はじめに
こんにちは!
「鬼管理専門塾」という大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「【ここは受験するな!】専修大学のお勧めしない入試方式・学部を徹底的に解説します!」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、専修大学を目指す受験生ですか?
専修大学を受けるに当たって、意外に知らない専修大学の入試方式や入試の癖をお伝えできたらなと思います!専修大学の逆転合格を狙いたい受験生は必見ですね。
今回の記事を読むと・・・
■専修大学の合格しにくい学部・入試方式がわかります。
■専修大学の逆転合格に必要な情報をGETできます。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
①合格しにくい入試方式とは?
専修大学の入試方式は、
・スカラシップ・全国入学試験
・前期入学試験 学部個別入学試験(A方式・AS方式・B方式・C方式・D方式・E方式・F方式)
・前期入学試験 全学部統一入学試験
・共通テスト利用試験(前期・後期)
・後期入学試験
と、この5つがあるのですが、結論から言うと、この中でお薦めしない入試方式は、
・共通テスト利用試験
・スカラシップ・全国入学試験
・全学部統一入学試験
です。
理由と解説を稲葉先生、お願いします。
まず、共通テスト利用試験をお勧めしない理由は、
・ボーダー得点率が高いこと
です。学部にもよりますが、70~82%位必要です。
専修大学の共通テスト利用は、国立大及び難関私立大を目指す受験生が、併願先として出願することが考えられます。ボーダー得点率が高い上、倍率も約3~6倍と高いので、お薦めしません。
確かに!それに、共通テストを利用するとなると、共通テスト対策も必要になり、勉強のやり方が変わってきますよね・・・
スカラシップ・全国入学試験、全学部統一入学試験の理由と解説をお願いします。
スカラシップ・全国入学試験ですが、スカラシップは奨学生入学試験のことで、合格者は4年間の授業料や施設費が免除されます。かなり優遇されますが、2022年は1,939名受験して102名合格という、倍率19倍の狭き門です。
全国入学試験はスカラシップ入学試験と同日に同じ問題で行われる試験です。合格最低点がスカラシップ入学試験より下がりますが、スカラシップ入学試験と併願できるので、レベルが高いと思われます。
全学部統一入学試験は、学部個別入学試験と比べると、倍率や合格最低点が高くなっています。なので、お薦めいたしません。
そうですね、大体、どこの大学も全学部入試の方が倍率や合格最低点が高いですよね・・・
はい、ですので、お勧めしたい入試方式は学部個別入学試験です!
✅募集人数が多く、合格者が多い入試方式であること
✅合格最低点が全学部日程より低いこと
✅追加・繰上合格があること
※追加・繰上合格は全学部統一入学試験、後期入学試験、共通テスト利用後期入学試験にもあります。
以上の理由から、私達は専修大学の入試方式は学部個別日程をお薦めします!
後期入学試験は例年3月3日に行います。全ての学部学科を受験できて、併願できますが、募集人員が少なく、必然とどの学部も倍率が高くなります。10倍を超える学部学科もあるので、2月の前期入学試験で合格を勝ち取ってしまいたいところです。
【必見】合格しにくい学部・学科3選
それではいよいよ「合格しにくい学部」を3選紹介いたします。
1.国際コミュニケーション学部
まず最初に国際コミュニケーション学部が合格しにくい理由を説明します。
結論から言うと国際コミュニケーション学部が合格しにくい理由は
「偏差値・倍率が高い!」
ことです。
✅偏差値:53.8
✅日本語学科 2022年倍率:2.5倍(学部個別入学試験A方式)
✅異文化コミュニケーション学科 2022年倍率:3.4倍(学部個別入学試験A方式)
となっています。
国際コミュニケーション学部は2020年に作られた新しい学部で、神田キャンパスにあり、人気があります。偏差値も高いですね!
☆英語得意な受験生はこの入試方式もアリ!
国際コミュニケーション学部・異文化コミュニケーション学科の学部個別入学試験には3教科同一配点A方式と英語重視C方式があり、C方式は英語150点、国語100点、選択一科目100点、計350点満点で英語の配点が高いです!
C方式はA方式より倍率が下がるため、英語が得意な人であればこの受験方式はアリだと思います。
✅2022年度C方式倍率:2.9倍
✅2022年度A方式倍率:3.4倍
ただし、これから説明する英語外部試験利用は出来ませんのでご注意ください。
では、続いて2つ目の注意すべき学部・学科の紹介に移ります。
2.商学部
2つめは商学部です!合格しにくい理由としては
✅倍率が高く、人気があること
ことが挙げられます。
商学部には2つの学科があります。
2022年学部個別入学試験の倍率をみてみましょう。
✅マーケティング学科 A方式 4.3倍 AS方式3.8倍 B方式4.9倍
✅会計学科 A方式 4.3倍 AS方式3.8倍 B方式4.9倍
(A方式・3教科同一配点 AS方式・共通テスト併用 B方式・得意科目重視)
平均して4~5倍は高いですね!
商学部も神田キャンパスにあります。神田キャンパスには3つの学部があり、どの学部も人気がありますが、特に商学部は倍率が高いです。
神田キャンパス3学部・2022年学部個別入学試験A方式倍率
・国際コミュニケーション学部
日本語学科2.5倍 国際コミュニケーション学部3.4倍
・商学部
マーケティング学科4.3倍 会計学科4.3倍
・法学部
法律学科3.2倍 政治学科2.2倍
と、なっており、毎年このような感じで、商学部の人気が高いことが分かりますね。
商学部の2023年学部個別入学試験は試験方式が増えます。今までのA方式・AS方式・B方式(得意科目重視から選択科目重視に変更)に加えて、C方式(英語重視)・D方式(国語重視)が加わります。重視した科目の配点が150点と、高くなります。
C方式以外は英語外部試験が利用でき、自分の得意科目の配点を高くすることが選べる上、試験日が重ならないので、各方式で受験することができます。倍率の高さから、合格しにくい学部にしましたが、受験を考えている人は自分にとって有利になる方式で受験してください。
3つめの注意すべき学部・学科を紹介しましょう!
3.人間科学部・心理学科
3つめは人間科学部・心理学科です!
合格しにくい理由としては、
✅偏差値が高い→偏差値53.8
✅募集人員が少なく、倍率が高いこと(2022年倍率 A方式4.0倍)
です。
専修大学の入試ではどの教科も幅広い知識が求められるため、対策する内容が偏らないように過去問演習を通して学習企画を立てるようにしましょう。
人間科学部・心理学科は生田キャンパスにあります。
都心ではありませんが、やはり心理学は人気がありますね!
合格しにくい学部学科を紹介してきましたが、ここで専修大学を目指す受験生に耳より情報です!!
専修大学の入試科目には必ず「英語」がありますが、
学部個別入学試験のA方式、AS方式、B方式、D方式、E方式、F方式と全学部統一試験は英語外部試験が利用できます。
英語外部試験の基準スコアに応じ、英語の得点を80点・90点・100点に換算し試験科目「英語」の受験を免除できます!
例えば英検2級(スコア1980~2303)を所持しているなら、入試科目「英語」の得点を80点に換算し、判定に利用することが出来ます。英検2級(スコア2150~2303)なら90点、英検準1級以上もしくはスコア2304以上であれば100点に換算します。
英検準1級であれば、100点換算です!
英検準1級は他の大学、GMARCHでも受験に使うことができます。受験勉強を進めなながらも、ぜひ英検取得にもチャレンジしてみてください。何度か受験して、より高い級やスコアを取得し、大学受験を有利にするのも戦略の1つです。
もし、受験勉強に英検の勉強に、そんなにできない・・と悩んでしまったら、ぜひご相談ください。我々が力になります。
まとめ
特に注意点がある学部・学科はそれぞれ
✅国際コミュニケーション学部
✅商学部
✅人間科学部・心理学科
でした!
専修大学は日東駒専の中でも文系学部しかないため、全体的に偏差値が高い大学です!
入試問題の傾向や問題量はほぼ毎年一定です。まず、基礎を固め、過去問演習などでしっかり出題傾向を把握しましょう!
ぜひ今回紹介した情報を踏まえて、
戦略的な受験対策を行ってください!
では、本日はこれで終わります。