
滋賀県立大学のレベルを調べているのですが、サイトごとに偏差値の数字が違いますし、倍率も学部でバラバラです。そもそも「レベルが高い大学」なのか、何を見れば判断できるのでしょうか?














先に結論を言います。滋賀県立大学が公表している「公式偏差値」はありません。ですから、レベルを測るなら公式の入試結果を使います。2026年度の一般選抜は出願2,866人・受験1,587人・合格615人で、実質倍率は2.6倍。学部別に見ると人間文化学部3.1倍、工学部2.7倍、人間看護学部2.4倍、環境科学部1.9倍で、同じ大学の中に1.6倍以上の開きがあります。この記事では、倍率での序列、偏差値との付き合い方、前期と後期の違い、県内・県外で変わる学費、公式の就職実績まで一次資料の数字だけで整理します。
「滋賀県立大学 レベル」で検索すると、偏差値らしき数字が並んだページがいくつも出てきます。しかし、その数字が誰の集計で、いつの母集団で、どの学科のものなのかまで書かれていることはほとんどありません。一方で、大学自身は入試結果を毎年PDFで公開しており、そこには出願者・受験者・合格者・入学者という、定義が明確な実数が載っています。本稿は、その公式実数を軸にして「滋賀県立大学のレベル」を組み立て直します。出典が確認できない偏差値や合格最低点は補いません。確認できる情報と、その情報から安全に言えることを分けて書くのが、この記事の方針です。
目次
- 滋賀県立大学のレベルは?公式データで出した結論
- 滋賀県立大学の倍率【2026年度】4学部を実質倍率で序列化する
- 出願2,866人から合格615人へ|数字が絞られる過程を追う
- 滋賀県立大学の偏差値は?公式に存在しない数値との付き合い方
- 前期日程と後期日程で「集まり方」がまったく違う
- 滋賀県立大学の学費|入学料は県内282,000円・県外423,000円
- 滋賀県立大学の就職実績|学部合計の就職内定率98.9%の中身
- 滋賀大学と滋賀県立大学は別の大学|混同を先に解消する
- 学部を決めてから対策を組む|倍率差を行動に変える
- 滋賀県立大学は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|滋賀県立大学のレベルは公式実数で判断する
- よくある質問
滋賀県立大学のレベルは?公式データで出した結論
| 知りたいこと | 公式データから言える結論 | 最初にとる行動 |
|---|---|---|
| レベルは高いのか | 2026年度一般選抜の実質倍率は全学2.6倍。学部で1.9倍〜3.1倍の幅がある | 大学全体ではなく、志望学部の倍率で判断する |
| 偏差値はいくつか | 滋賀県立大学が公表する公式偏差値は存在しない | 模試の判定は出典と時期を確認し、答案とセットで見る |
| 倍率はどのくらいか | 出願2,866人・受験1,587人・合格615人(前期+後期の合算) | 出願者ではなく受験者と合格者の関係で競争を測る |
| 学費はいくらか | 入学料は県内282,000円・県外423,000円、授業料は年額535,800円 | 自分が県内区分に当てはまるか、住所要件を確認する |
| 就職はどうか | 令和7年度卒業生の学部合計は就職希望437人・内定432人で内定率98.9% | 内定率だけでなく、学部ごとの進学率も一緒に見る |
検索でよく並ぶ四つの疑問は、別々の話に見えて、実際には一本の判断につながっています。レベルは「どれくらい選抜されるか」、偏差値は「今の自分の相対位置をどう扱うか」、学費は「合格した後に払える条件か」、就職は「入学後の出口がどうなっているか」を表します。このうち大学が一次情報として数字を出しているのは、入試結果・学費・進路状況の三つです。偏差値だけが第三者の推計であり、他の三つと同じ強さでは扱えません。だからこそ、公式の実数を先に置き、偏差値はその後に補助として使う順番が安全です。














大学全体の倍率が2.6倍と聞くと、そこまで高くない気がします。これは「入りやすい」ということですか?














倍率2.6倍は「受験した5人のうち2人前後が合格する」規模です。ただし、その5人は共通テストを受け、国公立大学の出願まで進んだ人たちです。母集団がすでに絞られている点を忘れてはいけません。しかも学部別に見れば環境科学部1.9倍と人間文化学部3.1倍では景色がまるで違います。大学名の平均値で「入りやすい・入りにくい」を決めないでください。
学部別の倍率で序列を作る → 出願から合格までの絞られ方を理解する → 偏差値の扱いを決める → 前期と後期の違いを知る → 学費と就職を確認する、という順に読むと、検索で拾った断片が一つの受験判断にまとまります。
滋賀県立大学の倍率【2026年度】4学部を実質倍率で序列化する
滋賀県立大学が公開した令和8年度入学試験結果概要をもとに、一般選抜の前期日程と後期日程を学部単位で合算すると、実質倍率の序列がはっきり出ます。高い順に、人間文化学部3.1倍、工学部2.7倍、人間看護学部2.4倍、環境科学部1.9倍です。全学合計は2.6倍なので、人間文化学部と工学部が平均より上、人間看護学部と環境科学部が平均より下という位置関係になります。ここで使う実質倍率は、出願者ではなく実際に試験を受けた人数を合格者数で割った値です。
| 学部 | 出願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 人間文化学部 | 988人 | 590人 | 193人 | 3.1倍 |
| 工学部 | 1,034人 | 540人 | 197人 | 2.7倍 |
| 人間看護学部 | 232人 | 111人 | 47人 | 2.4倍 |
| 環境科学部 | 612人 | 346人 | 178人 | 1.9倍 |
| 全学合計 | 2,866人 | 1,587人 | 615人 | 2.6倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に試験を受けた人数を合格者数で割った競争率。出願したまま受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が違う。この記事では滋賀県立大学の公式入試結果に載る受験者数と合格者数から、前期日程と後期日程を学部単位で合算して算出している。














人間文化学部が3.1倍で一番高いのは意外でした。理系の工学部の方が厳しいと思っていました。














倍率は学問の難しさではなく、集まった人数と合格枠の関係で決まります。人間文化学部は受験590人に対して合格193人、工学部は受験540人に対して合格197人。受験者数はほぼ同じでも、合格者がわずかに少ない分だけ人間文化学部の倍率が上がっています。「理系だから厳しい」といった印象ではなく、実数の関係で見てください。
この章でとるべき行動は、志望学部の倍率だけをメモすることではありません。受験者数と合格者数をセットで記録してください。たとえば人間看護学部は実質倍率2.4倍で平均より低く見えますが、受験111人に対して合格47人という小さな規模の選抜です。母集団が小さい学部では、その年の出願動向で倍率が動きやすくなります。倍率という一つの数字ではなく、その分母と分子まで持っておくことが、翌年のデータと比べるときに効いてきます。
出願2,866人から合格615人へ|数字が絞られる過程を追う
滋賀県立大学の2026年度一般選抜は、出願2,866人、受験1,587人、合格615人でした。出願から受験の段階で1,279人が減っています。国公立大学の受験では、前期日程で合格が決まると後期日程を受験しないため、出願者と受験者の差が大きくなります。つまり出願2,866人という数字は、同じ会場で同時に争う人数ではありません。ここを取り違えると、実際より厳しい競争を想像して不必要に志望を下げてしまいます。
| 段階 | 2026年度一般選抜 | 読み方 |
|---|---|---|
| 出願者数 | 2,866人 | 前期と後期を合わせた延べの出願人数 |
| 受験者数 | 1,587人 | 実際に試験会場で受験した人数 |
| 合格者数 | 615人 | 大学が合格を出した人数 |
| 実質倍率 | 2.6倍 | 受験者数と合格者数の関係を表す競争率 |
| 一般選抜の募集人員 | 453人 | 前期279人と後期174人の合計 |
📚 用語解説
志願倍率と実質倍率:志願倍率は出願者数を募集人員または合格者数で割った値で、受験しなかった人も含む。実質倍率は実際の受験者数を合格者数で割った値。滋賀県立大学の一般選抜では出願2,866人に対し受験1,587人なので、どちらの倍率を見ているかで数字の印象が大きく変わる。














出願者と受験者でこんなに差が出るのですね。ネットで見た「7倍」みたいな数字は何だったのでしょうか。














それはおそらく後期日程の出願者を合格者で割った数字です。後期は出願1,863人に対して合格266人ですから、割り算すれば大きな値になります。しかし実際に受験したのは681人です。同じ「倍率」という言葉でも、分子と分母の定義が違えば別の数字になります。記事や掲示板の数字を見たら、まず何を何で割ったのかを確認してください。
滋賀県立大学の偏差値は?公式に存在しない数値との付き合い方
滋賀県立大学の公式サイトと入試結果概要には、「偏差値」という数値は掲載されていません。これは情報を隠しているのではなく、偏差値がそもそも大学の発表する指標ではないからです。偏差値は模試を実施する事業者が、その模試を受けた集団の得点分布から算出する相対値です。母集団が違えば同じ学力でも数字は変わりますし、模試の時期によっても動きます。したがって「滋賀県立大学の偏差値は◯◯」と一つの数字で言い切る表現は、どの事業者のいつの集計かを添えない限り正確ではありません。
では偏差値を無視すればよいのかというと、そうではありません。使い方を変えるだけです。同じ模試の中で前回からどう動いたか、科目間でどこが凹んでいるかを見るには有効です。一方、滋賀県立大学に受かるかどうかの最終判断は、公式が出している共通テストの利用方法、個別試験の科目、そして実質倍率という実数の側に寄せる方が確実です。偏差値は入口の温度計、公式データは設計図だと考えてください。
📚 用語解説
偏差値:ある試験を受けた集団の中で自分の得点がどの位置にあるかを示す相対指標。大学が定める合格基準ではなく、模試ごとに母集団も算出方法も異なる。出典名と受験時期を切り離して使うと、実際の難易度と食い違う。














それでも学校では偏差値で志望校を決めています。公式データだけで判断できるものでしょうか。














両方使ってください。偏差値で候補を絞るのは合理的です。ただ、候補が滋賀県立大学に決まった後は、判断材料を公式側へ切り替えます。志望学部の実質倍率、共通テストの利用教科、前期と後期のどちらで出願するか。ここまで具体化すると、偏差値の小数点を追うより、今日どの科目をどこまで直すかが決まります。
判定の記号だけを見て終わらせず、科目別の答案を開いて失点の理由を知識不足・読み違い・時間不足・記述の詰めの甘さに分類する。その分類を、滋賀県立大学の志望学部で必要な科目の学習へそのまま接続します。
前期日程と後期日程で「集まり方」がまったく違う
学部別の倍率と同じくらい重要なのが、日程による違いです。滋賀県立大学の2026年度一般選抜は、前期日程が出願1,003人・受験906人・合格349人、後期日程が出願1,863人・受験681人・合格266人でした。前期は出願した人の約9割が受験しているのに対し、後期は出願者のうち受験に来たのは4割弱です。後期は前期で進学先が決まった受験生が抜けるため、この差が生まれます。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 279人 | 174人 |
| 出願者数 | 1,003人 | 1,863人 |
| 受験者数 | 906人 | 681人 |
| 合格者数 | 349人 | 266人 |
| 実質倍率(受験÷合格) | 2.6倍 | 2.6倍 |
| 出願者に対する受験者の割合 | 約9割 | 約4割 |
注目すべきは、出願者数がこれだけ違うのに、実質倍率はどちらも2.6倍で並ぶ点です。後期は出願1,863人という数字だけを見れば前期の倍近い人気ですが、実際に会場へ来た受験生を合格者で割ると前期と同じ水準になります。「後期は倍率が跳ね上がるから無理」という思い込みは、出願者ベースの数字だけを見たときに生まれるものです。ただし後期の募集人員は174人と前期より少なく、一度の失敗が取り返しにくい日程であることも同時に事実です。














後期の実質倍率が前期と同じなら、後期を第一に考えても良さそうに思えてきました。














倍率だけを見ればそう見えます。ただ後期の合格者266人は、前期の349人より少ない枠です。しかも後期に残っている受験生は、前期で結果が出なかった層と、はじめから後期を狙っていた層が混ざります。倍率が同じでも中身は違うと考えてください。前期を本命に置き、後期は併願の設計として準備するのが基本の組み立てです。
本稿の日程別データは令和8年度入学試験結果概要にもとづく実績値です。募集人員や利用科目は年度によって変わることがあるため、出願前に必ず滋賀県立大学公式の最新の学生募集要項で照合してください。
滋賀県立大学の学費|入学料は県内282,000円・県外423,000円
滋賀県立大学は滋賀県が設置する公立大学です。公立大学の多くと同じく、入学料に地域による差があります。公式が示す令和8年度入学生の初年度納付金では、入学料は「滋賀県内の者」が282,000円、「上記以外の者」が423,000円です。差額は141,000円で、これは合格発表後の入学手続で実際に振り込む金額の差になります。授業料は年額535,800円(令和7年度の額)で、こちらは県内・県外の区別なく同額です。
| 費目 | 滋賀県内の者 | 県内の者以外 |
|---|---|---|
| 入学料(入学時のみ) | 282,000円 | 423,000円 |
| 授業料(年額) | 535,800円 | 535,800円 |
| 後援会費(4年間分) | 50,000円 | 50,000円 |
| 同窓会費(終身会費) | 10,000円 | 10,000円 |
| 初年度納付金の合計 | 877,800円 | 1,018,800円 |
📚 用語解説
入学料の「滋賀県内の者」:滋賀県立大学の公式案内では、入学の日の1年前から引き続き滋賀県内に住所を有する者、または同じ日から引き続き滋賀県内に配偶者もしくは1親等の親族(生計を一にする者に限る)が住所を有する者と定められている。出身高校の所在地ではなく住所の要件である点に注意する。














滋賀県の高校に通っていれば、県内扱いで安くなるということですか?














そこが誤解の多いところです。入学料の区分は住所の要件で決まります。公式には「入学の日の1年前から引き続き滋賀県内に住所を有する者」などと定められていて、出身高校がどこかという条件ではありません。一方、大学が公表する入試結果の「県内」欄は出身高等学校等の所在地を指しています。同じ「県内」でも定義が違うので、学費の見積もりは必ず学費のページ側の条件で確認してください。
金額の規模感も押さえておきましょう。授業料を4年間分に換算すると2,143,200円です。ここに初年度の入学料と諸経費が加わります。県外から進学する場合は入学料が141,000円高くなるうえ、下宿費用も別途かかります。合格してから慌てないよう、志望校を決める段階で「入学料の区分がどちらになるか」「4年間の授業料をどう工面するか」を家庭で共有しておくと、出願直前の迷いが減ります。
授業料は令和7年度の額として案内されており、改定される場合があります。在学中に改定されたときは改定後の授業料が適用されると明記されているため、進学先の候補が絞れた時点で滋賀県立大学公式の初年度納付金ページを開き直してください。
滋賀県立大学の就職実績|学部合計の就職内定率98.9%の中身
滋賀県立大学は卒業・修了者の進路状況を毎年公表しています。令和7年度卒業予定者(28期生)の学部合計は、卒業生595人のうち進学が139人、就職希望者437人に対して内定者432人、就職内定率98.9%でした。学部別に見ると人間看護学部100.0%、環境科学部99.2%、工学部98.6%、人間文化学部98.2%です。過去の学部合計も、令和6年度98.2%、令和5年度98.4%、令和4年度98.2%、令和3年度98.8%、令和2年度98.3%と、いずれも98%台で推移しています。
| 学部 | 卒業生 | 進学 | 就職希望者 | 就職内定者 | 内定率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 環境科学部 | 181人 | 44人 | 131人 | 130人 | 99.2% |
| 工学部 | 151人 | 76人 | 74人 | 73人 | 98.6% |
| 人間文化学部 | 191人 | 15人 | 165人 | 162人 | 98.2% |
| 人間看護学部 | 72人 | 4人 | 67人 | 67人 | 100.0% |
| 学部合計 | 595人 | 139人 | 437人 | 432人 | 98.9% |
内定率だけを並べると4学部に差がないように見えますが、卒業後の進み方はまったく違います。工学部は卒業151人のうち76人が大学院へ進学しており、就職希望者は74人です。一方、人間文化学部は卒業191人のうち進学は15人で、165人が就職を希望しています。環境科学部は181人中44人が進学、人間看護学部は72人中4人が進学です。つまり「就職に強い大学か」を見るときは、内定率と同時に、その学部の卒業生が何人就職に向かっているのかを見る必要があります。
📚 用語解説
就職内定率と就職希望者:滋賀県立大学の進路状況表では、就職希望者に公務員・教員・警察等を含み、就職内定者には非正規雇用(契約職員、臨時教員など)や自営、家業、起業等を含むと注記されている。内定率は就職希望者を分母にした値なので、卒業生全体に対する就職者の割合とは異なる。














内定率が98%を超えているなら、どの学部を選んでも就職は安心と考えてよいですか?














数字としては高い水準です。ただし分母は「就職を希望した人」であって、卒業生全員ではありません。工学部のように半数が大学院へ進む学部では、就職希望者そのものが少なくなります。また公式の注記どおり、内定者には非正規雇用や自営も含まれます。内定率は大学選びの安心材料にはなりますが、就職先の中身までは表していません。学部を選ぶときは、その学部で何を学び、どの進路へ進む人が多いのかまで見てください。
本稿で扱った進路状況は令和8年3月31日現在の集計です。集計時点によって内定率は動きますし、大学院の数値は学部と分けて公表されています。引用するときは学部か大学院か、いつ時点の集計かをセットで確認してください。
滋賀大学と滋賀県立大学は別の大学|混同を先に解消する
滋賀県立大学を調べていると、必ずと言っていいほど滋賀大学の情報が混ざってきます。名前が似ているうえ、どちらも彦根市に住所を持つためです。しかし設置者も学部構成も別の大学です。滋賀県立大学は滋賀県が設置する公立大学で、環境科学部・工学部・人間文化学部・人間看護学部の4学部があり、所在地は彦根市八坂町2500です。一方の滋賀大学は国立大学法人が運営する国立大学で、データサイエンス学部・経済学部・教育学部の3学部を置き、住所は彦根市馬場1丁目1-1です。
| 比較項目 | 滋賀県立大学 | 滋賀大学 |
|---|---|---|
| 設置区分 | 公立大学(滋賀県が設置) | 国立大学(国立大学法人滋賀大学) |
| 学部数 | 4学部 | 3学部 |
| 学部名 | 環境科学部/工学部/人間文化学部/人間看護学部 | データサイエンス学部/経済学部/教育学部 |
| 住所 | 滋賀県彦根市八坂町2500 | 滋賀県彦根市馬場1丁目1-1 |
| 入学料の地域差 | 県内282,000円・県外423,000円の区分がある | 本稿では扱わない(公式で要確認) |
📚 用語解説
公立大学:都道府県や市などの地方公共団体、または地方公共団体が設立した公立大学法人が設置する大学。滋賀県立大学は滋賀県が設置しており、入学料に県内・県外の区分がある。国が設置する国立大学とは設置者が異なるため、学費の条件や入試日程の扱いも同一ではない。














検索していると両方の情報が出てくるので、倍率も就職実績も取り違えそうです。














まず「県立」の二文字が入っているかを確認する習慣をつけてください。そのうえで、数字を引用するときはURLがusp.ac.jpかどうかを見ます。滋賀県立大学の公式ドメインはusp.ac.jpです。本稿の倍率も学費も就職実績も、すべてこのドメインで公開されている資料から取っています。出典のドメインを確認するだけで、混同のほとんどは防げます。
学部を決めてから対策を組む|倍率差を行動に変える
ここまでの数字を、実際の勉強に落とし込みます。滋賀県立大学の一般選抜は共通テストと個別試験の組み合わせで、学部・学科・日程によって利用する教科や科目が変わります。志望学部が決まらないまま「国公立だから全科目やる」と考えると、負荷だけが増えて肝心の科目が伸びません。実質倍率で見た序列は、学部を選ぶ材料の一つとして使い、決めた学部の募集要項に沿って科目を確定させるのが順序です。
| 段階 | やること | 確認の仕方 |
|---|---|---|
| 学部を決める | 4学部の倍率と学びたい内容を並べて比較する | 実質倍率1.9倍〜3.1倍の幅と、学部の学問領域を突き合わせる |
| 日程を決める | 前期を本命にするか、後期も併願に入れるか決める | 前期279人・後期174人という募集人員の差を確認する |
| 科目を確定する | 志望学科の募集要項で共通テストと個別試験の科目を確定する | 公式の学生募集要項を自分で開いて照合する |
| 学習量を決める | 科目ごとに1日あたりの演習量と復習量を数値で決める | 週の終わりに計画と実績の差を数える |
| 答案で確認する | 過去問と模試の答案から失点の理由を分類する | 知識不足・読み違い・時間不足・記述不足に分ける |














倍率が一番低い環境科学部を選べば、合格しやすいということになりませんか?














倍率だけで選ぶのはおすすめしません。環境科学部は1.9倍ですが、受験346人に対して合格178人という選抜であることに変わりはありません。しかも学部ごとに学ぶ内容も、必要な科目も違います。4年間そこで学ぶ自分を想像できない学部を、倍率が低いという理由だけで選ぶと、入学後の負担が大きくなります。倍率は候補を比べる材料であって、志望動機の代わりにはなりません。
滋賀県立大学は「普通の対策」では受からない
結論から言います。滋賀県立大学を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度の一般選抜は受験1,587人に対して合格615人、実質倍率2.6倍でした。志望学部が人間文化学部なら受験590人に対して合格193人で3.1倍、工学部なら受験540人に対して合格197人で2.7倍です。しかも国公立大学ですから、共通テストで幅広い教科を仕上げたうえで個別試験に臨む必要があります。必要なのは情報を集めることではなく、志望学部の条件を毎日の行動へ変え、それを最後まで続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、広い出題範囲の優先順位が崩れやすい
独学でも公式の募集要項と参考書は手に入ります。しかし、共通テストの各教科と個別試験のうち今日どこを直すかを毎日決め、遅れが出たら計画を組み直す作業を一人で続けるのは簡単ではありません。滋賀県立大学のように学部で倍率が1.9倍から3.1倍まで開く大学では、志望学部に応じて力の配分を変える必要があります。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、答案の弱点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴した後の答案まで毎回確認する仕組みではありません。共通テストで時間が足りないのか、記述で根拠が書けていないのかは、答案を見なければ分かりません。万人向けの講義を受けるだけでは、滋賀県立大学の志望学部で必要な科目と、自分の失点原因を結ぶ個別の行動計画が弱いままになります。
集団授業の大手予備校でも、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、人間文化学部を狙う受験生と工学部を狙う受験生へ同じ密度で対応することは困難です。受験1,587人から合格615人が選ばれる選抜の中で、自分の答案にだけ残る弱点を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要になります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テストの広い範囲を毎日どう回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。倍率2.6倍の選抜では、この積み残しが最後に効いてきます。














教材や授業の種類より、志望学部に合わせた実行と答案確認が続く仕組みを選ぶことが重要なのですね。














その通りです。滋賀県立大学の倍率も科目も、公式資料を開けば誰でも分かります。差がつくのは、その情報を今日の演習量、復習、答案の直しへ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、滋賀県立大学を本気で狙うなら、学部別の公式データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、滋賀県立大学の公式データと現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、滋賀県立大学の対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、滋賀県立大学向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














志望学部を人間文化学部にするのか環境科学部にするのかで、必要な科目も競争の規模も変わります。実質倍率3.1倍の学部と1.9倍の学部では、仕上げるべき精度も違います。そこを踏まえて「今日は何をどこまで直すか」を数値で決め、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ学部と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
滋賀県立大学の一般選抜で必要な共通テストと個別試験を整理し、志望学部に合わせて一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案を直す時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ滋賀県立大学志望でも、人間文化学部を狙う人と工学部を狙う人では優先すべき科目が違います。公式の募集要項と現在の答案を結び、生徒ごとに配分を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストの広い範囲を後回しにせず、個別試験の準備と並行して進めます。日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早い段階で修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
実質倍率2.6倍の選抜を通るには、答案のどこが崩れているかを見抜く指導が必要です。専属の講師陣が、模試や過去問の失点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験コースの中で、滋賀県立大学の共通テスト対策と個別試験対策を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格の対策とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、滋賀県立大学のどの学部を考えているか、どの科目の答案に不安があるかから相談できます。入会前に管理の方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、滋賀県立大学のどの学部を本命にするか、前期と後期をどう設計するか、どの科目から整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
滋賀県立大学の学部選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|滋賀県立大学のレベルは公式実数で判断する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 大学全体のレベル | 2026年度一般選抜は出願2,866人・受験1,587人・合格615人で実質倍率2.6倍 |
| 学部別の序列 | 人間文化3.1倍>工2.7倍>人間看護2.4倍>環境科学1.9倍 |
| 偏差値 | 滋賀県立大学が公表する公式偏差値はない。模試の出典と時期を確認して使う |
| 前期と後期 | 出願者数は後期が多いが、実質倍率はどちらも2.6倍 |
| 学費 | 入学料は県内282,000円・県外423,000円、授業料は年額535,800円 |
| 就職 | 令和7年度卒業生の学部合計は就職希望437人・内定432人で内定率98.9% |
| 最初の行動 | 志望学部を一つ決め、その学部の公式データと自分の答案を照合する |














偏差値の数字を探し続けるより、公式の倍率と学部の中身を見た方が、次にやることが決まりますね。














それがこの記事の結論です。滋賀県立大学は受験1,587人から615人が合格する選抜で、学部によって1.9倍から3.1倍まで幅があります。数字を眺めるだけでは答案は変わりません。志望学部を一つ決め、必要な科目を募集要項で確定し、毎日の学習量を数えて実行する。公式情報を行動へ変えれば、曖昧な「レベルが高そう」は具体的な計画になります。
滋賀県立大学を目指すときは、出典の分からない偏差値や古い倍率を一つだけ見て結論を出さないでください。入試結果は受験年度の公式PDF、学費は初年度納付金のページ、就職は進路状況表というように、それぞれ一次資料が公開されています。年度と選抜区分を揃えて確認し、自分の答案と照合する。そのうえで毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| レベル・難易度 | 公式データで出した結論/4学部の実質倍率 |
| 偏差値 | 公式に存在しない数値との付き合い方 |
| 倍率 | 出願2,866人から合格615人へ/前期と後期の違い |
| 学費 | 入学料は県内282,000円・県外423,000円 |
| 就職 | 学部合計の就職内定率98.9%の中身 |
| 滋賀大学との違い | 滋賀大学と滋賀県立大学は別の大学 |
Q. 滋賀県立大学のレベルは高いですか?
A. 2026年度(令和8年度)一般選抜の実質倍率は全学で2.6倍でした。出願2,866人、受験1,587人、合格615人という規模です。学部別では人間文化学部3.1倍、工学部2.7倍、人間看護学部2.4倍、環境科学部1.9倍で、同じ大学の中でも競争の厳しさが異なります。大学全体の平均ではなく、志望学部の数字で判断してください。
Q. 滋賀県立大学の偏差値はいくつですか?
A. 滋賀県立大学が公表している公式偏差値はありません。偏差値は模試を実施する事業者が受験者集団から算出する相対指標なので、出典と受験時期を確認したうえで、科目別の答案や過去問とセットで使ってください。本記事では出典の確認できない偏差値の数値は掲載していません。
Q. 滋賀県立大学でいちばん倍率が高い学部はどこですか?
A. 2026年度一般選抜では人間文化学部が実質倍率3.1倍で最も高く、受験590人に対して合格193人でした。次いで工学部2.7倍(受験540人・合格197人)、人間看護学部2.4倍(受験111人・合格47人)、環境科学部1.9倍(受験346人・合格178人)です。
Q. 後期日程は倍率が高くて厳しいのでしょうか?
A. 出願者数だけを見ると後期は1,863人で前期の1,003人より多くなりますが、実際に受験したのは681人です。受験者数を合格者数で割った実質倍率は、前期も後期も2.6倍で並びます。ただし後期の募集人員は174人で前期の279人より少なく、合格者も266人と前期の349人より少ない点は押さえておいてください。
Q. 滋賀県立大学の学費は県外から入ると高くなりますか?
A. 入学料に差があります。令和8年度入学生の案内では、滋賀県内の者が282,000円、それ以外の者が423,000円で、差額は141,000円です。授業料は年額535,800円で区分による差はありません。県内の区分は住所の要件で決まり、出身高校の所在地ではない点に注意してください。
Q. 滋賀県立大学の就職実績はどうですか?
A. 令和7年度卒業予定者(28期生)の学部合計は、就職希望者437人に対して内定者432人、就職内定率98.9%でした。学部別では人間看護学部100.0%、環境科学部99.2%、工学部98.6%、人間文化学部98.2%です。ただし内定率の分母は就職希望者であり、工学部のように卒業151人中76人が大学院へ進学する学部もあります。
Q. 滋賀大学と滋賀県立大学はどう違いますか?
A. 設置者が違います。滋賀県立大学は滋賀県が設置する公立大学で、環境科学部・工学部・人間文化学部・人間看護学部の4学部があります。滋賀大学は国立大学法人が運営する国立大学で、データサイエンス学部・経済学部・教育学部の3学部です。どちらも彦根市に住所があるため混同されやすいので、数値を引用するときは公式サイトのドメインまで確認してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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