
東京学芸大学附属高校を受けたいです。国立の附属校で偏差値も高いと聞きますが、2027年度入試でまず何を確認すればいいですか。

まず高校公式の令和9年度募集要項で募集人員・検査教科・日程を確認し、令和4〜8年度の入試選抜状況は傾向として読む。附属中学生・一般中学生・帰国生という3つの枠を混同しないことと、5教科の基礎を時間内に再現できることが土台だよ。
東京学芸大学附属高等学校は、東京都世田谷区下馬にある男女共学・全日制の高等学校です。「学芸大附属」「学附」と通称されますが、東京学芸大学の附属校には他にも附属国際中等教育学校や附属小金井中学校・附属世田谷中学校・附属竹早中学校など複数の系列校があり、進路や入試制度がそれぞれ異なります。本記事は世田谷区下馬にある「東京学芸大学附属高等学校」の一般中学生向け入試を対象とし、系列別校の情報とは分けて確認します。
高校公式の令和9年度(2027年度)生徒募集要項(一般中学生用)は、本校を「東京学芸大学附属の全日制課程普通科の高等学校で、中学校における教育の基礎の上に、生徒の心身の発達及び進路に応じて、高度な普通教育を施すとともに、大学と連携し、教育の理論と実践に関わる研究を行い、かつ学生の教育実習の実施に当たることを目的とする」学校と説明しています。附属校であることは大学の教育研究・教育実習に協力する学校という意味であり、大学進学を自動的に保証する意味ではありません。
令和9年度募集要項によると、本校は附属中学校はじめ国内外の中学校の出身者などによって編成されています。実際に令和8年度の入試選抜状況では、本学附属中学生枠(200名程度)・一般中学生枠(120名程度)・帰国生枠(15名程度)という3つの募集区分が別々に選考を行っており、附属中学校に在籍していても無条件で進学できるわけではなく、附属中学生も独自の学力検査を受けて選考されています。
塾を選ぶときは「難関国立附属校対策」という看板だけで決めず、公式募集要項を本人の1週間へ変換できるかを見ます。中学校の定期試験、通知表、模試、過去問や類題、部活動や学校行事、睡眠時間を示し、5教科をそれぞれ何を何問いつまでに解き、どの答案を再提出するかという計画例を出してもらいましょう。
目次
東京学芸大学附属高等学校とは|学校の使命と系列校との違いを確認する
| 公式資料で確認する項目 | 内容 | 受験準備への接続 |
|---|---|---|
| 学校の位置付け | 男女共学の全日制・普通科・大学附属校(国立) | 学校像を志望理由へ具体化する |
| 所在地 | 東京都世田谷区下馬4丁目1番5号 | 通学時間と生活リズムを試算する |
| 生徒数・教員数 | 948名(男子486・女子462、各学年8クラス)、教職員81名 | 学校規模を把握する |
| 系列校との関係 | 附属国際中等教育学校・附属小金井中学校等とは別系列 | 志望校名を正式名称で確認する |
高校公式の生徒募集要項に掲げる教育方針は、「清純な気品の高い人間を育てる」「大樹のように大きく伸びる自主的な人間を育てる」「世界性の豊かな人間を育てる」の3点です。育てたい生徒像として「自ら考え、社会に貢献する真のリーダー」を掲げ、AIをはじめとする科学技術が加速度的に発展する社会で学び続ける意志、獲得した力を他者のために活用する意欲、既存の課題を見出し社会をより良い方向に変える熱意を育成すると明記しています。附属校を選ぶ理由は、名称の知名度ではなく、この教育方針の中で自分がどう学ぶかまで考えて説明します。
学校概要によると、生徒数は948名(男子486名・女子462名、各学年8クラス編成)、教職員は81名で、国語9名・地歴6名・数学10名・理科10名・英語12名など教科別に専門的な教員体制を整えています。新潟県妙高市の妙高教育研究所は林間学校やスキー教室、部活動合宿に活用される施設です。学校規模を知ることは、部活動や行事の選択肢、通学時間の試算に直結します。
受験生や保護者がとくに注意すべき点は、東京学芸大学附属の系列校が複数あることです。世田谷区下馬の東京学芸大学附属高等学校のほかに、東京学芸大学附属国際中等教育学校(練馬区、中高一貫で高校からの外部募集はごく限定的)、東京学芸大学附属小金井中学校・附属世田谷中学校・附属竹早中学校(いずれも中学校で、高校は別法人ではないが入試制度が異なる)があります。志望校を検索するときは「東京学芸大学附属高等学校」という正式名称と所在地(世田谷区下馬)を必ず確認し、系列別校の偏差値・倍率・要項を取り違えないようにします。
令和8年度の入試選抜状況(公式PDF)を見ると、本校は本学附属中学生枠・一般中学生枠・帰国生枠という3つの入学経路を持ち、附属中学校に在籍していても一般中学生として出願することはできないと募集要項に明記されています。附属中学校からの内部進学者も独自の学力検査を受けて選考される点は、次の章で数値とあわせて確認します。
志望校比較では、偏差値や模試判定だけを横に並べません。学校の教育方針、教育課程の柔軟さ、通学、費用、本人が継続できる生活を一つずつ比べます。入試は通過点なので、合格後の3年間を具体的に想像できる学校かどうかを、公式の学校説明会や学校公開の機会で確かめます。
📚 用語解説
大学附属校:大学と連携し教育研究や教育実習にも協力する学校です。大学への自動進学を意味するものではないため、進路制度は高校・大学の公式資料で別に確認します。

「学芸大附属」で検索すると別の学校の情報も出てきますが、全部同じ学校の情報として読んでもよいですか。

だめだよ。東京学芸大学附属高等学校(世田谷区下馬)と、附属国際中等教育学校や附属小金井中学校などは別の学校だ。正式名称と所在地を必ず確認して、要項や偏差値を取り違えないようにしよう。
2027年度(令和9年度)一般入試の見方|募集要項の確定情報を確認する
| 確認項目 | 令和9年度(2027年度)公式要項の内容 | 受験者が取る行動 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 第1学年120名程度(一般中学生枠) | 附属中学生枠200名程度・帰国生15名程度と混同しない |
| 出願資格 | 中学校卒業(見込み)等4区分。附属中学生は一般中学生として出願不可 | 該当区分と通学条件を早めに確認 |
| 検査教科 | 国語・数学・英語(リスニング含む)・理科・社会。各100点・計500点満点 | 5教科すべての基礎を並行して固める |
| 調査書 | 3年間の全教科評定合計に135分の100を乗じ100点満点に換算 | 定期試験・提出物・通知表を日常的に整える |
高校公式の令和9年度(2027年度)生徒募集要項(一般中学生用)は令和8年7月付で公表されており、2027年度入試の募集人員・出願資格・日程が確定情報として掲載されています。募集人員は第1学年120名程度で、これは一般中学生枠の人数です。別枠の本学附属中学生(200名程度)、帰国生(15名程度)とは選考が分かれており、3つの枠の合計が学年全体の定員になります。
出願資格は、(1)中学校または中等教育学校前期課程を卒業・修了した者(令和9年3月までの卒業見込みを含む)、(2)生年月日が平成24年(2012年)4月1日以前で外国において学校教育9年課程を修了した者、(3)文部科学大臣認定の在外教育施設の当該課程を修了した者、(4)中学校卒業程度認定規則により中学校卒業者と同等以上の学力があると認定された者、の4区分のいずれかです。募集要項は「本学附属中学生は、一般中学生としては出願できません」と明記しており、附属中学校在籍者は別枠(本学附属中学生枠)での選考になります。
選抜方法は、志願者全員に学力検査(国語・数学・英語〈リスニング問題を含む〉・理科・社会の5教科、各教科100点満点・合計500点満点)を課し、調査書(3年間の評定を100点満点に換算)とあわせて総合的に判断すると明記されています。評定の換算は、原則として3年間の全教科の評定合計に135分の100を乗じる方式です。5教科すべてに配点があるため、得意科目に偏った対策では総合点で不利になりやすい構成です。
出願は令和9年1月4日(月)0時から1月14日(木)23時59分までインターネット出願(Webシステム)で行い、入学検定料は9,800円です。調査書・入学願書などの提出書類は令和9年1月8日(金)から1月14日(木)(消印有効)までにレターパックプラスで郵送する必要があり、来校しての提出は受け付けられません。学力検査は令和9年2月13日(土)9時25分から16時まで(集合8時50分)、検査教科は国語・数学・英語(リスニング含む)・理科・社会の順に各50分・各100点で実施されます。
合格発表は令和9年2月15日(月)17時ごろにWebシステム上で行われ、電話等での合否問い合わせには応じないと明記されています。入学手続きは2月15日から2月18日までで、入学料は56,400円です。繰り上げ合格を実施する場合は2月19日から3月5日までに、出願時に登録したメールアドレスへ連絡されます。これらはすべて令和9年度(2027年度)入試の確定情報であり、前年の日程をそのまま使い回さず、当年度の要項本文で毎回確認します。
- 令和9年1月4日〜14日 インターネット出願: 検定料9,800円・調査書等は1/8〜1/14消印有効で郵送
📚 用語解説
募集要項:出願資格、募集人員、出願方法、検査、提出書類、日程などを学校が正式に示す資料です。概要や前年資料では代用せず、該当年度版を確認します。
本文の令和9年度日程は本記事執筆時点の確定情報ですが、天候等の事情で変更される場合は高校公式サイトで告知されます。出願直前には必ず最新の要項本文を再確認してください。

前年の令和8年度の日程を目安にして、2027年度もだいたい同じ時期だと考えておけば十分ですか。

令和9年度分はすでに公式要項が出ているから、目安ではなく募集要項PDFの日付をそのまま使おう。出願期間・検査日・合格発表は年度でずれることがあるから、当年度の本文を確認する癖をつけるんだ。
令和4〜8年度の入試選抜状況|一般中学生の出願者数と倍率の5年推移
| 年度 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率(受験者数÷合格者数) |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 | 1,472 | 1,365 | 406 | 約3.36倍 |
| 令和7年度 | 1,293 | 1,165 | 378 | 約3.08倍 |
| 令和6年度 | 1,176 | 1,023 | 274 | 約3.73倍 |
| 令和5年度 | 1,076 | 922 | 266 | 約3.47倍 |
| 令和4年度 | 919 | 825 | 240 | 約3.44倍 |
高校公式の「令和8年度東京学芸大学附属高等学校入試選抜状況」(令和8年2月15日現在)には、一般中学生枠の令和4〜8年度の志願者数・受験者数・合格者数が5年分掲載されています。募集人員120名程度に対し、令和8年度は志願者1,472名・受験者1,365名・合格者406名でした。受験者数を合格者数で割った倍率は約3.36倍で、5年間の推移を見ると令和6年度の約3.73倍が最も高く、令和4年度の約3.44倍・令和7年度の約3.08倍と、年度によって変動しています。
注意したいのは、合格者数406名という数字が募集人員120名程度を大きく上回っている点です。これは学力検査(500点満点)と調査書(100点満点換算)の総合判断による選考結果であり、募集人員は目安の人数であって合格者数と同じ意味ではありません。年度によって合格者数は240名台から400名台まで幅があり、当年度公式の選考結果を一次情報として扱う必要があります。
同じ公式PDFには、本学附属中学生枠(募集200名程度)の選考状況も掲載されています。令和8年度は志願者252名・受験者248名・合格者200名で、倍率(受験者数÷合格者数)は約1.24倍でした。附属中学校に在籍していても学力検査を受けて選考される点、倍率が一般中学生枠(約3倍台)より低いものの1倍を上回っている点、すなわち内部進学が無条件ではない点は、附属中学校に通う受験生にとっても確認しておく価値があります。
帰国生枠(募集15名程度)は、令和8年度が志願者91名・受験者65名・合格者35名でした。一般中学生枠・本学附属中学生枠・帰国生枠は、それぞれ出願資格・検査内容・倍率が異なる別の選考区分であり、どれか一つの枠の情報だけで学校全体の「難易度」を語らないことが必要です。
過去5年分の倍率は、令和9年度(2027年度)の難易度を保証する数字ではありません。受験者数・合格者数は年度によって変動するため、志望校選びの材料にはなっても、本人の通知表、5教科ごとの到達度、時間内に書き切る力を代わりに測るものではありません。塾や模試の面談では、倍率の話だけで終わらせず、実際の答案を見せて次の学習量を調整することが重要です。
募集人員120名程度に対し、実際の合格者数は令和4〜8年度でいずれも240名以上です。倍率を読むときは、受験者数と合格者数の比であって募集人員との比ではないことを確認します。

令和8年度の倍率が約3.36倍なら、2027年度もだいたい同じ倍率になると考えてよいですか。

5年間で約3.08倍から約3.73倍まで動いているから、特定の年度の数字だけを2027年度に当てはめないほうがいい。倍率の変動よりも、5教科の基礎を時間内に再現できるかを優先して確認しよう。
附属中学生・一般中学生・帰国生|3つの入学枠を混同しない
東京学芸大学附属高等学校の入試は、出願資格が異なる3つの枠に分かれています。本学附属中学生枠は東京学芸大学附属の中学校に在籍する生徒が対象で、募集は200名程度です。一般中学生枠はそれ以外の中学校出身者を対象とし、募集は120名程度です。帰国生枠は海外の教育課程を修了した生徒等を対象とし、募集は15名程度です。募集要項は「本学附属中学生は、一般中学生としては出願できません」と明記しており、附属中学校の在籍者が一般中学生枠に出願することはできません。
本記事で扱う「2027年度一般入試」は、このうち一般中学生枠を指します。附属中学校に在籍していない受験生がこの学校を志望する場合、選考区分は一般中学生枠になります。逆に、附属中学校に在籍している生徒がこの学校への進学を考える場合は、募集要項に定められた本学附属中学生枠の出願資格・選考方法を別途確認する必要があり、一般中学生向けの募集要項をそのまま適用することはできません。
令和8年度の選抜状況を見ると、一般中学生枠の倍率(受験者数÷合格者数)が約3.36倍であるのに対し、本学附属中学生枠は約1.24倍でした。附属中学生枠の倍率が一般中学生枠より低いことは事実ですが、1倍を上回っている、つまり附属中学校に在籍していても全員が進学できるわけではないことも同じ公式資料から読み取れます。附属中学校在籍者への進学案内は保護者会や学校からの正式な説明を優先し、外部の伝聞情報だけで判断しないようにします。
帰国生枠は、出願資格(2)(3)に該当する生徒が対象で、令和8年度は志願者91名に対し合格者35名でした。帰国生としての出願を検討する場合も、生年月日の要件や在外教育施設の認定状況など、募集要項の該当箇所を本人の状況に照らして個別に確認する必要があります。該当するかどうか迷う場合は、募集要項が案内するとおり、出願前に本校入試委員会へ問い合わせることが確実です。
塾選びの場面でも、この3枠の違いは重要です。「学芸大附属対策」とだけ書かれた案内では、どの枠を対象にした指導なのかが分かりません。一般中学生枠を目指すのか、附属中学校在籍者としての内部選考対策なのかを最初に確認し、対象外の情報で学習計画を立てないようにします。
📚 用語解説
一般中学生:東京学芸大学附属の中学校に在籍していない中学校出身者(卒業・卒業見込みを含む)を指す、募集要項上の区分です。本学附属中学生・帰国生とは別の選考区分になります。

附属中学校に通っている友達は、テストなしでそのまま学芸大附属高校に上がれると聞きました。本当ですか。

公式データでは、附属中学生も学力検査を受けて選考されていて、令和8年度の倍率は約1.24倍だよ。無条件の進学ではないから、伝聞ではなく募集要項と学校からの案内で確認しよう。
教育課程の特色|文理を分けずSSH探究に取り組む3年間
| 学年 | 単位構成 | 特色 |
|---|---|---|
| 1・2年次 | 各32単位で共通的に学習 | 文系・理系のクラス分けを行わない |
| 3年次 | 必修9単位+選択7〜22単位 | 興味・進路に応じて個別に科目選択 |
| 卒業要件 | 80単位 | 学校設定科目(◆印)を含めて構成 |
| 特色科目 | SSH探究・発展SSH探究等 | 探究活動を重視した学校設定科目 |
教育課程のページによると、本校は1・2年次に文系・理系のクラス分けを行わず、各32単位を共通的に学習します。3年次になると必修9単位に加えて選択7〜22単位の中から、興味・関心や進路に応じて科目を選ぶ仕組みです。卒業に必要な単位数は80単位で、学校設定科目(◆印)には「SSH探究」「発展SSH探究」「SSH現代文Ⅰ」など、探究活動や理数系を強化する科目が含まれています。
選択には制限もあり、たとえば地理歴史は3年次で最大2科目まで、理科の基礎科目と発展科目を同時に選択することはできないといった条件が定められています。入学前から一つの進路だけを決め打ちして特定教科に偏るのではなく、国語・数学・英語・理科・社会の基礎を並行して固めておくことが、3年次の柔軟な科目選択を活かす前提になります。
進路情報のページは、本校が「本物教育」を実践し、生徒全員が探究活動を行い課題発見能力を育てる教育を通じて「主体的かつ能動的」な学びを支援していると説明しています。進路指導部は、同窓生や現役大学生による学年別の進路講演会(1年生1回、2年生2回)、医学部・海外大学進学に関する休日・放課後のガイダンス、校内実力テストと外部模試を組み合わせた学力測定を行っていると案内しています。
進路状況は年度ごとにPDFで公開されていますが、本記事執筆時点で確認できる範囲では、特定大学への進学者数や合格率といった数値の公式な集計は限定的にしか示されていません。「附属校だから大学進学に有利」といった漠然としたイメージだけで志望理由を作らず、公開されている教育課程・進路指導方針の一次情報を根拠にします。
志望理由を書くときは、SSH探究や学校設定科目の名称を並べるだけでなく、自分がどのテーマに関心を持ち、中学校段階でどのような調べ方・考え方をしてきたかを具体的に振り返ります。実績の大きさよりも、疑問→調査→試行錯誤→次に変えた行動という過程を自分の言葉で説明できることが重要です。
📚 用語解説
学校設定科目:学習指導要領にとらわれず学校が独自に設定する科目です。本校では「SSH探究」等の名称で、探究活動や理数系分野を強化する科目として教育課程に組み込まれています。

SSH探究という科目名がかっこいいので、志望理由にそのまま書けば熱意が伝わりますか。

科目名だけでは伝わらないよ。中学校でどんな疑問を持ち、どう調べ、何を試して変えたかという過程を、この学校の探究活動と結びつけて自分の言葉で説明しよう。
中3の学習設計|5教科500点満点を時間内(各50分)で再現する
| 時期 | 教科学習 | 学校内の確認 | 残す証拠 |
|---|---|---|---|
| 中3春 | 国数英理社の穴を診断 | 授業・提出物の習慣 | 単元別の誤答表 |
| 夏 | 基礎から標準問題へ5教科並行 | 行事と学習時間を調整 | 時間を測った答案(各50分) |
| 秋 | 弱点を絞り演習 | 募集要項・調査書を確認 | 解き直しと期限表 |
| 冬 | 本番形式(各100点・各50分)の演習 | 出願・体調・通学を確認 | 再テスト記録 |
令和9年度の選抜方法は、国語・数学・英語(リスニング含む)・理科・社会の5教科(各100点満点、合計500点満点)の学力検査と、調査書(3年間の評定を135分の100で換算した100点満点)を総合的に判断するというものです。難しい問題を一問解けることより、5教科すべての基礎問題を検査時間(各50分)内に再現できることが土台になります。中学1・2年の教科書例題、用語、計算、文法、資料読解を単元ごとに確認し、できない原因を「知らない」「途中で止まる」「時間が足りない」「見直しで変えた」に分けます。
調査書は3年間の全教科評定の合計に135分の100を乗じて100点満点に換算されるため、直前だけ取り繕うことはできません。授業を聞く、提出期限を守る、定期試験を振り返る、欠席や遅刻を減らすという学校生活の質は、中3の夏や秋から急に変えられるものではなく、今の学年から積み上げる対象です。
国語は本文の根拠と選択肢の差を説明し、数学は途中式を残して類題を解き、英語はリスニングを含め音読・文法・語彙・読解を分け、理科と社会は用語を因果関係で説明します。5教科を日替わりで一つずつ終えるより、短い復習を毎日重ね、週末にまとめて時間(各50分)を測る方が、忘却や時間切れの傾向を見つけやすくなります。
模試や演習は、偏差値の確認だけで終えません。設問ごとに、正解、偶然正解、時間切れ、解法不明、知識不足を印で分けます。翌日の課題は「理科を頑張る」ではなく、「生物分野の計算問題を例題から5問、途中式まで書き、翌日に同型3問を再テスト」のように数値化します。
保護者との面談では、勉強時間の長さだけを評価しません。予定した問題数、実行数、正答の質、時間超過、質問、再テスト、睡眠を見ます。未達なら、意志の問題と決めつけず、教材難度、量、開始時刻、学校行事、理解不足、体調を分け、翌週の設計を変えます。
毎日15〜30分の復習、二〜三日の解き直し、週末の時間計測(各50分)、日曜の計画修正を固定します。できなかった量は翌週へ無条件に足さず、原因を見て教材・時刻・量を変えます。

合計500点満点のうち、得意な数学と英語だけを伸ばして苦手な社会を後回しにしてもよいですか。

5教科それぞれ100点の配点だから、苦手教科を後回しにすると合計点で不利になりやすいよ。まず5教科すべての基礎問題を時間内に再現できるか、教科ごとに確認しよう。
塾の選び方|学芸大附属対策を毎日の行動へ落とせるかを見る
塾を比べるときは、合格者数の大きな数字だけで判断しません。令和9年度募集要項の内容(募集人員120名程度・検査教科500点満点・調査書換算)を踏まえ、誰がどの資料を確認し、本人の5教科・答案・学校予定にどう反映するかを聞きます。制度情報を読み上げるだけでなく、翌日の問題番号と再テスト日まで決める仕組みがあるかを確認します。
体験授業や面談には、直近の定期試験、模試、答案、通知表、提出物の状況、学校行事、部活動の予定を持参します。答案を見ずに「大丈夫」と言うのではなく、どの設問をどの順で直すか、何日後に解き直すか、できなかった時に量をどう調整するかを説明できる担当者かを比べます。
一般中学生枠か附属中学生枠か、志望する入学枠を最初に伝えることも重要です。附属中学生枠向けの対策と一般中学生枠向けの対策は出願資格も選考方法も異なるため、対象外の情報で計画を立てられていないかを確認します。
調査書(3年間の評定を100点満点に換算)を含む選考である以上、学力検査の対策だけに偏らず、学校生活そのものを整える視点も必要です。志望理由の準備が必要な場合でも、文章を代筆したり、事実を大きく見せたりする支援は適切ではありません。本人の経験を掘り起こし、学校の公式資料を読み、質問に自分の言葉で答える練習を、教科学習と両立できる計画にします。
入会前には、欠席時の振替、質問対応の範囲、担当変更時の引継ぎ、教材費、解約条件、保護者への報告、成績不振時の修正を確認します。一方的に負荷を上げるだけでなく、学校の授業や健康を優先しながら、続けられる量に調整する塾を選びます。
📚 用語解説
調査書換算:中学校3年間の評定合計に一定の係数(本校は135分の100)を乗じ、100点満点に換算する方式です。学力検査の点数と合わせて総合的に判断されます。

塾の説明では何を質問すれば、授業外まで管理してもらえるか分かりますか。

本人の答案を見せて、明日解く問題、制限時間、再テスト日、未達時の修正例を聞こう。志望する入学枠(一般中学生枠か附属中学生枠か)も最初に伝えて、具体例が出るかで比べよう。
鬼管理専門塾の特徴|学芸大附属受験を確認できる計画にする
東京学芸大学附属高等学校の受験準備では、募集要項の確定情報(募集人員120名程度・5教科500点満点・調査書100点換算)の理解と、日々の5教科の基礎学力の積み上げを同時に進めます。3つの入学枠(附属中学生・一般中学生・帰国生)を混同しないことと、国語・数学・英語・理科・社会の弱点を放置しないことは別の作業ではありません。志望理由、答案、学校生活の記録を一つの週間表で扱い、見直せる形にします。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
東京学芸大学附属高等学校の令和9年度募集要項の日程を確認しつつ、中学校の定期試験、5教科の基礎演習、解き直し、睡眠までを教材名・問題番号・期限で一日単位に数値化します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
一般中学生枠(受験者数÷合格者数で約3倍台)という選考データと、本人の通知表、答案、行事、通学時間をつなぎ、無理のない個別行動プランを作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
学芸大附属の令和4〜8年度の志願・受験・合格の推移を確認し、国語・数学・英語・理科・社会の誤答を毎週分類して確認テストを行い、令和9年度の学習計画を継続して更新します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の基準を通過し、講師満足度アンケート累計1,524件の指導データを持つ専属講師が、附属校の入試制度を理解したうえで本人の答案根拠、提出物、解き直し、生活リズムを継続して点検します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
学芸大附属を含む高校受験に加え、大学受験、総合型選抜、学校推薦型選抜、英語資格までの4専門コースを、現在の学年、教科の到達度、将来の進路に応じて選べます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
授業がない日のLINE質問対応とZoom無料説明会・資料請求を利用し、通知表、模試、答案、学校予定を示して、学芸大附属対策で必要な学習量と確認テストの運用を入会前に確認できます。
日別計画は「三時間勉強する」ではなく、内容と到達条件を持たせます。数学なら途中式を省かず類題で再現、英語ならリスニングと文法の誤答を直し、国語なら根拠文を抜き出し、理科・社会なら用語を因果関係で説明する、といった確認です。終わった報告だけでなく、翌日、三日後、一週間後に短い再テストを置きます。
保護者への共有では、勉強時間の長さだけを評価しません。予定した問題数、実行数、正答の質、時間超過、質問、再テスト、睡眠を見ます。未達なら、意志の問題と決めつけず、教材難度、量、開始時刻、学校行事、理解不足、体調を分け、翌週の設計を変えます。
鬼管理専門塾の方法は鬼管理専門塾とは、年度・対象を含む進学例は合格実績で確認できます。実績は個人の合格を保証しません。学芸大附属の募集要項、本人の答案、学校予定を持参し、七日分の具体例を確認してください。
学芸大附属を志望する理由、通知表、答案、学校予定を持参し、次の七日間の学習を具体化する

無料説明会では、学芸大附属のことを知っていますかと聞くだけで十分ですか。

募集要項の確認方法に加え、本人の答案から明日の課題、再テスト、未達時の修正まで見せてもらおう。具体性で判断するんだ。
年間計画|出願から合格発表・入学手続までを慌てず管理する
春から夏は、中学校の教科書と定期試験を使って5教科の基礎の穴を診断します。単元ごとに「知識不足」「解法を選べない」「時間が足りない」「見直しで変える」を分け、同じ誤りを翌週に持ち越さないようにします。志望校の情報収集は週に一度にまとめ、毎日の勉強時間を制度確認だけで使い切らないようにします。
夏休みは、長時間の計画を立てる前に、一日ごとの最低量を決めます。朝に語彙や計算、昼に演習、夜に誤答確認というように、集中できる時間帯を使い分けます。学校行事や家庭予定がある日は量を減らし、翌日に倍増させるのではなく、週全体で調整します。
秋は、出願資格・検査教科・調査書の換算方法・日程を募集要項本文で最終確認し、令和8年度までの入試選抜状況と異なる変更点がないか照合します。3つの入学枠(附属中学生・一般中学生・帰国生)のどれに該当するかを再確認し、学校の先生と保護者に確認する担当・期限を決めます。制度の確認が終わったら、演習の量を崩さず、本番時間(各50分)で答案を作る練習へ戻ります。
冬は、時間を測った演習で、5教科を解く順番、見直し時間、空欄の扱いを試します。一回の結果で教材を総替えせず、失点原因を分類して同じ形式を解き直します。体調を崩すと復習の連鎖が止まるため、睡眠、食事、通学、感染対策、スマートフォンの使用も学習計画に入れます。
出願期(令和9年1月4日〜14日)、学力検査(2月13日)、合格発表・入学手続(2月15日〜18日)が近づいたら、新しい参考書を増やすより、間違えた問題、暗記の抜け、時間超過を復習します。保護者は点数の上下だけでなく、予定の実行率と睡眠を確認します。受験後も、合格発表や入学手続きに必要な情報は高校公式の案内を確認し、SNSの断片情報だけで判断しません。
今週の問題数、正答の根拠、時間超過、再テスト、提出物、睡眠、来週の要項確認を一枚で見ます。未達は翌週へ無条件に積まず、優先順位を一つ減らして再設計します。

秋に募集要項を読み直したら、その週は勉強を止めて入試情報を全部覚えるべきですか。

要項は一枚の表に転記して確認しよう。必要な手続を家族と分担したら、5教科の基礎と演習を止めずに続けることが大切だよ。
よくある質問
最後に、学校の公式案内で確認できることと、志望する入学枠によって条件が変わることを分けます。迷ったときは学校の教育方針、募集要項、本人の答案、翌週の行動の順で戻ります。

情報が多くて迷ったとき、最初に何を見直せばよいですか。

学校の公式な教育方針、自分が該当する入学枠、募集要項の確定情報、本人の答案を順に見よう。最後は明日解く一問と再テスト日まで決めるんだ。
Q. 東京学芸大学附属高等学校はどのような学校ですか?
A. 高校公式は、東京都世田谷区下馬にある男女共学・全日制・普通科の大学附属校(国立)と説明しています。東京学芸大学附属国際中等教育学校や附属小金井中学校等の系列別校とは異なる学校です。
Q. 2027年度(令和9年度)一般入試の募集人員は何名ですか?
A. 高校公式の令和9年度募集要項では、第1学年120名程度(一般中学生枠)です。別枠の本学附属中学生(200名程度)、帰国生(15名程度)とは選考が分かれています。
Q. 検査教科と配点はどうなっていますか?
A. 国語・数学・英語(リスニング含む)・理科・社会の5教科で、各教科100点満点・合計500点満点の学力検査と、3年間の評定を135分の100で換算した調査書(100点満点)を総合的に判断します。
Q. 附属中学校から通えば入試なしで進学できますか?
A. いいえ。募集要項は本学附属中学生も一般中学生とは別枠で学力検査を受けると定めており、令和8年度の本学附属中学生枠の倍率(受験者数÷合格者数)は約1.24倍でした。無条件の内部進学ではありません。
Q. 令和4〜8年度の一般中学生枠の倍率はどう推移していますか?
A. 公式データでは、受験者数を合格者数で割った倍率は令和4年度約3.44倍、令和5年度約3.47倍、令和6年度約3.73倍、令和7年度約3.08倍、令和8年度約3.36倍と、年度ごとに変動しています。
Q. 塾の面談には何を持参すればよいですか?
A. 志望する入学枠(一般中学生枠か附属中学生枠か)、通知表、定期試験・模試・演習の答案、提出物の状況、学校行事、部活動、通学時間、睡眠を持参します。明日の問題番号、期限、再テストまで具体化できるかを確認してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




