
三重大学の総合型選抜を調べたら、総合Ⅰと総合Ⅱという聞き慣れない区分や、紀伊黒潮枠、志願者評価書など学部ごとに違う言葉が出てきて、自分がどの条件を満たせばいいのか分かりません。











三重大学は令和9(2027)年度入試から全学部で総合型選抜を実施する。この記事では大学公式の総合型選抜学生募集要項を基準に、人文・教育・医・工・生物資源の5学部で計70名の募集人員、出願要件、配点、日程を学部別に整理する。令和9年度は全学部実施の初年度で過去の倍率実績が公表されていないため、数字のない不安をなくすには、要項に書かれた条件を一つずつ確認する作業から始めよう。
三重大学の総合型選抜対策で最初に必要なのは、志望理由書を上手に書くことではありません。自分の学部・コースがどちらの区分に属し、大学入学共通テストを課すかどうか、評定や資格の条件を満たしているかを特定することです。人文学部と教育学部は評定基準を明記せず卒業要件と入学確約のみを求める一方、医学部・工学部・生物資源学部は学習成績の状況3.5以上を明確な条件にしています。学部を横断した一般選抜も含めた大学全体の見取り図は三重大学に最短最速で合格する方法で確認できます。
この記事は2026年9月27日時点で公表されている令和9年度総合型選抜学生募集要項(2026年7月30日訂正版・三重大学公式PDF)を整理したものです。出願資格の卒業年度、評定の算出範囲、証明書の様式は学部・コースごとに異なります。要約表だけで出願可否を決めず、必ず志望コースの要項本文を読み、不明点は三重大学学務部入試チームへ確認してください。
目次
- 三重大学の総合型選抜は「総合Ⅰ」と「総合Ⅱ」で仕組みが違う【結論】
- 2027年度の入試日程と併願ルールを先に固定する
- 人文学部|文化学科7名・法律経済学科5名の評価配点の違い
- 教育学部|中等教育選修3コース5名、実技とプレゼンの2段階選考
- 医学部医学科(総合Ⅱ)|評定3.5以上と国際科学オリンピック等の実績要件
- 医学部看護学科(総合Ⅰ)|5教科評定と英語4技能検定の基準
- 工学部|総合Ⅰ2コース・総合Ⅱ2コースで配点も判定方法も別物
- 生物資源学部|紀伊黒潮枠15名は対象地域が三重・愛知・奈良・和歌山に限定
- 評価基準から逆算する三重大学の総合型選抜対策と一般選抜との並行計画
- 三重大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|区分と配点を先に特定し、書類と学力を同時に進める
- よくある質問
三重大学の総合型選抜は「総合Ⅰ」と「総合Ⅱ」で仕組みが違う【結論】
結論から言うと、三重大学の総合型選抜は大学入学共通テストを課さない「総合Ⅰ」と、課す「総合Ⅱ」の2区分に分かれ、学部・コースごとにどちらか一方が指定されています。令和9年度の募集人員は、人文学部(総合Ⅰ)12名、教育学部(総合Ⅰ)5名、医学部(医学科=総合Ⅱ5名、看護学科=総合Ⅰ5名)10名、工学部(総合Ⅰ=電気電子工学・応用化学コース、総合Ⅱ=機械工学・情報工学コース)28名、生物資源学部(総合Ⅰ-紀伊黒潮枠)15名の合計70名です。総合Ⅰ・総合Ⅱという略称だけを覚えても、自分の志望コースがどちらかを確認しなければ対策は始まりません。
| 学部 | コース等 | 区分 | 募集人員 | 共通テスト |
|---|---|---|---|---|
| 人文学部 | 文化学科/法律経済学科 | 総合Ⅰ | 7名/5名 | 課さない |
| 教育学部 | 音楽・美術・保健体育(中等教育選修) | 総合Ⅰ | 1名/2名/2名 | 課さない |
| 医学部 | 医学科 | 総合Ⅱ | 5名 | 課す |
| 医学部 | 看護学科 | 総合Ⅰ | 5名 | 課さない |
| 工学部 | 電気電子工学・応用化学コース | 総合Ⅰ | 8名/10名 | 課さない |
| 工学部 | 機械工学・情報工学コース | 総合Ⅱ | 5名/5名 | 課す |
| 生物資源学部 | 生物資源総合科学コース(紀伊黒潮枠) | 総合Ⅰ | 15名 | 課さない |
合計70名という数字は、一般選抜や学校推薦型選抜と比べれば少人数です。しかも要項の「注1」には「合格者が募集人員に達しなかった場合は,一般選抜及び学校推薦型選抜で調整します」と明記されています。つまり総合型選抜の枠は固定的に消化されるとは限らず、大学側の判断で他選抜へ振り替えられる可能性がある前提で臨む必要があります。三重大学は総合型選抜(公表内容とりまとめ)のページで、令和9年度入試から全学部で総合型選抜を実施することを公式に案内しています。学部別の要項原本は入学者選抜要項・学生募集要項のページから確認できます。











総合ⅠとⅡで大学入学共通テストの有無が違うだけでなく、募集人員も学部でかなり差がありますね。工学部が28名で一番多いのは意外でした。











その通りだ。工学部は総合Ⅰ・総合Ⅱの4コースを合わせて28名と最大枠だが、コースによって評価方法も共通テストの有無もばらばらだ。募集人員の大きさだけで「入りやすい」と判断せず、次の章で日程、その後の章で学部別の出願要件を一つずつ照合しよう。
📚 用語解説
総合Ⅰ・総合Ⅱ:三重大学の総合型選抜における2つの区分です。総合Ⅰは大学入学共通テストを課さず、志願理由書・面接・小論文・実技など出願書類と個別試験だけで選抜します。総合Ⅱは大学入学共通テストの得点を合否判定に使う区分で、医学部医学科と工学部の機械工学・情報工学コースが該当します。
令和9(2027)年度の総合型選抜(総合Ⅰ・総合Ⅱ)を学部・コース別に扱います。学校推薦型選抜、一般選抜(前期・後期)は別制度のため、日程や出願要件が異なります。私費外国人留学生選抜など特別選抜も対象外です。
2027年度の入試日程と併願ルールを先に固定する
人文学部・教育学部・医学部看護学科・工学部・生物資源学部・医学部医学科・工学部総合Ⅱは、出願期間が令和8年9月1日(火)から9月7日(月)までで共通しています。ただし、その先の選考日程は学部ごとに大きく分かれます。人文学部・教育学部・看護学科は第1次選考結果通知が9月18日または9月28日、第2次選考(試験)が10月12日、合格発表が11月2日です。一方、工学部の電気電子工学・応用化学コースと生物資源学部の紀伊黒潮枠は第1次選考を設けず、9月27日の単発選考で合格発表は同じ11月2日になります。
| 学部・コース | 出願期間 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 人文学部(総合Ⅰ) | 9月1日〜9月7日 | 第1次9月18日/最終11月2日 |
| 教育学部(総合Ⅰ) | 9月1日〜9月7日 | 第1次9月18日/最終11月2日 |
| 医学部看護学科(総合Ⅰ) | 9月1日〜9月7日 | 第1次9月28日(3倍超のみ実施)/最終11月2日 |
| 工学部 電気電子・応用化学(総合Ⅰ) | 9月1日〜9月7日 | 単発選考9月27日/最終11月2日 |
| 生物資源学部 紀伊黒潮枠(総合Ⅰ) | 9月1日〜9月7日 | 単発選考9月27日/最終11月2日 |
| 医学部医学科(総合Ⅱ) | 9月1日〜9月7日 | 第1次9月28日・第2次11月2日/最終令和9年2月10日 |
| 工学部 機械工学・情報工学(総合Ⅱ) | 9月1日〜9月7日 | 第1次9月27日/最終令和9年2月10日 |
要項は「本学の総合型選抜(総合Ⅰ・総合Ⅱ)に出願した者は,他の総合型選抜,学校推薦型選抜へ出願できません」と明記しています。つまり三重大学の総合型選抜は事実上の専願で、合格した場合は入学を確約する前提です。ただし、不合格だった場合は他の選抜に出願でき、総合Ⅱに出願して合否結果が判明しない場合は、不合格に備えて一般選抜(前期・後期)へ出願することもできます。共通テスト利用の情報提供手続き(成績請求情報)は令和8年12月4日17時〜12月18日17時の期間内に必ず行う必要があり、これを怠ると総合型選抜の合否判定の対象外になります。











専願だから合格すればそのまま進学が前提なんですね。総合Ⅱで結果が出るのが2月10日まで延びるのは、一般選抜の勉強を止められないということでもありますね。











そのとおりだ。医学科や工学部の総合Ⅱは、共通テストの成績提供手続きの期限、一般選抜(前期・後期)の出願期間、総合型選抜の最終発表日を一つのカレンダーに重ねる必要がある。総合型選抜の対策だけに集中して一般選抜の学習を止めると、結果が2月まで分からない区分では後戻りできなくなるよ。
インターネット出願登録後48時間以内(ただし出願期間最終日17時まで)に検定料を支払う必要があります。書類一式を第三者が点検できる完成日を締切の1週間前に設定し、簡易書留速達での郵送遅延にも備えてください。
人文学部|文化学科7名・法律経済学科5名の評価配点の違い
人文学部の総合Ⅰは、文化学科7名、法律経済学科5名の計12名を募集します。出願要件は(1)令和9年3月卒業見込み等の基本資格と(2)合格した場合の入学確約の2点のみで、評定の数値基準は要項に明記されていません。ただし選考方法は学科で異なります。第1次選考は両学科とも志願理由書・志願者評価書・調査書を総合した出願書類100点で判定し、第2次選考は文化学科が小論文100点+面接(プレゼンテーションを含む)100点の合計200点、法律経済学科が外国語(英語)100点+面接(プレゼンテーションを含む)200点の合計300点で最終判定します。
文化学科の志願理由書は、人間の文化または社会の動きへの関心・好奇心と意欲、主体性、論理的思考力、表現力を評価する資料として使われ、法律経済学科の志願理由書は社会のしくみや現代社会の諸問題への関心・意欲を評価します。志願者評価書(教員等の第三者が作成)と調査書は、いずれの学科でも「総合判定の参考」という位置づけで、志願理由書ほど重点評価されるわけではありません。第2次選考の面接では、高校時代に取り組んだ探究的な活動についてプレゼンテーションを実施し、それに基づく質疑応答が行われます。











文化学科は小論文、法律経済学科は英語という違いも大きいですね。志願理由書の評価軸も学科で変わるなら、同じ「人文学部だから」で対策を一緒にはできません。











重要な指摘だ。文化学科は基礎学力・論理的思考力・読解力・表現力を課題文の小論文で測り、法律経済学科は英語の課題文で読解と表現力を測る。志望理由書に書く「探究的な活動」は本学部2学科の学問分野に一致していなくてもよいとされているが、面接ではその活動の内容と入学後の学びのつながりを、資料を見ずに説明できるまで練習する必要がある。
📚 用語解説
志願者評価書:人文学部で提出する第三者作成の評価書です。志願者の担任やクラブ顧問など、探究的な活動を最もよく知る人が、志願者との関係、活動内容、本人の関わり方や成果、学力・人柄などを記載します。志願理由書の相当性・妥当性を担保する位置づけで、それ自体は点数化されません。
教育学部|中等教育選修3コース5名、実技とプレゼンの2段階選考
教育学部の総合Ⅰは、学校教育教員養成課程の音楽教育コース1名、美術教育コース2名、保健体育コース2名の計5名を募集し、いずれも中等教育選修(中学校・高校の教員養成)のみが対象です。出願要件は人文学部と同様に卒業要件と入学確約の2点で、評定基準の明記はありません。第1次選考は出願書類200点で、募集人員の3倍程度までを合格とし、第2次選考はコース別の実技・プレゼンテーション・面接(口述試験を含む)を行い、第1次の出願書類200点と合わせて合計500点で最終判定します。
| コース | 第2次選考の内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 音楽教育コース | 新曲視唱・実技(声楽/ピアノ/器楽から選択)・指定曲演奏・面接 | 曲目等の事前申告が必要、出願後の変更不可 |
| 美術教育コース | 素描試験(モチーフ・画用紙は大学が用意) | 鉛筆等の描画用具は持参 |
| 保健体育コース | 50m走・ハンドボール投げ・反復横とび・垂直とび・20mシャトルラン | 5種目受験、評価は上位3種目、事前に健康診断・保険加入 |
3コースとも、実技試験の技巧だけで合否が決まるわけではありません。要項は「志望する分野における学修への強い熱意と探究心、積極的で主体的に取り組む態度、および各分野の中等教育に将来的に貢献する意思の強さを見る」と明記しており、実技の得点に加えて口述試験を含む面接で、なぜ教員を目指すのか、志望するコースをどう選んだのかを説明する必要があります。











実技の得点だけでなく、面接で教員を目指す理由まで一貫して説明できないといけないんですね。実技の練習と、口頭で説明する練習を分けて考えていました。











その分離が危険なんだ。第1次の出願書類200点で3倍まで絞られた後は、実技・プレゼン・面接をまとめて500点で評価される。実技で高得点を取っても、面接で志望理由と実技内容のつながりを説明できなければ評価は伸びない。実技練習の記録に「なぜその曲・種目を選んだか」を毎回書き添え、面接で使える言葉に育てていこう。
📚 用語解説
中等教育選修:教育学部の学校教育教員養成課程のうち、中学校・高校の教員免許取得を主な目的とする専修区分です。三重大学の教育学部総合型選抜(音楽・美術・保健体育)は、いずれもこの中等教育選修のみが対象で、小学校教員養成課程などは対象外です。
医学部医学科(総合Ⅱ)|評定3.5以上と国際科学オリンピック等の実績要件
医学部医学科は総合Ⅱ(大学入学共通テストを課す)で募集人員5名です。出願要件は(1)令和7年3月以降卒業または令和9年3月卒業見込み等、(2)入学確約、(3)令和9年度大学入学共通テストで本学指定教科・科目を受験、(4)高等学校等の学習成績概評(評定平均値)が3.5以上、そして(5)次のいずれかに該当することです。国際科学オリンピック(数学・化学・生物学・物理・地学のいずれか)に日本代表として選抜された者または日本代表最終選考等で優秀な成績を収めた者、三重ジュニアドクター育成塾を修了した者、校外地域社会活動(ボランティア・社会活動・環境保全活動)の表彰や実績を証明できる者、実用英語技能検定1級を取得した者、のいずれかです。
選考は3段階です。第1次選考は出願書類(志願理由書・活動報告書・調査書等)100点で、募集人員の4倍程度までを合格とします。第2次選考はプレゼンテーションと面接100点で判定します。第3次選考では、第2次選考に合格した者について、令和9年度大学入学共通テストで受験を要する教科・科目の得点合計が1000点満点中800点以上(8割以上)である者を合格者として決定します。第1次・第2次の得点は第3次の判定には反映されず、共通テストの絶対基準で最終決定される点が他学部と異なります。











国際科学オリンピックや英検1級など、かなり高いハードルの実績が出願要件になっているんですね。しかも最後は共通テスト8割という絶対基準で決まるなら、実績があっても学力を落とせません。











その通りだ。医学科の総合Ⅱは、出願要件(5)で高い実績を持つ受験生に絞り込んだ上で、最終的には共通テストの得点合計が1000点中800点に届くかどうかで判定する。志願理由書では「卓越した医学研究をリードする意志」か「三重県の地域医療のリーダーとなる意志」のどちらを持つかを明示する必要がある。実績の証明資料を早めに揃え、共通テスト対策は一般選抜志望者と同じ密度で継続しよう。
📚 用語解説
学習成績の状況(評定平均値):調査書に記載される、高校の各科目の評定(5段階評価が一般的)を平均した指標です。医学部医学科は3.5以上、看護学科は科目群ごとに3.5〜4.0以上を要件にしています。算出範囲や対象学年は高校によって異なるため、自己計算せず学校に確認してください。
医学部看護学科(総合Ⅰ)|5教科評定と英語4技能検定の基準
医学部看護学科は総合Ⅰ(共通テストを課さない)で募集人員5名です。出願要件は比較的広い卒業年度(令和4年3月以降卒業者も対象)を認める一方、学力面の条件は具体的です。(3)国語、地歴または公民、数学、理科、外国語の学習成績の状況が各3.5以上、かつ同教科のうち2科目以上が4.0以上であること、(4)英語4技能検定で所定の基準(CEFR対照表B1レベル以上に相当)を満たすことが必要です。
- 出願要件を満たす: 5教科各3.5以上・うち2科目4.0以上・英語資格基準クリア
| 検定試験 | 基準スコア・等級 |
|---|---|
| ケンブリッジ英語検定 | 140以上 |
| 実用英語技能検定 | 2級以上(級のみで判定) |
| GTEC(CBTタイプ含む) | 930以上 |
| IELTS(Computer-delivered含む) | 4.0以上 |
| TEAP | 225以上 |
| TEAP CBT | 420以上 |
| TOEFL iBT(Test Dateスコアのみ) | 42以上 |
| TOEIC L&R/S&W(S&Wは2.5倍換算で合算) | 1150以上 |
選考は2段階で、第1次選考は志願者数が募集人員の3倍を超えた場合にのみ実施されます。実施される場合は活動報告書等の出願書類100点に基づき15名程度まで絞り込み、調査書は合否判定の参考として扱います。第2次選考は活動報告書等の出願書類100点と面接200点(グループディスカッションと個別面接の2種類)の合計300点で最終判定します。活動報告書には、看護学科の入学者選抜方針を踏まえた高校入学以降(継続していれば入学以前も可)の活動内容と実績を、重要だと考える順に最大5つまで記載し、英語に関連する項目は出願要件の資格と重複して記載できます。











5教科の評定条件と英語資格の両方を満たさないといけないんですね。英語だけ得意でも国語や数学の評定が3.5に届かなければ出願できないということですか。











そのとおりだ。国語・地歴公民・数学・理科・外国語の5教科すべてで3.5以上、かつそのうち2科目以上で4.0以上という条件は、特定教科だけを伸ばす対策では満たせない。今の評定を5教科ごとに書き出し、4.0に届いていない教科があれば定期テストの得点計画を先に立て、英語資格は基準スコアに近い試験から逆算して受験回数を確保しよう。
📚 用語解説
CEFR:ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)の略称で、外国語の熟達度をA1からC2の6段階で示す国際的な基準です。三重大学看護学科の英語4技能検定基準は「CEFR対照表B1レベル以上」を目安に、検定ごとの具体的なスコア・級で示されています。
基準スコアぎりぎりで合格しても、証明書の発行や出願書類への反映に時間がかかります。出願期間(9月上旬)から逆算し、夏より前に基準を満たす回の結果を確保しておくと、直前の再受験に追われません。
工学部|総合Ⅰ2コース・総合Ⅱ2コースで配点も判定方法も別物
工学部の総合工学科は、電気電子工学コース(8名)・応用化学コース(10名)が総合Ⅰ、機械工学コース(5名)・情報工学コース(5名)が総合Ⅱと、4コースが2区分に分かれます。出願要件は4コース共通で、卒業要件・入学確約に加え、高等学校等の全体の学習成績の状況が3.5以上であることが条件です(総合Ⅱの2コースはさらに共通テスト指定科目の受験が必要)。判定方法はコースごとに異なります。
- 電気電子工学: 物理・数学筆記600点
- 応用化学: 小論文・実験・面接400点
- 機械工学: 共通テスト500点のみ
| コース | 区分 | 選考方法と配点 |
|---|---|---|
| 電気電子工学 | 総合Ⅰ | 出願書類及び面接200点+筆記試験(物理)200点+筆記試験(数学)200点=合計600点 |
| 応用化学 | 総合Ⅰ | 小論文150点+出願書類・基本的な化学実験・面接250点=合計400点 |
| 機械工学 | 総合Ⅱ | 第1次(出願書類・面接100点で2倍程度に絞込)→第2次は共通テスト(3教科5科目)500点のみで最終判定(1次結果は使わない) |
| 情報工学 | 総合Ⅱ | 第1次(出願書類・面接200点で2倍程度に絞込)→第2次は共通テスト(6教科8科目)800点+第1次結果200点=合計1000点 |
見落としやすいのが、同じ総合Ⅱでも機械工学コースと情報工学コースで最終判定の仕組みが違う点です。機械工学コースは要項に「第1次選考の結果は第2次選考の評価には利用しません」と明記されており、最終合否は共通テスト(3教科5科目)500点だけで決まります。一方、情報工学コースは共通テスト(6教科8科目)800点に第1次選考の結果200点を合算した1000点で最終判定します。情報工学コースの志願者は、出願書類・面接段階の出来も最終得点に残ることを踏まえて準備する必要があります。











機械工学と情報工学は同じ総合Ⅱなのに、1次の結果が最後まで残るかどうかが違うんですね。電気電子工学と応用化学も、物理・数学の筆記か、小論文・実験かで対策がまったく別ですね。











工学部は「総合型選抜だから書類と面接が中心」という思い込みが一番危ない学部だ。電気電子工学は物理・数学の個別筆記600点、応用化学は化学の実験を含む400点、機械工学は共通テストのみ500点、情報工学は共通テスト800点+1次200点の1000点。コースを決めたら、まずその配点表だけを見て、何にどれだけの時間を割くかを逆算しよう。
📚 用語解説
学力の3要素:知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性を持ち多様な人々と協働しつつ学習する態度、の3つを指す文部科学省の用語です。三重大学の総合型選抜は学部・コースごとに、この3要素をどの試験(小論文・実技・面接・共通テスト等)で重点評価するかを要項の一覧表で示しています。
生物資源学部|紀伊黒潮枠15名は対象地域が三重・愛知・奈良・和歌山に限定
生物資源学部生物資源学科生物資源総合科学コースは、総合Ⅰの中でも「紀伊黒潮枠」という名称で15名を募集します。他学部と最も違うのは、出願要件(1)に「三重県,愛知県,奈良県,和歌山県の高等学校もしくは中等教育学校を令和8年3月以降に卒業した者,又は令和9年3月に卒業見込みの者」という地域限定が明記されている点です。加えて(3)全体の学習成績の状況が3.5以上、(4)紀伊黒潮地域の地域課題を理解し、同地域の地域共創に強い関心・意欲を有することが条件になります。
選考は単発で、9月27日にグループディスカッションを含む面接及び出願書類の結果を総合して100点で判定します。要項は「自然科学への関心が高く,生物資源学部で学ぶために必要な基礎知識と理解力を持ち,生物資源に関する問題や紀伊黒潮地域の地域課題を解決する意欲のある学生を求める」と明記しており、志願理由書は出願要件(4)の「地域課題を理解し,同地域の地域共創に強い関心・意欲を有する者」との関連が分かるように書く必要があります。











出身高校の都道府県そのものが出願要件になっているのは他のコースと全然違いますね。地域課題への関心も、単に生物資源学部に興味があるというだけでは足りなさそうです。











そこが紀伊黒潮枠の特徴だ。三重・愛知・奈良・和歌山のいずれかの高校等出身であることがまず前提で、その上で地域の一次産業や環境の課題を自分の経験に基づいて説明できるかが問われる。グループディスカッションも含む面接では、他の受験生の発言を受けて自分の考えをその場で更新できるかも見られる。地元の課題を新聞記事の要約で終わらせず、自分が見聞きした具体的な事例で語れるように準備しよう。
📚 用語解説
紀伊黒潮枠:生物資源学部生物資源総合科学コースの総合型選抜(総合Ⅰ)に設けられた地域限定枠です。三重県・愛知県・奈良県・和歌山県の高等学校等の卒業(見込み)者のみが出願要件を満たし、紀伊半島南部を中心とする「紀伊黒潮地域」の地域課題への理解と関心が評価対象になります。
評価基準から逆算する三重大学の総合型選抜対策と一般選抜との並行計画
学部・コースは異なっても、対策の順序には共通点があります。第一に自分の学部・コースの区分(総合Ⅰ・総合Ⅱ)と出願要件を監査し、第二に評定・資格・実績・地域要件の充足状況を確認し、第三に配点の中心(書類・面接・実技・筆記・共通テストのどれか)へ準備時間を配分し、第四に一般選抜(前期・後期)の学習を止めずに並行させることです。とくに総合Ⅱの2コース(医学科・工学部機械工学コース・情報工学コース)は最終結果が令和9年2月10日まで分からないため、共通テスト対策を秋以降も継続する前提で計画を立てる必要があります。
| 学部・コースの分類 | 配点の中心 | 対策の焦点 |
|---|---|---|
| 人文学部・教育学部(総合Ⅰ) | 出願書類+小論文/実技+面接 | 志願理由書と面接内容の一貫性、コース別実技 |
| 看護学科(総合Ⅰ) | 出願書類+面接(グループ含む) | 5教科評定4.0以上を2科目確保、英語4技能検定 |
| 工学部電気電子・応用化学(総合Ⅰ) | 個別筆記(物理・数学)または小論文・実験 | コース別の理科・数学の基礎学力 |
| 医学科・工学部機械/情報工学(総合Ⅱ) | 大学入学共通テスト | 共通テスト対策を最終発表(2月10日)まで継続 |
| 生物資源学部紀伊黒潮枠(総合Ⅰ) | 出願書類+グループディスカッション面接 | 対象4県の地域課題を自分の経験で説明 |
共通テストを課す総合Ⅱの受験生は、一般選抜(前期・後期)の対策と重なる部分が多いため、三重大学の偏差値・学部別倍率で一般選抜側の難易度も確認しながら、総合型選抜が不合格だった場合の出願先まで並行して準備すると安全です。募集人員が少人数の学部・コース(教育学部の各コース1〜2名、生物資源学部の紀伊黒潮枠など)については三重大学の穴場学部で一般選抜側の倍率傾向も合わせて確認しておくと、総合型選抜1本に絞るリスクを避けられます。











学部・コースごとに配点の中心がここまで違うと、総合型選抜という言葉だけでまとめて対策するのは無理がありますね。共通テストが最後まで関わるコースは、一般選抜の勉強も並行しないといけません。











その理解で進めよう。三重大学の総合型選抜は、書類・面接・実技・個別筆記・共通テストのうち、コースごとに違う組み合わせで評価される。配点表を先に確認し、何にどれだけ時間を配分するかを決めてから、評定や資格の不足を埋め、書類と口頭説明を一致させる。総合Ⅱの受験生は、共通テストの学習を最終発表日まで止めないことが最大の分岐点になる。
三重大学は令和9年度入試から総合型選抜を全学部で実施します。過去の志願者数・合格者数・倍率の実績が要項に示されていないため、本記事でも推測の倍率は使いません。要項に明記された募集人員・出願要件・配点・日程だけを根拠に準備を進めてください。
三重大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
三重大学の総合型選抜は、志望理由書を一度添削してもらい、面接の想定問答を覚えるだけでは受かりません。人文学部は学科で配点構成(小論文か英語か)がまったく違い、教育学部は出願書類200点から実技・面接まで合計500点で判定され、工学部は電気電子工学の個別筆記600点満点から機械工学の共通テストのみ500点までコースごとに評価の重心が動きます。医学科は評定3.5以上に加えて国際科学オリンピック等の実績要件、生物資源学部の紀伊黒潮枠は出身高校の県まで条件になります。この複雑さを一人で正確に把握し、毎日の学習量へ落とし込むのは容易ではありません。
必要なのは、①公式要項の複雑な条件を今日の行動へ変換すること、②生徒の志望コースと弱点に合わせて計画を個別化すること、③実行結果を毎日確認してすぐ修正することです。この3つを基準に、独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、なぜ通常の対策だけでは不足するかが分かります。
独学・参考書では優先順位の誤りに気づけない
独学では、要項や参考書を入手できても①の限界が残ります。人文学部の学科別配点の違いを見落とす、看護学科の5教科評定要件のうち1教科だけを見落とす、工学部機械工学コースの「第1次結果は2次に使わない」という但し書きを読み飛ばす、といった判断ミスを本人だけで発見しにくいからです。情報を集めることと、今日の学習量を決めることは別の作業です。
映像授業・アプリでは本人専用の計画にならない
映像授業や学習アプリは知識や型を学ぶのに役立ちますが、②の限界があります。同じ小論文動画を見ても、文化学科の小論文、法律経済学科の英語、応用化学コースの小論文・実験では必要な演習が異なります。動画の視聴時間を増やしても、本人の評定、英語資格、地域要件、実技の弱点に応じた行動プランにはなりません。
集団授業の大手予備校では方式差へ細かく対応できない
集団授業は共通する文章技術を学べても、②の限界が残ります。教育学部の実技(音楽・美術・保健体育)、生物資源学部紀伊黒潮枠の地域課題、医学科の実績要件では、生徒ごとに違う資料と証明書類を扱います。全員が同じ週に同じ教材を進めるだけでは、評定が未達の生徒と、実技は仕上がっているが共通テストが間に合わない生徒へ別の優先順位を付けられません。
一般的な個別指導塾では週1回の外が止まりやすい
一般的な個別指導は本人に合わせられても、面談や授業が週1回なら③の限界があります。学校書類の依頼が遅れた、化学実験の準備が間に合わなかった、面接回答と活動報告書の内容が食い違っていたと判明しても、次回まで修正が止まります。9月出願と共通テスト対策を同時に進める総合Ⅱの受験では、一週間の放置が計画全体を崩します。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を比較すると、①情報から行動への変換、②生徒ごとの個別計画、③毎日の確認と即時修正のどれかが残ります。学部・コースごとに配点構成も出願要件もまったく違う三重大学の総合型選抜では、この三つを一つの仕組みにする必要があります。だから、出願条件から毎日の実行までを一貫して管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来の対策に残る三つの限界を、6つの仕組みで解消します。三重大学の総合型選抜では、公式要項の確認、評定・資格・地域要件の監査、コース別の実技・筆記・共通テスト対策、出願書類の作成を一つの計画に統合し、結果を毎日・毎週確認して次の課題を変えます。
- 鬼管理専門塾: 毎日×個別
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
三重大学の志望コースに合わせ、「共通テスト物理を60分で1回解き、志願理由書の根拠を2件見直し、面接の想定質問に3分で答える」のように、1日単位の数値で学習指示を出します。何をどこまで終えるかが曖昧になりません。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
生徒ごとに評定、履修科目、英語資格、地域要件、実技の得意不得意、志望コースの配点構成が異なります。人文・教育・医・工・生物資源のどのコースかに合わせ、書類作成と学力対策を両立する個別の行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗を管理し、毎週の確認テストで共通テスト得点、小論文の完成時間、実技の記録、面接回答の一貫性を測ります。証明書の不足や書類内容の食い違いも放置せず、確認結果から翌日の課題を修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の厳しい選考を通過した専属講師が、公式要項と本人の状況を区別しながら進捗を確認します。公開された講師満足度調査は1,524件を対象としており、指導体制を比較するときの具体的な材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験と学部別対策に加え、総合型選抜・推薦、英語資格の専門コースを組み合わせられます。国立大学の学部別出願要件と共通テスト対策を同じ週間計画で管理し、三重大学のように学部・コースごとに条件が異なる大学にも対応します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
学習中や要項確認の疑問はLINEで質問できます。無料説明会はZoomで保護者も参加でき、現在の評定、資格、実績、志望コースを共有して必要な準備量を相談できます。資料請求で指導内容を比較してから判断することも可能です。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象コースと適用条件は無料説明会で必ず確認してください。毎日の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。無料説明会では、令和9年度要項と現在の状況を照合し、最初の一週間で行う課題まで具体化できます。
三重大学の総合型選抜対策を無料説明会で相談できます
まとめ|区分と配点を先に特定し、書類と学力を同時に進める
| 学部 | 最優先の条件 | 対策の中心 |
|---|---|---|
| 人文学部 | 学科別の第2次配点(小論文か英語か) | 志願理由書とプレゼン面接の一貫性 |
| 教育学部 | 実技・プレゼン・面接の合計500点 | コース別実技と教員志望理由の接続 |
| 医学部医学科 | 評定3.5以上+実績要件、共通テスト8割 | 実績証明の準備と共通テスト対策の継続 |
| 医学部看護学科 | 5教科評定と英語4技能検定 | 5教科評定4.0以上を2科目確保、英語資格の早期取得 |
| 工学部 | コース別配点(筆記・実験・共通テスト) | 志望コースの配点表に合わせた時間配分 |
| 生物資源学部 | 対象4県の出身要件と地域課題理解 | 紀伊黒潮地域の課題を自分の経験で説明 |
三重大学の総合型選抜は、活動実績だけで受かる入試でも、共通テストと無縁の入試でもありません。学部・コースによって評定基準の有無、地域要件、実績要件、配点の重心が大きく異なり、総合Ⅱの2コース(医学科・工学部機械工学・情報工学)は最終結果が令和9年2月10日まで分かりません。令和9年度は全学部実施の初年度で過去の倍率実績もないため、噂や推測ではなく、要項に明記された条件だけを根拠に準備を進める必要があります。
最初の行動は、志望する学部・コースの令和9年度公式要項を1つ選び、区分(総合Ⅰ・総合Ⅱ)、募集人員、出願要件、配点、日程をチェック表へ転記することです。評定や資格が未達なら期限を確認し、証明できない活動は事実資料を揃えます。総合Ⅱ志望者は共通テスト対策を最終発表日まで継続し、一日単位の行動と毎週の修正を積み重ねれば、複雑な条件を漏らさず本人の経験と学力を同じ志望理由へ統合できます。
三重大学の総合型選抜を1日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 三重大学は全学部で同じ総合型選抜を実施していますか?
A. いいえ。令和9年度から全学部で総合型選抜を実施しますが、区分(総合Ⅰ・総合Ⅱ)、募集人員、出願要件、配点、選考内容は学部・コースごとに異なります。まず志望コースの正式名称と令和9年度要項を特定してください。
Q. 総合Ⅰと総合Ⅱの違いは何ですか?
A. 総合Ⅰは大学入学共通テストを課さず、書類・面接・小論文・実技等で選抜します。総合Ⅱは大学入学共通テストの得点を合否判定に使う区分で、医学部医学科と工学部の機械工学・情報工学コースが該当します。
Q. 三重大学の総合型選抜は併願できますか?
A. 三重大学の総合型選抜(総合Ⅰ・総合Ⅱ)に出願すると、他の総合型選抜・学校推薦型選抜へは出願できません。ただし不合格の場合は他の選抜に出願でき、総合Ⅱで合否結果が判明しない場合は一般選抜(前期・後期)に出願できます。
Q. 人文学部と教育学部には評定の数値基準がありますか?
A. 令和9年度要項の出願要件には、人文学部・教育学部とも評定の数値基準は明記されておらず、卒業要件と入学確約が条件です。ただし選考では出願書類・実技・面接の配点が大きいため、評定以外の準備が重要になります。
Q. 医学部医学科はどんな実績が必要ですか?
A. 評定3.5以上に加えて、国際科学オリンピックの代表選抜または最終選考優秀者、三重ジュニアドクター育成塾修了者、校外地域社会活動の表彰・実績保有者、実用英語技能検定1級取得者のいずれかに該当する必要があります。最終合否は共通テスト1000点中800点以上の絶対基準で決まります。
Q. 医学部看護学科は英語資格が必須ですか?
A. はい。英検2級以上、GTEC930以上、IELTS4.0以上などCEFR対照表B1レベル以上に相当する基準を満たす必要があります。加えて国語・地歴公民・数学・理科・外国語の学習成績が各3.5以上、うち2科目以上が4.0以上であることも条件です。
Q. 工学部はどのコースも共通テストが必要ですか?
A. いいえ。電気電子工学コースと応用化学コースは総合Ⅰで共通テストを課さず、個別の筆記試験や小論文・実験・面接で判定します。機械工学コースと情報工学コースは総合Ⅱで共通テストの成績が最終判定に使われます。
Q. 生物資源学部の紀伊黒潮枠は誰でも出願できますか?
A. いいえ。三重県・愛知県・奈良県・和歌山県の高等学校もしくは中等教育学校を卒業(見込み)した者に限定されています。加えて全体の学習成績の状況3.5以上と、紀伊黒潮地域の地域課題への理解・関心が求められます。
Q. 過去の倍率はどこで確認できますか?
A. 三重大学は令和9年度から全学部で総合型選抜を実施する初年度にあたり、公式要項に過去の志願者数・合格者数・倍率の実績は示されていません。倍率の推測に頼らず、募集人員と出願要件を基準に準備を進めてください。
Q. 総合型選抜の対策はいつから始めるべきですか?
A. 評定、資格、実績、地域での活動は短期間で作れないため、高1・高2から準備するのが理想です。受験学年では春に出願要件を監査し、夏前に証明書類と学部研究、夏に本人による書類作成と個別試験の演習を並行してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





