
東京電機大学の総合型選抜を調べると、AO、とんがりAO、はたらく学生という3つの名前が出てきます。どれも「総合型選抜」なのに対象学部も出願条件も違うようで、自分がどれに出願できるのか整理できません。











東京電機大学は、学部ごとに目的の違う3つの総合型選抜を同時に運用している。この記事では2027年度公式要項を基準に、対象学部・学科、募集人員、出願資格、事前課題や口頭試問を含む選考内容、出願から入学手続までの日程を同じ軸で比べる。最後に一般選抜との並行計画まで示すよ。
東京電機大学の総合型選抜対策で最初にすべきことは、志望理由書を書き始めることではありません。まず、自分の志望学部が2027年度にどの制度を実施しているかを確認します。システムデザイン工学部・未来科学部・理工学部は「総合型選抜(AO)」、工学部は「総合型選抜(とんがりAO)」、工学部第二部(夜間部)は「総合型選抜(はたらく学生)」と、学部ごとに使う制度が最初から決まっているためです。
この記事は、東京電機大学の入試情報サイトで公開されている2027年度要項を一次情報として、受験生が判断しやすい順序へ再構成しています。一般選抜を含む学部別の学習戦略は東京電機大学に最短最速で合格する方法、共通の基礎固めには東京電機大学に受かる参考書ルートも参考にし、総合型選抜だけに学習を偏らせず、一般選抜との並行計画を作ってください。
対象学部一覧は入口です。評定の計算範囲、事前課題の有無、口頭試問の出題科目、とんがり要件の該当項目、学校長推薦の要否は制度ごとに異なります。この記事の表だけで出願可否を決めず、2027年度総合型選抜(AO)・とんがりAO入学者選抜要項の該当ページまで読み、不明点は出願直前ではなく入試センター(TEL 03-5284-5151)へ早めに確認してください。
目次
- 東京電機大学の総合型選抜は3つの制度がある【結論】
- 総合型選抜(AO)システムデザイン工学部|情報システム工学科・デザイン工学科
- 総合型選抜(AO)未来科学部|建築・情報メディア・ロボットメカトロニクス
- 総合型選抜(AO)理工学部|6学系の事前課題と口頭試問
- 総合型選抜(とんがりAO)工学部|とんがり要件20項目で挑む
- 総合型選抜(はたらく学生)工学部第二部|学生職員として学ぶ制度
- 出願資格を比較|評定基準・第一志望・検定料の違い
- 選考内容と対策|書類・事前課題・プレゼン・口頭試問・小論文
- 出願から入学手続までのスケジュール【2027年度】
- 東京電機大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|制度ごとに違う対策を東京電機大学の公式要項から始める
- よくある質問
東京電機大学の総合型選抜は3つの制度がある【結論】
結論から言うと、「東京電機大学の総合型選抜」という一つの試験はありません。2027年度の公式要項は、総合型選抜(AO)(システムデザイン工学部・未来科学部・理工学部)、総合型選抜(とんがりAO)(工学部)、総合型選抜(はたらく学生)(工学部第二部・夜間部)の3制度を別々の要項で公開しています。2027年度入学者選抜要項は2026年6月に公表されました(2027年度 入学者選抜要項公表のお知らせ)。
| 制度名 | 対象学部・学科 | 選考の重点 |
|---|---|---|
| 総合型選抜(AO) | システムデザイン工学部(情報システム工学科・デザイン工学科)、未来科学部(建築学科・情報メディア学科・ロボット・メカトロニクス学科)、理工学部理工学科(6学系) | 活動経験・探究学習・事前課題を書類とプレゼンで評価 |
| 総合型選抜(とんがりAO) | 工学部(電気電子工学科・電子システム工学科・応用化学科・機械工学科・先端機械工学科・情報通信工学科) | 5分類20項目の「とんがり要件」への該当をプレゼンと面接で評価 |
| 総合型選抜(はたらく学生) | 工学部第二部(電気電子工学科・機械工学科・情報通信工学科)夜間部 | 学校長推薦+数学・小論文・面接。合格後は学生職員として勤務しながら通学 |
制度名が似ていても、評価される内容は同じではありません。AOは学科・学系ごとの「求める人物像」に沿った活動経験や探究学習の成果、とんがりAOは「とんがり要件」と呼ぶ20項目のいずれかへの該当、はたらく学生は学校長推薦と当日の数学・小論文・面接です。「総合型選抜は面接だけで受かる」「AOととんがりAOは併願できる」と考えると、制度選択の段階でずれます。実際には、1つの選抜では1つの学科・学系にしか出願できず、AOととんがりAOの併願も認められていません。











工学部を志望する場合はとんがりAO一択で、システムデザイン工学部や未来科学部を志望する場合はAOという住み分けなんですね。両方に出願して可能性を広げる、ということはできないんですか。











できない。要項には、AOは1つの学科・学系のみ出願可能で、とんがりAOとの併願も認めないと明記されている。とんがりAO側にも同じ注記がある。だから最初にやるべきは、複数の制度を比較して有利な方を選ぶことではなく、志望学部が使う制度を1つに確定し、その制度の出願資格を漏れなく満たせるかを確認することだ。
📚 用語解説
総合型選抜:学力試験の点数だけでなく、志望理由や活動経験、書類、面接など多面的な要素で合否を判定する入試区分です。東京電機大学では学部・学科によって評価の重点や必要書類が異なるため、制度名だけで内容を推測せず、要項本文を確認する必要があります。
AO・とんがりAO・はたらく学生の3制度を中心に、対象学部、出願資格、選考内容、日程を解説します。学校推薦型選抜(公募)は総合型選抜とは別制度のため対象外とし、必要な場合は大学公式サイトの当該ページを別途確認してください。
総合型選抜(AO)システムデザイン工学部|情報システム工学科・デザイン工学科
システムデザイン工学部の総合型選抜(AO)は、東京千住キャンパスで実施され、情報システム工学科とデザイン工学科の2学科が対象です。学部が求める人物像は「社会環境の変化と科学技術の革新に対応でき、グローバルな環境で社会が真に必要とするイノベーションを引き起こせる専門技術者」を志し、学部を志望する理由が明確で、学ぶにふさわしい基礎学力と活動経験を有していることです。募集人員は学科とも「若干名」で、1つの学科のみ出願でき、複数学科の併願やとんがりAOとの併願はできません。
| 学科 | 求める経験の例 | 第1次選考の事前課題 |
|---|---|---|
| 情報システム工学科 | 情報オリンピック入賞、学会での研究発表、情報処理系資格、ソフト・ハード開発実績、独自の目標達成経験のいずれか | なし(志願票・志望理由書・活動報告書・調査書を提出) |
| デザイン工学科 | 具体的なアイデアをスケッチ・模型で説明できる、電子回路やプログラミングのものづくり、CG・ゲーム等の作品制作、問題解決経験、公的資格のいずれか | なし(同上) |
この学部の出願資格は、志望学科への入学を第一志望とすることが条件です。他大学との併願自体は妨げられませんが、本選抜に合格した場合は東京電機大学へ入学することが前提になります。学習成績の状況は数学3.5以上かつ外国語3.5以上が必要で、普通科なら数学I・II・A・B・Cと英語コミュニケーションI・IIの履修(中)が条件です。事前課題はなく、志望理由書(800字程度)と活動報告書(1600字程度)、第2次選考のプレゼンテーション10分・個別面接(口頭試問を含む)20分の合計30分で評価されます。
口頭試問は情報システム工学科が数学I・IIの基礎知識です。活動報告書に書く経験は、肩書の大きさではなく、何を目的にどう取り組み、学部でどう活かすかを言語化できているかが重要です。情報オリンピックのような大会実績がなくても、独自の開発・制作を第三者へ説明できる状態に整えれば評価対象になり得ます。











実績の大きさよりも、自分が何を考えて取り組んだかを説明できることが大事なんですね。資格や大会実績がなくても、ものづくりの経験があれば出願を検討できそうです。











そのとおり。ただし活動報告書は1600字程度、志望理由書は800字程度と文字数が決まっている。制作物や活動の背景、工夫、結果、学部での学びへの接続を、この文字数に収まる形で毎週練習しよう。プレゼンテーション10分も同じ内容を声で説明する練習が必要だ。
📚 用語解説
第1次選考・第2次選考:AO・とんがりAOは書類による第1次選考と、プレゼンテーション・面接(口頭試問を含む)による第2次選考の2段階です。第1次選考に合格した人だけが第2次選考に進めるため、書類の完成度を先に固める必要があります。
大会名や資格名の列挙で終わらせず、取り組んだ理由、工夫した点、結果、学部で学びたいことへの接続を書きます。本人が書いた内容を、口頭試問で自分の言葉として説明できるかを事前に練習してください。
総合型選抜(AO)未来科学部|建築・情報メディア・ロボットメカトロニクス
未来科学部の総合型選抜(AO)は東京千住キャンパスで実施され、建築学科、情報メディア学科、ロボット・メカトロニクス学科の3学科が対象です。学部のモットー「プロの能力、豊かな教養」への強い共感と、学部を志望する固有の理由、高い学習意欲を共通で求めたうえで、学科ごとに追加条件があります。
| 学科 | 追加で求められる条件 | 第1次選考の事前課題 |
|---|---|---|
| 建築学科 | 「地域や建築に関連した実績・主張できる能力」または「顕著な活動経験・優れた公的資格」のいずれか | 木造住宅の平面図作成と改善提案(2問構成) |
| 情報メディア学科 | 情報処理やメディア処理の分野で資質を発揮しつつある、またはプログラム・デジタルコンテンツ作成で高く評価された経験 | なし(志願票・志望理由書・活動報告書・調査書を提出) |
| ロボット・メカトロニクス学科 | 数学等の確かな基礎力とものづくりへの意欲を両方満たすこと(必須)。公的資格や活動歴があると望ましい | なし(同上) |
建築学科だけに課される事前課題は、身近な木造住宅を1つ選んで平面図を作成し、将来の家族構成やライフスタイルを想定した問題点を挙げたうえで、簡単な平面図やイラストで改善策を提案するという内容です。生成AIによる図・文章作成は禁止と明記されているため、現地観察や資料調査を自分の手で行う必要があります。第2次選考では、この事前課題に基づく記述の具体性や現地観察の内容が問われます。
出願資格は東京電機大学が求める第一志望条件・卒業要件・履修科目要件に加え、学習成績の状況が数学3.5以上かつ外国語3.5以上です。第2次選考はプレゼンテーション10分・個別面接(口頭試問を含む)20分の合計30分で、口頭試問の範囲は建築学科とロボット・メカトロニクス学科が一般選抜と同等の数学・英語・物理の基礎知識、情報メディア学科が数学I・II・A・B(数列)・C(ベクトル)の基礎知識です。











建築学科だけ事前課題があるので、準備の負荷が学科によって全然違いますね。生成AIの利用が禁じられているのも、自分の観察力を見るためだと分かります。











そのとおり。建築学科志望なら、高3の早い時期から身近な住宅の観察と作図の練習を積む必要がある。情報メディア学科やロボット・メカトロニクス学科は事前課題がない分、活動報告書と口頭試問対策に時間を配分できる。学科ごとに準備の重心が違うことを、志望学科を固定した時点で明確にしておこう。
📚 用語解説
事前課題:出願時に提出する、大学が指定したテーマへの回答資料です。未来科学部建築学科と理工学部の全学系のみ課され、第2次選考の面接・口頭試問でこの内容を踏まえた質問がされます。他の学科・学系には事前課題はありません。
建築学科の事前課題は「生成系AI等による図の利用や文章作成は固く禁じます」と明記されています。理工学部の事前課題でも生成AIの出力をそのまま成果物とすることは不正行為とされています。調べ方や文献引用のルールも要項の記載どおりに守ってください。
総合型選抜(AO)理工学部|6学系の事前課題と口頭試問
理工学部の総合型選抜(AO)は埼玉鳩山キャンパスで実施され、理工学科の理学系・生命科学系・情報システムデザイン学系・機械工学系・電子情報工学系・建築都市環境学系の6学系が対象です。求める人物像は【探究型】(総合的な探究の時間や体験型プログラムを通じて、自ら問いを設定し、論理的に説明し、工学・理学・情報分野の学びと結びつけられる人)と【総合型】(優れた公的資格、顕著な活動歴、突出した活動歴・意欲・個性のいずれかを持つ人)の2ルートがあり、いずれかに該当したうえで学系ごとの関心を満たす必要があります。
- 建築都市環境学系: 数英+観察
| 学系 | 事前課題のテーマ | 第2次選考の口頭試問範囲 |
|---|---|---|
| 理学系 | 数学の文理論、または化学・物理の現象/材料説明から選択 | 数学(IAB数列Cベクトル)・物理基礎・化学基礎から出願時に選択した1科目 |
| 生命科学系 | 5年後の進路計画をQ1〜Q3で回答(各200字以上、文献2件以上引用) | 数学(数III含む)・物理・化学・生物から出願時に選択した1科目 |
| 情報システムデザイン学系 | 生成AIの社会浸透について2設問へ論述 | 数学(IAB数列Cベクトル)+英語(コミュニケーションI・II)+時事問題 |
| 機械工学系 | 身の回りの機械に関わる課題を1つ挙げ、原因・解決策・限界を説明 | 数学I・II+物理(基礎・物理) |
| 電子情報工学系 | 日常の不便さを電子情報工学の技術で解決する提案 | 物理(基礎・物理)の基礎知識のみ |
| 建築都市環境学系 | 身の回りの都市空間・建築物を観察し、課題と改善提案を記述 | 数学(IAB数列Cベクトル)+英語(コミュニケーションI・II) |
理工学部は事前課題が全学系で必須という点で、AO内でもとくに準備負荷が高い区分です。A4用紙3〜5枚程度の分量、黒ボールペンまたはパソコンでの作成、通し番号、文献を引用した場合の出典明記など、書式の指定も細かく決められています。出願資格の学習成績の状況は数学3.3以上かつ外国語3.3以上で、システムデザイン工学部・未来科学部より基準は緩やかですが、事前課題と学系別口頭試問の負荷でそのぶんを補う設計になっています。
さらに理工学部だけの特徴として、出願資格(1)の第一志望条件が適用されません。要項には「理工学部においては、本条件を問わずに他大学との併願を可とする」と明記されており、システムデザイン工学部・未来科学部・とんがりAOの工学部が第一志望+入学前提を条件とするのとは扱いが異なります。











理工学部だけ、第一志望でなくても出願できて、他大学との併願も自由なんですね。事前課題や口頭試問の負荷は重いのに、併願の自由度はいちばん高いという組み合わせは意外でした。











そこが理工学部AOの特徴だ。併願がしやすい分、事前課題と学系別の口頭試問で学力と探究力を厳しく見られる。学系を1つに決めたら、事前課題のテーマに関連する文献を最低2〜3本読み、口頭試問の指定科目を毎週の演習に組み込もう。理系科目の基礎力を落とさないまま探究の記述力を鍛える、両輪の準備が必要だ。
📚 用語解説
探究型・総合型(理工学部AOの2ルート):理工学部AOが示す2つの出願ルートです。探究型は総合的な探究の時間等での問い・分析・考察を重視し、総合型は資格や顕著な活動歴など突出した経験を重視します。どちらか一方に該当すればよく、両方を満たす必要はありません。
総合型選抜(とんがりAO)工学部|とんがり要件20項目で挑む
工学部の総合型選抜(とんがりAO)は東京千住キャンパスで実施され、電気電子工学科・電子システム工学科・応用化学科・機械工学科・先端機械工学科・情報通信工学科の6学科が対象です。求める人物像は「少なくとも一つの分野・ことがらに情熱をもって取り組める素養」を持ち、各学科に関連する分野を第一志望とする受験生で、面接・口頭試問に重きを置き、基礎的な知識・技能と主体的に学ぶ力、表現力や工学的なセンスを総合的に判定します。
| とんがり要件の分類 | 項目数 | 該当例 |
|---|---|---|
| アイデア・創造でとんがり | 6項目 | 人を喜ばせた工作、GitHubでのコード公開、生成AIのSDKを使った制作など |
| 熱中でとんがり | 4項目 | 家電の分解・観察、寝食を忘れた制作、科学技術をテーマにした創作など |
| 好奇心と知識でとんがり | 6項目 | 好きな分野を科学・工学視点で講義できる、探究学習を徹底追究したなど |
| 理系科目でとんがり | 2項目 | 数学の公式の導出過程を踏まえて愛を語れる、理系科目への強い愛着など |
| 電大でとんがり | 2項目 | 電大での学びを生かした製品開発・起業構想、技術者としてのキャリアプランなど |
とんがり要件は自己申告制で、20項目のいずれかに「あてはまる、または類似する」経験・技能があれば出願対象になります。要項は「これらの項目に読み替えることができる」(例:⑩物理・化学への言及を数学に読み替える)とも説明しており、厳密に一致する実績がなくても、とんがり報告書の中で読み替えを申告すれば対象になります。出願資格は工学部を第一志望とすること、学習成績の状況は数学3.3以上かつ外国語3.3以上です。
第2次選考はプレゼンテーション(質疑応答含む)15分・個別面接15分の合計30分で、AO側の10分+20分とは配分が異なります。口頭試問の出題範囲は6学科共通で数学I・IIの基礎的内容です。プレゼンテーションでは、グループ活動なら本人の役割分担、引き継ぎのある活動なら本人の改善点、公的資格なら内容の説明、そして入学後に学びたいことや将来の夢との関係に言及することが留意点として明示されています。











とんがり要件は、特別な受賞歴がなくても「読み替え」で対象になり得るんですね。ただ、20項目のどれに当てはまるかを自分で判断して申告する必要があるので、経験の言語化が重要になりそうです。











そのとおり。とんがり報告書の「問1」で読み替えの根拠を説明する必要がある。まずは20項目を一つずつ自分の経験と照合し、複数該当するなら最も具体的に語れるものを選ぶ。プレゼンテーション15分は、この経験と志望学科・将来像のつながりを一貫して話す練習を繰り返すことが対策になる。
📚 用語解説
とんがり要件:工学部の総合型選抜(とんがりAO)が定める5分類20項目の出願条件です。自己申告制で、類似する経験への読み替えも認められています。とんがり報告書に、該当する項目とその根拠、必要なら読み替えの説明を記入して出願します。
大学公式サイトの総合型選抜(とんがりAO)ページには、とんがり報告書の回答のポイント・書き方のポイント・記入例が掲載されています。20項目を眺めて当てはまりそうな項目を選ぶ前に、必ずこの参考資料で書き方の型を確認してください。
総合型選抜(はたらく学生)工学部第二部|学生職員として学ぶ制度
総合型選抜(はたらく学生)は、経済的な事情等で大学進学に不安を抱えているが学ぶ意欲も働く意欲もある人を支援する制度です。対象は工学部第二部(夜間部)の電気電子工学科・機械工学科・情報通信工学科で、合格すると昼間は東京千住キャンパスの学生職員として勤務しながら、夜間は工学部第二部で学びます。他の2制度と異なり、入学検定料は免除されます。詳細は2027年度総合型選抜(はたらく学生)入学者選抜要項で確認できます。
| 項目 | 2027年度の内容 |
|---|---|
| 出願資格 | 志望学科第一志望かつ勉学と就労の両立意欲、2027年3月高校卒業見込み、学校長からの推薦、全体評定3.5以上かつ数学・外国語・理科3教科平均3.5以上、数学I・II履修(中/済) |
| 出願書類 | 志願票、学校長等による推薦書(厳封)、志望理由書(1200〜1600字)、調査書(厳封) |
| 試験内容 | 数学40分100点(数I・II・A・B数列・C ベクトル)、小論文60分800字、個別面接20分程度(本学教員2名・事務職員1名) |
| 勤務条件 | 原則週6日36時間、単年度契約で最大4年間、業務は各学部実験室等の準備・管理など |
| 給与の目安 | 1年次月額見込み170,340円(令和7年度実績)、1年次年収見込み約2,163,000円(賞与2回を含む) |
はたらく学生の出願資格は、他の2制度と異なり在籍高校の教員による推薦が必須です。学校長、教頭、担任教諭、進路指導教諭のいずれかが、志望学科のアドミッションポリシーに対応する学習歴・活動歴を踏まえて記入し、厳封して提出します。面接では、志望学科を選んだ理由や学びたい事柄に加えて「働きながら学ぶ意欲」「勉学と勤労の両立」が明示的に問われ、学びの適性と学生職員としての適性の両方を測ると要項に記載されています。
合格後も、配属先の希望調査・面接(12月〜2月下旬)、配属先決定(3月中旬)、学生職員としての勤務開始(4月1日)という段階を踏みます。採用後は共済保険への加入が必要になるなど、一般的な総合型選抜合格後の手続きとは異なる準備が発生する点も押さえておく必要があります。











検定料が免除されるだけでなく、合格後に給与を得ながら学べる仕組みなんですね。その分、学校長の推薦や、両立への意欲を面接で具体的に説明できることが重視されるのがよく分かります。











そのとおり。経済的な事情を支える制度だからこそ、志望理由書と面接では「働きながら学び続けられる根拠」を具体的に示す必要がある。アルバイト経験や家庭内での役割分担など、実際に両立してきた事実を、志望学科での学びと結びつけて説明できるように準備しよう。学校の先生に推薦書を早めに依頼することも忘れないでほしい。
📚 用語解説
学生職員:はたらく学生の合格者が、入学後に東京千住キャンパスの各学部・学科等で勤務する身分です。実験室や事務室の準備・管理などが業務内容で、給与や賞与が支給される一方、勤務日数・時間は学内規程で定められています。
要項には「変更になる場合があります」と明記されています。給与額は令和7年度実績を参考値として示したもので、2027年度入学生に確定額として保証されたものではありません。出願前に必ず最新の要項本文と入試センターの案内で確認してください。
出願資格を比較|評定基準・第一志望・検定料の違い
3制度の出願資格を並べると、評定基準(学習成績の状況)と第一志望条件の扱いが制度・学部ごとに異なることが分かります。システムデザイン工学部・未来科学部(AO)は数学3.5以上かつ外国語3.5以上、理工学部(AO)と工学部(とんがりAO)は数学3.3以上かつ外国語3.3以上、はたらく学生は全体3.5以上かつ数学・外国語・理科3教科平均3.5以上です。
| 制度 | 第一志望条件 | 併願の扱い | 入学検定料 |
|---|---|---|---|
| AO(システムデザイン工学部・未来科学部) | 必須(合格したら入学前提) | 他大学併願は妨げないが入学前提あり。学内は1学科のみ・とんがりAOとの併願不可 | 第1次10,000円・第2次25,000円 |
| AO(理工学部) | 対象外(第一志望でなくてよい) | 本条件を問わずに他大学と併願可 | 第1次10,000円・第2次25,000円 |
| とんがりAO(工学部) | 必須(合格したら入学前提) | 他大学併願は妨げないが入学前提あり。学内は1学科のみ・AOとの併願不可 | 第1次10,000円・第2次25,000円 |
| はたらく学生(工学部第二部) | 必須+学校長等の推薦が必要 | 他大学併願は妨げないが入学前提あり | 免除 |
評定基準の数値だけを見て「理工学部やとんがりAOの方が入りやすい」と判断するのは早計です。理工学部AOは全学系で事前課題が必須で、とんがりAOはとんがり要件20項目への該当という別の条件を満たす必要があります。評定基準は出願資格の一つに過ぎず、選考全体の負荷を決めるものではありません。
併願の扱いも制度ごとに文言が異なります。「他大学との併願を妨げない」という表現は、他大学を受けてよいという意味であり、合格した場合に東京電機大学以外へ進学してよいという意味ではありません。理工学部AOだけがこの前提条件自体の対象外である点を、志望学部を決める際の判断材料にしてください。











数字だけを比べて「評定が低くて済む制度が楽」と考えるのは危険なんですね。事前課題やとんがり要件のような、数字に現れない条件もセットで確認する必要があります。











そのとおり。出願資格は「満たせるか満たせないか」の入口判定であって、難易度そのものではない。評定基準、履修科目、事前課題の有無、とんがり要件、学校長推薦の要否を、志望する制度の欄だけ一行ずつ照合し、未確認のまま出願準備を進めないようにしよう。
📚 用語解説
学習成績の状況:調査書に記載される評定平均のことです。全体の値だけでなく、数学・外国語(・理科)など特定教科の値、対象となる学年・学期の範囲は制度ごとに定められています。自己計算だけに頼らず、学校の調査書原本で確認してください。
選考内容と対策|書類・事前課題・プレゼン・口頭試問・小論文
AO・とんがりAOは第1次選考(書類)と第2次選考(プレゼンテーション・個別面接、学系により口頭試問の科目が異なる)の2段階です。はたらく学生は1次・2次の区分がなく、出願書類の提出後、試験当日に数学・小論文・面接の3種目を一度に実施します。設計の考え方が異なるため、同じ「総合型選抜」でも準備の組み方を分ける必要があります。
| 準備項目 | AO | とんがりAO | はたらく学生 |
|---|---|---|---|
| 書類 | 志望理由書800字程度・活動報告書1600字程度・調査書 | とんがり報告書・調査書 | 推薦書(学校長等)・志望理由書1200〜1600字・調査書 |
| 事前課題 | 未来科学部建築学科・理工学部全学系のみ | なし | なし |
| 当日試験 | プレゼン10分+面接(口頭試問含む)20分 | プレゼン15分+面接15分(口頭試問は数I・II共通) | 数学40分100点+小論文60分800字+面接20分程度 |
| 評価者 | 各学科・学系の選考委員 | 各学科の選考委員 | 本学教員2名・事務職員1名 |
共通する対策の軸は「書類に書いた事実を、当日その場で言葉にできるようにする」ことです。志望理由書や活動報告書、とんがり報告書、推薦書に書かれた内容と、本人が口頭で説明する内容が食い違うと、面接・口頭試問での評価が下がります。毎週、書類の主張を要約して声に出す練習、想定質問への回答練習、数学・理科・小論文の基礎演習を組み合わせてください。
口頭試問の出題範囲は学部・学科・学系ごとに違うため、汎用的な「面接対策本」だけでは対応できません。志望する区分の出題科目(例:理工学部電子情報工学系なら物理のみ、情報システムデザイン学系なら数学・英語・時事問題)を要項本文で確認し、一般選抜と同じ教材でその科目の基礎を並行して固めるのが効率的です。











事前課題がある学科・学系とない学科・学系で、対策の重心がこんなに違うとは思いませんでした。口頭試問の科目も学系ごとにバラバラなので、汎用的な面接対策だけでは足りないんですね。











そのとおり。まず志望区分の「事前課題の有無」「口頭試問の科目」「当日試験の種目」の3点を要項の表で確認し、その3点を毎週のスケジュールに落とし込む。書類作成、口頭説明、指定科目の基礎演習を並行して進め、一般選抜科目の学習時間もあわせて確保しよう。
📚 用語解説
口頭試問:志望動機や活動経験を尋ねる一般的な面接に加え、指定された科目の基礎知識や、提出した書類・課題の内容について口頭で確認する試験です。答えを暗記するのではなく、考え方や根拠を自分の言葉で説明する練習が必要です。
出願から入学手続までのスケジュール【2027年度】
2027年度のAO・とんがりAOは、第1次選考出願が2026年9月7日から9月10日(消印有効)、第1次選考合格発表が10月6日、第2次選考出願が10月6日から10月9日、第2次選考試験日が10月24日、最終合格発表が11月2日、入学手続金納入期限が11月13日という共通日程です。はたらく学生は1次・2次の区分がなく、出願が9月14日から9月18日(消印有効)、試験日はAO・とんがりAOと同じ10月24日、合格発表は11月2日、入学手続金納入期限も11月13日です。
- 9月上旬〜中旬 出願(第1次/はたらく学生): AO・とんがりAOは9/7-10、はたらく学生は9/14-18
日程表は完成日ではなく、大学が受理できる最終日です。第1次選考の出願は郵送(簡易書留・速達)が必要で、当日消印有効とはいえ、郵便局の窓口営業時間を考慮した余裕あるスケジュールが要項でも求められています。学校長推薦が必要なはたらく学生は、担任・進路指導教諭への依頼を出願期間より前に済ませておく必要があります。
総合型選抜と一般選抜の並行計画を立てるときは東京電機大学に受かる参考書ルートで学部別の科目対策を確認し、総合型選抜だけに時間を偏らせないようにしてください。











第2次選考の試験日と最終合格発表日が3制度とも同じ日程なんですね。出願の受付期間だけがずれているので、カレンダーで混同しないように気をつけたいです。











そのとおり。10月24日の試験日と11月2日の合格発表日は共通だが、出願受付の開始・終了日は制度ごとに違う。志望する制度の出願期間をカレンダーに書き込み、出願書類の郵送期限を試験日ではなく出願締切日から逆算して管理しよう。
📚 用語解説
消印有効:締切日までに郵便局の窓口で消印が押されていれば受理される扱いです。AO・とんがりAO・はたらく学生のいずれも第1次出願書類は簡易書留・速達郵便での郵送が必要で、当日消印有効と定められています。ポスト投函ではなく窓口での手続きが前提です。
東京電機大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。面接対策本を1冊読む、志望理由書を1度添削してもらう、動画で自己PRの型を覚えるといった「普通の対策」だけでは、東京電機大学の総合型選抜に受かるのは厳しいです。3制度それぞれに固有の書類・事前課題・口頭試問科目・とんがり要件があり、一つの型を使い回すだけでは対応できないからです。
この記事で確認したとおり、AOはシステムデザイン工学部・未来科学部・理工学部で学科・学系ごとに求める経験や事前課題が異なり、とんがりAOは5分類20項目のとんがり要件への該当を自己申告し、はたらく学生は学校長推薦を得たうえで数学・小論文・面接の3種目に挑みます。評定基準も3.3〜3.5の間で制度・学部ごとに違います。必要なのは単発の添削ではなく、制度選定、書類、事前課題、口頭試問、面接を毎日の行動へ落とす仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は「鬼管理」とはです。
独学・参考書だけでは制度選定と出願資格の照合が抜けやすい
独学では要項を読めますが、①の限界が残ります。AO・とんがりAO・はたらく学生のどれが自分の志望学部に該当するかを理解しても、評定の算出範囲、事前課題の有無、とんがり要件の該当項目、学校長推薦の依頼時期を漏れなく照合し、締切から逆算して行動へ移す人がいないと、「調べたつもり」のまま9月の出願が近づく危険があります。
映像授業・アプリでは学科・学系固有の口頭試問に対応できない
映像授業やアプリは志望理由書や面接の一般的な型を学ぶには便利ですが、①と②の限界に当たります。同じ動画を見ても、理工学部電子情報工学系の物理のみの口頭試問と、情報システムデザイン学系の数学・英語・時事問題では必要な準備が違います。視聴完了を対策完了とみなすと、本人の弱点に応じた演習量が決まりません。
集団授業の大手予備校では制度ごとの違いに合わせにくい
集団授業は多数に共通する小論文や面接の基本を扱えますが、②の限界が残ります。全員同じ進度では、とんがり要件の該当項目が定まらない生徒、事前課題の題材が決まらない生徒、学校長推薦の依頼が遅れている生徒へ、別々の優先順位を付けられません。3制度・複数学科の評価方法を、本人の一日の行動へ落とす作業が不足します。
一般的な個別指導塾では週1回以外の修正が遅い
一般的な個別指導は本人に合わせられても、授業が週1回なら③の限界に当たります。とんがり報告書の該当項目が定まらない、事前課題の観察が浅い、口頭試問の指定科目の正答率が上がらないと分かっても、次の面談まで修正が止まります。9月上旬に出願が始まる制度もある中、一週間の放置が大きな遅れになります。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①情報から行動への変換、②制度・学部・学科ごとの個別計画、③毎日の修正頻度のどれかが残ります。だから、志望する1制度を固定し、出願と第2次対策を1日単位で管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来塾の3つの限界を6つの仕組みで解消します。東京電機大学の総合型選抜では、評定・履修・事前課題・とんがり報告書・学校長推薦・当日試験・一般選抜科目を一つの計画へ統合し、未確認条件や遅れを毎日・毎週の確認で見つけます。
- 鬼管理専門塾: 毎日×個別計画
- 独学: 本人だけで管理
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
東京電機大学の志望制度に合わせ、「AOの活動報告書を1600字で1本仕上げる」「とんがり要件の該当項目を1つ確定する」のように、書類・事前課題・面接準備を一日の数値へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
システムデザイン工学部の活動経験重視、理工学部の事前課題と学系別口頭試問、工学部とんがりAOのとんがり要件、はたらく学生の学校長推薦と両立準備など、本人の志望区分に合わせて優先順位を変えます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗と毎週の確認テストで、口頭試問の指定科目の正答率、プレゼンテーションの時間、小論文の得点、書類と口頭回答の一貫性を測ります。学校長推薦の依頼状況や事前課題の進み具合も放置せず確認します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳しい選考を通過した専属講師が、公式要項の条件と本人の状況を区別し、出願・一般選抜・第2次対策の進捗を確認します。公開された講師満足度アンケートも指導体制を検討する材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学・学部特化と総合型選抜・推薦の専門コースを組み合わせ、東京電機大学の学部別条件へ対応します。必要に応じて英語資格対策も含め、一般選抜科目との週間配分まで一つの計画にします。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
要項や演習中の疑問はLINEで質問でき、Zoomの無料説明会には保護者も同席できます。現在の評定・活動実績・志望学部を共有し、出願までに必要な準備量を確認できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象・適用条件の詳細は無料説明会で確認してください(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/ )。指導方針と日々の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。まず無料説明会で、志望制度・学部・学科と現在の評定・活動実績・学力をもとに、最初の一週間で行う課題を相談できます。
東京電機大学の総合型選抜プランを無料説明会で相談できます
まとめ|制度ごとに違う対策を東京電機大学の公式要項から始める
| 制度 | 対象学部・学科 | 向いている準備の重心 |
|---|---|---|
| AO(システムデザイン工学部・未来科学部) | 情報システム・デザイン・建築・情報メディア・ロボメカ | 活動報告書と学科別の経験を言語化する準備 |
| AO(理工学部) | 理工学科6学系 | 全学系必須の事前課題と学系別口頭試問への対策 |
| とんがりAO(工学部) | 電気電子・電子システム・応用化学・機械・先端機械・情報通信 | とんがり要件20項目の該当整理とプレゼンテーション練習 |
| はたらく学生(工学部第二部) | 電気電子・機械・情報通信(夜間部) | 学校長推薦の依頼と数学・小論文・面接の当日対策 |
東京電機大学の総合型選抜は、大学名で一括りにできません。最短の準備は、面接対策本から自己PRを作ることではなく、公式サイトのAO・とんがりAO・はたらく学生それぞれのページと2027年度要項PDFを開き、志望学部が使う1制度を固定することです。その後、出願資格を一行ずつ照合し、書類・事前課題・とんがり報告書・推薦書の準備、当日試験の演習を並行します。
評価されるのは、出願資格を満たしている事実と、学部・学科で学ぶ目的と、当日その力を再現するアウトプットです。活動実績やとんがり要件への該当、学校長推薦のどれか一つが整っていても、要項が求める残りの条件や当日試験を代替できません。作業を日単位で数値化し、毎週の書類進捗・演習得点から計画を修正しながら、一般選抜の学力も守ってください。
東京電機大学の総合型選抜対策を日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 東京電機大学の総合型選抜は全学部で同じ制度ですか?
A. いいえ。2027年度はシステムデザイン工学部・未来科学部・理工学部が総合型選抜(AO)、工学部が総合型選抜(とんがりAO)、工学部第二部(夜間部)が総合型選抜(はたらく学生)と、学部ごとに別の制度を実施しています。
Q. AOととんがりAOは併願できますか?
A. できません。公式要項に、AOは1つの学科・学系のみ出願可能で、とんがりAOとの併願は認めないと明記されています。とんがりAO側にも同様の注記があります。志望学部で使える制度は最初から1つに決まっています。
Q. とんがりAOのとんがり要件は特別な受賞歴が必須ですか?
A. いいえ。20項目は自己申告制で、「類似する」経験への読み替えも認められています。受賞歴がなくても、制作・観察・探究などの経験を要項の分類に沿って具体的に説明できれば対象になり得ます。
Q. 理工学部だけ併願条件が違うのはなぜですか?
A. 理工学部AOは、システムデザイン工学部・未来科学部・工学部とんがりAOが適用する「第一志望かつ合格したら入学前提」という条件の対象外で、本条件を問わずに他大学と併願できると要項に明記されています。ただし全学系で事前課題が必須という別の負荷があります。
Q. はたらく学生は誰でも出願できますか?
A. 対象は2027年3月に高校を卒業見込みの現役生で、在籍高校の教員による推薦が必須です。既卒者向けの規定は要項に示されていないため、詳細は入試センターに確認してください。
Q. 事前課題が必要なのはどの学科・学系ですか?
A. 未来科学部建築学科と理工学部の全6学系(理学系・生命科学系・情報システムデザイン学系・機械工学系・電子情報工学系・建築都市環境学系)です。それ以外のAO対象学科、とんがりAO、はたらく学生には事前課題はありません。
Q. 口頭試問の対策はどう進めればよいですか?
A. 学部・学科・学系ごとに出題科目が異なります。理工学部電子情報工学系は物理のみ、情報システムデザイン学系は数学・英語・時事問題というように範囲が違うため、志望区分の出題科目を要項の表で確認し、その科目を一般選抜と同じ教材で並行して固めてください。
Q. 募集人員は何人ですか?
A. AO・とんがりAO・はたらく学生のいずれも、対象学科・学系ごとに「若干名」とされており、具体的な人数や倍率は公式には公表されていません。募集人員の数値で難易度を判断せず、出願資格と選考内容で準備を進めてください。
Q. 総合型選抜が不合格だった場合、一般選抜に切り替えられますか?
A. はい。最終合格発表(11月2日)の時点で一般選抜の出願はまだ先のため、総合型選抜の結果を待つ間も一般選抜科目の学習を継続していれば、その後の一般選抜に出願して対策を続けられます。総合型選抜の準備と並行して一般選抜の学習時間を確保しておくことが重要です。
Q. 対策はいつから始めるべきですか?
A. 評定・履修科目・活動実績・とんがり要件に該当する経験は短期間では整わないため、高1・高2から意識するのが理想です。受験学年は春に志望制度と出願資格を確認し、夏に書類・事前課題・とんがり報告書を作成し、9月からの出願に備えてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





