だからこそ、この記事では愛知県教育委員会の公式PDFをpdfplumberで直接抽出して数字を採用している。出所の分からない数字を鵜呑みにせず、最終的には公式資料と学校説明会で確認するくせをつけておこう。
📚 用語解説
一次資料:愛知県教育委員会や学校が直接公表する公式の資料です。民間サイトやAI検索の要約とは異なり、募集人員・志願者数・倍率などの数字が明記されているため、本記事ではこれを優先して採用しています。
名古屋工科高校合格は「普通の対策」では受からない
断言します。普通の対策のままでは、名古屋工科高校の推薦選抜・一般選抜のいずれも突破するのは厳しいでしょう。
名古屋工科高校は、IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科を1グループとしてまとめる「くくり募集」の入試です(一般選抜募集217名・志願309名・最終倍率1.42倍、出典:愛知県教育委員会「推薦選抜等の志願者数について」「志願変更後の志願者数(最終)について」)。推薦選抜等(志願23名)・一般選抜と2つの選抜が並び、しかも一般選抜は評定得点と学力検査合計得点をほぼ同じ重みで扱う方式Ⅰのため、内申と5教科の学力検査、どちらか一方に偏った対策では、この入試に対応できません。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは…
5教科の解き方は参考書で学べても、くくり募集のなかで推薦・一般のどの選抜に、どれだけ時間を配分すべきかは自分だけでは判断しにくい。
映像授業・アプリだけでは…
5教科の解説動画は見られても、推薦選抜の面接練習の聞き手にはならない。質問してくれる相手がいないまま本番を迎えることになる。
集団授業の大手予備校でも…
全員同じカリキュラムでは、名古屋工科高校特有の方式Ⅰ(評定と学力検査をほぼ同じ重みで扱う)を踏まえた内申対策まで踏み込んだ指導は難しい。週1回の通塾では面接準備も本人任せになる。
一般的な個別指導塾でも…
5教科は見てもらえても、推薦選抜を受けるかどうかという進路判断や、面接内容の作り込みまで一体で管理してくれるとは限らない。
- 鬼管理専門塾: 推薦・一般の2選抜を一日単位の行動計画で管理
だからこそ、方式Ⅰの評定得点・学力検査対策と、推薦選抜等の面接対策を、一日単位の行動計画に落とし込める指導が必要です。鬼管理専門塾はその設計から実行管理までを担います。

IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科、どれを選ぶか決めきれていない段階でも相談できますか。

できるよ。答案、通知表、提出、中学時代の活動実績、面接の練習状況、生活時間を並べ、志望分野ごとに改善できる点を測る。公式資料を基準に、今日の行動まで一緒に分解しよう。
📚 用語解説
鬼管理:志望校と現在地から逆算し、教材・問題数・期限を一日単位で明確にして、毎日・毎週の確認結果から計画を改善する学習管理です。
鬼管理専門塾の特徴
- 専属講師陣: 採用率0.6%・講師満足度アンケート1,524件
- 専門コース: 大学受験〜総合型選抜〜英語資格〜高校受験
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
名古屋工科高校の方式Ⅰ(評定得点+学力検査合計得点)、推薦選抜等の面接対策を、教材名・問題番号・開始時刻・面接練習の回数まで一日単位の数値化した指示へ変えます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
現在の5教科答案、通知表、提出、中学3年間の活動実績、IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科のどの分野に関心があるかの意向、残り日数を整理し、生徒ごとの選抜別対策を設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の語彙・計算・提出の記録と、毎週の5教科確認テスト・面接練習を確認し、未達や同じ誤答を翌週の量・内容・順序へ反映します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
専属講師が5教科答案だけでなく、推薦選抜等の面接内容・話し方、質疑応答への受け答えを複数の視点で確認します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
高校受験に加え、大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格の専門コースの視点から、入学後の5学科での学び、資格取得、進路実現まで切れ目なく考えます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
名古屋工科高校の募集、倍率、推薦選抜等の疑問はLINEで質問でき、無料説明会と資料請求で指導範囲や開始時の学習量を確認できます。
毎日の管理方法は鬼管理の仕組みで確認できます。 これまでの指導事例は鬼管理専門塾の合格実績に 掲載しています。過去の実績は名古屋工科高校への合格を保証するものではありません。本人の答案、通知表、 中学3年間の活動実績、IT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科のどの分野に 関心があるかの意向、残り日数を確認し、必要な改善量を個別に決めます。
無料説明会には、最近の5教科答案、通知表、提出状況、一週間の生活表、中学時代の活動実績のメモ、 推薦選抜等で伝えたい経験を用意すると相談が具体的になります。公表されていない合格最低点や 内申の安全圏を推測せず、受検年度の愛知県教育委員会と学校のどの資料をいつ確認するかも予定へ入れます。
名古屋工科高校は2021年に校名を、2019年に学科構成を改めながらも、ものづくりを学ぶ工業教育を 続けてきた学校です。受験勉強の進め方にも、目先の倍率の高さや低さに一喜一憂せず、自分が積み上げる べきことを見極める姿勢が求められます。5教科、推薦選抜等の面接対策を別々に抱えず、一週間へ配置し、 確認結果から修正します。1カ月返金保証制度の詳細、指導内容、料金、利用条件は最新の案内で確認して ください。
名古屋工科高校の5教科対策・推薦選抜等の準備を一日単位の学習計画へ変えたい方は、LINE質問・無料説明会・資料請求をご利用ください。
よくある質問
| 確認テーマ | 先に読む章 |
|---|---|
| 改称の経緯・所在地 | 第1章 |
| 5学科1グループのくくり募集と定員 | 第2章 |
| 推薦選抜等・一般選抜の募集人員と倍率 | 第3章 |
| 一般選抜の制度と5教科対策 | 第4〜第5章 |
| 推薦選抜等の対策 | 第6章 |
| 学科の変遷・非公表情報の扱い・塾選び | 第7〜第9章 |
Q. 名古屋工科高校は昔の「名南工業高校」と同じ学校ですか?
A. はい、同じ学校です。2021年4月に愛知県立名南工業高等学校から愛知県立名古屋工科高等学校へ改称されました。閉校や募集停止の事実はありません。
Q. 名古屋工科高校の学科構成を教えてください。
A. IT工学科(定員40名)・機械科(定員80名)・電気科(定員40名)・エネルギーシステム科(定員40名)・エネルギー化学科(定員40名)の5学科です(2026年度定員)。入学者選抜は5学科をまとめた1グループの「くくり募集」で、1年次は工業科として共通履修し、2年進級時に学科へ分属します。
Q. 2026年度の一般選抜の倍率は何倍でしたか?
A. 募集人員217名に対し志願者総数309名、最終倍率1.42倍でした(前年度最終倍率1.55倍)。締切時倍率も1.42倍で、締切後の大きな変動はありませんでした(愛知県教育委員会「志願変更後の志願者数(最終)について」)。
Q. 一般選抜に面接はありますか?校内順位はどう決まりますか?
A. 愛知県教育委員会の公式資料によると、名古屋工科高校の一般選抜では面接を実施しません。校内順位決定方式は方式Ⅰ(評定得点+学力検査合計得点の単純合算)で、評定得点と学力検査合計得点がほぼ同じ重みで扱われます。
Q. 推薦選抜等の志願者数はどのくらいですか?特色選抜はありますか?
A. 推薦選抜等の志願者数は23名(定員枠30%程度~45%程度)でした。愛知県教育委員会の公式資料に特色選抜の記載はなく、特色選抜は実施していません。
Q. 名古屋工科高校はいつ開校しましたか?
A. 1962年(昭和37年)に愛知県立名南工業高等学校として開校しました。2019年に学科を改編し、2021年4月に愛知県立名古屋工科高等学校へ改称しています(Wikipedia)。
Q. 名南工業高校時代の学科は今と違いますか?
A. 開校当初(1962年)は機械科・電気科・工業化学科・化学工学科の4学科でした。2019年の学科改編を経て、現在はIT工学科・機械科・電気科・エネルギーシステム科・エネルギー化学科の5学科です。改編の詳細な内訳は本記事執筆時点の公表資料からは断定していません。
Q. 偏差値はどのくらいですか?
A. みんなの高校情報の掲載情報では41とされています(学科別は非公表のため参考情報です。模試や過去問の結果を基準に判断してください)。
愛知県教育委員会の最新入学者選抜要項・日程・志願状況、名古屋工科高等学校の選抜要件、学校案内、在籍中学校からの連絡を照合してください。この記事の2026年度実績だけで翌年度の出願を決めないでください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




