
山口県立大学の総合型選抜を調べると、国際文化学部・社会福祉学部・看護栄養学部で学科ごとに出願要件や配点がバラバラで、しかも看護学科と栄養学科は今までなかった総合型選抜が新しく始まると聞きました。どこから確認すればいいのか分かりません。











山口県立大学は大学共通の総合型選抜を1本実施しているのではなく、6学科がそれぞれ独自のアドミッション・ポリシーに基づいて出願要件・配点・二次選抜の内容を決めている。この記事では2027年度(令和9年度)の公式公表資料を基準に、学科別の募集人員、出願要件、一次選抜と二次選抜の配点、選考内容、日程を同じ軸で比べる。最後に、出願資格の確認から二次選抜対策までの準備順も示すよ。
山口県立大学の総合型選抜対策で最初にすべきことは、自己推薦書を書き始めることではありません。まず、志望学科が2027年度に総合型選抜を実施しているか、自分がその出願要件をすべて満たせるかを確認します。国際文化学科は評定と英語資格の組み合わせ、文化創造学科は5教科のうち2教科の評定、情報社会学科は全体評定、社会福祉学科は国語と地理歴史・公民の評定、看護学科は評定と英語資格、栄養学科は評定と、入口条件が学科ごとにまったく異なります。
この記事は、山口県立大学が公式サイトで公表している令和9年度(2027年度)入学者選抜の実施に係る第3次公表(予告)(2025年9月26日公表)を一次情報として、受験生が判断しやすい順序へ再構成しています。山口県立大学の一般選抜・偏差値情報を含む学部別の学習戦略は山口県立大学に合格するには?受験対策や勉強法を徹底解説も参考にし、総合型選抜だけに学習を偏らせず、一般選抜との並行計画を作ってください。
この記事が根拠にする「第3次公表(予告)」は2025年9月26日時点の公式予告であり、大学自身も「あくまでも予定であり、今後内容が変更となる可能性がある」と明記しています。出願直前には山口県立大学公式サイトの学生募集要項【総合型選抜】本体で、出願要件・配点・日程が予告どおりか必ず最終確認してください。
目次
- 山口県立大学の総合型選抜は6学科で実施【結論】
- 2027年度の学科別募集人員と評価配分一覧
- 国際文化学科の総合型選抜|評定3.5+英語3.8か英語資格CEFR B1
- 文化創造学科の総合型選抜|5教科中2教科が3.7以上
- 情報社会学科の総合型選抜|全体評定3.5+講義理解力試験
- 社会福祉学科の総合型選抜|既卒も出願可・国語と地歴/公民が3.5以上
- 看護学科・栄養学科の総合型選抜|2027年度に新規実施
- 総合型選抜の出願日程と欠員時の扱い
- 出願から二次選抜までの準備スケジュール
- 山口県立大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|公式資料から山口県立大学の総合型選抜対策を始める
- よくある質問
山口県立大学の総合型選抜は6学科で実施【結論】
結論から言うと、「山口県立大学の総合型選抜」という一つの試験はありません。2027年度(令和9年度)は、国際文化学部の国際文化学科・文化創造学科・情報社会学科、社会福祉学部の社会福祉学科、看護栄養学部の看護学科・栄養学科の合計6学科で実施されます。このうち看護学科と栄養学科は2027年度に新規追加される方式で、2023〜2025年度は看護栄養学部に総合型選抜そのものがありませんでした。総合型選抜自体も国際文化3学科・社会福祉学科で2025年度に始まったばかりの、大学にとって比較的新しい入試区分です。実施状況の詳細は総合型選抜についてのページで確認できます。
| 学部 | 学科 | 2027年度総合型選抜 |
|---|---|---|
| 国際文化学部 | 国際文化学科 | 実施(定員5名) |
| 国際文化学部 | 文化創造学科 | 実施(定員5名) |
| 国際文化学部 | 情報社会学科 | 実施(定員5名) |
| 社会福祉学部 | 社会福祉学科 | 実施(定員9名) |
| 看護栄養学部 | 看護学科 | 2027年度新規実施(定員4名) |
| 看護栄養学部 | 栄養学科 | 2027年度新規実施(定員2名) |
学科名が似ていても、評価される内容は同じではありません。国際文化学科と情報社会学科は二次選抜で「講義理解力試験」を課しますが、文化創造学科・社会福祉学科・看護学科・栄養学科は「個人プレゼンテーション」が中心です。「総合型選抜は評定が低くても活動実績があれば出願できる」「面接だけで決まる」と考えると、出願要件の段階でずれます。











総合型選抜という名前だけを見て、どの学科も同じような自己推薦書と面接で決まると思っていました。実際は、学科ごとに一次選抜と二次選抜の内容がまったく違うんですね。











そうだね。最初に「学部・学科・2027年度に実施されるか」を固定しよう。そのうえで、出願要件、一次選抜の評価対象、二次選抜の試験内容、配点の4欄を公式資料から抜き出す。出願できるかと、選考を突破できるかは別問題なので、要件確認の後に選考内容を読んで対策を分けることが重要だ。
📚 用語解説
総合型選抜:学力試験の点数だけでなく、自己推薦書・面接・プレゼンテーション・講義理解力試験などを通じて「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を多面的・総合的に評価する入試区分です。旧AO入試に相当し、学校推薦型選抜(学校長の推薦が必須)とは出願の枠組みが異なります。
2027年度に総合型選抜を実施する国際文化学部3学科・社会福祉学部・看護栄養学部2学科の合計6学科を扱います。学校推薦型選抜(県内高校枠・地域貢献人材発掘枠)と一般選抜は制度が異なるため、本記事では総合型選抜に絞って解説します。
2027年度の学科別募集人員と評価配分一覧
募集人員を見ると、山口県立大学の総合型選抜は学部一括ではなく学科単位で細かく定められています。国際文化学部は3学科とも定員5名、社会福祉学部は9名、看護栄養学部は看護学科4名・栄養学科2名です。6学科の合計は30名で、入学定員(国際文化学科50名・文化創造学科45名・情報社会学科40名・社会福祉学科87名・看護学科55名・栄養学科42名)に対する割合は数%〜1割程度にとどまります。合格者が募集人員に満たない場合、その欠員分は一般選抜(前期日程)の募集人員に加えられる仕組みです。
| 学科 | 一次選抜の評価対象・配点 | 二次選抜の評価対象・配点 | 一次合格者の上限目安 |
|---|---|---|---|
| 国際文化学科 | 自己推薦書100点 | 講義理解力試験200点+面接100点=300点 | 15人程度 |
| 文化創造学科 | 自己推薦書100点 | 個人プレゼンテーション200点+面接100点=300点 | 24人程度 |
| 情報社会学科 | 自己推薦書100点 | 講義理解力試験200点+面接100点=300点 | 15人程度 |
| 社会福祉学科 | 自己推薦書100点 | 個人プレゼンテーション100点+面接200点=300点 | 18人程度 |
| 看護学科 | 自己推薦書100点 | 個人プレゼンテーション200点+面接100点=300点 | 16人程度 |
| 栄養学科 | 自己推薦書100点 | 個人プレゼンテーション200点+面接100点=300点 | 8人程度 |
いずれの学科も一次選抜は自己推薦書のみで判定し、二次選抜は一次合格者だけが進みます。ただし一次選抜の合格者数には学科ごとに上限(目安)があり、たとえば文化創造学科は24人程度、栄養学科は8人程度と幅があります。定員5名の学科でも一次合格者上限が15〜24人程度に設定されているため、一次選抜自体は「自己推薦書の完成度」で相当数が絞り込まれることを前提に準備する必要があります。
2023〜2025年度の入試実施結果(入試実施結果(2023〜2025年度))によると、総合型選抜は2023・2024年度は全学科「実施なし」で、2025年度に国際文化学科(志願35・受験35・合格5・実質倍率7.0倍)、文化創造学科(志願31・受験31・合格5・実質倍率6.2倍)、情報社会学科(志願15・受験15・合格5・実質倍率3.0倍)、社会福祉学科(志願30・受験30・合格9・実質倍率3.3倍)で初めて実施されました。看護栄養学部(看護学科・栄養学科)は2025年度もまだ実施実績がなく、2027年度が文字どおりの初回実施です。過去の倍率データが存在しない以上、看護学科・栄養学科の総合型選抜を「例年並みの倍率」で語ることはできません。











国際文化学科の実質倍率が7.0倍というのは、2025年度に総合型選抜が始まったばかりで、まだ1回分のデータしかないということですよね。看護学科・栄養学科にいたっては過去のデータが全くない。











そのとおり。1回分の倍率や、実績ゼロの新設方式を「難易度の目安」として過信するのは危険だ。大切なのは倍率の過去実績よりも、募集人員・一次選抜の合格者上限・出願要件を公式資料でそのまま受け止め、自分がその要件を満たせるかを先に判定することだよ。
📚 用語解説
実質倍率:受験者数を合格者数で割った数値で、実際に受験した人数に対してどれだけ合格したかを示します。志願者数を合格者数で割った「志願倍率」とは異なり、出願後に受験を辞退した人数の影響を受けません。総合型選抜の実質倍率は募集初年度ほど母数が少なく、年度による振れ幅が大きい点に注意が必要です。
6学科合計30名という数字は大学全体の規模感をつかむには便利ですが、実際に出願できるのは自分が要件を満たす1学科だけです。学科ごとの募集人員・一次選抜の上限・出願要件を、志望する学科の行だけに絞って確認してください。
国際文化学科の総合型選抜|評定3.5+英語3.8か英語資格CEFR B1
国際文化学科の総合型選抜は、全国(山口県を含む)の高等学校等を2027年3月に卒業見込みの者を対象に、次の①か②いずれかの条件を満たす必要があります。①調査書の「全体の学習成績の状況」が3.5以上、かつ調査書の外国語または英語の「教科の学習成績の状況」が3.8以上、②英語資格・検定試験の成績がCEFRの基準でB1レベル以上(出願期間初日から遡って2年以内に受験したもの)。どちらか一方の条件を満たせば出願要件はクリアです。
| 資格・検定試験 | CEFR B1相当のスコア・基準値 | 備考 |
|---|---|---|
| 英検(実用英語技能検定) | CSEスコア1950 | 2級以上の試験を二次試験まで受験した者に限る |
| GTEC(4技能版) | 930 | |
| TEAP(4技能版) | 225 | |
| TEAP CBT | 420 | |
| ケンブリッジ英語検定 | 140、またはPET(B1 Preliminary)以上の認定 | |
| IELTS | 4.0 |
資格・検定試験は4技能すべてを受験する必要があり、スコアを基準とするものは合否そのものは問われません。①評定ルートと②資格ルートのどちらで出願要件を満たすかによって、準備すべきものがまったく変わります。評定ルートなら高校の成績管理、資格ルートなら英語4技能試験のスケジュール管理が出願前の最優先事項になります。
一次選抜は自己推薦書100点のみで判定し、合格者の上限は15人程度です。自己推薦書では、文章の表現力とともに、高校時代に意欲的に取り組んできたこと、その経験を活かして大学入学後にどのようなことに取り組みたいか、卒業後は社会にどのように貢献したいかという観点から、思考力・判断力・表現力及び主体性が評価されます。二次選抜は講義理解力試験200点+個人面接100点の合計300点で、講義理解力試験では本学教員による模擬講義を受講してレポートを作成し、そのレポートに基づいてプレゼンテーションを行います。











評定が3.5に届かなくても、英検準1級相当のスコアがあれば出願できるということですね。逆に英語が苦手でも、評定と英語系教科の成績さえクリアしていれば出願できる。











そのとおり。どちらか一方で出願要件を満たせばいいというのは、受験生にとって選択肢が広がる仕組みだ。ただし出願要件を満たした後の講義理解力試験は、模擬講義を聞いてレポートにまとめ、その場でプレゼンテーションする力が問われる。評定や資格で満足せず、初めて聞く内容を整理して発表する練習を並行して積んでおこう。
📚 用語解説
CEFR(セファール):外国語の運用能力を測る国際的な指標で、A1(初級)からC2(最上級)までの6段階があります。B1は「自立した言語使用者」の入口段階で、日常的な話題について簡単な意見交換ができるレベルの目安とされます。英検・GTEC・TEAP・IELTS等の各試験のスコアをCEFRの段階に換算して出願資格を判定する大学が増えています。
英語資格は種類だけでなく、出願期間初日から遡って2年以内という受験期限、4技能すべての受験、出願時提出書類(合格証明書・スコア証明書・成績表など)が学科ごとに指定されています。スコア画面の印刷だけで代用できるとは限らないため、証明書の発行にかかる日数も含めて早めに確認してください。
文化創造学科の総合型選抜|5教科中2教科が3.7以上
文化創造学科の総合型選抜は、全国(山口県を含む)の高等学校等を2027年3月に卒業見込みの者を対象に、調査書の国語、外国語または英語、地理歴史、芸術(開設されていない場合は美術または音楽で代替)、数学、情報の6教科のうち、「教科の学習成績の状況」が3.7以上の教科が2教科以上あることが出願要件です。全体の学習成績の状況(いわゆる全体評定)ではなく、6教科のうち成績のよい2教科を使う点が国際文化学科・情報社会学科とは異なります。
| 評価対象 | 配点 | 内容 |
|---|---|---|
| 自己推薦書(一次選抜) | 100点 | 高校時代の取り組みと入学後・卒業後の展望 |
| 個人プレゼンテーション(二次選抜) | 200点 | 与えられた課題への理解と発表資料の作成・発表 |
| 面接(二次選抜) | 100点 | 地域文化を創造する上で求められる意欲・思考力・表現力 |
一次選抜の合格者上限は24人程度と、国際文化学科・情報社会学科(各15人程度)より広めです。二次選抜では個人プレゼンテーションが最大の配点(200点)を占め、与えられた課題(文章・図表等を含む)について内容を理解し、自らの考えをまとめた発表資料(文章及び絵図など)を作成してプレゼンテーションを行います。知識・理解だけでなく、思考力・判断力・表現力・主体性まで総合的に評価されるため、事前に「完成した作品を暗記する」対策では対応できません。
出願要件が「全体評定」ではなく「6教科中2教科」である点は、得意教科に偏りがある受験生にとってチャンスにも制約にもなります。芸術や地理歴史が得意で全体評定はやや低い受験生でも出願要件を満たせる一方、国語・外国語・地理歴史・芸術・数学・情報のいずれもが平均的にしか伸びていない受験生は、6教科のうちどの2教科で3.7以上を狙うか早めに決めて対策する必要があります。











全体の評定ではなく、6教科のうち2教科だけ3.7以上あればいいというのは意外でした。得意教科を伸ばす戦略が立てやすそうです。











そのとおり。ただし2教科の評定を満たすことと、二次選抜のプレゼンテーションで評価されることは別問題だ。得意教科の評定を確保しつつ、与えられた課題を短時間で理解し、自分の考えを絵図や文章でまとめて発表する練習を並行して積んでおこう。地域文化に関するニュースや資料を定期的に読む習慣も有効だ。
📚 用語解説
教科の学習成績の状況:調査書に記載される指標のうち、特定の教科(国語・外国語・地理歴史など)ごとに算出される評定平均です。全科目を合算した「全体の学習成績の状況」とは別の数値として扱われるため、志望学科がどちらを出願要件に使っているかを、高校の進路担当者や調査書と必ず照合してください。
与えられた課題への対応が中心のため、完成原稿の丸暗記では通用しません。地域文化・日本文化に関するテーマで、制限時間内に資料を作り発表する練習を繰り返し、質問への即答力も同時に鍛えてください。
情報社会学科の総合型選抜|全体評定3.5+講義理解力試験
情報社会学科の総合型選抜は、全国(山口県を含む)の高等学校等を2027年3月に卒業見込みの者を対象に、調査書の「全体の学習成績の状況」が3.5以上であることが出願要件です。国際文化学科のような英語資格ルートはなく、全体評定のみで判定されるシンプルな要件になっています。一次選抜は自己推薦書100点、合格者の上限は15人程度です。
| 選抜段階 | 評価対象 | 配点 |
|---|---|---|
| 一次選抜 | 自己推薦書 | 100点 |
| 二次選抜 | 講義理解力試験 | 200点 |
| 二次選抜 | 面接(個人面接) | 100点 |
二次選抜の講義理解力試験は、国際文化学科と同じ形式で、本学教員が行う模擬講義を受講し、その内容についてレポートを作成したうえでプレゼンテーションを行います。知識・理解だけでなく、思考力・判断力・表現力及び主体性が点数化される点も共通です。情報社会学科ならではの観点としては、面接で「情報が持つ価値や社会とのさまざまな接点について自分の考えをまとめる」姿勢が問われる一般選抜の小論文評価基準とも重なる部分があり、情報技術と社会課題を結びつけて考える習慣が土台になります。
出願要件が全体評定のみとシンプルな分、一次選抜(自己推薦書)と二次選抜(講義理解力試験・面接)での差別化がより重要になります。自己推薦書では、高校時代に意欲的に取り組んできたことを情報技術・課題解決という学科の学びにどうつなげたいかを具体的に書き、講義理解力試験では初めて聞く講義内容を短時間で構造化してレポートにまとめる訓練が対策の中心になります。











情報社会学科は全体評定だけがシンプルな出願要件なんですね。その分、自己推薦書と講義理解力試験で差がつきやすそうです。











そのとおり。出願要件がシンプルということは、出願できる母集団が広くなりやすいということでもある。一次選抜の合格者上限15人程度に対して定員は5名だから、二次選抜でも相応の絞り込みが起きる。普段からニュースや情報技術に関する記事を読み、要点を200〜400字で要約する練習を続けておこう。
📚 用語解説
講義理解力試験:本学教員による模擬講義を受講し、その内容についてレポートを作成したうえでプレゼンテーションを行う選考方法です。事前に準備した原稿の暗唱ではなく、その場で聞いた内容を理解・整理し、自分の言葉で説明し直す力が評価されます。国際文化学科・情報社会学科の二次選抜で採用されています。
テレビのニュース解説やオンライン講義など、初めて聞く15〜20分程度の話を要約し、自分の言葉で再構成して人に説明する練習を週1回以上続けると、講義理解力試験の形式に慣れやすくなります。
社会福祉学科の総合型選抜|既卒も出願可・国語と地歴/公民が3.5以上
社会福祉学科の総合型選抜は、全国(山口県を含む)の高等学校等を2026年3月に卒業した者、または2027年3月に卒業見込みの者を対象とします。他の5学科が「2027年3月卒業見込み」のみを対象とするのに対し、社会福祉学科(と看護学科)は前年度卒業者も出願できる点が特徴です。出願要件は、調査書の国語、地理歴史または公民の「教科の学習成績の状況」がいずれも3.5以上であることです。
- 国際文化学科: 卒業見込みのみ・評定か資格
- 栄養学科: 卒業見込みのみ・全体3.8
- 看護学科: 既卒可・全体3.8+英語CEFR A2
- 社会福祉学科: 既卒可・国語+地歴/公民3.5
| 評価対象 | 配点 | 内容 |
|---|---|---|
| 自己推薦書(一次選抜) | 100点 | 地域貢献活動等への取り組みと入学後・卒業後の展望 |
| 個人プレゼンテーション(二次選抜) | 100点 | 提示された課題への理解と自分の考えの発表 |
| 面接(二次選抜) | 200点 | 社会福祉を学ぶ意欲・コミュニケーション能力・論理的思考力 |
社会福祉学科は二次選抜の配点比重が他学科と異なり、面接200点+個人プレゼンテーション100点の合計300点のうち、面接の配点が最も大きい設計です。個人プレゼンテーションを通して知識・理解・思考力・判断力・表現力・主体性を確認したうえで、面接では質問への対応能力・表現力から社会福祉を学ぶ意欲、コミュニケーション能力、論理的思考力を重点的に評価します。一次選抜の合格者上限は18人程度、定員は9名です。
出願要件が「国語」と「地理歴史または公民」という2教科の指定である点にも注意が必要です。全体評定ではなく特定教科の評定なので、社会科系科目に強みがある受験生には出願しやすい要件ですが、逆に社会科系の評定が伸びていない場合は、他学科以上に早い段階から教科ごとの評定を意識する必要があります。











社会福祉学科は前年度に卒業した人も出願できるんですね。しかも国語と社会科系の評定が要件だから、理系科目が苦手でも出願要件自体は満たしやすそうです。











そのとおり。ただし出願要件を満たすことと、二次選抜の面接200点で高評価を得ることは別だ。社会福祉に関するニュースや地域の課題を日頃から調べ、自分の意見を第三者に説明する練習を積んでおこう。個人プレゼンテーションと面接で一貫した問題意識を語れるようにしておくことが重要だよ。
📚 用語解説
全体の学習成績の状況:調査書に記載される、高校で履修した全科目の評定平均を指す指標です。国際文化学科・情報社会学科・看護学科・栄養学科はこの「全体」の数値を出願要件に使いますが、文化創造学科は特定6教科中2教科、社会福祉学科は国語と地理歴史・公民という特定教科の評定を使う点が異なります。
2026年3月卒業者が出願する場合、調査書の発行や推薦書・活動報告書の準備を卒業済みの高校に依頼する必要があります。在校生より手続きに時間がかかる可能性があるため、出願期間が近づいてから慌てないよう早めに高校へ相談してください。
看護学科・栄養学科の総合型選抜|2027年度に新規実施
看護栄養学部の看護学科・栄養学科は、2027年度(令和9年度)入学者選抜から総合型選抜が新規に追加されます。2023〜2025年度は看護栄養学部に総合型選抜自体がなく、一般選抜と学校推薦型選抜(県内高校枠・地域貢献人材発掘枠)のみでした。看護学科・栄養学科の詳しい入試情報は山口県立大学看護栄養学部に受かるには?も参考にしてください。
| 学科 | 出願要件 | 一次選抜 | 二次選抜 |
|---|---|---|---|
| 看護学科 | 既卒(2026年3月卒)または卒業見込み・全体評定3.8以上・英語CEFR A2以上 | 自己推薦書100点(合格者上限16人程度) | 個人プレゼンテーション200点+面接100点=300点(合格基準:合計得点率50%以上) |
| 栄養学科 | 2027年3月卒業見込み・全体評定3.8以上 | 自己推薦書100点(合格者上限8人程度) | 個人プレゼンテーション200点+面接100点=300点 |
看護学科は社会福祉学科と同じく既卒者(2026年3月卒業者)も出願できますが、出願要件は全体評定3.8以上に加えて英語資格・検定試験の成績がCEFRの基準でA2レベル以上であることが必要です。A2レベルの基準値は、英検が実用英語技能検定CSEスコア1700(準2級以上を二次試験まで受験した者に限る)、GTEC680、TEAP135、TEAP CBT235、ケンブリッジ英語検定120またはA2 Key以上、IELTS3.0で、国際文化学科のB1基準より一段階やさしい水準に設定されています。また看護学科の二次選抜には「合計得点率50%以上」という独自の合格基準があり、個人プレゼンテーション200点+面接100点の合計300点のうち150点以上を得点しないと、一次選抜を通過していても最終合格になりません。
栄養学科は英語資格の要件がなく、全体評定3.8以上のみが出願要件です。二次選抜は個人プレゼンテーション200点+面接100点で、看護学科と配点構成は同じですが、看護学科のような得点率の合格基準は明記されていません。ただし両学科とも初回実施のため、想定される出願者数・実際の倍率は現時点で未知数です。倍率が「未知数である」こと自体を前提に、評定・資格の要件は着実に満たしたうえで、一般選抜(前期・後期)への切り替えも常に選択肢として持っておく必要があります。











看護学科は既卒でも出願できるのに、英語資格の基準は国際文化学科より少しやさしいんですね。栄養学科は英語資格が不要で、評定だけが要件になっています。











そのとおり。ただし看護学科には二次選抜の合計得点率50%以上という独自のハードルがある。一次選抜を通過しても、二次選抜で半分以上得点できなければ不合格になる仕組みだ。個人プレゼンテーションと面接、どちらか一方に頼らず両方で確実に得点する準備をしておこう。過去の実施実績がないぶん、一般選抜対策もおろそかにしないことが特に重要だよ。
📚 用語解説
個人プレゼンテーション:出題された課題について、一定時間で自分の考えをまとめて発表する選考方法です。看護学科ではプレゼンテーション資料の作成は求められず、口頭での発表力そのものが評価されます。学科によって資料作成の要否や課題の内容が異なるため、志望学科の評価基準を個別に確認してください。
看護学科・栄養学科の総合型選抜は2027年度が初回のため、過去問や体験記に相当する情報がほとんどありません。公式の評価基準(自己推薦書の観点、個人プレゼンテーションで問われる力、面接の評価項目)を一字一句読み込み、一般選抜と並行して準備することが最も確実な対策です。
総合型選抜の出願日程と欠員時の扱い
山口県立大学の学生募集要項【総合型選抜】は、公式サイトの入学者選抜要項・学生募集要項・過去問題のページから確認できます。2026年9月時点で公式サイトの試験日程ページに掲載されている総合型選抜の日程は、出願期間9月4日(金)〜9月14日(月)17時必着、一次選抜(書類審査)合格発表9月30日(水)、二次選抜10月10日(土)、二次選抜合格発表11月1日(日)、入学手続期間11月1日(日)〜11月13日(金)17時必着です。学科ごとに日程が分かれているという記載はなく、公式サイト上は全学科共通の日程として案内されています。
本記事で示した日程は2026年9月時点の公式サイト掲載情報を基にした目安です。年度によって日程が前後する可能性があるため、出願前には必ず学生募集要項【総合型選抜】の該当年度版と大学公式サイトの試験日程ページで、志望学科の確定日程・出願書類・提出方法を確認してください。
総合型選抜において、合格者が各学科の募集人員に満たない場合は、その欠員分が一般選抜(前期日程)の募集人員に加えられます。これは「総合型選抜で不合格でも一般選抜の枠が実質的に減る」ということではなく、逆に総合型選抜の合格者が定員割れした学科ほど、一般選抜(前期日程)の募集人員が増える可能性があるという仕組みです。ただし年度によって欠員の有無は変わるため、一般選抜の募集人員は出願年度の公式最新版で確認してください。
併願については、総合型選抜の出願要件に「合格した場合は、必ず本学に入学する者」という条件が6学科すべてに明記されています。つまり山口県立大学の総合型選抜に合格すれば、他大学の結果にかかわらず入学することが前提です。他大学の総合型選抜・学校推薦型選抜と併願する場合は、それぞれの大学の入学確約条件を混同しないよう、志望順位を出願前に整理しておく必要があります。











総合型選抜で合格したら必ず入学しなければいけないんですね。併願先を考えるときは、山口県立大学を本当に第一志望にできるかを先に決めておく必要があります。











そのとおり。総合型選抜は「合格したら入学する」ことが前提の入試だから、記念受験や滑り止め感覚では出願できない。出願前に、山口県立大学のこの学科で本当に学びたいかを自分の言葉で説明できるかを確認しよう。それが自己推薦書や面接の説得力にもつながる。
📚 用語解説
欠員募集(欠員分の一般選抜への振替):総合型選抜や学校推薦型選抜で合格者数が募集人員に届かなかった場合、その不足分(欠員)を一般選抜(前期日程)の募集人員に上乗せする仕組みです。年度・学科によって欠員が発生するかどうかは異なるため、一般選抜の実際の募集人員は毎年度の公式発表で確認する必要があります。
出願から二次選抜までの準備スケジュール
山口県立大学の総合型選抜は、一次選抜(自己推薦書)と二次選抜(講義理解力試験またはプレゼンテーション+面接)の2段階です。出願期間が9月上旬〜中旬に始まることを踏まえると、高3の夏までに出願要件(評定・英語資格)を確定し、夏休み中に自己推薦書の下書きと二次選抜対策を並行して進める必要があります。総合型選抜だけに時間を使いすぎると、不合格だった場合の一般選抜対策が手薄になるリスクもあるため、学習時間の配分も事前に計画してください。
山口県立大学の一般選抜を含む学部別の入試情報は、国際文化学部については山口県立大学国際文化学部に受かるには?で、大学全体の入試対策は先述の山口県立大学に合格するには?で確認できます。総合型選抜が不合格だった場合でも一般選抜で合格を狙えるよう、総合型選抜の準備と一般選抜の学習を対立させずに両立させる計画を立ててください。











総合型選抜の対策に集中しすぎて、一般選抜の勉強がおろそかになるのが一番怖いですね。二次選抜の結果が出るまで、両方の対策を並行させる必要があります。











そのとおり。総合型選抜は合格すれば入学が確定する魅力的な制度だが、募集人員は各学科5〜9名(看護4名・栄養2名)と少ない。一般選抜の学習時間を確保しながら、出願要件の監査、証明書の準備、自己推薦書の執筆、二次選抜の反復練習を、日ごとに数値化した計画で進めていこう。
山口県立大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。志望理由書を一度添削してもらう、面接の受け答えを一般的な想定問答集で覚えるといった「普通の対策」だけでは、山口県立大学の総合型選抜に受かるのは厳しいです。学科ごとに異なる出願要件(評定・英語資格)を満たしたうえで、講義理解力試験やプレゼンテーションという初見の課題にその場で対応する力まで、一貫して仕上げる必要があるからです。
この記事で確認したとおり、2027年度は国際文化学科が評定3.5+英語3.8か英語資格CEFR B1、文化創造学科が6教科中2教科3.7以上、情報社会学科が全体評定3.5、社会福祉学科が国語+地歴/公民3.5、看護学科が全体評定3.8+英語CEFR A2(かつ二次選抜で合計得点率50%以上)、栄養学科が全体評定3.8と、出願要件だけでも学科ごとにまったく違います。しかも二次選抜は講義理解力試験またはプレゼンテーションという、事前に完成原稿を用意するだけでは対応できない形式です。必要なのは単発の添削ではなく、要件確認・証明書準備・自己推薦書の執筆・二次選抜対策・一般選抜の並行学習を毎日の行動へ変える仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は「鬼管理」とはです。
独学・参考書だけでは学科ごとの要件監査が抜けやすい
独学では公式資料や対策本を読めますが、①の限界が残ります。6学科で異なる出願要件(全体評定・特定教科評定・英語資格CEFR)を正確に照合し、証明書を発行順に依頼し、初見の講義やプレゼン課題を反復練習することは、情報を知ることとは別の作業です。学科の要件を読み違えたまま9月の出願が近づく危険があります。
映像授業・アプリでは講義理解力試験の対策にならない
映像授業やアプリは自己推薦書・面接の一般的な書き方を学ぶには便利ですが、①と②の限界に当たります。国際文化学科・情報社会学科の講義理解力試験は、その場で初めて聞く模擬講義を要約して発表する力を問うため、視聴完了を対策完了とみなすと、本人が実際に「初見の内容を構造化する」練習量が確保できません。
集団授業の大手予備校では学科別の要件差に合わせにくい
集団授業は多数に共通する小論文・面接の基本を扱えますが、②の限界が残ります。全員同じ進度では、英語資格が未達の生徒、社会科系の評定が伸びていない生徒、プレゼンテーションが時間超過する生徒へ別々の優先順位を付けられません。6学科それぞれの出願要件と二次選抜内容を、本人の一日の学習へ落とす作業が不足します。
一般的な個別指導塾では週1回以外の修正が遅い
一般的な個別指導は本人に合わせられても、授業が週1回なら③の限界に当たります。英語資格のスコアが届かない、講義理解力試験のレポートが時間内に書けない、プレゼンテーションと面接の受け答えが矛盾すると分かっても、次の面談まで修正が止まります。9月上旬から出願が始まる総合型選抜では、一週間の放置が大きな遅れになります。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①情報から行動への変換、②学科・本人ごとの計画、③毎日の修正頻度のどれかが残ります。だから、志望学科の出願要件と二次選抜内容を固定し、出願から二次選抜対策までを1日単位で管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来塾の3つの限界を6つの仕組みで解消します。山口県立大学の総合型選抜では、学科別の出願要件(評定・英語資格)・証明書の準備・自己推薦書の執筆・講義理解力試験やプレゼンテーションの対策・一般選抜科目の学習を一つの計画へ統合し、未確認条件や遅れを毎日・毎週の確認で見つけます。
- 鬼管理専門塾: 毎日×学科別個別計画
- 独学: 本人だけで管理
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
志望学科の出願要件に合わせ、「公式資料の評定・英語資格ラインを確認し、証明書の発行を依頼し、自己推薦書を1本仕上げる」のように、要件確認・書類・二次選抜対策を一日の数値へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
国際文化学科の講義理解力試験、文化創造学科・社会福祉学科・看護学科・栄養学科の個人プレゼンテーションなど、本人の志望学科と弱点に合わせて優先順位を変えます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗と毎週の確認テストで、英語資格のスコア、講義要約の完成度、プレゼンテーションの発表時間、面接の受け答えの一貫性を測ります。証明書の遅れや自己推薦書の事実の矛盾も放置せず修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳しい選考を通過した専属講師が、学科ごとの出願要件と本人の状況を区別し、出願・一般選抜・二次選抜の進捗を確認します。公開された講師満足度アンケートも指導体制を検討する材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学・学部特化と総合型選抜・推薦の専門コースを組み合わせ、山口県立大学の学科別条件へ対応します。必要に応じて英語資格対策も含め、一般選抜科目との週間配分まで一つの計画にします。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
公式資料や講義理解力試験の対策方法に関する疑問はLINEで質問でき、Zoomの無料説明会には保護者も同席できます。現在の評定・資格・志望学科を共有し、出願までに必要な準備量を確認できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象・適用条件の詳細は無料説明会で確認してください(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/ )。指導方針と日々の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。まず無料説明会で、志望学科の2027年度出願要件と現在の評定・資格・活動をもとに、最初の一週間で行う課題を相談できます。
山口県立大学の学科別総合型プランを無料説明会で相談できます
まとめ|公式資料から山口県立大学の総合型選抜対策を始める
| 学科 | 出願要件の中心 | 二次選抜の中心 |
|---|---|---|
| 国際文化学科 | 評定3.5+英語3.8、または英語資格CEFR B1 | 講義理解力試験・面接 |
| 文化創造学科 | 6教科中2教科が3.7以上 | 個人プレゼンテーション・面接 |
| 情報社会学科 | 全体評定3.5以上 | 講義理解力試験・面接 |
| 社会福祉学科 | 国語+地歴/公民が3.5以上・既卒可 | 個人プレゼンテーション・面接 |
| 看護学科 | 全体評定3.8+英語資格CEFR A2・既卒可・2027年度新設 | 個人プレゼン・面接(得点率50%以上) |
| 栄養学科 | 全体評定3.8以上・2027年度新設 | 個人プレゼンテーション・面接 |
山口県立大学の総合型選抜は、大学名で一括りにできません。最短の準備は、他大学の記事の型をそのまま流用することではなく、2027年度公式公表資料から志望学科の出願要件を開き、全体評定・特定教科評定・英語資格のどれが条件かを固定することです。その後、出願要件を一行ずつ監査し、証明書の入手、本人による自己推薦書の作成、学科固有の二次選抜演習を並行します。
評価されるのは、出願要件を満たしている事実と、学科で学ぶ目的と、当日その力を再現するアウトプットです。評定や英語資格のどれか一つが高くても、要項が求める残りの条件や二次選抜の内容を代替できません。作業を日単位で数値化し、毎週の得点・発表・進捗から計画を修正しながら、一般選抜の学力も守ってください。
山口県立大学の総合型選抜対策を日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 山口県立大学では全学科で総合型選抜を実施していますか?
A. いいえ。2027年度は国際文化学部の国際文化学科・文化創造学科・情報社会学科、社会福祉学部の社会福祉学科、看護栄養学部の看護学科・栄養学科の6学科で実施されます。看護学科・栄養学科は2027年度に新規追加される方式です。
Q. 看護学科・栄養学科の総合型選抜に過去の倍率はありますか?
A. ありません。2023〜2025年度の入試実施結果を見ると、看護栄養学部(看護学科・栄養学科)は総合型選抜自体が「実施なし」でした。2027年度が初回実施のため、過去の倍率データを対策の目安にすることはできません。
Q. 国際文化学科は評定が3.5に届かなくても出願できますか?
A. 英語資格・検定試験の成績がCEFRの基準でB1レベル以上であれば、評定条件(3.5以上かつ外国語・英語3.8以上)を満たさなくても出願要件を満たせます。英検CSEスコア1950、GTEC930、TEAP225、IELTS4.0などが基準値として示されています。
Q. 文化創造学科は全体の評定平均が低くても出願できますか?
A. 調査書の国語、外国語または英語、地理歴史、芸術、数学、情報のうち、3.7以上の教科が2教科以上あれば出願要件を満たします。全体評定ではなく特定教科の評定を使う点が、情報社会学科などとは異なります。
Q. 社会福祉学科や看護学科は既卒でも出願できますか?
A. はい。社会福祉学科と看護学科は、全国(山口県を含む)の高等学校等を2026年3月に卒業した者、または2027年3月に卒業見込みの者を対象としています。他の4学科は2027年3月卒業見込みの者のみが対象です。
Q. 看護学科の二次選抜は個人プレゼンテーションと面接だけで決まりますか?
A. 配点は個人プレゼンテーション200点+面接100点の合計300点ですが、二次選抜には「合計得点率50%以上」という独自の合格基準があります。一次選抜を通過しても、この基準に届かなければ最終合格にはなりません。
Q. 講義理解力試験とはどのような試験ですか?
A. 本学教員による模擬講義を受講し、その内容についてレポートを作成したうえでプレゼンテーションを行う選考方法です。国際文化学科・情報社会学科の二次選抜で実施され、知識だけでなく思考力・判断力・表現力・主体性が評価されます。
Q. 総合型選抜は他大学と併願できますか?
A. 6学科すべての出願要件に「合格した場合は、必ず本学に入学する者」という条件があります。山口県立大学の総合型選抜に合格すれば入学が前提となるため、他大学の総合型選抜・学校推薦型選抜との併願を検討する場合は、志望順位を出願前に整理してください。
Q. 総合型選抜で合格者が定員に満たない場合はどうなりますか?
A. 合格者が募集人員に満たない場合、その欠員分は一般選抜(前期日程)の募集人員に加えられます。ただし欠員の有無は年度・学科によって異なるため、一般選抜の実際の募集人員は出願年度の公式最新版で確認してください。
Q. 対策はいつから始めるべきですか?
A. 評定・英語資格・活動は短期間では整わないため、高1・高2から意識するのが理想です。受験学年は春に志望学科と出願要件を確定し、夏に証明書の準備と自己推薦書の執筆、二次選抜対策を並行します。出願期間が9月上旬に始まる年度もあるため、夏休み後半を要件確認の開始日にしないでください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





