
奈良県立大学の総合型選抜を調べると、AとBの2種類があって、どちらも募集5名ずつしかありません。しかも共通テストまで必要らしくて、何をどの順番で対策すればいいのか分かりません。











奈良県立大学は地域創造学部地域創造学科という一つの学部・学科しかない大学だから、総合型選抜も「A」と「B」の2方式だけを比較すればいい。この記事では2027年度(令和9年度)の公式要項をもとに、出願資格の違い、課題レポート「学びの現在地」、面接、そして合否を左右する共通テストの得点率の仕組みまで、同じ順番で整理するよ。
奈良県立大学には環境情報学科の設置準備が進んでいるという情報もありますが、令和9年度入学者選抜ではまだ地域創造学部地域創造学科のみが募集対象です。つまり「奈良県立大学の総合型選抜」を調べるときに学部・学科で迷う必要はなく、AかBかという1回の判断と、共通テストを含む3段階の選考をどう突破するかだけに集中できます。
この記事は、奈良県立大学が2026年6月2日付で公開した令和9年度入学者選抜要項と、選抜要項・募集要項ページで配布されている出願書類様式を一次情報としています。志望理由書・課題レポートは必ず受験生本人が作成するものであり、この記事は代筆や下書き作成を案内するものではありません。
この記事で示す募集人員・配点・日程は令和9年度(2027年度)入学者選抜要項に基づく最新の確定情報です。ただし出願書類の書式や提出方法の詳細は学生募集要項本体やダウンロードページで別途定められています。出願直前ではなく、志望を決めた時点で公式サイト(奈良県立大学 選抜要項・募集要項)の原本を確認してください。
目次
- 奈良県立大学の総合型選抜は地域創造学部だけの2方式【結論】
- 総合型選抜A・Bの出願資格|専願(入学確約)と数学要件の違い
- 総合型選抜Aの選考内容と配点|書類50点・面接150点・共通テストの壁
- 総合型選抜Bの選考内容と配点|探究活動の課題レポートとプレゼン
- 課題レポート「学びの現在地」対策|2000字・評価観点A〜Dの違い
- 志望理由書対策|A・B別書式と課題レポートとのつなげ方
- 面接・プレゼン対策|配点150点の2次選考をどう準備するか
- 3次選考(共通テスト)の得点率戦略|A・Bで異なる必須科目
- 出願日程と一般選抜との並行計画|専願だからこそ切り替えも準備する
- 奈良県立大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|公式要項から奈良県立大学の総合型選抜対策を始める
- よくある質問
奈良県立大学の総合型選抜は地域創造学部だけの2方式【結論】
結論から言うと、奈良県立大学の入学者選抜は地域創造学部地域創造学科という一つの学科に対して、総合型選抜A・総合型選抜B・学校推薦型選抜・社会人選抜・一般選抜(前期日程・公立大学中期日程)の5つの方式(一般選抜は前期・中期で2区分)が用意されているだけです。入学者選抜の概要によると、募集人員は総合型選抜Aが5名、総合型選抜Bが5名、学校推薦型選抜が25名、社会人選抜が若干名、一般選抜前期日程が65名、一般選抜公立大学中期日程が50名です。
| 選抜方式 | 募集人員 | 主な出願時期 |
|---|---|---|
| 総合型選抜A | 5名 | 2026年9月3日〜9日 |
| 総合型選抜B | 5名 | 2026年9月3日〜9日 |
| 学校推薦型選抜 | 25名 | 2026年11月1日〜8日 |
| 社会人選抜 | 若干名 | 2026年11月1日〜8日 |
| 一般選抜(前期日程) | 65名 | 2027年1月25日〜2月3日 |
| 一般選抜(公立大学中期日程) | 50名 | 2027年1月25日〜2月3日 |
この募集人員の内訳が意味するのは、総合型選抜が大学全体の入口の中でもっとも狭い枠だということです。前期日程65名・中期日程50名に対し、総合型選抜はA・B合わせて10名しかありません。さらに総合型選抜は書類・面接だけで合否が決まるわけではなく、後述する3次選考(大学入学共通テスト)を突破しなければ最終合格になりません。「一般選抜より枠が小さいうえに、共通テストからも逃げられない」という前提を最初に押さえておく必要があります。











総合型選抜だから共通テストの勉強をしなくていいと思っていました。むしろ2次選考(面接)に合格した後も、共通テストの結果で最終合格が決まるんですね。











そのとおり。奈良県立大学の総合型選抜は「書類と面接だけの入試」ではなく、共通テストの得点率が一定基準に届かないと最終合格できない仕組みになっている。だからこそ、AとBのどちらに出願するかを早く決めて、書類対策と共通テスト対策を同時並行で進める必要があるんだ。
最初にやるべきことは、志望理由書を書き始めることではなく、AとBのどちらに出願するかを固定することです。次の章でA・B共通の出願資格と、Bだけに追加される数学の要件を確認し、その後の章でそれぞれの選考内容・配点・対策の順に読み進めてください。
📚 用語解説
アドミッション・ポリシー:大学が入学者に求める資質・能力を示した方針です。奈良県立大学の地域創造学部アドミッション・ポリシーは、総合型選抜A・B共通で「学問に真摯に向きあう姿勢と意志」「常識の枠にとらわれず新たな探究へと向かう好奇心」「主体的に学び行動するチャレンジ精神」を求める学生像として掲げています。志望理由書・課題レポートは、この3点のどれかに自分の経験を結びつけると説得力が増します。
総合型選抜A・Bの出願資格|専願(入学確約)と数学要件の違い
令和9年度入学者選抜要項によると、総合型選抜A・Bの出願資格は、高等学校を2027年3月に卒業見込みの者など8号の基本要件(一般的な高校卒業者・卒業見込み者であれば通常該当します)に加え、「本学への入学を強く希望し、合格した場合には、入学することを確約できる者」であることが共通条件です。総合型選抜Bだけは、これに加えて「高校において数学II、数学B、数学Cを履修しており、一定の理数系の知識および能力を有している者」という条件が追加されます。
| 確認項目 | 総合型選抜A | 総合型選抜B |
|---|---|---|
| 卒業要件(8号のいずれか) | 該当(高校卒業・卒業見込み等) | 該当(Aと同じ) |
| 入学の確約 | 合格した場合は入学を確約 | 合格した場合は入学を確約(Aと同じ) |
| 数学の履修条件 | 指定なし | 数学II・数学B・数学Cを履修済みであること |
| 個別の入学資格審査 | 該当者は2026年7月31日までに要連絡 | 該当者は2026年7月31日までに要連絡 |
「合格した場合には入学することを確約できる者」という一文は、実質的に専願(第一志望として合格したら必ず入学する前提)を意味します。総合型選抜A・Bのどちらも、記念受験や併願先の一つとして出願する制度ではありません。出願前に、家庭内で「奈良県立大学に合格したら進学する」という意思をすり合わせておく必要があります。











数学II・数学B・数学Cを履修していれば自動的にBの方が有利というわけではなく、あくまで「出願できるかどうか」の条件なんですね。有利・不利は選考方法の違いで考える必要がありそうです。











そのとおり。Bの数学要件は出願の入口条件であって、合格しやすさを保証するものではない。数学II・B・Cを履修しているからといって安易にBを選ばず、後の章で説明する3次選考の科目や、1次選考で重視される内容(Bは探究活動の課題レポートを重視する)まで確認してから決めよう。
対応としては、まず高校の履修状況(数学II・B・Cを履修済みか、履修見込みか)を担任の先生と確認し、次にA・Bどちらの評価内容が自分の得意分野に合うかを次章以降で比較してください。個別の入学資格審査が必要な人(高校卒業程度認定試験合格者や海外の学校を卒業した人など)は、2026年7月31日までに教務・入試課(0742-93-5261)へ連絡するという期限も、要項に明記されています。
📚 用語解説
個別の入学資格審査:通常の高校卒業ルート以外(高等学校卒業程度認定試験合格者、外国の学校を卒業した者のうち高校コード表に記載がない者、その他本学が個別に学力を認定する者など)が対象の事前審査です。審査を経ずに出願すると受験できないため、該当する可能性がある人は早めの連絡が必須です。
📚 用語解説
専願・入学確約:総合型選抜A・Bの出願資格には「合格した場合には、入学することを確約できる者」という条件があります。これは一般選抜のように複数の大学を自由に比較して進学先を決める仕組みとは異なり、合格がイコール進学の前提になるという意味です。
総合型選抜Aの選考内容と配点|書類50点・面接150点・共通テストの壁
総合型選抜Aの選考方法は、出願書類(志望理由書・調査書・課題レポート)、面接試験、そして令和9年度大学入学共通テストの成績を総合して評価する3段階方式です。1次選考は出願書類により総合的に評価(50点満点)、2次選考は1次選考の合格者に対して1人30分程度の個人面接(質疑応答)を実施し、1次選考の評価(50点満点)と面接の評価(150点満点)を合計した200点満点で評価します。
| 選考段階 | 内容 | 配点・基準 |
|---|---|---|
| 1次選考 | 出願書類(志望理由書・調査書・課題レポート)による総合評価 | 50点満点 |
| 2次選考 | 個人面接(1人30分程度・質疑応答) | 150点満点(1次と合計200点満点) |
| 3次選考 | 大学入学共通テスト3科目(国語・外国語+別表から1教科1科目) | 各科目得点率5割以上かつ1科目は7割以上が必須 |
ここで重要なのは、1次・2次の合計200点で「上位から合格」という単純な仕組みではないという点です。2次選考の合格者のうち、本学が指定する共通テスト3科目(国語、外国語の2教科2科目に加え、別表にある地理歴史・公民・数学・理科・情報から1教科1科目以上)で、各科目の得点率がそれぞれ5割以上、かつそのうち1科目の得点率が7割以上の者だけが最終合格者になります。これは加点方式ではなく、クリアしないと不合格になる「足切りのハードル」です。











2次選考の面接で高得点が取れても、共通テストで1科目でも得点率5割を切ると不合格になってしまうんですね。書類と面接だけに気を取られていると危険です。











そのとおり。総合型選抜Aは書類と面接の200点だけを見る入試ではなく、共通テストの得点率という別基準を同時にクリアする必要がある。だから面接対策と並行して、国語・外国語・そして別表から選ぶ1科目を、一般選抜の受験生と同じ密度で仕上げる計画を、出願前の時点で立てておこう。
対策の順番としては、まず1次選考で使う調査書は今から変えられないため、志望理由書と課題レポートの完成度に集中します。次に2次選考の30分の個人面接では、志望理由書に書いた内容を自分の言葉で説明できるように準備します。そして共通テストで受験する科目(別表にある地理歴史・公民・数学・理科・情報から1科目)を、出願前の時点で決めておき、10月の面接対策と1月の共通テスト対策の時間配分を最初から計画に入れておくことが欠かせません。
📚 用語解説
学習成績の状況:調査書に記載される高校の成績評価(いわゆる評定平均に近い指標)です。総合型選抜A・Bの出願資格自体には評定の数値基準は示されていませんが、1次選考の評価資料の一つとして調査書が使われるため、出願前に自分の調査書の内容を担任の先生に確認しておくと安心です。
総合型選抜Bの選考内容と配点|探究活動の課題レポートとプレゼン
総合型選抜Bの選考方法も、出願書類(志望理由書・調査書・課題レポート)、面接試験(プレゼンテーションを含む)、共通テストの成績を総合評価する3段階方式です。ただしAと違い、1次選考では「これまでに取り組んできた探究活動についての課題レポートを重視する」と明記されています。2次選考の個人面接(1人30分程度)も、課題レポートにおけるプレゼンテーションと質疑応答という構成です。配点はAと同じく1次50点・2次150点の合計200点満点です。
| 項目 | 総合型選抜A | 総合型選抜B |
|---|---|---|
| 出願要件の追加条件 | なし | 数学II・数学B・数学Cの履修 |
| 1次選考で重視する点 | 出願書類全体を総合評価 | 探究活動についての課題レポートを重視 |
| 2次選考の内容 | 個人面接(質疑応答)30分程度 | 課題レポートのプレゼンテーション+質疑応答30分程度 |
| 3次選考(共通テスト) | 国語・外国語+別表から1科目 | 数学『数学II,数学B,数学C』・外国語+別表から1科目 |
- 総合型選抜B: 探究活動の課題レポート+プレゼン+数学II,B,C
AとBの違いを一言でまとめると、Aは「志望理由書・調査書を含む出願書類全体」を総合的に見るのに対し、Bは「これまでの探究活動を課題レポートでどう論理立てて説明できるか」により重心を置いた入試です。さらに3次選考の共通テストでも、Aは国語・外国語中心、Bは数学II・B・Cが必須科目になる点が明確に異なります。理数系の探究活動(実験・調査・データ分析など)に継続して取り組んできた人はBの方が実力を発揮しやすく、社会科学・人文科学寄りの活動をしてきた人はAの方が書きやすい傾向があります。











Bは「数学が得意なら有利」という単純な話ではなく、探究活動を通じて何を発見し、どう分析したかを説明できるかどうかが問われるんですね。











そのとおり。Bの1次選考で重視されるのは、数学の成績そのものではなく、探究活動を通じた課題設定力と論理的思考力だ。実験や調査をしたことがあるなら、その過程で何を仮説とし、どんなデータをとり、どう考察したかを、2000字の課題レポートと30分のプレゼンで一貫して説明できるように準備しよう。
対策としては、Bを検討する人はまず高校の履修状況(数学II・B・Cを履修済みか、卒業までに履修見込みか)を確認し、次に過去の探究活動・実験・調査の記録(ノート、データ、発表資料など)を整理します。プレゼンテーションは口頭で説明するだけでなく、質疑応答で「なぜその方法を選んだのか」「別の解釈はないか」を問われても答えられるように、活動の過程を振り返っておくことが重要です。
📚 用語解説
学びの現在地:総合型選抜A・B共通で提出する課題レポートの名称です。詳しい内容は次の章で解説します。
課題レポート「学びの現在地」対策|2000字・評価観点A〜Dの違い
「学びの現在地」課題レポートの作成にあたってによると、このレポートは「高等学校等で行ってきた学びの活動や自らの問題意識にもとづき取り組んだ各種活動を振り返ったうえで、これから大学でどのようにそのことについて学びや活動を深めていきたいか」を記す、2,000字以内の文書です。授業内の取り組みだけでなく、課外のボランティア活動、個人で行ったフィールドワークや海外旅行なども題材にできますが、「活動を紹介するだけの内容では課題レポートとはいえません」と明記されており、活動を通じてどんな気づきを得たかを書くことが求められます。表やグラフの挿入は可能で、その文字数は2,000字には含まれません。
| 評価観点 | 総合型選抜A | 総合型選抜B |
|---|---|---|
| A | 自分の足元から課題を発見し、社会の問題と関連づけられている(問題発見能力・社会への関心) | 課題を発見し、科学的視点から論理的に考察できている(課題設定力・論理的思考力) |
| B | 異なる次元の知識や情報を組み合わせ、自分の考えとして表現できている(論理的思考力・表現力) | 実験や調査の結果を的確に分析し、自らの仮説や考察として表現できている(分析力・表現力) |
| C | 多角的な視点で課題に取り組み、柔軟な発想で新たな視点を提示している(柔軟性・独創性) | Aと同じ(柔軟性・独創性) |
| D | これまでの活動を通じて自己の成長や今後の目標を見出している(自己理解・目標設定力) | Aと同じ(自己理解・目標設定力) |
この評価観点が示す意味は明確です。総合型選抜Aは「社会への関心」と「多角的な視点」がC・D以外の軸になるのに対し、総合型選抜Bは「科学的視点からの論理的考察」と「実験・調査結果の分析」がA・Bの軸になります。C(柔軟性・独創性)とD(自己理解・目標設定力)は両方式で共通です。つまり、Aは自分の活動を社会課題に接続する書き方、Bは自分の探究活動をデータや仮説検証の枠組みで説明する書き方が求められています。
- B:分析力: 実験・調査結果の分析











同じ「学びの現在地」というタイトルでも、AとBでは評価観点の中身が違うんですね。活動を紹介するだけでは、どちらの評価観点も満たせなさそうです。











そのとおり。2,000字の中で、①どんな活動に取り組んだか(事実)、②そこで何を疑問に思ったか(問題意識)、③どう調べ・考えたか(分析)、④その結果自分がどう変わり、大学で何を深めたいか(成長と目標)の4つを、A・Bそれぞれの評価観点に合わせて書き分けよう。書き終えたら、A〜Dのどの観点に対応しているかを自分で見出しのように仮置きして点検すると漏れが見つかりやすい。
課題レポート記入上の注意によると、原則パソコン等で本人が作成し、フォントはMS明朝・文字サイズ10.5ポイントを変更しない、メールアドレスはインターネット出願時に登録予定のものを記入する、A4サイズの用紙に両面印刷し志願者本人が自筆で日付と氏名を記入する、という書式上の指定があります。内容だけでなく、この書式ルールを守れているかも出願前にチェックしてください。
2,000字という制限の中で事実・問題意識・分析・成長の4要素を過不足なく書くには、まず箇条書きで事実と気づきを洗い出し、その後に文章化する2段階で進めると、活動の紹介だけで終わる失敗を防げます。書き上げたら、評価観点A〜Dのどれに対応する記述かを本人が説明できる状態にしておきましょう。
志望理由書対策|A・B別書式と課題レポートとのつなげ方
選抜要項・募集要項ページでは、志望理由書は「総合型選抜A」用と「総合型選抜B」用でそれぞれ別の様式が用意されています。課題レポート「学びの現在地」が活動の振り返りと今後の学びへの接続を書く文書であるのに対し、志望理由書は奈良県立大学・地域創造学部を志望する理由そのものを説明する文書です。同じ活動を題材に使う場合でも、課題レポートと志望理由書で役割を分ける必要があります。
| 構成要素 | 書く内容 | 課題レポートとの違い |
|---|---|---|
| 事実の提示 | 高校での学び・活動の具体的な内容 | 課題レポートと重なってよいが、深掘りは課題レポート側で行う |
| 気づきと分析 | 活動を通じて生まれた問題意識 | 課題レポートの評価観点A・Bと連動させる |
| 大学での学びへの接続 | 地域創造学部のどの分野で何を学びたいか | 6つのコモンズのどれと関連するかを明示 |
| 将来像 | 学んだことをどう活かしたいか | 課題レポートの評価観点D(自己理解・目標設定力)と連動 |
地域創造学部・地域創造学科は「観光創造」「地域構想」「国際共生」「人文科学」「社会科学」「工学自然科学」という6つのコモンズ(学習領域)から2つを選び、分野横断的に学ぶカリキュラムです。志望理由書では、自分の活動や問題意識がこの6つのコモンズのどれと結びつくかを具体的に書くことで、「なぜ奈良県立大学でなければいけないのか」を説明しやすくなります。











課題レポートで書いた活動の内容を、志望理由書でもそのまま繰り返してしまいそうです。役割をどう分ければいいでしょうか。











課題レポートは「活動を振り返って何を得たか」を掘り下げる文書、志望理由書は「その気づきを踏まえてなぜこの学部のこの分野で学びたいか」を説明する文書、と役割を分けよう。同じ事実を使ってもいいが、課題レポートでは分析の深さを、志望理由書では大学の教育内容との接続を中心に書くと、2つの書類が補い合う関係になる。志望理由書の型を1から考えるのが難しい場合は大学入試の志望理由書の書き方で基本構成を確認したうえで、地域創造学部の6つのコモンズに合わせて書き直すとよい。
対策の順番としては、まず地域創造学部の6つのコモンズのうち自分の興味に近いものを2つ程度絞り込み、次に高校での活動をそのコモンズに関連づけて説明できるか書き出し、最後に課題レポートの内容と重複しすぎていないかを見直します。志望理由書は本人が書くものであり、他人の文章を丸ごと流用したり代筆を依頼したりすることはできません。
面接・プレゼン対策|配点150点の2次選考をどう準備するか
総合型選抜A・Bとも、2次選考の個人面接は1人30分程度で実施され、配点は150点です。1次選考の書類評価が50点満点であることと比べると、2次選考の面接1回の配点は1次選考の3倍にあたります。つまり、書類が通過した後の30分の面接が、200点満点のうち大部分を左右する選考だということです。Aは志望理由書・課題レポートについての質疑応答が中心、Bは課題レポートにおけるプレゼンテーションと質疑応答という構成です。
| 項目 | 総合型選抜A | 総合型選抜B |
|---|---|---|
| 面接時間 | 1人30分程度 | 1人30分程度 |
| 形式 | 個人面接(質疑応答) | 個人面接(課題レポートのプレゼンテーション+質疑応答) |
| 1次選考の配点 | 50点満点 | 50点満点 |
| 2次選考(面接)の配点 | 150点満点 | 150点満点 |
| 合計 | 200点満点 | 200点満点 |











面接の配点が書類の3倍もあると知ると、書類が通ったら安心、ではなく、面接本番までの準備量を増やす必要があると分かります。











そのとおり。書類選考を通過した後こそが本番だと考えよう。志望理由書・課題レポートに書いた内容について、想定される質問(なぜその活動をしたのか、なぜ奈良県立大学・地域創造学部なのか、入学後にどのコモンズをどう学びたいか)を自分で洗い出し、30分間、話が浅くならないよう深掘り質問にも答えられる状態まで準備を重ねよう。Bの場合はプレゼンテーションの構成・時間配分も並行して練習が必要だ。
対策としては、まず志望理由書・課題レポートに書いた固有名詞・数字・エピソードを自分で説明できるようにし、次に「なぜ」を3段階ほど掘り下げた想定問答を作成します。Bを受験する人は、プレゼンテーションの時間配分(探究活動の背景・方法・結果・考察・今後の学びへの接続)を決め、時間を計って練習してください。面接・プレゼンとも、暗記した文章を読み上げるのではなく、質問に応じてその場で自分の言葉に言い換えられるかどうかが評価されます。
「志望理由は何ですか」のような基本の問いだけでなく、「その活動でうまくいかなかったことはありましたか」「もし別の方法を取るとしたらどうしますか」といった深掘り質問まで想定して準備すると、30分の面接で話が途切れにくくなります。
3次選考(共通テスト)の得点率戦略|A・Bで異なる必須科目
2次選考の合格者は、最後に令和9年度大学入学共通テストの得点率で最終判定されます。総合型選抜Aは、国語・外国語の2教科2科目に加え、別表(地理歴史・公民・数学・理科・情報)から1教科1科目以上を受験することが条件で、この3科目それぞれの得点率が5割以上、かつそのうち1科目は7割以上であることが最終合格の基準です。総合型選抜Bは、数学『数学II,数学B,数学C』・外国語の2教科2科目に加え、同じ別表から1教科1科目以上を受験し、同様に各科目5割以上・うち1科目7割以上が基準になります。
| 方式 | 共通テストの必須科目 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 総合型選抜A | 国語+外国語+別表から1教科1科目 | 3科目とも得点率5割以上、かつ1科目は7割以上 |
| 総合型選抜B | 数学(数学II,数学B,数学C)+外国語+別表から1教科1科目 | 3科目とも得点率5割以上、かつ1科目は7割以上 |
この仕組みが意味するのは、共通テストが「加点材料」ではなく「合否を決める最終関門」だということです。2次選考の面接でどれだけ高い評価を得ても、共通テストの必須科目のどれか1つでも得点率5割を下回れば、その時点で最終合格になりません。逆に、3科目とも5割は超えていても、どの科目も7割に届かなければ、やはり基準を満たせません。「幅広く5割」と「1科目は突出して7割」の両方が同時に必要です。











総合型選抜だからといって、一般選抜の受験生ほど共通テストに力を入れなくていい、というわけにはいかないんですね。











むしろ一般選抜の受験生と同じかそれ以上に、共通テストの得意科目を1つ作っておく必要がある。Aなら国語か外国語のどちらかを7割ラインまで伸ばす、Bなら数学II・B・Cか外国語のどちらかを7割ラインまで伸ばす、という目標を、出願前の時点で決めておこう。2次選考の面接対策とは別に、共通テスト科目の学習時間を週の計画に必ず組み込むことが欠かせない。
対策の順番としては、まず自分がA・Bどちらに出願するかを決めた時点で、共通テストの3科目(Aは国語・外国語・別表1科目、Bは数学II,B,C・外国語・別表1科目)を確定します。次に、10月の2次選考(面接)までは書類・面接対策を中心にしつつ、共通テスト科目の基礎学力も落とさないよう毎週の演習を続け、2次選考の結果通知(10月30日)以降は1月16日・17日の共通テストに向けて、得点率5割・7割のラインを模試で継続的に測定してください。
📚 用語解説
得点率のハードル方式(3次選考):総合型選抜A・Bの3次選考は、共通テストの点数を1次・2次の200点に加算する方式ではなく、指定科目の得点率が基準(各5割以上・うち1科目7割以上)に達しているかどうかで最終合格・不合格を判定する仕組みです。2次選考まで合格していても、この基準を満たせなければ最終合格になりません。
出願日程と一般選抜との並行計画|専願だからこそ切り替えも準備する
令和9年度入学者選抜要項によると、総合型選抜A・Bの出願期間は2026年9月3日(木)〜9月9日(水)(当日消印有効)、1次選考結果通知は10月2日(金)、2次選考(面接)は10月17日(土)、2次選考結果通知は10月30日(金)、3次選考(共通テスト)は2027年1月16日(土)・17日(日)、最終合格発表は2027年2月6日(土)です。入学手続は2027年2月17日(水)必着(入学料・入学手続書類)、2027年3月27日(土)必着(卒業証明書)となっています。
| 選抜方式 | 出願期間 | 最終的な結果が出る時期 |
|---|---|---|
| 総合型選抜A・B | 2026年9月3日〜9日 | 2027年2月6日(最終合格発表) |
| 学校推薦型選抜・社会人選抜 | 2026年11月1日〜8日 | 2026年12月9日(合格発表) |
| 一般選抜(前期日程) | 2027年1月25日〜2月3日 | 2027年3月7日(合格発表) |
| 一般選抜(公立大学中期日程) | 2027年1月25日〜2月3日 | 2027年3月21日(合格発表) |
総合型選抜A・Bは専願(合格したら入学を確約)ですが、それは同時に「不合格だった場合は一般選抜に切り替える」という選択肢を最初から用意しておく必要があることも意味します。最終合格発表は2027年2月6日で、一般選抜前期日程の試験は2月25日、公立大学中期日程の試験は3月8日です。総合型選抜の対策だけに時間を使い切ってしまうと、万が一の場合に一般選抜へ切り替える時間が足りなくなります。











総合型選抜に集中していると、一般選抜の勉強がおろそかになりそうで心配です。専願だから一般選抜は考えなくていい、というわけにはいかないんですね。











そのとおり。専願とは「合格したら入学する」という条件であって、「不合格になったときの備えを放棄する」という意味ではない。共通テストの対策は総合型選抜の3次選考にも一般選抜にも共通して使えるから、9月の出願準備と並行して、共通テスト科目の学習は止めずに続けよう。奈良県立大学の一般選抜(前期・中期)に向けた勉強法は奈良県立大学に合格する塾の選び方でも確認できる。
対策の順番としては、9月の出願までに志望理由書・課題レポートを仕上げつつ、10月の面接対策と共通テスト科目の学習を並行し、1月の共通テスト本番、2月6日の最終合格発表を待つ間も一般選抜前期(2月25日)の対策を止めないことです。総合型選抜の準備スケジュール全体を、学校推薦型選抜・一般選抜と同じ年間計画表に書き込み、どの時期にどちらへ比重を置くかを事前に決めておいてください。総合型選抜・学校推薦型選抜の準備の型そのものを確認したい場合は総合型選抜・学校推薦型選抜 完全ガイドも参考にできます。
奈良県立大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から言います。志望理由書を一度添削してもらう、面接練習を数回だけ受ける、といった「普通の対策」だけでは、奈良県立大学の総合型選抜に受かるのは厳しいです。募集人員がA・B各5名という狭い枠に対して、書類(50点)、面接(150点)、共通テストの得点率(各5割以上・1科目7割以上)という3段階すべてを、9月の出願から翌年1月の共通テストまで4か月以上かけて仕上げる必要があるからです。
この記事で確認したとおり、Aは志望理由書・調査書を含む出願書類全体と質疑応答中心の面接、Bは探究活動の課題レポートとプレゼンテーション、そしてどちらも面接後に共通テストの得点率という別基準が待っています。必要なのは1回の添削や1回の面接練習ではなく、書類・面接・共通テストを同時並行で、出願前から毎日の行動に落とし込む仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は「鬼管理」とはです。
独学・参考書だけでは3段階の期限管理が抜けやすい
独学では公式要項を読んで内容を理解することはできますが、①の限界が残ります。「学びの現在地」の2,000字を書き上げること、志望理由書を6つのコモンズに結びつけること、面接の想定問答を作ること、共通テストの得点率を5割・7割まで引き上げることは、それぞれ別の作業です。情報を知っていても、10月の面接と1月の共通テストという2つの締切を同時に管理し続けるのは、本人任せでは抜けが生じやすくなります。
映像授業・アプリでは書類対策と共通テスト対策が別々のままになる
映像授業やアプリは共通テスト科目の基礎知識を得るには有効ですが、①と②の限界に当たります。動画を見て国語や数学の解法を学んでも、それを総合型選抜Aの志望理由書や総合型選抜Bの課題レポートにどう結びつけるかは、個別に考える必要があります。視聴を進めることと、出願書類の完成度を上げることは別の作業のままです。
集団授業の大手予備校では募集5名の狭い枠に合わせにくい
集団授業は多数の受験生に共通する一般選抜の科目指導には向いていますが、②の限界が残ります。奈良県立大学の総合型選抜はA・B各5名という小さな枠であり、地域創造学部の6つのコモンズという固有の学びに志望理由をどう結びつけるかまで、集団カリキュラムでは一人ひとりに合わせられません。
一般的な個別指導塾では週1回以外の修正が遅い
一般的な個別指導は本人に合わせた指導ができても、授業が週1回であれば③の限界に当たります。課題レポートの評価観点A〜Dのどれが弱いか、共通テストの得点率が5割に届いているか、面接の想定問答に矛盾がないかは、日々変化していきます。週1回の面談を待つ間に修正の機会を失えば、9月出願・10月面接・1月共通テストという短い期間の中で挽回が難しくなります。
- 独学・参考書のみ: 締切管理と書類・共通テストの統合ができない
- 鬼管理専門塾: 出願・面接・共通テストを1日単位で統合管理する
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①情報から行動への変換、②本人固有の志望理由・探究活動への接続、③毎日・毎週の修正頻度のどれかが欠けます。だから、奈良県立大学の総合型選抜A・Bという狭い枠を、出願から共通テストまで1日単位で管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来塾の3つの限界を6つの仕組みで解消します。奈良県立大学の総合型選抜A・Bでは、課題レポート「学びの現在地」、志望理由書、面接・プレゼン対策、共通テストの得点率対策という複数の作業を一つの計画へ統合し、書類の完成度と共通テストの得点率の両方を、出願から最終合格発表まで毎日・毎週の確認で管理します。
- 鬼管理専門塾: 毎日×A/B個別計画
- 独学: 本人だけで管理
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
奈良県立大学の志望方式(A・B)に合わせ、「課題レポートを1章書く」「共通テストの過去問を1科目解く」のように、書類・共通テスト対策を一日単位の数値目標へ落とし込みます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
総合型選抜Aは志望理由書・質疑応答、総合型選抜Bは探究活動の課題レポート・プレゼンというように、本人が出願する方式と得点率の伸び具合に合わせて優先順位を毎週組み替えます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
課題レポートの評価観点A〜Dの完成度、共通テストの得点率(5割・7割の基準到達状況)、面接の想定問答の一貫性を毎週の確認テストと面談で測り、遅れをその週のうちに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳しい選考を通過した専属講師が、出願資格の確認から共通テストの得点率対策までを一貫して管理します。公開されている講師満足度アンケートも、指導体制を検討する材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験コースには総合型選抜・推薦入試特化のコースがあり、奈良県立大学の総合型選抜A・Bのような小さな募集枠にも対応します。共通テスト対策は一般選抜と共有できる範囲を整理し、二重の負担を避けます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
課題レポートや面接対策で生まれた疑問はLINEでいつでも質問でき、Zoomの無料説明会には保護者も同席できます。現在の履修状況(数学II・B・Cの履修有無)や志望理由の方向性を共有したうえで相談できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象・適用条件の詳細は無料説明会で確認してください(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/ )。指導方針と日々の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。まず無料説明会で、A・Bどちらを志望するか、現在の課題レポート・志望理由書の進み具合、共通テストの得点率をもとに、最初の1週間で行う課題を相談できます。
奈良県立大学の総合型選抜A・B対策を無料説明会で相談できます
まとめ|公式要項から奈良県立大学の総合型選抜対策を始める
| 確認項目 | 総合型選抜A | 総合型選抜B |
|---|---|---|
| 募集人員 | 5名 | 5名 |
| 出願要件 | 高校卒業見込み等+入学確約 | Aの要件+数学II,B,Cの履修 |
| 1次選考(50点) | 出願書類全体を総合評価 | 探究活動の課題レポートを重視 |
| 2次選考(150点) | 個人面接(質疑応答)30分 | 課題レポートのプレゼン+質疑応答30分 |
| 3次選考(共通テスト) | 国語・外国語+別表1科目、各5割以上・1科目7割以上 | 数学II,B,C・外国語+別表1科目、各5割以上・1科目7割以上 |
奈良県立大学の総合型選抜は、大学名やイメージだけで語れる入試ではありません。最短の準備は、競合サイトの一般論から志望理由書を書き始めることではなく、令和9年度入学者選抜要項を開き、自分がA・Bどちらの出願資格を満たすかを確認することです。その後、課題レポート・志望理由書の作成、面接・プレゼンの反復練習、共通テストの得点率対策を並行して進めてください。
評価されるのは、出願資格を満たしている事実と、活動を通じた気づきを地域創造学部の学びに接続できているかと、面接・共通テストという当日のアウトプットです。書類だけ、面接だけ、共通テストだけのどれか一つが強くても、他の基準を満たせなければ最終合格にはつながりません。出願前の今から、A・Bの判断、書類作成、面接準備、共通テスト対策を一つの計画にまとめましょう。
奈良県立大学の総合型選抜対策を日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 奈良県立大学の総合型選抜A・Bはどちらが受かりやすいですか?
A. 公式要項に方式別の倍率は記載されておらず、どちらが受かりやすいかは比較できません。Aは出願書類全体と質疑応答中心の面接、Bは探究活動の課題レポートとプレゼンテーション、さらに共通テストの必須科目も異なるため、自分の活動内容と数学II・B・Cの履修状況から出願資格・評価内容に合う方式を選んでください。
Q. 総合型選抜Aと総合型選抜B、両方に出願できますか?
A. 令和9年度入学者選抜要項には、A・B両方への同時出願を認める記載はありません。募集人員はA・Bそれぞれ5名として別に設定されており、出願にあたってはどちらか一方の出願資格・選考内容を確認したうえで選択する必要があります。不明点は教務・入試課(0742-93-5261)へ確認してください。
Q. 総合型選抜Bは数学が苦手だと出願できませんか?
A. 出願資格として「数学II、数学B、数学Cを履修しており、一定の理数系の知識および能力を有している者」が条件です。履修していることが前提であり、成績の具体的な数値基準は示されていません。ただし1次選考では探究活動の課題レポートが重視され、3次選考では数学II,B,Cが共通テストの必須科目になるため、数学の基礎学力は必要です。
Q. 課題レポート「学びの現在地」は何文字で、何を書けばよいですか?
A. 2,000字以内です。高校等での学びの活動や自らの問題意識にもとづき取り組んだ活動を振り返り、大学でどのように学びや活動を深めたいかを記します。活動を紹介するだけでは不可とされており、そこから得た気づきを書く必要があります。表やグラフの文字数は2,000字に含まれません。
Q. 2次選考の面接では何が問われますか?
A. 総合型選抜Aは1人30分程度の個人面接(質疑応答)、総合型選抜Bは同じく30分程度で課題レポートのプレゼンテーションと質疑応答が行われます。配点は1次選考の50点に対し150点と大きく、志望理由書・課題レポートの内容を自分の言葉で説明できるかが重視されます。
Q. 面接に合格すればそれで合格が決まりますか?
A. いいえ。2次選考(面接)の合格者は、さらに3次選考として令和9年度大学入学共通テストの成績で判定されます。指定された3科目それぞれの得点率が5割以上、かつそのうち1科目は7割以上でなければ、最終合格にはなりません。面接後も共通テスト対策を継続する必要があります。
Q. 総合型選抜A・Bは専願(合格したら必ず入学)ですか?
A. 出願資格に「本学への入学を強く希望し、合格した場合には、入学することを確約できる者」という条件があり、実質的に専願です。他大学との併願自体を禁じる文言は要項に明記されていませんが、合格した場合は入学することが前提の制度である点を理解したうえで出願してください。
Q. 総合型選抜が不合格だった場合、一般選抜に切り替えられますか?
A. はい。総合型選抜A・Bの最終合格発表(2027年2月6日)の後も、一般選抜前期日程(試験日2027年2月25日)・公立大学中期日程(試験日2027年3月8日)が実施されます。総合型選抜の対策で共通テスト科目の学習を継続していれば、一般選抜への切り替えがしやすくなります。
Q. 対策はいつから始めるべきですか?
A. 出願は2026年9月3日〜9日です。課題レポート・志望理由書は本人が書くものであり、活動の振り返りや探究活動の整理には時間がかかるため、夏休み前から準備を始めるのが理想です。数学II・B・Cの履修状況(総合型選抜Bを検討する場合)も高2のうちに確認しておいてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





